July 25, 2020

5年ぶりの比良・白滝谷は、またしても水量多し!

アキレス腱炎発症から2週間が経過し、痛みもほぼ治まり、ようやく正常歩行ができるようになった。多少、歩行時に痛みは残るものの、そろそろリハビリを開始した方がよいだろう。まずは簡単な沢登りからということで、5年ぶりに比良の白滝谷を遡行することにした。しかしながら、この7月4連休は雨天予報だった。ところが初日の23日は予報が外れて、雨は降らなかった。24日も似たような天気図なので、天気がもつ可能性がある。ダメ元で白滝谷のスタート地点である坊村まで行ってみることにした。この予想は見事に当たったが、梅雨の長雨のため、5年前の遡行時と同じく水量の多い中での遡行となったのだった。

【日程】2020年7月24日(金)
【山域】比良
【渓谷名】安曇川水系 白滝谷
【メンバー】どうちゃん、ばるちゃん、Hくん、マメゾウムシ
【天候】曇り時々小雨
【コー スタイム】坊村(葛川市民センター)駐車場7:19〜口の深谷入口8:00-17〜白石谷との二股10:15〜スベリ石10:26〜白髭淵10:55〜白滝下10:58〜夫婦滝下11:39〜夫婦滝上11:52-12:14〜オトワ池12:38〜白滝山12:49-56〜わさび天井滝13:32〜伊藤新道出合14:05〜坊村駐車場14:42

今回のメンバーは、加古川のどうちゃん夫妻と、ワンゲル部OBのHくん、そして私の4人。右足のアキレス腱炎で2週間運動していなかった私は、体力と右足に少々不安を感じていた。前夜に坊村に集合し、車外で控えめの宴をしてから就寝した。

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坊村の駐車場を7:19に出発し、林道を黙々と歩く。

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口の深谷入口から入渓した。

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すぐに大きな釜をもった小滝が現れる。

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予想はしていたが、水量が多い。白泡が立っている流れのすぐ横の側壁を慎重にへつる。

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途中の岩に鳥の巣があり、中にヒナがいた。

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途中、登山道が沢を2回横切る箇所があり、ロープが張られていた。今日のような水量の多い時は、靴を濡らさずに徒渉するのは困難だろう。

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流れが強いので、岩をしっかり掴みながら進む。

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若いHくんは積極的に水線を進む。

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同じような渓相に飽きてきた頃に、滝が現れ始めてくれた。

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白石谷との二俣にかかる3m滝。

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白石谷には布ヶ滝25mがかかる。

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CS風の4m滝は左を登る。

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スベリ石付近。

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手前に2m滝と奥に白滝8mが現れる。手前の釜が白髭淵か? イワナが泳いでいたので、テンカラ竿を振るが、毛鉤が落ちると逃げてしまった。前回来た時と同じく、イワナはスレているようだ。

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白滝の下mで行ってみる。水量が少なければ、流れの左側を登れそうだが、ここは左岸から巻くことにする。

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ここから巻きに入る。土はこれ以上水分を保持できないぐらいに湿っていた。

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落口に下りる所が少々イヤらしかった。

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白滝の落口を覗き込む。

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白滝の上のナメ滝3段12m。

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流れが速いので、滑って流されないように慎重に登る。

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斜滝15m。ホールドとスタンスは豊富。

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谷が狭まり、廊下状となる。

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岩間の滝は右から小さく巻く。

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水たまりにイモリがいた。

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2段2状8m滝は前回は右の岩場を回り込んだが、今回は中央のやや左側を登った。シャワーは浴びるが、ホールドとスタンスは豊富。

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2段2状8m滝の上段。

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最後の滝となる夫婦滝2条25mが現れる。

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夫婦滝は右にある巻き道から巻いて登山道に上がる。

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休憩舎に出て、遡行終了。沢装備を解除する。アキレス腱炎だった右足は多少痛みはあったものの、特に問題なく歩くことができた。まだ足に体重のかかる下山があるので、これからが核心であるかもしれないが。

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下山は白滝山経由にて。途中、バイケイソウの花が咲いていた。

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オトワ池に出る。

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樹上にはモリアオガエルの卵が産みつけられていた。

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白滝山に到着。本日の最高地点である。あとは伊藤新道を下りのみ。

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伊藤新道はわさび天井滝の下を横切る。

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その下にはわさび大滝。伊藤新道は沢筋を通る部分が多いので、急で滑りやすかった。アキレス腱に負担がかかるので、個人的には下山が核心であった。

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白滝山から1時間かかって林道に出る。

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ジムグリと思われるヘビがいた。

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坊谷に無事下山。天気も小雨が何度かぱらつく程度でもってくれた。梅雨時は前線の微妙な位置関係で天気が予報と変わることもあるので、とりあえず現地まで行ってみることはよいのかもしれない。

行動中、右足に多少の痛みはあったが、アキレス腱炎が再発するようなことはなさそうな感じだ。2週間のブランクがあったので疲れはしたが、休養をしっかり取って、少しずつ運動を再開すれば、すぐにブランクも取り戻せそうだ。

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June 10, 2020

奥美濃にて渓流釣りシーズンイン!

