October 17, 2021

2021シーズン最後の沢登り:金剛山 高天谷左俣

2021シーズン最後の沢登りは、ホームの金剛山高天谷でした。アキレス腱痛による運動不足で、心拍数が上がりやすかったが、滝の登攀ではやけにムーブがうまく決まって、快適に登れた沢登りでシーズン最後を締めることができた。

【日程】2021年10月16日(土)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 高天谷左俣
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】高天彦神社駐車場9:48~高天滝下10:00~10m大滝下10:12~二俣11:31~郵便道(920m地点)12:33-56~高天彦神社駐車場13:49

翌日から冬型になり寒くなるということで、沢登りに行くならばこの日が最後と思えた。行き先は、7月以来ではあるが(2021年7月4日の記録)、単独でも問題なさそうなホームの金剛山高天谷にした。今シーズン4回目の高天谷の遡行となった。

Pa160001_20211017144001

正午からの遅いスタートであったが、高天彦神社の駐車場には空きがあった。5月に来た時は2回(2021年5月4日5月23日の記録)とも駐車場が満車状態だったが、前回の7月ぐらいから一時の観光客への人気は落ち着いたようだ。

高天滝への林道沿いには、植物が花を咲かせていて、チョウが舞っていた。

Pa160003_20211017144601

テングチョウ

Pa160004

フサフジウツギ

Pa160005_20211017144601

ヤクシソウ

Pa160006_20211017144601

アキチョウジ

Pa160007_20211017144701

林道の終わりに高天滝7mがある。水量はやや少なめか。

Pa160008

高天滝から入渓となるが、滝の左岸に取り付けられたハシゴを使って巻く。

Pa160009_20211017145201

何回も来ている高天谷だが、今回初めて、ハシゴの右にお地蔵様が祀られているのに気がついた。

Pa160011_20211017145401

3m滝と背後の堰堤は、いつも通りにワイヤーが設置されている右岸からまとめて巻いた。

Pa160012

沢沿いにシラネセンキュウが花を咲かせていた。

Pa160013_20211017145601

沢が開け、奥にかっての10m滝がかかる。

Pa160014

10m滝は左岸から高巻くが、ここで新しい道具を試してみることにする。

Pa160015_20211017145801

モンベルのチェーンスパイクである。一般には雪上で使うものではあるが、沢ヤは沢での高巻きなどにも使う。

Pa160016_20211017145801

チェーンスパイクを装着した沢靴。フエルトソールでは草付きや泥壁で滑ってしまうが、チェーンスパイクだと滑らずに楽に登れる。少々重めではあるが、脱着は簡単なので結構使えそうだ。

Img_2941

高巻き後は崩壊地に出る。

Pa160017_20211017145801

給水中のキイロスズメバチ。時期的によく見かけるが、巣に近づかない限りは刺されることはない。

Pa160019_20211017145901

連瀑帯へ入る。

Pa160020_20211017150801

連瀑帯の滝はすべてが直登できる。倒木がかかる5m滝は右から直登する。

Pa160022

ゴルジュもあり。

Pa160023

ここ最近は直登に苦労する滝は、水量が少ないためか、今回はあっさりと登れてしまう。

Pa160024

倒木が結構横たわっている

Pa160025_20211017151001

次のゴルジュ。

Pa160026

トイ状5m滝はシャワーを浴びながら、水流の中のクラックに足をジャミングして登る。この日までは気温が高かったこともあり、水温はさほど低くなく、シャワーを浴びても寒さは感じなかった。

Pa160027_20211017151101

落口から滝を見下ろす。

Pa160028

2m滝も直登する。アキレス腱痛による運動不足で、心拍数が上がりやすかったが、体のキレは悪くなかった。今シーズン4回目の高天谷だが、それぞれの滝の登り方を覚えてしまっているのか、滝の登攀ではやけにムーブがうまく決まって楽に登れた。

Pa160029

壊れた古い堰堤を通過する。

Pa160032_20211017152001

ヨシノアザミ

Pa160034

左岸から新しく崩れたか?

