June 03, 2026

滝畑にて大学院生を対象とした自然観察の授業

先日の土曜日(2026年5月30日)は、大学院の授業の一環として、自然観察会を河内長野市の滝畑にて行った。

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目的は、興味深い生態、行動、形態をした動植物を見つけて適応的意義について考えてもらうことにある。今年は天気に恵まれ、快適に観察会を行うことができた(昨年の様子)。残念ながら野生のランであるサイハイランやコケイランの開花が終わっていたが、今回も十分に興味深い動植物を観察できた。

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千石谷大滝15m

以下に観察できた動植物を紹介する。まずは植物編である。

Yukinosita

ユキノシタ
薬草や山菜などとして利用される。

Utsugi

ウツギ
山野に普通にみられ、5〜6月に白い花をよく見る。

Mizuhiki

ミズヒキ
秋にミズヒキのような紅白に見える花序をつける。

Urinoki

ウリノキ
結構普通に見られる樹木。

Kitsunebotan

キツネノボタン
花弁に光沢があるのが学生の興味を引いた。全草に刺激性の有毒成分を含む。

Kiturifune

キツリフネ
花に2型(閉鎖花と開放花)がある。

Itachihagi

イタチハギ(侵略的外来種・重点対策外来種)
この植物の種子を利用するイタチハギマメゾウムシも外来種で、研究対象にしている。

次に動物編である。

Tengu1

テングチョウ

Tengu

林道の日当たりの良いアスファルト上に大量のテングチョウがとまる。テリトリーがあるようで、近づいた他個体を追い払う行動が見られた。性別は不明だが、全てがオスならばレックとしての機能がある? 今後も追跡調査をしてみる研究上の価値はありそうである。レックとは、資源とは特に関係の無い場所に集まった雄が、そこで小さな縄張りを作り、求愛のディスプレイを行う。

Yamatofuki

ヤマトフキバッタの幼虫

Sujiguro

産卵中のスジグロシロチョウ

Ooaoito

ニホンカワトンボ

Miyamakawam_20260603074801 Miyamakawaf

ミヤマカワトンボのオス(左)とメス(右)

Takahaya

タカハタ

Yosinobori

カワヨシノボリ

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May 21, 2026

ワンゲル部員と行く納板スキーツアー:乗鞍岳と木曽御嶽山

寡雪だった2025-2026スキーシーズンもいよいよ終わりを迎えようとしている。寡雪でありながらも、それなりにパウダーからザラメまでしっかり滑ったシーズンであった。最後は後悔のないように快適に滑って終わりたいところである。できれば顧問をしているワンダーフォーゲル部の部員たちにも、今シーズン最後のバックカントリーの経験をさせてやりたい。そんな訳で、ゴールデンウィーク明けの次の週末に、ワンゲル部員と行く納板スキーツアーを計画した。行き先は乗鞍岳と木曽御嶽山とした。同行者は顧問をしているワンゲル部の主将と主務の2名である。主将はテレマークスキー2シーズン目で、主務は1シーズン目であり、スキー歴もテレマークスキー歴とほぼ同じである。

1日目は、私にとっては今シーズン3回目となる乗鞍岳へ(2026年4月18日5月3日の記録)、長野側からアプローチした。

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朝から多くの車で賑わう観光センター前駐車場からの春山バス始発便は補助席まで使って3台が運行した。今年から春山バスが予約制となった。どうやら予約していなかった乗客もいたようで、補助席まで使ったりと少々混乱があったようだ。ツアーコースを滑走できるならば、位ヶ原山荘への片道だけのバス利用でよいのだが、今年は雪融けが早く、すでにツアーコースは最後まで滑れない状況である。そうなると往復バス利用となり、立山黒部アルペンルートほどではないが往復4,700円と結構割高である。

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位ヶ原山荘で下車した人の割合は滑走者と登山者は半々ぐらいで、次々とピークを目指して出発していった。

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我々も後を追って出発し、今回は過去2回で行けなかった剣ヶ峰をまずは目指した。岐阜側の乗鞍スカイラインも開通したので、上部に行くほど人も多くなる。

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剣ヶ峰までは雪が繋がっていなかったので、私は山頂はパスし、ワンゲル部員2名に山頂を踏んできてもらった。ちょっと雲がかかっていたが、北アルプスの眺めを観るだけでも来る価値はあると思う。

