October 01, 2020

禁漁前最後のテンカラ釣りは通い慣れた奥美濃にて

禁漁前最後のテンカラ釣りは、9月最後の週末を利用して通い慣れた奥美濃方面の予定だった。奥美濃にあるワンゲル部山小屋をベースにしてである。しかしながら、直前の天気予報はよくなかった。特に土曜日の天気が悪いとのこと。そこで月曜日に休暇取得をして、日月で行くことにした。この日程変更で、残念ながら若者1名の参加が見送りになってしまった。一方で、ワンゲル部OBのHくんはすでに月曜日は休暇を取得しているとのことで、Hくんと2人で行くことにした。

土曜日の午後に奥美濃へ移動したが、奥美濃は予報通り雨であった。日曜日の天気はあまり期待していなかったのだが、山小屋周辺はとりあえず天気がもちそうだったので、以前から気になっていた谷を調べることにした。案の定、朝の野伏ヶ岳方面は厚い雲に覆われていた。

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谷に入ると魚影はあるものの、まったく毛鉤に反応がない。途中、滝、堰堤とあり、それらを越える。ナメもあって、思ったよりきれいな渓相だ。谷の周囲も自然林でいい感じだ。

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しばらく忍耐の時間があったが、ようやく1匹目が釣れた。チビイワナだった。

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それで終わってしまうのかという状況がしばらく続いたが、ある所から急に釣れ出すようになった。

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ポイントに毛鉤を落とせば、まず釣れるという状態になる。

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先日の沢行でようやくテンカラでの初イワナをゲットしたHくんも釣り上げた。

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33cmほどの尺イワナも釣れた。ダメ元で入ったのだが、予想を裏切る満足な釣果で、なかなかの新規開拓であった。禁漁前最後となる翌日も期待したい。

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適当な所で切り上げて、山小屋に戻り、早速、一杯始めた。

禁漁前最後となる翌日は、これまで実績のある某谷へ。ところが、思ったほどポンポンとは釣れなかった。昨シーズンもそうだったが、禁漁前の駆け込みで、最後の週末に谷の奥まで入ってきた釣り人がいた感じがする。

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それでも釣れないわけではない。

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Hくんも2日続けてしっかり釣り上げ、何かを掴んだようだ。

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最終的な釣果としては悪いわけではなかったので、禁漁前最後としてはワガママは言わない。

最終日のアタリシーンを動画に編集してみました。

今シーズンは、新型コロナウイルス流行による自粛と梅雨の長雨でシーズンインが遅かった沢とテンカラ釣りだが、終わりヨシで悔いなく終わることができた。次はいよいよスキーシーズンの到来だが、その前にキノコと紅葉の季節がある。少々のクライミングとアキレス腱炎が悪化しない程度のランニングもしておきたいところだ。

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August 27, 2020

折立でのクマによる車上荒し事件がフジテレビの「とくだね!」で取り上げられる!

前回の記事にて、折立でのクマによる車上荒し事件を報告しましたが、今朝(2020年8月27日)に放送されたフジテレビのとくだね!でもこの事件が取り上げられました。

放送では、目撃者および動物生態学者の立場から私もコメントしています。電話インタビューでは前回の記事に書いたようなことをほぼ説明したのですが、かなりカットされていましたね。限られた短い放送時間に取材内容を編集せざるを得なかったのでしょうが、内容としてはうまく編集されていたと思います。

上のYouTube動画は、この放送でも紹介されていましたが、海外で撮影されたものです。アメリカクロクマのようですが、車内に侵入したクマが車の窓ガラスを容易に割って車内から出てくる動画です。日本のツキノワグマでも、車の窓ガラスぐらいは簡単に割ってしまいそうですね。車上荒しに味をしめてしまい、車上荒しを繰り返すようなクマが現れないことを願います。そのためにも、車外にゴミや食糧などをおかない、車の窓は完全に閉めることはしっかり守らないといけないですね。

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August 26, 2020

折立(富山県 有峰林道)でのクマによる車上荒らし

8月22日〜24日の日程で、折立・黒部方面へ沢遊びに行っていました。その2日目の朝に、折立駐車場にて、車の窓を完全に閉めずに駐車していた登山者の車に、クマが窓ガラスを破って侵入し、車内のシートなどをズタズタにしたという現場に遭遇したので、詳細を報告しておきます。

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8月22日の朝に折立入りした。

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周辺で沢遊びをして、夕方に帰ってくると、駐車場にクマの糞があった。朝にはなかった気がするので、白昼堂々と駐車場で脱糞したのかもしれない。今シーズンの折立はクマの異常出没と異常行動が目立っている。たとえば、食事中に食べ物をクマに奪わる、クーラーボックスを奪われる、登山者が靴を履いている隙にザックを奪われるなど、人の隙を突いたクマの異常行動が目立つ。そんなわけで、折立キャンプ場は現在閉鎖されているだけでなく、駐車場内でのテント設営と車外での食事も厳禁となっている。我々もそんなリスクから、この晩は折立から移動し、有峰湖畔にある冷夕谷キャンプ場にて車中泊した。翌朝(8月23日)に折立に再び上がると、その事件は起きていた。

