February 25, 2024

つながろうテレマーク!全員集合!:盛況のうちに終了!

関西・北陸・中京地区のテレマーカーによる合同イベント「つながろうテレマーク!全員集合!」が、2月24日に福井和泉スキー場で開催され、盛況のうちに終了した。

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当日は天気にも恵まれ、関西・北陸・中京地区だけでなく,遠くは岡山や徳島から、合計40〜50人ほどのテレマーカーが集まった。「つながろう!」というテーマのもと、普段は一緒に滑らない他地区のテレマーカーと一緒に滑って交流・親睦を深めた。

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会場となった福井和泉スキー場はリフトは2本しかないものの、コースはバラエティに富み、駐車場からゲレンデはすぐで、なかなか良いスキー場であった。中部縦貫道が九頭竜まで伸びて、アクセスも格段に良くなった。元々は西部資本のスキー場だったようだが、現オーナーが個人で買い取って営業を続けている。

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オーナーはイベントに協力的で、参加者たちにわざわざ挨拶までしてくださった。それだけでなく、スキー場全体に我々の集合のための放送までしてくれた。

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朝のうちは硬かったゲレンデも、好天に恵まれて、昼ぐらいには雪が緩み、まるで春山のような様相となった。細革スタイルにちょうど良い状況だ。スポーツのマンゾクさんとブルーモリスさんによる細板の試乗、さらには革靴のレンタルもあり、ゲレンデには多数の細革スタイルのテレマーカーが滑っていた。私も午後からは今シーズン初の細革スタイルで滑った。同行したワンゲル部前主将も初の細革スタイルを体験した。最初のうちは産まれたばかりの子ヤギさん状態だったが、そのうちにターンを決めるようになる。よい経験になったのではないだろうか。

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時の開会式と、11時に再集合して集合写真を撮った以外は、特に行事は行わなかったが、みんなで一緒に滑ることで、他地区とのテレマーカーたちと充分につながることはできたのではないだろうか。しばらく会えなかったテレ仲間とも久しぶりに会えたりもした。

なかなか楽しく盛り上がった1日も、あっという間に終了となった。来年度もこのスキー場でのイベント開催を考えてもよいだろう。今から来年度のイベント内容を煮詰めていきたい。

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February 19, 2024

テレマークスキーイベント「テレマークスキーだよ!全員集合!」に参加

ワンゲル部2月山小屋合宿3日目は、ゲレンデ練習でしたが、私は部員2名と共に前夜のうちに抜け出して、富山県のあわすのスキー場で行われたテレマークスキーイベント「テレマークスキーだよ!全員集合!」に参加してきた。

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積雪時に行くのは、実に10年ぶりのあわすのスキー場だった。10年前もテレマークスキーイベント「AWAスノー・パイプライン・マスターズ'14」に参加のためだった。その時も盛り上がったが、今回もまた楽しく盛り上がった。

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前夜から朝まで降雪があり、上部ゲレンデは非圧雪部分が多く、撮影してもらいながら、ゲレンデパウダーを味わえたのはなかなかだった。あわすの恐るべき。

撮ってもらった動画です。

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フリー滑走を終えたところで、開会式が始まる。

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みんなで集合写真を撮る。

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今回は、最近のテレマークスキーイベントでは恒例となったスポーツのマンゾクさんとブルーモリスさんの試乗会に加えて、自作TTSビンディングを取り付けた板の試乗会までもあった。私は普段は22デザインリンクスをつけた板を使っているので、TTSは実に新鮮で、リンクスにも劣らない軽さと滑走性を感じた。次回の板の購入時にはTTSも選択肢の1つになるだろう。

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午後は、スポーツのマンゾクさん主催によるヒールフリースキーのレース「ネオ・クラシックス・オープン」が開催された。写真は競技説明の様子である。レースは4人1組のチーム対抗リレー形式の勝ち残りトーナメント方式で行われる。

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コースは、ランセクションの登りからスタートし、スラロームセクションをテレマークターンで滑走し、バンクからのランセクションでゴールとなる。

