October 17, 2021

2021シーズン最後の沢登り:金剛山 高天谷左俣

2021シーズン最後の沢登りは、ホームの金剛山高天谷でした。アキレス腱痛による運動不足で、心拍数が上がりやすかったが、滝の登攀ではやけにムーブがうまく決まって、快適に登れた沢登りでシーズン最後を締めることができた。

【日程】2021年10月16日(土)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 高天谷左俣
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】高天彦神社駐車場9:48~高天滝下10:00~10m大滝下10:12~二俣11:31~郵便道(920m地点)12:33-56~高天彦神社駐車場13:49

翌日から冬型になり寒くなるということで、沢登りに行くならばこの日が最後と思えた。行き先は、7月以来ではあるが(2021年7月4日の記録)、単独でも問題なさそうなホームの金剛山高天谷にした。今シーズン4回目の高天谷の遡行となった。

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正午からの遅いスタートであったが、高天彦神社の駐車場には空きがあった。5月に来た時は2回(2021年5月4日5月23日の記録)とも駐車場が満車状態だったが、前回の7月ぐらいから一時の観光客への人気は落ち着いたようだ。

高天滝への林道沿いには、植物が花を咲かせていて、チョウが舞っていた。

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テングチョウ

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フサフジウツギ

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ヤクシソウ

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アキチョウジ

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林道の終わりに高天滝7mがある。水量はやや少なめか。

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高天滝から入渓となるが、滝の左岸に取り付けられたハシゴを使って巻く。

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何回も来ている高天谷だが、今回初めて、ハシゴの右にお地蔵様が祀られているのに気がついた。

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3m滝と背後の堰堤は、いつも通りにワイヤーが設置されている右岸からまとめて巻いた。

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沢沿いにシラネセンキュウが花を咲かせていた。

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沢が開け、奥にかっての10m滝がかかる。

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10m滝は左岸から高巻くが、ここで新しい道具を試してみることにする。

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モンベルのチェーンスパイクである。一般には雪上で使うものではあるが、沢ヤは沢での高巻きなどにも使う。

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チェーンスパイクを装着した沢靴。フエルトソールでは草付きや泥壁で滑ってしまうが、チェーンスパイクだと滑らずに楽に登れる。少々重めではあるが、脱着は簡単なので結構使えそうだ。

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高巻き後は崩壊地に出る。

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給水中のキイロスズメバチ。時期的によく見かけるが、巣に近づかない限りは刺されることはない。

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連瀑帯へ入る。

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連瀑帯の滝はすべてが直登できる。倒木がかかる5m滝は右から直登する。

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ゴルジュもあり。

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ここ最近は直登に苦労する滝は、水量が少ないためか、今回はあっさりと登れてしまう。

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倒木が結構横たわっている

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次のゴルジュ。

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トイ状5m滝はシャワーを浴びながら、水流の中のクラックに足をジャミングして登る。この日までは気温が高かったこともあり、水温はさほど低くなく、シャワーを浴びても寒さは感じなかった。

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落口から滝を見下ろす。

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2m滝も直登する。アキレス腱痛による運動不足で、心拍数が上がりやすかったが、体のキレは悪くなかった。今シーズン4回目の高天谷だが、それぞれの滝の登り方を覚えてしまっているのか、滝の登攀ではやけにムーブがうまく決まって楽に登れた。

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壊れた古い堰堤を通過する。

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ヨシノアザミ

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左岸から新しく崩れたか?

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二俣下は土砂が流れて、沢床のナメが露出している。

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二俣は相変わらず倒木で埋まったまま。

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倒木をかいくぐって左俣へ入ると、すぐに大滝が現れる。左側から直登する。

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大滝の上段。下段が15mで、その上が5m、5mの2段で、さらにその上に斜滝状の流れがあり、トータル的に30m以上の程度の高さを登る。高さがあるので、初心者同行の時はロープを出した方がよい。

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次の4m滝を直登する。その上も4mほど斜滝状になっている。

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最後の4m滝を登る。

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植林となり、穏やかな流れとなる。

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流れの中にサワガニがいた。

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郵便道に出て、遡行終了。

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下山では新しいトレランシューズを試す。イノヴェイトのX-TALON ULTRA 260。足首サポーターを装着して履くので、幅広タイプのこのシューズにした。ちょっと横方向が緩めだったが、下山には問題なかった。

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アキレス腱痛の対策に購入した足首サポーターのphiten(ファイテン) サポーター メタックス 足首用も試す。何もしないよりかは、多少のホールド感があり安心できる。サイズはLにしたが、もう少しきつめでもよさそうなので、Mでもよかったかもしれない。

