June 14, 2024

滝畑で自然観察会

日曜日は大学院の授業の一環で、河内長野市の滝畑の千石谷にて自然観察会を行った。

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テーマは、興味深い生態、行動、形態をした動植物を見つけて適応的意義について考える。小雨の降りしきる中での実習のため、昆虫類は少なかったが、植物についてはいろいろと観察できた。

以下に観察できた主な植物を紹介する。

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ユキノシタ

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ホタルブクロ

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ウツギは終わりかけ。

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イタチハギ

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ミツバとクサイチゴ

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ウリノキ

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マタタビ

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千石谷の林道を大滝まで往復した。

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植物以外にもイモリやサワガニを見つけたり、ノウサギが飛び出してきたりと、天気が悪かった割にはそれなりの成果は得られた。

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観光センター前のトイレが新しくなっており、シャワートイレとなっていたのには驚いた。

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May 22, 2024

奥美濃(ワンゲル部山小屋周辺)にて山菜採り

乗鞍岳下山後は、奥美濃にあるワンゲル部山小屋へ移動し、翌日は山小屋周辺で山菜採りを行った。

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コシアブラやタラなどの旬は1〜2週間前であったと思われるが、多少は遅めに出たものもあるだろうという淡い期待を抱いていた。ところが、ことごとく葉は展開済みで旬をすぎているものばかりであった。

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タラ。

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ハリギリ。

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コシアブラ。

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ウド。

どれも葉が開いてしまっていた。ゴールデンウィーク頃の高温で急激に成長してしまったようだ。

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ハンゴンソウ。これは先端部が食べられる。

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山小屋の裏の伐採地はワラビ畑になっていた。葉が開いたコゴミもその中に見られた。ネマガリダケは細いものばかりであった。

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それでもタラの二番芽を少しと、ちょうど良い具合のウドを多数採ることができた。

今シーズン初の渓流釣りも予定していたが、午後から雨予報ということで、次回に延期し、早めに帰路についた。

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帰路途中、道の駅越前おおの荒島の郷にて昼食用のお弁当を購入した。福井名物のソースカツ丼とおろし蕎麦のセットであった。

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April 22, 2024

大阪の裏山にて山菜採り

この週末は、近場の大阪の裏山にて今シーズン初の山菜採りを行った。昨年の同じ時期と比べると、少し遅れている感じはしたが、ちょうど良い芽吹きのものもあり、5種類の山菜を収穫することができた。

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リョウブ

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コシアブラ

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タラ

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ウルイ(ギボウシ)

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タカノツメも採れて、タラは良質な太い芽が採れて、まずまずの収穫だった。

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その晩は、早速、天ぷらにして、酒の肴になった。

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November 07, 2023

ワンゲル部山小屋をベースにして秋の散策と宴

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11月はじめの三連休は、奥美濃にあるワンゲル部の山小屋に滞在していた。例年は、10月末か11月のあたまに山小屋に滞在して、周辺でキノコ狩りを行っていた。以前はナメコがよく採れたのだが、ナラ枯れの終息と共に2020年を最後に全く採れなくなった。ムキタケやクリタケなどのナメコ以外のキノコも以前ほどは採れない。昨年はキノコの発生時期に山小屋に入舎しなかったのだが、現在、山小屋周辺ではキノコはどのような発生状況にあるか、ナチュラリストとしては興味がある。そこでキノコの採れる場所の新規開拓を目的に、2年ぶりに山小屋周辺にてキノコの発生状況を調べることにした。

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山小屋に入舎すると、お出迎えがいた。玄関前にヒメネズミの死体が横たわっていた。しばらく人が入らなかったので、食べるものがなくて餓死したのだろうか。死体は屋外に埋葬となった。