Pa160035_20211017152001

二俣下は土砂が流れて、沢床のナメが露出している。

Pa160036

二俣は相変わらず倒木で埋まったまま。

Pa160037

倒木をかいくぐって左俣へ入ると、すぐに大滝が現れる。左側から直登する。

Pa160038

大滝の上段。下段が15mで、その上が5m、5mの2段で、さらにその上に斜滝状の流れがあり、トータル的に30m以上の程度の高さを登る。高さがあるので、初心者同行の時はロープを出した方がよい。

Pa160039

次の4m滝を直登する。その上も4mほど斜滝状になっている。

Pa160040

最後の4m滝を登る。

Pa160041

植林となり、穏やかな流れとなる。

Pa160045

流れの中にサワガニがいた。

Pa160046

郵便道に出て、遡行終了。

Pa160049

下山では新しいトレランシューズを試す。イノヴェイトのX-TALON ULTRA 260。足首サポーターを装着して履くので、幅広タイプのこのシューズにした。ちょっと横方向が緩めだったが、下山には問題なかった。

Pa160050

アキレス腱痛の対策に購入した足首サポーターのphiten(ファイテン) サポーター メタックス 足首用も試す。何もしないよりかは、多少のホールド感があり安心できる。サイズはLにしたが、もう少しきつめでもよさそうなので、Mでもよかったかもしれない。

Pa160051

郵便道を下山する。途中で見えた奈良盆地。

Pa160052

登山道上に崩れたところがあったためか、所々が新しく整備されていた。

Pa160053

ケシロヨメナらしいが、イナカギクの可能性もある。

Pa160054

高天滝下に戻ってきた。

Img_2942

駐車場前の休耕田?にはコスモスが一面に咲いていた。

今シーズンはコロナ禍もあり、泊まりの沢登りはできなかったが、近場と奥美濃にあるワンゲル部山小屋の周辺でそこそこ楽しむことができた。これからはスキーシーズンに向けて体力を上げていかなければならないが、その前にアキレス腱痛をなんとかしたいところだ。

| | Comments (0)

October 10, 2021

岩湧山でリハビリハイク

久しぶりに岩湧山へハイクに行ってきた。山頂部はススキが見頃で、平地ではすっかり鳴き声を聞かなくなったキリギリスが至る所で鳴いていた。

【日程】2021年10月9日(土)
【山域】生駒・金剛・和泉
【山名】岩湧山
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】滝畑ダムバス停11:48〜滝畑登山口11:57〜カキザコ12:19〜扇山・夕月橋分岐12:55〜岩湧山13:30〜岩湧山東峰13:39〜五ツ辻13:57〜根古峰14:22〜岩湧山三合目14:30〜紀見峠駅15:13

アキレス腱痛でしばらく山歩きは控えていたが、雪山に向けて体力作りもしないといけない。再発しない程度にソフトに、自然観察中心のハイクで、岩湧山に行くことにした。

Img_2914

遅めの出発にて、河内長野駅11:02発のバスに乗り、滝畑ダムバス停に11:48に到着する。正午からの歩き出しとなった。緊急事態宣言中はクローズしていた滝畑の観光施設では、デイキャンプを楽しむ人たちで多少は賑やかさが戻っていた。

Img_2915

登山道に入る。10月に入っても気温が高く、汗が噴き出す。

Img_2916

コウヤボウキで吸蜜するアサギマダラ。アサギマダラは南に移動する最中。今回の山行中に5頭以上のアサギマダラを目撃した。

Img_2918

山頂部はススキが見頃だった。

Img_2919

ハバヤマボクチ

Img_2921

ススキのトンネルを通って山頂へ。

Img_2922

ハイカーで賑わう山頂部。

Img_2924

平地ではすっかり鳴き声を聞かなくなったキリギリスだが、山頂部では至る所で鳴いていた。上の写真は、オスの鳴き声に誘引されたと思われるキリギリスのメス。

Img_2925

岩湧山の山頂。

Img_2926

シラヤマギク

Img_2929

アキノキリンソウ

Img_2930

ヨシノアザミ

Img_2931

下山は岩湧山三合目を経由して、紀見峠駅へ。

Img_2932

根古川は渇水気味だった。

紀見峠駅に到着すると、すぐに電車が来たので飛び乗った。久しぶりの山歩きの割には調子はよかった。アキレス腱の痛みは出たが、どうやら再発とはならなそうで一安心。来月には立山初滑りが待っている。それまでに体力を上げていかなければ。

| | Comments (0)

October 08, 2021

LAKE BIWA 100:6年ぶりのトレラン大会はボランティアスタッフにて!

