November 14, 2019

幻のイワナ、キリクチに会いに弥山川双門コースへ

沢シーズンが終わり、スキーシーズンが始まるまでのこの時期は、来たるべきラッセルに備えて体力作りをしておくべき時期でもある。トレランやロードランは行っているが、重荷を背負っての山行が最近は少ない。同行者のOさんもテン泊山行の経験が少ない。そこで、ボッカトレとしてテン泊装備を背負って一般ルートの険路でも行こうかということになった。選んだルートは、4年前に歩いたことのある大峰の弥山川双門コースである。その時はうっすらと雪のついたコースを比較的軽装にてワンデイで行った(2015年12月の記録)。沢シーズンが終わって沢が恋しくなったこともあるが、弥山川は紀伊半島固有で世界最南限のイワナであるキリクチが生息する貴重な谷であるとともに、登山靴で行ける沢沿いの一般ルートである。一般ルートとは言え、点線ルートであるため、決して易しいわけではない。大峰最難関の一般ルートであり、転落すれば命を落とす箇所は多数あるところだ。沢屋である我々ならば、重荷を背負っていても歩き通せる自信はある。そんな訳で、ボッカの荷として豪華鍋を作るための食材と酒類を背負い、幻のイワナ、キリクチに会いに、1泊2日にて、弥山川双門コースから八経ヶ岳に登り、カナビキ尾根を下山した。なお、弥山川は禁漁河川であり、キリクチの棲息地は奈良県の天然記念物に指定されているため、釣りなどの捕獲行為は一切禁止されている。

【日程】2015年11月9日(土)〜10日(日)
【山域】大峰
【場所】八経ヶ岳 弥山川・双門コース
【メンバー】Oさん、マメゾウムシ
【天候】11/9 晴れ、11/10 晴れ
【コー スタイム】
11/9 観音峯登山口6:21〜みたらい渓谷分岐6:47〜熊渡7:12〜金引尾根・弥山川分岐7:48-57〜釜滝8:22〜吊橋9:40-54〜仙人嵓テラス11:26-11:29〜ザンギ平分岐12:00-11〜河原小屋跡13:48〜幕営地13:55
11/10 幕営地6:37〜狼平避難小屋8:16-25〜弥山小屋9:15-32〜八経ヶ岳9:57-10:07〜弥山小屋10:30-35〜狼平避難小屋11:11-26〜高崎横手11:44〜ナベの耳12:02〜カナビキ尾根分岐12:28-36〜金引尾根・弥山川分岐13:45〜熊渡14:12〜みたらい渓谷分岐14:33-44〜観音峯登山口15:14

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1日目(11月9日):観音峯登山口〜熊渡〜河原小屋跡

前夜に天川村入りし、天川村役場に駐車する予定だったが、村役場に着くと、なんと駐車できないではないか。天川村ではこの週末にもみじ祭りというイベントを開催し、村役場はその会場となっていたのである。熊渡に駐車することも考えたが、車中泊するにはトイレがないので、急遽、観音峯登山口の駐車場に駐車することにした。帰りが最後にみたらい渓谷の登りにはなるが、村役場に駐めるのとそれほど所要時間は変わらない。軽く晩酌をしてから就寝した。

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5時に起床して、6時21分に出発した。出発時の道路上の温度表示は−3℃で、放射冷却で冷え込んでいた。久しぶりのテン泊装備であるが、1泊分にしか過ぎないので、それほど重いとは感じなかった。

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観音峯登山口の吊橋を沢の左岸へ渡る。

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みたらい渓谷を右手に滝を見ながら下る。

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しばらく雨が降っていないので、水量は少なめ。

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国道309号に出ると、右手に天ノ川を見ながら歩く。冬の天ノ川は管理釣り場となっていて、ニジマスが放流されている。道路上からもニジマスが泳ぐ姿を確認できる。観音峯登山口から50分ほどで熊渡に着く。ここは路肩に5〜6台ほどの駐車スペースがあり、まだ2台ほどのスペースが空いていた。ここまで車を持ってきてもよかったかもしれないが、少々落石が怖い場所ではある。右手の橋を渡って、林道に入る。

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双門コースの案内板があり、登山届のポストもある。登山届はコンパスに提出しているので、そのまま通過する。

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林道が崩壊している。2018年の台風20号の被害のようだ。台風後の双門コースは、一ノ滝より上部に崩壊箇所があり、しばらく通行止めとなっていた。現在は通れるようになっているらしいが、どうなっているか少々不安である。

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朝靄が立つ林道歩き。単独男性が追い抜いていったが、カナビキ尾根か弥山川のどちらに行くのだろうか?

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カナビキ尾根分岐を左に進む。

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弥山川に出る。水流のない白川八丁だ。上流に取水堰堤があるため、堰堤下を流れる水量は少なく、伏流になっている。

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釜滝が近づくと、流れが出てきて、そこそこ水量も増えていく。流れの中にイワナの姿を見つけた。赤みがかった体色、口吻が短く丸い、顕著な白斑が無い。これらの特徴から、紀伊半島固有のイワナ系統であるキリクチだ。大峰の渓流というとアマゴが代表的だが、イワナのいる渓もある。しかしながら、この弥山川を含めてキリクチが棲む渓流はわずかに残されているだけだ。本来、イワナは河川ごとに固有な形態・遺伝子型をもっていたが、むやみな放流が交雑を起こし、その河川独自の特徴が失われつつある。

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防水コンパクトカメラを水中に沈めて、水中写真にトライしてみた。

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鮮明ではなかったが、一応イワナは写った。

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釜滝の大きな釜が正面に現れる。ここで男性2名のパーティーが追いついたので、先に行ってもらう。このパーティーとは、その後、抜きつ抜かれつとなる。左岸の岩の矢印に従って、右岸上部につけられた歩道へ上がる。

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釜滝の上にある取水堰堤を越える。

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落ちたくない幅の狭い道を進む。

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途中、崩壊箇所があったりする。

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沢に下りて、徒渉も何度かある。

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沢靴ならば水に入って簡単に通過できる箇所も、水に入らないとなると難易度があがる。この手すりを使ってうまくへつってから、岩の上に上がる。

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一ノ滝手前は沢登り要素が高く、実に楽しい!

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吊橋まで上がる。

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吊橋を対岸に渡る。吊橋の正面は一ノ滝だ。

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一ノ滝から上流はゴルジュとなり、連瀑となるので、ここから長い右岸の大高巻きとなる。

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途中に石門があり、それをくぐる。

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急なハシゴ登りが続く。

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両側が切れ落ちた箇所の通過もある。木の枝や根を掴めば問題はない。

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ハシゴが崩壊した場所が現れるが、ここは左手から巻ける。昨年の台風後に双門コースが通行止めになった原因はこの崩壊場所だろうか?

