March 30, 2020

扇ノ山:二日酔いで散歩スキー

先週末は土日ともにパッとしない天気予報。どちらかというと、日曜日の方が天気は多少は良さそうということで、西日本では一番最後まで雪が残る扇ノ山に行くことにした。土曜日の朝遅めのゆっくり大阪発で、午後に上山高原入りし、日曜日に扇ノ山を往復する予定だった。ところが、前夜に後から来た地元の若者3人組と避難小屋にて想定外の大宴会となってしまい、翌朝は二日酔いにて10時過ぎにスタートというグダグダぶりで、予報を裏切る雪の中を、山頂手前の小ピークまでの往復となってしまった。

【日程】2020年3月29日(日)
【山域】鳥取・兵庫
【場所】扇ノ山
【メンバー】Oさん、Nさん、マメゾウムシ
【天候】雪のち曇り
【装備】テレマーク3(ステップソール2,シール1)
【コースタイム】上山高原避難小屋10:07〜小ヅッコ登山口11:57〜小ズッコ山小屋12:05〜1220m台地(1273m小ピーク手前)13:36-43〜河合谷登山口14:33-44〜小ヅッコ登山口15:04〜上山高原避難小屋15:35

扇ノ山は兵庫県と鳥取県の境にある標高1310mの山で、西日本では最も遅くまで雪が残る山として知られている。その扇ノ山は、私にとっては5年前(2015年4月の記録)に関西のテレマーク仲間と行って以来の2回目の来山となる。入山口となる上山高原は標高900mなので、わずか400mの標高差しかないが、山頂までの距離と多少のアップダウンとがあるので、ステップソールテレマークに向いた山である。今回の同行者2名のテレマーク技術は初級でBCは初心者ということを考えると、BC経験にはちょうどよいレベルの山と思われた。問題は、遅くまで雪が残るとは言え、寡雪の今シーズンということもあり、下部の雪不足による藪を彼らがうまくクリアできるかであるが、難しいようであればスキーを担いで下山すればよいだろう。

Img_1654d

前日の朝にゆっくり大阪を発ち、途中、八鹿のスーパーで買い出しをし、噂のピークスカフェでランチとした。ここのお勧めは国産黒毛和牛を使ったハンバーガーで、パティ2枚のダブルピークスバーガーを食べたが、肉感がしっかりで、ボリュームも満点で、たいへん美味しかった。

Img_1655

15時に上山高原に到着したが、雪がほとんどない。5年前はそれなりに残雪があり、避難小屋周辺でもスキー遊びができたほどだった。

Img_1657d

当初は前日のうちに小ヅッコ辺りまで偵察をする予定だったが、雨が降り出したため、早速、避難小屋にて飲み始めてしまった。

Img_1660d

夕食を終えたところに、地元の若い男性3名が小屋に入って来た。彼らは宴会目的で来たということで、地酒一升瓶と、ホタルイカや餃子などをご馳走になってしまった。宴は0時ぐらいまで続き、なんと9時間ものグダグダ飲みとなってしまった。彼らにはたいへん感謝するが、おかげで翌朝はなかなか苦しい起床となるのだった。

P3290001

前日の夕方には雨から雪に変わっていたが、起きると景色が冬に逆戻りしていた。さすがに全員が二日酔いで、特にOさんは嘔吐までして調子が悪い。

P3290002

そんな訳で、扇ノ山へ向けて出発したのは10時を過ぎていた。雪はまだ降り続いていて、林道は5cm弱ぐらいの新雪が積もっており、すぐにスキーを履くことができた。Nさんはシール着用だったが、ステップソール板ならばシールは必要ない。ただし、二日酔いでスピードはノロノロ。

P3290003

途中、路上に雪のない所は、端にある雪をつなげて進む。

P3290005

雪が切れているところは、ステップソールスキーの場合は履いたままペタペタ歩いて渡る。シール着用のNさんは、シールを濡らしてしまうと団子状に雪がつきやすくなるので、板を脱いで渡ってもらった。

P3290006

小ヅッコ登山口から林道を離れるが、5年前は沢筋をそのまま詰めることができたが、今回は藪が濃すぎて夏道を進むしかない。

P3290007

夏道はかろうじてスキーで登れるほどの積雪だった。このあたりで5cm程度。

P3290008

小ヅッコ登山口から10分程度で、稜線上にある小ヅッコの避難小屋に出た。

P3290010

避難小屋からは緩斜面の稜線歩きだが、藪が濃くてルート取りに苦労する。

P3290012

迷路のように藪をかいくぐりながら進んで行くと、やがて藪がなくなり、いい樹間のブナ林となる。積雪はこのあたりで10cm程度になっていた。

P3290013

山頂手前の1273m小ピーク直下の1220m台地で13時半を過ぎた。登りのスピードの遅さと帰りのことを考えると、残念ながらここで時間切れ。雪は相変わらず降り続いていて、風も強めだった。予報では正午ぐらいから晴れ間が出るとのことだったが、この日は最後まで厳冬期みたいな天気であった。

P3290015

最初はいい感じの樹間ですが、緩斜面の滑り。雪は湿っていて重めで、革靴には少々修行系であった。

P3290016

やがて藪スキーとなる。緩斜面だからよいが、これで斜度があると初心者2名には難しい局面になっただろう。滑りやすい所を選んでいくと、必然的に夏道上になってしまった。このまま河合谷方向に下山することにする。