アキレス腱痛にて走ることを控えている昨今だが、かってはトレラン大会にもよく出場したことは、だいぶ昔のことのように感じてしまう。調べてみると、最後に参加したトレラン大会は、2015年7月のThe 4100D マウンテントレイル in 野沢温泉の駅伝であった。それ以来、トレラン大会には関わっていなかったわけだが、ひょんなことから、急遽、トレラン大会のボランティアスタッフをすることになった。今回は選手ではないが、私にとっては実に7年ぶりのトレラン大会であった。

もともと山屋である私がトレランを始めたきっかけは、四十肩になってしまい、沢登りやクライミングができなくなったからである。四十肩が治ってからも、沢登りやバックカントリースキーなどバリエーション登山の持久力とスピードの向上のためにトレランは続けた。元々、一度始めたらとことん突き詰めていく性格なので、レースにも参加するようになった。次第に参加するレースの距離も伸ばしていき、最終的には海外の100マイルレースであるUTMBも完走した。その後もレースに参加することはあったが、自分は山屋であり、競技よりも山をオールラウンドに楽しむことが好きであることを思い出し、次第にレースからは遠ざかっていった。一方で、アキレス腱痛が発症するまでは、登山のためのトレーニングとしてのトレランは続けていた。

トレラン大会に参加しなくなっても、トレイルランナーであるKaoriさんとの、テレマークスキーを中心とした交遊は続いていた。今回は予定していた山行計画が同行予定者と日程が合わず、その日程が空いてしまった時に、たまたま他の要件でKaoriさんから連絡があったことが、ボランティアスタッフとして7年ぶりにトレラン大会に関わるきっかけとなった。ちなみに予定していた山行は、湯俣川の遡行と伊藤新道の下降か、剱岳の北方稜線だったが、次年度に持ち越しとなった。

前置きが長くなったが、LAKE BIWA 100という大会は、そのKaoriさんがプロデュースする100マイルレースである。関西屈指の山岳エリアである鈴鹿山脈・比良山地等の1,200m級のテクニカルな稜線を縦走するため、海外の本格的な山岳100マイルレースと肩を並べる過酷なレベルのレースと言える。今回はコロナ禍ということもあり、参加者は100人に限定した。それに対してスタッフの人数は総勢およそ80名もいたが、3日間にわたる大会、そしてコロナ禍での大会のサポートという点を考えると、決してスタッフが多すぎるわけではなく、むしろ少ないぐらいとも思った。このブログでは、1スタッフの目線で、大会の主に裏側を振り返ってみたい。

Img_2870

大会のスタート地点は、三重県の朝明渓谷有料駐車場で、スタートは平日である10月1日(金)の9時に切られる。100マイルレースはおよそ160kmになるので、制限時間も52時間と長く、最終ランナーのゴールまで3日間を要することになる。この初日が平日であるため、1日目のエイドスタッフが人数的に足りていなかったことが、直前に急遽私がスタッフを引き受けることになった理由である。スタッフは6時半に集合し、まずはスタート地点の設営作業を行った。

Img_2871

スタートとなるゲート門を膨らます。台風の影響もあり、この日は朝から風が強かった。

Img_2872

受付作業が始まる。一応、選手の受付案内役という役割だったが、選手の方もわかっているらしく、特にこれはという仕事はなかった。

Img_2873

ゲートも無事に立って、スタートを待つばかり。

Img_2877

スタートは5分ごと20人ずつのウェーブスタート。9時にトップランナー中心の最初のウェーブがスタートした。計5組100人のスタートを見送った後は、スタート地点の撤収作業を行った。

244274757_4523659654321827_3170956384624

手の空いているメンバーは、エイドで出すおにぎり作りも行った。人海戦術にて、大量のおにぎりが作られた。その後は各エイドなど、それぞれの役割分担に分かれて移動となった。

