August 14, 2017

奥美濃 前谷川支沢 阿弥陀ヶ滝上流部の探索

石徹白川母御石谷を遡行した翌日は、隣の笠羽谷を遡行する予定でしたが、夜から早朝まで降り続く雨で気分がすっかり意気消沈。ところが雨は止み、雲の間から青空が見えてきました。笠羽谷に行くにはちょっと時間的に遅いので、ワンゲル部の山小屋から近い阿弥陀ヶ滝の上流部を探索することにしました。

【日程】2017年8月6日(日)
【山域】奥美濃
【渓谷名】長良川水系 前谷川支沢 阿弥陀ヶ滝上流部
【メンバー】Iくん、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】桧峠8:18〜県道314号ヘアピンカーブ8:39-57〜沢9:11〜阿弥陀ヶ滝落口9:19〜2段10m滝11:20〜遡行終了(県道314号交叉地点)13:10-20〜桧峠13:30

阿弥陀ヶ滝は落差約60mで、日本の滝100選、岐阜県名水50選にも選ばれ、東海一の名瀑として有名な観光地となっています。さすがにこの滝を登ると社会問題になりそうなので、檜峠から県道を20分ほど歩いた所から阿弥陀ヶ滝の落口に藪漕ぎしながら下降し、その上流部を県道が横切る所まで探索してきました。

P8060046

桧峠に車を駐車して、ここから徒歩で県道314号を白鳥方面に向かう。

P8060047

道路脇に咲くオニユリ。

P8060048

桧峠から20分ほど歩いたヘアピンカーブのところが沢への下降地点。沢までは比較的緩やかな尾根が伸びていて、ほぼ南方向に下降していくことになる。

P8060049

出だしは少々藪が濃いが、ここだけ。

P8060051

林内は比較的すっきりしていて歩きやすい。一応、踏み跡らしきものはついている。

P8060053

沢に出る直前で正面に滝が見えて、少々焦る。最後は少々ササを漕いで沢に出ると、見えた滝は支沢の滝でした。

P8060052_2

本流はちょうどナメのところでした。阿弥陀ヶ滝の落口を目指して、下流に向かう。

P8060054

4mほどの滝がありましたが、階段状でしたので、容易にクライムダウンできました。

P8060055

4m滝のすぐ下が阿弥陀ヶ滝の落口でした。

P8060057

阿弥陀ヶ滝の落口から下を覗き込むIくん。下には観光客がいますので、あまり目立たないようにしましょう。

P8060058

それでは阿弥陀ヶ滝上流部の探索に行くとしましょう。再び4m滝を越える。滝下は深い釜になっています。

P8060060

沢への下降地点からは、距離は短いですがナメとなっています。

P8060061

しばらく進むと、深い釜を持った1mほどの小滝が現れた。ここは右から越える。

P8060062

その後はしばらく平凡な流れとなる。昆虫研究者2名という組み合わせなので、虫などを観察しながらゆっくり進む。

P8060065

いきなり2段10mの立派な滝が現れる。シャワーは浴びるが、階段状なので直登は容易でした。

0024_xlarge

滝上は再び平凡な流れとなる。

0026_xlarge

途中で、ヒキガエルを飲み込もうとするヤマカガシを発見。

0027_xlarge

ヤマカガシは毒蛇ですが、その毒は自分で合成したものではなく、餌であるヒキガエルがもつ毒が蓄積したものです。

P8060067

なんとナメコ発見! 沢に横たわっていたミズナラの倒木から発生していました。ナメコは秋に発生するキノコですが、稀に冷夏の梅雨時に発生することもあるそうです。沢のすぐ上に倒れた倒木は、低めの温度と適度な湿度条件に晒されることになるので、ナメコは季節を勘違いしてしまったのでしょうか? 少々持って帰ってナメコ汁にしましたが、正真正銘のナメコでした。ただし味と香りは旬のものよりも薄い感じでした。

P8060073

藪が沢に覆い被さってくるようになってきたところで、沢は県道314号と交叉します。この先は藪が濃そうなので、ここで遡行終了としました。ちなみにこの沢にはフナサコ沢という名前があるそうです。

P8060075

遡行終了地点は、ちょうどウイングヒルズ白鳥と満天の湯の看板があることろです。

阿弥陀ヶ滝上流部はお手軽に沢遊びができるところでした。沢登りの入門にはよさそうですが、下降開始から遡行終了まで3kmほどなので、本気で遡行すると2時間もかからないかもしれません。前回に遡行した荒倉谷川とハシゴするのがよいかもしれません。

Photo

遡行図です。

| | Comments (0)

August 13, 2017

奥美濃 石徹白川 母御石谷

バックカントリースキーでよく行く石徹白方面ですが、私が顧問をしているワンダーフォーゲル部はその石徹白に山小屋を持っています。山小屋は豪雪地帯にあるわけなので、冬はスキーや雪山の訓練には最適な場所です。ところが現在のワンゲル部の活動は無雪期縦走が中心になっていて、山小屋がうまく活用されておらず、残念ながら宝の持ち腐れ状態です。部員たちの目を山小屋へ向けさせるには、冬季だけでなく無雪期においても山小屋をベースに何ができるかが重要になってきます。幸いなことに、山小屋の近くには九頭竜川水系と長良川水系の沢が豊富にあり、沢登りの訓練が十分にできそうです。そのためには沢の偵察が必要ということで、先月はワンゲル部OBのIくんと長良川水系の前谷川とその支沢である荒倉谷川を遡行しました。今回は九頭竜川水系の母御石谷と長良川水系の前谷川支沢を遡行してきました。まずは母御石谷の報告です。

【日程】2017年8月5日(土)
【山域】奥美濃
【渓谷名】九頭竜川水系 石徹白川 母御石谷
【メンバー】Iくん、マメゾウムシ
【天候】曇り時々晴れ
【コー スタイム】石徹白大杉登山口6:38〜母御石谷出合6:59〜ゴルジュ9:37〜1390m二俣10:19〜1490n二俣11:02〜登山道(1645m)11:51-12:06〜神鳩避難小屋12:18-28〜石徹白大杉登山口13:20

