June 26, 2017

テンカラ釣り講習会 in 白山麓

先週末は、白山麓で開催された京都北山テンカラ会主催のテンカラ釣り講習会に参加してきました。白山麓には、その2週間前にもテンカラ釣りに行っています。

このテンカラ釣り講習会は、昨年までは富山県の粟巣野にあった「ロッジわがや」で行われていました。その「ロッジわがや」のご主人が昨年の8月にロッジを閉じて、富山駅前に居酒屋「かど屋」をオープンさせたので、今年は会場をどうするか困っていたところでした。そこで立ち上がったのが、私のテンカラ釣りの師匠であるナベさんでした。そのナベさんのご尽力により、会場を石川県白山市にある白山里に移して、今年も行うことができたという訳です。

テンカラ釣り講習会には2014年に初めて参加してテンカラ釣りデビュー。それまではルアーやフライをやっていました。沢登りではやはり道具がシンプルなテンカラが一番有利という理由で、テンカラ釣りに転向しました。その後は2015年に講習会に参加しましたが、残念ながら昨年は参加できずで、今年は3回目の参加となります。今シーズンはテンカラ釣りデビューしてから早くも4年目のシーズンです。少々は腕前が釣果に反映するようにはなってきました。

講習会は土曜日の午後からの開催でしたが、せっかくですので午前中も釣りたい。ということで、西日本から行った4名で早朝から白山西側の山岳渓流に入渓してきました。

P6240023

この谷は昨シーズンに納竿したところです。ナメもあったりで渓相がいいです。

メンバーは、加古川のテレ仲間のOさん、岡山のテレ仲間のTさん、現役ワンゲル部員のFくん、そして私です。なお、TさんとFくんはテンカラ釣り初体験です。Oさんはテンカラ釣りの経験はあるが、餌釣りメインとのこと。

P6240024

イワナはポツポツと私には釣れていきましたが、他のメンバーには厳しい状況。

P6240025

樹林が濃く、渓が暗いためか、黒っぽいイワナが多い感じです。

P6240026

枝葉がおい茂っているので、初心者には毛鉤が引っかかってばかりで、ちょっと厳しかったかな。

P6240027

5時半に入渓して、10時まで釣り上がって終了としました。釣果は私が8匹、Oさんが1匹、Tさんは残念ながらボウズ。Fくんは惜しくもバラシてしまい、人生初イワナとならずでした。初心者2名は翌日に期待しましょう。

P6240029

ササユリが咲いていました。

P6240030

ツツジの仲間かな?

Img_2064

昼食は2週間前に来た時に引き続き、テレ仲間のやっているおそば屋さん「そば処花川」にて。

Img_2065_2

今回はオーソドックスなお蕎麦である「せいろ」をいただきました。こちらもたいへん美味しかったです。

Img_2068

午後からは白山里にて、いよいよテンカラ釣り講習会の開始です。参加者は30名で白山里を貸し切り。北陸と京都以外からも、西は兵庫と岡山から、東は神奈川からテンカラ師が駆けつけました。北陸のスキー関係者および山関係者もいて、結構知っている顔が多かったでしたが...

Img_2070

まずは1時間ほど座学で、テンカラ釣りの基本について解説。私には3回目の内容ですが、初心者には重要です。

P6240033

次は毛鉤作り講習。小松の山屋さんたちも、ベテランの指導を受けながら熱心に毛鉤作りに打ち込む。

P6240036

毛鉤巻きが初めての人たちには、京都北山テンカラ会の富士会長が直接指導。

Img_2072

座学の後は外に出てキャスティング練習をしました。参加者には富士流テンカラのテーパーラインがいただけるので、初心者はそのテーパーラインで練習していました。私はレベルラインにて練習。あとはポイントへの正確性を上げることかな。

Img_2075

白山里の温泉で汗を流したら、待ってました夕食。乾杯の音頭を取るナベ師匠。今回の講習会が開催された一番の立役者です。

Img_2074

宴は深夜まで続いたのでした!

P6250037

テンカラ講習会の2日目は、いつもながらですが、二日酔い状態で起床。朝食を食べてからの遅出で、京都北山テンカラ会の富士先生たちと近場の渓へ。

遅出のため釣果は期待していなかったが、釣り初めてすぐに、いきなり尺を越えると思われる大物がヒット。格闘するも流れの強い場所だったので、パワーで下流の落ち込みに逃げられ、そのまま岩の下に入られる。しばらく引きずり出そうと格闘するが、痛恨のバラシ! 悔しい!

P6250040

その後もポツポツとイワナは釣れたが、逃げられた獲物は大きかった。

P6250038

一緒に行った初心者2名(岡山のテレ仲間のTさん、現役ワンゲル部員のFくん)は前日はボウズでしたが、今日は京都北山テンカラ会の富士先生やHさんたちから直接の指導を受ける。

P6250039

Fくん、キャスティングもだいぶうまくなってきましたね!