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近くに何やら様子のおかしいノアが駐まっていたが、よく見ると、車のフロント部に動物の足跡がベタベタついている。明らかにクマの足跡だ。

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車の右横を見ると驚いた。ドアミラーが引きちぎられ、リア部の窓ガラスが割られている。フロントの窓は完全には閉められていなかった。

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割れた窓ガラスの所から車内を覗き込むと、侵入したクマによって、車内は物色され、シートはズタズタにされている。

フロントの窓は完全には閉められていなかったことから、おそらく車内の匂いにクマが誘引されたものと思われる。人の食糧の味を覚えてしまったクマの犯行だが、まさか窓ガラスを割って車内に侵入するとは驚きである。もし中に人がいたならば、人身事故が起こっていたかもしれない。暑いから、あるいは換気のために窓を開けて寝ることは、もはや折立ではできないところまで来ているのかもしれない。

このようなクマが出没するに至った原因はもちろんヒトにある。マナーの悪い登山者、釣り客、キャンパーが残飯やゴミを放置したことにより、クマがヒトの食糧の味を覚えてしまったからだ。本来は臆病でヒトを恐れるクマが、ヒトの近くには食べ物があると学習してしまい、大胆な行動をするに至ってしまったのだ。上高地でも同様にヒトの食べ物の味を覚えてしまったクマによる人身事故が起こっている。折立ではまだ人身事故は起こっていないようだが、いつ起こってもおかしくない状況にあると考えられる。折立から入山する場合は、クマに細心の注意が必要であるだろう。そして我々登山者もゴミを放置しないなど、しっかりマナーを守っていかなければならない。山はもともとクマの生息地であり、我々がクマの生息地に踏み込むわけだから。

折立、上高地以外にも、今年は日本全国でクマ出没の頻度が例年以上に高い感じがする。今年が例年と違うのは、梅雨の長雨と新型コロナウイルスの流行である。梅雨の長雨による日照不足で、クマの餌となる山の実りが悪かったのかもしれない。ただでさえ夏場はクマの餌が不足する時期である。新型コロナウイルスの流行による登山自粛によって登山者が少ない状況は、餌を求めるクマの行動範囲を広げるかもしれない。それによってヒトとの遭遇も増えたのかもしれない。これからの秋の山の実り次第では、クマの出没頻度がさらに高まることもあり得るのかもしれない。ヒトとクマの双方の幸せのためにも、どうか秋の山の実りが豊作であることを祈りたい。

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September 27, 2011

信越五岳トレランレース2011の動画

妙高市から信越五岳トレイルランニングレース2011の動画がYou Tubeにアップされていました。


男子優勝の相馬剛選手は3連覇です。女子優勝は上下セパレートでお腹を大きく露出したウェアのジェン・シェルトン選手です。総合でも7位と女子ではブッチギリの凄さでした。こんなに肌を露出して寒くはないのかな?

公式リザルトもアップされています。

ハセツネを完走できたら、次に目標にしたいレースです。

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March 22, 2011

PRAY FOR JAPAN がんばって!

スイスのグリンデルワルドからの応援メッセージです。

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March 12, 2011

地震大丈夫ですか?

学会出張で札幌に来ていますが、皆さんだいじょうぶですか?
札幌はさほど大きな地震とは思えませんでしたが、震度4でした。
ゆっくりとした大きな横揺れでした。

生態学会は明日で終了ですが、帰れない参加者が多いようです。
もう今日ですが、帰れない参加者は明日 (3/12) 12:15 に A 会場に集まりくださいとのことです。

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January 12, 2011

祝日本スキー発祥100年

明治44年(1911年)1月12日に、オーストリアのレルヒ少佐によって、日本に初めてスキーが伝えてから今日で100年です。

スキーの祖先型はテレマークスキーです。
ここはスキー発祥の原点に戻って、革靴・細板、そして1本杖で滑ってみたいですね。

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December 17, 2010

国見岳雪崩事故のレポート公開

11月30日に立山の国見岳であった雪崩事故のレポートが公開されています。

国見岳雪崩事故レポート

パーティー全員が3種の神器を携帯し、雪崩のリスクに対する意識を持っていた。
登ろうとしていたのは北面の大きな尾根(アルペンルートから見ると山頂の右側)。
しかし、実際に登っていたのは尾根から東側にずれた急斜面(斜度34度)であった。

