ワンゲル部員と行く納板スキーツアー:乗鞍岳と木曽御嶽山
寡雪だった2025-2026スキーシーズンもいよいよ終わりを迎えようとしている。寡雪でありながらも、それなりにパウダーからザラメまでしっかり滑ったシーズンであった。最後は後悔のないように快適に滑って終わりたいところである。できれば顧問をしているワンダーフォーゲル部の部員たちにも、今シーズン最後のバックカントリーの経験をさせてやりたい。そんな訳で、ゴールデンウィーク明けの次の週末に、ワンゲル部員と行く納板スキーツアーを計画した。行き先は乗鞍岳と木曽御嶽山とした。同行者は顧問をしているワンゲル部の主将と主務の2名である。主将はテレマークスキー2シーズン目で、主務は1シーズン目であり、スキー歴もテレマークスキー歴とほぼ同じである。
1日目は、私にとっては今シーズン3回目となる乗鞍岳へ(2026年4月18日と5月3日の記録)、長野側からアプローチした。
朝から多くの車で賑わう観光センター前駐車場からの春山バス始発便は補助席まで使って3台が運行した。今年から春山バスが予約制となった。どうやら予約していなかった乗客もいたようで、補助席まで使ったりと少々混乱があったようだ。ツアーコースを滑走できるならば、位ヶ原山荘への片道だけのバス利用でよいのだが、今年は雪融けが早く、すでにツアーコースは最後まで滑れない状況である。そうなると往復バス利用となり、立山黒部アルペンルートほどではないが往復4,700円と結構割高である。
位ヶ原山荘で下車した人の割合は滑走者と登山者は半々ぐらいで、次々とピークを目指して出発していった。
我々も後を追って出発し、今回は過去2回で行けなかった剣ヶ峰をまずは目指した。岐阜側の乗鞍スカイラインも開通したので、上部に行くほど人も多くなる。
剣ヶ峰までは雪が繋がっていなかったので、私は山頂はパスし、ワンゲル部員2名に山頂を踏んできてもらった。ちょっと雲がかかっていたが、北アルプスの眺めを観るだけでも来る価値はあると思う。
1本目は正面の蚕玉沢を滑走。見事な快適ザラメだった。ワンゲル部員には少々急斜面と思われたが、雪が緩んでいたこともあり、無事滑り下りてきた。彼らは上部の急斜面ではテレマークターンは封印していたが、次シーズンは急斜面でのテレマークターンを期待したい。
2本目は肩の小屋からテレマークスキー向きの緩斜面を滑走。流石に緩斜面ならばワンゲル部員もテレマークターンを披露することができた。
帰りのバスの時間を間違えて、少し早めに位ヶ原山荘へ滑り込み、この日の滑走が終了となった。時間的に帰りのバスは1択しかないので、乗客が集中してしまう。行きと同じく補助席も使っての満席状態であった。まったりのんびりのスキーツアーだったが、内容的には満足な1日であった。
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2日目は、私にとって9年ぶりとなる木曽御嶽山(2017年5月27日の記録)へ。なぜ9年も行かなかったのだろうか。歳を取るほど時間の経つ速さを感じる。
前日の賑やかな乗鞍岳と比べると、朝のおんたけロープウェイの駐車場は閑散としていた。ロープウェイと言うよりはゴンドラであるが、9時の運行開始に乗車した人はそんなに多くはなかった。滑り手も3組だけで、テレマーク率は我々3人以外にも1人いて、6人中4人と高かった。おんたけロープウェイの往復料金は2,600円で、前日の乗鞍岳春山バスに比べるとだいぶ安く感じてしまう。
滑り手が少ない理由は歩き出してからわかった。そもそも雪が少なく、森林限界まで雪が繋がらず、1時間半ほどのシートラを強いられた。飯森高原駅からすぐにシール登行ができたのは、もう昔の話になってしまうのか。アプローチシューズがあれば楽だったかもしれないが、雪の踏み抜きを考慮すると、一概にアプローチシューズが良いとも言えない。
前日に滑った乗鞍岳の眺め。
森林限界からシール登行を開始したが、女人堂で雪が途切れる。
女人堂から先は夏道のついている尾根のスキーヤーズレフト側の雪を繋げて登る。
ワンゲル部員2名は石室山荘まで登ったが、前日の乗鞍の疲れが残る私はその50m下までとした。
中央アルプスと南アルプスの眺め。
先に先行パーティーの女性2名が滑り下りてきた。うち1名はテレマーカーだったが、ただ者ではない見事なキレのある滑り。なんと最近巷で話題の注目テレマーカーHiromiさんだった。彼女がFree Heel Bookに書いた記事を読んでいたこともあり、名前を聞いてすぐにわかった。
私の滑り。
ワンゲル部員の滑り。
最後は藪スキーになって、雪が途切れた所からシートラで下山。
担ぎが長かったが、そこそこ滑れて、人の少ない静かなツアーを楽しめ、出会いもあったので、終わり良ければ全て良し。悔いなく今シーズンを締めくくることができた。
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木曽御嶽山の記録をInstagaramにもアップした。上はそのリンクである。動画はHiromiさんに撮っていただいた。どうもありがとう。
GPSログなど記録の詳細についてはヤマレコにアップしてある。以下にリンクを貼っておく。














































































































































































































































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