July 05, 2018

金剛山丸滝谷にてワンゲル部沢登り訓練

沢登りを行う部員が増えてきたワンゲル部ですが、まだ学生だけで行ける技量にはなっていない。リーダーを任すからには、しっかりロープワークができないといけない。そこで金剛山丸滝谷にてワンゲル部学生に沢登り訓練を行った。

【日程】2018年7月1日(日)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 石ブテ谷 丸滝谷
【メンバー】ワンゲル部学生7名、OB2名、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】青崩9:05〜石ブテ東谷入渓地点9:18-37〜東谷との二俣9:59〜下の丸滝(滝の登攀および懸垂下降の練習)10:34-13:02〜上の丸滝(リード及び確保訓練)13:11-16:25〜六道の辻17:00〜青崩17:50

参加者は部員7名、サポートのOB2名、そして私の計10名と結構な大所帯。全員に目が行き届くか、そして効率よく訓練ができるかが問題だ。青崩に9時に集合した我々は、石ブテ谷東谷へ向かう。天気はよく、30℃を越える暑さだ。

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入渓すると、暑さも緩む。

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早速、最初の滝がお出まし。

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特に問題はない!

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石ブテ谷東谷と丸滝谷との二俣に到着。正面は東谷にかかる7m滝。

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丸滝谷を進む。

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スイスイと問題なく進む部員たち。

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最初の訓練場である下の丸滝に到着。ここで滝の登攀訓練。まずはOBのIくんにリードで登ってもらうが、上部で手こずる。上部は右手に逃げれば突破できるが、左へ登ると行き詰まる。

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この滝は登攀レベルが高いということで、ロープをフィックスして、部員には本番を想定してフリクションノットでの確保で登ってもらうことにする。

ここでヒヤリ・ハット発生。登攀中の1名のフリクションノットが効いておらず、落下した際に、結構な距離をずり落ちてしまった。何事もなかったのはよかったが、重大なミスである。以後はフリクションノットの効き具合をしっかり確かめさせてから登らせることにした。

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滝登りの後は、懸垂下降の練習。

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懸垂下降での事故は死に直結するので、しっかり手順を確認させる。

リードおよびセカンドの確保も練習させたいが、下の丸滝は登攀レベルが高いので、比較的容易に登れる上の丸滝に移動することに。

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まずは私がトップで登って、セルフビレイ用の支点をつくる。それからセカンドの登り方の見本を見せるために、私の確保でOBのIくんに登ってもらった。

13時を過ぎていたので、もう他パーティーは上がってこないと思っていたら、想定外の10人ほどの大人数パーティーがやってきた。我々はここで訓練なので、先に登ってもらうことにする。せっかくつくった支点も外す。

このパーティーは初心者が多かったようで、全員が通過するのにえらい時間がかかった。その間、他のメンバーはずっと滝下で待っている状態だった。支点を作り直して、これから指示を出そうという前に、なんと1回生の部員が確保無しで登って来てしまった。他パーティーに長時間待たされたせいもあるが、これはたいへん危険なことである。それも経験のない1回生になぜ登らせたのか?

これは本日2つめのヒヤリ・ハットであった。リーダー以外のメンバーにおいては、リーダーからの指示があるまで勝手な行動をしないように徹底させないといけない。

指導する側のOBIくんを滝下に下ろして、リードおよびセカンドの確保練習についての要領を部員たちに伝えてもらう。私が滝上でセルフビレイの取り方およびセカンドの確保の仕方について指導し、滝下ではIくんがトップの確保の仕方について指導する。

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念のため、滝にロープを1本フィックスし、トップはフリクションノットでそのロープに確保を取る。もちろん滝下にもトップを確保するビレイヤーがいる。

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トップが登ったら、支点にメインロープでセルフビレイを取り、セカンドの確保を行う。

この流れを2人一組で行ったが、セルフビレイの取り方など要領が悪く、かなりの時間がかかってしまった。全員が一通り終えた時点で、16時を大きくまわっていた。この一連の作業を正確に素早くできるようにならないと、学生だけで沢に行かすことはできない。普段からしっかり練習してもらいたい。

