November 14, 2019

幻のイワナ、キリクチに会いに弥山川双門コースへ

沢シーズンが終わり、スキーシーズンが始まるまでのこの時期は、来たるべきラッセルに備えて体力作りをしておくべき時期でもある。トレランやロードランは行っているが、重荷を背負っての山行が最近は少ない。同行者のOさんもテン泊山行の経験が少ない。そこで、ボッカトレとしてテン泊装備を背負って一般ルートの険路でも行こうかということになった。選んだルートは、4年前に歩いたことのある大峰の弥山川双門コースである。その時はうっすらと雪のついたコースを比較的軽装にてワンデイで行った(2015年12月の記録)。沢シーズンが終わって沢が恋しくなったこともあるが、弥山川は紀伊半島固有で世界最南限のイワナであるキリクチが生息する貴重な谷であるとともに、登山靴で行ける沢沿いの一般ルートである。一般ルートとは言え、点線ルートであるため、決して易しいわけではない。大峰最難関の一般ルートであり、転落すれば命を落とす箇所は多数あるところだ。沢屋である我々ならば、重荷を背負っていても歩き通せる自信はある。そんな訳で、ボッカの荷として豪華鍋を作るための食材と酒類を背負い、幻のイワナ、キリクチに会いに、1泊2日にて、弥山川双門コースから八経ヶ岳に登り、カナビキ尾根を下山した。なお、弥山川は禁漁河川であり、キリクチの棲息地は奈良県の天然記念物に指定されているため、釣りなどの捕獲行為は一切禁止されている。

【日程】2015年11月9日(土)〜10日(日)
【山域】大峰
【場所】八経ヶ岳 弥山川・双門コース
【メンバー】Oさん、マメゾウムシ
【天候】11/9 晴れ、11/10 晴れ
【コー スタイム】
11/9 観音峯登山口6:21〜みたらい渓谷分岐6:47〜熊渡7:12〜金引尾根・弥山川分岐7:48-57〜釜滝8:22〜吊橋9:40-54〜仙人嵓テラス11:26-11:29〜ザンギ平分岐12:00-11〜河原小屋跡13:48〜幕営地13:55
11/10 幕営地6:37〜狼平避難小屋8:16-25〜弥山小屋9:15-32〜八経ヶ岳9:57-10:07〜弥山小屋10:30-35〜狼平避難小屋11:11-26〜高崎横手11:44〜ナベの耳12:02〜カナビキ尾根分岐12:28-36〜金引尾根・弥山川分岐13:45〜熊渡14:12〜みたらい渓谷分岐14:33-44〜観音峯登山口15:14

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1日目(11月9日):観音峯登山口〜熊渡〜河原小屋跡

前夜に天川村入りし、天川村役場に駐車する予定だったが、村役場に着くと、なんと駐車できないではないか。天川村ではこの週末にもみじ祭りというイベントを開催し、村役場はその会場となっていたのである。熊渡に駐車することも考えたが、車中泊するにはトイレがないので、急遽、観音峯登山口の駐車場に駐車することにした。帰りが最後にみたらい渓谷の登りにはなるが、村役場に駐めるのとそれほど所要時間は変わらない。軽く晩酌をしてから就寝した。

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5時に起床して、6時21分に出発した。出発時の道路上の温度表示は−3℃で、放射冷却で冷え込んでいた。久しぶりのテン泊装備であるが、1泊分にしか過ぎないので、それほど重いとは感じなかった。

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観音峯登山口の吊橋を沢の左岸へ渡る。

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みたらい渓谷を右手に滝を見ながら下る。

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しばらく雨が降っていないので、水量は少なめ。

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国道309号に出ると、右手に天ノ川を見ながら歩く。冬の天ノ川は管理釣り場となっていて、ニジマスが放流されている。道路上からもニジマスが泳ぐ姿を確認できる。観音峯登山口から50分ほどで熊渡に着く。ここは路肩に5〜6台ほどの駐車スペースがあり、まだ2台ほどのスペースが空いていた。ここまで車を持ってきてもよかったかもしれないが、少々落石が怖い場所ではある。右手の橋を渡って、林道に入る。

