May 01, 2008

木曽御嶽山スキー

先々週のことですが、木曽御嶽山を滑りに行ってきましたので、記録を載せておきます。
Ontake2
【山域】木曽御嶽山
【日時】2008年4月20日(日)
【メンバー】Kさん
【装備】山スキー(1名)とテレマーク(私)
【天気】曇り時々晴れ
【コースタイム】御嶽ロープウェイスキー場山頂駅9:00〜九合目石室小屋11:10-11:50〜剣ヶ峰12:45-13:30〜ロープウェイ山頂駅14:30-15:00〜駐車場15:20
【状況】
3月からの白馬ヒヨドリ、金山岩、乗鞍ではクラストに悪戦苦闘したが、ようやくザラメに出会い、快適な滑りができました。昨年は2回行って2回とも悪天でしたが、今回は時々ガスで視界がわるくなるものの、比較的落ち着いた天気でした。剣ヶ峰まで雪もつながっておりシールで最後まで登れました。山頂部も昨年のようなアイスバーンではなく適度にゆるんでおり、快適な滑りができました。何度か転けるのはお約束として、テレマークターンもゲレンデのように決まりました。下部ではややブレーキのかかる雪でしたが、全体としてまずまずでした。
そう言えば、2月に猫岳で一緒になったパーティーの人達にお会いしました。登っている最中にちくわをいただきました。「毎週どこかへ滑りに行っている」とのことで、うらやましい限りです。私の方もこの連休は八甲田へ滑りに行きます。せっかく安くなったガソリンがまた値上がってしまった。せめて連休中ぐらいは暫定税率の成立は控えてほしかった。
Ontake1

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April 29, 2008

山岳スキーヤー新井裕己さん五竜で

山岳スキーヤーの新井裕己さん(東大スキー山岳部監督)が、4月28日午前8時10分頃に、北アルプス五竜岳の山頂から300m下の急斜面で遺体で見つかりました。

私は新井さんとは直接の面識はありませんが、私が参加している山スキーメーリングリストに新井さんも加わっており、その常人離れした滑走と記録に驚くばかりでした。
新井さんの滑っているビデオを見たことがありますが、ほとんど垂直に近い斜面を滑る姿は実に驚きでした。
おそらく国内ではあのような危険な滑走ができる人は他にほとんどいないことでしょう。
今回の悲報は実に残念でなりません。

事故の原因は何かまだわかりませんが、自然の前ではどんなエキスパートでもリスクはゼロにはならない。
同じ山岳スキーヤー、そして単独行が多い者として、これまで以上に山では慎重に行動せねばと思うばかりです。
謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。

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March 04, 2008

セイフティキャンプ参加

週末にJAN(日本雪崩ネットワーク)のセイフティキャンプに参加してきました。
1泊2日という短い期間でありながら、ひじょうに深い内容で、雪崩の危険性と予防およびセルフレスキューの重要さについてしっかり再認識することができました。
参加費は2万円で決して安くはありませんが、その価格以上に満足のいく内容でした。

実はこのような講習を受けるのは初めてで、今回教わった内容を知らずにこれまで雪山に入っていたことを実に反省しております。
一応ツアーに行くときには雪崩3点セットは携帯していたのですが、やはりこれらは事前によく使い方を練習しておこないと使い物にならないと思います。

1日目は白馬村のウイング21で、座学とビーコン捜索を行いました。

座学は『Free Riding in Avalanche Terrain日本語版』にそった以下の内容でした。

雪崩現象
雪崩地形
積雪安定性に影響を与える要因
山岳の積雪
バックカントリーでの行動
雪崩危険度の推定
セルフレスキュー

一方的に説明を受けるだけでなく。どんな斜面が雪崩が起きやすいか、ルートをどう取ればよいかなどのシミュレーションなども行い、実によく理解できました。

ビーコン捜索はウイング21の前の畑で行いました。
機種ごとにグループに分かれて行いました。
他の機種に比べると、私が持っているオルトボックスX1は実にクセのある機種であることがよくわかりました。
目標に近づいたときに早く動きすぎるとX1はちょっと迷うようです。
いずれにしてもどんなビーコンでも持っているだけでは駄目で、使いこなせないといけないことを痛感しました。
本番では掘り出す時間を考えると5分以内でビーコン捜索を終わらせないといけないわけですから。
それでもなんとかそれぐらいの時間で雪に埋められた目標を見つけることができました。
一方でビーコンを持っていない時の捜索が実に絶望的なものであることもよくわかりました。
雪崩3点セットを持っていない人とは一緒に行きたくないですね。