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そのまま沢を詰めて登山道に出る。1時間もあれば下山できるのが、金剛山のよいところだ。

多くの問題点が露呈した今回の訓練だったが、なによりもリスク管理を徹底させないといけない。普段からのロープワークの練習も重要だ。

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June 30, 2018

沢登りでの遡行図の作成について:前谷川支流 矢谷川

記録の少ない沢を遡行した際には、遡行図を作成するようにしてます。
自分の忘備録の意味もあります。

どうやって作成するかと言うと、滝など特徴のある地形をどんどん写真に撮っていきます。
人も一緒に撮ります。
人を入れることによって滝の高さがだいたいわかります。

ほとんどのカメラは写真ファイルに時刻情報を入れることができますが、GPSによる位置情報も入れることができると位置が特定できます。
私の場合、カメラのGPS機能をオンにするとバッテリーの持ちが悪くなるので、GPSのログはGPS専用機で別に取っています。
写真ファイルの時刻情報をGPSログに照らし合わせれば位置は特定できます。

パソコンのモニター上に地形図を出して、その上にトーレーシングペーパーを貼って、沢線をトレースします。
トレーシングペーパーにトレースした沢線上に滝などを落としていきます。

一通り、滝などを落としたら、トレーシングペーパーをスキャナでスキャンして、あとはAdobe illustratorなどで滝の高さなどの文字や記号を載せれば、それなりに見映えのよい遡行図が出来上がります。
ちょっとレトロな作成法ですが、パソコン上ですべてやってしまうことも可能と思います。

以下のページは遡行図作成においてたいへん参考になります。

沢登りウィキ:遡行図
がおろ亭:遡行図の取り方について

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6月9日に遡行した奥美濃前谷川支流の矢谷川の遡行図です。

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June 26, 2018

テンカラ釣り講習会2018

今年も白山麓で開催された京都北山テンカラ会主催の第9回テンカラ釣り講習会に参加してきました。白山麓で開催されるのは2年目で、それまでは富山で開催されていました。その経緯については、昨年のブログをご覧下さい。

我が軍団は、昨年も参加した3名(加古川のOさん、岡山のTさん、私)に新たなメンバー4名(マルちゃん、千葉のOさん、Sおばさん、ワンゲル部OBのIくん)を加えた7名で西日本から乗り込んだ。テンカラ釣りの世界は年輩の男性中心だが、なんと7名中4名が女性で、最年少男子のIくんはまだ20代である。初心者は千葉のOさんとIくんの2名であるが、2年間まったくテンカラ釣りをしなかったSおばさんは初心者と変わらない。このSおばさんの他は意欲もあり、今後のテンカラ界を大きく変えそうなメンバーと言える。全員がテレマーカー、もしくはその経験者でもあるのも異色感が漂う。

金曜日の夜に車2台で兵庫と大阪から出発し、名神高速の多賀SAにて合流。講習会は土曜日の午後からの開催だが、せっかくの機会なので、仮眠2時間で、翌朝は白山麓某所に入渓することにした。

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入渓までのアプローチではササユリが出迎えてくれた。

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入渓!

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なかなかアタリさえなかったが、最初に釣り上げたのは岡山のTさんだった!

その後、加古川のOさん、そして私もイワナをかける。

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初心者であるワンゲル部OBのIくんも釣り上げる!

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私の2匹目!

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マルちゃんも1匹あげる!