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郵便道を下山する。途中で見えた奈良盆地。

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登山道上に崩れたところがあったためか、所々が新しく整備されていた。

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ケシロヨメナらしいが、イナカギクの可能性もある。

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高天滝下に戻ってきた。

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駐車場前の休耕田?にはコスモスが一面に咲いていた。

今シーズンはコロナ禍もあり、泊まりの沢登りはできなかったが、近場と奥美濃にあるワンゲル部山小屋の周辺でそこそこ楽しむことができた。これからはスキーシーズンに向けて体力を上げていかなければならないが、その前にアキレス腱痛をなんとかしたいところだ。

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September 29, 2021

今度こそ本当に今シーズン最後のテンカラ釣り

9月最終週の平日に予定が空いた。白山麓でのテンカラ釣行が今シーズン最後の渓流釣行のつもりだったが、最後に悔いが残らないように、今度こそ本当に最後のテンカラ釣りに行くことにした。行き先はもちろん、通い慣れた奥美濃である。

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今シーズンは裏切らなかったA谷へ。今シーズンは7月から5回もA谷に通っている。夏は爆釣りという感じでよく釣れたが、9月に入ってから行った前回は、少々釣果が渋かった。9月に入って水温が下がったためか、小さい沢のためにだいたいの魚が釣られてスレてしまったのか、原因はいくつか考えられるが、おそらく後者のように思われる。なぜならば、初めてこのA谷に行ったのは昨年の9月末のことで、その時はかなり釣れたからである(昨年のA谷の記録)。

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今回は出だしはよかったが、サイズのアベレージが小さい。

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良型もなんとか釣れたが、いつも少なくとも1匹は釣れた尺越えサイズは、今回は上がらなかった。

釣果は前回と同じく16匹で、すべてがイワナだった。夏の釣果の半分程度ではあったが、最後にツ抜けできたのであれば、ヨシであろう。悔いなく今シーズンのテンカラ釣りを終えることができた。

今回は単独だったが、複数で釣行するより時間がかかる気がする。複数の場合は交互に竿を出して行くので、進み方が速い。一方、単独の場合は、すべてのポイントに竿を出すので、その分、時間はかかることになる。

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帰りの下降途中で、ウスヒラタケと思われる大量のキノコの残骸があった。

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頭上を見上げてみると、枯れ木にウスヒラタケが発生していた。ちょっと旬を過ぎた感じであったが、クマがこの枯れ木に登ってキノコを食べたのだろうか。枯れ木の下にあったのは、その際に落ちたキノコなのだろうか?

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ワンゲル部の山小屋に戻って、早速、一人寂しく始めた。

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September 23, 2021

越前大野でぶらり

日本列島を台風14号が横断した日は、奥美濃から白山麓を目指して加賀へのんびり移動していた。その途中、福井県の大野市を通るのだが、ぶらっと立ち寄ってみた。

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まずは、2021年4月22日に新しくできた道の駅越前おおの荒島の郷に立ち寄った。

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大きな道の駅で、なんとモンベル越前大野店も入っていた。道の駅の建物内では、地元の新鮮な野菜や加工品などを販売しており、フードコートまでもあった。

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九頭竜川淡水魚ミニ水族館があり、水槽の中には、イワナやヤマメなど九頭竜川水系に生息する淡水魚が飼育展示されている。

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アユカケという希少な魚。地元ではアラレガコと呼ばれ、生息地が国の天然記念物になっている。

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空ではタカらしき鳥がカラスに追われていた。サイズはカラスより大きかったので、オオタカか?

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道の駅でウナギ弁当とマイタケ弁当を買い、モンベルにて沢登りの高巻きで使うチェーンスパイクや登山用衣服など購入し、散財となった。

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それから、大野市街に移動し、七間朝市に久しぶりに行ってみた。

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「花垣」の日本酒銘柄で有名な南部酒造場にて、新酒の純米無濾過生原酒を購入。大野には南部酒造場の他にも3軒の酒造場がある。

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伊藤順和堂で家族へのお土産にいもきんつばを買う。

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荒木商店で3年醸造の真っ黒い味噌を買う。ここの味噌は添加物が入っていない。

七間朝市で、この3店に立ち寄るのは恒例のことで、時間があれば、おろし蕎麦を食べるのもよい。

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2年ぶりの白山麓にてテンカラ釣り

遅めの夏休みは、いつもの奥美濃で3日間過ごした後に、日本列島を台風14号が横断した。そのため2日間は沢には入れず、温泉に入ったりして、のんびり休養日とした。北陸方面は雨も風もさほど強くはなかったが、シトシトと雨は降り続いた。台風が通過した翌日は、台風一過の晴天を狙って、2年ぶりの白山麓にて、今シーズン最後になると思われるテンカラ釣りを行った。