しばらくぶりのブログの更新です。コロナウイルス騒動のおかげで、普段とは異なる仕事をすることが多くなってしまい、その負担が結構大きく、なかなかブログを書く時間が持てませんでした。

緊急事態宣言が出たことで、しばらく遠出を控えていたが、その宣言の解除を受けて、先週末は3ヶ月ぶりに奥美濃にあるワンゲル部山小屋の様子見に行ってきた。

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山小屋を夏仕様に変える前に緊急事態宣言が出てしまったので、まだ冬仕様のままである。山小屋には3ヶ月は人が入っていなかったのだが、特に問題は生じてなく、とりあえず一安心であった。

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早速だが、いつもの藪沢にテンカラ釣りに入った。沢登りはすでにシーズンインしているが、渓流にてテンカラ竿を振るのは今季初である。藪沢とは、私のプライベート釣り場として山小屋から歩いて行ける小さな渓である。こんな藪沢にはほとんど人が入らないだろうと思っていたが、最近はゴミの放置など人の入った形跡が結構残されている。今回も踏み跡がしっかりついていて、明らかに人が入った雰囲気あり。ここに入るのは自由だが、ゴミは持ちかえってほしい。

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本来はちょうちん釣り向きで、毛鉤を振るような沢ではないのだが、うまく場所を見つけて毛鉤を投げると、サイズは小さいがイワナは釣れてくれた。

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しかし反応は悪い。人が入ったこともあるが、雨がしばらく降っておらず、渇水だったことが、毛鉤への反応を悪くしている感じだった。まあ、釣れただけヨシとしなければ。

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山小屋周辺ではタニウツギが咲いていた。

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ムシカリ(オオカメノキ)の花ではイチモンジセセリが吸蜜していた。

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山小屋周辺で出る山菜はかなり成長していて旬は過ぎていたが、なんとか食べられそうなウドなどの若芽を採取した。晩にそれらを天麩羅にして、一緒に入舎したワンゲル部OBのTさんと宴を行った。しっかり飲み過ぎて、就寝時のことは覚えていない。

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今シーズンは石徹白漁協の年券を購入していることもあり、翌日はキャッチ&リリース区間とやらに初めて行ってみた。

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スレた魚ばかりに違いないという先入観をもって入ったが、すぐにアマゴが釣れた。日本海側の河川なので本来はアマゴは自然分布していないはずなのだが、おそらく放流されたものだろう。

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25mぐらいの良型アマゴが釣れた。イワナと違って体高があるのがよい。そうポンポンとは釣れなかったが、そこそこ楽しませてもらった。もちろんキャッチ&リリースにて。普段も沢泊する時以外はキャッチ&リリースではあるが。

帰りがけに、かってスキー場ができる前は尺イワナをワンゲル部員たちが釣っていたという沢も偵察してみた。こちらはスキー場開発に伴う堰堤づくりなどの河川改修と、温泉ができたことでその排水が流れ込んだためか下流部は魚影はなし。ところが温泉からの排水が流れ込んでくるところを過ぎた上流では、サイズは小さいが魚影はあり、イワナはまだ生き残っているようだ。しかしイワナがいたのは本当に短い区間で、すぐ上に堰堤があり、堰堤上では魚影は見なかった。かってのワンゲル部員達の釣り場はスキー場と温泉開発によって失われてしまったようだ。

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帰阪途中にちょっと寄り道して、大日ヶ岳を拝む。

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帰宅してから沢装備を洗っていると、1cm近い大きなマダニを発見。これまでも関西の沢などでヒルのお持ち帰りなどはしているが、またも家人たちの顰蹙をかってしまった。食いつかれなかったのは幸いだった。ちなみにこのマダニの種名はタカサゴキララマダニである。

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March 17, 2020

前売リフト券の消化で奥美濃へ

先週末は、学生のスキー指導のために購入したウイングヒルズ白鳥スキー場の前売券が2日分余ったので、その消化のために奥美濃へ。雪の少ない今シーズンは、ウイングヒルズ白鳥スキー場は最後まで全面オープンできずにシーズンが終わりそうだ。おかげで思うように滑れず、前売券も予定の消化ができなかった。

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当日は午前は雨予報だったので、早朝に大阪を出発して、麓の白鳥で買い出しをしてからスキー場に上がった。滑れるのはリフト1本分で、初心者ゲレンデのみということもあり、のんびりと午後からのスキーとした。着いた時は雪がちらついていたが、ゲレンデに出ると止んだ。

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最近はリンクスとNTNブーツの組み合わせでばかり滑っていたが、久しぶりに75mmテレマークで滑る。NTN・リンクスと比べると75mmはだいぶ柔らかく感じたが、同じように滑ることができた。細革も含めて道具は関係ないということかな。しかしながら、同じ所ばかり滑っていると流石に飽きてしまう。1時間半で7本ほど滑って、切り上げることにした。これでは翌日は滑る気にはならず、もう1日分リフト券がICチップに入っていたのだが返却することにした。前売リフト券の利用期限が、3月10日に政府発表の新型コロナウイルス「緊急事態宣言自粛延長」の発令を受け、2020年12月31日迄に延期されたことを後で知るが、すでに後の祭りだった。1日分のリフト券を無駄にしてしまった。

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石徹白に来たついでに、石徹白川の渓流釣りの年券を購入した。今シーズンはスキーシーズンが早く終了しそうなので、沢始めが早くなりそう。沢登りとテンカラ釣りで石徹白川流域を集中的に攻めようと思う。

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宿泊は1人でワンゲル部の山小屋に。この時期に小屋周辺がこれだけ雪が少ないのはかってなかったことらしい。

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林道にも雪がなく、車で入ることができた。

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スーパーで購入した山菜の天ぷらで、まずは一杯!

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アンガス牛のステーキも焼く。

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最後は下呂の地酒で。

大日ヶ岳でまさかのパウダー!につづく

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November 14, 2019

幻のイワナ、キリクチに会いに弥山川双門コースへ

沢シーズンが終わり、スキーシーズンが始まるまでのこの時期は、来たるべきラッセルに備えて体力作りをしておくべき時期でもある。トレランやロードランは行っているが、重荷を背負っての山行が最近は少ない。同行者のOさんもテン泊山行の経験が少ない。そこで、ボッカトレとしてテン泊装備を背負って一般ルートの険路でも行こうかということになった。選んだルートは、4年前に歩いたことのある大峰の弥山川双門コースである。その時はうっすらと雪のついたコースを比較的軽装にてワンデイで行った(2015年12月の記録)。沢シーズンが終わって沢が恋しくなったこともあるが、弥山川は紀伊半島固有で世界最南限のイワナであるキリクチが生息する貴重な谷であるとともに、登山靴で行ける沢沿いの一般ルートである。一般ルートとは言え、点線ルートであるため、決して易しいわけではない。大峰最難関の一般ルートであり、転落すれば命を落とす箇所は多数あるところだ。沢屋である我々ならば、重荷を背負っていても歩き通せる自信はある。そんな訳で、ボッカの荷として豪華鍋を作るための食材と酒類を背負い、幻のイワナ、キリクチに会いに、1泊2日にて、弥山川双門コースから八経ヶ岳に登り、カナビキ尾根を下山した。なお、弥山川は禁漁河川であり、キリクチの棲息地は奈良県の天然記念物に指定されているため、釣りなどの捕獲行為は一切禁止されている。