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仙人嵓のテラスに到着する。正面にに見える双門の滝が豪快な流れを落としている。

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まだ登りが続く。この大高巻きは双門コースで1番きつい箇所だ。

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展望が開けて、ザンギ平への分岐に到着。これで大きな登りは一段落。バリゴヤの頭・稲村ヶ岳方面が眺められる。

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今度は長い下りになる。

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ガレ場の下りもあるので、落石に注意する。

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右手に滝がチラリと見える。だいぶ沢床が近づいて来た。

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ようやく河原に出た。

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あとは河原歩きかと思いきや、大きな淵に行く手を阻まれる。

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奥には滝が見える。こういう時は正規のルートは巻き道となっていて、右岸上部にルートを見つけた。沢の経験があれば、特に焦ることもなく、すぐに高巻きルートを捜せるだろう。

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ということで、また登る。

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滝の落口に下りる。

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その後は河原歩きとなり、徒渉を繰り返す。

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左岸にナベの耳へのエスケープルートを示すテープを見つける。増水時にはここを登ってエスケープできる。

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急に巨岩の山が目の前に現れる。水流を完全に土砂が埋め尽くしている。

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左岸側が大きく崩落している。2011年9月の台風被害によってこの箇所が崩落し、当時このあたりにあった河原小屋が消失したそうだ。4年前に来た時は雪がついていたためか、この場所の記憶がない。

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崩壊箇所のすぐ上流部に台地状の幕営適地があり、すぐ上で水流も復活している。迷うことなく、この場所で幕営と決める。流木もあるので焚き火もできる。テントを張ったら、早速、流木を集めて火を熾した。

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今回は1泊だけなので、豪華に鍋の食材と酒を持ち上げた。ちなみにスープは塩ちゃんこで、エバラのプチッと鍋を利用した。入れた食材は、鶏肉、鶏肉だんご、カット野菜2袋、水餃子、揚げ、焼き豆腐、それから先日のキノコ狩りで採ったナメコも鍋に投入した。日本酒が進む。締めはスライス餅をしゃぶしゃぶして食べた。

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11月中旬ではあるが、焚き火の周りは暖かく、外での炊事・食事では特に寒さは感じなかった。

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夕食を終えたら、テントに入って二次会。テレマークスキー動画を観ながら、初滑りに向けての士気を高めた。

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2日目(11月10日):河原小屋跡〜八経ヶ岳〜カナビキ尾根〜熊渡〜観音峯登山口

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2日目の朝は5時に起床。気温は氷点下ではなく、前日に比べるとそれほど夜は冷え込まなかったようだ。3シーズンシュラフでも充分に耐えられた。前日の鍋の残りにうどんを入れて朝食とした。

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テントを撤収して出発。

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流れの中にキリクチを見つけたので、撮影することにする。

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水中撮影に再チャレンジ。やはりピントが合わない。

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時期的にペアリング中か?

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これはまあまあうまく撮れた写真。キリクチの特徴である、口吻が短く丸い、赤身がある体色、明瞭な白斑がない、にあてはまっている。その逆は天ノ川本流で放流されているニッコウイワナの特徴になる。

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滝がある所では、ルートは巻き道となっている。

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1630mの二俣は右俣へ進む。

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滝が現れる。

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ルートは左岸側につけられている。

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空中ブランコのようなハシゴが現れる。

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ハシゴへの取り付き時にハング状になるので、結構登りにくい。握力は結構使うし、膝が岩にぶつかる。

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次は空中回廊。岩に杭が打ち付けられており、それをハシゴの上を歩くように進む。

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滝を左手に見ながら巻いていく。

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最後は鎖場の通過。

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美しい釜が眼下に見える。

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穏やかな河原に出てホッと一息したところで、Oさん、徒渉中に転けて、お尻を痛打してしまう。ついでに下半身も濡らしてしまう。

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すぐに狼平に出て、天川河合からの登山道と合流する。弥山川双門コースはこれで終了。狼平避難小屋には、前日に抜きつ抜かれつだった2人パーティーが泊まっていたので、挨拶を交わす。彼らは八経ヶ岳には行かずに、そのまま下山するとのこと。

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余計な荷は狼平避難小屋において、八経ヶ岳のピストンへ。

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階段道ではあるが、普通の登山道は実に歩きやすく楽である。八経ヶ岳までにはシカ対策用の柵が4箇所あり、扉を開けて出入りする。

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登り切ると、八経ヶ岳が右手に現れる。

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弥山に到着。

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すぐに弥山小屋が現れて、休憩する。ここから急に登山者が増える。ほとんどは八経ヶ岳最短ルートの行者還トンネルから登って来たのであろう。

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弥山小屋からは25分ほどで、大峰最高峰の八経ヶ岳に到着する。山頂はそれほど広くなく、ツアー客と思われる集団がやって来たので、早々と撤退した。

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八経ヶ岳付近は、大台ヶ原のように枯れ木と倒木が目立つ。大台ヶ原と同様に1959年の伊勢湾台風と鹿の食害の影響らしい。この景観が大峰や大台ヶ原のイメージとなってしまっているのは何とも...

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狼平避難小屋に戻って、デポした荷をパッキングし直したら下山へ。

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途中からカナビキ尾根へ入る。

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落葉に覆われた道はわかりにくいので、所々についているテープを目安に下りる。途中で、単独の女性登山者が追い抜いていった。

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素直に尾根を下る道だ。道を見失っても、尾根から外れなければ、迷うことはないだろう。

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途中の木の葉の紅葉具合はちょうどよい感じ。先行した女性登山者が道をロストして我々を待っていた。我々は尾根上を素直に下りているだけだが、正規の道はおそらく違うところについていると思われる。方角的には尾根上を下れば問題はないはず。私が先行して下って、目印のテープを発見して、無事、正規の道に戻る。

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さらに下っていくと、道はつづら折りとなった後に左へトラバースし、林道に出た。

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前日は左に進んだカナビキ尾根分岐に出る。あとは前日に通った林道を下るだけ。

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林道上の木の葉の色づきも悪くない。先行していた女性登山者が不安になったらしく、再び戻ってきた。話しを聞くと、天川川合に下りる予定だったとのことで、間違ってカナビキ尾根を下りてしまったことが判明した。天川川合までの行き方を教えてあげる。