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双門コースの案内板があり、登山届のポストもある。登山届はコンパスに提出しているので、そのまま通過する。

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林道が崩壊している。2018年の台風20号の被害のようだ。台風後の双門コースは、一ノ滝より上部に崩壊箇所があり、しばらく通行止めとなっていた。現在は通れるようになっているらしいが、どうなっているか少々不安である。

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朝靄が立つ林道歩き。単独男性が追い抜いていったが、カナビキ尾根か弥山川のどちらに行くのだろうか?

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カナビキ尾根分岐を左に進む。

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弥山川に出る。水流のない白川八丁だ。上流に取水堰堤があるため、堰堤下を流れる水量は少なく、伏流になっている。

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釜滝が近づくと、流れが出てきて、そこそこ水量も増えていく。流れの中にイワナの姿を見つけた。赤みがかった体色、口吻が短く丸い、顕著な白斑が無い。これらの特徴から、紀伊半島固有のイワナ系統であるキリクチだ。大峰の渓流というとアマゴが代表的だが、イワナのいる渓もある。しかしながら、この弥山川を含めてキリクチが棲む渓流はわずかに残されているだけだ。本来、イワナは河川ごとに固有な形態・遺伝子型をもっていたが、むやみな放流が交雑を起こし、その河川独自の特徴が失われつつある。

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防水コンパクトカメラを水中に沈めて、水中写真にトライしてみた。

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鮮明ではなかったが、一応イワナは写った。

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釜滝の大きな釜が正面に現れる。ここで男性2名のパーティーが追いついたので、先に行ってもらう。このパーティーとは、その後、抜きつ抜かれつとなる。左岸の岩の矢印に従って、右岸上部につけられた歩道へ上がる。

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釜滝の上にある取水堰堤を越える。

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落ちたくない幅の狭い道を進む。

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途中、崩壊箇所があったりする。

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沢に下りて、徒渉も何度かある。

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沢靴ならば水に入って簡単に通過できる箇所も、水に入らないとなると難易度があがる。この手すりを使ってうまくへつってから、岩の上に上がる。

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一ノ滝手前は沢登り要素が高く、実に楽しい!

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吊橋まで上がる。

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吊橋を対岸に渡る。吊橋の正面は一ノ滝だ。

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一ノ滝から上流はゴルジュとなり、連瀑となるので、ここから長い右岸の大高巻きとなる。

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途中に石門があり、それをくぐる。

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急なハシゴ登りが続く。

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両側が切れ落ちた箇所の通過もある。木の枝や根を掴めば問題はない。

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ハシゴが崩壊した場所が現れるが、ここは左手から巻ける。昨年の台風後に双門コースが通行止めになった原因はこの崩壊場所だろうか?

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仙人嵓のテラスに到着する。正面にに見える双門の滝が豪快な流れを落としている。

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まだ登りが続く。この大高巻きは双門コースで1番きつい箇所だ。

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展望が開けて、ザンギ平への分岐に到着。これで大きな登りは一段落。バリゴヤの頭・稲村ヶ岳方面が眺められる。

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今度は長い下りになる。

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ガレ場の下りもあるので、落石に注意する。

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右手に滝がチラリと見える。だいぶ沢床が近づいて来た。

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ようやく河原に出た。

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あとは河原歩きかと思いきや、大きな淵に行く手を阻まれる。

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奥には滝が見える。こういう時は正規のルートは巻き道となっていて、右岸上部にルートを見つけた。沢の経験があれば、特に焦ることもなく、すぐに高巻きルートを捜せるだろう。

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ということで、また登る。

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滝の落口に下りる。

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その後は河原歩きとなり、徒渉を繰り返す。

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左岸にナベの耳へのエスケープルートを示すテープを見つける。増水時にはここを登ってエスケープできる。

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急に巨岩の山が目の前に現れる。水流を完全に土砂が埋め尽くしている。