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2時間半ほど釣り上がったところで終了。私は4匹と釣果は渋かったが、7名中5名がイワナをかけた。初心者の千葉のOさんに釣らせられなかったのは実に残念。この日は水温が低かったためか、全体的にイワナの活性は低く感じた。他の渓へ入ったグループもこの日の釣果は渋かったようで、低水温など気象条件の影響が大きかったのかもしれない。Sおばさんはもちろんボウズだった。

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昼食をゆっくり取る時間がなかったので、道の駅瀬女のできたてパンでお腹を満たした。

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午後からは白山里にて、いよいよテンカラ釣り講習会が開講。まずは京都北山テンカラ会の冨士先生や橋本さんからテンカラ釣りについてのレクチャーを受ける。

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座学の後は、毛鉤巻き実習。

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毛鉤巻きは老眼にはきつい作業! おまけに寝不足で目がショボショボしてしまう。適当なところで私は切り上げた。

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午後からは雨が降り出していたが、16時ぐらいには止んでくれたので、外でキャスティング練習。初心者はこのキャスティングが課題ですね。1時間以上もこの練習が続いたのは、参加者の意欲を感じる。私はまた途中で切り上げたが...

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うまいビールを飲むために、夕食前に素早く宿の温泉に入ってからの、待ちに待った夕食開始。

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我が軍団の女子3名と私がいるテーブルはビールの消費が速い!

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夕食後は2次会に突入し、宴は深夜まで続いたのだった。

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翌日はグループ単位で各渓へ。私たちのグループは初心者がいることもあり、京都北山テンカラ会のメンバーと一緒に近くの渓へ。スタートが遅かったこともあり、釣果は前日以上に厳しかったが、冨士先生や京都北山テンカラ会のメンバーから現場で直接にポイントやキャスティングの指導を受けることができたのは、メンバーにとってよい経験になったにちがいない。

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厳しいながらも確実に釣果を出すマルちゃんとTさんはさすが! なぜかイワナを釣らずにカジカガエルを釣り上げたSおばさんは、やはり変なおばさんか! 私は二日酔いでテンション低く、早めに竿をたたんでしまいました...

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ランチは、テレ仲間のAさんが御家族で経営しているそば処花川にてお蕎麦をいただく。いつもながら美味しい。

今回は釣果は厳しかったが、近畿と北陸のテンカラ師の交流の場として有意義な2日間でした。禁漁までのこれからの3ヶ月間で、悔いなくテンカラ釣りを楽しもうと思う。

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June 22, 2018

ワンゲル部PWにて、比良 明王谷 奥の深谷を遡行

先週末は、私にとっては3年ぶりになる比良の沢へ。明王谷・奥の深谷を、ワンゲル部OBのぬーい、現役のタッキー、そして私の3人で遡行してきました。日本百名谷に選ばれているだけあって、どの滝も美しい釜をもち、ナメも美しい沢でした。

【日程】2018年6月17日(日)
【山域】比良
【渓谷名】安曇川水系 明王谷 奥の深谷
【メンバー】ぬーい、タッキー、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】坊村8:49〜奥の深谷出合9:37-57〜4段40m滝下11:03〜2段4m滝下13:30〜登山道交差点13:49-14:12〜坊村

私とタッキーは前夜入りし車中泊。翌朝に出町柳駅からバスで来たぬーいと合流。坊村8:41到着のバスは2台で、たくさんの登山者が下車した。

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それでは出発。

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3年前に白滝谷を遡行した時は、坊村からすぐに明王谷に入渓したが、今回はスタートが遅いので、林道にて奥の深谷出合に向かうとする。

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寄生植物であるギンリョウソウ。

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白滝谷にかかる橋が入渓地点。

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沢装備を装着する。タッキーの足下にはヒルが...

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橋のすぐ下流側が奥の深谷と白滝谷の二俣になっている。

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早速、1m滝が現れる。

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2m斜滝。

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7m滝は左から越える。

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4m斜滝。

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流れの中を直登。

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4m斜滝は右から越える。

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2段8m滝が姿を現した。

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クライマーでもあるぬーいが右の流れの右側を登る。

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後続はロープを出してもらい、巻き気味に登る。上部のトラバースが嫌らしかったので,ここは直登の方がよかったかもしれない。

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すぐに4段40m滝が姿を現す。

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3段目までは流れの右側を登る。

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3段目を登ったところで、釜を泳ぐ。

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4段目は右から巻く。

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巻く途中にあったプールにぬーいが飛び込むが、ヘドロが湧き上がり、悪臭が漂う。動物の死骸でも沈んでいるのかという臭さだった。この後、ぬーいは清い流れにて体を清めざるを得なかった。