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熊渡に出て、国道309号をみたらい渓谷まで歩く。

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みたらい渓谷分岐でトイレ休憩をしてから、前日に下った渓谷沿いの遊歩道を登る。みたらい渓谷は観光地だけあり、一般の観光客が多い。最後に登りになるのはキツい。

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観音峯登山口に無事下山。

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もみじ祭りなどもあって、天川村内の温泉は混雑してそうなので、309号線を下ったところにある下市町のごんたの湯にて汗を流した。ごんたの湯の入浴料は500円と安く、下市町の施設らしく地元の人が多いようだ。帰りの道は特に渋滞もなく帰宅できた。大峰は堺からは比較的近いのがよい。

YouTubeにアップした記録動画です。動画にはキリクチの泳ぐ姿も含まれてます。

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October 08, 2019

百丈岩でロープワーク練習

日曜日は天気がもちそうだったので、Oさんにお願いされていたロープワーク練習のために、兵庫県の百丈岩へ。今回の練習会、せっかくなので、ワンゲル部メンバーにも声をかけてみた。直前なので誰も参加しないだろうと思いきや、部員5名が手を上げてくれた。そんな訳で、7名が道場駅に集合した。

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百丈岩入口にある労山施設の百丈やぐらでは救助訓練が開催されていて、50人ぐらいの人たちで賑わっていた。その中にはワンゲル部OBのTさんもいた。練習場所として予定していた百丈岩の下部岩壁にはすでに多くのクライマーが貼り付いていた。どうやらこちらも山岳会の研修らしく、いろいろな訓練をしているようだ。

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ようやく涼しくなって、クライマーが百丈岩のような低山の岩場に集まることは想定のうちなので、山の樹林の急斜面を使ってロープワークの練習をすることにした。支点の構築、トップの確保、リード、セカンドの確保、懸垂下降のロープワークを確認した。

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懸垂下降途中で停止し、両手をフリーにするための方法について学ぶ。

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そこからフリクションノットを使ったロープの登り返しも練習。この場合は空中がよいので、ハンマーを投げてロープを木に引っかけた。

こちらはその時の動画で、シャクトリ虫のようにロープスリングを交互に上げながら登っていく。この作業は結構ハードな筋トレである。アッセンダーを使えば、もう少し楽に登れるだろう。

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下部岩壁が空いたので、私がリードで登り、トップロープを設置し、参加者に登ってもらった。上まで登ったワンゲル部員1回生をロワーダウンで下ろすが、怖がってクライムダウンになってしまう。もっと上半身を後ろに反らせないといけないのだが、どうもわからないようだ。これでは懸垂下降もできないので、その後、立ち方の訓練を先輩達から受けていた。

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全員が登り終わって、ロープを回収したら、すでに時間は17時。結構しっかり練習した1日だった。道場駅前にてまずは乾杯。

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現役部員はそのまま帰路についたが、私、社会人のOさん、院生のHくんの3人で梅田で打ち上げ。場所は梅三小路に入ってすぐ左のビアバー肉彩。アルビのところです。ビールはヒューガルデン・ホワイト。

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燻製の盛り合わせ。

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肉三種盛り。

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ドイツビールのデュンケルで締める。ほどほどの酔い加減で終了。

スキーシーズン開幕までにちょっとしたバリエーションルートにも行きたいところだが、次の3連休は台風の影響を受けそうだ。

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September 26, 2019

金剛山 高天谷:サクッと今季3度目の遡行

9月2回目の3連休は台風接近による悪天予報のため沢泊山行は中止。日曜日の日中は天気がもちそうだったので、ワンゲル部のHくんとサクッとホームの金剛山高天谷へ。高天谷は今季3度目の遡行で、右俣(2019年6月の記録)と左俣(2019年7月の記録)を1回ずつ遡行している。身体が沢慣れしたためか、前回より楽に、雨が降り出す前にサクッと遡行できた。

【日程】2019年9月22日(日)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 高天谷右俣
【メンバー】Hくん、マメゾウムシ
【天候】曇り
【コー スタイム】高天彦神社駐車場9:18~高天滝下9:27~10m大滝下9:40~二俣10:39~郵便道(920m地点)11:42-58~高天彦神社駐車場12:38

高天谷は半日コースではあるが、夕方から雨予報なので、早めの行動ということで、9時に高天彦神社の駐車場に到着。

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歴史的に古い高天彦神社であるが、高天を詠んだ歌についての碑がある。

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沢装備でスタートし、登山道を歩いて行くとすぐに高天滝6mが現れる。水量はやや多めか。

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今回も左岸に設置されたハシゴで巻く。

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3m滝とその背後に堰堤。

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まとめて右岸から巻く。フイックスはあるが頼りない。

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次は大滝。かっては10mの高さがあったが、台風による土砂崩れなどで川床が埋まってしまい、今は7mぐらいの高さか。

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左岸から高巻くが、出だしの泥斜面は崩れやすく要注意。

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最後はヘツリで沢に戻る。

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標高570m付近にある二俣。本流は右俣で水量が違う。

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崩壊地を通過する。

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フサフジウツギ。すでに秋の花が咲く時期になっていた。

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ミズヒキ。

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アキチョウジ。

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樹林の中の連瀑帯に入る。ここからはほとんどの滝が直登できる。

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3mかr5mほどの滝が続く。

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直登で。

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左の壁が立って、4m斜滝が現れる。

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ゴルジュの中の5mトイ状滝。

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3m滝。

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2017年の台風で壊された堰堤。

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ここは右岸が遥か上の登山道より崩壊している。

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トリカブト。

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770m二俣に到着。

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右俣はナメが続く。

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左俣にはすぐに大滝がある。この大滝は4段40mと言われているが、実際には2段で15mと7mぐらい。今回は左俣を進むが、念のためロープを出した。

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大滝の次に4m滝。

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また4m滝。

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最後の4m滝。

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イヌショウマ。最後の滝を越えると、植林の中のショボい流れとなる。

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郵便道に出て、遡行終了。沢装備を解除して下山へ。

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登山道上に咲いていたアキギリ。

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高天滝まで下りたら、高天彦神社はすぐ。

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途中にいたハンミョウ。道しるべのように道の先へ先へと飛んでいく。派手な昆属光沢色だが、意外と道の上では目立たない。

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高天谷に多いトノサマガエル。これも見事な保護色。

沢の季節もあとわずか。そろそろスノーシーズンに向けての準備も始めねば。

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September 19, 2019

常願寺川水系 真川 鳶谷:ヌメリと高度感がヤバかった!