P3290018

林道に出る直前は階段になり、ここだけスキーを脱いで下りた。

P3290019

河合谷登山口に出た。雪はようやく止んだ。

P3290020

林道を上山高原方向に進むと、水とのふれあい広場に出た。ここは水場にもなっている。

P3290021

途中が鳥取県と兵庫県の県境になっていた。

P3290022

小ヅッコ登山口に戻る。あとはほぼ滑って行ける。

P3290024

往きよりもだいぶ雪が融けてしまったが、なんとか雪をつなげて林道を戻る。

P3290025

そのままスキーを履いたまま、上山高原まで戻ることができた。

Img_1661

前夜から降り続いた雪はこれだけ車に積もっていた。幸いなことに、上山高原からの林道には積雪はなく、凍結箇所もなかったので、無事、下界まで下りることができた。二日酔い登山はキツいことがわかっているのに、たまにやってしまう山行前夜の飲み過ぎ。なかなか学習しませんね! 宴会ついでの散歩スキーということで...

| | Comments (0)

March 25, 2020

大日ヶ岳は裏切らない! 風雪の中のBC

遠征最終日は、冬型の気圧配置となる予報で、標高の高い山は大荒れになる。そんな時でも行けるのが奥美濃の大日ヶ岳である。なか4日での大日ヶ岳だったが、前回(2020年3月15日の記録)と同様に樹林帯にはパウダーがあり、大日ヶ岳は裏切らなかった!

【日程】2020年3月20日(金)
【山域】奥美濃
【場所】大日ヶ岳
【メンバー】たっさん、かねやん、ミケ、マメゾウムシ
【天候】雪
【装備】テレマーク3,ATスキー1
【コースタイム】高鷲スノーパークゲレンデトップ9:43〜前大日10:11〜大日ヶ岳10:32-41〜朝日添川滑走(1600mまで)〜大日谷滑走(1550mまで)〜大日ヶ岳12:33-42〜前大日12:52〜前大日北斜面(1510mまで2回滑走)〜高鷲スノーパークゲレンデトップ14:33

大日ヶ岳は高鷲スノーパークのゲレンデトップから1時間もかからない山である。この山は山頂から山麓まで滑るというよりも、山頂周辺の斜面をあちこち滑って楽しむ山である。大日ヶ岳の山頂周辺には木は無いが、すぐに樹林帯となるので悪天時でもなんとか行動ができ、エスケープも容易である。もちろん地図読みやBC・冬山技術があってのことではあるが。

BCもしくは登山の場合は、インフォメーションで登山券(ゴンドラ往復券)1200円を購入する。この際に登山届の提出が必要である。なお、ICチップの保証金として別に500円が必要である。無事下山したならば、下山した旨をインフォメーションに伝える。

P3200001

ゴンドラでゲレンデトップに上がる。標高は1520mだが、冬型の気圧配置のため、前日よりだいぶ気温が低い。

P3200003

尾根に出ると、さすがに風雪が強い!

P3200005_20200325143401

前大日からはシールを付けたまま、狭い尾根上をコルまで滑る。これがなかなかテクニカルで、慣れていない者はだいたい転ける。

P3200008_20200325143501

ゲレンデトップから50分ほどで大日ヶ岳の山頂に到着。先行スキーヤーが1名いた。

P3200009

最初のドロップは大日谷に入る予定が、誤って朝日添谷へ入ってしまった。急で樹林が濃かったので、方角ミスに気がついて登り返す。しっかりコンパスで方角を確認するべきだった。朝日添谷は西向き斜面のためか、クラスト箇所も多かった。

P3200010

山頂手前でシールを剥がして、今度こそ大日谷へドロップ。

P3200012_20200325144001

大日谷は最初はパウダーでよかったが、下部はクラスト箇所が多く、前回のような快適さはなかった。途中でクラストに引っかかって転けた時に、左大腿部にストックの石突が刺さりかけた。後で見たら出血していたが、ウエアは幸いなことに穴が空いてはいなかった。

P3200014_20200325144501

いつもの谷が深くなる1550mまで滑ったが、沢地形で樹林帯にもかかわらず風が強かった。この風のために雪がクラストしてしまったのだろう。

P3200015_20200325144601

山頂に登り返す。

F8792df096a846a4805b2e4489b0b02a

大日谷はイマイチだったので、前大日まで戻ることにする。強風の中でシールを剥がす。悪天の中で、この作業を如何に速くできるかが重要だが、私の場合はシールを少しずつ剥がして蛇腹状に貼り合わせていく。チートシートは使わず、折りたたんだシールはウエアの懐に入れる。

00d27ea617604ced97b5e13af4f36009

前大日手前のコルまで滑る。

P3200021

コルから前大日までの登りは距離も短いので、スキーを外してつぼ足で登った。一瞬ではあるが、前大日まで戻ると青空が現れた。

P3200020

前大日でスキーを装着して、前回よかった叺谷方面にドロップする。途中、山岳会らしいグループがイグルーを作っていた。

P3200022_20200325150101

今回も前回同様にパウダーだった! クラスト箇所もない! 北面であり、風もないのがよいのだろう。

P3200026_20200325150501

叺谷手前まで滑ったら、当然ながら登り返して、もう1本行くとしよう! 登り返すと、関西のテレ仲間のWさんとバッタリ。

P3200027_20200325150701

2本目もいい滑りができた!