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すぐに10m滝だが、右から巻くことにする。

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続く7m滝も一緒に巻く。

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3mナメ滝でちょっと一服! 若者たちはここでウォータースライダーを楽しむ。詳細については動画をご覧下さい。

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一服した後の3m滝は、釜を泳いで左奥から登る。この登るシーンも動画をご覧下さい。

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8m美瀑が姿を現す。左から巻けそうだが、嫌らしそう。

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結局、右から大きく巻くことに。途中、岩に矢印が書いてあった。

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登り切った後に、下降となったが、結構、下まで距離がある。練習も兼ねて、懸垂下降で下ることにする。ここでぬーいがザックを落としてしまう。やってはいけないミス。30mロープ1本だと距離が足りず、途中で1回切って、もう1回懸垂下降となった。

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沢に下りて、8m滝の落口を見下ろす。幸いなことにぬーいのザックは回収できた。

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5m斜滝は左から越える。

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4m斜滝と滝が続く!

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釜の左をへつって、左から越える。

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廊下状となって、その奥に8m斜滝。

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釜を泳いで、滝に取り付く。

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滝の右側を直登。

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続く斜滝は左側から越える。

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息つく暇がない!

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続く斜滝は右から越える。

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2段4m滝の下まで来ました。どの滝も美しい釜をもっている。こういうところは飛び込まないとね!

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2段4m滝はステミングにて。

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足が開かん! なんとか通過できた!

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7m滝は右から越える。

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最後の斜滝も釜が美しい! ここで若者たちは最後の禊ぎ!

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続くナメも美しい!

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進むと登山道が沢を交差している。

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ここで遡行終了。奥の深谷は、移動距離、標高差とも短いながらも、次々と滝が現れて、息つく暇もなかった。どの滝も美しく、さすがは日本百名谷に選ばれているだけはある。遡行時間は4時間ほどであるにもかかわらず、実に充実した遡行であった。

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沢装備を解除したら、登山道にて下山。

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白滝谷出合にはこんな注意書きが。沢は自己責任ですが。

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お疲れ様でした!

YouTubeにアップした記録動画です。

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June 16, 2018

石徹白某所にてテンカラ釣り:今季の初物!

矢谷川の遡行の翌日は、午後から雨予報とのことで、午前中だけの時間で、石徹白川の支流である倉谷の偵察を考えていた。
白山中居神社まで行ってみると、なんと大杉林道は土砂崩れのために通行禁止。
徒歩でならば行けたかもしれないが、時間的なことを考慮して、某所にて渓流テンカラ釣りとした。

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なかなかよい渓相ですが、肝心の魚の反応がイマイチ。

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アクセスしやすい場所は、釣り人が多く入るので、やはり渋い。

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渋いながらもなんとかイワナを釣り上げた。今季の初物です!
この後にもう一匹釣り上げた。
初心者のIくんにはキツかったかな。

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こんな滝があり。

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林道が沢のすぐ横を通っているが、遡行しても面白いかも。

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ワンゲル部で沢登りルート開拓:長良川水系 前谷川支流 矢谷川

先週末は、ワンダーフォーゲル部が奥美濃石徹白に所有する山小屋から歩いて行ける沢登りルートの開拓ということで、前谷川支流の矢谷川を遡行してきました。アップが遅くなってしまいましたが、その記録です。

前谷川流域は、昨年に本流、支流の荒倉谷川とフナサコ沢(阿弥陀ヶ滝上流部)(2017年8月9月の記録)を遡行している。地形図では矢谷川にはしっかりした水線が引かれており、そこそこの流れのある沢ではないかということで気になっていた。ちなみに昨年に遡行した荒倉谷川にはアラクラ滝は示されているが水線はなく、フナサコ沢には細い水線が引かれているだけだ。今回は金沢の山仲間のcimaさんとKさんから沢歩きをしたいという希望があったので、この機会に便乗して、ワンゲル部OBのIくんと現役のTくんとともに計5人で矢谷川を遡行してみることにした。