2日目は実際にツアーに出ての実習でした。
8時に栂池高原スキー場のゴンドラ乗り場に集合し、早大小屋からヒヨドリ尾根に取り付き、雪崩地形、ルートファインディング、グループマネージメント、積雪の安定性などについての実習を行いました。
積雪の安定性はコンプレッションテスト、バーブテスト、ルッチブロックテストを行い評価しました。
この日は晴れて気温は高めでしたが、おおむね安定している感じで、goodの評価でした。
雪柱の切り出し方など実に勉強になりました。
これらも一度はやっておかないといけませんね。

帰りはそれぞれの滑走具を使っての滑り、この日は湿雪重雪で私のテレマーク技術では転倒しまくりでした。
途中の林道下の斜面で突然の埋没者捜索訓練。
4人埋まったとの想定で、3人は5分以内に見つかったのですが、最後の1人はビーコン反応なし。
どうやら1人はビーコンを持っていないとの想定でした。
プローブで見つけ出した時には15分オーバーになってしまいました。
どこに埋められていたかというと、遺留品であるストックが置かれていた場所のすぐ下の木の前で、実際には遺留品の近くや、木などの障害物の前あたりに埋まっている可能性が高いというものでした。
いずれにしてもビーコンを持っていない場合には、プローブだけでの捜索となるため途方もない時間がかかる可能性が高く、実に絶望的な状況となることがよくわかりました。

栂池高原スキー場は長い滑りになるのですが、ゴンドラ乗り場までほとんど休まずに一気に滑りました。
到着したときにはもうヘロヘロでした。
その後、ウイング21に再集合し、本日の積雪安定性の評価と最後のまとめを行って、2日間の密な講習が終了しました。

雪崩講習は雪山に入る人は全員義務として受けるべきと思いました。
ビーコンやプローブもしっかり練習しておかないと本番で混乱を招きます。
実に満足な内容でした。

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February 13, 2008

金山岩方面小ピーク スキー

【山域】平湯温泉スキー場上部小ピーク
【日時】2008年2月11日(月)
【メンバー】単独
【装備】テレマーク
【天気】快晴
【コースタイム】平湯温泉スキー場リフト終点8:30〜金山岩方面最初の小ピーク9:15〜リフト終点9:40
【状況】
当初の予定では金山岩の予定だったが、前日の猫岳の疲労と高速道路の渋滞回避のために偵察のみとした。
小ピークまではやややせた尾根上のアップダウンのあるコース。小ピークから先はいったん下った後、登りとなるようである。
いずれにしても往路をスキーで戻るのは木の濃さとアップダウンの多さからして面白くなさそうである。金山岩からはワサビ谷方面へ北側尾根を滑るのがベターだろう。問題はその時の視界の効き方次第とみた。
スキー場トップまでは面倒なのでシールをつけたまま戻った。平湯温泉スキー場のリフト終点の上部には閉鎖されたゲレンデがある。ここは当然ながらピステンはかかっていないので、パウダーが楽しめる。1回滑り終えた後、あまりに気持ちよかったのでもう一度登り返して滑ってしまった。
このスキー場のジャイアントコースはなかなかのもの。斜度は40度はあろうコブ斜面。滑り終えた後はヘロヘロになってしまった。

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猫岳 スキー

【山域】飛騨 猫岳
【日時】2008年2月10日(日)
【メンバー】Hさん、Kさん、Tさんと4人
【装備】山スキー(3名)とテレマーク(私)
【天気】快晴
【コースタイム】久手牧場入口7:15〜夫婦松10:00〜乗鞍スカイライン最後12:30〜夫婦松13:45〜牧場入口15:15
【状況】
前日降った雪のおかげで重雪のラッセルとなりました。他にも大勢のパーティーがいたので、交代でラッセルを行った。
猫の小屋上部の最後にスカイラインとぶつかったところで時間切れ、残念ながら山頂には行けず。その前に体力切れか。それでも去年よりは上部まで来れた。
帰りは夫婦松まで樹林滑りなのだが、夫婦松の手前でうっかりスカイラインに出てしまった。距離はたいしたことないのだが、スキーは進まず、仕方なくシールをつけて重いラッセルとなってしまった。おかげで時間がかかってしまい、みんなに迷惑をかけてしまった。
夫婦松から下の斜面は最高の斜面なのだが、ラッセルの疲れと重雪でヘロヘロに、とてもテレマーク小回り連続ターンなんてできるもにではなかった。