9/14-16の3連休を利用して、5名にて折立から鳶谷を沢1泊にて遡行してきました。1日目はのんびりと釣りをしながらの遡行だったが、2日目は一転して、ハーケンやカムを使っての滝の登攀、全体的に岩がヌメっている、高度感があるなど、思っていたよりも厳しい遡行を強いられた。それでも強力なメンバーたちのおかげで、なんとか核心部を突破できた。遡行後は久しぶりに体は全身筋肉痛になったが、たいへん充実感を感じた沢行であった。

【日程】2019年9月14日(土)〜16日(月)
【山域】北ア・立山
【渓谷名】常願寺川水系 真川 鳶谷
【メンバー】ダルさん、どうちゃん、ばるちゃん、Oさん、マメゾウムシ
【天候】9/14 晴れのち曇り、9/15 晴れ、9/16 晴れのち曇り
【コー スタイム】
 9/14 折立臨時駐車場7:24~折立7:30~岩井谷橋8:32-9:11~鳶谷出合11:00~1770m付近幕営地16:05
 9/15 1770m付近幕営地6:53~1960m二俣7:52~2080m奥の二俣8:32~10段65m滝上11:32~源頭2400m付近13:31~登山道2660m付近14:51-15:17~薬師峠16:04-21~太郎平小屋16:39
 9/16 太郎平小屋7:09~折立10:05

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1日目(9月14日)

今回のメンバーは、テレマークスキー仲間のどうちゃん・ばるちゃん夫婦、テレマークの弟子でもあり今シーズンから沢を始めたOさん、そして3年前に上ノ廊下を一緒に遡行したダルさんに、私を加えた5名である。福井在住のダルさんは前日のうちに折立入りしたが、すでに臨時駐車場にしか車を駐められなかったそうだ。大阪からの私とOさんと、加古川からのどうちゃん・ばるちゃんは、車2台になるわけだが、確実に折立に駐車するために、前夜から有峰林道の亀谷料金所前に並ぶことにした。料金所横には24時間使えるトイレがあるので、用足しは安心である。

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有峰林道の通行時間は6時〜20時。翌朝の6時前にはズラリと車が料金所前に並んでいた。さすがは3連休。これだけの登山者たちを収容できるだけのテン場と山小屋があるのも凄い。

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6時に料金所が開くと、1台ずつ普通車1台1800円の料金を支払ってから料金所を出発していく。前の方に並んでいても、ダルさんからの事前情報通り、折立での駐車場所は臨時駐車場であった。

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出発準備をして、折立を出発。まずは岩井谷橋まで1時間ほどの林道歩きである。林道ゲートの監視員によると、釣人が先行しているようだ。釣人が岩井谷方面に入らないことを願う。

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岩井谷橋に到着。過去に岩井谷を2回(2015年9月2017年9月の記録)遡行したり、このあたりに釣りに入っているので馴染みの場所である。ここで沢装備を装着する。

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岩井谷の左岸に作業道がついているので、その末端から入渓する。

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堰堤を2つ超えるが、1つめは右から、2つめは左から越える。

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砂地にクマの足跡がある。このあたりにはクマは多い。人の足跡もあり、釣人がどうやら岩井谷を先行しているようだ。

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水量は平水で、徒渉は問題ない。

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ゴーロをしばらく進む。

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鳶谷に入るとイワナが釣れないという事前情報があったので、早速、私とダルさんとで食糧の調達に入る。私はテンカラ、ダルさんはルアー。釣果はテンカラに軍配があったようだ。釣人が先行しているようだったが、さすがは魚影の濃い谷だけあり、まったく問題はなかった。

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釣ったイワナは、ダルさん手作りの生かし魚籠(上の写真)に入れて、生きたままテン場まで運ばれた。イワナにはブクブクで酸素も供給される。ダルさん、水と共によく担ぎましたね。お疲れ様でした。

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鳶谷出合から鳶谷に入る。しばらくはゴーロ歩きで、イワナも釣れた。人数分のイワナがゲットできたところで、真面目に遡行することにした。そうでないと進まない。

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2mほどのナメ滝が現れる。

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魚止滝6m。この上にも魚影はあったような...

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魚止滝6mは左から巻く。

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下流の最狭部とよばれるところ。

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最狭部の通過はほぼ水線で問題なかった。

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地形図に滝マークのある3段10m滝は容易に左から高巻く。

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釣りで結構時間を使ってしまったので、核心部に入る前に16時近くになってしまった。3段10m滝上の標高1770m付近にいい台地があったので、そこで幕営することにした。軽量化のためツエルト泊である。

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ダルさんがわざわざ生かしたまま持ち上げてくれたイワナはたいへん元気な状態だった。この新鮮なイワナを1尾は刺身にして、他は塩焼きにすることにした。薪を集めて、早速火を熾す。

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沢登りの醍醐味は焚き火である。この時間は実に楽しい一時となる。このために沢登りをすると言ってもよい。焚き火を囲んで、持ち上げたビールで乾杯。イワナの刺身をつまみに酒が進む。

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イワナがうまい具合に焼けたところでいただく。Oさんは沢泊自体が初めてで、イワナを食べるのも初めて。イワナの塩焼きを作るには、イワナを串に刺して塩を振り、遠火で時間をかけてじっくり焼き、外はカリカリに中はジューシーに仕上げるに限る。そのための焼き時間はおよそ2時間ぐらいはかかる。その間に飯を食べて、他のつまみで酒を飲む。最後はイワナの骨酒で締める。この時間は至極の一時だった。これだから沢登りはやめられない。

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2日目(9月15日)

2日目はいよいよ鳶谷核心部の通過である。1日目は釣りに時間をだいぶ使ってしまって予定より進めなったので、今日は長い1日となりそうだ。

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曇っていたためか、朝はそれほど冷え込まなかった。5時に起床し、焚き火を熾して朝食を作って食べる。それからツエルトを撤収し、7時前に出発した。前方には稜線が見えた。

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5m滝は容易に。

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1時間ほどで、最初の1960m二俣に到着。ここは岩壁の立った右俣に進み、いよいよ鳶谷の核心部に入る。

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第1核心部の入口。気合いが入る。

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入口の2条5m滝は左から越える。

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ロープを1回ほど出したが、特に問題なく第1核心部をクリア。

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奥の2080m二俣も右俣に入る。

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ここから第2核心部に入る。奥に核心中の核心である10段65mの大滝が見える。

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岩がかなりヌメっていて滑りやすいため、危険箇所はロープを出す。

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クラックをカムで支点を取りながらトップで登るどうちゃん。

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ここから10段65m大滝の始まりだ。

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かなりの高度感とヌメリに恐怖さえ感じる!

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ロープの確保なしにはとても登れない!