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左岸側が大きく崩落している。2011年9月の台風被害によってこの箇所が崩落し、当時このあたりにあった河原小屋が消失したそうだ。4年前に来た時は雪がついていたためか、この場所の記憶がない。

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崩壊箇所のすぐ上流部に台地状の幕営適地があり、すぐ上で水流も復活している。迷うことなく、この場所で幕営と決める。流木もあるので焚き火もできる。テントを張ったら、早速、流木を集めて火を熾した。

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今回は1泊だけなので、豪華に鍋の食材と酒を持ち上げた。ちなみにスープは塩ちゃんこで、エバラのプチッと鍋を利用した。入れた食材は、鶏肉、鶏肉だんご、カット野菜2袋、水餃子、揚げ、焼き豆腐、それから先日のキノコ狩りで採ったナメコも鍋に投入した。日本酒が進む。締めはスライス餅をしゃぶしゃぶして食べた。

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11月中旬ではあるが、焚き火の周りは暖かく、外での炊事・食事では特に寒さは感じなかった。

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夕食を終えたら、テントに入って二次会。テレマークスキー動画を観ながら、初滑りに向けての士気を高めた。

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2日目(11月10日):河原小屋跡〜八経ヶ岳〜カナビキ尾根〜熊渡〜観音峯登山口

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2日目の朝は5時に起床。気温は氷点下ではなく、前日に比べるとそれほど夜は冷え込まなかったようだ。3シーズンシュラフでも充分に耐えられた。前日の鍋の残りにうどんを入れて朝食とした。

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テントを撤収して出発。

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流れの中にキリクチを見つけたので、撮影することにする。

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水中撮影に再チャレンジ。やはりピントが合わない。

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時期的にペアリング中か?

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これはまあまあうまく撮れた写真。キリクチの特徴である、口吻が短く丸い、赤身がある体色、明瞭な白斑がない、にあてはまっている。その逆は天ノ川本流で放流されているニッコウイワナの特徴になる。

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滝がある所では、ルートは巻き道となっている。

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1630mの二俣は右俣へ進む。

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滝が現れる。

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ルートは左岸側につけられている。

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空中ブランコのようなハシゴが現れる。

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ハシゴへの取り付き時にハング状になるので、結構登りにくい。握力は結構使うし、膝が岩にぶつかる。

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次は空中回廊。岩に杭が打ち付けられており、それをハシゴの上を歩くように進む。

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滝を左手に見ながら巻いていく。

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最後は鎖場の通過。

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美しい釜が眼下に見える。

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穏やかな河原に出てホッと一息したところで、Oさん、徒渉中に転けて、お尻を痛打してしまう。ついでに下半身も濡らしてしまう。

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すぐに狼平に出て、天川河合からの登山道と合流する。弥山川双門コースはこれで終了。狼平避難小屋には、前日に抜きつ抜かれつだった2人パーティーが泊まっていたので、挨拶を交わす。彼らは八経ヶ岳には行かずに、そのまま下山するとのこと。

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余計な荷は狼平避難小屋において、八経ヶ岳のピストンへ。

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階段道ではあるが、普通の登山道は実に歩きやすく楽である。八経ヶ岳までにはシカ対策用の柵が4箇所あり、扉を開けて出入りする。

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登り切ると、八経ヶ岳が右手に現れる。

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弥山に到着。

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すぐに弥山小屋が現れて、休憩する。ここから急に登山者が増える。ほとんどは八経ヶ岳最短ルートの行者還トンネルから登って来たのであろう。

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弥山小屋からは25分ほどで、大峰最高峰の八経ヶ岳に到着する。山頂はそれほど広くなく、ツアー客と思われる集団がやって来たので、早々と撤退した。

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八経ヶ岳付近は、大台ヶ原のように枯れ木と倒木が目立つ。大台ヶ原と同様に1959年の伊勢湾台風と鹿の食害の影響らしい。この景観が大峰や大台ヶ原のイメージとなってしまっているのは何とも...