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照山 南斜面 スキー

【山域】照山 南斜面
【日時】2008年2月9日(土)
【メンバー】単独
【装備】テレマーク
【天気】曇りのち雪 
【コースタイム】平湯トンネル手前(高山側)駐車スペース7:45〜照山10:00〜10:15〜駐車スペース11:15
【状況】
先行者のトレースがしっかりあったため、ラッセルもなく山頂にたどり着けた。
山頂近くで先行者2名が降りてきた。
山頂付近は軽いパウダーだったが、下の伐採斜面はややクラスと気味のところもあり、重かった。
途中で5名ほどのパーティーとすれ違った。

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3連休は飛騨平湯でバックカントリー三昧

3連休は飛騨平湯周辺でバックカントリースキーを楽しみました。
卒論や修論は大詰めを迎えているのですが、原稿修正ばかりでは頭がおかしくなりそうです。
そんな時は思い切って山へ出るのが一番。
確かにそのために仕事はたまってしまいますが、気分はリフレッシュしますので、その後の効率は上がるものです。

詳細を記述する時間はありませんので、簡単に報告しておきます。

 

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November 25, 2007

注意!立山みくりが池温泉にクレバス

11月22日〜24日に単独で立山へバックカントリースキーに行ってきました。
その際、危険な目に遭いましたので、同じ事が起きないように詳細を報告いたします。

入山日である11月22日の室堂は、吹雪で視界不良でした。
それでも雷鳥沢のテント場までは問題ないだろうと思い、スキーにシールをつけて歩き始めました。
視界不良のため、時々登山道を外しかけることはありましたが、登山道沿いに立っている棒のおかげで迷うことはありませんでした。
ところが、みくりが池温泉の建物の10m手前あたりで、いきなり雪を踏み抜き、隠れていたクレバスに落ちてしまいました。
場所は、室堂から雷鳥沢へ向かって、登山道からわずか2〜3m右側のところです。
深さは最深部までは4mはありました。
私は雪面から2mぐらいのところで仰向けに引っかかっていました。

落ちた直後は上から顔の上に雪が落ちてきて、鼻や口に入り、危うく窒息しかかりました。
雪崩で窒息する理由がよくわかりました。
なんとか手で雪をどけ、正常に呼吸できるようになりました。
しかし、20kgを超えるザックの重荷と装着していたスキーのため、しばらく身 動きが取れませんでした。
助けを呼んだりもしましたが、たまたま登山者が通らない時間だったのか、応答はありませんでいた。
そのうちなんとかザックの左肩のベルトをゆるめることができ、重いザックを外すことができました。
スキーも外し、これで体がフリーになり、助かったと思いました。
ただ油断していると体や装備がさらに底に落ちてしまいますので、雪を踏み固めて足場を作り、なんとか立つことができました。

次は2mの雪壁をどうやって登るかですが、新雪でひじょうに不安定な状態。
まずはスキー板とストックを背伸びして、雪面へ上げました。
しかし、ザックは重くて上がらない。
スコップで雪を階段状に固めることで、なんとか脱出することができました。
かなり体力的も消耗し、精神的にも参りました。

翌日は浄土山の斜面でパウダーを楽しみましたが、落ちたときに左膝をひねったようで、予定を1日繰り上げて24日に下山しました。

今年は11月としてはひじょうに雪が多く、室堂で2mほどの、吹きだまりではそれ以上です。
みくりが池温泉付近でもすでに雪庇が発達しています。
好天の時は問題ないですが、視界不良時は注意が必要です。
室堂周辺だと思って油断しない方がよいです。
11月末日までアルペンルートが運行していますので、これから立山へ入る山スキーヤーもいることと思います。
私のような失態を起こさないよう、視界不良時はくれぐれも気を付けて行動してください。