【日程】2018年6月9日(土)
【山域】奥美濃
【渓谷名】長良川水系 前谷川支流 矢谷川
【メンバー】cimaさん、Kさん、Iくん(ワンゲル部OB)、Tくん(ワンゲル部現役)、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】駐車地点(白山禅定道案内板付近)6:56〜矢谷川入渓地点(670m)7:14〜遡行終了地点(林道交差1010m)9:03-25〜禅定道合流10:18〜駐車地点11:30

私たちワンゲル部関係者は5時半に山小屋を出発し、徒歩にて旧道の白山禅定道を下り、前谷川本流にかかる県道314号の橋の上で金沢から車で来る山仲間のcimaさんとKさんを待った。この道中で、白山禅定道を登るトレイルランナーぽい男女2名に会った。

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金沢メンバーとは予定通りに合流でき、車に同乗して白山禅定道入口近くの駐車地点に移動した。

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駐車地点の近くには白山禅定道についての案内板がある。

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地形図を見ると、矢谷川の出合近くには堰堤が2つある。その堰堤を回避するために、林道でアプローチして、堰堤のかなり上から入渓することにした。

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矢谷川の入渓地点に到着。思ったより水量が少なく、川幅が狭いのにはガッカリ。この部分は林道の上を水が流れている。標高差にして出合から200m上に位置するので、下流部を省略しすぎたかもしれない。ここより下流部は植林の中を緩やかに流れているようなので、平凡な流れの感じもする。機会があれば、下流部も偵察したい。

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試しにテンカラを振ってみるが、反応は無し。遡行中に魚影もなかったので、どうやらイワナはいないらしい。

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入渓してみると、小滝やナメが出てくる。

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途中、大きなアオダイショウが横たわっているのに驚く。なにか大きな獲物を飲み込んだらしく、お腹が膨らんでいて動きも緩慢。

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威嚇のポーズをされてしまう。

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なかなかのナメが現れる。

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癒やし系のよい沢では!

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トイ状の滝。

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ナメ滝が美しい!

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沢初体験のTくんも楽しそう!

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ロープを出すような滝はない。

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標高900mが近づくと斜度が緩くなり、平凡な流れとなる。植林は手入れが行き届いているのか、沢は明るく、いい感じ!

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標高900mを越えると、水量が減って、藪が濃くなっていく。さらに登ると、やがて流れもなくなった。

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最後は少々の藪漕ぎになり、標高1010mで沢を横切る林道に出た。この上はもう沢を詰める価値はないだろう。

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沢から林道に出たところはこんな感じ。入渓から2時間ほどのお手軽な沢だったが、意外や美しい沢だった。ワンゲル部の沢入門に使いたい。

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林道を桧峠方面へ向かう。途中で、入渓前にすれ違った男女2名とあったが、道を誤って入ってきたらしく、一緒に引き返すことになった。

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白山禅定道と合流し、駐車地点へ下る。

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白山禅定道の途中には社跡があり、大きなトチノキがある。

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駐車地点からは車にてワンゲル部の山小屋へ戻る。

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時間的にはまだ早かったが、早速宴会が始まる。

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周辺で採れたウド、ヤマブドウ、ハンゴンソウの新芽や、遅れて出てきたタラとコシアブラの芽を天ぷらにし、酒の肴に。

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日帰り予定の金沢メンバーは夕方に帰路につき、残ったワンゲル部関係者3人だけで、夕寝の後に再び宴へ。実に最高の山小屋のロケーションです。

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矢谷川の遡行図を作成してみました。正確でない部分はあるかもしれませんが、今後遡行する人たちの参考になれば幸いです。

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May 29, 2018

沢初めはワンゲル部沢登り講習会にて滝畑千石谷・クレン谷遡行

白山詣でにて納板を済ませたならば、いよいよ沢初めです。例年より早めにスキーシーズンを終えたのは、今年の雪融けが急速に進んだというのもありますが、一番の理由はワンダーフォーゲル部の部員たちに沢登りの基本技術の指導を早めに開始したたかったからです。最初は入門の沢ということで、直登が容易な小滝が続く滝畑のクレン谷にワンゲル部員3名と遡行してきました。

