July 10, 2024

大峰 神童子谷・犬取谷:6年ぶりの遡行

久しぶりに晴天が予想された週末は、6年ぶりに神童子谷・犬取谷を遡行した。日帰りで行くには長めの行程と3週間ぶりの山行ということもあり、後半はバテ気味となったが、神童子ブルーに癒やされた1日であった。

【日程】2024年7月7日(日)
【山域】大峰
【渓谷名】十津川水系 川迫川 神童子谷・犬取谷
【メンバー】どうちゃん、ばるちゃん、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】大川口7:02〜神童子谷入渓7:44〜赤鍋ノ滝下8:26〜釜滝下10:07-27〜犬取滝下12:11〜ジョレンの滝下13:44〜稲村小屋14:48-15:08〜法力峠15:54〜母公堂16:32〜稲村ヶ岳登山口16:45

久しぶりに晴天が予想された週末は、どう・ばる夫妻からのお誘いもあり、6年ぶりに大峰の神童子谷・犬取谷を遡行する計画を立てた。神童子谷は過去に犬取谷を2回(2016年8月2018年7月)、ノウナシ谷を1回(2014年7月)遡行している。犬取谷は沢泊して2日で遡行してもよい長めの行程ではあるが、今回は日帰りで行くことにした。梅雨時ということもあり、ここ最近の週末は雨続きで、自分にとっては3週間ぶりの山行であったのが、体力面での不安材料であった。

車が2台ということで、当日の朝に1台を下山場所となる稲村ヶ岳登山口近くの駐車場にデポしてから、入渓地近くの大川口へ向かった。

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大川口の林道入口の路肩にはすでに複数台の車が駐められていたが、車1台を駐めるスペースはかろうじて空いていた。これらの車は、おそらく釣り人か前日に入渓した沢ヤさんの車であろう。

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林道終点から踏み跡を辿って入渓する。

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早速、神童子ブルーが迎えてくれた。このコバルトブルーの美しい渓に癒やされるのが、今回の沢行の目的でもある。大峰は前鬼川ブルーが有名ではあるが、神童子谷も前鬼川に引けを取らない。

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両岸が狭まり、へっついさんだ。

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へっついさんは、梅雨時で水量が多いはずなのに、以前よりだいぶ浅くなっていた。土砂で埋まったのだろうか。

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大きな釜をもつ赤鍋ノ滝が現れる。いつもは右側を直登するのだが、水量が多く、取り付くのも難しそうだ。

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左岸から、赤鍋ノ滝の上のゴルジュも含めて高巻いた。

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沢に復帰する。

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しばらくは平凡な沢歩きとなるが、コバルトブルーに輝く淵に癒やされる。

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さらに美しい光景が目の前に現れる。コバルトブルーに滝下の釜が輝く釜滝である。しばらく滝下でまったりとする。

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釜滝を右岸から巻くと、ノウナシ谷と犬取谷の二俣となる。左俣である犬取谷へ進む。

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しばらく進むと、二ノ滝8mが現れる。

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二ノ滝は左岸から巻き、落口に立つ。

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次の一ノ滝8mも左岸から巻くが、高度感があるので、要注意である。

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3m滝も左岸から越える。

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ナメもあり。

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豪快な犬取滝3段25mが現れる。

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犬取滝はその上の滝も含めて右岸から大きく高巻く。

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高巻き中に見つけた腐生植物のショウキラン。

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沢に復帰して、しばらく進むと、沢の方向が90°変わるところに4m滝がかかる。正面の枝沢を進んで右岸から越える。

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4m滝が2つ続く。

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左岸の枝沢から25m滝が落ちる。滝の裏側に入れるので、裏見の滝とよばれているらしい。

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正面には犬取谷最大のジョレンの滝2段60mがかかっている。

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ジョレンの滝は、右岸から大きく高巻くが、急な小尾根を踏み跡に従って登る。

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沢に復帰すると、源頭の雰囲気となるが、まだ小滝は出てくる。

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水量が少なくなり、最後の詰めとなる。

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最後の二俣を左に進み、詰めていくと、右上に稲村小屋が見えてくる。小屋の裏側から回り込んで登山道に出る。ここで沢装備を解除し、一般ルートを法力峠を経由して洞川温泉方面に下山する。稲村小屋から2時間弱で車をデポした場所に下山できた。