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1本目は正面の蚕玉沢を滑走。見事な快適ザラメだった。ワンゲル部員には少々急斜面と思われたが、雪が緩んでいたこともあり、無事滑り下りてきた。彼らは上部の急斜面ではテレマークターンは封印していたが、次シーズンは急斜面でのテレマークターンを期待したい。

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2本目は肩の小屋からテレマークスキー向きの緩斜面を滑走。流石に緩斜面ならばワンゲル部員もテレマークターンを披露することができた。

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帰りのバスの時間を間違えて、少し早めに位ヶ原山荘へ滑り込み、この日の滑走が終了となった。時間的に帰りのバスは1択しかないので、乗客が集中してしまう。行きと同じく補助席も使っての満席状態であった。まったりのんびりのスキーツアーだったが、内容的には満足な1日であった。

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2日目は、私にとって9年ぶりとなる木曽御嶽山(2017年5月27日の記録)へ。なぜ9年も行かなかったのだろうか。歳を取るほど時間の経つ速さを感じる。

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前日の賑やかな乗鞍岳と比べると、朝のおんたけロープウェイの駐車場は閑散としていた。ロープウェイと言うよりはゴンドラであるが、9時の運行開始に乗車した人はそんなに多くはなかった。滑り手も3組だけで、テレマーク率は我々3人以外にも1人いて、6人中4人と高かった。おんたけロープウェイの往復料金は2,600円で、前日の乗鞍岳春山バスに比べるとだいぶ安く感じてしまう。

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滑り手が少ない理由は歩き出してからわかった。そもそも雪が少なく、森林限界まで雪が繋がらず、1時間半ほどのシートラを強いられた。飯森高原駅からすぐにシール登行ができたのは、もう昔の話になってしまうのか。アプローチシューズがあれば楽だったかもしれないが、雪の踏み抜きを考慮すると、一概にアプローチシューズが良いとも言えない。

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前日に滑った乗鞍岳の眺め。

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森林限界からシール登行を開始したが、女人堂で雪が途切れる。

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女人堂から先は夏道のついている尾根のスキーヤーズレフト側の雪を繋げて登る。

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ワンゲル部員2名は石室山荘まで登ったが、前日の乗鞍の疲れが残る私はその50m下までとした。

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中央アルプスと南アルプスの眺め。

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先に先行パーティーの女性2名が滑り下りてきた。うち1名はテレマーカーだったが、ただ者ではない見事なキレのある滑り。なんと最近巷で話題の注目テレマーカーHiromiさんだった。彼女がFree Heel Bookに書いた記事を読んでいたこともあり、名前を聞いてすぐにわかった。

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私の滑り。

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ワンゲル部員の滑り。

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最後は藪スキーになって、雪が途切れた所からシートラで下山。

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担ぎが長かったが、そこそこ滑れて、人の少ない静かなツアーを楽しめ、出会いもあったので、終わり良ければ全て良し。悔いなく今シーズンを締めくくることができた。






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木曽御嶽山の記録をInstagaramにもアップした。上はそのリンクである。動画はHiromiさんに撮っていただいた。どうもありがとう。

GPSログなど記録の詳細についてはヤマレコにアップしてある。以下にリンクを貼っておく。

乗鞍岳:ワンゲル部員と行く納板スキーツアー1
木曽御嶽山:ワンゲル部員と行く納板スキーツアー2

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May 12, 2026

ワンゲル部山小屋にて山菜講習

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今年のゴールデンウィークが終わったが、平日をわずか2日挟むともう週末である。この週末は、顧問をしているワンダーフォーゲル部が奥美濃に所有する山小屋に2ヶ月ぶりに行ってきた。目的は山菜採りだが、この機会に山小屋の恵まれた環境をワンゲル部員にも教えてやりたいということで、現役部員に山菜講習を行うことにした。山から食糧を得ることは、緊急時にも役に立つことである。

今春の山小屋周辺は雪融けが早かったこともあり、植物のフエノロジーは1週間以上早く進んでいる。山菜も例年ならば、コシアブラやタラは旬の時期だが、すでに育ちすぎたものばかり。ちなみに雪融けの遅かった昨年は例年より1週間は遅く、コシアブラやタラは芽吹き始めたばかりだった。