P3200029

再び前大日手前まで登り返したところで、14時を過ぎたので、ゲレンデへ戻ることにする。

P3200030

天気も回復傾向で、雪は止み、風もだいぶ弱くなっていた。

P3200033_20200325151101

ゲレンデに戻る。TAKASU TERRACEで休憩してから、長いゲレンデ滑走にて下山した。

大日谷ははずしたが、前大日北面はいい雪で、またもパウダーを当てることができた。3日間の遠征で1番いい雪だった。大日ヶ岳は裏切らない!

YouTubeにアップした記録動画です。

| | Comments (0)

March 24, 2020

乗鞍岳:強風の中を滑り台往復

遠征2日目は、2日続けての信州平日会とのコラボで乗鞍岳滑り台へ。位ヶ原から上は強風に耐えながら、位ヶ原から下は生コン雪のバックカントリーとなったのだった。

【日程】2020年3月19日(木)
【山域】北ア・南部
【場所】乗鞍岳
【メンバー】雪豹、しらさん、たっさん、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク2,ATスキー2
【コースタイム】かもしかリフト最上部9:20〜ツアーコース終点2450m11:02〜摩利支天分岐(滑り台小ピーク)12:25-42〜ツアーコース終点2500m12:56-13:22〜かもしかリフト最上部13:40

本日のメンバーは、信州平日会の雪豹さんとしらさんに、関西から私とたっさんの計4人。前日の焼岳のメンバーのおすぎさんにしらさんが入れ替わっただけだ。乗鞍岳はMt.乗鞍スノーリゾートのリフトを使えば楽ができるが、リフトの運行開始は8時45分とのんびりスタート。回数券1枚500円を3枚購入すれば、3本のリフトを乗り継いで、かもしかリフトのトップまで上がれる。

Img_1632

平日の朝だけあり、スキー場は閑散としている。

P3190036

かもしかリフトのトップに上がる。1日券を購入したしらさんとたっさんは1本滑ってから上がるとのことで、先に雪豹さんとスタートする。我々以外の登山者とスキーヤーが5名ほどツアーコースに向かっていた。

P3190037

ツアーコースを進む。前日の焼岳のようなラッセルのキツさはない。途中で、しらさんとたっさんが追いついてきた。上から1名スキーヤーが下りてきたが、リフト運行開始前にスタートしたのだろう。

P3190039

ツアーコース終点は雪崩リスクを考慮して左側から上がる。

P3190041

位ヶ原に上がると強風の洗礼を受ける。

P3190043

風は強い場合は、屋根坂の滑走を考えていたが、気温は高めなのでなんとか耐えられそうだ。当初の予定通り、滑り台を目指すことにする。

P3190045

滑り台は凍結箇所もあるので、クトーを装着する。時折吹く強風に耐風姿勢を取りながらジリジリと登る。

P3190046

左に摩利支天。

P3190048

摩利支天分岐近くの小ピークが目的地だ。

P3190049

滑り台小ピークから槍・穂高方面の眺め。強風に耐えながらシールを剥がす。

P3190050

滑走はシェカブラがあり、パック気味で時々クラストが入るミックスだったが、思ったよりは滑りやすく、いい感じでテレマークターンを決められた。

P3190052

位ヶ原で休憩。滑った斜面を振り返る。

P3190053

槍・穂高方面の眺め。

P3190054

ツアーコースに入ると、気温上昇で雪が重くなる

P3190055 

ツアーコース下部は生コン状態の滑りとなり疲れた。

399d3f2478564b33a18ce75b7eb5b21c

まさに、のりくら生コン!

D945239603254089b53e906f833a987e

下山後の楽しみである温泉は、湯けむり館がコロナウイルス対策で休館とのことで、平湯まで戻ってひらゆの森で汗を流した。入浴後の一杯は飛騨牛乳!

Img_1635d

翌日は冬型の天気となる予報で、高い山は大荒れになる。2週続けてにはなるが、標高を下げて、奥美濃の大日ヶ岳で樹林帯を回そうと思う。ということで、奥美濃の白鳥まで100kmほど移動してから今宵の宴となったのだった。

YouTubeにアップした記録動画です。

大日ヶ岳は裏切らない! 風雪の中のBCにつづく

| | Comments (0)

焼岳:ワッフ音鳴りまくりで森林限界まで

先週は、3連休前の平日に休暇を取得し、3日間のバックカントリー遠征を行った。遠征初日は信州平日会とのコラボで焼岳へ。直前の降雪でキツいラッセルを強いられ、森林限界付近からワッフ音が鳴りまくるという積雪の不安定性もあり、リスクを冒さずに森林限界である2220m台地までの往復とした。

【日程】2020年3月18日(水)
【山域】北ア・南部
【場所】焼岳
【メンバー】おすぎさん、雪豹、たっさん、マメゾウムシ
【天候】曇りのち晴れ
【装備】テレマーク2,ATスキー2
【コースタイム】中の湯温泉8:18〜新中の湯登山口8:37〜1972m小ピーク10:25〜2220m台地12:19-54〜中の湯温泉14:09

前夜の東海北陸道の移動は大雪だった。道の駅ななもり清見で車中泊して朝を迎えると雪は止んでいた。沢渡で信州平日会の雪豹さんおすぎさんと合流し、雪豹さんのプラドにて中の湯温泉へ移動した。