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もう一台の車の回収に向かう前に、洞川温泉のカフェ佐助にて名物のアイスコーヒーで喉を潤した。一見、黒ビールのように見えるが、泡入りのアイスコーヒーであり、この泡にうまみがあり、絶品であった。

3週間ぶりの沢登りは、日帰りで行くには長めの行程ということもあり、後半はバテ気味となったが、神童子ブルーに癒やされた1日であった。

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June 04, 2024

山スキーヤーの忘シーズン会 in 太田飯店(美濃太田)

先週末の土曜日の晩は、中京地区の山スキーヤーの忘シーズン会にお招きいただき、貝月谷の遡行後に参加してきた。

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会場となったのは、主催者のランドレさんの親族が経営する美濃太田駅前にある太田飯店である。お店ではランドレ産の奥さんが作成した小物も売っている。美濃太田駅は長良川鉄道の始発駅なので、奥美濃にあるワンゲル部の山小屋に公共交通機関で行く場合に利用可能であるので、ワンゲル部員にぜひ勧めたいお店である。

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美味しい料理とお酒で、楽しい一時を過ごすことができた。岐阜方面に行く場合には、ぜひ立ち寄ってほしいお勧めのお店である。

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山スキーメーリングリスト時代のメンバーもいて、懐かしい話が出たりした。年齢的に私より年上の方も多くいながら、みんな元気で、それなりのレベルのスキー山行を行っている。

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おまけに皆さん、よく飲んで、よく食べて、よく話す。最後の締めでベトコンラーメンを頼むのには驚いた。ベトコンラーメンとは、ベストコンディションラーメンの略である。にんにく、にら、もやしがどっさりで、ピリ辛味のスタミナラーメン系である。私も年齢による衰えやらアキレス腱の故障など言っていられないと、元気をいただいた。上の写真の麻婆豆腐はお店のお勧めメニューである。

今シーズンは事故に遭いながらも奇跡的に生き残った山スキー仲間が数人いたが、来シーズンも生き残っての再会を約束した。

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June 03, 2024

貝月谷 左俣:初めての揖斐川水系の沢

今シーズン2回目の沢登りは、揖斐川水系の貝月谷の左俣を遡行してきた。全体的にお手軽な沢でありながら、滝もそこそこあり、ナメもあったりで結構楽しめた。まだ沢に慣れていない体には、ちょうどよいリハビリであった。

【日程】2024年6月1日(土)
【山域】東海
【渓谷名】揖斐川水系 貝月谷 左俣
【メンバー】ktn92さん、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】林道駐車地点7:41〜入渓7:51〜標高750m二俣(右俣探索)8:19-34〜標高790m二俣9:22〜標高860m二俣9:39〜52〜稜線(小貝月山付近)11:03〜貝月山11:20-49〜小貝月山12:03〜第1・第2ゲレンデ・頂上分岐12:42〜林道駐車地点13:08

週末は、土曜日の晩に、岐阜での山スキーヤーの集いに招かれていた。集いの前にどこか沢か山にでもと考えていたところ、ちょうど良いタイミングで、同じく集いに参加する名古屋在住のktn92さんから沢登りのお誘いがあった。もちろん二つ返事で同行することにした。行き先は揖斐川町の貝月山に詰め上がる貝月谷で、揖斐川水系だけでなく、揖斐川町も初めての土地であり、久しぶりに新鮮さを感じた沢登りとなった。

貝月谷へのアクセスは揖斐高原貝月リゾート(旧揖斐高原スキー場)を目指す。揖斐高原貝月リゾートからは林道に入る。林道を少し進むと、右側に空き地があり、そこに車を駐めた。

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駐車地点からは林道を進み、堰堤を越えたところから入渓する。前日に雨があり、増水が危惧されたが、特に問題はなかった。

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しばらく進むとすぐに滝が現れた。

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特に問題なく滝を越える。水はさほど冷たくはなかった。

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貝月谷には我々2人の他にも3人パーティーが入渓していた。我々は、先行する3人パーティーに追いつかないように、ゆっくり進んだ。先行パーティーがいたこともあり、魚影は確認できなかった。

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大きな淵をもったナメ滝。ラバーソールの沢靴のため、草付きから登った。