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育ちすぎたタラ。

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コシアブラも育ちすぎのものが目立った。それでも採り頃のものをなんとかゲットすることはできた。

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コゴミ(クサソテツ)も同様に大多数が葉が広がってしまっていた。かろうじてわずかにまだ葉が巻いた状態のものがあった。

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ウドはまだ出てきたばかりが多数で、ちょうどよいサイズのものであった。

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リョウブ。

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ハンゴウソウ。

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気になるのはやはり侵入者。すでに芽が取られたものが目立つ。小屋の正面にあるハリギリの芽まで取られていた。山小屋の防犯のためにも、関係者以外立入禁止の立札の設置を考えるべきか。

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山小屋の周辺には小沢がいくつか流れているが、そこにはイワナが生息している。藪沢なので、テンカラ竿を振れる場所は限られるが、同じ場所で2匹釣り上げることができた。今シーズンの初釣果である。

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採った山菜はさっそく夕食にて天ぷらにした。天ぷら料理の経験のないワンゲル部員に揚げさせたので、あまりカラッとしていない天ぷらとなったり、揚げすぎて焦げたりして、決して美味しいとは言えなかったが、今季2回目の旬の味を味わった。

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リョウブの若葉はリョウブ飯とした。もう少し塩を加えた方がよかったかもしれないが、春の味わいであった。

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翌日の朝食は山菜天ぷら蕎麦であった。若者は朝から天ぷらでも問題はないそうで、年寄り的にはウッとなりそうであったが、それなりに美味しかった。

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2日目は、前日に地図読みが怪しいことが発覚した現役部員に山小屋周辺のトレイルを使って地図読み練習をさせた。電子機器は故障することがあるので、そのような緊急時に備えて、普段からスマホの電子地図やGPS端末に頼らずに、紙地図とコンパスだけでしっかりナビゲーションができないといけない。

天気に恵まれ、まったりと過ごせた2日間であった。

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2026年ゴールデンウィークスキーツアー

2026年のゴールデンウィークは、当初は東北方面を考えていたが、天気はあまり良くない予報であった。遠出して滑れないのはコスパが悪いので、比較的近場である信州方面へ、5月2日(土)〜5日(火)の日程で行くことにした。

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乗鞍岳(5月3日)

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白馬乗鞍岳(5月5日)

結果は天気予報通りで、4日間のうち滑れたのは、5月3日の乗鞍岳と5月5日の白馬乗鞍岳のダブル乗鞍岳みだった。

滑れなかった2日間は下界の天気はもったので、周辺の低山ハイクにてアクティブレストとした。

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乗鞍高原(5月2日)

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鷹狩山(5月4日)

こんな機会でもなければ、乗鞍高原や鷹狩山を歩くこともなかっただろう。滑れなかった割には美しい風景に癒やされたりして、それなりに充実感があったのは年齢のせいかもしれない。

山行記録はヤマレコにアップしており。以下にリンクを示しておく。

2026年ゴールデンウィークスキーツアー
5月2日(土) 乗鞍高原散策
5月3日(日) 乗鞍岳スキー
5月4日(月) 鷹狩山ハイク
5月5日(火) 白馬乗鞍岳スキー

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April 30, 2026

地元にて今年初の山菜採り

今シーズンはしっかり春スキーをしているので、出遅れたが、ようやく最初の山菜採りへ行ってきた。場所は明らかにできないが、地元の山である。

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コシアブラ

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タラ

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タカノツメ

コシアブラやタラなどは葉が広がったものばかりだったが、標高の高い所でなんとか旬のものを採ることができた。

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ウドはまだ芽が出たばかり。

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リョウブ
樹皮が特徴である。

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サンショウ

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イワタバコ

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ユキノシタ

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ウワバミソウ(ミズ)

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ギボウシ(ウルイ)

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ここにあげた種類を全て採ったわけではない。

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天ぷらをメインに、コシアブラご飯などで春の味を楽しんだ。

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April 04, 2026

来馬温泉 風吹荘:下山後の湯治宿

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蓮華温泉からの下山後は、来馬温泉 風吹荘に宿泊して、ハシゴ湯治とした。風吹荘に前回宿泊したのは2012年の年末だったので、実に13年以上ぶりのことであった。この宿のウリは源泉掛け流しの温泉であるが、少し熱めである。設備は古いがお湯はよい。宿の場所は、道の駅おたりから紙すき山牧場方向に1kmほど進んだ所にある。

