伯耆大山遠征2:木谷支渓でまったり滑走!
伯耆大山遠征の2日目は、奥大山スキー場から木谷支渓に行って、1日目のアルペンチックな稜線からの滑走とは対照的に、まったりと樹林帯滑走を楽しんだ。
【日程】2021年3月27日(土)
【山域】中国
【場所】伯耆大山 木谷支渓(槍ヶ峰南面)
【メンバー】pianさん、Tさん、Fukikoさん、Hくん、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク3、BCクロカン1、ATスキー1
【コースタイム】奥大山スキー場9:11~木谷登山口9:39-48~文珠越10:36~木谷支渓(槍ヶ峰南面)1300m11:17-12:12~木谷登山口12:37-40~奥大山スキー場13:03
木谷支渓は槍ヶ峰の南面であり、地元のpianさんのガイドで過去にも何回か行っている(2015年3月、2016年3月、2017年4月)。このコースは初心者向きでもあるので、今シーズンにBCデビューしたワンゲル部OBの20代テレマーカーのHくんを誘ってみた。私と前日も一緒だったFukikoさんに、ワンゲル部OBのベテラン山屋のTさんと、地元pianさんも加わり、計5人が奥大山スキー場に集合した。
奥大山スキー場にはまったく雪がなく、絶望的な風景であった。
例年ならば林道ゲートからシール登行開始なのだが、雪がまったくないので、林道をスキーを担いで歩くしかない。
林道を登っていくと、次第に雪が現れてくる。林道を木谷登山口まで30分ほど歩いたところで、ようやく雪がつながった。
木谷登山口からはシール登行となったが、BCクロカンのpianさんはステップソール板なのでシール無しにて。Tさんはスキーを担ぐ。
充分に滑れるだけの残雪はある。テレマークと思われる先行者のつぼ足の足跡が気になる。
文珠越付近から木谷本流を離れて支渓に入ると、斜度が出てくる。
正面に槍ヶ峰南面が現れる。過去の記録を見てもらえるとわかるが、平年よりかなり残雪は少ない。それでもゲレンデのように伸びる雪渓は充分に滑れそうだ。上の方に先行者が登っているのが見える。雪渓トップまで登ると、やはり先行者はテレマーカーだった。島根のテレマーカー山で、すでに3回ほど繰り返して滑ったそうだ。島根のテレマーカーを見送ってから、我々も滑走に入る。
私の滑走。快適ザラメでした!
BC1年目のHくんの滑り。一応、テレマーク姿勢を取っている。1本滑ってからランチとする。
それから木谷登山口までの滑走である。斜度は緩いが、快適で楽しい滑りを楽しめた。
Hくんも快適ザラメの滑走を楽しめたようだ。何回も登り返して滑らずに、早く下山したのは、後述する理由があるのだった。
林道は再びスキーを担いで歩く。
下山後に、木谷沢渓流にて、プチテンカラ講習会が開催された。残念ながらイワナは釣れなかったが、これは早く下山した理由ではない。
早く下山したのは、大山地ビール飲み放題が理由だった。豪円湯院で汗を流してから、伯耆町にある久米桜酒造のブルワリーレストラン ビア ホフ ガンバリウスに移動した。このレストランでは、「春の大山地ビール祭り」という企画があり、なんと10種類もの地ビールが1,100円で飲み放題なのだ。普通に飲めばグラス1杯で500円なので、3杯飲めば元が取れる。おまけに時間制限もない。いつもは予約していくのだが、今回は直前にて予約が取れなかった。それで仕方なく、当日席を確保するために、17時の営業開始時刻前から並ぶ必要があったのだ。
16時半から並んだため、幸いなことに当日席を確保できた。岡山のテレ仲間のAさんも合流し、6人にて、ビールに合うメニューとともに、ヴァイツェンをはじめとした10種類の地ビールを堪能した。以前は列に並んで、お代わりのビールを注いでもらっていた。今回は新型コロナ対策もあり、タブレットからのタッチメニューにて注文ができるようになっていた。これだと並んで密になることもない。テーブルごとに仕切りも設置されていた。事前に鳥取県内のローソンで購入していたとっとりGo To Eatキャンペーンの食事券を利用して、2,000円引きにもなり、飲み代は1人3,000円ほどであった。この価格でこれだけ楽しめるのは、実にコスパがよい。それで春の大山ツアーは、いつもこの地ビール飲み放題とセットになるのである。至極の3時間?であったが、この後も、場所を変えて、二次会が続いたのであった。
YouTubeにアップした記録動画ですが、前日の記録同様に、カメラのスイッチが入っていなかったりで、滑走シーンが少なめで申し訳ありません。時間があるときにでもご笑覧下さい。
伯耆大山遠征3:番外編につづく
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