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10段65m大滝は途中まで右を登る。上部は左岸から右岸に流れを渡って突破はできそうだが、ヌメリの不安と岩が外頃して悪そうなので、右のルンゼに逃げて高巻くことに。

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大滝を右のルンゼに出たところが平で安全地帯となっていたので休憩する。緊張感から解放される瞬間である。

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右のルンゼからの高巻き途中で、うまい具合に本流に下降できそうなルンゼをダルさんが発見。それを下降し、無事本流に戻って大滝をクリア。ダルさんはこの高巻きルートをよく見つけられたと思う。もし私1人だったら、この核心部をうまく突破できたかどうかはあまり自信がない。これも今回同行してくれた頼もしいメンバーたちのおかげだ。とりあえず、第2核心部を抜けられて一安心だ。

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まだ滝は続くので、息はまだ抜けない!

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奥にチョックストン18m滝が現れる。

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チョックストン18m滝は右の脆いルンゼ状を登り、途中から左へトラバースする。登るのは難しくはないが、高度感があり、落石も起きやすいので、慎重さは必要だ。

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次は、奥に2条7m滝が姿を現す。

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水線通しに進む。

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2条7m滝は、左をシャワークライミングで越える。

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最後に6m滝を越えて、

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後ろを振り返ると剱岳と雲海だ!

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渓相は一転し、癒やし系に変わる。

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最後のナメと小滝を超えると、明るい高原歩きになる。

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振り返ると、雲海が美しい!

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最後は少々ハイマツを漕いで、薬師岳山荘下の登山道に出る。沢泊初めてのOさん、かなりお疲れのようだ。

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沢装備を解除する。時間は15時。当初の予定では薬師沢小屋まで下って、翌日に赤木沢を遡行する予定だったが、Oさんの疲労が激しく、とても明るいうちに薬師沢小屋に着きそうにない。おそらく到着は19時になってしまうだろう。今晩は太郎平小屋に宿泊を変更し、翌日は折立に下山するだけにした方がよさそうだ。鳶谷遡行でみんなお腹一杯ということもあり、翌日の赤木沢遡行は中止に決まった。太郎平小屋に携帯で電話するが、うまくつながらず切れてしまった。とりあえず太郎平小屋に直接行って、宿泊の交渉をすることにする。

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薬師平では草紅葉が始まっていた!

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薬師峠で私が顧問をしているワンゲル部の主力メンバーとバッタリ! 彼らはちょうど本合宿の最中で、今日は8日間の合宿の初日で、後立山の唐松岳まで縦走する予定である。

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太郎平小屋に到着。薬師沢小屋から太郎平小屋への宿泊変更もすることができた。この件では、太郎平小屋の若主人である一樹さんにはたいへんご迷惑をおかけした。深くお詫び申し上げます。

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太郎平小屋での夕食時に生ビールにて祝杯をあげる。ジョッキはノローナとサントリーのコラボだそうだ。今日の後半はシャリバテ気味だったこともあり、ご飯を3杯もお替わりしてしまった。宴は夕食後も続いたのだった...

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3日目(9月16日)

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最終日は下山するだけ。朝食は5時からだったが、朝食後にのんびりと出発準備をする。遅い時間ならばトイレ待ち渋滞も解消されている。

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出発前に太郎平小屋前にて記念撮影。

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薬師岳をバックにしてもう1枚!

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登山道上のチングルマは綿毛になっていて、すっかり秋の風情。

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剱岳を見ながらの下山。

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のんびり3時間かけて、折立に無事下山。下山後は、有峰林道亀谷料金所近くの亀谷温泉白樺ハイツにて3日間の汗を流す。

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富山に来たならば、やはり回転寿司。Lineで席の予約ができる番やの寿司に行くことに。席の予約は温泉から出てから行ったが、30分待ちとのこと。ちょうど移動に30分かかるので、ちょうどよい。到着後はあまり待つことなく席につけた。ランチがお得ということで、特上ランチ1720円をいただく。味噌汁はお替わり自由。さらに2皿追加してお腹は十分に満足した。

帰路は3連休最終日ということで、高速道路渋滞にはまってしまい、だいぶ帰宅まで時間がかかってしまった。米原から名神高速ではなく、敦賀から舞鶴若狹自動車道・京都縦貫道で迂回するべきだった。

今回の鳶谷は、ハーケンやカムを使っての滝の登攀、全体的に岩がヌメっている、高度感があるなど、思っていたよりも厳しい遡行を強いられた。おそらく私1人の力だけだったら核心部を突破できたかどうかは何とも言えない。これも強力なメンバーたちのおかげである。参加メンバーたちにはお礼を申し上げたい。遡行後は久しぶりに体は全身筋肉痛になったが、たいへん充実感を感じた沢行であった。

今回の3連休の行き先候補として、当初は甲斐駒ヶ岳の黄連谷が上がっていた。しかし今シーズンから沢を始めたばかりのOさんには厳しいのではないかということで、次に浮上してきたのが今回の鳶谷案であった。結果から言うと、黄連谷は難しい滝は巻けるので、むしろ今回の鳶谷の方が厳しかったのかもしれない。全体的に岩がヌメっていたのが、今回の遡行グレードを上げた理由であるが、過去の記録を見ると、それほどヌメっていたようなことはあまり書かれていない。今回だけの特殊な状況だったのかもしれない。それでもバテながらも遡行をやり遂げたOさんは凄いと思う。今後の成長と活躍を期待したい。

ヤマレコにも記録をアップしています。

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September 04, 2019

比良 ヘク谷

先週は毎日のように雨が続き、週末の天気も良くない予報。北の方が多少は天気が良さそうということで、日曜日に比良のヘク谷を遡行することにした。メンバーは、私とテレ仲間のどうちゃん・ばるちゃん夫婦に、ワンゲル部のHくんの4人にて。連日の雨続きで、予想通り沢の水量は多く、滝ではシャワーを激しく浴びた。グレードもワンランクアップだったが、それでも楽しい沢登り。天気もなんとか下山までもってくれた。

【日程】2019年9月1日(日)
【山域】比良
【渓谷名】安曇川水系 ヘク谷
【メンバー】どうちゃん、ばるちゃん、Hくん、マメゾウムシ
【天候】曇り
【コー スタイム】ヘク谷出合駐車地点8:24~2条12m滝下9:59~2段15m滝下10:43~18m滝下11:32~810m二俣12:21~小女郎池13:33-58~ヘク谷出合駐車地点15:29

前夜に坊村の駐車場に集合した我々4人は、お約束の宴会。翌朝は6時起床でのんびりと準備してから、ヘク谷出合に車で移動。

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ヘク谷出合には数台駐められるだけの駐車スペースがある。安曇川の対岸がヘク谷出合である。

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安曇川を徒渉して、ヘク谷に入渓する。しばらくは樹林の中の平流を進むが、水量は多め。

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すぐに谷の傾斜が強まり、小滝が次々と現れる。

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2段8m滝が現れる。

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2段8m滝の下段は流れの左側をシャワークライム。

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上段はシャワーが激しいので、左の2つの大岩の下の穴をくぐった。

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6m滝もシャワーを浴びて。

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次々と滝が続く連瀑だ!

