July 18, 2019

ワンゲル部員と滝畑のソノ谷遡行・醤油谷下降

昨年の6月に初めて遡行したソノ谷を、今回はワンゲル部員2名と行ってきました。

【日程】2019年7月13日(土)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 石川 千石谷・ソノ谷・醤油谷
【メンバー】Hくん、Mくん、マメゾウムシ
【天候】曇りのち雨
【コー スタイム】滝畑湖畔観光駐車場9:30~ソノ谷出合(5m滝)10:37~堰堤下11:20~760m二股13:03~一本杉(鏡の宿)13:37-45~醤油谷下降地点13:56~600m二股14:46~醤油谷出合15:26-15:49~滝畑ダムバス停16:31

滝畑ダムまでの移動はマイカーにて。滝畑湖畔観光の駐車場に駐めて、駐車場代1000円を支払う。駐車券はコーヒー1杯の引換券になっている。

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ダイトレを岩湧山方面に登ると、千石谷林道に出る。

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千石谷林道を千石谷に沿って、クレン谷出合、簡易浄水場、サカモギ谷出合と過ぎていくと、千石谷大滝の横を通過する。

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オオバギボウシの花が咲いていた。

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大滝を越えてしばらく進むとソノ谷出合だ。ここで沢装備を装着し、沢に下りる。

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ソノ谷出合は5m滝となっている。

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5m滝は念のため後続をロープで確保。案の定、Hくんが落ちかけたので、ロープを出して正解だった。

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続く3m滝はシャワーを浴びながら登る。

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堰堤前の4m滝も念のためお助けロープを下ろす。

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いきなり堰堤が現れて、

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右から越える。

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堰堤上は一時的な伏流となるが、

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すぐに水流が復活。

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カラスウリの花が咲いていた。

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標高610m付近は左岸から崩れてきた土砂で川床が埋まっていて、再び一時的な伏流となる。

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しばらく進むと4m滝。前回は直登できずに右から巻いたが、今回は直登にチャレンジ!

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ほぼ流れに沿って直登できた。ここも後続をロープで確保する。

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標高700m付近の二俣。左俣が本流で、奥にラスボスの2段10m滝が見える。

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2段10m滝の1段目は7mだが、高さはあるが比較的容易に直登できた。

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ここも念のため後続をロープで確保。

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その後は小滝をいくつか超えて。

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標高760m付近の二俣は本流である左俣へ。

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ナメ状の滝を越えて水流がなくなり、そのまま詰めてくと、蟻地獄状態となるので、左に逃げる。

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木や笹を掴んで、少々の藪漕ぎをしながら、稜線を目指して登っていく。

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一本杉に出ました。

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ヤマアジサイ

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醤油谷への下降は、訓練も兼ねてワンゲル部員にル−ファイしてもらったが、一本杉から小ピークを1つ越えて、868m標高点の手前の植林からの下降で、見事に正解!

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標高800mぐらいから流れが始まり、やがて小滝も出てくる。基本的にクライムダウンで下りられる。このあたりから雨が降り出す。

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ところが4m滝が行く手を遮る。

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前回同様に、左岸側から懸垂下降で下りる。

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下降後に4m滝に打たれるワンゲル部員。

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小滝をクライムダウン。

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堰堤は右岸から下る。

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千石谷との出合に到着して終了!

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マタタビ

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あとは小雨の中を林道通しに滝畑ダムまで戻るだけ。

2回目のソノ谷遡行・醤油谷下降だったが、前回に作成した遡行図の滝の高さにいくつか誤りがあることがわかった。

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修正した遡行図です。

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July 12, 2019

白山麓でテンカラ釣り

先週末は、当初は沢泊での沢登りを考えていたのですが、パッとしない天気予報だったので、雨を覚悟で釣りメインの白山麓での沢行に予定変更。ところが、天気予報はよい方向に変わって、沢泊ができるほどの悪くない天気の中での釣行となりました。同行してくれた石川ローカルな方々に感謝します。

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大阪からO女史と一緒に白山麓へ。1日目は金沢ローカルのKさん、まつさんと某A谷へ入る。去年はそこそこ釣れた場所ですが、なかなか釣れない。明らかに前日に釣り人が入った形跡もあり。

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4人で2匹しか釣れておらず、ひじょうに渋い状況。ちなみに私はまだボーズ。

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ここは諦めて撤収。

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撤退途中にて。

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竿抜けしているであろう場所に移動。

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早速、釣れました! これでボーズ回避!

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先日のテンカラ釣り講習会でテンカラ釣りデビューしたO女史も、先輩方の指導の下で、

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人生初のイワナを釣り上げました!

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結局、この場所だけで私は3匹を釣り上げ、なんとか面目を保つ。

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モリアオガエルの卵。

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ススメガの幼虫?

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2日目は、テンカラ釣り師匠のナベさん、小松のKさんと某B谷へ入る。

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キャスティングしやすい。

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O女史も師匠からアドバイスを受けながら釣り上げる!

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この谷は入れ食いとまではいきませんが、イワナの反応はよい。

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険悪そうなゴルジュが目の前に。ゴルジュストロングスタイルで突っ込みたいところだが、今回は釣りスタイルなので、

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ここは高巻くことに。

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枝沢の滝。

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ゴルジュの上で今回1番の大物を釣り上げる。ぎりぎり尺ぐらいのサイズでした! 

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両手に花状態!