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お出迎えはまだいた。大量のカメムシが窓にたかっていた。越冬のために山小屋内に侵入したようだが、例年に比べると、圧倒的に個体数が多い。カメムシが大量発生すると大雪になるという言い伝えがあるようだが、科学的根拠はない。それでもスキーヤーとしては、そうなることを願いたい。夜になるとカメムシが灯りに向かって飛んでくるので、夕食中はカメムシが体にたかるし、食器に飛び込んだりで実にたいへんであった。うっかり手で掴んでしまうと、臭い匂いが手についてしまう。殺虫剤で殺しても、次々に新手が飛び出してくるのでキリがない。厳冬期もストーブを焚くと、カメムシが飛び回りそうである。

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そんなお出迎えがあったが、まずはキノコ狩りに行くことにした。山小屋から近い場所ではキノコの収穫は期待できないので、探索範囲をいつもより広くすることにした。山小屋周辺の紅葉はピークを過ぎた感じである。

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まず見つかったのはイグチ系のキノコ。名前がわからなかったので、これは採らなかった。あとで写真から同定したところ、チチアワタケのようだ。チチアワタケならば毒キノコなので、採らなくて正解だった。

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沢沿いに探してみたところ、まずは枯木にムキタケが見つかった。

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倒木にヒラタケも見つける。山小屋周辺でヒラタケを採ったのは初めてである。とりあえずは新規開拓は成功と言えよう。

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溪では、繁殖期を向かえたイワナがペアリング中であった。

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山小屋のすぐ下にある小渓でも、イワナがペアリングしていた。

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本日の収穫である。人数的には充分な量である。

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きのこ鍋にして美味しくいただいた。

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越前大野の地酒が進んだ。

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翌朝は、残った鍋にうどんを入れて朝食とした。

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翌日は、山小屋から少し離れたところにもキノコを探しに行ってみた。

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山小屋へアクセスするための林道上にクマの新しい糞があった。前日には確認していないため、おそらく前日の夕から今朝にかけて排泄されたものと思われる。この林道を夜間に走行中に、実際にクマを目撃したこともある。山小屋周辺に生息するクマは、どうも夜間に活動している感じがする。暗くなってからの行動は注意が必要だ。

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ナラタケが見つかったが、この時は同定に自信がなかったので採らなかった。

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クリタケを見つける。他にはムキタケが採れた。

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幹が屈曲した木に腰掛けるうワンゲル部員。

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裏山である毘沙門岳のピークにも登ってみた。マイナーな山だけあり、連休にもかかわらず、登山者に会ったのは一組だけだった。おかげで静かな山歩きが楽しめた。結局、最も採りたかったナメコは最後まで見つからなかったのだが。

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October 26, 2023

岩湧山で地図読みと自然観察についての実習

昨年度も行った地図読みと自然観察についての実習を、今年も岩湧山にて行った。

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地図読みの実習内容については、昨年度の記録を見てほしい。

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生物の観察には少々遅かったが、秋の花やキノコなどを観察することができた。

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種名がわからない白いキノコ。

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ヌメリイグチ

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コウヤボウキ

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ヨシノアザミ

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ハバヤマボクチ

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リンドウ

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シラヤマギク

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アキノキリンソウ

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April 12, 2023

今シーズン初の山菜採り

例年ならば、まだスキーをしていてもおかしくない時期だが、今シーズンは雪融けが早く、すでに西日本や奥美濃の山は滑れる状態ではない。年齢のせいなのかテンションも上がらず、遠出してまでも滑ろうという気にもなれない。沢登りのシーズンインもよいが、まだ水温は低い。ちょうど地元の裏山では山菜が出始める時期なので、ワンゲル部主将と山菜採りに行くことにした。

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早速、道ばたにて、つくしを見つける。

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ツバキがまだ咲いていた。

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山に入ると、コバノミツバツツジが咲いていた。

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早速、コシアブラを見つける。標高500m〜600mぐらいが、ちょうど旬な感じだ。標高600mを越えるところや、日陰はまだこれからという感じだった。