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シャワーを浴びながら直登する。

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果敢にシャワーに挑んで突破を試みる若いHくん。さすがにシャワーの勢いが強く、ここは左から巻く。

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滝が続いて、息つく暇もない。

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最初のボスの2条12m滝。

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2条12m滝は、ロープを出して私がトップにて流れの左を登り、後続を確保する。

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深い釜をもつ3m滝。

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2番目のボスである2段15m滝が現れる。流れの右側に残置ハーケンがあって登れそうではあるが、ここは無理せずに左岸から大きく高巻く。

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高巻きの下りはルンゼ状のところを下りたが、大きく巻きすぎないように注意したい。

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3番目のボスは、ヘク谷最大の18m滝。ここは直登は無理なので、左岸につけられた踏み跡に沿って容易に小さく巻く。

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トイ状斜滝7mは、倒木が邪魔だったので、右の岩壁を登った。

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トイ状斜滝7mから狭い流れの中に5本ほどの滝がかかる。

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いずれの滝も快適に越えられるが、部分的にイヤらしい箇所があり、お助けヒモを出す場面もあり。ここを終了すると、ヘク谷の核心部も終了となる。

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760m二俣まで来ると、だいぶ落ち着く。水量の多い右俣を進む。

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渓相も変わり、癒やし系となる。時々イワナと思われる魚が走るが、竿を出すチャンスはなかった。

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810m二俣の水量はほぼ1:1だが、右俣を進む。

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年輪状の模様をした岩が多い。細い流れを右に見届けるが、水量の多い左俣を進む。

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880m二俣は水量は同じぐらいだが右俣を進む。

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水流もだいぶ少なくなったところで、ナメ滝5mが現れる。この滝は落口に抜けるところがちょっとイヤらしい。

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大岩帯となる。

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露岩の岩場となったところで、水流は無くなる。

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涸れ沢は基本的に右へと進む。

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最後は踏み跡を辿って。

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小女郎池に無事出て、遡行終了。沢装備を解除すると、やつらがスパッツの中から出てくる! そうヒルです! 幸いなことにここでは被害者は無し。

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池とは反対側に蓬莱山。

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池の畔に咲くトリカブト。

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下山はサカ谷道を下る。ヒルがいる!

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集落に出たところでヒルチェック。

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やはり何匹かついていた。どうちゃんはヒルに献血していた。

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素早すぎて同定できなかったが、アオダイショウかな?

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ヘク谷出合に戻って、無事下山。途中、少し雨がパラついたが、なんとか天気はもってくれた。

9月に入り、真夏の沢登りもこれで終わりか。9月一杯はまだ沢へ行きます。

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August 31, 2019

白山 大白水谷

奥美濃での沢登りの翌日は、白山の大白水谷を遡行してきました。明るい美しい谷で、登攀要素もあって楽しめました。

【日程】2019年8月25日(日)
【山域】白山
【渓谷名】庄川水系 大白水谷
【メンバー】みぞken(KPUWV部)、タッキー(OPUWV部)、マメゾウムシ
【天候】晴れののち曇り
【コー スタイム】大白川ダム駐車場7:00~転法輪谷出合7:56~20m滝下8:33~7m滝下10:45~1800m二俣11:37~稜線12:23~大倉山避難小屋12:30-56~大白川ダム駐車場14:14

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大白川ダム駐車場からスタート。ここに来るのは、2014年4月に白山東面台地を滑った時以来で、無雪期は初めてである。

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大白水谷出合。右岸の踏み跡をたどって、堰堤を越えてから入渓する。

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実に明るい谷だ。沢には温泉成分が含まれているとのことで、水はやや白く濁っていて、イワナはいない。

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転法輪谷との二俣。

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転法輪谷との二俣を過ぎると、谷が急になり、滝が現れる。

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水量は多めなので、迫力がある。

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8m滝は右を直登。

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奥に20m滝が姿を現す。

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20m滝はロープを出して、みぞkenリードで左を直登。カム、ハーケンで中間支点を取ったが、岩が脆く、効きが悪い。

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2段15m滝。

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2段15m滝は左岸草付きから巻いた。

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2段15m滝の落口。

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3m斜滝。

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確かこの滝では、手前の左岸のツルツルの岩壁をみぞkenがタッキーのショルダーで越えて、後続をロープで引っ張り上げた。

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その上の15m滝。

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15m滝の落口を覗き込むみぞken。

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幅広5m滝。

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それにしても明るい谷だ。

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2条4m滝は右を直登。

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明るく美しい谷!

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末広がり5m滝。

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ラスボスの7m滝は、みぞkenリードで左壁から登る。中間支点が取れないので、落ちると落下距離は大きくなるのがリスキーだったが、無事クリア。

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S字3m滝。空が雲に覆われ、風も出てきたので、先を急ぐ。

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1800m二俣で左俣に入る。右俣を進めば、御前峰近くまで詰め上がることができるが、今回は左俣から大倉山避難小屋へ抜ける。

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次の二俣も左へ。

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さらに左の枝沢へ入り、最後の詰めに入るが、雨がパラつき始めた

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水流が無くなって、ほとんど藪漕ぎ無しに稜線に出た。白山に向かう登山者が結構通る。

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大倉山避難小屋にて沢装備を解除。雨は、幸いなことにパラついただけで止んでくれていた。

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眼下に大白川ダム湖。

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三方崩山。

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1時間半かからずに大白川ダムに下山。標高差800m、行動時間7時間20分の沢登りでした。前日の石徹白での藪漕ぎで、疲れが残っていた身体にはちょうどよい負荷で、滝の登攀もそこそこ楽しめ、美しい明るい谷は癒やしにもなりました。

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August 30, 2019

石徹白川 北願教寺谷遡行・西笠羽谷下降:2つの大滝と藪漕ぎ!