【日程】2018年5月26日(土)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 石川千石谷・クレン谷
【メンバー】ワンゲル部員3名、マメゾウムシ
【天候】曇り
【コー スタイム】滝畑新関屋橋9:36〜千石谷入渓10:27〜サカモギ谷出合11:43〜クレン谷出合11:54〜500m二股12:37〜登山道14:21〜南葛城山15:00〜阿弥陀山分岐15:58〜岩湧山三合目16:15〜紀見峠駅16:55

クレン谷は2006年7月と2014年8月の2回ほど遡行している。直登可能な小滝が続くので入門者のデビューによいだろうと判断し、今回の行き先にした。私にとっても今年の沢初めになるので、体を沢に慣らす目的もある。

アクセスは河内長野駅から滝畑ダム行きのバスに乗るのだが、いきなり1回生が電車の乗換を間違えたために遅れるとのこと。おかげで予定していたバスに乗り遅れた。次のバスは2時間後となってしまうので、タクシーで行くしかない。地方に行った場合など交通の便が悪い場合もあるのだから、公共交通機関での移動の場合は余裕を持って行動してほしいものである。タクシーは乗る予定だったバスよりも早く滝畑ダムに到着した。

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千石谷林道に入る。

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千石谷林道が南から東に方向を変えるところの尾根から千石谷へ下降するのだが、まずは遡行準備。

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登山道のような踏み跡を辿って下降。ちなみに千石谷はシャワークライミング遊びでも知られている。

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川幅が狭い藪沢ばかりの和泉の沢としては、千石谷は珍しく川幅がある。

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すぐに堰堤が出てくるが、左から越える。

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ヘツリもある。

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ちょっとしたナメもある。

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2つめの堰堤も左から越える。

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盛夏ならば積極的に水に入りたいところだが、今日は曇りで思ったほど気温が上がっていない。

クレン谷の出合も見過ごしてしまい、サカモギ谷の出合まで行ってしまった。サカモギ谷の出合とすっかり勘違いしていた。

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林道でクレン谷の出合に戻って、クレン谷の遡行に入る。

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早速、小滝が出てきた。

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どの滝もだいたい直登が容易。しっかりホールドとスタンスを確認しながら登ってもらう。

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次々と小滝のオンパレード!

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登山さえも入門レベルの1回生もしっかり滝を登ってくる。若いというのはいいね。私はまだ体はスキーモードでキレがない...

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滝の直登で1箇所のみ念のためロープを出したが、練習としてはもう少しロープを出してもよかったかもしれない。

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問題なく滝を直登する部員たち。

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ちょっと1段落。

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すぐに小滝がまた現れる。

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この滝は中央でシャワーを浴びながら登れそうだが。少々冷たいので巻くことに。

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この滝は3段30mぐらいあって、1段目は登ってみると結構嫌らしかったので、

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右から大きく巻いた。

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この滝は左から巻いたが、

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結構ズリズリの巻きとなったので、頑張って直登した方が楽だったかもしれない。

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最後の詰めは前回は左に進んで蟻地獄のようなザレだったので、今回は右の流れのあるところを詰めてみた。

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落石が起きやすそうな急なガレとなったが、そのまま詰めていくと植林となる。木を掴みながら登ると、登山道に出た。これで沢装備解除。

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まったく展望のない南葛城山のピークを踏んでから。

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あえて長い下山を選び、岩湧山三合目を経て、紀見峠駅に下山した。

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お疲れ様でした!

