ATビンディング破損で猿ヶ馬場山BC敗退
小白山から野伏ヶ岳BCの翌日は、白川郷まで移動して猿ヶ馬場山BCへ。調子よく登っていたのですが、シール登行中に同行者のMkenくんのアトミック製のATビンディングが折れてしまい、途中敗退となってしまいました。ビンディングは滑走の場合は固定できるので、なんとか滑って下りられたが、泊まりがけのロングルートで起こったら、ひじょうに困る事態になっていたところ。道具は壊れるものという認識と、壊れた時の対応策は考えておく必要はありますね。
【日程】2018年4月1日(日)
【山域】白山
【場所】猿ヶ馬場山
【メンバー】Mken、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク1、ATスキー1
【コースタイム】村営せせらぎ駐車場6:40〜宮谷ルート入口7:19〜宮谷林道出合8:13〜尾根上1336m敗退地点9:02-39〜村営せせらぎ駐車場10:34
猿ヶ馬場山にはこれまで4回登っているが(2014年3月、2014年4月、2015年3月、2017年2月の記録)、敗退したのは、初めて行って単独ラッセルした時のみ。
早朝の暗いうちに奥美濃の石徹白を出て、白川郷に到着が6時。白川郷に唯一あるコンビニのニューヤマザキデイリーストアがちょうど6時開店なので、朝食と行動食を仕入れてから、村営せせらぎ駐車場へ移動。駐車場には先行者の車が1台あるのみだった。
スキーを担ぎ、合掌集落を通って林道へ。
林道の出だしは雪が途切れ途切れなので、しばらくはスキーは担いだまま。
宮谷ルート入口手前から雪がつながり出したので、シール登行に切り替える。
沢地形の急登を調子よく登り、宮谷林道に出た。この途中で先行していたスキーパーティーを抜く。
尾根へ取り付き、調子よく登る。ここまでは、かなりスピーディーに山頂着できると思っていた。
ところが、同行者のMkenくんのATスキーのビンディングが登っている最中に破損!
これは下山してからの写真だが、こんな感じで折れてしまった!
工具等は一式持っていたが、これではシール登行を続けるのは厳しい。滑走の場合は板に固定できるので、なんとか滑って下りられそうだ。時刻はまだ9時で、撤退するには時間的に早いのですが、無理せず安全に下りることを優先し、尾根上1336mで敗退とした。
それでは滑走へ。それでも標高差800mは滑れる。
宮谷林道まではまあまあの滑りができたが、北面の沢筋はまだ雪が緩んでおらず、どちらかというと修行系の滑りに。それでも滑るのはあっという間だった。滑走シーンは動画をご覧下さい。
合掌集落はたくさんの観光客でごった返していて、半数は外国人という感じ。
いつもながら観光客の注目を集めながらの駐車場帰着!
混雑している白川郷から平瀬に移動し、しらみずの湯で汗を流し、蕎麦を食べてから帰路についた。
道具は壊れるものという認識と、壊れた時の対応策を考えておく必要があることを痛感した1日であった。
YouTubeにアップした記録動画です。
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