【日程】2015年11月9日(土)〜10日(日)
【山域】大峰
【場所】八経ヶ岳 弥山川・双門コース
【メンバー】Oさん、マメゾウムシ
【天候】11/9 晴れ、11/10 晴れ
【コー スタイム】
11/9 観音峯登山口6:21〜みたらい渓谷分岐6:47〜熊渡7:12〜金引尾根・弥山川分岐7:48-57〜釜滝8:22〜吊橋9:40-54〜仙人嵓テラス11:26-11:29〜ザンギ平分岐12:00-11〜河原小屋跡13:48〜幕営地13:55
11/10 幕営地6:37〜狼平避難小屋8:16-25〜弥山小屋9:15-32〜八経ヶ岳9:57-10:07〜弥山小屋10:30-35〜狼平避難小屋11:11-26〜高崎横手11:44〜ナベの耳12:02〜カナビキ尾根分岐12:28-36〜金引尾根・弥山川分岐13:45〜熊渡14:12〜みたらい渓谷分岐14:33-44〜観音峯登山口15:14

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1日目(11月9日):観音峯登山口〜熊渡〜河原小屋跡

前夜に天川村入りし、天川村役場に駐車する予定だったが、村役場に着くと、なんと駐車できないではないか。天川村ではこの週末にもみじ祭りというイベントを開催し、村役場はその会場となっていたのである。熊渡に駐車することも考えたが、車中泊するにはトイレがないので、急遽、観音峯登山口の駐車場に駐車することにした。帰りが最後にみたらい渓谷の登りにはなるが、村役場に駐めるのとそれほど所要時間は変わらない。軽く晩酌をしてから就寝した。

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5時に起床して、6時21分に出発した。出発時の道路上の温度表示は−3℃で、放射冷却で冷え込んでいた。久しぶりのテン泊装備であるが、1泊分にしか過ぎないので、それほど重いとは感じなかった。

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観音峯登山口の吊橋を沢の左岸へ渡る。

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みたらい渓谷を右手に滝を見ながら下る。

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しばらく雨が降っていないので、水量は少なめ。

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国道309号に出ると、右手に天ノ川を見ながら歩く。冬の天ノ川は管理釣り場となっていて、ニジマスが放流されている。道路上からもニジマスが泳ぐ姿を確認できる。観音峯登山口から50分ほどで熊渡に着く。ここは路肩に5〜6台ほどの駐車スペースがあり、まだ2台ほどのスペースが空いていた。ここまで車を持ってきてもよかったかもしれないが、少々落石が怖い場所ではある。右手の橋を渡って、林道に入る。

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双門コースの案内板があり、登山届のポストもある。登山届はコンパスに提出しているので、そのまま通過する。

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林道が崩壊している。2018年の台風20号の被害のようだ。台風後の双門コースは、一ノ滝より上部に崩壊箇所があり、しばらく通行止めとなっていた。現在は通れるようになっているらしいが、どうなっているか少々不安である。

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朝靄が立つ林道歩き。単独男性が追い抜いていったが、カナビキ尾根か弥山川のどちらに行くのだろうか?

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カナビキ尾根分岐を左に進む。

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弥山川に出る。水流のない白川八丁だ。上流に取水堰堤があるため、堰堤下を流れる水量は少なく、伏流になっている。

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釜滝が近づくと、流れが出てきて、そこそこ水量も増えていく。流れの中にイワナの姿を見つけた。赤みがかった体色、口吻が短く丸い、顕著な白斑が無い。これらの特徴から、紀伊半島固有のイワナ系統であるキリクチだ。大峰の渓流というとアマゴが代表的だが、イワナのいる渓もある。しかしながら、この弥山川を含めてキリクチが棲む渓流はわずかに残されているだけだ。本来、イワナは河川ごとに固有な形態・遺伝子型をもっていたが、むやみな放流が交雑を起こし、その河川独自の特徴が失われつつある。

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防水コンパクトカメラを水中に沈めて、水中写真にトライしてみた。

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鮮明ではなかったが、一応イワナは写った。

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釜滝の大きな釜が正面に現れる。ここで男性2名のパーティーが追いついたので、先に行ってもらう。このパーティーとは、その後、抜きつ抜かれつとなる。左岸の岩の矢印に従って、右岸上部につけられた歩道へ上がる。

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釜滝の上にある取水堰堤を越える。

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落ちたくない幅の狭い道を進む。

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途中、崩壊箇所があったりする。

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沢に下りて、徒渉も何度かある。

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沢靴ならば水に入って簡単に通過できる箇所も、水に入らないとなると難易度があがる。この手すりを使ってうまくへつってから、岩の上に上がる。

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一ノ滝手前は沢登り要素が高く、実に楽しい!

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吊橋まで上がる。

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吊橋を対岸に渡る。吊橋の正面は一ノ滝だ。

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一ノ滝から上流はゴルジュとなり、連瀑となるので、ここから長い右岸の大高巻きとなる。

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途中に石門があり、それをくぐる。

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急なハシゴ登りが続く。

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両側が切れ落ちた箇所の通過もある。木の枝や根を掴めば問題はない。

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ハシゴが崩壊した場所が現れるが、ここは左手から巻ける。昨年の台風後に双門コースが通行止めになった原因はこの崩壊場所だろうか?