Img_2879

私はスタートから45km地点に位置する第3エイドである余野公園へ移動した。第3エイドは、選手にとっては難所である鈴鹿山脈を終えた後の最初のエイドであり、最初の関門でもあるので、休憩箇所としては重要な位置づけとなる。すでに選手のデポバッグが届けられていた。デポバッグとは選手の着替えや行動食などの荷物が入ったバッグで、エイド間を選手とともに移動していく。

Img_2880

公園の休憩舎をエイドとして利用する。最初のスタッフ3名にて、テーブルを配置して設営作業を行った。

Img_2881

設営完了。この後、車にて少しばかり仮眠する。

Img_2883d

気がついたら、トップの選手がエイドに迫っているとのこと。予定より2時間も早い。17時にはトップ選手が到着し、長居することもなく、次のエイドへスタートしていった。

Img_2885d

スキー仲間であるTさんは3位で到着した。

Img_2886d

18時過ぎには後続のスタッフ5人が合流して、ようやくエイドスタッフ全員が揃う。暗くなると、続々と選手が到着してきたが、100人程度の参加者ということもあり、適度に間引かれていて、密になることはなかった。このエイドはスタッフが事前に作った特製カレーが目玉であり、次々とカレーが出ていった。スタッフも夕ご飯としてカレーをいただいたが、とても美味しかった。選手にはカレーはかなりの糧になったに違いない。他のエイドでも同様に特製メニューがあり、選手にとっては次のエイドに向かう励みになったにちがいない。

関門時刻はスタートから20時間後である5時20分。結果として、このエイドでのリタイヤは2名、関門アウトは1名だけというのは、なかなか選手のレベルが高い。選手から聞いた話では、想定していた時間よりも早く第3エイドに到着できた人が多かったようだ。台風による影響で風が強かったが、むしろ追い風で涼しかったことが、タイムの短縮に貢献したのかもしれない。ただし、稜線上では部分的には爆風が吹いていて、危険な箇所はあったようだ。暗くなってから危険箇所を通過した選手もいたと思うが、事故がなくて何よりであった。

242578285_1183236522179817_3557905323171

エイドの撤収を終えて記念撮影。お疲れ様でした。深夜に3時間ほど仮眠はできた。私ともう1人は、次のゴール地点へ向かう。他のメンバーは、別のエイドで再びエイド業務とのこと。100マイルレースは、選手だけでなく、スタッフも耐久力が必要だ。

Img_2887

80kmほどを移動して、ゴール地点である琵琶湖畔の比良レークハウスに到着した。まだ午前中ではあるが、これから明日の昼までゴールで作業を行う。私の主な役割はゴールテープ係であった。

Img_2889

そんなにのんびりしている暇もなく、トップの土井選手が12時半前にはゴールした。記録は27時間28分と、実に驚異的な速さだった。

Img_2892

主催であり選手でもあるKaoriさんは、女子3位でゴール。直前までスタッフ作業で多忙だったこともあり、優勝できなかったのは致し方ないことだろう。それでも3位は凄い。日中は、前日とは打って変わり、とても暑くなり、まだ走っている選手は暑さで苦しんでいることが想像できる。

Img_2893

一般的な選手は、暗くなってから翌日の昼までにゴールしてくる。100マイルレースに参加したことがないとわからないと思うが、2晩目は幻覚を見たりして過酷な状況となることが想像される。

Img_2904d

日の出を迎える。深夜に3時間ほどの仮眠は取れた。まだまだ選手のゴールは続く。ゴールする選手は疲れてはいるが、100マイルを走りきったという充実した顔であり、実に感動的である。3日目も前日と同様に日中はどんどん暑くなっていった。選手が熱中症にならないか危惧するところであるが、医療スタッフが各エイドに配置されていて、万が一の時の体制は整っているのが安心だ。

正午近くにはだんだんとスタッフも増えていき、ゴールテープ係からバーベキューの準備へ移動した。バーベキュー用の野菜を切るなど裏方仕事である。

関門時刻の13時20分の前に最後の選手がゴールした。最終的に完走者は77人で、100マイルレースとして完走率が70%以上というのは、参加した選手のレベルがかなり高かったと思われる。