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源泉掛け流しの温泉に加えて、料理が豪華で美味しいこともウリである。まずは前菜だが、アワビの刺身、鹿肉のパテ、海老をソースで絡めたもの、小谷漬けといきなり豪華である。これだけで終わってもよいぐらいであるが、フルコースはまだまだ続く。

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ハマグリの茶碗蒸し。写真を撮り損ねたが、マグロの刺身と山芋の酢の物もあった。料理に合わせる地酒は、大雪渓(普通酒)、月波ノ波(普通酒)、月波ノ月(純米酒)、小谷錦(純米吟醸酒生酒)、北安大国(純米吟醸酒)の5種類。このうち大雪渓、月波ノ波(普通酒)、小谷錦の3種類を料理と共に味わった。

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鯛飯が出てきたので締めと思ったが、まだ料理は続くとのこと。宿泊者は、平日ということもあり私の他に2名だったが、うち1名は夕食中の到着だった。

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メインディッシュはカモのもも焼きであった。

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山菜の天ぷらも出てきた。フキノトウは近くの河原で摘んだとのこと。

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締めが蕎麦だった。お替わりもあり、お腹がいっぱいになるまで堪能した。

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翌朝は生憎の雨であったが、この日は帰阪のみである。朝食前にひとっ風呂浴びる。

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朝食も小鉢の品数が多く、豪華であった。朝からお腹いっぱいになる。

宿は設備面で老朽化している箇所は多く、時期的にカメムシが多かったが、それらを我慢できれば満足できる宿である。テン泊をする山ヤであるならば、特に問題は感じないだろう。宿泊費も1泊2食付きで11,500円と決して高くはない。

雨が弱くなった頃にチャックアウトし帰阪についた。高速代節約のために北回りで京都東ICまで下道を走った。

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ランチは、金沢のゴーゴーカレーにて金沢カレー。

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湖西道路を走って京都東ICへ。

まったりとBCスキーと温泉を楽しんだ4日間の信州での春休みであった。翌朝は病院で血液検査があるが、はたして結果はどうなるだろうか。

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大町山岳博物館:白馬への移動途中にて

蓮華温泉への入山前日は、寄り道をしながらのんびりと白馬へ移動した。

咋今はガソリン代が高く、高速代も高い。円安に加えて、イランとアメリカ・イスラエルとの戦争まで始まり、ガソリン代の高騰が止まらない。公共交通機関を利用するという手もあるが、遠方の山に行くには時間的に効率が悪く、スキーなどの重荷を運びにくい。できる限り交通費は安くしたいところだが、手段は高速代をケチるしかない。しかしながら全て下道利用だと、大都市の移動は渋滞が多く効率が悪い。そのため渋滞しやすい区間のみうまく高速道路利用で、できる限り効率よく安く行けないかを模索している。今のところ、大阪の堺から信州方面へは2つの行き方を見つけている。1つは北回りで、近畿道から名神の京都東ICまでは高速利用で、湖西道路で敦賀に出て、あとはひたすら糸魚川まで国道8号を移動し、糸魚川からは国道148号を南下する。もう1つは南回りで、西名阪から無料の名阪国道利用を経由し、東名阪・名二環を通り、勝川ICまで高速利用で、あとはひたすら松本まで旧中山道である国道19号を移動し、松本からは国道147号・148号を北上する。高速料金は休日割や深夜割があると多少料金は変わるが、前者が2,000円ちょっと、後者が3,000円ちょっととなる。

今回は初日に余力があれば乗鞍岳へBCスキーに行く予定にしていたため、乗鞍高原に距離的に近い南回りとした。しかしながら前夜遅くに木曽福島の道の駅まで移動し車中泊したまではよかったが、朝に起きられず、初日はのんびり移動だけになったという顛末であった。徹夜移動で寝不足でも山を登った若い時の気力は今は維持されていない。

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道の駅木曽福島からの木曽御嶽山の眺め。十分に滑れそうだが、御嶽スキー場がこの週末でクローズしたため、アクセスが不便である。おんたけロープウェイがゴールデンウィークから営業を開始するが、その時まで雪が残っているかである。あとは中ノ湯までの林道がいつ通れるようになるかである。