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仙人嵓のテラスに到着する。正面にに見える双門の滝が豪快な流れを落としている。

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まだ登りが続く。この大高巻きは双門コースで1番きつい箇所だ。

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展望が開けて、ザンギ平への分岐に到着。これで大きな登りは一段落。バリゴヤの頭・稲村ヶ岳方面が眺められる。

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今度は長い下りになる。

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ガレ場の下りもあるので、落石に注意する。

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右手に滝がチラリと見える。だいぶ沢床が近づいて来た。

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ようやく河原に出た。

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あとは河原歩きかと思いきや、大きな淵に行く手を阻まれる。

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奥には滝が見える。こういう時は正規のルートは巻き道となっていて、右岸上部にルートを見つけた。沢の経験があれば、特に焦ることもなく、すぐに高巻きルートを捜せるだろう。

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ということで、また登る。

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滝の落口に下りる。

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その後は河原歩きとなり、徒渉を繰り返す。

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左岸にナベの耳へのエスケープルートを示すテープを見つける。増水時にはここを登ってエスケープできる。

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急に巨岩の山が目の前に現れる。水流を完全に土砂が埋め尽くしている。

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左岸側が大きく崩落している。2011年9月の台風被害によってこの箇所が崩落し、当時このあたりにあった河原小屋が消失したそうだ。4年前に来た時は雪がついていたためか、この場所の記憶がない。

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崩壊箇所のすぐ上流部に台地状の幕営適地があり、すぐ上で水流も復活している。迷うことなく、この場所で幕営と決める。流木もあるので焚き火もできる。テントを張ったら、早速、流木を集めて火を熾した。

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今回は1泊だけなので、豪華に鍋の食材と酒を持ち上げた。ちなみにスープは塩ちゃんこで、エバラのプチッと鍋を利用した。入れた食材は、鶏肉、鶏肉だんご、カット野菜2袋、水餃子、揚げ、焼き豆腐、それから先日のキノコ狩りで採ったナメコも鍋に投入した。日本酒が進む。締めはスライス餅をしゃぶしゃぶして食べた。

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11月中旬ではあるが、焚き火の周りは暖かく、外での炊事・食事では特に寒さは感じなかった。

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夕食を終えたら、テントに入って二次会。テレマークスキー動画を観ながら、初滑りに向けての士気を高めた。

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2日目(11月10日):河原小屋跡〜八経ヶ岳〜カナビキ尾根〜熊渡〜観音峯登山口

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2日目の朝は5時に起床。気温は氷点下ではなく、前日に比べるとそれほど夜は冷え込まなかったようだ。3シーズンシュラフでも充分に耐えられた。前日の鍋の残りにうどんを入れて朝食とした。

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テントを撤収して出発。

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流れの中にキリクチを見つけたので、撮影することにする。

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水中撮影に再チャレンジ。やはりピントが合わない。

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時期的にペアリング中か?

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これはまあまあうまく撮れた写真。キリクチの特徴である、口吻が短く丸い、赤身がある体色、明瞭な白斑がない、にあてはまっている。その逆は天ノ川本流で放流されているニッコウイワナの特徴になる。

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滝がある所では、ルートは巻き道となっている。

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1630mの二俣は右俣へ進む。

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滝が現れる。

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ルートは左岸側につけられている。

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空中ブランコのようなハシゴが現れる。

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ハシゴへの取り付き時にハング状になるので、結構登りにくい。握力は結構使うし、膝が岩にぶつかる。

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次は空中回廊。岩に杭が打ち付けられており、それをハシゴの上を歩くように進む。

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滝を左手に見ながら巻いていく。

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最後は鎖場の通過。

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美しい釜が眼下に見える。

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穏やかな河原に出てホッと一息したところで、Oさん、徒渉中に転けて、お尻を痛打してしまう。ついでに下半身も濡らしてしまう。

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すぐに狼平に出て、天川河合からの登山道と合流する。弥山川双門コースはこれで終了。狼平避難小屋には、前日に抜きつ抜かれつだった2人パーティーが泊まっていたので、挨拶を交わす。彼らは八経ヶ岳には行かずに、そのまま下山するとのこと。

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余計な荷は狼平避難小屋において、八経ヶ岳のピストンへ。

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階段道ではあるが、普通の登山道は実に歩きやすく楽である。八経ヶ岳までにはシカ対策用の柵が4箇所あり、扉を開けて出入りする。

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登り切ると、八経ヶ岳が右手に現れる。

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弥山に到着。

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すぐに弥山小屋が現れて、休憩する。ここから急に登山者が増える。ほとんどは八経ヶ岳最短ルートの行者還トンネルから登って来たのであろう。

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弥山小屋からは25分ほどで、大峰最高峰の八経ヶ岳に到着する。山頂はそれほど広くなく、ツアー客と思われる集団がやって来たので、早々と撤退した。

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八経ヶ岳からの釈迦ヶ岳方面の眺めと山の同定。

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八経ヶ岳付近は、大台ヶ原のように枯れ木と倒木が目立つ。大台ヶ原と同様に1959年の伊勢湾台風と鹿の食害の影響らしい。この景観が大峰や大台ヶ原のイメージとなってしまっているのは何とも...