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テンカラ釣り師匠のなべさんを含む石川のテンカラ仲間と一緒に、計4人にて、某谷の源流部へ入った。

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渓流釣りというよりかは沢登り要素の高い谷で、入渓までのアプローチが長く、眼下に見える谷は実に深い。

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入渓してからも、ゴルジュを超えたり、

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大岩帯を超えたり、

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滝があったりで、沢ヤとしても楽しめるなかなか面白い谷だった。

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いつも行く奥美濃の山小屋周辺の谷は藪沢で、毛鉤が木々にひっかかかりまくりで、ストレスフルなのに比べて、この谷は広く(部分的には狭い部分はあり)、ストレスなくテンカラを振れるのは実によい。

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水温が低いためかイワナの活性はイマイチだったが、4人で入ったにもかかわらず、みんなそこそこ釣れたのは、魚影の濃さによるのか。

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ツキヨタケ

禁漁まで間もなくだが、シーズン最後をシメるにはよい谷だった。

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September 18, 2021

渋い釣果だった奥美濃でのテンカラ釣り

遅めの夏休みになるが、9月14日から運良く1週間の休暇が取れた。

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遠出も考えたが、アキレス腱にまだ痛みが残るので、前半は通い慣れたワンゲル部山小屋をベースにすることにした。奥美濃に行くのは、前回から2週間ほどしか経っていないが、禁漁前の最後のテンカラ釣りにするつもりだ。

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1日目は、前夜からオール下道にて移動したことによる寝不足もあり、お手軽な石徹白川支流の峠川のキャッチ&リリース区間へ行ってみた。この釣り場は、昨年はシーズン最初はそこそこ釣れたが、シーズンが終わり近くになると釣れなくなった。今回は今季最初で最後になるが、やはり釣れない。アタリさえもない。

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かろうじてチビイワナを1匹釣り上げてボーズを免れた。シーズン終盤は、メジャーな釣り場は平日といえど競争が激しく、なかなか厳しい。

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2日目は、ワンゲル部OBのTさんと、いつも裏切らないA谷へ行ってみた。こちらはそこそこ釣れたが、いつもよりは釣果が渋かった。水温が低かったせいか、イワナの活性があまりよくない感じだった。

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それでも、そこそこ良型のイワナを含む15匹のイワナが釣れた。

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驚いたのは、イワナの渓のはずが、アマゴが1匹釣れたことだ。昨年から5回はこの渓に来ているが、これまでアマゴが釣れたことはなかった。誰かが放したのだろうか。

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最後の魚止め手前では、32cmの尺イワナを釣り上げた。魚の活性が悪くても、ツ抜けできれば不満はない。

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3日目は、これまでもよく釣れた渓へ、福井のダルさんと今年初めて行ってみた。昨年も一昨年もそうだったが、この渓も禁漁が近づくと釣果が著しく下がる。

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今回は最初の一匹目はすぐに釣れたが、その後が渋かった。明らかに釣り人が奥まで最近入ってきた感じで、イワナがスレている感じだ。

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水温が低いことで、イワナが底にいるのか、テンカラよりもルアーのダルさんの方が釣果がよかった。上流に行くほど釣れなくなったので、早めに終了した。

禁漁前は多くの釣り人が平日でも駆け込みで入ってくるようで、メジャーな所では釣れなくなる。彼らは釣れる場所を求めて谷の奥まで入ってきている感じだ。

これで奥美濃での渓流釣りは終了となる。コロナ禍で思うようには通えなかったが、1年を通せばまずまずの釣果だった。この後は台風が日本列島に襲来する予報なので、2日間はスローライフとなりそうだ。

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August 11, 2021

笠形山 根宇川 滝ノ谷

先週の倉谷川に引き続き、2週続けての兵庫の沢へ。笠形山に詰め上がる根宇川の滝ノ谷を遡行した。滝ノ谷の前半は大岩と大滝中心の荒々しい渓相だったが、後半はナメ中心の癒やし系の沢であった。

【日程】2021年8月8日(日)
【山域】兵庫
【渓谷名】市川水系 根宇川 滝ノ谷
【メンバー】どうちゃん、ばるちゃん、マメゾウムシ
【天候】晴れのち曇り
【コー スタイム】グリーンエコー笠形9:43〜オウネン滝10:33-47〜扇妙の滝11:04-13〜五合目12:01-13〜遡行終了750m地点12:34〜笠形山北西尾根810m12:43-13:01〜笠形山13:19-30〜五合目13:52〜三合目14:12〜笠形山登山口14:32〜グリーンエコー笠形14:45