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道の駅日義木曽駒高原からの中央アルプスの眺め。木曽駒ヶ岳の千畳敷周辺ならばゴールデンウィークまでは滑れるだろう。

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池田町までやってきた。長野県では人気のスーパーマーケットTSURUYAで入山前の買い出しを行った。

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久しぶりに市立大町山岳博物館を見学することにした。前回は娘がまだ小学生だったので、おそらく15年ぶりぐらいになるだろうか。観覧料金は大人450円だが、モンベル会員は50円引きとなる。

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観覧はまずエレベーターで3階に上って、上の階から下の階へという順序になる。3階では「大町のプロフィール」が紹介されている。

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3階の大きな窓から北アルプス後立山連峰の展望が楽しめる。大町市内に位置する標高2,400m以上の山岳38座のうち30座の山岳の概要、残雪模様の雪形や大町市周辺に伝わる民話についても紹介されていた。

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2階に下りると、「水の惑星 地球46億年の生い立ち」について紹介されている。自分の専門にも近く、授業の教材にもなりそうである。

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シアノバクテリアの化石であるストロマトライトが展示されていた。シアノバクテリアは最初の光合成生物である。地球の大気には最初は酸素はなかったが、シアノバクテリアの出現により、大気中に酸素が蓄積したことで、その後の酸素呼吸生物の進化につながる。酸素呼吸で大量のエネルギーを使えるようになった生物は、その後、活動性と大型化を進化させることになる。

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「日本列島の生い立ち」についても紹介されている。大町が糸魚川−静岡構造線上に位置することから、フォッサマグナ(大地溝帯)について解説されている。今更ながら恥ずかしいことではあるが、フォッサマグナと構造線は異なる意味であることを知った。フォッサマグナは日本列島が大陸から分離した時にできた台地の裂け目(地溝)のことであり、糸魚川糸魚川−静岡構造線と柏崎−千葉構造線に挟まれた範囲と広がりを持つのに対して、構造線は地層群同士または地塊同士の境界、つまり地体構造の境界を成す線である。フォッサマグナには、新生代新第三紀以降に広がった海に堆積した地層や、激しい海底火山活動による火山岩や深成岩などが広く分布し、地殻変動のために犬規模な褶構造が見られるなど他の地域とは異なる特徴がある。

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場所柄、日本の氷河についても紹介されていた。

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大町市の市街地から高山に至るまでの多様な環境にすむ生物についても紹介されている。

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山岳博物館でのカモシカの飼育は「岳子」から始まったとのことで、剥製が展示されていた。

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場所柄もあり、この博物館のウリはライチョウの展示である。

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1階では「北アルプスと人とのかかわり」について紹介されている。私も愛好しているイワナ釣りについても触れられていて、当時の毛鉤などテンカラ釣りの道具が展示されていた。

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博物館の屋外には付属園があり、周辺や山岳地帯でみられる動物や植物が飼育・栽培されている。

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日本のライチョウに最も近縁なスバールバルライチョウ。ツンドラ気候の北極圏に生息している。

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国産のライチョウも保護・研究を目的に飼育されている。

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トビを飼育しているのは珍しい。怪我などで保護されたらしい。

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国産のフクロウ。1996年に巣から落ちたところを保護され、今年で30歳になるおじいちゃんフクロウ。老化による白内障が進行しているとのこと。

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自分の尻尾を追いかけ回すタヌキ。

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周辺ではフキノトウが咲いていた。

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気温が高い日だったこともあり、キチョウが舞っていた。キチョウは成虫越冬である。

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近くには鷹狩山があり、ハイキングコースが整備されているらしい。車でも行けるらしいが、機会があれば登ってみたい。久しぶりの山岳博物館の見学は充実した時間であった。

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白馬に着くと、タカのペアとカラスがバトルしていた。カラスより大きいのでクマタカだろうか。写真ではわからないが、トビではなさそうだった。