前夜のうちに大杉登山口に着いて、3時間ほどの仮眠を取ってからの出発です。

P7170099

ここからの登山者はさほど多くはないのですが、何人かが大杉登山口から登っていきました。

P8050001

我々は登山道ではなく、林道を進みます。

P8050003

しばらく進んで、ヘアピンカーブを過ぎると林道は荒れてきます。

P8050004

大滝を左に見ながら過ぎて、右から入ってくる沢が母御石谷です。

P8050005

母御石谷にかかる橋を渡ったところから入渓します。

P8050006

右岸には5mの滝がかかる支沢の流れがあります。

P7170103

ゴーロ帯を歩いて行くとすぐに堰堤が現れます。この堰堤は以前の偵察時には左から越えたのですが、結構草付きの泥壁が崩れやすい。今回は右から行ってみました。途中に深さ3mほどのギャップがあり、そのギャップにはちょうど倒木がかかっていたので、その倒木をハシゴ代わりにしてギャップを渡る。ここが1番の難所だったかもしれない。

P8050007

ギャップを渡った後は、容易な高巻きで堰堤上に出られました。

P8050009

しばらく進むとナメが現れます。

P8050010

ナメを過ぎると、カツラの大株を右に見る。このあたりはイワナの魚影が濃いですが、大滝より上は禁漁区になっています。

P8050014

水もきれいで、いい渓相です。私たち2名は昆虫研究者なので、観察しながらのんびりの遡行です。途中、ワイヤーがあったりしたので、かっては林業などで入渓をしていたのだろうか?

P8050015

1.5mぐらいの小滝が出てきて、若いIくんは果敢にシャワーを浴びながら水線を攻める。年寄りは無理せずです。

P8050019

両岸が狭くなり、ゴルジュが現れる。手前が3m、奥が1mの滝ですが、難なく越えられる。

P8050020

すぐに深い釜をもった4mほどの滝が現れる。

P8050021

若いIくんはもちろん釜に浸かってから、シャワーを浴びながら直登。年寄りは右から巻きました。

P8050025

4m滝の奥にすぐ3mの滑り台滝。

P8050026

ゴルジュを抜けた後は平凡な流れとなるが、癒やされる。

P8050027

標高1370m付近で右岸からの流れが入る二俣があるが、覗いてみると5mぐらいの滝があった。

P8050030

本流に戻ってしばらく進むと、1390mの二俣。 右俣は神鳩避難小屋に出るらしいが、本流の左俣を進む。

P8050031

すぐに6m滝が現れる。シャワーを少々浴びることになるが、直登は容易でした。

P8050032

だんだん藪が濃くなってくる。

P8050034

前方にヘルメットが落ちているのが目に入る。見覚えのある... なんと自分のスキー用ヘルメットでした!

0012_xlarge

今年の3月20日のことでしたが、バックカントリースキーで銚子ヶ峰に登る途中で、ヘルメットを母御石谷に流してしまうという失態を冒しました。4ヶ月ぶりの奇跡の再会です。ヘルメットの保存状態はよく、再び使えそうです。すっかり忘れていましたが、こんなこともあるんですね。

P8050035

1490m二俣は水量はほぼ1:1だが左に進む。

P8050036

ササが沢を覆ってきて、藪漕ぎ状態に突入。

P8050037

最後はササを掴みながら登り、無事登山道に出ました。

P8050038

登って来た母御石谷を振り返る。このあたりは今年の3月19日に滑ったところでもある。

P8050039

正面に母御石が見える。沢装備を解除して登山道を下るとしよう。

P8050040

神鳩避難小屋で登山者と会いました。

P8050043

雪のあるときにしか歩いたことのない登山道ですが、このあたりはいいブナ林です。

P8050045

石徹白大杉まで来れば、もう登山口はすぐです。

母御石谷は大きな滝はありませんが、癒やし系の沢でした。

| | Comments (2)

August 03, 2017

黒部川 薬師沢中俣下降・赤木沢遡行

今年の8月は結構多忙で、長期の休みは取れなそうです。一足先に、7月末日に有給1日を取り、3日間の夏休みとし、黒部源流方面へ沢遊びに行ってきました。当初は沢1泊で真川のシンノ谷を遡行し、3日目に赤木沢遡行の予定でしたが、天気予報がよくなかったので、1日目は折立周辺で釣りとし、夜は宴会。2日目に太郎平に上がり、薬師峠から薬師沢中俣を釣りをしながら薬師沢小屋まで下降。3日間のうちでは最も天気がマシそうな最終日に赤木沢を遡行することにしました。以下、その夏休み2日目と3日目の記録です。

【日程】2017年7月30日(土)〜31日(月)
【山域】北ア立山
【渓谷名】黒部川 薬師沢中俣・赤木沢
【メンバー】りっひー、しっきー、マメゾウムシ
【天候】7/30 曇り時々雨、7/31 晴れのち曇り
【コー スタイム】
7/30 折立5:13〜太郎平小屋8:23-57〜薬師峠9:15〜(薬師沢中俣下降)〜登山道の橋(2075m)11:12〜薬師沢左俣出合12:53〜薬師沢小屋14:44
7/31 薬師沢小屋6:22〜赤木沢出合8:05〜大滝下10:03〜稜線(赤木岳直下)12:30〜北ノ俣岳12:52〜太郎平小屋13:53-14:22〜折立16:17

**************************************
7月30日(折立〜薬師峠〜薬師沢中俣下降〜薬師沢小屋)

P7300004_2

前日に折立入りし、真川で渓流釣りをし、夜は宴会だったため、少々二日酔い気味で迎えた出発の朝でした。やはり天気予報通りのパッとしない天気。

P7300005

黙々と歩いて、折立への登山道を登る。

P7300009

森林限界を抜けるとチングルマなど高山植物の花々が迎えてくれた。

P7300010

曇りですが、なんとなく天気は持ちそうな感じ。

Img_2150

折立から3時間で太郎平小屋に到着。今日はもう登りはありません。太郎平小屋で遭対協の当番で上がっていたsinoyosiさんと久しぶりにお会いしました。

Img_0015

3人で記念撮影。この後、私としっきーは薬師沢中俣を下降することに、りっひーは1人で薬師岳へと別行動し、薬師沢小屋で合流することに。

P7300012

薬師峠で沢装備を装着し、踏み跡を薬師沢中俣へ下降する。

P7300013

薬師沢中俣に出ました。水はさすがに冷たい。

P7300015

薬師沢中俣は大きな滝はありませんが、沢の下降は慎重に行動するに越したことはありません。実はしっきーは今日が沢デビューです。

P7300018

沢での雪渓はこれだけでした。

P7300021_2

魚影が目立ってきたところで、テンカラ竿を振ると、早速釣れました!