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狼平避難小屋に戻って、デポした荷をパッキングし直したら下山へ。

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途中からカナビキ尾根へ入る。

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落葉に覆われた道はわかりにくいので、所々についているテープを目安に下りる。途中で、単独の女性登山者が追い抜いていった。

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素直に尾根を下る道だ。道を見失っても、尾根から外れなければ、迷うことはないだろう。

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途中の木の葉の紅葉具合はちょうどよい感じ。先行した女性登山者が道をロストして我々を待っていた。我々は尾根上を素直に下りているだけだが、正規の道はおそらく違うところについていると思われる。方角的には尾根上を下れば問題はないはず。私が先行して下って、目印のテープを発見して、無事、正規の道に戻る。

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さらに下っていくと、道はつづら折りとなった後に左へトラバースし、林道に出た。

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前日は左に進んだカナビキ尾根分岐に出る。あとは前日に通った林道を下るだけ。

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林道上の木の葉の色づきも悪くない。先行していた女性登山者が不安になったらしく、再び戻ってきた。話しを聞くと、天川川合に下りる予定だったとのことで、間違ってカナビキ尾根を下りてしまったことが判明した。天川川合までの行き方を教えてあげる。

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熊渡に出て、国道309号をみたらい渓谷まで歩く。

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みたらい渓谷分岐でトイレ休憩をしてから、前日に下った渓谷沿いの遊歩道を登る。みたらい渓谷は観光地だけあり、一般の観光客が多い。最後に登りになるのはキツい。

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観音峯登山口に無事下山。

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もみじ祭りなどもあって、天川村内の温泉は混雑してそうなので、309号線を下ったところにある下市町のごんたの湯にて汗を流した。ごんたの湯の入浴料は500円と安く、下市町の施設らしく地元の人が多いようだ。帰りの道は特に渋滞もなく帰宅できた。大峰は堺からは比較的近いのがよい。

YouTubeにアップした記録動画です。動画にはキリクチの泳ぐ姿も含まれてます。

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November 08, 2019

近畿地方界隈にてキノコ狩り

11月の3連休は、高野山町石道のトレラン中にスズメバチに刺されたことで始まったが、3連休2日目と3日目には兵庫県三田市在住のSさんからキノコ狩りのお誘いがあった。キノコ狩りは1週間前に奥美濃にて行ったばかりであるが、今回は近場にてキノコの散策を行うこととなった。

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集合は三田市図書館。ここでSさんは熊野古道写真展を開いていた。Sさんは熊野古道をすべて歩いており、その時に撮った写真を展示している。写真展というと額に入った大きな写真を思い浮かぶが、ほとんどが携帯で撮った写真のため、引き延ばすと画像が粗くなるということで、スナップサイズで展示している。

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なぜか平安時代のコスプレをさせられる。

それから兵庫県某所に移動し、松林に生えるキノコの採集を行った。6種類ほどの食べられるキノコが採れた。

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アカハツタケ。

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アミタケ。

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ハツタケ。

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ヌメリイグチ、チチアワタケ、ホコリタケ。

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アミタケは茹でて、大根おろしにて。他はキノコ鍋となって食された。なかなか美味しかった。

翌日は京都府某所に移動し、ナメコ狩り。

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ナメコのパラダイス発見!

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ここにも。

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こちらにも。実に大収穫!

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1人で採った量でこれだけ。5人で採ったので、トータルではこの5倍以上とかなりの大収穫でした。近畿地方も侮れません。

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その晩は自宅にて再びキノコ鍋。

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松林で採れたキノコは炊き込みご飯に。キノコはなかなかよい食感で、キノコのダシも出ていて美味だった!