P3180001

駐車場代700円を支払って中の湯温泉をスタート。駐車には予約が必要で、平日は日帰りでも駐車できるが、週末は宿泊者が優先されるので日帰り利用は難しいようだ。

P3180002

駐車場からシール登行開始で、まずは中の湯温泉の裏の急登を登る。

P3180003

安房峠への車道を横切って、

P3180005

無雪期の登山口から車道を離れ、ほぼ夏道沿いに進む。

P3180006

すぐに急登となる。雪が重く、キツいラッセルを強いられる。

P3180010

標高1800mから斜度が緩んでホッとする。

P3180013

針葉樹の間を進む。途中で登山者1名とすれ違った。

P3180014

2037mの標高点から夏道は沢の中を進むが、雪崩リスクがあるため、我々は尾根上を進むことにする。再び急登となる。この尾根の登行中に突然ワッフ音が鳴った。この最初のワッフ音に気づいたのは、どうやら私だけだった。それからすぐに雪面が震動するぐらいの大きなワッフ音が鳴り、さすがにみんなが気づいた。どうやら今日は積雪は不安定のようだ。

P3180017

天気は回復し、陽も出て、気温が上がったことで雪も緩む。斜面を雪が団子状になって落ちる。雪が重くなったため、ラッセルがさらにキツくなる。その後もワッフ音が鳴る。雪はスラブ化はしていないが、積雪の中に脆弱な層があるのは確かだ。

P3180019

ワッフ音が鳴りまくる中を、森林限界までは登ってみることにする。

P3180020

標高2220mの台地で登行を終了した。この上はオープンバーンとなり、雪崩リスクが高くなる。

P3180023

右が焼岳北峰で、左が南峰。

P3180022

山頂まで行かなくとも、展望はよい。東には梓川をはさんで霞沢岳の眺め。

P3180024

霞沢岳の左奥には穂高が顔を出す。

P3180027

南側には乗鞍岳方面の展望。

P3180026

滑る前に記念撮影!

P3180029

最初は滑りやすい雪だったが...

P3180031

日当たりのよい斜面は、湿雪でストップ雪となる。

P3180033

標高を下げると、雪は生コン状態の重雪となり、疲れる滑りとなる。

P3180032

急斜面では積雪の不安定性を示す雪のズレ方が生じる。このズレた層は雪面から5cmと薄いので、おそらく前日の夜に降った積雪だろう。その下の雪は柔らかかったので、それ以前の降雪分と思われる。確か13日迄は降雪がしばらくなく、それから何回か降雪があったらしい。おそらくワッフ音が鳴ったのは、さらに奥にある13日以前とそれ以降の雪の層の間と推測する。ピットを掘ればわかることだが、今回はワッフ音という積雪の不安定性お示す直接証拠があったのでピットを掘るまでもなかった。

P3180034

車道に出る。

P3180035

中の湯温泉の裏の斜面は陽が当たらないのか、なぜかいい雪が維持されていた。

Badd012faea2420e8116c92a847e5d8a

中の湯温泉に無事下山。

64ac2e8c44ef4bad85f9029258ef1d6e

翌日は乗鞍岳の予定なので、今晩は沢渡にて車中泊。沢渡温泉は冬季は閑散としており、平日に入浴できるのはゲストハウスのともしびぐらい。半露天風呂だけだが、300円で入浴できる。市営駐車場は冬季は無料で駐めることができる。

YouTubeにアップした記録動画です。滑走シーンはこちらをご覧下さい。

乗鞍岳:強風の中を滑り台往復につづく

| | Comments (0)

March 17, 2020

大日ヶ岳でまさかのパウダー!

テレ仲間からいただいた高鷲スノーパークの前売り券があったので、高鷲スノーパークから大日ヶ岳へ上がってみることにした。今シーズンは雪不足ということもあり、重雪だったり、クラストだったり、藪が濃かったりで、いい思いをあまりしていない。正直、今回も期待はしておらず、ダメだったらゲレンデ練習に切り替えればよいと考えていた。ところが、前日に5cmほどの積雪があったようで、これが実に軽くて板が走る雪。気温の低いこの日は最後まで雪も重くならず、想定外のパウダー滑走となったのだった。

【日程】2020年3月15日(日)
【山域】奥美濃
【場所】大日ヶ岳
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れのち曇り
【装備】テレマーク
【コースタイム】高鷲スノーパークゲレンデトップ8:12〜前大日8:39〜大日ヶ岳8:54-9:04〜大日谷1550m9:08-17〜大日ヶ岳9:41-48〜大日谷1560m9:51-10:07〜大日ヶ岳10:32-49〜前大日10:59〜前大日北東尾根1490m11:08-14〜前大日東面1610m11:35-39〜高鷲スノーパークゲレンデトップ11:42-49〜センターハウス12:02

Img_1620

前夜は石徹白にあるワンゲル部の山小屋に泊まっていたので、そこから高鷲スノーパークに移動。7時半ぐらいに着いたが、すでに駐車場は車で一杯だった。天気はよいのだが、下部はゲレンデ以外に雪はなかった。