Img_2905d

バーベキューも終わり、一段落したところでお先に失礼した。

今回、第1回の大会となったBIWA LAKE 100だが、コロナ禍において実施できたことはひじょうに意義が大きい。それは徹底した感染対策がなされていたことによるだろう。参加者やスタッフには、ワクチンの接種証明かコロナウイルスの陰性証明が課されていた。また参加人数を制限し、密にならないようにウェーブスタートとしたり、エイドでサポートの仕方など、感染対策がしっかり考えられていた。そのような制約があったとしても、選手にとっては至れり尽くせりの温かみのある大会ではなかっただろうか。エイドのメニュー内容も充実していたし、各エイドでのデポバックの受け取りや医療体制など選手のサポート体制もしっかりしていた。スタッフの中にはほとんど寝ずにサポートした者もいた。それは完走率の高さにも多少は貢献しているかもしれない。参加した選手たちはきっと満足してくれたに違いない。私も足の調子が万全であるならば、出てみたいとも思ったが、それには他の大会に出てポイントの獲得も必要であるので十分な準備が要求される。私もテレマークスキーのイベントに関わっている立場からして、この大会の実施方法をぜひ参考にしたいと思う。コロナ禍はまだ続きそうだが、この冬は関西にてテレマークスキーのイベントをぜひ実施したい。

実に6年ぶりにトレラン大会に関わったが、やはり選手は山屋さんよりは、雰囲気的にランナー畑の人が多く、文化の違いを感じた。トレランを経験したことのある山屋としては、トレランをきっかけにトレイルランナーたちが登山の世界に入ってくるのは歓迎したい。そのためには、山のマナーを守り、地図読みやリスク管理ができるなど自立した登山者になってもらわねばならないが、すでに100マイルを走った彼らにはそんなに敷居は高くないことだろう。

| | Comments (0)

September 29, 2021

ワンゲル部の山小屋周辺の見回り

A谷に行った翌日は、いい感じで渓流釣りシーズンを終えたかったこともあり、釣行には行かなかった。正直なところは、疲れていて、早朝に起きられなかったということである。山小屋の周辺を見回りしてから帰路につくことにした。

A4738ca47e8e48a1a5168ef23e2f3610

木々の葉は少しは黄色くなってきている。

1b921c29f2344fe3b7f79ef8c8c5daf2

昨年は小屋の近くにクマが出没した。今回の見回りで、新しいクマ棚や糞など特にクマの気配は感じなかったが、カモシカとシカの気配は濃厚だった。カモシカの足跡はよく見かけた。近くでシカのオスが求愛のための鳴き声を上げていた。シカは以前はほとんどいなかったはずだが、最近よく見かけるようになった。おそらく最近の冬の積雪量が減ったことが原因ではないだろうか。

752d7a12fd164ca4bbce80d2adfdf160

赤く色づいた葉もあった。おそらく今月の終わりぐらいが、この辺りの紅葉のピークとなるだろう。その頃にはキノコも出ていることだろう。

| | Comments (0)

今度こそ本当に今シーズン最後のテンカラ釣り

9月最終週の平日に予定が空いた。白山麓でのテンカラ釣行が今シーズン最後の渓流釣行のつもりだったが、最後に悔いが残らないように、今度こそ本当に最後のテンカラ釣りに行くことにした。行き先はもちろん、通い慣れた奥美濃である。

22845a4d81d94e17bc8b63faf3d66056

今シーズンは裏切らなかったA谷へ。今シーズンは7月から5回もA谷に通っている。夏は爆釣りという感じでよく釣れたが、9月に入ってから行った前回は、少々釣果が渋かった。9月に入って水温が下がったためか、小さい沢のためにだいたいの魚が釣られてスレてしまったのか、原因はいくつか考えられるが、おそらく後者のように思われる。なぜならば、初めてこのA谷に行ったのは昨年の9月末のことで、その時はかなり釣れたからである(昨年のA谷の記録)。