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夕食は虹屋丼丸白馬店で海鮮丼を購入しようと行ってみると、店のドアには冬季は別の場所で営業しているとの案内があった。すぐに車で移転先に移動して無事購入。4月からはまた元の店舗にて営業するとのこと。やはり海鮮には日本酒が合う。前夜は睡眠時間が短かったこともあり、翌日の蓮華温泉へのBCスキーに備えて早めの就寝となった。

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March 07, 2026

甘南備山:フリースクールの手伝いにて

テレマークスキー仲間が主催しているフリースクールのお手伝いにて、京都府京田辺市の低山である甘南備山(かんなびやま)に行ってきた。

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ウィキペディアによると、甘南備山の山頂は神南備神社のある雄山(標高221m)と、雄山から北東に600m程度のところにあり三角点が設置されている雌山(標高201m)の2つにわかれている。古来、甘南備山は、「神南備」「神無火」などともいわれ、「神が隠れる場所」という意味があり、信仰の対象となっていた。これに加えて、水晶がよく取れたこともあり、かつては重要視された山であったらしい。

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フリースクールの参加者は大人8人(スタッフ5人含む)、子ども9人。そこに講師役の私、補佐役としてワンゲル部主将と研究室学生1名が加わった。

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甘南備山の山頂への往路・復路を使って、大人向けには地図読み講習を行い、子どもたちを含めた全体では生物観察会を行った。

3月初旬ではあったが、アセビやヤマツバキの花が咲いており、カマキリの卵、ウスタビガの繭、カブトムシの幼虫など越冬中の昆虫を見つけることができ、子どもたちの興味を引き出すことはできたように思う。

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朽木の中からは、ゴミムシダマシの幼虫、コメツキムシの幼虫、ゴミムシの仲間が見つかった。

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倒れた朽木の下からはカブトムシの幼虫が出てきた。

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オオカマキリの卵。

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ウスタビガの繭。落葉後にはこの緑色が目立つ。

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カヤネズミの古い巣もあった。

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ヤマツバキの花。

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鮮やかな赤色の実を残すタマミズキ。

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サクラの枯木に古くなったヒラタケがあった。

全体的にのんびりと自由気ままな行程であった。何かと協調性が強要される学校教育や一般社会とは異なり、フリースクールでは子どもたちは何も強制されず、自由に好きなように行動できる。自分のことを自分で決めて、その結果も自分で引き受けることで、自由とは何かを知っていくことができる。フリースクールの役割はこれから重要になっていくと思われる。

コースタイムやログについてはヤマレコの記録で報告している。

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March 03, 2026

雪の山小屋を楽しもう2026と裏山滑走:本日で賞味期限?

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ワンゲル部OBOG会主催のイベント「雪の山小屋を楽しもう2026」が、昨年に引き続き、ワンゲル部が奥美濃に所有する山小屋にて開催された。山小屋2月合宿から2週間ぶりの山小屋入りであったが、山小屋の屋根上には雪はなく、周辺では急激に雪融けが進んでいた。

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「雪の山小屋を楽しもう」は、コロナ禍でしばらく途絶えていたイベントであったが、昨年に6年ぶりに再開された。趣旨は、同じ日に集まり、山小屋の魅力を満喫するというもので、夕食時に共に過ごす以外ほ拘束はほとんどない。それぞれののグループ単位で、スキーを楽しんだり、山小屋周辺を雪中散策したり、小屋で歓談するなどして自由に過ごす。今回は手伝いの現役部員3名と子ども1名を含めて合計9名の参加であった。私とBさんも大日ヶ岳での滑走を終えてから山小屋入りし、参加者と共に夕食を共にした。

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翌日は裏山の偵察に行くことにした。2週間以上先にワンゲル部の3月合宿が予定されており、その時期に雪が残っているかが危惧されるからである。

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雪上訓練を行ったからわずか2週間ほどのワンゲル部山小屋裏山だったが、大日ヶ岳の山頂部より標高の低いこの辺りは驚くほど急激に雪融けが進んでいた。雪融けによってササや低木が出てきたので、藪が濃く感じるし、亀裂や穴も多かった。

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クマが木に登った際にできた比較的新しい爪痕があった。先月に登ったときにはなかったので、すでに冬眠明けした個体がいるようだ。まだ芽吹いてもいないのに、何のために木に登ったのだろうか。樹皮がかなり深く爪でえぐられているが、冬芽もしくは樹皮でも食べだのだろうか。