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私はセンター95mmのフラットソール板で参加したが、これは明らかな道具選択の失敗で、登りがあることを考えると、ステップソールの細板が正解だったかもしれない。おかげでランセクションでは心臓バクバクになり、最後はヘロヘロでゴールとなってしまった。

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表彰式の風景。残念ながらチームは1回戦敗退で、敗者復活戦も敗退となった。それでも参加賞がもらえたのは嬉しかった。白熱した戦いで優勝チームが決まり、おおいに盛り上がった。楽しい1日も表彰式と閉会式で終了となった。イベントは来年も若い人によって継承されるということなので、次回はしっかり準備と戦略を立ててレースに臨みたいと思う。

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次は、2月24日に福井和泉スキー場にて、関西、中京、北陸地区のテレマーカーの合同イベントが行われる。そちらもぜひとも盛り上げていきたい。

ワンダーフォーゲル部2月山小屋合宿4日目につづく

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January 17, 2024

テレマークスキーイベントのご案内:つながろうテレマーク!全員集合!

北陸、中京、関西のテレマーカーによる合同イベントのご案内です。

これまでも、関西の”集まろうテレマーク!”と、中部の”ゲレンデjackテレマーク”のコラボイベント(2019年3月31日2023年3月26日)を行ったりしてきましたが、今回はより広域のテレマーカーを対象にイベントを開催します。

 

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イベント名:つながろうテレマーク!全員集合!

新幹線はつながってなくても、テレマークスキーでつながる関西・中京・北陸

関西・中京・北陸のテレマーカーは、2月24日は福井和泉スキー場に全員集合だ!

ブルーモリスとスポーツのマンゾクによるテレマークスキー板の試乗会もあるよ!

最近、テレマーカーの間で話題になっているFree Heel Bookの販売もあるらしい!

趣旨:関西・中京・北陸地区のテレマーカーの交流と親睦を図るとともに、テレマークスキーの普及と発展を推進する。
主催:参加者が主催者です!
日程:2024年2月24日(土)
会場:福井和泉スキー場 割引券
集合:センターハウス前 9時
内容:一緒に滑ったり、みんなで撮影したり、教えあったり
   ブルーモリスとスポーツのマンゾクによるテレマークスキー板の試乗会
   Free Heel Bookの販売
参加費:無料
問い合わせ先:kansai.telemark@gmail.com

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March 31, 2023

ゲレンデjack! with 集まろうテレマーク! in 奥美濃:生憎の天気だったが、テレマーカーは熱かった!

このブログでも予告しましたが、関西の”集まろうテレマーク!”と、中部の”ゲレンデjackテレマーク”の4年ぶり2回目のコラボイベント「ゲレンデjack! with 集まろうテレマーク! in 奥美濃」が、2023年3月26日に奥美濃のスノーウェーブパーク白鳥高原にて行われました。

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集合写真です。

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当日は生憎の雨で、ゲレンデも融雪が進み、地肌があちこち見えていた。

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そんな状況だったので、関係者だけしか集まらないかと思っていたが、集合時刻の9時になるとテレマーカーたちがぞろぞろと集まってきた。ざっと数えただけで30名程度はいただろうか。こんな天気でも集まるテレマーカーはやはり熱い!

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開会の挨拶を終えたら、早速、みんなで滑る。

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このイベントの目的は、一緒に滑ることでのテレマーカー同士の交流と親睦である。今回はコラボイベントということもあり、関西、北陸、中京と異なる地域のテレマーカーの交流も目的であった。

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富山のスポーツのマンゾクさんによるテレマークスキー細板の試乗会も行われた。東海地方では初めての試乗会とのことで、75mmテレブーツを履いたテレマーカーや、一部のマニアな革靴テレマーカーが、3ピンビンディングがついた細板を試乗して楽しんでいた。

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うちのワンゲル部員たちも先輩テレマーカーたちと一緒に滑ることで、アドバイスをもらっていた。

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天気や雪の状況は関係ない。それを越える面白さがテレマークスキーにはあり、テレマーカーたちも熱い!