P6250042

Tさん、人生初のイワナを釣り上げました。この後にもう一匹釣り上げる。

その後にFくんも初のイワナを釣り上げました。残念ながら、私は用を足している最中で写真が撮れませんでしたが、草陰からイワナの姿は拝見しました。

Oさんもこの日は3匹を釣り上げて、みんな満足な顔で釣りを終えることができました。

Img_2077

充実した二日間でした。またテンカラ釣りに行きましょう!

| | Comments (2)

June 23, 2017

金剛山 妙見谷:現役学生の沢入門で2017年沢始め

先週末は、ワンダーフォーゲル部の新入部員の沢入門で金剛山の妙見谷を遡行し、モミジ谷を下降しました。

【日程】2017年6月17日(土)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 妙見谷・モミジ谷
【メンバー】Mくん、Oくん、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】金剛山登山口バス停9:46〜妙見谷林道入口9:54〜妙見滝10:15〜山頂広場11:29-51〜一の鳥居12:06-22〜モミジ谷標高930m12:37〜カヤンボ13:05〜水越峠13:32〜青崩13:52

ワンダーフォーゲル部に11名の新入部員が入ってきました。そのうちの2名が沢登りに興味があるというので、その入門として金剛山の妙見谷を遡行することにしました。妙見谷は沢靴もロープも必要ない沢登り入門のための沢です。ところが、話しを聞くと、Mくんは高校時代は山岳部で沢登りの経験はすでにあるとのことで、本当の沢登り入門者はOくんだけというのが判明。

P6170001

河内長野駅に集合し、南海バスに乗車し、金剛山登山口バス停で下車。下車したら、金剛山ロープウェイ方面へ10分ぐらい車道を歩いて行くと、妙見谷林道の入口が左にあります。

P6170003

途中で林道は無くなるので、その後は崩壊気味の道を進みます。途中、ハシゴなどもあります。

P6170004

落差12mの妙見滝が姿を現します。ここから妙見谷の遡行となります。

P6170005

妙見滝は右から巻きます。ロープがフィックスされてますので問題はなし。

P6170006

こんな感じで、水流はチョロチョロです。水流の中を進むよりも、靴を濡らさないように進む方が意外と難しかったりして。

P6170009

標高700mぐらいにある2段7mぐらいの滝。1段目は特に問題なく登れますが、2段目は左側から木の根や枝を掴みながら巻き気味に登ります。

P6170011

高巻きの終わり。

P6170012

2名ともしっかりついてきます。Mくんは経験者だけあって慣れた感じ。

P6170013

標高800mを越えると水量も少なくなってきます。

P6170014

標高900mを越えると水流は無くなり、ガレた沢を落石に注意しながら登っていきます。

P6170015

最後の詰めは急登の踏み跡を登る。藪漕ぎはないです!

P6170016

山頂広場に飛び出しました。土曜日だけあってさすがにハイカーが多い。

P6170018

山頂部で縦走中の他の部員たちとバッタリ! ワイルドさがないなあ!

P6170019

我々は急な尾根上の踏み跡を下ってモミジ谷に出る。

P6170020

そのまま沢沿いの踏み跡を下降して、水越峠を綜て青崩に下山。

Img_2054

バスまで時間があったので、茶店で一杯。新入部員は未成年なので、もちろん飲ませてないですよ。彼らはちゃんぽんとうどんを食べていました。

Oくん、初沢登りはどうだったかな? 沢登りというよりかは一般登山道のバリエーションと言った方がよいかもしれませんが。Mくんは即戦力ですね。今後の彼らのワンゲル部での活躍に期待したい。

| | Comments (0)

June 22, 2017

たまにはハイキング in チブリ尾根

今季初テンカラの翌日は、別山のチブリ尾根を途中までハイキングしてきました。

時期的に白山はまだスキーができるぐらい残雪がありますが、すでに納板宣言をしましたので、今回はスキーは持ってきていません。せっかく宿に泊まるのですから、たまには朝をのんびり過ごすのもいいです。

Img_2038

アカショウビンの鳴き声で目を覚まし、くろゆり荘の朝風呂に入ってからの朝食。美味しかったので、ご飯をお替わりしてしまいました。チェックアウト後は市ノ瀬に移動。

Butterfly

キタテハかな? 最初は釈迦新道を途中まで歩く予定でしたが、登山口まで行ったら、土砂崩れによる通行止めということで、チブリ尾根に変更しました。

P6110003

すっかり初夏の様相。

P6110005

緑がだいぶ濃くなっています。

P6110006

コシアブラも葉が大きく成長していました。

P6110015

山菜のウルイ(オオバギボウシ)ですが、国立公園内なので採りません。

P6110008

ウルイと間違われる高山植物のコバイケイソウもありました。こちらは毒草です。

P6110011

ショウジョウバカマ。里山から亜高山帯まで見られる生息範囲の広い野草です。

P6110013

ブナの新緑はいいですね。こういう自然観察中心ののんびりハイキングは、私の登山の原点でもあったことを思い出しました。

P6110014

木々の間からまだ残雪豊富な白山の山頂付近が見えました。ちょっとスキーに未練を感じてしまいました。

GPSのログです。4時間かけてのまったりハイキングでした。

Img_2039

下山後は8番ラーメンで昼食。その後、入浴してから、夕方に金沢市街へ移動。

Img_2044

もう20年の前のことになりますが、私には北海道大学で研究員をしていた時代があります。その時に修士の学生で入ってきた学生が出身地の金沢に戻って、家族とともに伝統工芸である手まりと加賀ゆびぬきのお店「加賀てまり毬屋」を開いています。そのお店を見学させていただきました。手まりもゆびぬきなかなか美しかった。

Img_2045

その晩は、その後輩と、前日のテンカラ釣りで一緒だったシマさんと私の3人で、金沢にて夕食を食べました。

Img_2047

なかなかレベルの高い料理でした。それを石川の地酒でいただく。最高でした。

翌日は仕事がありましたので、早朝起床で大阪に朝帰りしました。

| | Comments (0)

白山麓で今季初テンカラ

もう2週間近くが経ってしまいましたが、2017年初のテンカラ釣りを白山麓の某谷でしてきました。

メンバーは、テンカラ名人のナベ師匠と、BCクロカン名人のcimaさん、そしてヘンタイの私の3人。

Img_8477

雪渓がまだ残る沢へ下降。今季初の沢のせいか、右足のつま先に痺れがあるためなのか、えらく下降時のバランスが悪かった。これではシビアな高巻きはできない。ちなみに右足の痺れの原因は、足根管症候群という神経に原因がある病気(怪我?)とのこと。