リスクの高い所に入らないためにも、地形の判断とルートファインディングの重要さを強く感じます。
果たして自分だったならば正しく判断できたものなのか。

JAN調査速報によると、
破綻した弱層は28〜29日も荒天以前の旧雪内に存在したこしもざらめ雪。
破断面は幅約70m、厚さ10〜150cm。

自力脱出した1名と後続のパーティーでセルフレスキューを開始。
15分以内に掘り出せた埋没者は助かりましたが、その後に掘り出された埋没者2名は残念ながら亡くなってしまいました。
15分以内で掘り出すことのの大切さを強く感じます。
今回は多数埋没による事故のため、速やかに全員を掘り出すにはマンパワーに限界があったのではないでしょうか。

いずれにしても、事故が発生した時に速やかにセルフレスキューに入れるように、日頃からの意識と訓練が必要と思いました。
雪山に入るのであれば、3種の神器を持つのは常識として、それをしっかり使いこなせないといけません。

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December 15, 2010

クニマスの再発見

「環境省のレッドリストで「絶滅」扱いになっている日本固有の魚クニマスが、山梨県内の湖で生き残っていたことが、京都大学の中坊徹次教授らのグループの調査で分かった。生息の確認は約70年ぶり。国のレッドリストで絶滅種に指定された魚が再発見されたのは初めて。環境省は今後、レッドリストの記述を見直す方針だ。

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田沢湖で絶滅する5年ほど前、放流用にクニマスの卵が10万粒、西湖に運ばれた記録がある。このとき放流されたものが繁殖を繰り返し、命をつないできたとみられる。」(asahi.comより)

西湖でのクニマスの再発見は驚きです。
クニマスが絶滅する前に卵が田沢湖から西湖に放流されていた。
だが、その当時行っていたその場所固有な本来の生態系をまったく考慮しなかった放流が、ブラックバスなどの外来種を増やし、日本の湖沼の固有種を駆逐させてしまったことも肝に命じるべきである。

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November 30, 2010

立山で雪崩事故

本日、立山で雪崩があり、死傷者が出た模様です。

「30日午前8時55分頃、富山県立山町の北アルプスの室堂平にある通称・雪の大谷(標高約2400メートル)南側の国見岳斜面で、スノーボードとスキーで訪れていた男性6人が雪崩に巻き込まれたと、グループの川崎市の男性から、立山町消防署に119番があった。
 県防災・危機管理課によると、30歳代の1人が死亡、1人が意識不明の重体のほか、足の骨を折るなど2人がけがを負った。県消防防災ヘリが出動し、県警と救助にあたった。」
(読売オンラインより)

私は11月18日〜20日で立山で初滑りをし、先週末も行く予定でした。しかし、天気予報で悪天が予想されたので中止しました。

雪崩はその悪天がようやく治まった好天時に起こりました。JANのセイフティキャンプでは「吹雪の後の好天時は気をつけなければならない」と教わりましたが、今回の事故はまさにその典型的な例と思われます。

ニュースの映像から判断すると、比較的規模の大きい面発生の乾雪表層雪崩のようです。ハイクアップによる刺激が雪崩を誘発したものと思います。発生点は不明瞭な沢地形の上部のようで、斜度も結構あり、条件さえ揃えば雪崩が起きてもおかしくないところです。私が行ったときにはたくさんのシュプールがありました。室堂ターミナルからもアクセスしやすい場所です。立山黒部アルペンルートはこの日でクローズとなるので、ボーダーやスキーヤーも最後のチャンスと思って油断したのではないでしょうか。

立山では22日に少し積雪があった後は、雪が降らず、27日まで比較的暖かい日が続きました。そのため、クラスト(氷化)した滑り面が形成されたものと思われます。夜間の冷え込みで弱層になる表面霜も形成されたかもしれません。28日と29日は冬型になり、吹雪でかなりの積雪があったようです。事故のあった30日は富山側の高原バスは除雪が間に合わないために運休になったほどです。急な冷え込みで積雪の中には極端な温度勾配ができて、下部のクラスト気味の古い雪の層と新雪との間に弱層になるこしもざらめ雪もできたのではないでしょうか。その弱層がハイクアップ時の刺激で破綻して、クラストした古い雪の面を一気に新雪の層が滑り降りたと考えられます。

11月の立山では2005年にも浄土山の北斜面で雪崩が発生し死者が出ています。今回の雪崩事故のニュースで、バックカントリースキーヤーとしては雪山ではどんな時も慎重に行動しなければならないことを強く思いました。昨年受講したJANのアドバンスセイフティキャンプで学んだ事を常に肝に銘じて、これからのシーズンに臨むつもりです。

最後に、今回の悲運に遭遇した故人の冥福をお祈り致します。

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