いよいよ今シーズンの沢がスタート。今年は沢登りのリーダーを任せられる人材を育成をせねば。

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May 22, 2018

檜山荘の春と山菜

私が顧問をしているワンダーフォーゲル部は今年で創部60周年を迎えた。その記念総会と記念講演会があったことはすでにブログにアップ済みである。

ワンダーフォーゲル部は奥美濃の石徹白に山小屋「檜山荘」を持っていて、現役部員だけでなく、OB・OGも自由に使えるようになっている。順番が逆になってしまったが、ワンダーフォーゲル部の創部60周年記念総会で行う記念講演で、現在の山小屋の状況も報告したいと思い、白山スキーの下山後に資料収集に行ってきた。

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檜山荘は100人が泊まれるぐらいの大きな山小屋。4月のあたまは残雪があったが、すっかり跡形もなくなっていた。早い時期には前庭にザゼンソウが咲く。

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薪ストーブを囲んで団らんができる。

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周囲はカラマツの植林だが、

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広葉樹林もある。ちょうど新緑がきれいな時期だ。

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フキノトウはすっかりトウが伸びてしまっていた。

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伸びすぎたコシアブラ。採り頃のものも残っていた。

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コゴミ畑発見。葉が広がりすぎて旬は過ぎている。

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採り頃のコゴミもあった!

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採り頃のタラ。日当たりがよいところは伸びすぎているものが多かったが、低い位置にある芽はカモシカに食べられていた。

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タラに似ているが、トゲが大きいハリギリ。この芽もタラと同様に食べられる。

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ウドが出ていた。ちょうど旬の時期か。

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ハンゴンソウはアクが強いが、天ぷらならばいける。

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ネマガリタケはこれからか?

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ちょっとだけ採らせてもらった。

春は山菜、夏は沢登り、秋はキノコ、冬はスキーが楽しめる檜山荘は、ワンダーフォーゲル部の財産です。

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ワンダーフォーゲル部創部60周年記念総会にて記念講演

私が顧問をしているワンダーフォーゲル部は、今年で創部60周年を迎えた。その記念総会が先週末にあり、OB・OGに現役部員や来賓も含めて60名ほどが母校に集まった。

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記念総会の受付をする現役部員たち。

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記念総会が始まり、各種報告や活動計画など審議事項が進む。

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役員の改選にて議事は無事終了。

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最後にワンダーフォーゲル部現役の主将が部の状況報告。これにて記念総会は無事終了。

この後には60周年記念講演会が準備されていた。どんな偉い方が講演してくれるのかという期待を裏切り、講演者はなんと顧問になってわずか1年ちょっとの私が担当したのだった。

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「檜山荘の四季と周辺の沢・山スキールート」という演題で講演をさせていただいた。

ワンダーフォーゲル部は、奥美濃の石徹白に山小屋「檜山荘」を所有している。すでに竣工から50年が経過し、70名が余裕で泊まれるほどの大きな山小屋である。山スキーができる場所として当時の部員たちが石徹白の地を選び、部員たちだけでお金を集めたりして苦労しながら建てたのだった。

当時は雪山や山スキーなど活動の幅が広かったワンダーフォーゲル部は、長い歳月を経過するうちに紆余曲折あり、無雪期縦走しかしなくなっていた。そうなると石徹白にある檜山荘は現役部員にとってはただ単に維持するだけの存在になってしまい、正直なところお荷物になっていた。顧問になる前から石徹白周辺でバックカントリースキーを楽しんでいた私にとっては、檜山荘の立地条件の良さはたいへんよくわかるのだが、無雪期縦走しかしない現役部員にはその価値がわからないのである。

そこで、OB・OGと現役部員のギャップを埋めるには檜山荘の有効利用が重要と考え、簡単な沢登り、森林限界を越えない程度の雪山や山スキーなど、現役の活動の幅を広げることにした。オールラウンドに身につけた技術は相互に役立つし、緊急時に活かせるという理由もある。そのため、檜山荘を活用して現役部員の訓練を行うのに適した場所を探すために、この1年間は檜山荘周囲の沢登りや山スキールートなどの開拓を行った。幸いなことに、檜山荘から歩いて行ける沢登りルート、玄関からスキーを履いていける山スキールート、雪上訓練や雪洞訓練の適地などを見つけることができた。講演では、その結果を現役の1年間の活動紹介を交えながら話しをさせてもらった。