P7300022

しっきー、人生初イワナゲット! ではなく、私の釣ったイワナです。

Iwana2

薬師沢右俣出合で釣ったイワナ。釣果はイマイチな感じ。下降しながらの釣りですから、イワナに見られちゃっています。おまけに釣り人も結構入っている感じで、毛鉤を見破るスレた魚が多い。それでもそこそこイワナが釣れるのは、薬師沢の魚影の濃さでしょうか。

P7300023

薬師沢左俣が合流し、下降するにつれて水量も増えていく。

Img_0030

しっキーもテンカラ釣りに初挑戦。残念ながら釣果は無しでした。

P7300024

薬師沢小屋が近づくにつれて、徒渉も膝以上のところが多くなってきたので、釣りはやめて、少々本気モードでの沢下降に。

P7300025

薬師沢小屋が見えて一安心。少々雨はパラつきましたが、本降りにはならず、なんとか天気はもちました。5時間かけての、のんびり薬師沢の下降でした。

P7300026

黒部川本流です。去年は上ノ廊下からここへ上がってきました。黒部川の水量は平水とのこと。

P7300029

翌日に向かう上流方向。

P7300027

薬師沢小屋にはりっひーの方がちょっと先に到着していました。さすがに我々はのんびりしすぎたか。

P7300028

久しぶりの山小屋泊となる薬師沢小屋の夕食は満足なものでした。持ち上げたアルコール類はすべて消費してから就寝となりました。

**************************************
7月31日(薬師沢小屋〜赤木沢遡行〜北ノ俣岳〜折立)

翌朝は前日とは打って変わっての晴天となりました。

Img_0048

しっかり朝食を食べて。

P7310030

のんびり目に出発。早すぎると水温が低いので。

P7310031

黒部川本流でもテンカラ竿を振ってみましたが、釣れるのは20cm以下の小さなイワナばかりでした。毛鉤をイワナから外してくれるしっきー!

P7310032

所々で徒渉あり。平水とは言え、そこそこの水量があるので、場合によってはスクラム徒渉で対岸へ渡ることも。

P7310035

黒部川本流には赤木沢出合の手前に滝があります。赤木沢は9年前に遡行しているのですが、すっかりそんな滝の存在を忘れていました。

P7310037

右からしっかりした踏み跡に従って巻きます。

P7310038

赤木沢の出合は大きな淵となっていて、正面は黒部川本流最後の滝になります。ここは右から巻いて。

P7310039

出合近くはヘツリ気味に進んで。

Akagisawa

出合の小滝の上に出ました。

P7310040

いよいよ赤木沢の遡行開始です。いきなりきれいなナメから始まります。

P7310041

すぐに3段15m滝が現れます。沢が明るいし、スケールが大きい!

P7310042

階段状の右側から登る。

Img_0073_2

10mナメ滝!

P7310045

ウマ沢出合。イワナの魚影が走るので竿を出してみます。

P7310046

遡行者は我々だけということもあり、すぐに釣れました!

Img_0080

4段ぐらいの連瀑下のプールにて。

P7310048

良型のイワナが釣れました。

Iwana3

さらにもう一匹、良型が釣れました! 残念ながら尺には届かず。

P7310050

釣りばかりしていると進まないので、今日の釣りはこれで終わりにして、連瀑を登るとします。

P7310052

連瀑下部はプールを泳げば直登も可能ですが、冷たそうなので左の巻き道から。

P7310053

その上の2段5m2条。

P7310054

ここは右の草付きから巻く。巻き道はしっかり踏まれていて、まるで登山道のようです。

P7310055

しばらく間をおいて、2段5m2条。

P7310056

すぐに2段2m滝で下はトイ状滝。

P7310057

トイ状の上の2段目の滝。だいたいの滝は階段状で直登は容易。このあたりまでイワナの魚影がありました。

P7310059

しばらく沢歩きとなりますが、素晴らしい渓相です!

P7310061

20mぐらいの斜滝が現れ。

P7310062

連瀑帯となる。

P7310065

滝が続く。

P7310067

階段状なので、好きなところを登れる。

P7310068

いきなり正面に壁が現れた。

P7310069

近づくとなかなか迫力のある岩壁!

P7310070

流れは右に屈曲し、現れたのは大滝30mだった。ここまで出合から2時間。大滝はこんなに近かったっけ? 9年前の記憶があまりない。

P7310071

大滝はちょっと戻った所から右にある踏み跡から高巻いたが、9年前は、おそらく流れが右に屈曲するところの右側にある木のはえている岩壁をフリーで登ったと思う。

P7310072

大滝の落ち口をトラバース。

P7310073_2

振り返ると鷲羽岳が正面に。沢日和の天気です。

P7310074

大滝上のすぐの二俣を右に入る。この右俣はおそらく稜線に出るには一番早いルート。今日中に下山しないといけないので。本流は左俣で、9年前は左に行ったと思う。

P7310075

この右俣はすぐに滝が出てくる。

P7310077

連瀑となる。

P7310078

直登は容易!

P7310079

滝はいやというほど続きます!