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標高750m付近に二俣があり、本流は左俣であるが、右俣を覗いてみた。

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右俣は水量が少なく、それほど面白くはなさそうだったので、本流の遡行に戻る。

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標高790m付近にある二俣は、本流は右俣であったが、我々は左俣を進んだ。先行パーティーは右俣に入ったらしく、左俣には人が入っていないようで、ktn92さんがこの日初めての魚影を確認する。写真は左俣のチョックストン滝。

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標高860m付近にも二俣があり、ここは滝となっている右俣を進んだ。

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最初の階段状の滝を越えると、その後も大きめの滝を含む高度感のある連瀑となっていた。巻きも直登も可能だったが、ヌメリがあったのでラバーソールの私は左岸から巻き、フエルトソールのktn92さんは直登主体で越えた。

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連瀑を越えると、しばらくは穏やかな流れとなる。

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もう滝はないのかと思っていたら、ナメ滝が現れる。

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その後に4m滝が現れるが、直登で超える。

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長いナメも現れた。

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その後は水流がなくなり、稜線への詰めとなった。

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さほど苦労せずに、小貝月山近くの稜線に出た。あとは登山道を貝月山まで進む。

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登山道を15分ほどの歩きで、貝月山に到着した。山頂には結構ハイカーもやって来る。土地勘のないエリアであったが、中京地域ではそこそこ人気のある山であるようだ。

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山頂から南方向には伊吹山が見えるはずだが、伊吹山は雲の中だった。

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西方向には金糞岳の眺め。

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北方向には能郷白山の眺め。雲がなければ、白山まで見えるのかもしれない。

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東方向には、雲がなければ、北アルプス、御嶽山、中央アルプス、南アルプスも見えるのかもしれない。

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下山に使った登山道は全体的に緩い道で、膝に優しかった。最後は登山道をショートカットして林道に出た。

下山後は久瀬温泉「白龍の湯」で汗を流し、山スキーヤーの集いの会場がある美濃太田へ向かった

貝月山は全体的にお手軽な沢でありながら、滝もそこそこあって、ナメもあったりで、結構楽しめた。今シーズン2回目の沢登りで、まだ沢に慣れていない体には、ちょうどよいリハビリであった。

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May 26, 2024

金剛山 高天谷:ワンゲル部員と2024年シーズンの沢始め

2024年シーズンの沢始めは、昨年の沢始めと同様に、ホームの金剛山の高天谷を、ワンゲル部員2名と遡行してきた。からりとした良い天気だったが、水温はまだ低く、水に手を長くつけていると、痺れるぐらいであった。

【日程】2024年5月25日(土)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 高天谷左俣
【メンバー】ワンゲル部主将、主務、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】高天彦神社駐車場9:27〜高天滝下9:38〜10m大滝下9:52~二俣11:20~郵便道(920m地点)12:55-13:12~高天彦神社駐車場13:57

先週の乗鞍岳で今シーズンのスキーを終えたところで、いよいよ沢始めである。ワンゲル部の主将と主務からも沢始めの希望があったので、昨年の沢始めと同様に一緒に行くことにした。ワンゲル部主務は昨年の沢始めのメンバーでもあった。行き先に選んだのは、昨年の沢始めと同じく、通い慣れたホームの金剛山の高天谷とした。体の方もまだ沢に慣れていないこともあり、これからの沢行のためのウォーミングアップとして、まったりと進むつもりである。

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9時過ぎに高天彦神社の駐車場に着いたが、ほぼ満車状態で、かろうじて空いていた1台分のスペースに駐めることができた。

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高天彦神社を参拝する観光客はいなかったので、駐車場に駐められていた車のほとんどは登山者のもののようだ。

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高天滝6mから入渓する。滝を落ちる水量がいつもより多い感じがした。

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高天滝は右にあるハシゴを使って高巻く。

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下り用のハシゴも設置されている。

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高天滝の上はゴルジュ状となり、小滝を超えていくと、すぐに3m滝と背後の堰堤が立ちはだかる。

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3m滝と背後の堰堤を、フィックスがある左から巻く。

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沢が開けた先に10mの大滝が現れる。

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10m滝は右から高巻く。

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しばらく進むと、沢は樹林の中に入って行く。ここから連瀑帯になる。