Img_8482

こんな感じの渓相です。雨が降っていないので渇水気味でした。

Img_8491

今季初のイワナです。尺には届きませんでしたが、良い型でした。

Img_8494

そこそこイワナが釣れました。

Img_8497

午後から雨という予報なので、早めに切り上げました。

P6100002

イワナがかかった瞬間に竿が折れるというトラブルはありましたが、幸先よいスタートが切れました。今季も沢登りとテンカラ釣りを楽しみます。

Img_2032_2

イワナはすべてリリースしましたが、こちらはお持ち帰り。

Img_2030

昼食は、テレ仲間のやっているおそば屋さん「そば処花川」にて、「おすみ花」という炭を練り込んだお蕎麦をいただく。たいへん美味しかったです。

Img_2034

いつもは車中泊ですが、今回は珍しく宿に泊まる。宿泊先は、3月に蓮華温泉へ一緒に行った北部白山管理人Iさんが館主をしている白山中宮温泉くろゆり荘。目玉はリピート山中さんのLIVEでした。ヨーデル食べ放題という曲は大阪環状線の鶴橋駅の発車メロディーになってます。

Img_2033

温泉と食事も満足なものでした。お酒もしっかり飲み、いい気持ちで眠りにつきました。


YouTubeにアップした記録動画です。

| | Comments (0)

June 08, 2017

2016-2017シーズン納板ツアー in 中央アルプス千畳敷

今シーズンのファイナルスキーツアーとして、6月最初の週末に、1日目は富士山の吉田大沢を滑走、2日目に中央アルプスの千畳敷を滑走してきました。当初は富士山2日間も考えていましたが、週末は寒気が入り、2日目は1日目よりもさらに気温の低下が見込まれたので、なるべく南の山域の方がよいだろうと判断して千畳敷にしました。これが大正解で、前日の富士山と同様にフイルムクラストのナイスザラメで今シーズンのラストスキーを飾れました。ただし木曽駒ヶ岳山頂から雪をつないで隣の沢との二俣まで滑ろうとしたのは失敗で、少々の藪漕ぎとピッケルでの下降となりました。それはそれで面白かったので、今シーズン最後を締めくくるいい思い出となりました。

【日程】2017年6月4日(日)
【山域】中央アルプス
【場所】千畳敷・木曽駒ヶ岳
【メンバー】Fukikoさん、しっきー、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク2、ボード1
【コースタイム】千畳敷駅9:52〜乗越浄土10:57〜中岳11:33〜木曽駒ヶ岳12:05-37〜駒飼ノ池13:33〜乗越浄土14:13-34〜千畳敷駅14:56

富士山から駒ヶ根までの移動は170kmほど。前日のうちに八ヶ岳PAまで移動し、翌朝に駒ヶ根高原の菅の台に移動しました。

P6040040

バスセンターの駐車場に車を駐めて、チケット売り場でバスの時刻を調べると、ちょうどバスが出たばかりで、次のバスまで30分近く間隔が開く。

Img_2009_2

ということで、朝から1本プシュ! 今日はのんびりまったりスキーツアーということで。

Bus_2

菅の台バスセンター8:45発のバスに乗車。乗客は少なく、スキーを持って乗車。6月に入ったので乗客が少ないのか、それともスタートが遅かったからなのか。

Img_0158

しらび平でロープウェイに乗り換える。

Img_0160

駒ヶ岳ロープウェイは高低差と終点の高さは日本一です。

P6040041

千畳敷です。実は雪のある時期は初めてです。無雪期に1回、木曽駒ヶ岳から空木岳までの縦走をしていますが(2007年9月の記録)、中央アルプスはそれ以来です。スキーではこれまであまり意識していなかった山域です。

P6040042

千畳敷駅よりほんのちょっと滑走してから、スキーを担ぎ、アイゼンを装着して、千畳敷カールを登り始めます。

P6040044

前日の富士山では高山病になりましたが、今日はさすがに調子は悪くないです。

P6040045

しっきーは今日も元気です。気温は低いですが、雪は充分に緩んでいます。

Img_0167

カールは上部になるほど斜度が増します。

Img_0170

稜線付近には雪はすでについていませんので、雪渓末端からは夏道を進みます。

P6040047

千畳敷駅から乗越浄土まで1時間ほどかかりました。手前が中岳で,奥が木曽駒ヶ岳です。この稜線を進みます。

Img_2010_2

乗越浄土からの宝剣岳!

P6040048

中岳からの木曽駒ヶ岳。雪がつながっていない!

Img_0175

木曽駒ヶ岳への登り。

Img_0182

木曽駒ヶ岳の山頂に到着! スタートしてから2時間ほどでした。

P6040050

前の週に滑った御嶽山! こちらもまだ滑れそう!

Img_2013_2

だいぶ涼しいですが、やはり!

P6040053

せっかくですので、山頂から雪をつなげて滑りましょう!

Img_0189

秒殺で最初の滑りが終わる!

P6040054

その下の雪渓まで歩いて、次の滑走へ。

P6040055

だんだんと雪渓が細くなり...

P6040056

ついに藪に阻まれ、スキー・ボードを担いでの下降に!

P6040057

斜度があるので、ピッケルも使用して下降!

Img_0196

藪を漕ぎながらの下降!

P6040058

この右側のはっきりしないルンゼを下りてきました。左側のルンゼはちょっと狭いですが、滑って滑れないことはない感じでしたが、上からでは判断できませんでした。

P6040059

隣の沢との二俣に無事出られたので、その沢を乗越浄土まで登り返します。

Img_0199

登り返した沢の斜面です。後から考えると、この沢を滑った方が気持ちはよかったでしょうね。まあ、あえてヘンタイ系もいいでしょう! 最後ですし!