堰堤にて終了。この日の釣果は9匹でした。

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勝山の8番ラーメンにて遅めのランチを食べてから帰路につく。お付き合いしていただいた皆さん、ありがとうございました。

YouTubeにアップした記録動画です。師匠のワンハンド空中イワナキャッチのシーンがあります。

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July 02, 2019

シン・沢屋交流会に参加!

この週末は、愛知県豊川市のきららの里で開催されたシン・沢屋交流会に、OPUWV部のHくん、KPUWV部のみぞkenと一緒に参加してきました。また、イベント参加のついでに奥三河の栃木沢も遡行してきました。

シン・沢屋交流会とは何かと言うと、前身は海外での沢登りを開拓してきた海外遡行同人です。海外遡行同人は解散となり、新たにシン・沢屋交流会が発足しました。海外遡行同人についてはこれまで噂には聞いていたが、参加するのは今回が初めてでした。若い人の参加が多く、活気に満ちた集まりで、初老の私にもたいへん刺激になりました。以下、簡単に内容を報告しておきます。

交流会は2部構成となっており、第1部は有志による講演会でした。

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主催者であるきのぽんさんの挨拶で始まる。きのぽんさんからは、台湾・大崙渓支流馬哈武溪の遡行報告と日本津々浦々の大滝登攀の報告がなされた。噂によると、日本一、いや世界一体の大きな沢屋(クライマー)らしい。

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続いて、けんじりさんによる離島での沢登りについての報告。きのぽんさんの大滝登攀にしても、けんじりさんの離島の沢登りにいても目の付け所がいい。そんな面白いことはぜひやってみたくなる。

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テレ仲間のカモシカさんは沢屋としても活躍している。今回は欧州のキャニオニング事情についての報告だった。欧州では沢は遡行するものではなく、下降するキャニオニングが一般的であるとのこと。しっかりグレードの分類もされていて、ファンも多いようだ。それに比べると日本の沢登りは登山の中でもマイナーであり、最も地味な位置にいる感じがする。

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日本山岳会のMさんからは、ネパールヒマラヤの沢登りについての報告。ヒマラヤで沢登りなんて、スケールも大きそうだしロマンもある。Mさんは企業人であるにもかかわらず、実際に行動に移すところはなかなか凄いと思う。

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あとで、MさんたちによるヒマラヤのナンガマリII峰初登の報告書をサイン入りで購入させてもらった。

沢登りにもいろいろな可能性やアイディアがある。こういう創造性は私ももっていたいし、ワンゲル部の学生ももってもらいたい。

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最後に外来のミズワタクチビルケイソウの分布拡大についての講演があり、沢登りで使うフエルト靴がその分布拡大に一役かってしまう恐れがあるとのこと。外来種問題は私の専門に近いこともあり、意識はしているところであるが、沢行後に沢靴を洗う前に消毒するなど気を付けねばと思う。

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第2部は懇親会で、多くの沢屋さん達とお酒を飲みながら情報交換ができた。

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バックカントリースキー仲間も多数参加していて、山岳フォトグラファーSHOKOちゃんのBCスキーの報告と写真上映もあったりで、スキーと沢の両方を楽しむスタイルは結構標準的ではないだろうか。実際、この場にいた半数以上はスキーと沢の両方を楽しんでいる。

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FBではすでに友だちにはなっているが、直接会うのは初めての人たちともお会いすることができた。今後ともよろしくお願いします。

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昨年の上ノ廊下で会った同志社大学山岳部の学生や、一昨年の学生版のアバランチナイトで会った関学ワンゲル部の学生にも再会し、今後は大学間の交流をもっとしていこうではないかという話もあったりで、大学の山岳関係指導者の立場からも得るものがあった。

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お酒が入ってくると、次第に羽目が外れてくるものだが、けんじりさんが見事なムーブで小屋内の登攀を成功させる。

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すでにダウンしてしまった人もいたようだが、集合写真の撮影。宴はその後も続いたようだったが、初老の私は早めに就寝。あとでその後の様子の写真を見たが、険悪アルコールゴルジュに入った人もいたようで、やはりという感じであった。

そんな流れで、沢の情報交換や親睦という意味で、たいへん充実した内容の交流会だった。翌日も沢登りを予定していたが、残念ながらの生憎の天気で、解散後はそのまま帰路についた。ちなみに翌日も沢へ入った人たちは結構いたようだ。また次回もお目にかかりましょう。

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July 01, 2019

奥三河 栃木沢

週末は、愛知県豊川市のきららの里で開催されたシン・沢屋交流会に、OPUWV部のHくんとKPUWV部のみぞkenと一緒に参加してきました。イベントは土曜日の午後からだったので、土曜日の午前は奥三河の鳳来にある栃木沢を遡行してきました。愛知県の沢を登るのは実は初めてでしたが、栃木沢はお手軽でありながらも、そこそこのスケールがあり、ナメも美しく、なかなかの名渓でした。ただし下山はヒルの襲撃を受け、何匹かお持ち帰りもあり、翌日の帰りの車の中でヒルに噛まれる者が発生するというおまけみたいな事件もありました。

【日程】2019年6月29日(土)
【山域】奥三河
【渓谷名】豊川水系 宇連川 栃木沢
【メンバー】みぞken、Hくん、マメゾウムシ
【天候】曇り
【コー スタイム】明神山登山口7:41~大滝下9:11~二俣(550m)10:11~遡行終了点10:39-55~明神山登山口11:34