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May 15, 2007

乗鞍テレマーク

乗鞍テレマークの記録です。

・山行名:乗鞍BCスキー
・年月日(自):2007/05/11
・年月日(至):2007/05/11
・リーダー,メンバー,他:石原
・人数計:1
・装備:テレマーク
・天候:5/11 強風快晴
【コースタイム】
三本滝8:35〜剣ヶ峰と高天ヶ原の間のコル11:45-12:00〜三本滝13:00

Norikura2  乗鞍岳は2005年5月4日以来のスキーである。三本滝の駐車場で朝を迎える。快晴であるが風が強い。8:18発の位ヶ原行きのバスを待つ。バスが上がってきたが、路面凍結のため、位ヶ原へは行かないとのこと。「もっと早く教えてくれよ。」しかたなく、スキーをザックに付けて徒歩で行くことにする。スキーヤーは私を入れて3人。スキー場を最上部まで登り、その先は下りに使う滑走コースを登る。雪がつながってきたところでシール登高に切り替える。先頭を行くスキーヤーはペースが速く、最後まで追いつけなかった。もう1人のスキーヤーは坪足で私の後ろを来ていたが、諦めたのかやがていなくなってしまった。森林限界を超えると強風が吹き付ける。一昨年にMさんらと来たときには位ヶ原から肩の小屋を経由して剣ヶ峰に到達したが、今回は剣ヶ峰から高天ヶ原へ続く南東の稜線へ出るルートをとった。

 出発してから3時間ほどで剣ヶ峰と高天ヶ原の間のコルに出たが、風が強い。先頭を進んでいた人はスキーをデポして剣ヶ峰まで行ってきたようだ。山スキーであっという間に滑り降りていった。山の名前を確かめようと地図を広げた瞬間、強風で地図を飛ばされてしまった。今回は快晴でルートがわかるのでよかったが、ホワイトアウト状態で地図がないとやばいことになる。今後は気をつけなければ。おかげで強風の中を剣が峰まで登る気力は消え失せてしまった。

 前日の御嶽に引き続き、強風の中でのスキー装着。スキーを装着した瞬間、強風で流されて転ける。滑り出したが良いが下から吹き上げる風に押されてスピードが出ない。傾斜が緩くなったところまで滑り降りると風も収まってきた。ここからは快適な滑り。テレマークターン1つ1つがが決まるのが楽しい。もちろん時々こける。登りに3時間かかってもスキーでの下りは速い。あっという間にスキー場上部へ戻ってしまった。あとはスキーを脱いだり履いたりしながら、スキー場の残雪をつないで滑る。Norikura1 実に楽しかった。大阪への帰りは阿房トンネルを抜けて高山へ出るルートを取り、途中平湯温泉で汗を流した。

 木曽御嶽と乗鞍、どちらも同じようなスタイルの山ですが、御嶽の方が下までそこそこ斜度があります。スキーの面白さ自体は御嶽の方に軍配がありかな。

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木曽御嶽テレマーク

木曽御嶽山BCスキーの記録です。

・山行名:御嶽BCスキー
・年月日(自):2007/05/10
・年月日(至):2007/05/10
・リーダー,メンバー,他:石原
・人数計:1
・装備:テレマーク
・天候:5/10 吹雪・ホワイトアウト・雷
【コースタイム】
5/9 自宅21:00発〜御嶽ロープウェー山麓駅2:00
5/10 木曽御嶽山
 御嶽ロープウェー山頂駅9:25〜山頂稜線スキーデポ地点12:00〜剣ヶ峰12:35〜スキーデポ地点13:15〜ロープウェー山頂駅14:24

 御嶽は4月21日のリベンジ。この時は強風・ホワイトアウト・雨のため、山頂を踏まずに9合目で引き返した。

 週間予報ではまずまずの天気のはずだったが、5月10日は雨が降るとのこと。とりあえず行ってみてから判断することにする。朝はまだ晴れており、御嶽山頂も見える。ロープウェーの切符売り場のお兄さんによると、午後から天気が悪化するとのこと。なんとか行けそうである。天気が悪化する前に山頂を踏み、さっさと降りてくればよい。ゴンドラの始発は9時。平日ということもあり、登山者は私1人だけある。4月に9合目まで登っているので、ルートはわかる。