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倒木のある5m滝。

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直登する。まだ体が沢に慣れていないこともあり、体は重く、キレがない。

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ゴルジュ状になる。

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奥にはトイ状5m滝がかかる。

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水しぶきを浴びながら登る。からりとした良い天気だったが、水温はまだ低く、水に手を長くつけていると、痺れるぐらいであった。

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2m滝。

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あいかわらず、倒木で埋まった二俣に着く。

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左俣の3段30mほどの大滝に取り付く。念のためロープを出した。トップで登ったのはワンゲル部主将であった。

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2ピッチ目は主務がリードして、セカンドを確保した。

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4m滝を直登。

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最後の4m滝も直登する。この滝の上はスギ林の中の緩やかな流れとなる。

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スギの倒木はえたコケの胞子体。

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登山に詰め上がって遡行終了。沢装備を解除する。

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郵便道を下山して、高天滝の前に戻る。

まだ体が沢に慣れていないため、体は重く、キレはなかったが、無事沢シーズンを始めることができた。加齢による体力低下が気になるが、今シーズンも安全に沢登りを楽しみたい。

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May 22, 2024

奥美濃(ワンゲル部山小屋周辺)にて山菜採り

乗鞍岳下山後は、奥美濃にあるワンゲル部山小屋へ移動し、翌日は山小屋周辺で山菜採りを行った。

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コシアブラやタラなどの旬は1〜2週間前であったと思われるが、多少は遅めに出たものもあるだろうという淡い期待を抱いていた。ところが、ことごとく葉は展開済みで旬をすぎているものばかりであった。

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タラ。

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ハリギリ。

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コシアブラ。

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ウド。

どれも葉が開いてしまっていた。ゴールデンウィーク頃の高温で急激に成長してしまったようだ。

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ハンゴンソウ。これは先端部が食べられる。

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山小屋の裏の伐採地はワラビ畑になっていた。葉が開いたコゴミもその中に見られた。ネマガリダケは細いものばかりであった。

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それでもタラの二番芽を少しと、ちょうど良い具合のウドを多数採ることができた。

今シーズン初の渓流釣りも予定していたが、午後から雨予報ということで、次回に延期し、早めに帰路についた。

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帰路途中、道の駅越前おおの荒島の郷にて昼食用のお弁当を購入した。福井名物のソースカツ丼とおろし蕎麦のセットであった。

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乗鞍岳で今シーズンの板納め?

季節は初夏の様相となり、そろそろ今シーズンの板納めの時期である。今シーズンも昨年に引き続き、最後の滑り?を乗鞍岳で締めた。

【日程】2024年5月18日(土)
【山域】北アルプス南部
【場所】乗鞍岳
【メンバー】マメゾウムシ
【装備】テレマーク
【天候】晴れ
【コースタイム】位ヶ原山荘9:40〜大雪渓下10:47〜朝日岳12:16-42〜位ヶ原山荘13:09

季節は初夏の様相となり、そろそろ今シーズンの板納めの時期である。5月第3週の土曜日は、快晴の天気が期待できるということで、昨年に引き続き、乗鞍岳へ板納めに行ってきた。

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早朝の乗鞍観光センターは予報通りに快晴の天気で、乗鞍岳がくっきり見えていた。駐車場には昨年の板納めでも一緒になった大阪労山のKさんの顔もあった。

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位ヶ原山荘往復の春山バス切符4000円を販売機で購入して、8時30分発の春山バス始発便に乗る。この時期は滑れるところが限られることもあり、同じことを考えている人が多かったのか、登山者よりもスキーヤー・ボーダーの方が多かった。

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観光センターから4台、三本滝から1台の計5台のバスが位ヶ原山荘に着いたので、山荘前は少々混雑気味で、トイレに並ぶ人も多かった。

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位ヶ原山荘からの屋根坂への取り付きは、雪融けで藪が濃いめのため、登れる所が限られる。屋根坂は比較的斜度があることもあり、シール登行に苦労する人たちが多数いて、それによる渋滞が発生した。なかには滑落する人もいた。

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途中、富士見岳方面へ向かうKさんと別れ、

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剣ヶ峰方面を目指す。

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肩の小屋口を過ぎて、除雪済みの車道をシールをつけたまま渡り、大雪渓に取り付く。寝不足といきなりの高度で、調子は悪い。