227c55c5b3304f80ac2f4f265b9dc7a0

前売り券を1日券に交換して、ゴンドラにてゲレンデトップに上がる。入山の準備をしている人はいなかったが、スキーのトレースはあった。

8984512791a64693ae4d24775f5b4c9f

スキーにシールを貼って登行開始。前日は標高の高い所は降雪があったようで、軽くさらさらした新雪が5cmほど積もっていた。新雪の下のベースはカリカリではない。藪は例年より少々うるさいが、滑りに支障はない程度。藪がうるさくてシール登行もできない状態かと思っていたが、想定外のいい状態か? 先行者のトレースを追う。

216528f994e44ed5802c306c488a5d5d

夏道がある尾根上に出ると、正面に前大日。

328da2dfefb346be9312e65dd40fb149

正面に見える尾根は東縦走路。手前の谷は夏に遡行した猪洞川

C09a134797c64f849c5b87eb329b4a69

前大日からの大日ヶ岳。

74b4ab01a02f45909a43bb36dd1469ef

叺谷は藪がうるさそう。今回は滑走コースから外すとする。

3bea0b8c5f6043cdb3fd44bc4bf91786

登山道がついている水後山からの稜線。正面の谷は以前に遡行した前谷川。奥には小白山、野伏ヶ岳、薙刀山の稜線が見える。

Cb930060160046c989c041d608e2ddb7

ゲレンデトップから40分ほどで、大日ヶ岳の山頂に到着。気温は低かったが、風はそれほど強くはなかった。例年であれば雪に埋まっている山頂の道標などが埋まっていない。今シーズンの積雪の少なさがよくわかる風景だ。山頂には登山者が多かったが、BCボーダーもいた。

A84d3a5071cc41bb94edc373c19fe42f

遠くに御嶽と乗鞍。北アは雲の中。

Cccedb5a23144a988f93760ff4a7ac15

銚子ヶ峰から別山、そして奥に白山の眺め。

75094b0bb3134f78aa3dddc9fa90d8e6

まずは大日谷へドロップ。いい雪ではないですか!

F8bbc1afd8274050b931b8edbbb13bbf

標高1550mまで標高差160mほどを滑った。軽くて板も走るよい雪だった。これより下部は谷が狭くなり、藪も濃くなるので、登り返すことにする。

6ed6b001fa35495c853ca62a67da8294

ラッセルもほとんどない。

80655d5200a74cc5b028854222dda374

大日谷を振り返る。

B3c5f683a8f2450e9ccee62e292ebd27

山頂に戻ると、登りで一緒だった女性登山者2名がこれから下山するところだった。お手軽コースだけあり、次々と登山者やBCボーダーが登ってくる。スキーヤーはなぜかほとんどいなかった。これだけいい雪だと、もう1本滑りたくなるもの。

E8caa4b6e67b40c0bb3903d0a993b71d

再び大日谷にドロップ。

6b200fd2b60844fcbfa02bd6fe9cf570

1本目に作った高速道路で登り返す。

02f975b76ac3464fb8a3839abaad912d

3度目の山頂!

E88222198aa4468bb87250da9aec47fb

水後山への稜線の奥には、スノーウェーブ白鳥高原スキー場と毘沙門岳が見える。

31e829216a8149a5bcc295dbe3c66597

いつもは叺谷を滑ってゲレンデに戻るのだが、下部の藪が濃そうなので往路を戻ることにする。

B4fe35bcf3294f1aa3222b00b688dc9b

前大日への登り返しは、スキーを担いで登った。前大日から大日ヶ岳を振り返ると、叺谷にシュプールがついていた。

9a22c07593da47baaa3f1019424e8795

前大日から北東の尾根が良さそうだ。ゲレンデのある尾根の隣の尾根だが、ドロップすることにする。

747bee08771f473b98cc9a50b7e626ec

この斜面もよい雪だった! 気温が低いこの日は、晴れていても最後まで雪は重くはならなかった。

Ed3cda5895f54e1aa4f3322e149b3625

前大日に登り返す。尾根に戻ると、滑り下りてきたボーダー2名と「いい雪だった。」と挨拶を交わす。山岳会らしきグループが歩行練習をしていた。

4997fed33ff441d980cdb5245b403998

登り返した地点からゲレンデまでは一瞬の滑りだった。時間はまだ正午前だった。

07d4fa07ca544365a4e43d9094678655

スキーヤーやボーダーで賑わうゲレンデを滑って下山した。

今シーズンは雪不足ということもあり、野伏ヶ岳など奥美濃の山は標高の低いところは寡雪で藪がうるさく、とても快適とは言えないBCになる。奥美濃以外でも、重雪だったり、クラストだったり、藪が濃かったりで、いい思いをあまりしていなかった。今回の大日ヶ岳はダメ元で行ったにもかかわらず、想定外のよい雪に巡り会えたことで、お手軽ながらも満足度は今シーズン1番だったかもしれない。大日ヶ岳に限っては、高鷲スノーパークのゴンドラで一気に標高を上げることができるので、上部だけを回せば充分に快適に滑れる。今月一杯であれば、まだまだ行けそうだ。

| | Comments (0)

March 11, 2020

視界不良の白馬乗鞍岳滑走

ちびスペ同窓会の翌日は、ロープウェイ利用で栂池上部の偵察に行ってきました。天狗原より上は視界不良でしたがいい雪、天狗原より下はカリカリのクラストでした。

【日程】2020年3月8日(日)
【山域】北ア・後立山
【場所】白馬乗鞍岳
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】曇り
【装備】テレマーク
【コースタイム】栂池自然園駅10:07〜天狗原11:28〜白馬乗鞍岳12:20-〜天狗原12:56〜成城小屋13:15〜ゴンドラ栂の森駅13:29

Img_1604

ボリューミーなひらたさんの朝食をしっかり食べれば、パワー全開だ!