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雪上訓練の風景。

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前谷川での沢登り。

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檜山荘周囲の自然の恵み。

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個人的に行った石徹白1周スキーなど。

OB・OGの皆さんには檜山荘を懐かしんでいただいたとともに、檜山荘の良さを再発見してもらえたのではないだろうか。これを契機に檜山荘に足を運ぶOB・OGも増えてくれるとよいのだが。

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講演終了後に参加者全員で記念撮影。

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その後は、懇親会へ。

たくさんのOB・OGの皆さんとお話しさせていただいた。山岳会の重鎮になられている方も何人か。

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現役部員と記念撮影。懇親会は盛会にて終了。

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その後は二次会へ突入。

元気なOB・OGの皆さんから元気をいただいた。またお会いできることを願います。これからもワンダーフォーゲル部へのご支援よろしくお願い致します。

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April 11, 2018

ATビンディング破損で猿ヶ馬場山BC敗退

小白山から野伏ヶ岳BCの翌日は、白川郷まで移動して猿ヶ馬場山BCへ。調子よく登っていたのですが、シール登行中に同行者のMkenくんのアトミック製のATビンディングが折れてしまい、途中敗退となってしまいました。ビンディングは滑走の場合は固定できるので、なんとか滑って下りられたが、泊まりがけのロングルートで起こったら、ひじょうに困る事態になっていたところ。道具は壊れるものという認識と、壊れた時の対応策は考えておく必要はありますね。

【日程】2018年4月1日(日)
【山域】白山
【場所】猿ヶ馬場山
【メンバー】Mken、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク1、ATスキー1
【コースタイム】村営せせらぎ駐車場6:40〜宮谷ルート入口7:19〜宮谷林道出合8:13〜尾根上1336m敗退地点9:02-39〜村営せせらぎ駐車場10:34

猿ヶ馬場山にはこれまで4回登っているが(2014年3月2014年4月2015年3月2017年2月の記録)、敗退したのは、初めて行って単独ラッセルした時のみ。

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早朝の暗いうちに奥美濃の石徹白を出て、白川郷に到着が6時。白川郷に唯一あるコンビニのニューヤマザキデイリーストアがちょうど6時開店なので、朝食と行動食を仕入れてから、村営せせらぎ駐車場へ移動。駐車場には先行者の車が1台あるのみだった。

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スキーを担ぎ、合掌集落を通って林道へ。

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林道の出だしは雪が途切れ途切れなので、しばらくはスキーは担いだまま。

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宮谷ルート入口手前から雪がつながり出したので、シール登行に切り替える。

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沢地形の急登を調子よく登り、宮谷林道に出た。この途中で先行していたスキーパーティーを抜く。

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尾根へ取り付き、調子よく登る。ここまでは、かなりスピーディーに山頂着できると思っていた。

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ところが、同行者のMkenくんのATスキーのビンディングが登っている最中に破損!

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これは下山してからの写真だが、こんな感じで折れてしまった!

工具等は一式持っていたが、これではシール登行を続けるのは厳しい。滑走の場合は板に固定できるので、なんとか滑って下りられそうだ。時刻はまだ9時で、撤退するには時間的に早いのですが、無理せず安全に下りることを優先し、尾根上1336mで敗退とした。

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それでは滑走へ。それでも標高差800mは滑れる。

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宮谷林道まではまあまあの滑りができたが、北面の沢筋はまだ雪が緩んでおらず、どちらかというと修行系の滑りに。それでも滑るのはあっという間だった。滑走シーンは動画をご覧下さい。

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合掌集落はたくさんの観光客でごった返していて、半数は外国人という感じ。

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いつもながら観光客の注目を集めながらの駐車場帰着!

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混雑している白川郷から平瀬に移動し、しらみずの湯で汗を流し、蕎麦を食べてから帰路についた。

道具は壊れるものという認識と、壊れた時の対応策を考えておく必要があることを痛感した1日であった。

YouTubeにアップした記録動画です。

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