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ようやく朝日岳と蚕玉岳のコルに着いたが、13時24分発の帰りのバスに間に合わせるために、剣ヶ峰ではなく、朝日岳にドロップ地点を変更した。

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雪渓上に落ちた虫をイワヒバリが食べていた。

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朝日岳から槍ヶ岳・穂高岳などの北アルプスの展望。

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北アルプスの右には、浅間山や八ヶ岳の眺め。

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シールを外していよいよ滑走ではあるが、スキーのソールにはシールの糊がついていたので、コンパスで糊を剥いでから斜面へドロップした。上部は最近降ったと思われる新雪もあったが、ストップ雪というほどではなく、快適に滑ることができた。

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あっという間に、肩の小屋口まで滑り下りる。下部には縦溝はほとんどなかった。最後は藪を掻い潜りながら、位ヶ原山荘近くの車道に滑り込む。高度障害もあったりで、単純にゆっくりと往復するだけで、それほど時間に余裕は残っていなかった。

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下山後は湯けむり館で汗を流し、奥美濃にあるワンゲル部山小屋に移動した。夜は1人宴で過ごした。

今回の乗鞍岳スキーは板納めのつもりであったが、縦溝がほとんどなくフラットな斜面で快適な滑走ができたことを考えると、もう1回行っても良いかなと思うのであった。

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May 07, 2024

ワンゲル部2024GW立山スキー合宿2:3日目は室堂山と浄土山からの滑走、4日目に下山

ワンゲル部2024GW立山スキー合宿の後半(3日目と4日目)の記録です。概要と前半の記録については、こちらをご覧ください。

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3日目:室堂山と浄土山からの滑走

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3日目も快晴であった。前夜の冷え込みは酷く、テント内に置いた水筒の水でさえ凍りかけていた。

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本日も雪が緩むのを考慮しての遅めの出発とした。

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繁殖期ということもあり、天気は良いのに、ライチョウをよく目撃した。まだ羽は白い。

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前日にビールを飲みきってしまったので、室堂経由にて買い出しを行った。ゴールデンウィーク後半開始ということもあり、室堂ターミナルは多くの観光客で混雑していた。

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まずは室堂山を目指す。

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室堂から1時間ほどで室堂山に到着する。かって滑走したことのある立山カルデラの眺めである。

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室堂山からの北方向には剱岳の眺め。

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南東方向の眺めは、日本オートルートの眺め。

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南方向は日本オートルートの全容が眺められる。

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南西方向には遠くに白山が眺められる。

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北西方向には大日岳と富山湾が眺められる。

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雪の大谷方向へ滑走する。

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ややメローな斜面だが、気持ちよく滑ることができた。下部は縦溝ができていたが、問題はなかった。

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雪の大谷を歩く大勢の観光客を見下ろしながらランチとする。

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午後は浄土山を目指す。

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最後の急斜面はクラスト気味でスリルのあるシール登行となった。

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私が足場を作ってから現役部員には登ってもらったが、なかなか登ってこない。主将のシールが途中で剥がれるというトラブルがあったもよう。それでも無事登ってきた。もう私がいなくてもどこにでも行けそうだ。

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浄土山のボウルを滑る。

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ボウルはギタギタで酷い状態だった。往路を滑るのがベターだったようだ。

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下部は快適な斜面だった。

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一ノ越手前まで滑る。正面に雄山である。

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テン場までは、浄土沢から山崎カール側にトラバースしながら滑る。

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基本的に快適な滑りだったが、下部は縦溝が発達してきており、油断したら板を取られて転倒してしまった。

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下山後は、前日に引き続き屋外にて、ランドレさんと一緒に、室堂で仕入れた立山地ビールにて最後の晩餐となった。連休後半のスタートということもあり、テント数は滞在中最多となっていた。

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夕食後に、雷鳥荘方面から通称ゲレンデを、大きなザックを担いで、転けながら滑ってくる集団が目に入る。昨年の我が部と同じ光景であったので、直感的に大学関係かなと思った。主将が声をかけると、やはり大学関係で、関学ワンゲル部であった。一緒に記念撮影を行った。できればもう少し交流の場を持ちたかったが、残念ながら我々は明日下山する。是非とも滞在中は楽しんでほしい。