P7310080

滝が無くなると源頭の雰囲気になる。

P7310082

流れはお花畑を通り。

P7310083

稜線はだいぶ近くに。

P7310084

苔がたくさん生えている所が、水が湧いているところでした。

P7310085

水が涸れて、草原の中を進む。

P7310086

ちょっとだけハイマツ漕ぎはありました。

Img_0123

フエルトは草の上ではよく滑るので、沢装備を解除する。赤木岳直下には雪渓があり、これは直登できなそうなので、右から回り込むことにする。

P7310087

登山道にでました。あとは退屈な登山道歩き。午前中はよい天気でしたが、この頃には空はすっかり雲に覆われていました。カンカン照りよりかは、むしろこの方が稜線歩きには涼しくてよいでしょう。

P7310088

2ヶ月前にはスキーで来た北ノ俣岳を通過。

P7310090

太郎平小屋に到着。

P7310089

行動食がひもじかったので、カレーライス大を注文。具だくさんでヴォリュームもあって美味しかった!

P7310092

折立へ下りるとしましょう。薬師岳が見えた!

P7310093

太郎平小屋から2時間で折立に下山。10時間ほどの行動時間でした。

下山後は亀谷温泉で汗を流す。ここで檜枝岐へ帰るりっひーとお別れ。りっひーは尾瀬でガイドをしてます。

Img_2152

残った私としっきーは富山の回転寿司で打ち上げ。運転があるので、アルコールはなしですが。食事後は、東京へ帰るしっきーを富山駅に送って、私も帰路につきました。

9年ぶりの赤木沢は、当初の天気予報とは異なる好天となり、我々だけで独占でき、イワナにも出会えて、いい思い出になりました。技術的にはちょっと物足りないところはありますが、それでもいい沢でした。

| | Comments (2)

July 26, 2017

奥美濃石徹白の玄関口である前谷川遡行

前谷川は大日ヶ岳の南面にその最初の一滴を発し、奥美濃の白鳥にて長良川に注ぐ石徹白の玄関口にある谷である。前日に前谷川支流の荒倉谷川でウォーミングアップを済ませた我々は、前谷川の完全遡行に挑んだ。

【日程】2017年7月16日(日)
【山域】奥美濃
【渓谷名】長良川水系 前谷川
【メンバー】Iくん、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】檜峠5:30〜魚返し橋6:08-35〜取水設備6:56〜10m滝(最初の本格的な滝)7:11〜堰堤7:48〜15m大滝7:11〜V字5m滝9:21〜2条8m滝9:27〜二股に分かれる8m滝10:25〜3段15m滝10:41〜ねじれた10m滝10:52〜黒壁の15m滝11:14〜黒壁8m滝13:08〜1530m二股15:18〜登山道15:56〜鎌ヶ峰16:43〜水後山17:06〜ウイングヒルズスキー場トップ17:33〜檜峠18:07

前谷川は奥美濃では比較的知られた沢のようで、ネット上にも記録はいくつか見つかる。どの記録を見ても思うのはその行程の長さと、最後の詰めである笹藪の猛烈さだ。ヘッデン下山はできれば避けたいので、早立ちということで5時半に檜峠を出発した。

P7160002

県道314号線を40分ほど歩いて、前谷川の入渓地点である魚返し橋に到着。よさげな渓相である。ここは野伏ヶ岳などにバックカントリースキーに行く際にいつも通る所で、以前から気になっていた沢でもある。

P7160004

沢に下降するところを捜すがよさげなところがない。左岸側から懸垂下降で入渓することにした。どうやら下流側に容易に下降できる所はあったようですが。

P7160006

いきなり、いいナメが始まります!

P7160007

癒やし系か!

P7160008

小さなナメ滝も続きます!

P7160009

チョックストンがいきなり行く手を阻むが、ザックを下ろせば、トンネルをくぐれます。

P7160012

またナメ滝!

P7160013

沢靴のフエルトのフリクションを利かせて、ヒタヒタと歩く。

P7160014

名渓か!

P7160016

そんなナメも取水施設が現れると終わってしまいます。

P7160019

その後はゴーロになりますが、部分的にナメ滝が出てきます。

P7160021

入渓してから35分歩いたところで、最初の本格的な滝である10m滝が姿を現す。左から容易に越える。

P7160022

すぐに3段10mの斜め滝。

P7160023

ゴルジュとなり、深い淵が現れたが、泳ぎか?

P7160024

水量が平水時より少ないためか、泳がずに突破できました。

P7160027

見事にはまったチョックストン!

P7160030

こんな所に堰堤が現れる。左から越える。堰堤上は幕営適地だが、入渓から1時間ちょっとしか経っていない!

P7160032

しばらく沢はゴーロ状に。

P7160034

右岸に見える大きな岩壁からは水が滴る。

P7160036_2

堰堤から30分ほど歩いて現れた15m大滝。

P7160037

15m大滝は、ロープが上部に残置されていた右のバンドから、ロープで確保して若きクライマーIくんが取り付いた。岩が脆く、Iくんは1回スリップしたが、無事とめる。その後は、なんとか木のある所まで登ってくれた。セカンドで登った私も結構ヒヤヒヤものだったが。確保されている安心感は大きかった。この大滝の下まではイワナの魚影はあったが、この上では見かけなくなった。

P7160038

その次に現れたのは、V字の5m滝。

P7160039

左から比較的容易に登れた。

P7160040

すぐに2条の8m滝が姿を現す。右の草付きから巻く。

P7160042

ハコネサンショウウオ。ちょっと水流がショボくなってきたが...

P7160044_2

ついに水流が無くなってしまい、伏流になる。梅雨時なのに渇水なのか?

P7160047

10分ほど歩いたら、水流が復活して一安心。この暑さで、ここで水が無くなってしまったら、とても稜線まで抜けられません。

P7160048

下部で二股に分かれる8m滝が姿を現す。

P7160050

左から登る。

P7160054

3段15m滝が姿を現す。

P7160057

下から2段までは直登し、シャワーを浴びながら左にトラバースして、最上段は左から越えた。

P7160059

すぐにねじれた10m滝。

P7160060_2

ここは右から登る。

P7160061_3

滝が連続し、緊張も続いたので、ねじれ滝のすぐ上の2m滝でちょっと息抜き!