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タカノツメはちょうど最盛期という感じだ。

タラも見つけたが、新芽が高すぎて採れなかった。リョウブはまだ葉が出たてであった。

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麓の集落では八重桜が満開だった。

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その日の晩はそのまま外飲みになったが、採れた山菜は翌日に天ぷらでいただき、春の訪れを感じた。

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December 07, 2022

ワンゲル部山小屋の冬支度

先週末は、奥美濃にワンダーフォーゲル部が所有する山小屋の冬支度を、ワンゲル部のOBOGおよび現役部員と共に行ってきた。

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日曜日は天気が悪い予報だったので、天気の良い土曜日のうちにほとんどの作業はやっておきたい。山が呼んでいるが、そこは我慢する。隣接するウイングヒルズ白鳥スキー場は人工雪にてオープンしていたが、ここ最近の気温の高さと雨によって雪融けが進んでしまい、いったんクローズしてしまった。おかげでスキーの誘惑を受けずに済むのはよい。

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雪に埋もれない上部に発電機の移動を行ったり、

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薪の移動を行った。山小屋の雪囲いもしっかり行った。

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改修によって出た廃材を燃やす。

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暗くなると、まるでキャンプファイヤーであった。

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一通りの作業を終えると、すでに夕の良い時間であった。早速、始めるとする!

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現役部員が鍋を作っていたが、つまみが必要なので、アンガス牛のサイコロステーキを焼く。そこそこ酔いが回ったところで、宴はお開きになった。

翌日は、朝から小雨がパラついていた。水源など山小屋周辺の見回りを行った。

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山小屋周辺に作られたクマ棚の調査も行った。ツキノワグマは、樹上で木の芽や実などを食べる際、枝をたぐり寄せて採食する。その時に折れた枝が樹上に鳥の巣のように積み重なったものをクマ棚という。折られた枝は落葉しないため、樹木の落葉後にはその残った枯葉が目立つ。そのため晩秋の落葉後の時期はクマ棚が確認しやすい。今回は、はっきりしたクマ棚は1つしか見つからなかった。どうやら今シーズンは山小屋周辺にはクマはあまり近づかなかったようだ。最初のコロナ禍の年は自粛ムードで人が山に入らなかったこともあり、スキー場のゲレンデや山小屋の周辺に多数のクマ棚が作られていた。どうやら、人の活動に応じてクマも活動範囲を変えているようだ。

あとは雪が降ってくれるのを待つのみ。年末のスキー合宿までには充分な積雪があることを祈りたい。

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September 23, 2022

岩湧山で地図読み実習と自然観察

登山で最も多い遭難の態様は道迷いである。原因は地図読みをしっかり行っていないところにある。地図読みによって常に自分のいる位置をしっかり把握していれば、決して道迷いを起こすことはない。それは野外で研究を行う研究者や学生にとってもあてはまることである。私は野外実習という実験科目を担当しているが、その授業の中で、野外研究でのリスク管理を目的に、地図読み実習を行っている。

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事前に、2万5千分の1地形図で、自分の位置がわかるポイントをチェックしておく。地形図には磁北線と、経線・緯線を引いておき、自分のいる位置がピンポイントでわかるようにしてある。ざっと以下にあげるようなところがポイントになる。

・道の分岐や方向の変わるところ
・登りや下りが変わるところ→コル・ピーク
・傾斜が変わるところ
・尾根の太さが変わるところ、分岐するところ
・沢の二股、その方向
・地形が変わるところ→尾根・谷・トラバース
・送電線や小屋などの人造物とその方角

このポイントを現場で歩きながら確認してもらう。9月12日に下見、15日に本番の実習を行った。生物学の実習ということもあり、地図読みだけでなく、自然観察も行った。

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道の方向が変わる所で、自分の位置を確認する。

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地形図では山頂手前の小ピークだが、広場になっており、ベンチがあり、休憩するならば、こちらの方が山頂よりよい。山頂ではコンパスを使って、山座同定も行った。

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下山へ。15時台の帰りのバスがないため、14時台のバスに間に合わせようとすると、結構、時間的にタイトだった。

以下は、岩湧山で出会った動植物たち。

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アオキ

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ヤマジノホトトギス

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雨が多いので、キノコも結構出ていた。

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ニガクリタケ

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タマゴタケ

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テングタケの仲間?