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放射冷却のために朝のうちはクラストしていた雪は、裏山のピークに近づく頃にはだいぶ緩んでいた。木々の間から木曽御嶽山が眺められた。

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ピークに到着。

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雪融けで藪が濃くなった斜面だったが、かろうじて上部の広葉樹林はまともに滑れた。一方で下部の植林の中はスギの葉だらけでまともに滑れたものではなかった。スギの葉が少ない沢はかなり沢割れしていて、滑走ルートとしては選ぶことができなかった。

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湿雪ではあるが、前日の大日ヶ岳に比べると、多少はマシな雪だった。それでも疲れる滑りとなった。

最近の暖かさでクマも冬眠から覚めたようだし、今後、雪融けがさらに進むことを考えると、これで今季の裏山は賞味期限切れとなるだろうか。

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February 26, 2026

ワンダーフォーゲル部2月雪上訓練(新雪時期向け)

2026年2月6日〜14日の日程で、ワンダーフォーゲル部の山小屋2月合宿が行われたことは、すでにこのブログで報告済みである。この合宿中に、新雪時期の雪山におけるリスクマネージメントとして雪上訓練が行われ、私は顧問としてその技術指導に携わった。今回は時系列を遡って、
その内容について報告したい。

雪上訓練は、2月10日〜11日の2日間で行われた。場所は通い慣れた山小屋の裏山であるが、一部の訓練は山小屋前の雪原でも行われた。昨年は積雪量が多く、山小屋泊の際には雪洞が掘れたが、今年は積雪量が平年より少ないため、横穴式の雪洞は掘れないとの判断でテント泊に変更した。今回の雪上訓練には、近畿大学ワンダーフォーゲル部の部長と部員3名が見学のために同行した。

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まずは山小屋前の雪原にて、ビーコン捜索訓練が行われた。最初はいろいろと混乱があったが、何度か繰り返していくうちに、すべてのビーコンを見つけるタイムも速くなっていった。

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実際に人を埋めてみて、プローブで人の感触を感じてもらった。

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掘り出し訓練も行った。

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一通りのビーコン訓練が終わったところで、裏山へ移動する。この移動は、ルートファインディングやスキー登行の練習も兼ねている。スキーが未熟のメンバーはスノーシューやワカンを利用した登山スタイルで登ってもらった。

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途中にある斜面にてピットを掘って、積雪構造の観察やコンプレッションテストによって積雪の安定性の評価を行った。新雪と旧雪の境目の結合が弱い傾向が出たが、概ね安定しているという評価だった。

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ルッチブロックテストも行った。特に目立った破断は起こらず、こちらも積雪は安定しているという評価だった。

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一通りの訓練を終えたら、テントの設営を行う。まずは雪を踏み固めて整地してからブロックを掘り出して、テントを張る予定の周囲に風除けとして積み上げていく。

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スキー練習も行った。1年生にとっては初めてのゲレンデ以外の滑走であった。

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雪は意外とよかったが、1年生はやはりうまく滑れなかったようだ。

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うちの現役部員はそのままテン泊となるが、私と近大ワンゲル部のメンバーは山小屋へ下山した。

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翌朝は、現役部員はテン場近くの谷地形を利用して本番さながらのビーコン探索訓練を行った。その後はラッセル訓練とルートファインディング訓練を兼ねて裏山第2ピークまで登った。前日に山小屋にいったん戻った近大ワンゲル部のメンバーも、見学のために再び裏山に登る。私も道案内として同行する。

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山小屋第2ピークで、ピットチェックを終えた現役部員たちと合流する。

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スキー組は滑走。他のメンバーは歩いて下りる。

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テン場に戻る。現役部員はテントを撤収してから下山する。

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近大ワンゲル部のメンバーは私と一緒に先に下山した。

この2日間の雪上訓練以外に、現役部員は順番に山小屋前にてビバーク訓練も行った。日帰り装備にてツエルトだけで一晩過ごすというもので、日帰り山行での緊急ビバークを想定している。

今回の雪上訓練で学んだ技術を雪山での安全登山に活かしてもらえればと思う。経験を積むことも重要で、今後も山行を繰り返してもらいたい。近大ワンゲル部においても、今回の見学が彼らの今後の活動の参考と活性化に役立つものになれば幸いである。

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