P6040062

それでは最後の千畳敷カールへの滑走に入ります。出だしは狭く急なので、登山者に注意して滑る必要があります。

P6040063

あっという間に滑り下りてしまいます!

Img_0208

下部は少々縦溝がうるさい!

Img_0210

滑走シーンは動画をご覧下さい。

Img_0211

宝剣岳!

Img_2018_2

滑走終了!

P6040065

滑った千畳敷カールです。

Img_2021_2

下山後はこまくさの湯で汗を流し、明治亭にて駒ヶ根名物のソースカツ丼をいただく。

Img_2020_2_2

駒ヶ根高原からの千畳敷。

これで今シーズンのスキーは終了とします。1シーズンを事故も無く安全に過ごせたことに感謝します。来シーズンもまたよろしくお願いします。


YouTubeにアップした記録動画です。

| | Comments (0)

富士山・吉田大沢滑走:今シーズン一番の快適ザラメ雪!

今シーズンのファイナルスキーツアーとして、6月最初の週末に富士山の吉田大沢を滑走しました。当初は寒気が入る予報だったため、上部の凍結が心配でしたが,風は強いものの、気温はそこまでは低下しませんでした。山頂近くで少々雪は硬めでしたが、今シーズン一番の快適ザラメ雪にフイルムクラストの滑走でした。ただし、登りはまさかの高山病発症で、ペースが上がらず、登頂にだいぶ時間がかかってしまいました。また下部ではホワイトアウトにも遭遇。おかげで下山時間は17時とだいぶ遅くなってしまいましたが、七合目まで1000mの標高差を滑ることができ、今シーズンを締めくくるには最高のBCとなりました。

【日程】2017年6月3日(土)
【山域】富士山
【場所】鳥海山 象潟口 千蛇谷
【メンバー】Fukikoさん、しっきー、マメゾウムシ
【天候】晴れ時々曇り
【装備】テレマーク2、ボード1
【コースタイム】吉田口五合目駐車場6:57〜六合目7:38〜七合目8:32〜八合目10:26〜本八合目12:07〜九合目13:29〜吉田口山頂14:19〜吉田大沢トップ14:36-48〜滑走終了(2740m)15:40〜七合目16:10〜六合目16:40〜五合目駐車場17:23

富士山は過去に3回滑っている。東面の須走口から2回(2009年5月2014年5月の記録)、一昨年の5月末に北面の小御岳流しを滑っている(2015年5月の記録)。

深夜2時に富士山の麓に到着した我々は、道の駅富士吉田にて3時間ほど仮眠。シュラフを忘れたしっきーに自分のシュラフを貸してしまい、タオルケットだけで寝たが、標高が1000mあるため結構冷えて、結局眠ることはできなかった。この寝不足が高山病につながることになる。

Img_2007_2

明るくなってから五合目に上がったが、いい天気!

P6030001

山頂もしっかり見えてます。

P6030002

山開き前なので、夏道は塞がれています。

Img_0002

六合目。雪が出てくるまでは、スキーとブーツを担いで、トレランシューズで歩く。

P6030006_2

吉田大沢は七合目までは滑れそうです。高山病予防のためにゆっくり登っていますが、眠く、身体も重い。

P6030009

七合目よりも上に来ると、右手に吉田大沢を見ながら登る。どうやら高度障害が出ている模様で、パフォーマンスが上がりません。

Img_0011

登るにつれて、ガスが出てきました。

P6030012_2

上空の雲の動きが激しい!

P6030014

八合目あたりから雪上の歩きが多くなってきました。パフォーマンスは上がらず、牛歩の登り。元気なしっきーには先に行ってもらうことにします。

P6030020

雪は緩んでいて、つぼ足のままでも行けそうでしたが、念のためにアイゼンを装着する。

P6030016

やっと九合目の鳥居。山頂が見えてくると、欲が出てくるのか、少々体調が復活。山頂を目指すことにすることを、しっきーにメールで連絡。

Img_0024

上部は風が強く。時々耐風姿勢をとりながらジリジリ進みます。頭痛はするし、息も上がります。

P6030018

吉田口山頂の鳥居が目の前に!

Img_0040

ようやく登頂。7時間もかかってしまったのは大失態です。しっきーを山頂でずっと待たせてしまいました。申し訳ない。初老での高所登山は体調は万全にして臨まないといけませんね。寝不足はだいぶ堪えました。登っている最中、ずっと眠かった!

Img_0033

3人で記念撮影!

Img_0054

時間は14時を過ぎていて、そんなに時間に余裕はない。ガスも濃くなってきているので、吉田大沢のエントリーポイントに移動します。

P6030026

お釜!

Img_0077

滑走準備中。

P6030027

吉田大沢をは凍結はしていなそう。ガスはありますが、視界はあります。いよいよ2年ぶりの富士山滑走です。

P6030028

滑り出しは少々硬めでしたが、問題はありません。新雪もうっすらと積もっていました。

P6030030

その後は今シーズン一番の快適ザラメ雪! 春はストップ雪が多かったのですが、今日の雪はスキーが走る!

Img_0095

吉田大沢上部の広大な斜面の滑り!

Img_0100

滑走シーンは動画をご覧下さい。

P6030031

下部ではガスが濃くなり、ホワイトアウトになる。急に縦溝が出てきて、落石も多くなり、時々GPSで位置を確認しながら慎重に滑る。

Img_0101

雪渓末端の2740mで滑走終了となりました。ほぼ標高差1000m滑れました!

P6030033

夏道はすぐ右にあり、七合目でした。

Img_0108

スキーを背負って、だらだらと夏道を下る。

Img_0115

疲れていると下りは長く感じます!

Img_0122

夏道のゲートに到着! 