来シーズンは、北陸、中京、関西のさらに大きなコラボイベントを計画している。今回はそれに向けての弾みになったに違いない。

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March 02, 2023

予告! ”ゲレンデjack! with 集まろうテレマーク! in 奥美濃”

3年ぶりに開催された”集まろうテレマーク!Telemark Ski Friendly Meeting”は60名を超える参加者で盛況のうちに終わりました。

次は、場所を奥美濃に移してゲレンデジャックします。関西の”集まろうテレマーク!”と、”中部のゲレンデjackテレマーク”との4年ぶり2回目のコラボです。

関西を始めとした西日本、北陸、東海のテレマーカーは、ウイングヒルズ白鳥スキー場スノーウェーブパーク白鳥高原に集まって、一緒に滑ろう!

 

ウイングヒルズ白鳥スキー場が3月23日までの営業とのことで、会場をスノーウェーブパーク白鳥高原に変更しています。

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”ゲレンデjack! with 集まろうテレマーク! in 奥美濃”

関西の”集まろうテレマーク!”と、中部の”ゲレンデjackテレマーク”の4年ぶり2回目のコラボ!

4年前(2019年3月31日)の報告

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日時:2023年3月26日(日)

場所:ウイングヒルズ白鳥スキー場 → スノーウェーブパーク白鳥高原

集合:9時 センターハウス前

参加費:無料

参加条件:テレマークスキー、クロスカントリースキーを履いた方

参加方法:勝手気ままに集合。申込不要。

共催:集まろうテレマーク!、ゲレンデjackテレマーク、FaceBookテレマークスキーグループ

問い合わせ:kansai.telemark@gmail.com

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「ゲレンデjack! with 集まろうテレマーク!を楽しむコツ3か条+」

1.誰かに会えなくても、雪が少なくても、パウダーじゃなくても、とにかく一緒に滑ろう!

2.もっとこうしたらえ〜のに!!と思ったならば自ら積極的にプレイヤーとなり、ゲレンデjack! with 集まろうテレマーク!の場を盛り上げよう! 自己責任でなんでもやってや〜!

3.あんまり話かけてもらえなかった。と思ったならば勇気をだして自分から話かけてみよう。今回は西日本と中部地方のテレマーカーとの交流も目的やで〜。きっと相手も見知らぬあなたと話したくてウズウズしてるで〜☆

 

予告:来年は関西と北陸など、テレマーカーの地域間の交流イベントを予定しています。今回はそのキックオフイベントとなります。関西、北陸、東海のテレマーカーはぜひ集まろう! もちろん他地域のテレマーカーの参加も歓迎です!

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March 01, 2023

集まろうテレマーク:Telemark Ski Friendly Meeting

コロナ禍で中断していた関西のテレマークスキーイベントが3年ぶりに復活した。

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集まろうテレマーク!:Telemark Ski Friendly Meeting

2023年2月26日(日)に奥神鍋スキー場で開催された。私はスタッフとして、ワンゲル部員2名を連れて参加してきた。

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開会の挨拶。

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はるばる富山から参加してくださった野村さん。手前は主催者代表の坂根さん。来年は北陸と関西のテレマーカーたちの何らかの交流イベントが行われるにちがいない。

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中央の2人は、試乗会を行ってくださったマンゾクスポーツの久保さん(左)と、ブルーモリスの塩見さん(右)である。

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朝の集合時での記念撮影。60名以上もの参加者となった。

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試乗会の様子である。

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NTNブーツを履いていたので、ブルーモリスのNTNビンディングがついた板を試乗してみた。これは細めの左右非対称板。ちょっと硬めかな。

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こちらはやや太めの板で、悪雪でも力強く滑れる。

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こちらはいつものマイ板。ビンディングはリンクスをつけている。

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今回は、22デザインからリンクスのソフトプレートが出たというので、早速購入して試してみた。なかなか柔らかく、75mmビンディングに近い感じで、実によかった。ソフト派の自分としては、こうなるとNTNビンディングはリンクス1択になってしまう。

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TAJ公式指導員による初心者向けのレッスンも行われた。初心者でない人が混じってはいたが。