7270d216aa6b4023ab380cb0711dbff0

C8dab52b5ef5416184d8e03dc3821fdd

今回は出だしはよかったが、サイズのアベレージが小さい。

1298bada9e9445079fd889f0327edcb3

良型もなんとか釣れたが、いつも少なくとも1匹は釣れた尺越えサイズは、今回は上がらなかった。

釣果は前回と同じく16匹で、すべてがイワナだった。夏の釣果の半分程度ではあったが、最後にツ抜けできたのであれば、ヨシであろう。悔いなく今シーズンのテンカラ釣りを終えることができた。

今回は単独だったが、複数で釣行するより時間がかかる気がする。複数の場合は交互に竿を出して行くので、進み方が速い。一方、単独の場合は、すべてのポイントに竿を出すので、その分、時間はかかることになる。

Fa4a3fade35849bfb29c76f32aecb7d0

帰りの下降途中で、ウスヒラタケと思われる大量のキノコの残骸があった。

0305980a2a084ae0832aa9dc06f5e76e

頭上を見上げてみると、枯れ木にウスヒラタケが発生していた。ちょっと旬を過ぎた感じであったが、クマがこの枯れ木に登ってキノコを食べたのだろうか。枯れ木の下にあったのは、その際に落ちたキノコなのだろうか?

Img_2852d

ワンゲル部の山小屋に戻って、早速、一人寂しく始めた。

| | Comments (0)

September 23, 2021

越前大野でぶらり

日本列島を台風14号が横断した日は、奥美濃から白山麓を目指して加賀へのんびり移動していた。その途中、福井県の大野市を通るのだが、ぶらっと立ち寄ってみた。

Img_2826

まずは、2021年4月22日に新しくできた道の駅越前おおの荒島の郷に立ち寄った。

Img_2823

大きな道の駅で、なんとモンベル越前大野店も入っていた。道の駅の建物内では、地元の新鮮な野菜や加工品などを販売しており、フードコートまでもあった。

Img_2824d

九頭竜川淡水魚ミニ水族館があり、水槽の中には、イワナやヤマメなど九頭竜川水系に生息する淡水魚が飼育展示されている。

Img_2825d

アユカケという希少な魚。地元ではアラレガコと呼ばれ、生息地が国の天然記念物になっている。

Img_2828d

空ではタカらしき鳥がカラスに追われていた。サイズはカラスより大きかったので、オオタカか?

Img_2827

道の駅でウナギ弁当とマイタケ弁当を買い、モンベルにて沢登りの高巻きで使うチェーンスパイクや登山用衣服など購入し、散財となった。

Img_2829

それから、大野市街に移動し、七間朝市に久しぶりに行ってみた。

Img_2834

「花垣」の日本酒銘柄で有名な南部酒造場にて、新酒の純米無濾過生原酒を購入。大野には南部酒造場の他にも3軒の酒造場がある。

Img_2830

伊藤順和堂で家族へのお土産にいもきんつばを買う。

Img_2831

荒木商店で3年醸造の真っ黒い味噌を買う。ここの味噌は添加物が入っていない。

七間朝市で、この3店に立ち寄るのは恒例のことで、時間があれば、おろし蕎麦を食べるのもよい。

| | Comments (0)

リニューアルオープンした「美人の湯しろとり かみほの湯」(岐阜県郡上市)

奥美濃にあるワンゲル部の山小屋の近くには満天の湯があるのだが、平日は個室露天風呂のみの営業で、入浴料は700円だが、40分という時間制限がある。日本列島を台風が横断中であるので、温泉でも入ってのんびりしたいところだが、40分ではとてものんびりはできない。そこで3日ぶりに下界に下りて、リニューアルオープンした「美人の湯しろとり かみほの湯」に行ってみることにした。

Img_2818

「美人の湯しろとり」は、2020年に一度閉鎖したが、2021年3月31日に、「かみほの湯」として、フィットネスジムを新たに併設し、装いも新たにリニューアルオープンした。以前は入浴料が750円だったが、700円に値下げされていた。