Img_2008_2

最後に観光客の多い五合目で記念撮影。下山は17時を過ぎていて、10時間行動となってしまいました! 高山病とホワイトアウトは想定外でしたが、今シーズン一番の快適ザラメ雪に遭遇し、シーズン最後を飾るには満足なBCでした。翌日にもう1日あるが、最後はどこに滑りに行こうか?

YouTubeにアップした記録動画です。

| | Comments (0)

June 01, 2017

木曽御嶽山遠征2:晴れて九合目から滑る!

最初の2日間は悪天にて森林限界で引き返した木曽御嶽山BC遠征でしたが、最終日の3日目はようやく天気が回復し、御岳ロープウェイの飯森高原駅から九合目までの往復ができました。なお九合目から剣ヶ峰までは噴火規制で立入禁止です。途中で板を何度か脱ぎましたが、この時期に九合目からの標高差800mほどの滑走ができれば上出来で、縦溝もさほど酷くなく、まあまあ満足な滑走となりました。

【日程】2017年5月25日(木)〜27日(土)
【山域】木曽・恵那
【場所】御嶽山
【メンバー】Chiyukiちゃん、マメゾウムシ
【装備】テレマーク2

***************************************
3日目(5月27日)

【天候】晴れ時々曇り
【コースタイム】御岳ロープウェイ飯森高原駅8:50〜行場山荘9:00〜八合目女人堂10:10〜九合目二ノ池分岐(2920m)12:54-13:39〜女人堂14:17〜行場山荘14:45〜飯森高原駅15:00

5月最後の土曜日である最終日は御岳ロープウェイのグリーンシーズンの営業開始日である。中の湯からのルートに飽きてきた我々は、地域への貢献も必要だろうと考え、御岳ロープウェイで上がることにする。

P5270022

まだ雲が多く残っていますが、日差しのある御岳ロープウェイの鹿ノ瀬駅。

P5270023_2

御嶽山の姿がはっきり見えてきました。往復2600円のチケットを買って、ゴンドラに乗車します。

P5270024_2

標高2150mの飯森高原駅へ上がります。中の湯から登るのに比べて標高差300m、約1時間の登りを省略できます。

P5270025

残雪豊富なゴールデンウィークならば、そのままダイレクトに飯森高原駅から登っていけるのですが、そこまでの残雪はないので、行場山荘経由で登ることにします。行場山荘まではトラバース道ですぐです。

P5270026

行場山荘からは前日と同じルートを取ります。今日は他にもスキーヤーと登山者がいました。

P5270028

森林限界まではスキーを担いでつぼ足で。

P5270030

森林限界でシール登行に切り替える。

P5270032

八合目女人堂で雪が途切れてしまい、いったんスキーを脱ぐ。

P5270033

女人堂の先の雪渓はつながっていなそう!

P5270034

仕方なく三ノ池への登山道を歩いて、雪渓をハシゴする。

P5270035

雪渓を2つほど横切ってから出た雪渓は、九合目まで雪がつながっていそう。この雪渓を詰めることにする。

P5270037

再びシール登行開始!

P5270042

標高2750m付近で、夏道のついている尾根の北側にある雪渓から南側の雪渓にトラバースした。これは南側の雪渓の方が北側の雪渓よりも少々斜度が緩く、北側よりも上部まで雪が続いているからである。幸いなことにこのトラバースは雪がつながっていたので、スキーを脱がずに行けた。ただし、帰りはこのトラバースが登りになるので、スキーを脱ぐ必要があるだろう。

P5270044

それでも急な登りが続く。

P5270046

九合目の二ノ池分岐がちょうど雪渓の末端になっていました。

P5270048

剣ヶ峰方面は立入禁止なので、二ノ池方面に行ってみます。

18765530_1816221292028720_1769579_2

二ノ池をバックに!

Img_1989

剣ヶ峰!

18767241_1816221275362055_244113818

まあ飲みましょう!

P5270054

しばらくマッタリと過ごしていたら、ガスが出てきてしまいました。視界はありそうなので、そろそろ下りるとします。板とシールは火山灰みたいな泥で結構汚れていました。

P5270056

適度に雪は緩んでいたので、快適に滑れました! 滑走シーンは動画をご覧下さい。

P5270057

雪渓はつながっていないので、途中でスキーを外して、夏道を使って雪渓をハシゴします。

P5270058

下部はストップ雪と縦溝で少々滑りにくかったですが、この時期としてはいいコンディションと思います。

P5270059

女人堂から下は3日続けての樹林帯滑走です。

P5270061

どこを滑ればよいのかがわかっているので問題ないですが、雪融けで日増しに藪が濃くなってきているのを感じます。

P5270063

行場山荘まで滑ったら、今日は板を担いでの下りはありません。トラバース道ですぐに飯森高原駅に戻れます。

Img_1990

飯森高原駅から御嶽山を振り返る。だいぶ雲が湧いてきましたね!

P5270066

御嶽山と槍・穂高方面です。

Img_1992

無事下山しました。

Img_1995

3日続けての木曽温泉にて汗を流し、途中でコシアブラを収穫してから帰路につきました。

3日間の木曽御嶽山遠征でしたが、前半の天気が悪かったにもかかわらず、3日とも滑れたのは大満足です。いよいよ今シーズンのスキーも大詰めになってきました。どこで納板とするか迷うところです。


YouTubeにアップした記録動画です。

| | Comments (0)

木曽御嶽山遠征1:雨の御嶽山を滑る!