愛知県は移動途中ではよく通る所だが、名古屋ぐらいしか行ったことがなく、土地勘のない土地である。沢屋のイベントがなければ、おそらく今後も奥三河には来ることはなかっただろう。ネット上で愛知県・沢登りで検索すると、この栃木沢の記録がいくつか出てくる。愛知県在住のババちゃんからも栃木沢の情報を入手し、いくつかの候補の中からお手軽な半日コースということで、この沢を遡行することにした。

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明神山の登山口が入渓地点で、車を数台駐めることのできるスペースがある。

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入渓地からすぐにナメが始まる。

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登山道の簡易な橋が沢を横切っている。

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美しいナメが続き、なかなかの癒やし系の沢である。

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トイ状の斜滝。

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深い釜をもつ1.5m滝。若者2名は泳いで突破! 私は左岸から簡単に巻く。雨の後なのか水量は多い。

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チョックストンの釜も同様に突破!

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最初の難所はチョックストンがある2段7mほどの滝。1段目は確か右を登って、

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2段目はシャワーを浴びながら左に移動して、チョックストンを越えるという感じだったような。この最後の部分が嫌らしかった。

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またナメが現れる!

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なかなか見事なナメである。

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次の難所はゴルジュの中の6m滝。右側が登れそうな感じがするが、基本的にこの沢の岩は滑りやすい。

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滝の左側の岩の奥から突破を試みる。残置ハーケンはあるが、結構嫌らしい。ここは若いみぞkenが空荷で突破。

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みぞkenにロープを下ろしてもらい、私はA0で突破。

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最後のHくんは確保して上げる。

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またナメ滝。

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滑り台にならないように慎重に足を置く。

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階段状の5m斜滝。

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6m滝は水量が多いので、

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左岸から巻いてしまった。

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そして現れたのが、この沢の核心である20m大滝。1段目は登れるが、

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2段目はなかなかの高度感。

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ここは無理をせずに左岸を大きく高巻くことに。

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懸垂下降で沢に下りる。なんとか30mロープ1本で行けた。

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またナメが現れる。

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この沢はナメがウリだ!

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二俣に到着。水量はほぼ1:1。

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最初は右俣を行こうとしたが、多段の10m以上ぐらいの大滝がすぐに出現。これは直登は無理だろうし、巻くのも面倒そう。ということで、戻って左俣を進むことに。

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左俣にも8m斜滝がかかるが、右から巻いて登る。

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その後もナメが現れる!

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ナメが終わったあたりで、

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右にルンゼがあったので、それを詰めると、

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すぐに登山道が横切っていたので、ここで遡行終了。沢装備を解除すると、ヒルが次々と出てくる。

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急いで下山へ。道は所々わかりにくいところもあったが、

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40分ほどで駐車地点に下山できた。

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みんな足下にはヒルをくっつけていたが、一生懸命ヒルを除去して一安心。この時点ではみんなヒルに食いつかれてはいなかったのだが...

下山後は名号温泉うめの湯で汗を流してから、シン・沢屋交流会の会場であるきららの里へ向かった。

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翌日の帰りの車内で2名がヒルにやられてしまった! お持ち帰りしたヒルが車内に何匹かいたのだった。おまけに帰宅後に沢装備からも出てきて、家族の顰蹙を買ったのだった... 沢はよかったのだが、最後にヒルにやられてしまった。

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June 25, 2019

第10回テンカラ釣り北陸講習会

今年も白山麓で開催された京都北山テンカラ会主催の第10回テンカラ釣り北陸講習会に参加してきました。2014年に参加した際にテンカラ釣りデビューしたので、今年は6年目のテンカラ釣りシーズンになる。もともとルアーやフライフィッシングはやっていたが、テンカラ釣りは道具がシンプルなため、沢登りでは最も効率的な釣り方と思う。

今回は入門者20代2名を含む4名で参加。昨年同様に全員がテレマーカー、もしくはその経験者であるのが異色だ。この講習会には北陸の山屋さんが多く参加していることもあり、釣りを含めた北陸の山や谷についての情報交換とお互いの親睦も重要な目的である。もちろんテンカラ釣り入門者にとってはいろいろと教えてもらうよい機会ではある。

土曜日は昨年も入った白山麓の某谷に入るも、林道奥に先行者の車あり。地元の人と思われるが、こんな林道の奥まで車で入るのは反則だ。せめて一般車道の方に車が駐めてあれば、先行車がいることがわかったのに。仕方なく竿抜けしているであろう下流部の堰堤と堰堤の間に入る。結構林道からは深い谷なので、藪を下っていく。奇跡的にちょうどうまく堰堤の上に出た。上流部は開けた谷なのだが、ここは上部の枝がうるさい。入門者にはキャスティングもままならない修行の場となってしまった。

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最初はなかなかアタリがなかったので、水温が低くてイワナの活性が悪いと思い、ビーズ付きの毛鉤に替えて毛鉤を沈めてみた。その成果なのか、ようやく最初の1匹目を釣り上げる。15cmぐらいのサイズだった。

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その後も同様なサイズを2匹ほど釣り上げたが、

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目の前には次の堰堤が現れた。他のメンバーには釣果はなったが、とりあえず竿をたたむ。

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その堰堤を沢登りのように高巻いて上流に出ようとしたが、雨が降り出した。テンションも下がり、そのまま林道まで上がることにした。

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堰堤の上には7〜10mほどの滝があった。

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戻る途中に谷の上部が開けたところがあったので、そこで入門者のキャスティング練習を行うことにした。深い淵があり、そこでなんと入門者にアタリがあったが、残念ながらバラしてしまった! 問題はアワセだね!