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ワンゲル部員2名にもレッスンを受けてもらった。

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ワンゲル部主将曰く、説明がわかりやすかったとのこと。さすがは公式指導員のOさんである。

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参加者全員による一斉滑走も行われた。

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それぞれが個性のあるスタイルと滑りにて楽しんだ。

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午後にもう1回、記念撮影を行った。懐かしい顔に加えて、新しい顔と、まだまだテレマークスキーは捨てたものではないと思った。

驚いたのは、かって山岳スキー競技日本選手権に一緒に参戦していたCさんがいたことである。話を聞くと、京都に引っ越してきたとのこと。また、私のこのブログを参考にして、同じバックカントリースキールートに行ったという若いテレマーカーとも知り合うことができた。BC仲間が増えて、今後が実に楽しみである。問題は私の体の経年劣化ではあるが。

今回は3年ぶりのイベント開催にもかかわらず、64名もの参加者が集まり、盛況のうちに終えることができた。西は岡山、北は富山、東は神奈川など、各地からテレマーカーが参加してくれた。初心者向けのレッスン、参加者全員での一斉滑走、ブルーモリスの塩見さん、マンゾクスポーツの久保さんによるテレマークスキー試乗会もあったりで、大変有意義なイベントとなった。参加された皆様には厚くお礼を申し上げたい。

次は、3月26日! 奥美濃のウイングヒルズ白鳥スキー場でゲレンデジャックだ!

”集まろうテレマーク!”と”ゲレンデjackテレマーク”とのコラボイベントを予定している。ぜひこちらにもご参加ください。

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April 15, 2022

13人のテレマーカー!:氷ノ山 東尾根

関西のテレマーカーならば、やはり西へ滑りに行ってなんぼの世界。その第1弾は鳥取県の伯耆大山でしたが、第2弾は兵庫・鳥取県境の山へ。初日は氷ノ山の東尾根へ、西日本のテレマーカー総勢13名と滑りに行ってきた。

【日程】2022年4月9日(土)
【山域】中国東部
【場所】氷ノ山
【メンバー】テレマーカー12名、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク13(BCクロカン含む)
【コースタイム】氷ノ山国際スキー場セントラルロッジ7:55〜東尾根登山口8:04-13〜東尾根避難小屋8:48-54〜一の谷休憩所9:36-53〜氷ノ山山頂11:29-12:33〜滑走〜大屋避難小屋12:57-13:21〜東尾根1370m滑走開始地点14:28〜一の谷休憩所14:58-〜東尾根避難小屋15:35-44〜氷ノ山国際スキー場セントラルロッジ16:21

関西のテレマーカーの親分である雪だるまさんからのお誘いがあり、久しぶりに春の氷ノ山に滑りに行くことになった。雪だるまさんの声かけもあり、なんと総勢13人ものテレマーカーでが集まることなった。ガイドツアーやイベントを以外で、これだけのテレマーカーがすぐに集まれるのは、ある意味、関西の特徴かもしれない。

氷ノ山の東尾根はスキーでは2回ほど行ったことがある。1回は4月のほぼ同じ時期で(2012年4月15日の記録)、もう1回は厳冬期であった(2015年2月15日の記録)。その時の印象ではそこそこ滑れるだったので、道具はプラブーツとフラットソール板・シールの組み合わせで行くことにした。行ってみてわかったことだが、革靴・ステップソール板でも充分に行けるメローな斜面ばかりだった。大半のメンバーはそのような軽快な道具で参加していた。昔の記憶の曖昧さで、少々オーバースペック気味の道具になってしまったが、シールの脱着が面倒だっただけで、メローな斜面の滑りはそこそこ楽しめた。

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氷ノ山国際スキー場のセントラルロッジまで車で入れたので、そこからスタートする。

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東尾根登山口。雪はしばらくはつながらないだろうから、潔くスキーを背負う。一部のメンバーはスキーを履いたまま、なんとか雪をつなげて登っていくらしい。

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スキーを背負ったメンバーは夏道通しで登る。スキーを履いたままのメンバーは谷沿いに詰めていくらしい。