Ontake1

 かなり腐った雪をシールをつけて登る。樹林帯を抜けると風が強い。やがて雪も降ってきた。この時点ではまだ山頂が見えていた。ところが天気の変化の方が私の登るスピードより速かった。出発してから2時間ほどで完全に吹雪状態でホワイトアウトとなった。前回は雨だったが雪ならばまだましである。しかし、あられ状態の雪は顔に当たると痛い。雪がクラストしだしてからはスキーアイゼンを装着して登る。このスキーアイゼンはテレマーク用のもので、板に直接付けるタイプ。松本の登山具店ブンリンのオリジナル。よく効き、かなりの登高力がある。ガシガシと登り、山頂への稜線へ出る。この時点で雷が鳴り始めるが、スキーをデポし、剣ヶ峰まで行くことにする。

Ontake2  稜線は強風と吹雪で顔を上げることができない。なんとか根性で剣ヶ峰に到着。これで日本の3000m峰は全山制覇である。さあ急いで下山だ。雷のピカとゴロゴロの間隔はほとんどない。しかし、ホワイトアウトで視界はまったくない。降雪でトレースも消えている。コンパスを頼りに歩き始める。気がつくと急斜面にいた。「しまった稜線をはずしている。」登り返すとさっきの剣ヶ峰だ。「やばいリングワンデリングしかけている。」今度は慎重にコンパスで方角を確かめ。稜線をはずさないように進む。雷はいっそう激しくなり、ピッケルの金属部分が帯電して音を出し始める。生きた心地はしない。なんとかスキーのデポ地点付近に戻ってきたが、ホワイトアウトと積雪でスキーが見つからない。雷はいつ落ちてくるかわからない。焦る。もっと見つけやすいようケルンを積むなどしておけばよかったと後悔する。とりあえず登りに通った小屋の付近まで降りてみる。ここで自分のトレースを見つけ、それを追って登り返してみる。「あった。」これで一安心。強風と雷の恐怖の中、スキーをすばやく装着した。

 いよいよ滑走。アイスバーン状態の急斜面を慎重に横滑りと斜滑降で高度を落とす。ホワイトアウトでの滑走は平衡感覚がおかしくなる。滑っているのか止まっているのかがわからないことも。それでも下りはあっという間だった。雷の恐怖を感じなくなったところで、新雪滑りである。わずか数時間の間にだいぶ積もっていた。ちょっと重めだが、テレマークターンが決まるのは楽しい。無事、スキー場へ続く尾根に出る。これでもう迷うことはない。あとは滑りを堪能する。前回は悪雪でテレマークターンどころではなかったが、腕を上げたのか雪質がよいのか快適である。しかし調子に乗るとこける。まだまだ修行が足りない。樹林帯の中もぎこちないながらも滑りきり、あっけなくロープウェーの山頂駅に出てしまった。前回は駐車場までスキー場を滑ることができたが、すでにスキー場は営業を終えていることもあり、滑れない。ゴンドラに乗って下山した。

 この日は全国的に荒れ模様の天気であったようだ。雷に打たれずになによりであった。木曽温泉で汗を流し、翌日の乗鞍岳のために乗鞍高原へ向かう。

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March 14, 2007

テレマーカーの集い

先週末は飛騨古川の河合スキー場で開催されたテレマーカーの集いに参加しました。
夜は飛騨古川ユースホテルで宴会。
身近にテレマーク仲間がいないため、貴重な機会でした。
革靴細板うろこ付きでのテレマーク、実に軽快そうでしたが、乗りこなすのはかなり難しそうです。
その前にまずは自分の技術を磨くことです。
課題は右方向へのターン。
しっかり左足に体重を乗せてから、右足に重心を移動させるというところをちょっと考えてしまいます。
もっと練習が必要ですが、ゲレンデシーズンはもう終わり。
あとはバックカントリー、すなわち本チャンで練習か。
日曜日は新雪が積もり、新雪滑りが楽しめました。

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March 06, 2007

栂池で家族スキー

3月2日〜4日は家族3人で栂池高原スキー場へスキーに出かけました。
3月1日の夜に出発し、白馬の道の駅で車中泊し、朝を迎えました。
初日は娘を1日スキースクールに入れ、その間、私はテレマークの特訓。
午後はまほろば倶楽部の石木田さんのプライベートレッスンを2コマ受講しました。