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October 28, 2019

ワンゲル部キノコ狩り

今年もワンゲル部公式行事として、奥美濃にあるワンゲル部山小屋をベースにキノコ狩り&宴会をしてきた(2019年10月26日〜27日)。私がワンゲル部の顧問になった一昨年から始めたイベントなので、今年で3回目(2017年2018年の記録)。夏の雨不足や秋遅くまでの暑さでキノコは不作と思われたが、なんとか人数分のキノコ鍋に足りるだけのキノコが採集できた。ワンゲル部員だけでなく、私の山仲間も集まり、総勢17人の参加者にて盛会にて終了した。

1日目は2グループに分かれ、1グループは山小屋周辺にて、もう1グループはちょっと車で移動した某所にてキノコ狩りを行った。私は某所の方のガイドをした。

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早速、急斜面の倒木にムキタケを発見。

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さらにクリタケも発見。幸先はよかった!

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一見、ムキタケと思ったが、ゼラチン質で明らかに違う。正体はキクラゲの仲間のニカワハリタケらしい。この場では同定できなかったのでスルーしたが、デザート感覚で食べられるらしい。

尾根に出て、ちょっと登ったところで、なんとクマがブナの木の上にいた! 我々に気がついたクマは、急いで木を下りて、一目散に逃げていった。このエリアはクマの密度は高い。去年もクマの糞や木に付けられた爪の跡を目撃したが、今年もクマのフィールドサインは至る所にあった。

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まずはクマに囓られた道標。先日の天生湿原の道標も同じ様にクマに囓られていた。クマはペンキの味が好きなようで、ペンキが塗られた部分を囓る。

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そしてクマ棚。クマ棚とは、ツキノワグマが木に登って木の実や新芽などを食べるために枝を折った跡で、折った枝を重ねていくので、棚のように見える。このようなクマ棚がいくつも見られた。出会い頭でのクマとの遭遇を避けるために、クマ鈴は持っていくべきだろう。通常であれば、人に気がついたクマの方から逃げてくれる。

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クマのことを気にせずに進んでいくと、ムキタケと共にクリタケを大量に見つける。

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なかなか良質なクリタケだ。この場所で人数分に足りるだけのキノコは採集できた。

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一番期待していたナメコだが、これぐらいの幼菌が採れただけで、今年は出るのが遅れているようだ。正午を過ぎたあたりで引き返すことにした。

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山小屋に戻ると、山小屋周辺でキノコを採っていたグループはすでに戻っていた。どうやらナメコとムキタケがそこそこ採れたようで、こちらがナメコが採れなかった分は相殺できそうだ。早速、ゴミ取りを行う。

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採れたキノコは主にこの5種類。

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手が空いたメンバーは、早速、ビールを開ける。

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バーベキューも始まる。日帰りメンバーもいるので、早めの宴開催。

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大学教員、技術者、テンカラ名人、学生など多様な人たちが集まったが、みんな山が共通の趣味だ。

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ショウジョウバエの生態を専門とする元H大のK先生とほぼ20年ぶりにお会いした。研究分野的には私と同じで、今回はたまたま石川に滞在していて、ショウジョウバエの採集を兼ねて遊びに来てくれた。

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酔っ払う前に集合写真。

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キノコ鍋もできた。今回は学生の発案でコンソメ味の薄味にした。キノコの味はよくわかる。

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お酒も進む。残念ながら、日帰り参加者はここでお別れ。もちろん運転手はお酒は飲んでいない。その後も宿泊者だけで宴は続いたのだった。

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翌朝はのんびりと起床して、昨晩の残りのキノコ鍋にうどんを入れて朝食にした。現役部員には、山小屋のベランダの改修箇所のペンキ塗りという仕事があった。

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ペンキを塗る前。

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ペンキを塗った後。山小屋と同じ色に塗られた。これで現役部員は任務完了!

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私は山小屋周辺で再びキノコ探し。取り残しのムキタケが多少採れたので、家族へのお土産にする。昨年も紅葉はそれほどきれいではなかったが、今年は昨年以上にきれいではない。今年は秋が暖かく、冷え込みが足りないからだろう。1ヶ月後には立山初滑りを予定しているが、はたして雪が降ってくれるのだろうか?