笠形山は、兵庫県神崎郡神河町と多可郡多可町との境に位置する山である。標高は939.4mで、山頂からは播磨平野を望むことができる。滝ノ谷は笠形山の西に詰め上がる沢である。

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集合は、グリーンエコー笠形の駐車場に9時。大阪堺からは2時間程度はかかる。ここで、先週に引き続き、どうちゃん・ばるちゃん夫婦と合流した。グリーンエコー笠形はアウトドア施設で、キャンプや水遊びができるため、朝から家族連れで賑わっていた。総合案内所で登山者も入村料200円を支払う。駐車場代と思えば、良心的な値段だ。

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沢沿いの林道を進んで、適当な所から入溪した。

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大岩がゴロゴロと横たわる沢をしばらく進むと、二俣になる。本流は右俣であるが、左俣である滝ノ谷を進む。

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すぐに林道が沢を横切る。

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ナメ滝3mを超える。

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大岩の間にチョックストン滝2m。

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子育て観音への遊歩道が横切る。

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サワガニ。

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いきなり大きな滝が現れる。オウネン滝25mだ。

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オウネン滝は左から木登りで滝を巻けそうだったが、無難に登山道を利用して右から巻いた。

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オウネン滝の上は渇水なのか、ほぼ伏流と化していた。大岩がゴロゴロと横たわる中を進む。3段7mの滝があったようなのだが、わからなかった。

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突然に目の前に大きな滝が現れた。滝ノ谷で一番の大きな滝である扇妙の滝2段65mだ。下段の25mほどしか見えない。水量が豊富であれば、さぞかし豪快な滝なのだろう。渇水の現状では、下段は登れそうな感じもするが、上段の様子がわからない。

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無難に右のンゼから巻くことにする。

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踏み跡をたどっていったら、うまい具合に落ち口に出た。

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ヘルメットにとまるミヤマカワトンボ。

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ナメ滝4m。

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扇妙の滝の上はナメ中心の渓相に変わる。

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渇水なので、もう少し水流があった方がよい。

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ナメがつづく。

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10m滝が現れる。左から超える。

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ナメ滝5m。

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トイ状の流れになる。

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登山道と合流して、五合目だった。登山者2名がちょうど下りてきた。

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その上もナメがつづく。

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690m二俣を右俣へ進む。

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次の710m二俣は左俣へ進む。

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沢筋に倒木などが多くなり、歩きにくくなってくる。

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適当な所で沢筋を離れて、笠形山の北西に延びる尾根を目指す。藪漕ぎはないのがよい。

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標高810m付近で尾根に乗ると、明瞭な道がついている。

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そのまま進むと、笠形山の山頂に到着した。

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山頂には東屋もある。登山者が2名登ってきた。

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下山は、山頂から西へ赤テープをたどって下る。六合目で正規の登山道に合流した。

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そのまま登山道をたどって、登山口に下山。あとは車道を下り、グリーンエコー笠形の駐車場に戻った。

滝ノ沢は扇妙の滝までの前半は巨岩歩きで、後半は一転してナメ中心の癒やし系だった。沢自体は遡行は容易だったが、変化のある面白い沢だった。

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August 01, 2021

段ヶ峰 倉谷川遡行・旗谷コース下山

先週末の土曜日は、沢登りとしては初めての西へ向かう。兵庫県朝来市と宍粟市の境にある段ヶ峰の倉谷川を遡行し、旗谷コースを下山した。実は兵庫県の沢は初めてだった。先週の4連休の奥美濃でのダメージがいまだ取れず、満身創痍だったが、リハビリにはよい癒やし系の沢だった。

【日程】2021年7月31日(土)
【山域】兵庫
【渓谷名】市川水系 倉谷川
【メンバー】どうちゃん、ばるちゃん、マメゾウムシ
【天候】曇り時々晴れ
【コー スタイム】林道駐車地点9:37〜入渓地点9:49〜一ノ滝下10:29〜二ノ滝下11:00〜670m二俣11:45〜稜線12:44〜段ヶ峰山頂12:52-13:20〜千町峠13:40〜林道14:41〜林道駐車地点15:09

段ヶ峰は、兵庫県朝来市と宍粟市の境にある1103.41mの山である。よく行く金剛山と標高的にほとんど変わらないが、金剛山に比べるとかなりなだらかな山容である。大阪堺からは150kmほどの距離があるが、遅い出発でも充分に往復できるので、当日の朝発で行くことにした。9時に播但線の生野駅前のローソンで、テレ仲間のどうちゃん・ばるちゃん夫妻と合流し、倉谷川沿いの林道へ向かった。