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4日目:下山

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最終日の朝を迎えた。前夜の冷え込みは、前の晩に比べるとそれほどはなかった。この日も天気が良く、どこか滑りたい気持ちはあったが、帰りの渋滞を考えて、下山だけとした。すでにブログで報告済みだが(生ゴミを雪に埋めて帰るパーティー)、テントの撤収の際に、我々が設営する前から雪に埋められていた生ゴミを回収した。

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3晩過ごしたテン場を去る。

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下山だが、室堂までは登りメインである。

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下山後は、亀谷温泉白樺の湯で汗を流してから、帰路についた。

今年のGW立山スキー合宿も天気に恵まれて、無事に終了した。昨年に比べると、ワンゲル部員たちのバックカントリーおよびテレマークスキーの技術はだいぶ向上していた。参加者の人数が少ないのは残念だったが、今回参加した2名がしっかり後進の指導をしてくれるだろう。来年は現役部員だけでのスキー合宿も期待できるにちがいない。

2日目の剱御前山からの滑走と、3日目の室堂山の滑走シーンを動画に編集しました。

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ワンゲル部2024GW立山スキー合宿1:1日目は大走り、2日目は剱御前山からの剱沢滑走と雷鳥沢滑走

昨年に引き続き、今年もワンゲル部のGW立山スキー合宿に同行した。昨年は登りも滑りも心許なかったワンゲル部員たちだったが、今年はどこへでも滑りに行けるレベルに成長していた。

概要
【日程】2024年5月1日(水)〜4日(土)
【山域】北ア立山
【場所】立山
【メンバー】ワンゲル部員2名、マメゾウムシ(顧問)
【天候】5/1 曇り、5/2-4 晴れ
【装備】テレマーク3
【コースタイム】
5/1 立山室堂9:30〜雷鳥沢キャンプ場10:30-12:30(テント設営)〜大走り尾根2670m14:31-45〜滑走〜雷鳥沢キャンプ場15:15
5/2 雷鳥沢キャンプ場8:44〜剱御前小舎11:28-58〜剱御前山12:09-54〜滑走〜剱沢2660m12:59-13:40〜剱御前小舎14:01-15:08(現役部員は再び剱御前山から滑走)〜雷鳥沢キャンプ場15:46
5/3 雷鳥沢キャンプ場8:55〜みくりが池温泉9:36〜室堂9:55-10:17〜室堂山11:17-57〜滑走〜雪の大谷2410m12:12-48〜室堂12:57〜浄土山14:54-28〜雷鳥沢キャンプ場15:59
5/4 雷鳥沢キャンプ場9:30〜みくりが池温泉10:20〜室堂10:36

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ワンゲル部2024GW立山スキー合宿の前半(1日目と2日目)の記録です。

昨年
に引き続き、今年もワンゲル部のGW立山合宿に同行した。当初の予定は4月30日〜5月3日の日程だったが、4月30日が悪天予報だったため、1日後ろに日程をスライドさせた。合宿といっても、ドタキャンが出たりして、現役部員の参加者は主将と主務の2名だけであった。人数は減っても、部員の中では技術レベルはトップの2名である。遠慮なく、私の行きたいルートで行くことにした。

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1日目:入山と大走り尾根滑走

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入山日の立山駅は、朝まで雨が降り続き、GW中の平日ということもあり、混雑はなかった。

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8時発のケーブルカーに乗車し、9時過ぎに室堂に到着する。雨は降っておらず、視界はあるが、湿度は高めだった。

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重荷だったこともあり、遠回りではあるが、ブル道にてシールをつけたまま雷鳥沢キャンプ場へ向かった。

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雷鳥沢キャンプ場のテント数はまだ少なめで、他のパーティーが利用して帰った跡地にテントを設営することができた。設営中に突然声をかけられたが、以前にお会いし、ヤマレコやSNSで交流のあるランドレさんであった。

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天気はそれほどよくはないが、視界はあるので、午後から大走り尾根へ滑りに行くことにした。

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テン場から2時間ほど登った標高2670m付近から滑ることにする。2670m付近は台地状なので、スキーの脱着がしやすい。

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滑り始めはクラックが多いので、慎重に滑る。

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雪は緩んでいて、良い感じのザラメ雪であったが、少々ストップ気味な感じもする。原因はソールに張り付いたシールの糊のせいだった。これ以降、滑走前にソールに付いた糊を剥いでからの滑走となった。