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ササユリが咲いていた。

そんな訳で、早めにテンカラ釣り講習会の会場であり、宿泊場所でもある白山里へ移動した。まずは冷えた身体を温泉で温めて、かつ着替えて、それから講習会のスタートを迎えた。

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地元世話役は私のテンカラの師匠であるナベさん。そして京都北山テンカラ会副会長のHさん。ありがとうございます。今回は会長の富士先生は残念ながら欠席であった。

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今回は加賀竿の伝承者である中村滋さんの講演があった。加賀藩は武芸の練習として釣りを奨励し、それで加賀竿が作られたとのこと。現在、その伝承者は中村さんだけとのこと。

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H副会長によるテンカラ釣りの基礎講座。

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その後は毛鉤巻きの練習。H副会長の毛鉤作りを動画に撮る参加者たち。

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若者に教えるOさん。

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初めてなのに器用に本格的な毛鉤を作ってしまったO女史。その毛鉤ならば釣れます!

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それからキャスティング練習を行った。いかに毛鉤をうまく飛ばし、狙ったところに落として流すか。なかなか難しい技術ですが、練習あるのみ。

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集合写真の撮影。その後、夕食までフリーな時間があったが、すでに入浴済みの我々は飲み始めたのであった!

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夕食に突入!

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宴は夕食後も続き、山と釣り談義で盛り上がるのだった。睡眠不足気味の私は日が変わる前には床に向かったが、その後のことは知らない...

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翌日は朝食後に各グループに分かれての入渓。我々は昨年と同じ近くの渓へ。私はいつもながらの飲み過ぎで体調悪し。ここは釣り人が入りやすい場所なので、当然魚はスレている。

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それでも1匹目を釣り上げて、ボーズは回避。

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25cmぐらいの良型も釣れた。2日間で1番大きなサイズだった。でも私だけ釣ってはダメですね! 入門者にも釣らせてあげないと。

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堰堤の下まで釣り上がって終了。この堰堤下でも1匹釣れて釣果は4匹となったが、入門者には厳しかった。昨年はイワナを釣らずにカジカガエルを釣った変なおばさんがいたことを思い出してしまった。次はよく釣れる源流部に連れて行きますので。

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そば処花川にてお蕎麦をたべてから帰路についた。今回は入門者には厳しい釣果だったが、これにめげずにまた行きましょう! 次は沢登りついでにテンカラ釣りかな...

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June 20, 2019

滝畑 石川 上山谷

先週末は当初は沢泊の予定でしたが、土曜日が雨予報のため、日曜日の日帰りで近場の滝畑の上山谷を遡行してきました。この沢に行くのは実に13年ぶりのことでした。その時はほとんどの滝は直登して、軽く短時間で遡行した記憶だったのですが、改めて和泉の沢としては珍しく険悪そうなゴルジュのある沢だなと再認識しました。今回は雨の翌日ということもあり、水量も多く、次々と現れる滝はなかなかの迫力で、思ったよりも手こずりましたが、沢登り2回目のOさんにいろいろとロープワークを教えながら楽しく遡行できました。

【日程】2019年6月15日(日)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 石川 上山谷
【メンバー】Oさん、マメゾウムシ
【天候】晴れ時々曇り
【コー スタイム】滝畑登山口10:33~上山谷出合10:39~最後のゴルジュ上14:08~木材集積所14:43-15:06~滝畑登山口15:48

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河内長野市にある滝畑ダムへはマイカーにて。駐車場代は1000円で、コーヒー無料券が1枚もらえる。

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石川本流より入渓。

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上山谷の出合。最初から険悪な雰囲気を感じる。3m滝の上を遊歩道の橋が横切っている。この遊歩道はダム湖から上流の石川左岸についていたが、13年前はあったかどうか記憶がない。

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最初の3m滝を少々シャワーを浴びながら登る。雨の翌日のため水量は多い。13年前は渇水時だったのか、まったく印象が違って見える。お助けヒモがあるが、あまり頼れない代物である。

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小滝を超えていく。

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両岸が狭まってゴルジュと化す。小滝の奥に4m滝。

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水量多く悪そうなので、迷わず左岸にある踏み跡から高巻く。

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高巻きを終えて、ゴルジュを見下ろす。

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続く10m滝。

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この滝も迷わずに左岸を大きく高巻く。高度感がある高巻きなので、念のためロープを出した。

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続いて滝裏に入れそうな4m滝。Oさんに滝裏に入るように勧めるが、濡れたくないとのことで、

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手前の左の壁を登り、そこからトラバースして越えた。ホールド・スタンスはしっかりしている。

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倒木が重なる奥に2段10m滝。右側を登る。

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2段10m滝の上段。

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3mほどの斜滝。

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2m滝をシャワーを浴びながら登るOさん。

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小滝を超えていく。

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再び谷はゴルジュと化し、手前の5m滝の右側を登る。

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奥に10m滝。これは直登は無理そう!