内部の写真は撮っていないが、以前よりだいぶ綺麗になった感じ。泉質は、炭酸水素塩泉でヌルヌルしていて、浴後は肌がツルツルになる。露天風呂は広く、複数の浴槽がある。サウナも広く、テレビを観ることができる。3回ほどサウナに入り、冷水浴と繰り返した。

Img_2819d

お食事処は、感染対策でテーブルごとに仕切りされている。メニューは以前と同じような感じだった。

休憩スペースには、TV付きリクライナーがあり、仮眠やテレビ鑑賞もできる。おかげで、のんびり過ごすことができた。

| | Comments (0)

2年ぶりの白山麓にてテンカラ釣り

遅めの夏休みは、いつもの奥美濃で3日間過ごした後に、日本列島を台風14号が横断した。そのため2日間は沢には入れず、温泉に入ったりして、のんびり休養日とした。北陸方面は雨も風もさほど強くはなかったが、シトシトと雨は降り続いた。台風が通過した翌日は、台風一過の晴天を狙って、2年ぶりの白山麓にて、今シーズン最後になると思われるテンカラ釣りを行った。

P9190005

テンカラ釣り師匠のなべさんを含む石川のテンカラ仲間と一緒に、計4人にて、某谷の源流部へ入った。

P9190018

渓流釣りというよりかは沢登り要素の高い谷で、入渓までのアプローチが長く、眼下に見える谷は実に深い。

P9190016

入渓してからも、ゴルジュを超えたり、

P9190009

大岩帯を超えたり、

P9190012

滝があったりで、沢ヤとしても楽しめるなかなか面白い谷だった。

P9190006

いつも行く奥美濃の山小屋周辺の谷は藪沢で、毛鉤が木々にひっかかかりまくりで、ストレスフルなのに比べて、この谷は広く(部分的には狭い部分はあり)、ストレスなくテンカラを振れるのは実によい。

Line_album_20210920_210920_7

P9190007

P9190008

水温が低いためかイワナの活性はイマイチだったが、4人で入ったにもかかわらず、みんなそこそこ釣れたのは、魚影の濃さによるのか。

Line_album_20210920_210920_0

ツキヨタケ

禁漁まで間もなくだが、シーズン最後をシメるにはよい谷だった。

| | Comments (0)

September 18, 2021

渋い釣果だった奥美濃でのテンカラ釣り

遅めの夏休みになるが、9月14日から運良く1週間の休暇が取れた。

Img_2815

遠出も考えたが、アキレス腱にまだ痛みが残るので、前半は通い慣れたワンゲル部山小屋をベースにすることにした。奥美濃に行くのは、前回から2週間ほどしか経っていないが、禁漁前の最後のテンカラ釣りにするつもりだ。

P9140002_20210918154701

1日目は、前夜からオール下道にて移動したことによる寝不足もあり、お手軽な石徹白川支流の峠川のキャッチ&リリース区間へ行ってみた。この釣り場は、昨年はシーズン最初はそこそこ釣れたが、シーズンが終わり近くになると釣れなくなった。今回は今季最初で最後になるが、やはり釣れない。アタリさえもない。

P9140001_20210918155101

かろうじてチビイワナを1匹釣り上げてボーズを免れた。シーズン終盤は、メジャーな釣り場は平日といえど競争が激しく、なかなか厳しい。

P9150009

2日目は、ワンゲル部OBのTさんと、いつも裏切らないA谷へ行ってみた。こちらはそこそこ釣れたが、いつもよりは釣果が渋かった。水温が低かったせいか、イワナの活性があまりよくない感じだった。