A785f431fdb44c0fb0a2bae729ae68ca

ゴンドラとロープウェイを利用して栂池自然園駅に上がる。

6147fc5ceece4108b7c3ea1fa3b33a76

上部はガスの中。数パーティーが登っているが、天気がよくないからか、そんなに人数は多くはなかった。途中でかむるーぷすのYさんにお会いした。カリカリバーンなので、天狗原までは上がらないとのこと。私は天狗原まで上がってから考えることにする。

3b7064a2b91142e1a970a6429b502167

天狗原まで上がるが、誰もいない。白馬乗鞍岳はガスの中。声がするので、何人かはさらに上まで登っているようだ。

9d721c916111409da2edef6f5ac2b9e0

視界は悪いが、前回1月に来た時は強風のため白馬乗鞍岳山頂まで行けなかったので、山頂を目指すことにする。途中で、5人ぐらいの登山者とすれ違った。

Img_1605

雪のない白馬乗鞍岳山頂部。他にボーダーとスキーヤーの2名がいたが、その後、誰も上がってこなかった。風は弱いので、寒くはなかった。

E4d5d40f1b47415398bb931f70ae1acb

それではシールを外して滑走へ。何も見えんわ!

7274a94f4f3e496dbb9a3f981fc18ec3

雪はクリーミーでよいのだが、視界が悪いので攻めることができない。酔うほどではなかったが、もう少し視界がよければ、登り返してもう1本滑りたくなるぐらいのいい雪だった。天狗原まで高度を落とすと視界は出てきた。

D5f7eba133f849a2b69c7357558896e8

天狗原から下は南斜面ということもあり、見事なカリカリバーンで、部分的にモナカ雪も混在する悪雪滑りとなった.ズラシはできないので、ターンはジャンプターンにて。成城小屋から振り返る。滑走シーンは動画をご覧下さい。

あとは林道を滑って、栂池高原スキー場に戻った。栂の森で娘たちと合流して、一緒に滑って下山した。

YouTubeにアップした記録動画です。

| | Comments (0)

栂池ちびスペ同窓会

先週末は娘そしてテレ弟子2名と栂池高原スキー場へ行ってきました。娘と最後に一緒に滑ったは娘が小6の時なので、なんと7年ぶりでした。現在、大学1年生の娘は、小学生の時は栂池スキー学校で開講されていたちびっこスペシャルスキーチーム(ちびスペ)に参加していました。ちびスペとは、同じインスラクターがポール練習を中心に子どもを1シーズンしっかり指導してくれるというレッスンプログラムのことです。当時は、娘をちびスペに預けている間に、テレのコソ練をしたり、栂池上部にプチBCに行ったりもしていました。また、子どもたちと一緒にポールを滑ったりもして、自分のテレマークスキーの技術向上にも役立った時間でした。そのちびスペも少子化とスキー人口減少の流れには逆らえず、今シーズン限りで終了とのこと。その同窓会が栂池の雪の祭典に合わせて「ちびっ子スペシャル感謝Day」として開催される予定だったのですが、残念ながらコロナウイルス対策のために中止となってしまいました。それにもかかわらず、非公式ながら、かっての参加者と父母が集まりました。

Img_1591

娘は6年ぶりのスキーとのことで、道具を新調しました。右が娘のアルペン板で、左は私のテレ板です。

Img_1593

白樺ゲレンデに集合。娘は6年ぶりの割には、結構滑れるではありませんか! ローテーション滑りになってますが、身体が覚えているんですね。

Img_1594

栂の森ゲレンデでポールを滑る。

Img_1599d

天気もよく、雄山もくっきり! 小蓮華岳の大斜面には点発生雪崩と思われる雪崩跡が5本ぐらいありました。

Img_1606

記念撮影! このあと、馬の背ゲレンデのコブをみんなで滑ったりと懐かしい時間を過ごしました。

Img_1602

今宵の宿は久しぶりのひらたさん。いつもながらここの食事は美味しい。

Img_1603

夕食後は、居酒屋クローシュにて、ちびスペ同窓会の夜の部。お腹は一杯でしたが、しっかり飲みました! ちびスペはなくなっても、1シーズンに1回ぐらいは集まろうという話しになりました。また来年にお会いしましょう!

| | Comments (2)

March 01, 2020

上越BC遠征3:平標山 ヤカイ沢滑走

上越遠征最終日の平標山の記録です。

【日程】2020年2月24日(月)
【山域】谷川連峰
【場所】平標山
【メンバー】雪豹、ktn92、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク2,ATスキー1
【コースタイム】平標登山口バス停6:47〜岩魚沢林道ヤカイ沢分岐7:17〜尾根上1480m付近9:00〜夏道合流1860m地点10:49〜平標山11:15-57〜ヤカイ沢滑走〜岩魚沢林道合流13:17〜平標登山口バス停13:29

P2240001

平標山は登山口バス停がある国道の路肩に車を駐めるスペースがあるのだが、到着した時にはすでに多くの車が駐まっており、かろうじて駐車することができた。ここが人気の山であることを知る。