私のテレマークの悪いところは、後ろ足。
重心が後ろ足に乗っていない、そして足の指でソールを押している。
この克服のため、急斜面でテレマーク姿勢での横滑りの練習を繰り返しました。
なかなかバランスを保つのが難しい。
後ろ足で重心を支えながら、足の指を上に上げてソールを押さないようにする。
言われていることはわかるのですが、実行するとなるとなかなか難しい。
あっという間に3時間は経ってしまった。
あとは指摘された点に気をつけて練習を繰り返すのみ。
でも、ももがパンパンで今日はこれで限界。

娘の方はスキースクールに1日入り、かなり上達しました。
緩斜面であれば好きなように滑ることができる。
「キッズレッスンではもう教えることはない」とまで、インストラクターに言われてしまいました。

2日目、3日目の午前中は娘と一緒に滑りました。
娘は中級の下ぐらいの斜面は問題なくプルークで滑れましたが、中級の上ぐらいはまだ時期早々でした。
しばらくは緩斜面でプルークの練習を繰り返した方がよいようです。
なにはともかく、娘と一緒にスキーができるのは嬉しいです。

娘は午前中だけで十分に満足してしまったので、午後は1人でテレマークの練習。
石木田さんに指摘されたことを意識して滑りました。
少しは良くなってきた感じはしますが、まだまだ修行が必要なようです。
やはりテレマークは奥が深い。

まほろば”の”まほろばプリン”はおいしいですね。

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February 20, 2007

娘のスキー上達

先週末は娘と学生と飛騨へスキーに行ってきました。
娘はスキースクールに入れて、自分で止まったり滑ったりができるようになりました。
私はその間、テレマークの練習です。
土曜日は条件がよかったのですが、日曜日はみぞれ混じりの雨でゲレンデの条件は最悪。
悪雪の練習にはなりました。

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March 01, 2006

この1週間の出来事

学部入試前期日程をはさんで、しばらく休暇を取っていました。
その間、このブログも更新せずにいたら、ランキングの順位が下がっていました。
更新をさぼると結果がすぐに反映されますね。

さて、この1週間で何があったのかをまとめてご報告いたします。

2月23日 普段通りに勤務。
     新4年生の卒硏の研究室配属が決まりました。私のところにはまじめな3人の学生が来ることになりました。早速、その中のKさんがご挨拶に来てくれました。
     加えて、新しくM1になるのは、内部からはKさん、外部からはマリリンさんとM君の3人です。この日にはマリリンさんも来てくれました。
     これで4月からは学生数は計7人です。指導は大変ですが、かなり期待できそうなメンバーです。

2月24日 翌日にある学部入試の代休を取りました。午前中は1ヶ月に1回の中性脂肪と胃の定期検診。午後は壊れたカーナビを新しいものに買い換えたので、その取り付けに行ってきました。

2月25日 学部入試前期日程。試験監督をしました。

2月26日〜28日 家族で飛騨高山までスキーに行きました。スキー場はモンデウス飛騨位山スキー場です。娘にとってはスキースクールで初めてのスキー体験でした。私はテレマークスキーの練習をしました。飛騨のスキー場は空いていて良いですね。

という1週間でした。

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February 12, 2006

テレマークスキー講習会終わる

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今日の午前中が最後のレッスンです。昨晩は、自分が滑っているところのビデオを見せていただき、後ろ足の膝を曲げすぎている点と姿勢が後傾になっている点がよくわかりました。今日の課題はこの2点を気をつけることとターンをつなげることです。

8:45から滑り始めました。まずは独りで昨日の復習です。特に課題に気をつけて練習をしました。昨日はひじょうに窮屈な姿勢でテレマーク姿勢を取っていて、ひじょうに疲れましたが、今日は少しは楽にテレマーク姿勢が取れました。ターンも多少は連続して決めることができました。

10時からはレッスンです。「昨日よりはだいぶうまくできるようになっているが、やはり後傾になりやすい」とご指摘をうけました。前に足を出すときは足だけでなく、上体と一緒に出さないといけない。右足を踏み込むときはよいのですが、左足の場合はどうも上体が遅れて後傾になり、転倒してしまう。とりあえずは練習を繰り返し、なんとか緩斜面では連続ターンを長く決められるようにはなった。

次は多少角度のある斜面での練習。こうなるとごまかしが効かない。後傾になると転倒です。アルペンスキーはごまかしができるスキーですが、テレマークスキーはごまかしが効かないスキーであることを実感する。板の真上に体が乗っていないといけない。それでも何度か繰り返すうちに多少は感じが掴めるようにはなった。これで最後のレッスンは終了です。