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東尾根への急登が続き、汗が噴き出す。こういう時は軽快な道具の方が有利である。NTNブーツでは少々硬いが、それでも75mmのプラブーツよりは若干は歩きやすい。

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急登を終えて東尾根に乗る。スキーを履いたままのグループも途中からスキーを担いだらしいが、要した時間は最初からスキーを担いでいたグループとさほど変わらなかった。

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なかなか雪がつながらなかったが、ようやく一の谷休憩所付近で雪がつながる。ここからスキーを履いての登りとなる。

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雪も緩み、ステップソール板でも登れる。私はフラットソール板にシール着用なので、ステップソール板よりも直登気味に登れるのが利点か。

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斜度が緩むと広い尾根になり、ブナ林の中を気持ちよく登る。

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メローだが滑るのに良さそうなオープンバーン。

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氷ノ山の山頂が見えた。抜け駆けして早速滑る人がいる。

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山頂にある避難小屋の前で記念撮影。撮影者が1名いるので、写っているのは12名。

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避難小屋の横にはひっそりと須賀ノ山神宮跡の石祠がある。

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石祠には以下のことが書かれている。

素戔嗚尊は須賀山(氷ノ山)に降臨し八岐の大蛇を退治して奇稲田媛を妻とし陵と宮を造った。この宮を須賀ノ山神宮という。因幡国、但馬国、播磨国、美作国の四ヶ国の総社で皇室が管理していた。頂上と中腹をめぐり五十八個の宮跡の礎石が現存している。茲に須賀ノ山の古代文化遺跡を後世に伝えるため之を建てる。 平成六年五月吉日 須賀ルーツを探る会

雪だるまさんに教えてもらったが、氷ノ山は古くは須賀の山と呼ばれ、主に因幡側の人の信仰の山であったそうだ。因幡側では北隣の赤倉山を氷の山(ひょうのせん)と呼んでいたが、但馬側の人は須賀の山を標の山(ひょうのせん)、豹の山(ひょうのせん)、氷の山(ひょうのせん)などと呼んでいた。大正初期に陸軍省測測量部が地形図を作成するときに、但馬側の呼び名である「氷の山」と記入した。第二次大戦後に因幡側から異議がでて、昭和51年に「須賀の山」と訂正されたが、やがて再びこれまで定着していた氷ノ山(ひょうのせん)に戻された。現在では氷ノ山(須賀ノ山)と地形図には記載されている。

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山頂から北西方向の眺め。正面に翌日に行く扇ノ山が見える。

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北東方向の眺め。

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南西方向の眺め。

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山頂で飛んでいたヒオドシチョウ。

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ランチを終えたら、滑走に入る。

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滑走シーンは動画をご覧ください。

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大屋避難小屋まで滑り込む。水分の多い重めのザラメ雪だったが、滑走に問題はなかった。

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各自、自由に滑って、満足したところで、東尾根へ登り返す。

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最後は東尾根の滑走。

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雪が途切れたところで、滑走終了。スキーを担いで下山へ。

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東尾根避難小屋前で一服する。

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諦めの悪いメンバーは、登山口近くの斜面で最後の滑走を行った。下山したのは16時過ぎだった。東尾根からの往復だけだったらもっと早く下山できたはず。それだけたくさん滑ったり、登り返したということだ。氷ノ山国際スキー場セントラルロッジ前で解散となった。氷ノ山は標高の高い所はまだ残雪豊富だが、アプローチの雪がなくなっており、そろそろ賞味期限かもしれない。

雪だるまさんが編集した動画です。滑走シーンはこちらをご覧ください。

こちらは私が編集した動画です。

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March 16, 2021

スキージャム勝山に10人以上のテレマーカーが集結!