先週の後半は休暇を取得して、御嶽山に滑りに行ってきました。御嶽山は過去10回登っていますが、すべてスキーでの山行です(2007年4月、5月2008年4月2010年5月2011年4月2012年5月2013年5月2014年5月5月2016年5月の記録)。そのうち7回は最高地点の剣ヶ峰へ登頂しています。

御嶽山は2017年9月27日に噴火し、58名の登山者が亡くなるという傷ましい火山災害がありました。現在の噴火警戒レベルは2で、火口周辺の立入規制があり、剣ヶ峰へは登れませんが、黒沢口からは九合目までは登れるようになりました。スキーで滑るのに適した斜面は九合目から下なので、噴火前と同じぐらいの標高差は滑れるようにはなったわけです。

当初の予定は立山・剱方面でのBCだったのですが、天気予報がよくなかったこともあり、少しは天気が良さそうな南の山域である御嶽山に変更しました。しかし天気は悪い方に変わり、3日間のうち最初の2日間は雨に降られました。それでもその2日間とも森林限界まで登って滑れたので、結果的にはよかったと思います。その2日間の記録です。

【日程】2017年5月25日(木)〜27日(土)
【山域】木曽・恵那
【場所】御嶽山
【メンバー】Chiyukiちゃん、マメゾウムシ
【装備】テレマーク2

***************************************
1日目(5月25日)

【天候】曇りのち小雨
【コースタイム】中の湯駐車場10:18〜行場山荘11:12〜森林限界2340m11:52〜行場山荘12:17〜中の湯駐車場12:55

御嶽山の麓にある道の駅三岳には深夜には到着していましたが、朝まで雨が降り続いていたので、この日は停滞のつもりで、9時近くまで車の中で眠り続けていました。目が覚めると雨が止んでいるではありませんか! これは行くしかないと、中の湯に上がることにしました。

P5250001

予想通り、平日でこの天気では誰もいない中の湯の駐車場。今日は偵察のつもりで、雨具を着て、行けるところまで登ってみることにします。

P5250002

しばらく雪が無い登りが続きましたが、30分ほど登ると雪も出てきて、行場山荘からはほぼ雪がつながっていました。

P5250003

行場山荘からは少々藪がうるさかったので、シール登行はせずに、板を担いだままのつぼ足で進む。ルートは夏道通しではなく、直登気味に森林限界である標高2340mまで登る。

P5250005

このあたりから再び小雨が降り出し、風も強くなってきたので、引き返すことにしました。

P5250006

樹林帯滑走でしたが、それなりに楽しめました。

P5250009

行場山荘まで標高差210mの滑りでした。今日は滑れないと諦めていたので、この程度でも滑ることができれば満足です。

P5250010

行場山荘からは板を担いで。

P5250012

中の湯に下山!

Img_1980

下山後は木曽温泉にて入浴。日帰り入浴料は600円でした。雨はもう止んでいました。

Img_1978

入浴後にちょっと御嶽山が姿を現しました。

Img_1981

今日はタラの芽とウルイの収穫がありました。

Img_1983

今晩のお酒のアテは山菜の天ぷら!

Img_1984

木曽の地酒を味わいながら、メインディッシュは焼肉! 宴は暗くなっても続いたのでした!

**************************************
2日目(5月26日)

【天候】曇りのち雨
【コースタイム】中の湯駐車場7:47〜行場山荘8:45〜森林限界2430m9:54〜行場山荘10:35〜中の湯駐車場11:16

P5260013

2日目の朝は雨は降っておらず、天気が持ちそうだったので再び中の湯に上がる。

P5260014

行場山荘までハアハア言いながら登り。

P5260015

この日は夏道通しで森林限界まで。前日は急斜面を直登気味に登りましたが、夏道通しは急登がないのはいい。ただし部分的に雪がつながっていないところがある。このあたりで、またも雨が降り出しました。

P5260016

森林限界付近から本降りとなってきました。

P5260017

雨がひどくなってきたので、標高2430mで引き返すことに。前日より標高差にして90mほど高くは登りました。

P5260018

滑走コースは、雪がつながっていることが確実な前日と同じコースで。

P5260020

行場山荘まで標高差300mの滑走でした。前日よりはしっかりターンができました! 滑走シーンは動画をご覧下さい。この天気でこれだけ滑られたのだから、ヨシとしましょう!

P5260021

中の湯に下山。同じルートはそろそろ飽きてきました。下山後は前日と同じく木曽温泉で汗を流しました。

Img_1985

午後は雨も止んで日も射したので、濡れた装備を乾かす。

Img_1987

今日は木曽の地酒「杣酒」を味わう。なんか滑りよりも飲みに来ただけな気が...

Img_1988

夜に激しい雷雨がありました。果たして最終日の天気はどうなるのだろうか?


YouTubeにアップした記録動画です。

木曽御嶽山遠征2:晴れて九合目から滑走!につづく

| | Comments (0)

May 30, 2017

遠かった! 薬師岳往復スキー2日目:北ノ俣岳〜薬師岳〜飛越新道

薬師岳往復2日間の2日目の行動時間は15時間。1日目に太郎平小屋まで進んでいれば、もう少し時間的に余裕ができたと思うのですが、ちょうど太郎平小屋が営業をしていないこの時期。冬季小屋は使えるのですが、水場がないので雪を溶かせねばならない。できればこの時期の雪は使いたくない。1年のうちでも日が長いこの時期ならば、なんとか日没までには下山できるだろうという目算で、北ノ俣避難小屋からの薬師岳往復と下山に挑みました。

【日程】2017年5月20日(土)〜21日(日)
【山域】北ア・立山
【場所】薬師岳
【メンバー】Tatsuさん、しっきー、マメゾウムシ
【装備】テレマーク1,ATスキー1,スプリットボード1

GPSログは1日目の記録をご覧下さい。

***************************************
2日目(5月21日):北ノ俣岳〜薬師岳〜飛越新道

【天候】晴れ
【コースタイム】北ノ俣避難小屋4:32〜北ノ俣岳稜線6:21-46〜太郎平小屋7:30〜薬師峠7:56〜薬師岳山荘9:40〜薬師岳10:43-11:17〜薬師峠12:03〜北ノ俣岳稜線分岐14:13-48〜北ノ俣避難小屋15:07-30〜寺地山16:51〜神岡新道分岐17:36〜飛越新道登山口19:20〜駐車地点(飛越トンネル1km手前)19:31

P5210046

3時半起床で、4時半に北ノ俣避難小屋をスタート。今朝もそう寒くはないが、前夜はだいぶ暖かかく、寒さを感じることなく過ごすことができた。雪面はまだ硬いが、カチカチというほどではない。

Img_0002

クトーを使わずに登れる程度の硬さ。

P5210048

稜線からのサンライズ!