P2240003

すでに多くのスキーヤーや登山者が出発していたが、我々もスキーを履いて林道を歩き出す。後で知るのだが、この林道の名前は岩魚沢林道というらしい。林道上の雪は硬く、前日の巻機山では大量降雪があったはずなのに、こちらはほとんど雪が降っていなかった感じがする。ちょっと場所が違うだけでこうも降雪量が変わるのか。

P2240004

岩魚沢林道からヤカイ沢方面へ入る。

P2240006

右にある尾根に取り付くが、斜面は凍っているし、予定の位置より早く取り付きすぎたため、かなりの急斜面の登行となり、クトーを装着する。ここの通過がこの日の核心で、登行に苦労する。キックターンでバランスを崩して滑落しかけるわ、ビンディングのリンクスの爪が外れるわで、スキーを担いでアイゼン歩行の方が時間的には速かったに違いない。尾根上に出たが、予定より下の位置だった。予定通りに行ければ、もう少し斜度が緩かったようだ。とりあえず、尾根上に乗ることるとができて一安心ではあった。

1ca60206b9af8a2ed9cf5eddac736817

尾根に乗ると、斜度は落ち着くが、斜面は相変わらず凍っているので、しっかりクトーを効かせないといけない。おまけに風も強い。

P2240009

本来出るべき位置にて休憩する。上部はガスがかかり、風がさらに強そうだが、予報的には回復に向かうはずだ。

P2240010

下からは急そうに見えた斜面も、登ってみるとそれほどでもなかった。

P2240012

最後は木のない斜面を登っていく。風もだいぶ落ち着いてきた。

E1455c0a1f4f633ffbb16a8d25e51f53

山頂は多くのスキーヤーや登山者で賑わっていた。3人で記念撮影をする。初日の守門岳に引き続き、この平標山も初めての山である。

P2240015

仙ノ倉山方面の眺め。

Vlcsnap2020022613h20m17s634

問題は滑走ルート。往路をカチカチ斜面だったが、山頂から見えるヤカイ沢の斜面が良さそうだ。シュプールも何本かついている。ヤカイ沢滑走を決めて、稜線をコルまで滑る。

P2240018

これからドロップするヤカイ沢の斜面。結構な急斜面である。

Be0ec14c7f45ea88ebb6661948d37915

ガスが晴れてきたところで、まずは私がトップでドロップ。雪崩リスクがあるので、1人ずつドロップする。

96e799227af277a665483c7383f063bb

ヤカイ沢には柔らかい雪が溜まっていた。

F88b8c294cc1bb524b514c9fc9d647c2

パウダーではなく、風で移動した密度の高い雪だが、上部は悪くはなかった。

4ac6859d41ba17b835178d039ecf5e0f

積雪も比較的安定している。

60bf7a6c975cf1d5d62fca90223dfcaf

クラストと柔らかい雪のミックスもあり、テクニカルな滑走が要求される。

Vlcsnap2020022613h21m36s349

下部は重雪で疲れる滑りとなる。

P2240019

後ろを振り返ると、あっという間に高度を落としていたことに気づく。

P2240020

低木の中の滑走となる。ここまで来ると安全地帯だ。

Vlcsnap2020022613h22m46s613

やがて沢筋の樹林の滑走となる。気温も高くなり、朝はカチカチだった雪も緩みだしていた。

P2240021

滑ってきた斜面ははるか後方になっていた。カチカチの往路を戻らず、ヤカイ沢を選択したのは正解だった。

Vlcsnap2020022613h23m01s007

作業道に出たら、岩魚沢林道はすぐ。

P2240022

最後は林道を滑って、林道上に雪が無くなっても端にある雪をつないで滑る。

P2240023

最後までスキーを脱がずに下山。これで3日間の上越遠征が終了した。雪豹さん、ktn92さん、3日間ご一緒いただきありがとうございました。

YouTubeにアップした記録動画です。滑走シーンはこちらをご覧下さい。

| | Comments (0)

February 29, 2020

上越BC遠征2:爆風で敗退の巻機山

爆風で敗退した上越遠征2日目の巻機山の記録です。

【日程】2020年2月23日(日)
【山域】越後
【場所】巻機山
【メンバー】雪豹、ktn92、マメゾウムシ
【天候】雪
【装備】テレマーク2,ATスキー1
【コースタイム】西谷後バス停6:38〜桜坂駐車場7:18〜5合目(1128m)8:58〜6合目10:05〜1480m撤退地点10:33-53〜桜坂駐車場12:03〜西谷後バス停12:21

守門岳の翌日は巻機山へ。無雪期に1回登ったことのある山である。清水集落の林道入口に着くと、車が2台駐まっていて、入山者がいるようだ。出発時は雨だったが、ここまで来ると雪に変わっていた。

P2230001

前日は気温が高かったが、それから冷え込んだため雪は硬い。天気予報では悪天予報だが、とりあえずニセ巻機あたりまで行ければよいだろうということで出発する。

P2230002

林道から離れて尾根に取り付く。ちょっと藪が濃い。

P2230005

尾根に乗る。シュプールがあるので、前日に入山者がいたようだ。

P2230006

標高1000〜1100mあたりに差し掛かると、斜度がだいぶ急となる。藪も濃く、雪もクラストしているので、シール登行に苦労する。後ろに滑ってしまうこともあるので、スキーにクトーを装着する。