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右側のルンゼを登って、大きく高巻く。念のためロープを出す。

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小滝をいくつか超えると、谷は穏やかな様相に変わる。

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そんな油断しているところに、またしてもゴルジュが現れる。ちょっと水量が多いので、無理せずに左岸にある踏み跡を辿り大きく高巻くことに。

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ここはノーロープにて。

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あれっ、作業道に出てしまった。13年前はこんなに大きく高巻いた記憶がないので、おそらく直登していたのかもしれない。

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そのまま終了ではもったいないので、沢に戻ることに。ノーロープでも下りれそうな斜面だったが、練習も兼ねて懸垂下降で下りた。

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下りたところは、ちょうどゴルジュの上だった。ナイスルーファイ!

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その後も小滝が現れる。

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ミニゴルジュが現れて、それを越えると、

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終了地点である木材集積所に到着! ここで沢装備を解除。

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木材集積所からは左岸についている作業道を下る。途中、大きく高巻いた時に出た箇所を通って、

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部分的に倒木等で道が不明瞭な箇所もあったが、無事、ダイトレと合流。そこから滝畑ダムはすぐであった。下山後は風の湯河内長野店で汗を流し、帰路についた。

13年ぶりの上山谷でしたが、水量が違いすぎたのか、だいぶその時と印象が違いました。これぐらいの水量の方が、見た目的にはちょうどいいという感じです。その分、遡行は難しくなりますが...

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June 19, 2019

金剛山 高天谷:たまには右俣へ

地元ホームの金剛山にある高天谷。ここ最近の高天谷は、台風があるごとに様相が変化している。昨年の7月に遡行した時は、2017年10月に本州に上陸した台風21号の爪痕が金剛山に残されていた(2018年7月22日の記録)。昨年はその遡行後の9月に台風21号が関西地方に甚大な被害をもたらしたが、はたして高天谷はどうなっているだろうか? 今回は沢入門者のOさんと高天谷を遡行し、久しぶりに右俣を詰めてみた。沢の様相は昨年と変わってはいなかった。なお、2013年の台風18号による土砂崩れで、高天滝の手前から尾根に登る登山道(郵便道)が通行できなくなり、迂回路が作られていたが、その箇所の復旧がなされており、通行できるようになっていた。

【日程】2019年6月2日(日)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 高天谷左俣
【メンバー】Oさん、マメゾウムシ
【天候】曇り
【コー スタイム】高天彦神社駐車場10:34~高天滝10:45~10m大滝下11:04~二俣12:45~ダイトレ(950m地点)13:36-50~金剛山14:13-17~高天彦神社駐車場15:23

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高天彦神社からの登山道は、2013年の台風18号による土砂崩れで、高天滝の手前から尾根に登る登山道(郵便道)が通行できなくなっており、登山道入口に通行禁止のバリケードがあったが、今回はそれが撤去されていた。登山者が進んでいくところを見ると、どうやら道が修復されて通れるようだ。高天彦神社を10時34分と、遅めのスタートだった。

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高天滝6m。確かに登山道は通れるようになっていた。我々はここから登山道を離れ、沢を遡行する。

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高天滝は、2017年10月の台風21号によって沢床が土砂で埋まり、高さが1〜2mは低くなっていたが、堆積した土砂が昨年に撤去されたようで、本来の高さに戻っている。直登はできないこともないが、入門者がいるので無理せず、左岸についているハシゴを使って高巻くことに。このハシゴは昨年からある。

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沢へ下りる部分にもハシゴがあり、楽に高巻ける。

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その後、2mと3mの滝を越える。

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3m滝とそのすぐ後ろに堰堤が現れる。

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古いワイヤーと木の根を掴みながら、まとめて右岸から巻く。

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沢が開ける。ここは2017年10月の台風21号による土砂の堆積によって、以前よりも沢床がだいぶ高くなっている。

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開けた先に大滝。以前は10m大滝だったが、沢床が埋まったため、2〜3mは低くなった。

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大滝は、ちょっと下流に戻った所から左岸にある踏み跡にそって高巻く。

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最後はヘツリながらのトラバースで沢に戻る。

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以前は激しい倒木帯だったところ。沢の左右共に上部から崩れている。その土砂でほとんどの倒木が流されてしまった。

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右岸の崩壊地。

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以前の倒木帯を抜けると、樹林の中に入り、連瀑帯が始まる。連瀑帯の始まりにあった3m滝は土砂で埋まってしまったようだ。

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3m滝を2つ越えた後の5m滝。直登は容易。

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続く4m滝も直登だが、Oさんには念のためロープで確保して登ってもらう。

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続いて、4m、5m、3mと3段の滝が続くがすべて直登は容易。

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ゴルジュ状になり、まずは4m斜滝。

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続く10m滝。

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高度感もあり、Oさんが厳しそうなので、

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念のため、上からロープを落として確保する。

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3m滝を越えた後のトイ状5m滝。直登は容易。

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3m滝はステミング的に直登。

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2017年10月の台風21号で壊された古い堰堤を越える。

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右岸の枝沢にあった堰堤も崩壊し、壊れた堰堤の一部がここまで流れてきている。

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これが右岸の枝沢にある堰堤の壊れたところ。

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二俣に到着。いつもは詰めが楽な左俣を進むことが多いが、今回は本流である右俣を進む。なお、左俣には4段40m滝がある。

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右俣はナメが続く。

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途中、土砂で埋まっているが。

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再びナメが現れる。

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最後はガレとなる。

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真っ直ぐ直登はしんどいので、右に向かう沢の方向に忠実に進路を取って詰める。

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木を掴みながら急登を登り、

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ダイトレに出ました。

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Oさんは金剛山に登ったことがないとのことで山頂へ。

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金剛山の山頂。

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郵便道から下山へ。

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復旧した登山道を下りて、高天滝に戻ってきました。

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高天彦神社に無事下山。

お手軽なホームの高天谷ですが、入門者のデビューにはいい沢です。下山後はかもきみの湯で汗を流し、帰路についた。

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June 15, 2019

高野山 弁天谷:令和最初の沢登り!