1日半という短い時間かもしれませんが、テレマークスキーというのがどんなものかを十分に体感できました。指導していただいた飛騨古川ユースホステルのペアレント、どうも有り難うございました。あとは独りで練習を繰り返すのみです。それには自分の道具を購入しないといけないのですが、結構な出費になりそうです。

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February 11, 2006

テレマークスキー講習会1日目

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テレマークスキー初心者講習会1日目。なんと受講者は私だけということで、マンツーマンでレッスンを受けることになりました。指導員は飛騨古川ユースホステルのペアレントです。

まずはテレマークスキーの道具の感想です。レンタルしたブーツはスカルパの T4、板はややカービング気味の幅広板で長さは短めです。ビンディングはワイヤー式のものです。なんと言っても軽い。靴は歩きやすい。山スキーのものより実に歩くのは楽そうです。指導を受ける前にとりあえずアルペンスタイルで滑ってみまたが、普通にアルペンターンができます。これだけでもテレマークスキーの道具を買う価値はありそうです。

さて、肝心のレッスン内容ですが、前日にテレマークスキーのビデオを見せていただき、なんとなく感じはわかっていたつもりなのですが、そう甘くはありませんでした。まずはテレマーク姿勢での斜滑降です。テレマーク姿勢は谷川の足を前に出して曲げ、山側の足を結構曲げる姿勢です。スキーのジャンプの選手が、着地を決めたときに見せるポーズです。これが、結構バランスを取るのに苦労しました。それでも何回かやっているうちに下手ながらになんとかできるようにはなりました。課題は後傾気味であること、および山側に体が傾いていることです。これはおそらくアルペンスキーでも同様な問題があるものと思います。重要なのはスキーの真上に乗っていることだそうです。

次に、山廻りターン、右足を前に出す場合はなんとかできるのですが、左足を前に出す場合は、うまく行きません。実は右足の小指を怪我していて、その影響もあるものと思われます。この怪我は家の中でぶつけたもので、もう1週間は立つのにまだ腫れています。おそらくヒビか骨折のような気がします。帰ったら整形外科にでも行ってみようと思います。それでも痛みを我慢して、下手ながらにできるようにはなりました。

今度は谷廻りターン、山廻りターンよりスピードが出やすいため、結構苦労しました。やはり左足を前に出して廻るのがうまくいきませんでした。

最後に連続ターンの練習です。右足を前に出してのターンはできるのですが、左足を前に出すとどうもダメで、なかなか連続ターンになりません。課題は斜滑降の時と同じです。両足均等加重、すなわちスキーの真上にうまく乗っていないこと、谷方向にもっと体重をかけることです。それでも何回か練習しているうちに多少とも連続ターンが決められるようにはなりました。初日でここまでできるのは結構上出来かもしれません。

レッスンは午前と午後に1時間半ずつで、それ以外は休憩および独りで練習しました。場所は飛騨かわいスキー場です。今日は休日であるにもかかわらず、結構空いていました。マナーの悪いボーダーはここにはいません。地元の人が多いようで、スキーヤーも比較的多く、ファミリースキーを楽しむ人も一家も多かったです。休日だとボーダー連中でえらい混む奥美濃のスキー場とは大違いです。コースは初心者向きが多く、ゲレンデを広く使っての初心者の練習には実に向いているスキー場でした。200602111617000.jpg

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February 10, 2006

ウイングヒルズ白鳥スキー場から古川へ

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テレマークスキーの講習会に参加するため、飛騨の古川に来ています。

ここまで来るのは実に大変でした。昨晩、自宅を出発して、奥美濃のウイングヒルズ白鳥スキー場を経て古川まで来たのですが、高速を降りてからと鷹栖ICチェーンから先は慣れないチェーン走行でした。明らかにスタッドレスの方 が楽です。チェーン走行は小刻みに車が揺れて、カーナビはおかしくなるし、 スキー場へ行く途中ではついスピードを出しすぎて180度スピンするし、飛騨 清見から古川までは雪道の峠越えもあり、実に多くのスリルを味わいました。まあ事故に成らず、また事故にも遭わず、無事に着けてなによりです。

ウイングヒルズ白鳥スキー場はまあまあのスキー場でしたが、ボーダーのマナーが悪かった。コースの真ん中でたくさん座っているし、リフトに乗りながらタバコは吸うわ。最低でしたね。ボーダーに比べるとスキーヤーは紳士的です。

何はともあれ、明日からのテレマークスキーの講習会が楽しみです。
200602101707000.jpg

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February 07, 2006

テレマークスキーをやってみるか!