P5210047

シール登行でのトラバースに苦労するしっきー。スプリットボードは幅があるので、硬い雪面にはエッジが利きにくい。まあ、なんとか行けました。

P5210051

2時間で北ノ俣岳の稜線に出ました。ここでシールを外して薬師峠まで滑走です。

P5210055

雪のつながりに誘導されて危うく西隣の尾根に入りかけましたが、ちょっとの登り返しだけで軌道修正できました。肝心の滑りですが、朝でまだ雪が硬く、縦溝もあるので、ガタガタな高度を落とすだけの滑りとなってしまい、とても快適とは言えないものでした。

太郎山のところがちょっと登りで、その後はしばらく水平移動の箇所があります。ステップソールテレマークはそのまま進めるのですが、スプリットボードとATスキーではやはりシールをつけることになりました。

P5210056

そんな感じで、このあたりはテレマークスキーが有利な地形です。

P5210057

太郎平小屋から薬師峠までも同様に私はステップソールテレマークはシール無しでいけましたが、他の2名はシールをつけての歩きと滑走となりました。

P5210059

薬師峠からは薬師岳への登りとなるので、私もシールを貼りました。

P5210060

8時を過ぎるとだいぶ雪も緩んできました。

Img_0031

平坦な薬師平をダラダラと進む。

P5210061

薬師平からは右の尾根に回り込んで登る。右側は薬師沢右俣になります。ここを滑る予定でしたが、はたしてその時間はあるだろうか?

P5210063

正面は薬師沢右俣の源頭部で、右から東南尾根が合流します。山頂はその奥です。

P5210064

薬師岳山荘で尾根上の雪が途切れてしまい、スキーをちょっと脱ぎます。

P5210065

ここを登ればと山頂かと思ってしまいますが、山頂はまだこの奥です。

P5210066

今度こそ薬師岳の山頂です。

Img_1973

薬師岳山荘から1時間かかり、時間は11時近くになっていました。遠かった! これで薬師岳は4回目の登頂になります。初めて登ったのは10年前の無雪期(2007年7月の記録)。次に登ったのは5年前にスキーで(2012年4月の記録)。一番最近は、4年前に日本オートルートをスキー縦走した際にホワイトアウトの中を薬師岳を通過しました(2013年5月の記録)。

P5210068

剱岳!

P5210069

槍ヶ岳!

P5210071

昨年の8月に通過した黒部川上ノ廊下の金作谷出合が見えています。金作谷を滑って黒部川横断は行けるかな?

P5210073

そんなに時間的余裕はないので、往路を滑るとします。薬師沢右俣の滑走はまた次回に。

P5210075

最初は細い稜線のアップダウンなので、私以外の2人はシールでの滑走で。ステップソールのテレマークならば、こういう場面ではシールは必要ないです。

P5210077

尾根が広くなったら、みんなでシールを外して滑走!

P5210081

途中、薬師岳山荘で1回スキーを脱ぎましたが、薬師峠まではあっという間でした。ちょっと下部は縦溝がありましたが、緩んでいるのでそれほど気にはなりませんでした。問題は夏山のような暑さです。風もない。薬師峠からの登り返しでは、水分の摂取量が増えます。

P5210083

北ノ俣岳へのダラダラとした登りは、皆さん脱水気味となりペースが落ちたもよう。

P5210084

全員が北ノ俣岳稜線分岐まで登り返したところで、14時を過ぎてしまいました。おまけに水を飲み干してしまったという事態も発生。

P5210085

避難小屋まで戻れば水は飲み放題なので、急いで滑るとしましょう! 滑走シーンは動画をご覧下さい。

P5210086

避難小屋に着いたら水をがぶ飲みして、帰りの分を汲み、急いでパッキング。

P5210087

15時半に小屋を出発。長い飛越新道のアップダウンが待っているが、日没までにはたして下山できるか? しっきーは飛騨古川21時7分発の列車に乗れないと、翌朝までに東京に戻れなくなるとのこと。急がないと!

P5210089

寺地山への登りはスキーヤーはシールをつけて。ボーダーのしっきーは担ぐ。

P5210091

しっきーは寺地山を過ぎてもボードを担ぐ。

P5210092

ATスキーのTatsuさんは行ける所まで滑る! 私も!

P5210093

神岡新道分岐を過ぎたあたりで、さすがに藪が濃くなり、滑走を諦めてスキーを担ぐ。往路でシール登行を開始したあたりでした。

P5210095

つぼ足では雪を踏み抜くことが何度かありましたが、ひたすら歩き続ける。日没を1時間ほど過ぎた時間に登山口に下山。なんとかヘッドライトを使わずには下山できる暗さでした。

P5210096

往きにあったデブリはすでになく、車は飛越トンネルまで入れるようになっていました。昨日・今日の高温で溶けてしまったのでしょうか?