P2230007

途中、スキーが外れたりして難儀しながらも、なんとか乗り越えると、斜度が緩んでホッとする。上部では風がごうごうと唸りを上げている。風を避けるために、できるだけ沢地形を選んで進む。

P2230008

6合目に差し掛かると、木が少なくなり、強風の洗礼を受ける。風に叩かれた雪面はカチカチである。

P2230009

強風というかもう爆風である。風速20mはあるだろう。標高1480mまで登ったところで、これ以上進むのは危険と判断し撤退を決める。シールを外すのにも苦労する。

P2230011

滑走の方は悪くないではないですか! 我々が登って行く間に、樹林帯には朝から降り続いた雪がだいぶ積もっていた。底付きのガリガリに慎重になりながらもパウダー滑走を楽しむ。寒さで動画を撮影する余裕はなかった。

P2230013

桜坂まで滑り下りると、上部と違ってだいぶ穏やかだ。

P2230014 

途中に朝にはなかったテントが1張り。声を掛けると、若者が顔を出した。翌日入山するとのこと。きっと明日はパウダーだろう。

P2230015

あとは林道を滑るだけ。林道上の雪は走る雪で、駐車地点まではすぐだった。

今回のスキーでのリベンジ、そして夏の米子沢遡行と、巻機山には2つの宿題が残されたのだった。

上越BC遠征3:平標山ヤカイ沢滑走につづく

| | Comments (0)

上越BC遠征1:守門大岳で重雪滑走

2月の3連休は、厳冬期としては10年ぶりの上越へバックカントリー遠征へ行ってきました。守門岳、巻機山、平標山の3座にトライし、巻機山だのみ悪天で登頂できずでしたが、他の2座は山頂から滑走できました。雪質には恵まれませんでしたが、久しぶりに上越の山を楽しんだ3日間でした。まずは1日目の守門大岳の記録です。

【日程】2020年2月22日(土)
【山域】越後
【場所】守門岳
【メンバー】雪豹、ktn92、マメゾウムシ
【天候】曇り時々晴れのち小雨
【装備】テレマーク2,ATスキー1
【コースタイム】冬季除雪終了地点7:35〜保久礼小屋9:13〜キビタキ避難小屋10:00〜守門大岳10:57-11:19〜母川1170m地点11:38-46〜尾根1280m地点12:02-11〜保久礼小屋12:26-33〜冬季除雪終了地点13:19

大阪から上越までは600kmほどあるのだが、それを1人で運転していくのはきつい。途中に休憩箇所があって、運転も代わってもらえればだいぶ楽になる。今回は前日の夕方に愛知まで自走し、ktn92さんの車に乗り換えて安曇野へ移動。安曇野の雪豹さん宅で前泊させてもらい、翌日早朝に雪豹さん宅を出発し、守門岳の登山口へ移動した。愛知から上越往復を運転したktn92さんにはたいへん感謝である。おかげで、2泊3日の割には、精神的にも肉体的にもだいぶ楽な移動となった。

P2220003

守門岳への車道は除雪終了地点に車を駐めた。ここには5台ほど駐められるスペースが除雪されていた。まずは長い林道歩きから始まる。

P2220005

途中、3箇所ほど水が流れていて、雪が途切れる所がある。シールを濡らさないためにスキーを外して渡る。

P2220006

沢から離れて、尾根に取り付く。

P2220007

急登を登り切って尾根上に出ると、保久礼小屋がある。

P2220008

尾根上を登っていく。

P2220010

パウダーならば滑るのに良さそうな斜面だが、残念ながら気温が高くて湿雪である。

P2220012

登るにつれて、木がまばらになっていく。

P2220015

やがて木のない斜面となり、山頂も近づいてくる。

P2220016

守門大岳の山頂に着くと、見たことのある顔が! なんとRSSAのYさんでした。背後には守門名物の大きな雪庇が張り出している。

P2220017

南には守門の本峰。

1c9a3e533e529079519d5abb80423292

まずは母川へドロップ。

04c22ee61b544a7e198e19c3dad7b006

重雪とクラストのミックスで疲れる。

Cad1a4c687c354f37757251e7071b859

パウダーでなくても、滑れるならば文句は言わない!

P2220018

滑った斜面。

P2220020

標高1170mまで滑ったら、尾根へ登り返す。積雪が充分で沢が埋まっていれば、そのまま沢を滑って行けるのだが。

P2220021

尾根へ登り返したら、往路を戻る。

Vlcsnap2020022613h12m43s297

最初はオープンバーンの滑走。

Vlcsnap2020022613h12m57s801

樹林帯の滑走となる。

Vlcsnap2020022613h15m04s903

キビタキ避難小屋を通過。

Vlcsnap2020022613h17m03s463

尾根を外れて林道への滑走。雪が重さを増して疲れる滑りとなる。

Vlcsnap2020022613h19m41s022

林道に出る。

Vlcsnap2020022613h17m34s443

雪が途切れている所は、面倒なのでスキーをつけたまま通過。13時20分に除雪終了地点に下山。往復6時間ほどの行動時間でした。

YouTubeにアップした記録動画です。滑走シーンはこちらをご覧下さい。

上越BC遠征2:爆風で敗退の巻機山につづく

| | Comments (0)

より以前の記事一覧