記録のアップが遅くなってしまいましたが、令和初そして今シーズン初となる沢登りは、高野山の弁天谷をワンダーフォーゲル部員達と遡行してきました。

【日程】2019年6月1日(土)
【山域】紀伊
【渓谷名】紀ノ川水系 不動谷川 弁天谷
【メンバー】マメゾウムシ、ワンゲル部員5名
【天候】晴れ
【コー スタイム】紀伊細川駅9:55~林道終点10:13-44~4段45m滝下11:41~4段45m滝上13:21~二俣14:00-14:10~車道14:48-58~弁天岳15:20-43~女人堂15:58~極楽橋駅16:30

この沢に行くのは3年ぶりで2度目である(2016年6月18日の記録)。公共交通機関で行けて、ほとんどの滝が直登できる割に、4段45mという立派な滝もあり、入門者の沢デビューもしくはシーズン最初の調整にふさわしい沢である。なお、弁天谷というのは正式な名称ではない。

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最寄り駅は南海高野線の紀伊細川駅。集合時刻は9時47分と遅めだが、近場ならではのお手軽さゆえ。今回は1年生が1名参加で、沢はもちろん初めてだったが、他のメンバーは沢経験者であった。

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駅からは車道へ下り、沢に沿って左に500mほど進むと、右に橋が見えてくるのでそれを渡る。

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橋を渡って林道を進むと、行き止まりの広場に着く。ここが弁天谷の入渓点である。

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広場で身支度を調えて入渓。すぐにナメと小滝が始まる。

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周囲は植林である。

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ゴルジュの中の深い釜をもつ4m滝。

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沢の中央を進む。

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若者は流心を忠実にトレース。

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泳ぐ者もあり!

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そして滝を越える!

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途中まで沢に沿って作業道がついていたが、その道はここから左岸の尾根の方へ向かっていた。送電線でもあるのだろうか?

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次々に小滝を越えて!

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12m滝。

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左をへつってから直登。

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この沢のハイライトである4段45m滝が現れた。

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直登は容易であるが、念のためロープを出す。30mロープ1本のため、途中の立木ででピッチを切る。

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落口に出た。6人もいたので、この滝の通過に1時間40分もかかってしまった。ロープを2本持ってくるべきだった。

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トイ状の斜滝

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ナメ滝。

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滝がつづく!

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赤岩のナメ。

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二俣に到着。ここは道が沢を横切っている。

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二俣は水量の多い右俣へ進むと、すぐに堰堤が現れた。この堰堤は左から越える。

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ナメがつづく。あちこちでタゴガエルが鳴いている。

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登るにつれて、上の車道から不法投棄されたと思われるタイヤなどのゴミが目立つようになる。

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2つめの堰堤が現れる。これは右から越えた。

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水量はチョロチョロ。

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車道が見えた!

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笹を掴みながら、右寄りに上がり、

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車道に出た!

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そのまま車道を横断して、水流のない沢へ再び入る。

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比較的早めに右上に見える尾根を目指すことにする。

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倒木はうるさかったが、それほど藪漕ぎに苦労せずに道に出た。そのまま登ると弁天岳に到着!

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ハイカーがいる山頂で装備解除。

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女人堂経由にて極楽橋へ徒歩にて下山することに。途中に咲いていたギンリョウソウ。

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女人堂。隣に公衆トイレがある。

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こちらは奥之院方向。

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シャガが咲いていた。

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不動坂をトレランのように下って極楽橋に下山。

今シーズンの沢登りも始動しました!

YouTubeにアップした記録動画です。

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December 04, 2018

安全登山サテライトセミナー(大阪)に参加

先週末は、ワンダーフォーゲル部の顧問という立場から、国立登山研修所が主催する安全登山サテライトセミナーに参加して勉強してきました。

このセミナーは、高等学校等において登山の指導的立場にある教職員や大学生、一般登山者、登山用具 店の担当者、トレイルランニング愛好家、バックカントリー愛好家等を対象に、安全で安心 な登山を実施するために必要な知識や理論を普及することを目的として、東京、名古屋、大阪にて無料で行われるものです。 私は大阪在住ですので、モンベル本社を会場とする大阪に参加し、2日間充実した時間を過ごしてきました。

3会場とも同じ内容と思いきや、開催概要を見ると、およそ2/3の内容は会場ごとに異なっていました。ちなみに大阪会場は以下の内容でした。

12/1(土)
「安全登山の仕組みとプランニング」北村 憲彦 氏
「登山指導者の法的責任~山岳ガイド、教師、インストラクター、登山リーダーはどのように法律に備えるべきか~」溝手 康史 氏
グループディスカッション「登山客から自立した登山者へ~PDCAサイクルに基づく安全登山~」司会進行 北村 憲彦 氏

12/2(日)
「役に立つ登山のリスクマネジメントのキーワード」 村越 真 氏
「登山における積雪の雪崩の基礎知識」飯田 肇 氏
事例から学ぶ山の医学~怪我への対応と低体温症~」 大城 和恵  氏

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1日目の開始は午後1時から。最初に国立登山研修所の宮﨑豊所長の開会挨拶。