P7160066

ここまで登って来て、再び水流がショボくなってきました。

P7160067

水が染みこんでいるのか、黒くなった大きな滝が現れました。黒壁の滝15mです。弱点がなさそうだが、右の草付きのルンゼから高巻いてみた。岩が脆く、草付きはドロドロズリズリ。最初はノーロープで行ったが、ちょっと不安を覚えたので、先に登ったIくんにロープを下ろしてもらった。木の生えている上部では、猛烈な藪に行く手を阻まれるし、沢も見えない。ルートファインディングに迷う。

P7160068

仕方なく、途中まで藪の中を懸垂下降で下りることに。懸垂下降中にわかったことだが、最上部まで登らずに、途中から左にトラバース気味に進めば、懸垂しなくても沢に下りられたようだ。この高巻きに2時間近くも費やしてしまった。

P7160070

3段15m斜め滝は階段状だが、疲労で足取りがだいぶ重くなってきた。若いIくんはさすがに元気。

P7160071

最後の滝である黒壁の8m滝がついに姿を現す。 上部は濡れると黒くなる岩質なんだろうか?

P7160073

右の草付きのルンゼから高巻くが、ここも岩が脆く、足下も崩れやすい。いつ抜けるかわからない草だけが頼りのところも。滝と同じ高さまで登ったら、木を掴みながら落口にトラバースしてクリア。

P7160075

これで大きな 滝はもうないはずと、ホッとする!

P7160082

しかし、この先がまだ長かった。沢は狭くなり、藪も濃くなり、障害物競走に!

P7160087

やがて水流もなくなった。途中にスノーボードが落ちていた。大日ヶ岳はバックカントリースキーでも有名な山なので、誰かが冬季に大日ヶ岳から流してしまったものか?

P7160089

最後の1530m二股は左股に入った。右股に入った記録は、どれも激しい笹藪漕ぎになったらしい。これが正解で、笹藪漕ぎにはなったが、激しいというほどではなかった。

0075_xlarge

無事登山道に出たが、すでに時刻は16時近くになっていた。 ブヨは多いし、雨も降り出す始末。大日ヶ岳の山頂は省略。

P7160092

下山はピークを2つ越えるのだが、これが疲れた体に堪える。

P7160093

あとは下りだけだが、雨の降りが強くなってきた!

P7160096

ウイングヒルズ白鳥スキー場のゲレンデトップに出たときには、幸いなことに雨は止んでくれていた。

P7160098

ゲレンデを下って、無事檜峠に下山となりました。満天の湯で汗を流してから夕食についたのは、20時を越えていた。

前谷川は、前評判通りに行程の長い沢だったが、なんとか暗くなる前に下山できた。1泊で遡行してもよい沢だが、幕営適地はあまりない感じだった。滝の高巻きは、ほとんどが足下が崩れやすい草付きで、岩も脆い。いつ抜けるかわからない草だけが頼りのことも。そんな緊張感が多かったこともあり、心身共に結構疲れました。今回のパートナーのIくんはまだ20代で強かった! 若者には体力ではもう勝てないなと思いました。

Photo

前谷川の遡行図を作成してみました。今後遡行する人たちの参考になれば幸いです。

| | Comments (0)

July 25, 2017

奥美濃の幻の滝を見に荒倉谷川遡行

遡行から10日も経ってしまいましたが、7月3連休に行った奥美濃での沢登りの報告です。

奥美濃の白鳥からは石徹白を経て白山まで続く白山美濃禅定道がある。前谷集落から石徹白の檜峠までは、その旧道が残っている。その旧道から見えるのがアラクラ滝である。このアラクラ滝は木々に葉が茂っている間は見ることができない。葉がない時期は冬だが、この一帯は豪雪地帯でもあり、雪の中をあえて滝を見に行く人はそういない。そのため秋口から初雪が降るまでか、春の雪融け後から葉が茂るまでの限られた時期にしかこの滝を見ることができない。それが幻の滝と言われる所以である。今回は、ワンゲル部OBの若きクライマーIくんという頼もしいパートナーと、荒倉谷川の出合から遡行し、アラクラ滝を下から眺めようということになった。ついでにアラクラ滝が登れるようであれば、登ってしまおうと。荒倉谷川は前谷川の小さな支流でもあるので、まったく遡行の記録はネットでは見つからない。短い沢で遡行の魅力がないのかもしれないが、未知の沢は冒険心をくすぐる。はたして荒倉谷川はどんな沢で、アラクラ滝はどんな滝だったのか、以下、報告です。

【日程】2017年7月15日(土)
【山域】奥美濃
【渓谷名】長良川水系 前谷川支流 荒倉谷川
【メンバー】Iくん、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】檜峠7:21〜白山禅定道案内板8:19〜荒倉谷川取水口8:37-59〜アラクラ滝下9:45〜アラクラ滝偵察終了10:49〜アラクラ滝落ち口11:19〜白山禅定道横断地点(標高810m)11:38〜檜峠12:27

P7150001

今回は白山美濃禅定道の旧道部分も歩いてみたかったので、檜峠を起点にした。帰りは登りになるかもしれないが、たまにはそんな沢登りもよいだろう。

P7150002

檜峠からは毘沙門岳の登山道に入る。

P7150003

しばらく進むと分岐があり、下方向に向かう白山禅定道の旧道に入る。

P7150008

中の峠、茶屋峠とアップダウンがある。

P7150009

茶屋峠を越えると、アラクラ滝が見えるポイントに。滝は木々の葉に隠れて見えず、滝の音がするだけ。

P7150013

途中、動物の鳴き声が茂みの中からするので、見てみるとカケスの雛だった。おそらく巣から落ちてしまったのだろう。我々としてはどうすることもできない。

P7150016

旧道だけあり、社の跡もある。

P7150017

白山禅定道の案内板まで下りると、そこからは車道になり、分岐を左に下る。

P7150019

途中で、岐阜の棚田21選に選ばれた正ヶ洞棚田を眺めることができる。

P7150021

県道に出る手前で左の林道に入って、しばらく進むと取水施設がある。ここが荒倉谷川の入渓地点で、取水のためこの下は涸れ沢となっていた。

P7150020

沢の入口は草木の葉が生い茂り、狭く暗い。水量も少ない。まるで金剛山や滝畑の沢の雰囲気。はたして遡行価値はあるだろうか? まあ、行ってみるとしましょう!