先週末の土曜日は金曜日までの雨を考慮して、馴染みの石徹白の沢の開拓へ。アイディアはKPUWV部のみぞkenより。地形図を見ると、笠羽谷の西に1615m小ピークに突き上げる谷があり、標高1450m付近に滝がありそうな感じがする。みぞkenと私、そしてOPUWV部現役のタッキーの3人でこの谷を遡行し、稜線には夏道はついていないので、西笠羽谷を下降することにした。予想通り、30mほどの大滝を発見。その上からは激しい藪漕ぎ。下降は西笠羽谷に入る予定が、ル−ファイミスにて1本西にある支沢に入ってしまう。なんとかなるだろうとその支沢を下降していくと、なんと30mほどの大滝の上に出てしまい、30mの懸垂下降。お手軽な感じで行けると思っていたのが、藪漕ぎが行動時間の半分を占めて10時間行動にて無事下山。あとでガオロさんの記録を発見してわかったことだが、遡行した谷の名前は北願教寺谷で、見つけた大滝はカサバ滝という名前がついていた。

【日程】2019年8月24日(土)
【山域】奥美濃
【渓谷名】九頭竜川水系 石徹白川 北願教寺谷・西笠羽谷
【メンバー】みぞken(KPUWV部)、タッキー(OPUWV部)、マメゾウムシ
【天候】曇り
【コー スタイム】白山石徹白登山口7:38~笠羽谷との二俣(入渓地点)8:15~北願教寺谷出合8:45-9:13~笠羽滝下10:42~笠羽滝上11:29~1615m小ピーク13:05~30m大滝上14:19~30m大滝下(西笠羽谷)14:48~東笠羽谷との二俣15:22~1220m二俣15:41~入渓地点16:47~白山石徹白登山口17:27

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馴染みの白山石徹白登山口からスタート。

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石徹白川沿いの林道を進むが、母御石谷出合を過ぎると、林道上の藪が濃くなり、道が不明瞭となる。

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笠羽谷との二俣手前から入渓。右岸には枝沢からの滝があった。

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笠羽谷との二俣は本谷である左俣へ。笠羽谷には林道の橋が架かるが、荒廃している。

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本谷の流れ。やや増水気味な感じ。

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北願教寺谷出合。北願教寺谷は右俣で、ここから目的の谷である北願教寺谷の遡行となる。

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北願教寺谷の流れ。

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カツラの老木。

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渓相は悪くないが。

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滝はほとんど無く、2mほどの滝が1つぐらい。

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ナメが1箇所あった。

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標高1400mあたりから谷の傾斜が増していく。

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予想通り、標高1450m付近で突然大きな滝が姿を現した。あとでわかったことだが、この滝はカサバ滝という名前がついている。

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滝の下でポーズを取るタッキー。30m近くは高さはありそうだ。ガオロさん情報によると、滝の地質は三層に分かれていて、最下層が火山灰・礫などの堆積岩、その上の2層は溶岩が流れて固まった岩でそれぞれ違う時期にできたそうだ。このように地質が三層に分かれているのが観察できる滝は珍しいそうだ。

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カサバ滝の直登ルートも考えてみたが、無理せずに左のルンゼから巻くことにする。

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ルンゼは1箇所嫌らしいところがあり、先に滝下の草付きから巻いたみぞkenにロープを垂らしてもらった。支点はハーケンを打って作った。

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カサバ滝の落口にも行ってみた。

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滝の上は次第に藪が濃くなり、藪漕ぎと化していく。

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激しい藪漕ぎにて稜線に出たが、西笠羽谷へ下降するためには目の前の1615m小ピークを越えねばならない。

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1615m小ピークを越えて、コルへ藪を漕いで下る。

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沢へ入ったが、この沢は西笠羽谷の本流でないことを後で知る。

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一向に沢は広くならず、傾斜は急になっていく。どうもおかしいと思い、GPSで現在地を確認すると、やはり西笠羽谷の西の支沢に入ってしまったようだ。西笠羽谷本流に入るには、もう少し稜線を進まなければいけなかった。

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そのまま下降を続ければ、西笠羽谷には合流することは確かだが、30mほどの大滝の上に出てしまった。

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30mロープ2本をつないで、懸垂下降へ。なんとかロープ長は足りて一安心。

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懸垂下降中の私。

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西笠羽谷に下りてからの大滝。登りと下りでそれぞれ大滝に遭遇する今回の沢行。

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西笠羽谷にはいくつか小滝は出てくるが、特に支障なく越えられる。

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小滝。

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東笠羽谷との二俣を通過。

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1220m二俣を通過。

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カツラの巨木。

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林道の橋が見えて、入渓地点に戻ってきました。あとは林道を歩いて、石徹白登山口に無事下山。10時間行動のうち半分が藪漕ぎでした。そういう沢登りもたまにはよいでしょう。

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車での帰りに、林道の上に行く手を阻む鳥が。カケスの雛のようだが、まったく逃げない。

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しつこく追い立てたら、ようやく飛んでいってくれた。

下山後にガオロさんの北願教寺谷遡行の記録を見つけて、我々がカサバ滝の発見者ではないことを知る。まあ、これぐらい大きな滝ならば、名前がついていてもおかしくはないが...

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August 28, 2019

大峰 モジキ谷:増水してグレードアップ?

台風10号が過ぎ去った後の週末。広域に大雨が降ったので、沢はどこも増水している可能性が高い。多少増水していても大丈夫そうな沢ということで、大峰のモジキ谷に行くことにした。4年前の2015年10月にモジキ谷を遡行した時は、渇水だったのか実に水量が少なく、少々物足りない沢登りであった。モジキ谷は多少増水しているぐらいがちょうどよいかもしれない。ところが予想以上の増水で手こずり、その時よりワングレードはアップした遡行となった。

【日程】2019年8月18日(日)
【山域】大峰
【渓谷名】十津川水系 川迫川 モジキ谷
【メンバー】Oさん、マメゾウムシ
【天候】曇り時々晴れ
【コー スタイム】観音峯登山口5:08~モジキ谷出合6:24-46~取水堰堤6:54~空谷出合8:00~バリゴヤ谷出合8:40~大滝下9:44~ミズナラ老木11:16~稲村ヶ岳13:26-14:03~稲村小屋14:27-36~法力峠15:31~母公堂16:23~観音峯登山口17:48

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スタートは無料の観音峯登山口駐車場。一般登山道を下山するために、この駐車場を起点にしたが、モジキ谷出合までは1時間少し歩くことになり、帰りも車道を長く歩くことになる。

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みたらい渓谷遊歩道を下っていく。

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普段よりかなり水量多く、出てくる滝は迫力充分である。

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国道309号に出て、しばらく歩いて、モジキ谷出合に到着。ここで沢装備を装着。

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すぐに入渓せず、左岸の作業道を進む。

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取水堰堤より入渓する。

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すぐに最初の5m滝が姿を現すが、水量多くて迫力充分! 右から容易に巻く。

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ナメも迫力ある水量!