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狼平避難小屋に戻って、デポした荷をパッキングし直したら下山へ。

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途中からカナビキ尾根へ入る。

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落葉に覆われた道はわかりにくいので、所々についているテープを目安に下りる。途中で、単独の女性登山者が追い抜いていった。

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素直に尾根を下る道だ。道を見失っても、尾根から外れなければ、迷うことはないだろう。

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途中の木の葉の紅葉具合はちょうどよい感じ。先行した女性登山者が道をロストして我々を待っていた。我々は尾根上を素直に下りているだけだが、正規の道はおそらく違うところについていると思われる。方角的には尾根上を下れば問題はないはず。私が先行して下って、目印のテープを発見して、無事、正規の道に戻る。

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さらに下っていくと、道はつづら折りとなった後に左へトラバースし、林道に出た。

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前日は左に進んだカナビキ尾根分岐に出る。あとは前日に通った林道を下るだけ。

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林道上の木の葉の色づきも悪くない。先行していた女性登山者が不安になったらしく、再び戻ってきた。話しを聞くと、天川川合に下りる予定だったとのことで、間違ってカナビキ尾根を下りてしまったことが判明した。天川川合までの行き方を教えてあげる。

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熊渡に出て、国道309号をみたらい渓谷まで歩く。

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みたらい渓谷分岐でトイレ休憩をしてから、前日に下った渓谷沿いの遊歩道を登る。みたらい渓谷は観光地だけあり、一般の観光客が多い。最後に登りになるのはキツい。

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観音峯登山口に無事下山。

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もみじ祭りなどもあって、天川村内の温泉は混雑してそうなので、309号線を下ったところにある下市町のごんたの湯にて汗を流した。ごんたの湯の入浴料は500円と安く、下市町の施設らしく地元の人が多いようだ。帰りの道は特に渋滞もなく帰宅できた。大峰は堺からは比較的近いのがよい。

YouTubeにアップした記録動画です。動画にはキリクチの泳ぐ姿も含まれてます。

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October 22, 2019

天生湿原

ジャンダルム登頂の翌日は、疲労抜きで北飛騨の天生湿原を散策してきた。

前日の11時間に及ぶ岩稜歩きで、朝の遅い起床は激しい筋肉痛を伴った。この日は午後から雨予報。当初はナメがきれいでお手軽な沢上谷を遡行する予定だったが、筋肉痛と寝坊でテンションは低く、気が乗らない。おまけにこれからスタートすると雨に遭うことは間違いなし。ふと思い出したのは天生湿原である。天生湿原は飛騨市河合町と大野郡白川村の境にあり、奥飛騨からは近い。2015年1月に白川郷から籾糠山をスキーを使って単独ラッセルで登ったことがあるが、天生湿原からはその籾糠山への登山道もついている。冬は遠い籾糠山だが、無雪期は天生峠から比較的楽に登れる。そんな訳で、このような時にしか行く機会がない天生湿原に、疲労抜きを兼ねて、散策に行くことにした。

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出発前に道の駅スカイドーム神岡の軽食コーナーにて朝ラー。軽食コーナーは9時にオープンする。飛騨市神岡町には「ニュートリノ」の研究でノーベル物理学賞をもたらした「スーパーカミオカンデ」をはじめ、宇宙と素粒子の謎を探求するための研究拠点が集まっている。道の駅スカイドーム神岡には、こうした研究の魅力を広く伝え、科学と社会の新しい関係性をつくるための見学施設がある。出発前に見学もさせてもらった。解説員が丁寧に説明もしてくれる。

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天生峠に到着。

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協力金500円を支払って入山する。

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熊よけのためにドラム缶を叩く。

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湿原は電気柵に囲まれている。電気柵によって大型の動物が湿原内に入れないので、湿原の貴重な植物が守られる。人は扉を開けて入る。

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クマに囓られた案内。クマはペンキの味が好きなようで、ペンキの部分を囓るらしい。

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天生峠から30分ほどで天生湿原に到着。

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まずまずの色づきだが、例年よりは色つきが悪いらしい。

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伝説。

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雲行きが怪しい。

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湿原の奥まで来た。ここから柵の外に出る。

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樹林の散策。

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カツラの巨木。

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分岐。ブナの巨木を見に行くことに。

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ブナの巨木。

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ブナの倒木からはえるナメコ? 成長しすぎで腐りかけている。

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こちらはまだ食べられそうなナメコ?

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香りの強いブナハリタケ。

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トチノキの巨木。

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往きにも渡った沢では、イワナがペアリング中だった。

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水中写真を撮ってみた。

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一応、写っていたが、ピンボケ気味だった。

こちらは動画です。

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雨が降り出したところで、天生峠に戻る。2時間20分ほどのハイキングだった。

GPSログです。ヤマレコにも記録をアップしてます。

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October 07, 2019

シーズン最後のテンカラ釣り

あっという間に10月に入ってしまいました。すでに1週間前のことになってしまいましたが、9月29日〜30日で禁漁前最後の渓流釣りに行ってきました。

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9月29日はテンカラ釣り仲間がいる白山麓へ。某谷に入るも、禁漁前に多くの釣人が駆け込んだためか、釣果は渋かった。

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早めに切り上げて、道の駅瀨女近くの精華園にてランチ。前から気になっていたお店だが、まずまず美味しかった。ちなみに食べたメニューはピリ辛ラーメン。次々とお客さんがやってきて賑わっていた。

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白山麓は釣師の競争が激しそうなので、翌日は奥美濃の石徹白へ移動。ちなみに禁漁前最終日は月曜日であったが、この日は土曜日出張の代休。今シーズンは毎回期待に応えてくれた某谷に入渓。

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すぐに2匹を釣り上げたが、その後が渋かった。

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ここも釣人が直前に入った気配あり。

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釣れないわけではないが、いつもとは型も出方も貧弱。

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少々欲求不満気味の釣果ではあったが、今シーズンは充分に楽しませてもらったからヨシとしましょう。また来シーズンに。

ヒットシーンを動画にまとめてみました。

北海道では初雪の便りもあり、そろそろスキーモードに切り替えへ。

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September 19, 2019

常願寺川水系 真川 鳶谷:ヌメリと高度感がヤバかった!