P9150012 

それでも、そこそこ良型のイワナを含む15匹のイワナが釣れた。

P9150011

驚いたのは、イワナの渓のはずが、アマゴが1匹釣れたことだ。昨年から5回はこの渓に来ているが、これまでアマゴが釣れたことはなかった。誰かが放したのだろうか。

P9150015

最後の魚止め手前では、32cmの尺イワナを釣り上げた。魚の活性が悪くても、ツ抜けできれば不満はない。

P9160022

3日目は、これまでもよく釣れた渓へ、福井のダルさんと今年初めて行ってみた。昨年も一昨年もそうだったが、この渓も禁漁が近づくと釣果が著しく下がる。

P9160021

今回は最初の一匹目はすぐに釣れたが、その後が渋かった。明らかに釣り人が奥まで最近入ってきた感じで、イワナがスレている感じだ。

P9160023

水温が低いことで、イワナが底にいるのか、テンカラよりもルアーのダルさんの方が釣果がよかった。上流に行くほど釣れなくなったので、早めに終了した。

禁漁前は多くの釣り人が平日でも駆け込みで入ってくるようで、メジャーな所では釣れなくなる。彼らは釣れる場所を求めて谷の奥まで入ってきている感じだ。

これで奥美濃での渓流釣りは終了となる。コロナ禍で思うようには通えなかったが、1年を通せばまずまずの釣果だった。この後は台風が日本列島に襲来する予報なので、2日間はスローライフとなりそうだ。

| | Comments (0)

September 01, 2021

アキレス腱痛のリハビリは渓流釣り!

1年前にアキレス腱痛を発症した。その後、完治させずに、山行を行ったり、走ったりしたので、再発を繰り返し、すっかり慢性化してしまった。先週は、ちょうどそのアキレス腱痛の再発があった。

Img_2802d

いつもは右足の痛みが酷いのだが、今回は左足の方が痛みがかなり酷く、足首がない状態まで腫れもした。もちろん正常歩行はできずに、びっこを引きながらしか歩けない。2日続けて6kmほどを走っただけなのだが、その程度で再発するとは、かなりアキレス腱の経年劣化が進んでいるのだろうか。当然ながら、その週末の沢登りは控えるつもりであった。

発症は月曜日だったが、時間が経てば症状は回復していく。この週末は久しぶりに天気がよいとの予報なので、じっとしているのはもったいない。すでに、その週末は渓流釣りに行く約束があったこともあり、ドタキャンは駄目だろうということで、行くことにした。まあ、沢登りではなく、渓流釣りだけならば大丈夫だろうという判断である。

行き先は、通い慣れた奥美濃である。奥美濃にはワンゲル部の山小屋があり、その維持管理も兼ねる。ワクチン2回接種済みにて、山小屋を直行直帰ならば、まずもって感染リスクはない。今回の同行者は、教え子でありフライマンのS君。1年ぶりの一緒の釣行となった。

89585ed0c8a74a6aad2a0a8eeeb6e2bf

金曜日のうちに山小屋入りし、土曜日は、いつも爆釣りするプライベート釣り場のA谷を案内した。

Afb13095a8474aaba1e3a02c8a62c700

やはりA谷は裏切らず、すぐに1匹目を釣り上げた。

0af6443f4f6b44e09e364a6e9eb01c2a

尺上も上がる。

E3cfb0d2e38240a6a38ab6fb31930633

魚止まで釣り上がり、テンカラ釣りの私は、およそ25匹の釣果で、そのうち尺上は2匹であった。

A65c56742f184884852294163799fca7

フライのS君でも15匹ほどの満足な釣果だった。夜は、Sくんの在学中以来になるが、山小屋にて一緒に盛大に飲んだ。

1f225ad171064944b2c1909b1e62c084

翌日は、調査も兼ねて、普段は滅多に行かないメジャーな谷へ入ってみた。この谷は沢沿いに林道が通っているので、一般の釣り人が入りやすい。厳しさはある程度は予想していたが、まったく釣れない。魚影さえもほとんどない状態である。しかたなく、少し林道を歩いて上流に向かうことにする。しばらく歩いていくと、人の声がする。林道下を谷を覗くと、複数の先行者がいるではないか。これでは釣れないのは当然かもしれない。

48d88fe8aee14b64951cde623c543c6f

あえて先行者の上流に入ることなく、すぐ隣の谷へ移動することにした。こちらも沢沿いに林道が通っていることもあり、まったく釣れなかった。おそらく先行者がいたのだろうか。メジャーな谷は、早朝一番で入溪しないと厳しいようだ。次回は早朝出発か平日狙いで、この2つの谷が本当に釣れない谷なのか調べてみたい。アキレス腱痛の方は悪化することなく、リハビリ効果はあったようだ。

| | Comments (2)

より以前の記事一覧