P7150022

すぐに小滝が現れて、いくつも続く。

P7150024

胸まで水に浸かる深みもある。

P7150026

そんなに悪くないのでは!

P7150027

シャワーも浴びる!

P7150029

チビイワナが時々走る!

P7150031

小滝の後は、樹林の中の沢歩き。

P7150032

ヒキガエルもお出迎え。

Iwana

イワナはチビばかりだが、結構、魚影が見られる。 人が入らない沢のためイワナの警戒心が弱いのか、水中写真を撮ることができた。

P7150034

ちょっとしたナメもある。

P7150037

5m滝が現れた。この沢初の本格的な滝である。

P7150041_2

直登は容易でした。

P7150044

なにやら大きな滝の音が。 入渓から1時間ほどだったが、ついに幻のアラクラ滝が姿を現した。下1段は4mほど。

P7150045_2

その上は、さらに2段あり、全部で3段50mはある。

0030_xlarge

下から2段目までは直登できた。落ち口を眺めるが、上部1段の直登は難しそうだ。

P7150047

右から高巻きを試みるが、岩盤に阻まれ、トラバースは難しそうだ。

0032_xlarge

アラクラ滝の直登は頑張ればできそうではあるが、今回は無理せずに偵察だけにする。直登は次回の宿題だ。高巻き地点から30mロープ2本の懸垂下降で撤退。

P7150050

比較的安全なアラクラ滝の高巻きは、滝下から南方向の斜面を登り、白山禅定道に出るルート。部分的に岩が脆い所があり、滑落に注意は必要だ。

P7150053

標高にして100mほど登らねばならないので、結構キツい。

P7150055

白山禅定道に出たら、しばらく登ってから沢へ戻る。滝上の流れは平凡で、もう遡行要素はなさそうだが、落ち口を見に行くことにする。

P7150056

落ち口は狭い。狭いから、水量が少なくても、滝がそこそこの見映えになるのかもしれない。滝上にもチビイワナは見られた。

P7150057

沢を白山禅定道が横切る所で遡行を終了とする。これより上は遡行要素はなさそう。入渓前に下った白山禅定道の登りは、暑さもあり、結構堪えた。

荒倉谷川は、標高差260m、距離にして2.4 kmの短い沢だったが、アラクラ滝を見に行くには充分に使えるルートである。また初心者の沢入門にもよいかもしれない。

Photo

荒倉谷川の遡行図です。

| | Comments (0)

June 26, 2017

テンカラ釣り講習会 in 白山麓

先週末は、白山麓で開催された京都北山テンカラ会主催のテンカラ釣り講習会に参加してきました。白山麓には、その2週間前にもテンカラ釣りに行っています。

このテンカラ釣り講習会は、昨年までは富山県の粟巣野にあった「ロッジわがや」で行われていました。その「ロッジわがや」のご主人が昨年の8月にロッジを閉じて、富山駅前に居酒屋「かど屋」をオープンさせたので、今年は会場をどうするか困っていたところでした。そこで立ち上がったのが、私のテンカラ釣りの師匠であるナベさんでした。そのナベさんのご尽力により、会場を石川県白山市にある白山里に移して、今年も行うことができたという訳です。

テンカラ釣り講習会には2014年に初めて参加してテンカラ釣りデビュー。それまではルアーやフライをやっていました。沢登りではやはり道具がシンプルなテンカラが一番有利という理由で、テンカラ釣りに転向しました。その後は2015年に講習会に参加しましたが、残念ながら昨年は参加できずで、今年は3回目の参加となります。今シーズンはテンカラ釣りデビューしてから早くも4年目のシーズンです。少々は腕前が釣果に反映するようにはなってきました。

講習会は土曜日の午後からの開催でしたが、せっかくですので午前中も釣りたい。ということで、西日本から行った4名で早朝から白山西側の山岳渓流に入渓してきました。

P6240023

この谷は昨シーズンに納竿したところです。ナメもあったりで渓相がいいです。

メンバーは、加古川のテレ仲間のOさん、岡山のテレ仲間のTさん、現役ワンゲル部員のFくん、そして私です。なお、TさんとFくんはテンカラ釣り初体験です。Oさんはテンカラ釣りの経験はあるが、餌釣りメインとのこと。

P6240024

イワナはポツポツと私には釣れていきましたが、他のメンバーには厳しい状況。

P6240025

樹林が濃く、渓が暗いためか、黒っぽいイワナが多い感じです。

P6240026

枝葉がおい茂っているので、初心者には毛鉤が引っかかってばかりで、ちょっと厳しかったかな。

P6240027

5時半に入渓して、10時まで釣り上がって終了としました。釣果は私が8匹、Oさんが1匹、Tさんは残念ながらボウズ。Fくんは惜しくもバラシてしまい、人生初イワナとならずでした。初心者2名は翌日に期待しましょう。

P6240029

ササユリが咲いていました。

P6240030

ツツジの仲間かな?

Img_2064

昼食は2週間前に来た時に引き続き、テレ仲間のやっているおそば屋さん「そば処花川」にて。

Img_2065_2

今回はオーソドックスなお蕎麦である「せいろ」をいただきました。こちらもたいへん美味しかったです。

Img_2068

午後からは白山里にて、いよいよテンカラ釣り講習会の開始です。参加者は30名で白山里を貸し切り。北陸と京都以外からも、西は兵庫と岡山から、東は神奈川からテンカラ師が駆けつけました。北陸のスキー関係者および山関係者もいて、結構知っている顔が多かったでしたが...

Img_2070

まずは1時間ほど座学で、テンカラ釣りの基本について解説。私には3回目の内容ですが、初心者には重要です。

P6240033

次は毛鉤作り講習。小松の山屋さんたちも、ベテランの指導を受けながら熱心に毛鉤作りに打ち込む。

P6240036

毛鉤巻きが初めての人たちには、京都北山テンカラ会の富士会長が直接指導。

Img_2072

座学の後は外に出てキャスティング練習をしました。参加者には富士流テンカラのテーパーラインがいただけるので、初心者はそのテーパーラインで練習していました。私はレベルラインにて練習。あとはポイントへの正確性を上げることかな。

Img_2075

白山里の温泉で汗を流したら、待ってました夕食。乾杯の音頭を取るナベ師匠。今回の講習会が開催された一番の立役者です。

Img_2074

宴は深夜まで続いたのでした!