9/14-16の3連休を利用して、5名にて折立から鳶谷を沢1泊にて遡行してきました。1日目はのんびりと釣りをしながらの遡行だったが、2日目は一転して、ハーケンやカムを使っての滝の登攀、全体的に岩がヌメっている、高度感があるなど、思っていたよりも厳しい遡行を強いられた。それでも強力なメンバーたちのおかげで、なんとか核心部を突破できた。遡行後は久しぶりに体は全身筋肉痛になったが、たいへん充実感を感じた沢行であった。

【日程】2019年9月14日(土)〜16日(月)
【山域】北ア・立山
【渓谷名】常願寺川水系 真川 鳶谷
【メンバー】ダルさん、どうちゃん、ばるちゃん、Oさん、マメゾウムシ
【天候】9/14 晴れのち曇り、9/15 晴れ、9/16 晴れのち曇り
【コー スタイム】
 9/14 折立臨時駐車場7:24~折立7:30~岩井谷橋8:32-9:11~鳶谷出合11:00~1770m付近幕営地16:05
 9/15 1770m付近幕営地6:53~1960m二俣7:52~2080m奥の二俣8:32~10段65m滝上11:32~源頭2400m付近13:31~登山道2660m付近14:51-15:17~薬師峠16:04-21~太郎平小屋16:39
 9/16 太郎平小屋7:09~折立10:05

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1日目(9月14日)

今回のメンバーは、テレマークスキー仲間のどうちゃん・ばるちゃん夫婦、テレマークの弟子でもあり今シーズンから沢を始めたOさん、そして3年前に上ノ廊下を一緒に遡行したダルさんに、私を加えた5名である。福井在住のダルさんは前日のうちに折立入りしたが、すでに臨時駐車場にしか車を駐められなかったそうだ。大阪からの私とOさんと、加古川からのどうちゃん・ばるちゃんは、車2台になるわけだが、確実に折立に駐車するために、前夜から有峰林道の亀谷料金所前に並ぶことにした。料金所横には24時間使えるトイレがあるので、用足しは安心である。

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有峰林道の通行時間は6時〜20時。翌朝の6時前にはズラリと車が料金所前に並んでいた。さすがは3連休。これだけの登山者たちを収容できるだけのテン場と山小屋があるのも凄い。

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6時に料金所が開くと、1台ずつ普通車1台1800円の料金を支払ってから料金所を出発していく。前の方に並んでいても、ダルさんからの事前情報通り、折立での駐車場所は臨時駐車場であった。

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出発準備をして、折立を出発。まずは岩井谷橋まで1時間ほどの林道歩きである。林道ゲートの監視員によると、釣人が先行しているようだ。釣人が岩井谷方面に入らないことを願う。

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岩井谷橋に到着。過去に岩井谷を2回(2015年9月2017年9月の記録)遡行したり、このあたりに釣りに入っているので馴染みの場所である。ここで沢装備を装着する。

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岩井谷の左岸に作業道がついているので、その末端から入渓する。

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堰堤を2つ超えるが、1つめは右から、2つめは左から越える。

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砂地にクマの足跡がある。このあたりにはクマは多い。人の足跡もあり、釣人がどうやら岩井谷を先行しているようだ。

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水量は平水で、徒渉は問題ない。

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ゴーロをしばらく進む。

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鳶谷に入るとイワナが釣れないという事前情報があったので、早速、私とダルさんとで食糧の調達に入る。私はテンカラ、ダルさんはルアー。釣果はテンカラに軍配があったようだ。釣人が先行しているようだったが、さすがは魚影の濃い谷だけあり、まったく問題はなかった。

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釣ったイワナは、ダルさん手作りの生かし魚籠(上の写真)に入れて、生きたままテン場まで運ばれた。イワナにはブクブクで酸素も供給される。ダルさん、水と共によく担ぎましたね。お疲れ様でした。

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鳶谷出合から鳶谷に入る。しばらくはゴーロ歩きで、イワナも釣れた。人数分のイワナがゲットできたところで、真面目に遡行することにした。そうでないと進まない。

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2mほどのナメ滝が現れる。

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魚止滝6m。この上にも魚影はあったような...

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魚止滝6mは左から巻く。

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下流の最狭部とよばれるところ。

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最狭部の通過はほぼ水線で問題なかった。

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地形図に滝マークのある3段10m滝は容易に左から高巻く。

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釣りで結構時間を使ってしまったので、核心部に入る前に16時近くになってしまった。3段10m滝上の標高1770m付近にいい台地があったので、そこで幕営することにした。軽量化のためツエルト泊である。

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ダルさんがわざわざ生かしたまま持ち上げてくれたイワナはたいへん元気な状態だった。この新鮮なイワナを1尾は刺身にして、他は塩焼きにすることにした。薪を集めて、早速火を熾す。

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沢登りの醍醐味は焚き火である。この時間は実に楽しい一時となる。このために沢登りをすると言ってもよい。焚き火を囲んで、持ち上げたビールで乾杯。イワナの刺身をつまみに酒が進む。

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イワナがうまい具合に焼けたところでいただく。Oさんは沢泊自体が初めてで、イワナを食べるのも初めて。イワナの塩焼きを作るには、イワナを串に刺して塩を振り、遠火で時間をかけてじっくり焼き、外はカリカリに中はジューシーに仕上げるに限る。そのための焼き時間はおよそ2時間ぐらいはかかる。その間に飯を食べて、他のつまみで酒を飲む。最後はイワナの骨酒で締める。この時間は至極の一時だった。これだから沢登りはやめられない。

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2日目(9月15日)

2日目はいよいよ鳶谷核心部の通過である。1日目は釣りに時間をだいぶ使ってしまって予定より進めなったので、今日は長い1日となりそうだ。

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曇っていたためか、朝はそれほど冷え込まなかった。5時に起床し、焚き火を熾して朝食を作って食べる。それからツエルトを撤収し、7時前に出発した。前方には稜線が見えた。

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5m滝は容易に。

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1時間ほどで、最初の1960m二俣に到着。ここは岩壁の立った右俣に進み、いよいよ鳶谷の核心部に入る。

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第1核心部の入口。気合いが入る。

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入口の2条5m滝は左から越える。

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ロープを1回ほど出したが、特に問題なく第1核心部をクリア。

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奥の2080m二俣も右俣に入る。

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ここから第2核心部に入る。奥に核心中の核心である10段65mの大滝が見える。

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岩がかなりヌメっていて滑りやすいため、危険箇所はロープを出す。

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クラックをカムで支点を取りながらトップで登るどうちゃん。

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ここから10段65m大滝の始まりだ。

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かなりの高度感とヌメリに恐怖さえ感じる!