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最初の講義は名古屋工業大学教授の北村先生。登山にリスクはつきものだが、貴重なデータでリスクについての説明。対策としては登山者の安全力を高めること。リーダー・フォロワー・チームワークをしっかり育成して、仲良しグループからタフな登山パーティーになる。リスクマネージメントからダメージコントロールへなど、安全登山のプランニングについて説明していただいた。

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次は弁護士の溝手先生による登山指導者の法的責任についての講義。個人的に重要と思ったのは、大学山岳部の事故の場合、大学生は大人に近い扱いのため自己責任が原則であること。大学には学生の安全管理義務はあるが、それは重いものではない。リーダーには安全確保義務はないという点では、山岳会のリーダーと同じ扱いであること。そうであるならば、ワンゲル部員達にも自分たちの活動が自己責任による自主登山であることを自覚させておく必要があるだろう。

またツアーなどで書かされる免責同意書には法的な意味がないことを知ることができた。引率登山の場合には主催者に安全管理義務があるとのこと。

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1日目の最後はグループディスカッション。グループに分かれて、ヒヤリ・ハットを1人ずつあげてもらい、それを発生確率とダメージの程度から分類分けする。そしてそれがPlan(先読み)、Do(ルート維持)、Check(現地確認)、Act(修正)のいずれの時に発生したかを確認するというもの。同じヒヤリ・ハットでも、人によってはダメージの程度を異なって評価していたりなど個人の技量による違いもあることを感じた。ワンゲル部でもぜひ実践してみたいグループディスカッションであった。

これで1日目が終了。翌日に備えて素直に帰宅しました。

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翌日は9時から講義開始で、まずは静岡大学教授の村越先生から、キーワードを使ったリスクマネジメントの啓蒙法について学んだ。前日の北村先生によるグループディスカッションとは異なる方法であるが、こちらもワンゲル部で実践してみたいリスクマネジメントの啓蒙法である。

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次は富山県立立山カルデラ砂防博物館の飯田先生による雪崩の基礎知識についての講義。雪崩についてはJANのアバランチナイトやセイフティキャンプなどでよく学んでいたことでもあったが、知識の整理と復習という意味で役立つ内容であった。

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お昼休みをはさんで最後は、日本最初の山岳医である大城先生による登山での怪我と低体温症への対応法についての講義。直前に著書である「登山外来へようこそ」を読んでいたので、話しを聞くのを楽しみにしていた先生である。プレゼンは実にハキハキとして刺激的で、現場で実践できる重要な内容であった。ぜひともその知識をしっかり身につけておきたいと思う。なお、プレゼンは撮影禁止で、資料も禁転載・複製とのこと。これは間違った解釈や知識の普及を防ぐためと、個人情報等があるため。

これで2日間のセミナーが終了。実に充実した内容であった。たいへん残念なのは我がワンゲル部員が1人も参加していなかったことである。だいぶ早い時期から参加を勧めていたにもかかわらずである。彼らにはきつく注意をしておく必要があるだろう。

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セミナー終了後は、名古屋からセミナーに参加していたBC仲間のむねちさん、そして以前に所属していた山岳会の後輩であるKさん(現在は非会員)がたまたま出張で大阪に来ていたので、ミナミで久しぶりに一緒に一杯。次は雪の上でお会いしましょう。今回の安全登山サテライトセミナーで学んだ知識を活かして、今シーズンも安全に雪山を楽しみたいと思う。

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November 17, 2018

大杉谷から大台ヶ原2日目(桃の木山の家〜日出ヶ岳〜大台山上駐車場)

大杉谷から大台ヶ原の2日目の記録です。概要については1日目の記録をご覧下さい。

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朝食は6時から。ご飯は1回限りでお替わりできる。

2日目は平日の月曜日。本日は、堂倉滝まで大杉谷を歩いたら、登山道にて大台ヶ原最高地点の日出ヶ岳に抜けて、大台山上駐車場に下りる予定である。大台山上駐車場からは奈良交通バスにて近鉄の大和上市駅に出る予定だが、バスが出る時刻は15時30分である。大台山上駐車場までのコースタイムは6時間だが、そんなにはかからないだろう。早く着きすぎるとバスの待ち時間が長くなるので、9時に出てもいいぐらいである。さすがにそこまで出発を遅くすると、小屋に迷惑がかかりそうなので、一番最後に小屋を出て、ゆっくりと歩くことにした。20名の高年者の団体などの出発を見送って、一番最後の登山客と同じぐらいに出発した。それでも7時ちょっと前の出発となったので、そんなに遅くはなく、待ちきれなかったというのが正直なところだった。

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再び大杉谷の左岸を歩く。転落注意の道だが、高度感はそんなに感じなかった。

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15分ほど歩くと、本流に滝が現れた。

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七ッ釜滝である。左岸から道は巻いているが、ここで早くも20名の団体を追い抜くことになる。団体の先頭は年輩の女性で、どうやらツアーガイドらしいのだが、ピッケルを杖代わりにして登っていた。ピッケルのピックを鎖に引っかけて登るのには感心したが、こういう鎖場で本当に有効な方法なのだろうか? 他のメンバーもダブルストックが多かったが、むしろバランスを崩しやすいと思うのだが? 私であれば、このような鎖場ではストックは使わないように指導するだろう。私もストックは持参していたが、堂倉滝から先の尾根道に入ってから使う予定としていた。