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対向車が来ると少々困る狭い林道を進み、標高470m地点近くの空き地に駐車した。

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沢装備を装着して、しばらく林道を進んだところから入渓した。

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最初は平凡な沢歩きだが、やがて大岩が多くなってくる。

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イワタバコの花が咲いていた。昼からトラツグミが「ヒュー・ヒュー」と鳴いていた。

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すると、目の前に一ノ滝15mが現れた。右のルンゼが登れそうだが、無難に右から踏み跡をたどって巻いた。

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一ノ滝の落ち口のテラスにある不動尊。

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大きなヒキガエルがいた。

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美しいナメが現れる。

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途中、土砂で埋まっている箇所があった。かっては広大なナメがあったようだが、かなりの部分が土砂の下になってしまっているのが残念だ。

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ナメ滝5m。

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5m斜滝が現れ、

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その上にも5m斜滝。

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その上に倉谷川最大の二ノ滝30mが現れた。

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二ノ滝の左側はフリーで登れそうだったが、念のためロープをフィックスした。

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三ノ滝と思われる15m斜滝は難なく越える。ここまで明るく広い谷だった。

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あっけなく670m二俣に到着する。本流は右俣だが、平凡な沢歩きになるようなので、変化のある左俣へ進む。

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左俣の出合には5m滝がかかる。金剛山や滝畑あたりの滝に似ている。この先はこのような滝が続いたが、直登は難しくなかった。

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上部に林道が見えると、その直下は15m滝だった。

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林道下のトンネルをくぐる。先行者がいないようで、クモの巣がうるさい。

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林道を見下ろす。

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壁のような6m滝を右から越える。

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ほぼ水流がなくなる。シカが多いためか、下草が食べられていていて、藪漕ぎはない。シカはここまでに3回ほど目撃し、鳴き声も頻繁に聞いた。

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先週の奥美濃の疲れが残っていて、ヒーヒー言いながら、稜線直下に出る。

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稜線に出た所から段ヶ峰の山頂はすぐであった。山頂にはアンテナが立ててあって違和感を感じたが、すぐ横にテントが張ってあって、アマチュア無線をしている人がいた。発電機もあって、どうやら自分でここまでアンテナ、無線機、発電機を持ち上げたようだ。千町峠までは車で入れるので、そこから何回か往復して持ち上げたのだろう。趣味のためにここまでするのに凄さを感じてしまう。私たち山屋も似たようなものだが。

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下山は旗谷コースからだが、まずは千町峠へ登山道を進む。

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交尾中のオオウラギンスジヒョウモン。

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千町峠にあった悠々山荘。この日は無人のようだったが、定期的に音楽会を開催しているらしい。

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千町峠からは谷筋の不明瞭な道に入る。上部は不明瞭な箇所が多いが、迷ったら沢沿いに下降すれば何とかなりそうだ。

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途中から地肌むき出しの真新しい林道を歩き、真新しい伐採跡を見る。周辺での伐採が進んでいるようで、木を切るチェーンソーの音と、木が倒れる音がしていた。やがて行きに歩いた林道と合流し、駐車地点に戻った。

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今年初の支度へのお持ち帰りもあったが、行動中に被害はなかった。

倉谷川は初めての兵庫県の沢だったが、リハビリにはよい癒やし系の沢だった。きれいなナメは山容のなだらかさ故だろうが、部分的に土砂で埋まっていたのは残念であった。今後、気候変動によって台風などの被害も大きくなることを考えると、ナメがさらに埋まってしまうのを危惧してしまう。

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7月4連休は、奥美濃にてワンゲル部山小屋ライフ:3日間のテンカラ釣り三昧

7月の4連休は、奥美濃にあるワンゲル部山小屋に山仲間たちと滞在し、釣りや沢登りなど沢遊び三昧だった。最終日に小白山谷を遡行したことはすでにアップ済みですが、テンカラ釣り三昧だった最初の3日間について簡単に報告しておきます。

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その前の週末にもワンゲル部山小屋をベースに今季初のテンカラ釣りをしたので、なか3日での再訪でした。今年の6月に山小屋の周囲の木々が伐採されたので、見通しがよくなっている。夜には星空も眺められる。

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1日目は、山仲間2人と山小屋から歩いて行けるC谷にて渓流釣り。

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ところが、クモの巣地獄。クモの巣があるのは、先行者がいない証拠だが、張りすぎは困る。ただでさえ藪沢なのに、これではテンカララインが振れない。私の釣果は1匹のみで、ルアーのSさんに軍配があった。

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終盤に雷が鳴り出したが、なんとか降られる前に山小屋に戻ることができた。沢装備を解除したら、早速、乾杯となった。