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廊下状の長淵。

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廊下状の長淵は左岸から高巻く。長渕の奥には滝がかかる。

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再びナメが現れる。

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大峰ブルー!

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水量多いため、Oさんは腰までの徒渉に!

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またナメ!

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5m滝。右岸の台地で釣り人らしい人たちが幕営していた。

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岩間4m滝は右側の岩棚から容易に越える。

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7m滝は左岸の枝沢を少し登って、ロープがついているところから巻く。

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チョックストン2条3m滝。

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2つの滝。

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2条4m滝。

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バリゴヤ谷との出合。我々に追いついた2名パーティーはバリゴヤ谷の方を進んでいった。

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一時的に伏流となるが、すぐに水流は復活した。4年前は渇水のためか、しばらく伏流が続いた。

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やがて両岸の岩壁が立っていき、

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大滝18mが現れた。モジキ谷で1番大きな滝である。4年前は水流がチョロチョロでショボかったが、今回は流石に迫力がある。

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大滝は直登もできそうな感じだが、無理せずにお助けロープがかかる右の支沢をしばらく登ってから、

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左側の草付きから高巻く。

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大滝上の7m滝はシャワークライミングとなった!

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4m滝。

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ミズナラの老木のあるところを左へ進む。

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谷の傾斜が増していく!

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危なそうなところはOさんのためにロープを垂らす。

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小滝が連続する!

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水流が無くなり、詰めに入る。

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チムニーが行く手を阻む。私が空荷で登って、Oさんを確保するが、Oさん登れず。たまたま追いついた後続パーティーの男性のショルダーを借りて越える。ありがとうございました!

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最後の草付きを登って、尾根上を少し登ると、稲ヶ村岳の山頂はすぐだった! 記念撮影!

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稲村ヶ岳からの弥山。沢装備を解除して、一般ルートを下山へ。

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稲村小屋でトイレ休憩。

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法力峠から母公堂へ。

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母公堂からは車道をひたすら歩いて、観音峯登山口駐車場に戻る。下山は長かった。トータル13時間近い行動時間となってしまった。

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村営の洞川温泉センターで汗を流してから帰路につく。

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遅くなったので、以前から気になっていた奈良県御所市の309号線沿いの目立つ台湾料理屋「汇鑫源」にてディナー。たいへん美味しかった。

今回は水量が多かったこともあり、モジキ谷を4年前に遡行した時よりもだいぶ手こずってしまった。最後の関門となったチムニー滝は4年前の遡行ではまったく記憶に残っていないが、違うルートを取ったのだろうか? 標高差1100m、行動時間13時間弱は充実感のある遡行ではあった。

YouTubeにアップした記録動画です。迫力のある滝の姿はこちらをご覧下さい。

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August 27, 2019

ワンゲル部山小屋夏合宿

2019年8月10日〜14日の日程で、ワンゲル部山小屋夏合宿に同行してきました。当初の予定では15日迄だったのですが、15日に台風襲来の予報のため、日程を1日前倒しにしました。

山小屋合宿とは、郡上市の石徹白にあるワンゲル部山小屋の維持作業、および夏合宿に向けてのトレーニングが目的の合宿です。最初の2日間は山小屋の維持作業で、冬の暖房のための薪作り、壁のペンキ塗り、水源のメンテナンスなどを行いました。次の3日間がトレーニングで、3パーティーに分かれて、沢、藪、ボッカの訓練をローテーションにて行いました。私が同行したのは沢の指導のためです。

1日目は移動と買い出しだけで終わり、2日目は私は暇だったので、プライベート釣り場へテンカラ釣りへ。

その時の記録動画です。

3日目からはいよいよトレーニング開始。まずは沢経験者だけで倉谷川カンバタ谷を遡行してきました。カンバタ谷は今年の7月昨年の9月にも遡行している。

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トイ状の流れを進む。

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滝を登る。

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ツルツルの滝は登れず、右岸から上の滝とまとめて高巻いた。

その時の記録動画です。山仲間のダルさんにもサポートに入っていただきました。ヤマレコにも記録(奥美濃 倉谷川 カンバタ谷)を掲載しています。

4日目は、沢未経験者のために、ナメ中心の前谷川支流の矢谷川を遡行。矢谷川は昨年の6月に初めて遡行したが、ナメのきれいな沢である

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ナメ滝中心の癒やし系。

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深いトイ状の滝に身体をねじ込ませて登る!

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短い沢でしたが、その後の歩きが長かった。ヤマレコに記録(奥美濃 前谷川支流 矢谷川)を掲載しています。

最終日も沢未経験者を連れて、阿弥陀ヶ滝上流のフナサコ沢へ。フナサコ沢は2年前(2017年8月9月の記録)に初めて遡行しているが、こちらも短い沢ではあるが、大きな滝があるのでロープワークの体験ができる。

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4m滝。

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2段10m滝は念のためロープを出して、ロープワーク体験をしてもらった。ヤマレコに記録(奥美濃 阿弥陀ヶ滝上流 フナサコ沢)を掲載しています。

ワンゲル部は、全部員が登山の様々なスタイルの基本的なことだけは経験してもらうことを方針としています。

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August 08, 2019

大イワナが潜む谷

猪洞川を遡行した翌日は疲れが残っていたので、遡行というよりもテンカラ釣りを目的とし、先月に40cm近い大イワナをあげた某谷へ行くことにした。やはりここは大イワナの棲む谷に間違いなかった。

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下流部は前日に釣り人が入ったのかなかなかアタリがなかったが、釣れ出すのはいくつか滝を越えてから。滝の高巻きでは懸垂下降を要す場面もあり。

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ここは泣き尺サイズが標準で、尺も普通にあがる。

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Mくんは人生初イワナがいきなりの尺サイズ。

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最後の滝壺は大物が潜んでいそう。毛鉤を流すことを繰り返すと、釜の底から巨大な影が浮き上がってきて、毛鉤をくわえた。うまくアワセたが、取り込み中にバラす。逃がした獲物は大きかったが、これも40cm近くはあったかもしれない。そんな大イワナが潜む谷、まさにパラダイスだった。

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ナメでくつろぐもよし!

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自然も豊か! ミヤマシャジン。

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鎌首をもたげる蛇。ジムグリか、ヤマカガシの黒化型だが識別できず。

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帰りは流れていけば、楽チン!

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4m滝の上。

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Mくんは飛び込んだ! 私は股間が耐えられないと思い、巻いてしまった。

また大イワナに会う日まで。

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