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 私は山スキーもゲレンデスキーもしますが、これらの道具はすでに10年以上も使っているものばかりです。おかげでスキー板の裏は傷だらけだし、スキーブーツもプラスチックの劣化のため、いつ壊れてもおかしくない状態です。スキーウエアは先日買い換えたばかりですが、スキー板とブーツもそろそろ買い換えた方が良い時期です。特に山スキーでは山行中にスキーブーツが壊れてしまうと、命に関わる問題になります。

 当初は今流行のカービングスキーの購入を考えていましたが、ふとテレマークスキーのことを思い出しました。テレマークスキーはクロカンのスキー板にエッジをつけたようなもので、アルペンスキーのようにかかとは固定されておらず、独特の膝を曲げるテレマークターンという方法で滑るスキーです。ちなみに山スキーでは登るときだけかかとをフリーにします。山スキーではテレマークスキーを使う人はまだ少数派ですが、その人口は確実に増えています。最近ではゲレンデでもテレマークスキーで滑る人をみることがあります。テレマークスキーは以前は細く軽い板に革靴で滑るスタイルが主流でしたが、今では道具の進歩により、プラスチックブーツに幅広の板で、アルペンスキー並みに快適な滑走ができるようです。

 これはアルペンスキーからテレマークスキーに転向するよい機会と思いました。ただ一度も経験したことがないのに、すぐに道具を購入して独学で始めるのも考えものです。やはり最初はレンタルで道具を借りて、初心者用の講習を受けるべきかもしれません。いろいろと調べたところ、飛騨古川ユースホテルにおいて、良心的な値段でテレマークスキーの初心者講習を行っていることがわかりました。講習期間は金〜日の3日間なのですが、この時期にこの3日間という日程を見つけるのは至難の業です。結局、今週末しか時間が取れないことがわかり、早速、電話をかけて講習会に申し込んでしまいました。

 そんなわけで金曜日は休暇を取ってしまいました。4年生の皆さん、木曜日までに卒論を提出してくださいね。果たして、うまくテレマークスキーが滑れるようになるか、その成果をご期待ください。

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January 30, 2006

奥美濃・鷲ヶ岳スキー場

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 土曜日にI君と奥美濃の鷲ヶ岳スキー場に行ってきました。近畿道・名神を経て東海北陸道の高鷲ICから比較的すぐのスキー場です。

 前夜の22時に出発して、降雪のため途中のぎふ大和からチェーンを付け、スキー場に着いたのは3時ぐらいでした。まず着いて恒例のビールを一杯飲む。土日は早朝5時よりリフトが動くそうですが、さすがに眠いので7時まで車中で睡眠を取りました。

 今回購入したリフト券は8時間券と食事券1000円がセットになったもので、4900円でした。平日ならば900円安くなるようです。この券はコンビニや途中の長良川ICで購入できます。

 7時45分から滑り初め、シーズン最初のスキーということもあり、1時間滑ったら休憩を取るという感じで滑りました。I君はボードです。朝のうちはリフト待ちもなく、ひじょうに回転が良かったのですが、9時を過ぎたあたりからだいぶ混んできました。それでも高速リフトなので、5分も待てばリフトに乗ることができます。

P1000001 人が多くなってからは山頂部の上級者コースをメインに滑りました。さすがに上級者コースのリフトは空いています。午前中のうちに10本以上は滑ったでしょうか。ただ疲労のため体がだんだん思うように動かなくなってきます。ここは無理はしてはいけない。休憩を多めに取ることにする。I君はあまり疲れていないようで、結局8時間ぎりぎりまで滑っていたようです。私の方は7時間でリタイア。あとは車で休んでおりました。

 P1000002
 スキー場の反対側には白山が見えました。

 このスキー場には温泉施設も併設されており、さっぱりしてから帰ることができました。帰りの東海北陸道は郡上八幡の先まで渋滞でした。スキー客による渋滞です。帰る時間は考えた方がよいですね。

 2月にも2回ぐらいはスキーに行きたいものです。もちろん山スキーにも。そのためにも卒研生よ早く卒論を完成させておくれ。

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