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2日目は先週に爆釣りしたA谷に再び入る。

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A谷は裏切らず、またもや爆釣り。20匹以上のイワナを釣り上げて、尺も3匹ほど。Sさんと合わせると40匹ぐらいか。

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最後の魚止では34cmが出た。

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この日も山小屋に戻ってから夕立あり。テレ仲間のTさんがお友達と遊びに来てくれたので、この晩は盛大な宴となった。

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3日目は、先週に引き続き、A谷の隣のB谷へ。前回は上流部を残してしまったので、今回は上流部の調査へ。上流部はイワナの魚影はあるものの、木々の枝葉が沢を覆っていて、テンカララインを振れないところばかりで、提灯釣り向きの谷であった。かろうじて2匹を釣った。

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最初の1匹目はオレンジ色が強く、朱点の鮮やかなイワナだった。

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上流部はあまりに木々の枝葉が濃いので、これ以上進んでもテンカラ釣りは無理という判断で、下流部に移動して仕切り直しをした。前日のようにポンポンとは釣れず、渋かったが、5匹ほどは釣れた。テンカラ釣り初めてのKさんも1匹釣り上げることができた。

この日の晩も雨が降った。翌日は真面目に小白山谷での沢登りを予定していたので、早めに宴は切り上げた。

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July 28, 2021

奥美濃 石徹白川 小白山谷:詰めは野伏平で激藪漕ぎ!

7月の4連休は、奥美濃にあるワンゲル部山小屋に山仲間たちと滞在し、周辺の溪でテンカラ釣り三昧だったが、最終日のみ真面目に沢登りをしてきた。行き先は、禁漁区となっている小白山谷。遡行する人はほとんどいないようで、ネット上には記録が見つからない。はたしてこの谷に沢登り要素はあるのだろうか。

【日程】2021年7月25日(日)
【山域】奥美濃
【渓谷名】九頭竜川水系 石徹白川 小白山谷
【メンバー】ktn92さん、マメゾウムシ
【天候】曇り時々晴れ
【コー スタイム】白山中居神社6:59〜最後の堰堤上7:42〜870m二俣8:55〜2段5m滝下9:40〜1020m二俣10:25〜1070m二俣10:40〜遡行終了地点11:09〜野伏ヶ岳ダイレクト尾根北側林道合流1100m12:44〜和田山牧場跡13:07〜白山中居神社14:32

雪のある時期に野伏ヶ岳へバックカントリーに行くときは、必ず小白山谷にかかる橋を渡る。石徹白川支流としては、小白山谷の水量はそこそこ多い。小白山谷の源頭部には登山道がなく、遡行する人はほとんどいないようで、ネット上にも記録が見つからない。はたして、この谷に沢登り要素があるのか、以前から気にはなっていた。昨年に、小白山谷の1つ北にある推高谷左俣を遡行したが、その時にササ藪漕ぎに苦労しながらも、野伏ヶ岳のダイレクト尾根基部から和田山牧場跡までは、なんとか歩ける林道があることは確認している。よって小白山谷を遡行する場合は、遡行終了からダイレクト尾根基部までの行程の藪の濃さが問題になるだろう。地形図には、小白山谷右俣の源頭部近くまで林道は描かれている。運がよければ、まだその林道が残っているかもしれない。そんな計画を秘めながらも、なかなか機会とパートナーに恵まれないでいた。今回の4連休は、ktn92さんという強力な山スキー仲間がたまたま山小屋に遊びに来てくれていた。ktn92さんに、その計画について話すと、実に乗り気で、最終日に実行に移すことになった。

話は変わるが、4日間も山小屋に滞在して、山仲間が入れ替わりで遊びに来てくれると、当然のことながら、夜は激しい飲み会となる。つい飲み過ぎてしまい、日中のテンカラ釣り行では体のバランスが実に悪くなる。ただでさえアキレス腱痛で本調子ではない。テンカラ釣り行ではテンカラ竿をもったまま遡行するので、バランスを崩しやすく、転倒を繰り返してしまった。今回の小白山谷でも転倒して強く右膝を打ってしまったが、前々日にも2回転倒して、胸とアバラを強く岩に打っていた。ひょっしたらアバラにはヒビが入っているかぐらいの痛みが残っていた。そんな満身創痍でも行ってしまうのが、どM山屋の悲しい性である。

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野伏ヶ岳や薙刀山でのスキーではお馴染みの白山中居神社の駐車場に車を駐めて、ここから沢装備を装着してスタートする。

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石徹白川にかかる大進橋の上から上流部を眺める。左から入ってくる支流が小白山谷である。