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September 10, 2019

兵庫県香美町の美方高原自然の家にて野外実習

珍しく仕事の話しです。

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2週間前に遡りますが、兵庫県香美町の美方高原自然の家にて4日間の野外実習を行ってきました。野外実習は私が勤務する大学の実験科目であり、生態学と分類学についての実習を野外にて行う。

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たとえば、昆虫を採集して、

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種名を同定して、標本を作製する。

植物の葉を餌として利用する昆虫がいるが、一般的なチョウやガの幼虫のように葉の上で端から葉を食べていく昆虫はよく知られている。そのような昆虫のグループをチューワーとよぶ。

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それに対して、メス成虫が産卵した刺激によって葉の細胞をコブ状に異常増殖させて、その中に幼虫が住み、コブ状になった組織を食べるものがいる。そのような昆虫のグループを虫えい(虫こぶ)とよぶ。上はクズの葉にタマバエの仲間がつくった虫えい。

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また、葉に潜入して、葉肉を食べながら進んでいく昆虫のグループをマイナーという。幼虫が葉に潜入してから脱出するまでの通り道が、葉にしっかりと残り、その模様から「エカキムシ」や「ジカキムシ」とも呼ばれている。上の写真はヌルデの葉にできたマイナー。

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上の写真はクズの葉にできたマイナーを開けて、顕微鏡撮影したもの。ガかタマムシか分類群までは同定できなかったが、幼虫が1匹いた。このような感じで、昆虫による植物の葉の利用様式の違いについて観察してもらった。

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植物の分類実習もあり。上はヤマブドウ。

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マタタビ。

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ツリフネソウ。

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実習中には地図読みを中心とした登山実習も行った。野外調査は登山と同様に道迷いによる遭難のリスクがあるため、地図読みは重要。

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毎日雨が降り、天気に恵まれない実習期間であったが、雨が止んでいる時間をうまく利用でき、予定していた八割方の実習ができたのでヨシとします。昨年は台風直撃で、実習期間が1日短くなったこともありました。

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October 31, 2018

秋の自然観察 & キノコ狩り in 石徹白

昨年にワンゲル部公式行事として行った石徹白にある山小屋周辺でのキノコ狩りを、今年行ってきました(2018年10月27日〜28日)。

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今年の紅葉は昨年に比べるとイマイチな感じ。夏の暑さと台風の影響があったからでしょうか?

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部分的にはよい色づきのところもありました。

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全体的にはこんな感じ。

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イワナはちょうど繁殖シーズンを迎えており、小さな流れにも上がってきていました。

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ちょうどペアリング中のイワナがいたので、水中撮影を試みるが、雌雄バラバラになってしまった。これはメスで、婚姻色が出てますね。

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こちらはオスで、体色が黒っぽくなってます。

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肝心のキノコですが、昨年も出ていた立ち枯れの木にムキタケ発見!

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ムキタケ。

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ナメコ。昨年と同じ倒木から出ていました。

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クリタケも発見!

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本日の収穫! 一番多く採れたのはムキタケでした。

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もちろんキノコ鍋に。参加者11名でも何杯もお替わりができるぐらいの量になりました。

秋のキノコ狩りは毎年恒例の行事になること間違いなし。

 

大日ヶ岳東縦走路で藪漕ぎ!につづく

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September 09, 2016

兵庫県香美町の美方高原自然の家で野外実習

たまには本業の方の記録をアップします。

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毎年9月第1週に、兵庫県香美町の美方高原自然の家にて、生物科学課程在籍の大学3年生を対象に野外実習を行っています。生態学・分類学の実習が中心ですが、野外活動でのリスク管理として地図読みなどの実習も行います。