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ロープの確保なしにはとても登れない!

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10段65m大滝は途中まで右を登る。上部は左岸から右岸に流れを渡って突破はできそうだが、ヌメリの不安と岩が外頃して悪そうなので、右のルンゼに逃げて高巻くことに。

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大滝を右のルンゼに出たところが平で安全地帯となっていたので休憩する。緊張感から解放される瞬間である。

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右のルンゼからの高巻き途中で、うまい具合に本流に下降できそうなルンゼをダルさんが発見。それを下降し、無事本流に戻って大滝をクリア。ダルさんはこの高巻きルートをよく見つけられたと思う。もし私1人だったら、この核心部をうまく突破できたかどうかはあまり自信がない。これも今回同行してくれた頼もしいメンバーたちのおかげだ。とりあえず、第2核心部を抜けられて一安心だ。

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まだ滝は続くので、息はまだ抜けない!

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奥にチョックストン18m滝が現れる。

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チョックストン18m滝は右の脆いルンゼ状を登り、途中から左へトラバースする。登るのは難しくはないが、高度感があり、落石も起きやすいので、慎重さは必要だ。

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次は、奥に2条7m滝が姿を現す。

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水線通しに進む。

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2条7m滝は、左をシャワークライミングで越える。

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最後に6m滝を越えて、

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後ろを振り返ると剱岳と雲海だ!

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渓相は一転し、癒やし系に変わる。

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最後のナメと小滝を超えると、明るい高原歩きになる。

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振り返ると、雲海が美しい!

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最後は少々ハイマツを漕いで、薬師岳山荘下の登山道に出る。沢泊初めてのOさん、かなりお疲れのようだ。

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沢装備を解除する。時間は15時。当初の予定では薬師沢小屋まで下って、翌日に赤木沢を遡行する予定だったが、Oさんの疲労が激しく、とても明るいうちに薬師沢小屋に着きそうにない。おそらく到着は19時になってしまうだろう。今晩は太郎平小屋に宿泊を変更し、翌日は折立に下山するだけにした方がよさそうだ。鳶谷遡行でみんなお腹一杯ということもあり、翌日の赤木沢遡行は中止に決まった。太郎平小屋に携帯で電話するが、うまくつながらず切れてしまった。とりあえず太郎平小屋に直接行って、宿泊の交渉をすることにする。

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薬師平では草紅葉が始まっていた!

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薬師峠で私が顧問をしているワンゲル部の主力メンバーとバッタリ! 彼らはちょうど本合宿の最中で、今日は8日間の合宿の初日で、後立山の唐松岳まで縦走する予定である。

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太郎平小屋に到着。薬師沢小屋から太郎平小屋への宿泊変更もすることができた。この件では、太郎平小屋の若主人である一樹さんにはたいへんご迷惑をおかけした。深くお詫び申し上げます。

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太郎平小屋での夕食時に生ビールにて祝杯をあげる。ジョッキはノローナとサントリーのコラボだそうだ。今日の後半はシャリバテ気味だったこともあり、ご飯を3杯もお替わりしてしまった。宴は夕食後も続いたのだった...

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3日目(9月16日)

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最終日は下山するだけ。朝食は5時からだったが、朝食後にのんびりと出発準備をする。遅い時間ならばトイレ待ち渋滞も解消されている。

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出発前に太郎平小屋前にて記念撮影。

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薬師岳をバックにしてもう1枚!

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登山道上のチングルマは綿毛になっていて、すっかり秋の風情。

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剱岳を見ながらの下山。

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のんびり3時間かけて、折立に無事下山。下山後は、有峰林道亀谷料金所近くの亀谷温泉白樺ハイツにて3日間の汗を流す。

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富山に来たならば、やはり回転寿司。Lineで席の予約ができる番やの寿司に行くことに。席の予約は温泉から出てから行ったが、30分待ちとのこと。ちょうど移動に30分かかるので、ちょうどよい。到着後はあまり待つことなく席につけた。ランチがお得ということで、特上ランチ1720円をいただく。味噌汁はお替わり自由。さらに2皿追加してお腹は十分に満足した。

帰路は3連休最終日ということで、高速道路渋滞にはまってしまい、だいぶ帰宅まで時間がかかってしまった。米原から名神高速ではなく、敦賀から舞鶴若狹自動車道・京都縦貫道で迂回するべきだった。

今回の鳶谷は、ハーケンやカムを使っての滝の登攀、全体的に岩がヌメっている、高度感があるなど、思っていたよりも厳しい遡行を強いられた。おそらく私1人の力だけだったら核心部を突破できたかどうかは何とも言えない。これも強力なメンバーたちのおかげである。参加メンバーたちにはお礼を申し上げたい。遡行後は久しぶりに体は全身筋肉痛になったが、たいへん充実感を感じた沢行であった。

今回の3連休の行き先候補として、当初は甲斐駒ヶ岳の黄連谷が上がっていた。しかし今シーズンから沢を始めたばかりのOさんには厳しいのではないかということで、次に浮上してきたのが今回の鳶谷案であった。結果から言うと、黄連谷は難しい滝は巻けるので、むしろ今回の鳶谷の方が厳しかったのかもしれない。全体的に岩がヌメっていたのが、今回の遡行グレードを上げた理由であるが、過去の記録を見ると、それほどヌメっていたようなことはあまり書かれていない。今回だけの特殊な状況だったのかもしれない。それでもバテながらも遡行をやり遂げたOさんは凄いと思う。今後の成長と活躍を期待したい。

ヤマレコにも記録をアップしています。

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September 10, 2019

家族旅行は郡上市観光

ブログには山の記録ばかりアップしているので、普段は何をしているんだと疑問に思う人も多々いると思います。そんなわけで前の記事では本業の話しを珍しくアップしました。普段は本業をこなし、普通の家族生活もしています。今回は珍しく先週の家族旅行についてアップします。