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大進橋を渡り、和田山牧場跡への林道を進むと、小白山谷にかかる橋に出る。水面を覗くとイワナが泳いでいる姿が確認できる。小白山谷は禁漁区となっているので、釣りはできない。禁漁区の案内板には、「過去に上流で釣人の事故が相次いだので禁漁区とした」というようなことが書かれていた。上流には堰堤が見える。航空写真で確認したが、この上にも堰堤がいくつかあるようだ。

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小白山谷の右岸についている林道を進み、1つめの堰堤をそのまま越える。

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その上の堰堤もそのまま右岸から超えたが、林道は2つめの堰堤の手前で消えていた。

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2つめの堰堤の上から入渓する。

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すぐに3つめの堰堤で、右から超える。

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4つめの堰堤も右から超えるが、

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堰堤上の左岸は護岸工事がなされていて、しばらく沢より高い位置を歩いて、舗装部分がなくなったところから沢に下りた。

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5つめの堰堤が最後の堰堤だった。

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最後の堰堤も右から超える。

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堰堤の上を進むと、すぐにゴルジュ状となる。

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ゴルジュ内に最初の2m斜滝が現れる。深い釜をもつが、右をへつって超える。

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滝上はナメだった。

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癒やし系の谷か!

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谷が左にカーブする所に深い釜をもつ4m滝。ktn92さんは右からへつって超えたが、私は左をへつって超えた。おそらく左からの方が楽だろう。

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S字状4m斜滝が現れる。

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チョックストン2m滝。

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2m滝。

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大岩をはさんで流れが2つに分かれて、右には2m滝があった。

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2段4m滝。

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2m滝で連瀑は終了。どの滝もさほど苦労せずに越えられた。

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谷が開けて、左岸からスダレ状の流れが落ちる。

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2m滝が現れたが、基本的に小滝中心の谷のようだ。

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しばらく歩くと、流れが2つに分かれて、右に5m斜滝がかかっていた。

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ナメ滝1m。

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標高870mの二俣。水量が2:1で多い左俣を進む。

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チョックストン3m滝。

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2段3m滝。

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ナメ滝2段2m。

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河畔には、いい自然林が残っている。

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2m滝。

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2m滝。

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2段2m斜滝。小滝ばかりで、普通の沢歩きという感じになるが、自然林がきれいなので飽きない。

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油断していたところに、突然,2段5m滝が現れる。滝の左右ともに岩盤が立っていて、どう攻略すべきか難しい。釜を泳いで、滝の右側をシャワーを浴びながら登るというのもできそうだが...

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50代2名は無理せずに、左岸から高巻くことにする。この2段5m滝が、この谷で唯一直登できなかった滝であった。

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標高970mで、右岸から滝状の枝沢が入る。

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1m滝。

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大岩をはさんで2条2m滝。

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1020m二俣に到着する。水量はほぼ1:1で、左俣には立派な5m滝がかかるが、右俣へ進む。

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2段2m斜滝。

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突然、右岸の岩盤からスダレ状の美しい流れが落ちる。これだけ広く水が落ちるのは珍しい。この谷で一番美しいと思った場所である。

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巨岩帯となる。

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今度は右岸からもスダレ状の流れが落ちるが、幅は先ほどの左岸からの流れのよりも狭かった。

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巨岩帯の中で、1070mの二俣となる。水量は1:1で、本流は左俣だが、右俣へ進む。この二俣の下あたりまでは、イワナの魚影を目撃した。

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巨岩の中に、チョックストン2段5m滝。

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チョックストンの下をくぐり抜けることもできる。

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巨岩帯を過ぎると、緩やかな流れとなる。

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標高1150mあたりで、地形図で林道が描かれているところの末端に直近となるので、その方向に向かって沢を離れる。ここからが地獄となるのだった。

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猛烈なササ藪漕ぎとなる。ササだけならまだしも、ヤマブドウやサルナシの蔓が絡んでいて難儀する。GPSを頼りに地形図の林道上辺りを進むが、完全に林道は消えていて、なかなか進まない。ダイレクト尾根の基部近くで、木にテープがついているのを見つけるが、林道はやはりはっきりしない。野伏平付近で行ったり来たりしてしまう。ダイレクト尾根の北側には比較的明瞭な林道があることは昨年に確認済みなので、そのまま真北に向かってダイレクト尾根を乗っ超すことにした。これは正解で、さほど藪は濃くなく、無事、林道に出ることできた。

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あとは林道を進むだけだが、所々で林道が消えかかっているので油断はできない。それでも安心感は大きかった。

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和田山牧場跡まで来と、大進橋までの林道は車が通れるほど整備されている。ここからは1時間半ほどで白山中居神社に下山できた。