信濃俣河内での沢登りでの滑落事故による臀部の負傷が癒えていない状態でしたが、なんとか4日間の実習を終えることができました。

以下は実習中に出会った生物たち。

Beetle

コアオハナムグリ

Hanaabu

ハナアブの仲間

Hirata

ヒラタアブの仲間

Moth

ホウジャクというガの仲間。ハチドリのようにホバリングしながら花の蜜を吸います。

Swallowtail

カラスアゲハ

Tora

トラマルハナバチのワーカー

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トラマルハナバチのオス。以上は花に来た昆虫たちでした。

次は、葉を利用する昆虫たち。

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マイナー(ハモグリ虫)が入ったヌルデの葉。主にガや甲虫の幼虫が葉の内部組織を食べ進んでいくことで、葉にお絵かきしたようになります。

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ゴール(虫こぶ)ができたヤマブドウの葉。これはタマバエが産卵したことで、葉の組織が異常増殖してコブ状になったもの。昆虫の幼虫がこのコブ状組織の中を食べます。昆虫による植物細胞の操作です。

Gall

こちらはヌルデの葉にアブラムシが作ったゴール。この中でアブラムシが単為生殖で増えていきます。

Worm

ススメガの幼虫。これは普通に葉を囓って食べるタイプ。

3番目は鳴く虫たち。

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キリギリスのメス

Kantan

産卵中のカンタン。コオロギの仲間ですが、植物の茎に産卵します。オスはルルルルルと女性的な美しい鳴き声です。

最後は番外編。

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アキアカネ

Mamushi

ネットでわかりにくいですが、マムシ。

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登山実習での地図読み。

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鉢伏山に登りました。

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氷ノ山もクッキリ。

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天体観測。土星の輪と流星群が見えました。

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最後の晩は打ち上げを兼ねてバーベキュー。お酒の飲み方をしっかり学びましょう。

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最後は自由課題研究の発表会。

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多少のトラブルはありましたが、無事4日間の実習が終了しました。

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September 12, 2015

珍事2:金沢の犀川で熱帯魚捕獲!

珍事の2件目です。

山から下山した我々は金沢のテンコさん宅に1泊お世話になりました。

その晩は、マツタケ、水餃子鍋に、ねかせ玄米ごはんとグリーンカレーで、豪華な宴となりました。

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翌日の朝食はグリーンカレーをライ麦粉で作った手作りナンで食べる。

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それから金沢市内を流れる犀川へウォーキングへ。

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カルガモがよってきた!

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淀みの中に赤い魚が!

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クロックスのSさんが川に入り、テンコさんが傘の柄で魚を追い込み、Sさんの麦わら帽子と狩猟本能で捕獲!

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どう見ても、犀川のネイティブな魚とは思えない。最初はティラピアと思ったが、あとで同定したところ、レッドオスカーという熱帯魚と判明。誰かが放したんですね。これだけ目立つ魚だとサギの餌になるのは時間の問題。運良く生き残ったとしても、冬季に水温が低くなる犀川では生きていけませんね。これが2件目の珍事でした!

ウォーキングの後は、湯涌温泉の銭がめで汗を流し、ランチを食べてきました。

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ランチはイワナの唐揚げがメインで、刺身と季節の彩り、野菜の天ぷらなどが付いていました。

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味はまあまあでした。呑めれば、なおよかったのですが、これから帰路につくので...

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July 30, 2015

岩湧山で自然観察!

久しぶりに本職の方での話題。授業の一環なのですが、大学院生対象の自然観察会を岩湧山で行ってきました。

千石谷林道から稜線へ上がり、紀見峠駅に下山するというルートで、生物を観察する。

暑い日でしたので、水たまりにはチョウたちが給水に来ていました。

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モンキアゲハ。

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オナガアゲハと車に轢かれたカラスアゲハ。

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カラスアゲハと思うが、ミヤマカラスアゲハの可能性もあり。

木の葉にはゴール(虫えい()とマイナーを発見。

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フシダニのゴール。ゴールとは、昆虫やダニなどの産卵・吸汁によって植物の細胞が異常増殖したもので、餌としてあるいは隠れ家として使われる。

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リーフマイナー。リーフマイナーとは、葉の表皮と表皮の間に昆虫類の幼虫が潜り込んだもので、葉の内部組織は食べられている。

下の写真には何がいるのかわかるかな?