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登山口のトイレにいたウマオイ

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ミヤマクワガタのメス

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イタチ類?の糞

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シマヘビ

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サナエトンボの仲間

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ハバヤマボクチ

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マルバハギとトラマルハナバチ

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クマバチ

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キキョウ

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キリギリス

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シラヤマギク

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May 02, 2022

山菜採りAGAIN in 裏山

ゴールデンウィークに突入した。しかし、今年はカレンダー通りの休みで、連休になるのは前半と後半の3日間ずつのみ。前半は生憎の雨予報なので、遠出はやめておくことにした。4月30日のみ晴れ予報だったので、先週に引き続き、裏山へトレーニングを兼ねて山菜採りへ行くことにした。

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先週が旬だったコシアブラは伸びすぎで、ほぼ終了。タカノツメも同様に終了。

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シハイスミレ。

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ウドが結構出てきていた。

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終了しているだろうと思っていたタラは2番芽が出ていたので、そこそこ採れた。

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シャガで吸蜜するサカハチョウ。

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そんなに期待していなかったが、結構採れた。その晩は先週に引き続き、山菜の天ぷらでお酒が進んだ。

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November 08, 2021

ヤマテンの猪熊さんと金剛山で「空の百名山」を探す旅

平日ではあるが、ヤマテンの猪熊隆之さんが朝日新聞信越版で連載中の「空の百名山」を探す旅の再開による第一弾「金剛山」にご一緒してきた。

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行きのバスではワンゲル部OGでガイドで手話通訳者でもあるHさんと一緒になった。集合場所である金剛登山口バス停には、大阪府山岳連盟のお偉い方に加えて、なんと植村直己冒険賞を2020年に受賞した稲葉香さんまでも、猪熊さんにご挨拶のために来ていた。

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金剛登山口からは千早城経由にて千早本道へ。

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千早本道を登る猪熊さんとHさん。

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金剛山の紅葉も捨てたものではない。今年はどの山域も紅葉がきれいなようだ。

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山頂の国見城跡では、みんなで正午撮影のライブカメラに写り込む。猪熊さんは観天望気の宣伝のため後ろ姿にて。

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大阪平野の眺め。曇りではあるが、ある程度の展望はある。

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山頂では、猪熊さんに観天望気ミニ講座もやっていただき、たいへん勉強になった。観天望気というと、これまでの自分は西方向の雲や天気の状態ばかりに注目していたが、それだけではなく、雲の動く方向を見て、風上方向の天気と雲の状態がその後の天気の予測に重要であること、日本海側の山では日本海から天気が変わるため、日本海方向の天気と雲の状態を把握することが重要であることを学んだことは、今後の山でのリスク管理に役立てられることであった。

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大阪府最高地点にも行ってみる。ちなみに、金剛山の山頂周辺は奈良県であり、大阪府の最高峰は大和葛城山とされている。

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千早園地の展望台に行って、「天使の梯子」を観察。冷たい空気と暖かい空気の拮抗関係にて生じる現象とのこと。

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風上方向には大峰山脈があり、そこでの降水により、紀伊半島西側の山地は天気がもっている。

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岩湧山方面は雨が降っているようだ。晴天よりも、むしろ今回のようにパッとしない天気の方が観天望気の勉強にはよい。

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下山中も空を観察しながら。

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文珠尾を下山。このあたりのブナ林も悪くない。

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紅葉も良い感じ。

わざわざ休暇を取得して参加する価値は充分にあった。もう少し詳しく観天望気について勉強してみたいとも思った。今回のルートについてはヤマレコの記録をご覧ください。

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