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七ッ釜滝を巻き終わると吊橋で右岸に渡る。

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再び狭い鎖場を進む。川床が近く高度感はないが、流れが比較的急で迫力は感じる。

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やがて大岩だらけの崩壊地の通過となる。ここは平成21年9月の台風21号による被害で、壊滅的な打撃を受けた箇所だそうだ。

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崩壊地の先には庄野ヶ浜とよばれる広い河原が広がる。

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その先には光滝が豪快な姿を現す。道は光滝を右岸から高巻く。

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光滝の高巻きを終えると吊橋を左岸に渡る。吊橋の上から光滝の落口を見る。

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吊橋の反対側には隠滝。

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しばらく進むと木々の間から与八郎滝が見える。これは支流の滝である。

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渓谷美がしばらく続く。実際の滝の流れについては動画をご覧下さい。

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堂倉吊橋を右岸に渡る。

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吊橋からは上流部に取水堰堤が見える。

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しばらく進むと沢は二俣となり、再び吊橋を渡ると、堂倉滝が姿を現す。2015年8月に日出ヶ岳からここまで登山道を下り、堂倉谷を遡行した記憶が蘇る(2015年8月の記録)。3年ぶりの堂倉滝の再訪である。その時は堂倉滝を右岸から高巻いた。大杉谷の峡谷歩きはここで終了である。

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堂倉滝からは沢を離れて、日出ヶ岳までは尾根道を進むことになる。ここからはストックを使って四駆で進む。ゆっくり歩いていたつもりだったが、ここまで先行者をだいぶ追い抜いてしまった。このままだと山頂に早く着きすぎてしまうかもしれない。

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途中、林道に出る。林道を進むと粟谷小屋であるが、登山本道を進むことにする。

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林道から上がってすぐの所にある堂倉避難小屋。粟谷小屋が営業している間は施錠されている。

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途中、ヌタ場があった。イノシシやシカなどが体表についているダニなどの寄生虫や汚れを落とすために泥を浴びる場所だ。シカなどの足跡がたくさん残っていた。

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シャクナゲ坂を登る。ここまでまた先行者を4人ほど追い抜く。上から下りてくる人とも2名ほどすれ違った。

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シャクナゲ坂を登り切ると、シャクナゲ平。

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上部はすでに紅葉は終了していて葉がない。

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日出ヶ岳への最後の登り。

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スタートしてから4時間半ほどで日出ヶ岳に到着。いつの間にか先行者をほとんど追い抜いていたようで、唯一追い抜けなかった先行者1名がちょうど山頂を発つところだった。

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雲は多くなったが、大峰の山々が見える。さて、時刻は11時半前。最短で30分で駐車場に下山できるが、バスの時刻までまだ4時間もある。どのようにして時間を潰すかが問題だ。大蛇嵓・シオカラ谷方面を3時間ほど周遊してから下山することにする。

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いい展望ではあるが、これは森林が衰退した姿であり、本来の大台ヶ原の姿ではない。原因は昭和34年の伊勢湾台風や大台ヶ原ドライブウェイの開通、シカの個体数の増加など複合的な要因によるのだが、現在は森林衰退をくい止めるための取り組みが進められている。

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正木ヶ原。

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神武天皇像。

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神武天皇像のある一帯は牛石ヶ原とよばれ、神武天皇像の反対側の笹原に牛石という岩がある。昔このあたりはさまざまな妖怪の住処だったそうで、高僧が妖怪たちを牛石に封じ込めたそうだ。

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大蛇嵓は高度感満載の断崖。

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大蛇嵓の展望台よりの眺め。ちょっと雲が多くなってしまったのが残念。

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西大台方面の眺め。西大台に入るには事前に許可を得る必要がある。

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いったんシオカラ谷まで下る。魚影はなかったが、このあたりは魚はいないのだろうか?

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吊橋を渡る。この2日間でいくつの吊橋を渡っただろうか?

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大台山上駐車場に14時に到着。駐車場までの道は登りで、左側は西大台地区のために立入禁止となっていた。

バスの時刻まではまだ90分あるが、2時間半ほど時間を潰せたのは大きい。あとはビジターセンターを見学したり、売店でカップラーメンを購入して食べたりなどしてうまく時間を潰せた。ビールを売っていれば、なおよかったのだが、それは下界に下りてからでよいだろう。途中で追い抜いた登山者たちも続々と到着していた。20名の団体ツアーはバスが発車する15:30迄には到着しなかったが、すでに迎えのマイクロバスは駐車場に駐まっていた。遅くなっても、道に迷いさえしなければ問題はないだろう。

大和上市駅までは、奈良交通バスで2時間で、運賃は2000円。小屋で一緒だった登山者も、団体ツアー客を除いてだいたい乗車していた。ICカードが使えたのは助かった。大和上市駅前には何もなく、残念ながらビールを購入することはできなかった。17:41発の大阪阿部野橋行きの急行に乗車して帰路についた。

今回の大杉谷トレッキングは、黒部川下ノ廊下を歩いてきた翌週だったので、つい比較してしまうが、大杉谷は西日本一の峡谷であることは確かだ。紅葉の美しさやスケールでは大杉谷は確かに黒部峡谷には劣るが、黒部にはない優しさがあるように思う。夏に沢装備で水線通しに遡行するのもよいかもしれない。

YouTubeにアップした動画です。実際の滝の落ちる様子についてはこちらをご覧下さい。

いよいよ次は立山初滑りの予定なのだが、雪がありません。

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