まだアップできていない過去の記録はありますが、それらは先送りして、直近にあった話題を先にアップします。

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雪解けが急激に進んでいて、次々とクローズしていく西日本のスキー場ですが、日曜日はちょっと福井まで足を伸ばして、いまだ全面滑走可能なスキージャム勝山に滑りに行ってきました。偶然もあったりして、知っている仲間だけでも10人以上のテレマ−カーが集合して、一緒にセッションするというミニイベントになりました。

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大人数でセッションするのは楽しい! 周囲にも目立ったはず! 我々以外にもテレマーカーを5人ぐらいは見かけましたので、この日のスキージャム勝山においては、テレマークスキーの楽しさをアピールするよい機会となったはず。

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経ヶ岳も正面にくっきりと姿を現していた。

上のリンク動画は、360°カメラで撮影して、360°動画としてYouTubeにアップしたものです。360°動画なので、ぐるっと動画を回転させることもできるので、自分の前後左右など周囲で滑っているテレマーカーをみんな確認できるのは面白い。

上のリンク動画は同行したアルペンスキーヤーのたっさんが編集したもの。360°動画で撮影して、画像を切り出して、通常の動画形式で編集しています。なかなか楽しそうな感じが出ている動画に編集されています。360°動画の編集はなかなか複雑ですが、様々な面白い動画が作成できそうです。私ももう少し編集技術を研究してみます。

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December 22, 2020

奥神鍋スキー場にてテレマーク!

金剛山にて足の調子を確認できたので、翌日は滑りに行くことにした。先週の大雪にて急遽オープンすることになった奥神鍋スキー場へ、早朝発にて向かった。舞鶴若狭自動車道に入ると雪が降り出した。北近畿豊岡自動車道に入ると、周囲は雪景色だった。

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スキー場へは問題なく到着した。駐車場代1500円は少々高く感じる。奥神鍋スキー場では、シニア料金(1日券3500円)でリフト券が買える年齢になった。8時半のリフト始動とともにリフトに乗車する。スキー客は多くはなく、どちらかというと空いている。リフト待ちはなかった。

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単独だったが、テレマークスキーの宣伝は忘れない。

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まだ全面オープンではないが、雪はたっぷりある。昨シーズンは雪不足だったが、今シーズンは期待できそうだ。

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途中からテレマーカーが3名合流して、この日の奥神鍋スキー場のテレマーカーは計4名となった。関西でもまとまった降雪でいくつかのスキー場がオープンし、テレマーカーはこの日はあちこちのスキー場に分散していたようだ。

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圧雪されていないバーンもある。

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ゲレンデパウダーも楽しめた1日だった。

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December 15, 2020

野沢温泉でテレマーク!

先週末は、感染対策をしっかりして、こっそり野沢温泉へ滑りに行ってきました。

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野沢温泉スキー場の下部には雪がなく、本当に今日から営業するのかという不安を抱いてしまう。とりあえず、今シーズンからデビューする世界最先端技術を駆使した新型ゴンドラリフトで上がってみる。ゴンドラは10人乗りで、スピードも速かった。

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ゴンドラを下りると、滑れるだけの雪はあるではないか! これも今シーズンから新しく導入された人工降雪機のおかげのようだ。ただちょっと今日は気温が高い。雪がだいぶ溶けてしまい、地面が出ているところもあった。それでも充分に滑りを楽しむことはできた。

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午後は早めに下山して、伊勢宮ゲレンデすぐ下にある日本スキー博物館の見学へ。世界と日本のスキーの歴史が分かる世界的にもとても珍しいスキー専門の博物館である。 入館料は大人300円。スキーの発祥から今日までの貴重な資料が展示されている。日本のスキー史をはじめ、オーストリア、中国、モンゴルなどのスキー資料も展示されている。この展示をテレマークスキー界のレジェンドYさんの解説とともに見学できるのは、至極の贅沢であった。

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翌日も新型ゴンドラに乗って上へ上がる。なんかテレマーカーが多いぞ! 実はこの日は、FBのテレマークスキーグループとゲレンデジャックテレマークで、勝手に集まって滑る日でした。密にならないように、感染対策をしっかりして、みんなでテレマークスキーを楽しんだ。

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雪も降り出して、どんどんゲレンデ状態は良くなっていった。

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レジェンドのYさんが夜なべして作ったというお土産をいただいた。これをつけて滑っているテレマーカーを見たら、ぜひ声をかけよう!

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