P6250037

テンカラ講習会の2日目は、いつもながらですが、二日酔い状態で起床。朝食を食べてからの遅出で、京都北山テンカラ会の富士先生たちと近場の渓へ。

遅出のため釣果は期待していなかったが、釣り初めてすぐに、いきなり尺を越えると思われる大物がヒット。格闘するも流れの強い場所だったので、パワーで下流の落ち込みに逃げられ、そのまま岩の下に入られる。しばらく引きずり出そうと格闘するが、痛恨のバラシ! 悔しい!

P6250040

その後もポツポツとイワナは釣れたが、逃げられた獲物は大きかった。

P6250038

一緒に行った初心者2名(岡山のテレ仲間のTさん、現役ワンゲル部員のFくん)は前日はボウズでしたが、今日は京都北山テンカラ会の富士先生やHさんたちから直接の指導を受ける。

P6250039

Fくん、キャスティングもだいぶうまくなってきましたね!

P6250042

Tさん、人生初のイワナを釣り上げました。この後にもう一匹釣り上げる。

その後にFくんも初のイワナを釣り上げました。残念ながら、私は用を足している最中で写真が撮れませんでしたが、草陰からイワナの姿は拝見しました。

Oさんもこの日は3匹を釣り上げて、みんな満足な顔で釣りを終えることができました。

Img_2077

充実した二日間でした。またテンカラ釣りに行きましょう!

| | Comments (2)

June 23, 2017

金剛山 妙見谷:現役学生の沢入門で2017年沢始め

先週末は、ワンダーフォーゲル部の新入部員の沢入門で金剛山の妙見谷を遡行し、モミジ谷を下降しました。

【日程】2017年6月17日(土)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 妙見谷・モミジ谷
【メンバー】Mくん、Oくん、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】金剛山登山口バス停9:46〜妙見谷林道入口9:54〜妙見滝10:15〜山頂広場11:29-51〜一の鳥居12:06-22〜モミジ谷標高930m12:37〜カヤンボ13:05〜水越峠13:32〜青崩13:52

ワンダーフォーゲル部に11名の新入部員が入ってきました。そのうちの2名が沢登りに興味があるというので、その入門として金剛山の妙見谷を遡行することにしました。妙見谷は沢靴もロープも必要ない沢登り入門のための沢です。ところが、話しを聞くと、Mくんは高校時代は山岳部で沢登りの経験はすでにあるとのことで、本当の沢登り入門者はOくんだけというのが判明。

P6170001

河内長野駅に集合し、南海バスに乗車し、金剛山登山口バス停で下車。下車したら、金剛山ロープウェイ方面へ10分ぐらい車道を歩いて行くと、妙見谷林道の入口が左にあります。

P6170003

途中で林道は無くなるので、その後は崩壊気味の道を進みます。途中、ハシゴなどもあります。

P6170004

落差12mの妙見滝が姿を現します。ここから妙見谷の遡行となります。

P6170005

妙見滝は右から巻きます。ロープがフィックスされてますので問題はなし。

P6170006

こんな感じで、水流はチョロチョロです。水流の中を進むよりも、靴を濡らさないように進む方が意外と難しかったりして。

P6170009

標高700mぐらいにある2段7mぐらいの滝。1段目は特に問題なく登れますが、2段目は左側から木の根や枝を掴みながら巻き気味に登ります。

P6170011

高巻きの終わり。

P6170012

2名ともしっかりついてきます。Mくんは経験者だけあって慣れた感じ。

P6170013

標高800mを越えると水量も少なくなってきます。

P6170014

標高900mを越えると水流は無くなり、ガレた沢を落石に注意しながら登っていきます。

P6170015

最後の詰めは急登の踏み跡を登る。藪漕ぎはないです!

P6170016

山頂広場に飛び出しました。土曜日だけあってさすがにハイカーが多い。

P6170018

山頂部で縦走中の他の部員たちとバッタリ! ワイルドさがないなあ!

P6170019

我々は急な尾根上の踏み跡を下ってモミジ谷に出る。

P6170020

そのまま沢沿いの踏み跡を下降して、水越峠を経て青崩に下山。

Img_2054

バスまで時間があったので、茶店で一杯。新入部員は未成年なので、もちろん飲ませてないですよ。彼らはちゃんぽんとうどんを食べていました。

Oくん、初沢登りはどうだったかな? 沢登りというよりかは一般登山道のバリエーションと言った方がよいかもしれませんが。Mくんは即戦力ですね。今後の彼らのワンゲル部での活躍に期待したい。

| | Comments (0)

June 22, 2017

白山麓で今季初テンカラ

もう2週間近くが経ってしまいましたが、2017年初のテンカラ釣りを白山麓の某谷でしてきました。

メンバーは、テンカラ名人のナベ師匠と、BCクロカン名人のcimaさん、そしてヘンタイの私の3人。

Img_8477

雪渓がまだ残る沢へ下降。今季初の沢のせいか、右足のつま先に痺れがあるためなのか、えらく下降時のバランスが悪かった。これではシビアな高巻きはできない。ちなみに右足の痺れの原因は、足根管症候群という神経に原因がある病気(怪我?)とのこと。