この後が大変で、入浴する暇もなく、飛騨古川駅までしっきーを送るために運転。諦めかけていましたが、田舎道は信号も無く、車も少ないので、スピードが出せることもあり、なんとか21時7分発の列車に間に合いました。彼女は風呂にも入らずに、そのまま富山で夜行バスに乗り換えて、東京へ帰ったのでした。残ったおじさん2人も臭い体で大阪へ戻ったのでした。

2日目の行動時間は15時間。2日間の総移動距離は42km。薬師岳は遠かった! 薬師岳方面は魅力的な斜面がたくさんあるので、やはり3日以上かけて行くのがよいですね。黒部川源流域はこの時期はアクセスが大変なところではありますが、また行きたいと思ってしまうところです。今回は予定していた薬師沢右俣や中央カールは滑れませんでしたが、山頂まで行けただけでもやったという充実感はありました。


YouTubeにアップした記録動画です。

| | Comments (2)

遠かった! 薬師岳往復スキー1日目:飛越新道〜北ノ俣岳

ちょっとアップが遅くなってしまいましたが、ゴールデンウィーク明けのバックカントリーは薬師岳でした。1泊2日で飛越新道から薬師岳を往復してきましたが、薬師岳は遠かった! 2日間の総移動距離は42 kmで、総行動時間は23時間。なんと2日目は15時間という強行軍! それなりにハードでしたが、2日間とも天気に恵まれたことで薬師岳の山頂を踏めて、素晴らしい風景と滑りを楽しめたことは、バックカントリーとしてひじょうに充実感のあるものでした。

【日程】2017年5月20日(土)〜21日(日)
【山域】北ア・立山
【場所】薬師岳
【メンバー】Tatsuさん、しっきー、マメゾウムシ
【装備】テレマーク1,ATスキー1,スプリットボード1

**************************************
1日目(5月20日):飛越新道〜北ノ俣岳〜北ノ俣避難小屋

【天候】晴れ
【コースタイム】駐車地点(飛越トンネル手前1km)7:03〜飛越新道登山口7:21〜神岡新道分岐9:51〜寺地山11:03〜北ノ俣避難小屋12:29-13:27〜北ノ俣岳15:34-16:18〜北ノ俣避難小屋16:39

今回の同行者は、3月の平湯BC(猫岳金山岩)でご一緒したATスキーヤーのTatsuさんと、Tatsuさんのお友だちで東京在住のスプリットボーダーのしっきー。しっきーとは今回が初めてのBCである。

Img_1954

しっきーは夜行バスにて早朝に高山駅に到着。そのしっきーを拾ったら、有峰林道の飛越トンネルを目指して出発。

P5200002

車は飛越トンネル手前1kmでデブリの残りに通行を阻まれる。ゴールデンウィークはゲートからちょっと行った所までしか車が入れなかったらしいので、この2週間でだいぶ雪融けが進んだらしい。このデブリもその当時は重機でも使わなければ無くならないほどの量があったらしい。

P5200004

軽くデブリを乗り越えて、雪のない林道を15分ほど歩いたら飛越トンネルでした。

P5200006

雪はないので、夏道の急な階段をスキー・ブーツ込みの重荷で登る。

P5200005

ショウジョウバカマ。

P5200007

階段を登り切ると、登り基調のアップダウンが続きます。汗が吹き出します。

P5200008

雪が出てきましたが、まだつながりませんので、もう少し板を担ぎます。

P5200010

神岡新道分岐の手前でシール登行を開始できました。

P5200013

シール登行によってスキー・ブーツの重さは肩から解放されますので、足取りも軽くなり、元気も出てきます。

P5200016

寺地山への登りに入りますが、その奥に北ノ俣岳が見えてきました。

P5200017

寺地山は右から巻き気味に登りましたが、少々藪が濃く、スプリットボードのしっきーはちょっと苦労してました。

P5200018

駐車地点から4時間で寺地山に到着。ここまで来れば、宿泊予定地の北ノ俣避難小屋はそう遠くはありませんが...

P5200019

北ノ俣岳が正面に見えます。山頂まで雪がつながっているか少々危惧を感じます。寺地山からは細い稜線上の少々の下りとなります。アップダウンもあるので、いつもはシールをつけたまま滑りますが、スプリットボードのしっきーはシールでの滑走は苦手ということで、みんなでシールを外すことにしました。

P5200020

藪も濃く、やはりボードにはちょっときつそうでした。今回、装備は三者三様でしたが、ステップソールのテレマークスキーが一番有利だった感じです。

P5200021

寺地山から1時間半ほどで北ノ俣避難小屋に着きました。

P5200023

テレ仲間のF社のAさんたち3人とここまで一緒でした。彼らは明日は黒部五郎岳を滑るとのことで、今晩は赤木平でテント泊とのこと。

P5200026

私たちは今日は北ノ俣避難小屋まで。翌日の行程は長くはなりますが、ここは水場とトイレもあるので、快適な一夜は過ごせます。

P5200027

時間的にまだ早いので、余計な荷物を小屋にデポして、偵察がてら北ノ俣岳まで登ってみることにします。

P5200028

翌日のために、雪が北ノ俣岳山頂までつながっているかも確認しておく必要があります。

Img_1966

Img_1962

北ノ俣避難小屋から2時間ほどで北ノ俣岳に到着。雪はなんとか山頂までつながっていました。

P5200030

明日の目的地である薬師岳。

P5200031

槍ヶ岳。

Img_1959

Aさんたちとも山頂で一緒になりました。

P5200039

赤木平へ滑走するAさんたちを見送る。

P5200040

我々も避難小屋へ戻るとしますか!

P5200041

滑走シーンは動画をご覧下さい。小屋に着いたら、早速、宴開始です。サンセットの時に元気なしっきーが滑りに行きました。すでに酔っているおじさん2人は撮影係。その後も宴は続いたのでしたが、翌日の早朝発に備えて飲み過ぎる前には寝ました。

YouTubeにアップした記録動画です。

2日目につづく

| | Comments (0)

より以前の記事一覧