行き先はワンゲル部の山小屋のある奥美濃の岐阜県郡上市へ。他に選択肢はあったのですが、山小屋に泊まれば、宿泊費・食費は格安で済みますので。

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郡上八幡はいつも素通りで、こんな時ぐらいしか立ち寄るチャンスはない。城下町プラザに車を駐めて、郡上八幡の町をぶらぶらと。駐車場代は520円。

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土佐藩24万石の大名になった山内一豊の妻である千代は郡上八幡の出身。

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郡上八幡城。天守閣まではちょっとしたハイキング。

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長良川最大の支流である吉田川が市街地の中央を流れる。

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昼食はCafe & marche. mi.kimamaというお店にて、オーガニックにこだわった野菜料理をいただく。

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郡上と言えば、食品サンプルでも有名。

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工房を見学できる。

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こんなサンプルもある!

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ぶらぶらと。

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風情のあるやなか水の小道。シダレヤナギにはヤナギルリハムシがついていた。研究しているもので...

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旧庁舎記念館。軽食やお土産販売コーナー、観光案内カウンターがある。

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いがわ小道の水路には尺アマゴとコイが泳いでいた。

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夕食は山小屋にて自炊。私がコックにて、まずは奥美濃名物の鶏ちゃん。

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アンガス牛のステーキを赤ワインと共に。

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翌日は私はいつものプライベート釣り場にてテンカラ釣り。釣果は渋かったが、ヤマトイワナのような白斑のないイワナが釣れた。

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こちらは白斑のあるニッコウイワナ系。妻子は山小屋周辺にてスローライフ。

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夕食はバーベキュー。

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最終日は石徹白の白山中居神社を観光。この前はよく通るのですが、見学するのは実は初めて。

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白山中居神社の大宮殿。

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白山中居神社の本殿。

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白山中居神社の前を流れる保川には、橋の上からアマゴ(ヤマメ?)が泳ぐのが見える。ここは禁漁区です。

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ランチを北濃にあるさんたべーるで食べてから帰路についた。前菜とドリンクがついてこの値段はコスパがよい。パスタもピザも美味しかった。

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August 27, 2019

ワンゲル部山小屋夏合宿

2019年8月10日〜14日の日程で、ワンゲル部山小屋夏合宿に同行してきました。当初の予定では15日迄だったのですが、15日に台風襲来の予報のため、日程を1日前倒しにしました。

山小屋合宿とは、郡上市の石徹白にあるワンゲル部山小屋の維持作業、および夏合宿に向けてのトレーニングが目的の合宿です。最初の2日間は山小屋の維持作業で、冬の暖房のための薪作り、壁のペンキ塗り、水源のメンテナンスなどを行いました。次の3日間がトレーニングで、3パーティーに分かれて、沢、藪、ボッカの訓練をローテーションにて行いました。私が同行したのは沢の指導のためです。

1日目は移動と買い出しだけで終わり、2日目は私は暇だったので、プライベート釣り場へテンカラ釣りへ。

その時の記録動画です。

3日目からはいよいよトレーニング開始。まずは沢経験者だけで倉谷川カンバタ谷を遡行してきました。カンバタ谷は今年の7月昨年の9月にも遡行している。

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トイ状の流れを進む。

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滝を登る。

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ツルツルの滝は登れず、右岸から上の滝とまとめて高巻いた。

その時の記録動画です。山仲間のダルさんにもサポートに入っていただきました。ヤマレコにも記録(奥美濃 倉谷川 カンバタ谷)を掲載しています。

4日目は、沢未経験者のために、ナメ中心の前谷川支流の矢谷川を遡行。矢谷川は昨年の6月に初めて遡行したが、ナメのきれいな沢である

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ナメ滝中心の癒やし系。

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深いトイ状の滝に身体をねじ込ませて登る!

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短い沢でしたが、その後の歩きが長かった。ヤマレコに記録(奥美濃 前谷川支流 矢谷川)を掲載しています。

最終日も沢未経験者を連れて、阿弥陀ヶ滝上流のフナサコ沢へ。フナサコ沢は2年前(2017年8月9月の記録)に初めて遡行しているが、こちらも短い沢ではあるが、大きな滝があるのでロープワークの体験ができる。

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4m滝。

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2段10m滝は念のためロープを出して、ロープワーク体験をしてもらった。ヤマレコに記録(奥美濃 阿弥陀ヶ滝上流 フナサコ沢)を掲載しています。

ワンゲル部は、全部員が登山の様々なスタイルの基本的なことだけは経験してもらうことを方針としています。

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August 08, 2019

大イワナが潜む谷

猪洞川を遡行した翌日は疲れが残っていたので、遡行というよりもテンカラ釣りを目的とし、先月に40cm近い大イワナをあげた某谷へ行くことにした。やはりここは大イワナの棲む谷に間違いなかった。

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下流部は前日に釣り人が入ったのかなかなかアタリがなかったが、釣れ出すのはいくつか滝を越えてから。滝の高巻きでは懸垂下降を要す場面もあり。

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ここは泣き尺サイズが標準で、尺も普通にあがる。

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Mくんは人生初イワナがいきなりの尺サイズ。

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最後の滝壺は大物が潜んでいそう。毛鉤を流すことを繰り返すと、釜の底から巨大な影が浮き上がってきて、毛鉤をくわえた。うまくアワセたが、取り込み中にバラす。逃がした獲物は大きかったが、これも40cm近くはあったかもしれない。そんな大イワナが潜む谷、まさにパラダイスだった。

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ナメでくつろぐもよし!

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自然も豊か! ミヤマシャジン。

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鎌首をもたげる蛇。ジムグリか、ヤマカガシの黒化型だが識別できず。

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帰りは流れていけば、楽チン!

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4m滝の上。

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Mくんは飛び込んだ! 私は股間が耐えられないと思い、巻いてしまった。

また大イワナに会う日まで。

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