Team Kanrekiは乗鞍岳からのハシゴで立山へ。今回の立山でのTeam Kanrekiのお題は、スキーに加えて、「酒と雷鳥と温泉」であった。
【日程】2026年4月19日(日)〜20日(月)
【山域】北ア立山
【場所】立山
【メンバー】バーバ、マメゾウムシ
【天候】4/19 晴れ、4/20 曇りのち晴れ
【装備】テレマーク1、ATスキー1
【コースタイム】
4/19 室堂9:40〜みくりが池温泉9:52-10:15〜雷鳥荘10:33-42〜称名川横断地点10:50-11:17〜雷鳥沢右岸尾根2590m12:35-47〜称名川横断地点13:01-14〜雷鳥荘13:39〜みくりが池温泉14:07(泊)
4/20 みくりが池温泉8:02〜室堂山9:13-27〜雪の大谷上9:36-10:00〜室堂山北面2590m10:35-43〜室堂10:49
乗鞍岳での日帰りスキーツアーを終えたTeam Kanrekiは立山へ向かった。今回の立山でのTeam Kanrekiはみくりが池温泉泊ということもあり、お題は、スキーに加えて、「酒と雷鳥と温泉」とした。今シーズンの初滑りは11月の立山だったが(2025年11月20日〜21日の記録)、2日目が悪天だったために、富山側に下山できなかったというトラブルに見舞われた。その時の顛末については過去ブログを読んでもらいたい。

事前にアルペンルートの立山駅発のWEB切符が取れず、当日券を購入するために6時から立山駅の切符売場に並んだが、切符売場にはすでに長蛇の列ができており、早朝から混雑していた。切符を購入できたのは、並び始めてから1時間15分後で、8時発のケーブルカーであった。なお、モンベル会員は切符購入時に申告すればティッシュがもらえる。

高原バスからの称名滝。春には幻の滝とよばれるハンノキ滝が称名滝の右側に見られる。

立山駅は曇っていたが、雲海の下だったようだ。弥陀ヶ原は雲の上であった。

高原バスからの剱岳。

室堂に到着する。日曜日だけあって一般観光客が多い。

まずは今宵の宿であるみくりが池温泉にチェックインする。お酒など不要な荷物はデポし、雷鳥沢へ向かう。

急激な雪融けのためか、全層雪崩の跡が目立つ。クラックの下には近づかない方がよいだろう。

人が集まっているところにはライチョウがいる。羽毛はまだ白い。目の上が赤いのがオスである。これから繁殖期に入るが、さらに目の上の赤さが派手になる。



目の上が赤くないのはメスである。

雷鳥荘まで来る。正面には雷鳥沢である。

まずは眼下の雷鳥沢キャンプ場に向けて、通称「ゲレンデ」を滑走する。

雷鳥沢キャンプ場を通過する。

称名川を横断して、雷鳥沢右岸尾根に取り付く。11月は橋で渡った称名川であったが、この時期はスノーブリッジで渡れる。

最初から剱御前まで登るつもりはなく、登りは標高2590mまでとした。

雷鳥沢の中には入らず、あまり荒らされていない西寄りの斜面を滑った。ナイスザラメ雪の滑走であった。前日の乗鞍岳で山での初使用となったBlastrackのおニュー板は、最初はなんとなく違和感があったが、板の特製がわかれば、なかなかいい感じに乗れる。Team Kanrekiはハードさは求めず、まったりマイペースにて快適ザラメ雪の滑りを楽しんだ。

滑った斜面を振り返る。

滑りは早々と終了して、往路を戻る。

宿に戻り、早速、温泉にて汗を流す。入浴後は、モンベル会員の特典であるソフトクリームを食べてから、生ビールで乾杯となった。生ビールの後は持参した日本酒「立山」を味わった。

みくりが池温泉の夕食は相変わらず豪華であったが、疲れと酔いで、夕食後には早々と就寝してしまった。

起床したら顔が浮腫んでいた。還暦の同行者も同様とのこと。3月に蓮華温泉に泊まった時も同様に起床時に顔が浮腫んでいたが、60歳を超えると、高所で呑んだ翌日には顔が浮腫むものなのだろうか。朝食はビュッフェ方式のため、つい取り過ぎてしまう。おかげでこの日は行動食を食べることはなかった。

2日目は室堂山へ行くことにした。朝のうちは雲の多い天気で、風は前日より強かった。気温は高めで、出発時点で雪はほぼ緩んでいた。

室堂山を目指す。

高曇りであったため、室堂山展望台からは立山から槍ヶ岳までの日本オートルートの全貌を眺めることができた。

日本オートルートの続きである。

立山カルデラの眺め。11年前にカルデラ内を滑ったこともある(2015年5月9日〜10日の記録)。この時と比べると、最近は今回同様にだいぶソフトなスキーツアーが多い。

大日三山の眺め。

剱岳の眺め。強風のためバーバさんは厳冬期仕様である。

雪の大谷方向にドロップする。

大斜面の滑走は気持ちが良い。

ギャラリー多数の雪の大谷の真上へ滑り込む。

雪の大谷の真上で観光客を眺めながら大休止とする。平日の月曜日にもかかわらず、雪の大谷は多くの観光客で溢れていた。大多数は外国人観光客なのかもしれない。

室堂山方向へ登り返す。

最後は室堂への滑走で締める。午後からガスが出るようなので、長い帰路も考えて、正午前の早めの終了となった。

相変わらず、観光客が多い室堂であったが、やはり外国人観光客の団体が多かった。帰り支度をしていると、もう10年以上前になるが、かって山岳スキー競技大会に参加していたことがあり、その当時に一緒に大会に参加していた懐かしいメンバーにお会いした。

下山は、平日なのに外国人観光客の団体でごった返すアルペンルートであった。立山駅にはモンベルの店舗ができていた。かっては食堂だった場所である。

帰路途中、立山のローカルコンビニであるサンダーバードに初めて立ち寄ってみた。このお店の特徴はおにぎりとサンドイッチの種類が多いことである。クマやアナグマなどジビエのおにぎり、おでんを挟んだ変わり種サンドイッチなどがあり個性が強い。辛いもの好きとしては、REDHOTO辛チキンを食べてみたが、想定よりもだいぶ辛い味で美味しかった。立山に来たら、ぜひ立ち寄ってみてほしいお店である。
Team Kanrekiによる立山スキーツアーは、年齢による衰えもあり、以前のようなハードな滑りを求めることはしなかったが、「酒と雷鳥と温泉」のお題だけはしっかり全うした2日間であった。次シーズンは、はたしてどんなスキーツアーになるのだろうか。体を鍛え直して再び体力を向上できるのか、それともさらにソフトなスキーツアーとなるのだろうか。
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