Img_8482

こんな感じの渓相です。雨が降っていないので渇水気味でした。

Img_8491

今季初のイワナです。尺には届きませんでしたが、良い型でした。

Img_8494

そこそこイワナが釣れました。

Img_8497

午後から雨という予報なので、早めに切り上げました。

P6100002

イワナがかかった瞬間に竿が折れるというトラブルはありましたが、幸先よいスタートが切れました。今季も沢登りとテンカラ釣りを楽しみます。

Img_2032_2

イワナはすべてリリースしましたが、こちらはお持ち帰り。

Img_2030

昼食は、テレ仲間のやっているおそば屋さん「そば処花川」にて、「おすみ花」という炭を練り込んだお蕎麦をいただく。たいへん美味しかったです。

Img_2034

いつもは車中泊ですが、今回は珍しく宿に泊まる。宿泊先は、3月に蓮華温泉へ一緒に行った北部白山管理人Iさんが館主をしている白山中宮温泉くろゆり荘。目玉はリピート山中さんのLIVEでした。ヨーデル食べ放題という曲は大阪環状線の鶴橋駅の発車メロディーになってます。

Img_2033

温泉と食事も満足なものでした。お酒もしっかり飲み、いい気持ちで眠りにつきました。


YouTubeにアップした記録動画です。

| | Comments (0)

September 28, 2016

白山の谷で今季の納竿

いよいよ渓流は9月いっぱいで禁漁となりますので、9月最後の週末は、白山方面の谷へ白山ローカルのナベ師匠と納竿テンカラ釣りツアーに行ってきました。

当初は沢登りを考えていたのですが、直前の台風通過で沢は増水気味ということで、釣りメインに変更。お尻の怪我がようやく治ってきたので、むしろその方がリハビリ的にはいい。

14364697_982574885199140_5384554621

土曜日は白山北側の某谷へ。堰堤が多い谷なので、いくつか堰堤を巻いてから入渓。

14364714_982575065199122_7754893597

藪漕ぎ多し!

Img_1150_2

谷は広くて竿を振りやすいが、堰堤ごとに竿をたたまなければならないのが少々面倒。

14446150_982574831865812_6492642880

5人でワイワイやりながら竿を振る。

Img_1149

大人数でもみんなそこそこ釣り上げる!

Img_1152

サイズもいい!

14370377_982575118532450_3457838670

EXILEチックに!

14449860_982575105199118_4517009628

堰堤下は釣り堀状態!

14449993_982575225199106_1269186530

帰りはそのまま沢を下る。

Img_1147

帰りに中宮温泉の深山料理けがさに立ち寄ると、なんと天然マイタケを大量収穫してきたとのこと。羨ましい!

Img_1148

けがさで珈琲タイムの後、この日は解散。

14441178_987130381396639_1967268449

翌日の日曜日は、3人で白山西側の山岳渓流へ。ナメもあり、癒やしの沢という感じ。

14391011_987130244729986_8987760443

沢を覆う木々の枝に毛鉤が引っかかるので、キャスティングしにくい。

14494672_983316668458295_1732371883

上部を見ながら注意深くキャスティングすれば、そこそこ釣れます。テンカラ初心者のSさんはちょっと苦労していました。

14494748_983316715124957_3091613793

雰囲気がいい沢です。

14470593_983316928458269_46015569_2

このゴルジュで終了。入れ食いとは行きませんでしたが、そこそこコンスタントに釣れました。

14469611_983316958458266_3169195921

帰りは、ほとんど消えかかっている林道で。

これで今季の渓流釣りは終了です。一昨年から始めたテンカラ釣りですが、キャスティングもそこそこうまくなり、毛鉤も自分で巻けるようになりました。来シーズンはさらなる釣果に期待したいです。

沢登りはもう少し続きますが、そろそろスキーシーズンに向けての準備も始めます。あと1ヶ月半で立山初滑りですからね。

| | Comments (0)

September 17, 2016

北陸テンカラ・グルメ遠征3:折立ベースでテンカラ釣り

遠征3日目〜4日目は折立をベースにテンカラ釣りとキャンプを楽しみました。当初はシンノ谷・赤木沢のハシゴ遡行を予定していましたが、雨予報で中止。結果的には天気予報を覆す晴天でした。信濃俣河内での滑落で負傷したお尻の傷がまだ痛むので、むしろよいリハビリになったと思います。

P9060003

平日の折立は車も登山者も少なく、とても静かでした。

P9060004

折立ベース1日目は近場で竿を出す。

P9060005

最初の1匹目を釣り上げたのはクスミン!

P9060006

私の1匹目はこんなおチビさん。もちろんリリース。

P9060007

2匹目はまあまあのサイズ。釣り人がよく入っている沢でもあり、全体的に釣果は渋かった。

P9060009

河童が泳いでいました!

P9060014

折立キャンプ場に戻り、グルメキャンプ開始。このキャンプ場の利用料は無料です。

P9060013

お酒も豊富!

P9060015

クスミンの手料理で乾杯!

P9060018

イワナはちょうど人数分をキープし、ムニエルに。

P9060019

富山の地酒の満寿泉とともにいただく。

P9060021

早々とトドとなるおばさん!

14237524_973358122773865_1000596414

かまぼこ、ゆで卵、チーズの燻製も作りました。

P9060023

シメはちらし寿司で。よく食べてよく飲みました。

P9070024

翌朝もいい天気でしたが、深夜に大惨事があったもようです。車で寝ていたSさんが逆噴射し、車がたいへんなことになっていました。

P9070025

折立から片道10kmを歩いて、某所へ。立山カルデラまで行く人はいるんだろうか?

P9070029

この日の最初の1匹目もクスミンでした。

P9070030

私も負けじと釣り上げる! 入れ食いというほどではありませんが、コンスタントに釣れました。テンカラ初心者のSさんも1匹上げる。

P9070032

ランチにはイワナの刺身。

14263974_892310847540994_5657186393

前日のちらし寿司の残りでイワナの手まり寿司!

P9070035

尺イワナも上げました。テンカラでは初めてです。この日は久しぶりの2桁釣りの釣果でした。

14192590_973358169440527_3608643858

ヤマブドウはちょっとまだ時期が早かった。

Img_1126

翌日は雨予報とのことで、下山。ディナーは島田食堂にて。帰路は運転しなくてよいとのことで、いただきました!

Img_1127

名物はオムライスで,巨大サイズもあります。ギャル曽根も食べたらしい。

沢登りはできませんでしたが、テンカラ釣り、クライミング、グルメと楽しめた北陸遠征でした。

| | Comments (0)

より以前の記事一覧