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テレマークターンを決めるワンゲル部員。

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テントに戻ったら早速入山祝いでビールを開けた。

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2日目:剱御前山からの剱沢滑走と雷鳥沢滑走

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2日目は朝から快晴の天気で、昨年に引き続き剱岳参りへ行くことにする。

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雪の緩むのを考えて、遅めの9時近くに出発した。雷鳥沢を登り出したが、出だしはまだ雪が締まっていたので、私はクトーを利用した。

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最初の急登を登り終えて、ホッとする。

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剱御前小舎への最後のトラバースに入る。現役部員はここまでシールだけで登り切った。

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剱御前小舎へのトラバースは途中で雪が途切れたので、そこからはスキーを担いだが、剱御前小舎はすぐであった。

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剱御前小舎からは遠くに白山が眺められた。

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一服したら、剱御前山へもう一登りする。

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剱御前小舎から剱御前山までは、ほんの10分ほどだった。

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剱御前山から北東方向の眺め。剱岳の眺めが圧巻である。

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剱御前山から東方向の眺め。

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剱御前山から剱沢へ滑走する。ワンゲル部員2名は昨年は山頂からは技術的に滑れず、斜度の緩い剱御前小舎から剱沢へ滑走した。シールを外すと、やはり私のスキーにはソールにシールの糊がついていたので、スクレイバーで剥がした。

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主将のテレマーク。

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主務のテレマーク。現役部員2名は成長を感じられる滑りであった。

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顧問こと私のテレマーク。糊を剥いだスキーは問題なく走ってくれた。

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シュプールを振り返る。剱岳を観ながらの滑走は快適であった。ランドレさんも滑り下りてきて、一緒になった。滑走中の写真はランドレさんに撮っていただいた。

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剱御前小舎に登り返す。私は休憩としたが、その間に現役部員は再び剱御前山からの滑走を行った。さすがに38歳下の若者には体力では勝てない。

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剱御前小舎から剱沢を振り返る。

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富山平野方面は雲海であった。

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現役部員が戻ってきたところで、最後の雷鳥沢の滑走に入る。

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広い雷鳥沢源頭部を滑走する。昨年は技術的に源頭部の急斜面を滑れず、板を担いで高度を落とした現役部員だが、今年はしっかり滑って下りて来られる。

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下部は少々縦溝があったが、快適なザラメ雪だったので、滑りにさほど影響はなかった。

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下山後は、天気が良かったので、そのまま外で夕食と宴とした。テン場で一緒になったランドレさんも交えて、楽しい夕べとなった。

ワンゲル部2024GW立山スキー合宿2:3日目は室堂山と浄土山からの滑走、4日目に下山につづく

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May 06, 2024

生ゴミを雪に埋めて帰るパーティー

ゴールデンウィークの立山の雷鳥沢キャンプ場にて、生ゴミを雪に埋めて帰るマナーの悪いパーティーがいたので報告します。

今年のゴールデンウィークは、5月1日〜4日の日程で、立山の雷鳥沢キャンプ場をベースにして、ワンゲル部員たちと山スキーを楽しんでいました。

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他パーティーが去った後の整地場所にテントを張ったのですが、雪融けで生ゴミが出てきました。

野菜くず、ご飯、ソーセージ、生肉など、余ったので置いていったのでしょう。

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仕方なく、我々で回収して室堂まで持って帰りました。

雪に埋めたものは雪融けしたら出てきます。

それは衛生的に問題であるだけでなく、クマやカラスなどの動物を引きつけることになります。

山ヤのマナーとして、持ってきたものは全て持ち帰りましょう。

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April 22, 2024

大阪の裏山にて山菜採り

この週末は、近場の大阪の裏山にて今シーズン初の山菜採りを行った。昨年の同じ時期と比べると、少し遅れている感じはしたが、ちょうど良い芽吹きのものもあり、5種類の山菜を収穫することができた。

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リョウブ

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コシアブラ

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タラ

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ウルイ(ギボウシ)

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タカノツメも採れて、タラは良質な太い芽が採れて、まずまずの収穫だった。

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その晩は、早速、天ぷらにして、酒の肴になった。

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