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木の枝に擬態したナナフシ!

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サービス精神旺盛なオニヤンマ。

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アオダイショウも我々を気にせずに現れた。

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千石谷の大滝!

植林の多い所ではあるが、観察会を行う場所としては悪くはないです。

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November 26, 2014

金沢近郊の山でキノコ狩り

立山から下山した次の日は、石川県金沢市に移動し、地元の山仲間と近郊の山でキノコ狩りを行いました。

林道の終点まで車で行き、そこから登山道沿いをキノコを捜しながら登っていきます。

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自分達より先にキノコ狩りで山に入っていた人が1人戻ってきたが、収穫はさっぱりだったとのことで、少々不安。
数年前にナラ枯れが広がり、多くの枯死した木にナメコが豊作だったようですが、そのような木は現在はほとんど朽ちてしまったようだ。

それでも藪に入ったりして捜します。

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見つかりました!

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倒木から生えたナメコです。
先行者が見逃していたようです。
こちらにはキノコの専門家がいますからね。

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8人用のキノコ鍋をするには充分な量のキノコが取れました。

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採れたキノコはナメコ、ムキタケ、クリタケなどです。

ブナの木になにかブツブツが付いているなと気になって見てみたら、マイマイガの蛹でした。

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大発生した痕跡ですね。

帰りに湯涌温泉の銭がめで汗を流した後、お酒のディスカウントショップでお酒を購入。
晩のキノコ鍋パーティーではドイツビール3種類を飲み比べ。

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キノコ鍋を囲んで、山やスキーの話しで盛り上がりました。

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July 06, 2012

鳥海山

先週は2010年12月以来の鳥海山へ行ってきました。
スキー滑走をしましたが、一応、仕事です。
以下、報告を簡単にしておきます。

P6280344 象潟からの鳥海山

【山域】鳥海山
【場所】秋田県・山形県

【日時】2012年6月27日(水)〜28日(木)

【メンバー】マメゾウムシ
【天 気】 晴れ
【コースタイム】
6/27 祓川駐車場6:05〜七ッ釜避難小屋7:22〜七高山9:08-24〜七ッ釜避難小屋9:54〜祓川駐車場10:46
6/28 祓川駐車場8:36〜七ッ釜避難小屋9:46〜七高山11:27-38〜七ッ釜避難小屋12:07〜祓川駐車場13:00

2日続けて、祓川から七高山往復をしました。梅雨時にもかかわらず、天気に恵まれて、最高の登山日和でした。

P6270331 祓川からの鳥海山

6月末の雪の量としては、例年並みか多少多い感じです。ただし、雪は山頂までつながっておらず、シール登行の場合、3回スキーの脱着をしなければなりません。シール登行を開始できるのは、七ッ釜避難小屋の手前の急な雪渓の下からになります。

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下部の雪渓は凹凸が激しく、まともに滑れる状態ではありませんが、スキーを履いたままなんとか下りることができます。上部の雪渓ほど、凹凸は少なくなり、快適な滑走ができるようになります。特に七高山直下の舎利坂の雪渓はフラットで、斜度もそこそこあり、快適に滑れました。

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七高山の山頂はぽかぽかしていて、のんびりしたいところでしたが、午後は麓での調査があったので、長居ができないのは残念。

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祓川方面を見下ろします。

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新山です。

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平日でしたので、数人の登山者にしか会いませんでした。

七ッ釜避難小屋の下の凸凹の激しい雪渓を下ると、スキーを担いで、登山道を下ります。

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ここは登りも下りも、スキー板が枝にひっかかって、難儀しました。

宿はにかほ市にある鶴泉荘。ここは温泉で、にかほ市営で宿泊費も安い。その分、ちょっと料理が豪華ではありませんでした。まあ、量的には十分でしたが。

P6270343_2 1日目の夕食

P6280357_3 2日目の夕食

ちなみに、仕事で何をしたかというと、雪渓上に落下する昆虫の調査と、麓の水田地帯での実験動物の採集でした。

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