小白山谷は、どちらかというと癒やし系の沢であったが、最後の猛烈な藪漕ぎを考えると、もう1回同じ行程を行くのは躊躇してしまう。入溪から遡行終了地点までおよそ4時間かかり、そこから藪漕ぎをして下山するまで3時間20分ほどかかった。これはどう見ても、沢を戻った方が速くて楽そうだ。次に行くときは、源頭部で1泊して、周囲を散策し、翌日に沢を戻るのが無難だろう。今回は、小白山谷に沢登り要素がそこそこあることと、野伏ヶ岳ダイレクト尾根の南側にある林道は消えていることがわかったことが大きな成果と考えることにしよう。

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小白山谷の遡行図を書いてみました。誤りがあるかもしれないので、各自の自己責任にてご利用下さい。

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July 21, 2021

今季初のテンカラ釣り in 奥美濃

先週末は3ヶ月ぶりに奥美濃にあるワンゲル部の山小屋に入り、今季初の渓流テンカラ釣りをしてきました。緊急事態宣言や週末の悪天予報が続いたので、ようやくのスタートです。

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1日目は、昨シーズンの最後に開拓して爆釣りしたA谷へ。

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この谷は小ぶりだが美しい滝が2つほどある。

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ナメや自然林もあったりで、なかなかよい雰囲気の谷である。

しかし、イワナが釣れだすのは、滝や堰堤を越えて、1時間以上歩いたところからになる。ようするに一般の釣人が入らないところまで入らないといけない。沢沿いに林道は一応あるのだが、かなり荒れているので、入渓すると、沢を戻るか、上に抜けるしかなく、沢ヤ向きとも言える。今回は、この谷に沢登り要素があるかを確認することも目的として、沢登り装備での釣りとなった。

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A谷は出だしは悪かったものの、今回も裏切らず、またもや爆釣りとなった。上の写真は記念すべき今季最初の1匹目である。

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私だけでおよそ20匹のイワナを釣り、そのうちの4匹が尺超えだった。ただし、バラシが多かったのが、今回の反省点である。シーズン初なので少々アワセの勘が悪かった気がする。

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上の写真は今回一番の大物で、32cmだった。

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沢の規模の割にA谷のイワナの密度が高く型がよいのは、流域が深い自然林に覆われていて、餌となる虫が多いからだろう。

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同行者のHくんも初の尺越えを一匹釣り、計5匹ほどを釣り上げた。

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Hくんが釣り上げた尺イワナ。

A谷はテンカラ向きの溪でもある。沢の規模としては藪沢になってもよさそうだが、うまい具合に流れの上は枝葉がそんなに覆っておらず、テンカララインを振りやすい。釣ったイワナはすべてリリースした。

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イワナの生息上限まで釣り上がり、沢の詰めに入ったが、源頭部に滝はなく、平凡な沢歩きであった。

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最後はルンゼを詰めて、濃い笹藪を少し漕いで、尾根に抜けることができた。

結果的にはA谷には沢登り要素はあまりなかったが、イワナの密度は高く、型もよく、比較的山小屋に近いので、今後は自分のプライベート釣り場として使うことになるだろう。先日に作ったゼンマイの毛で胴を巻いた毛鉤のイワナへの反応は比較的よかった。

2日目は、A谷の隣のB谷へ入溪した。B谷は昨シーズンに1回入溪はしているのだが、魚影はあるものの、その時はまったく釣れずに、途中で諦めて他へ転進した。

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B谷はA谷と同じぐらいの規模の谷で、雰囲気も似ている。

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A谷とは異なるのは、沢沿いに整備された林道が走っていて、アプローチが容易ということである。要するにこちらは一般の釣人が比較的入りやすい。そこで前回よりも上流部に絞って釣ってみることにした。林道を30分ほど登ってから入溪した。

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B谷の雰囲気はA谷に似てはいるものの、A谷に比べると、沢の上を枝葉が覆っているところが多く、テンカララインを振りにくい箇所が多い。最初の一匹目を釣り上げるのに少々時間はかかったが、それからはポツポツと釣れだした。尺超えも1匹出た。

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Hくんも釣れたが、途中で竿の穂先を折ってしまった。時間はまだ早いものの、1人で釣るのも悪いので、ツ抜けする前に終了とした。

とりあえずは昨シーズンのB谷のリベンジもでき、幸先よいスタートが切れた。今シーズンも禁漁までしっかりテンカラ釣りを楽しむつもりだ。

1日目のイワナのヒットシーンを動画に編集してみました。これだけポンポンとイワナが釣れると実に気持ちがよい。

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