June 04, 2024

山スキーヤーの忘シーズン会 in 太田飯店(美濃太田)

先週末の土曜日の晩は、中京地区の山スキーヤーの忘シーズン会にお招きいただき、貝月谷の遡行後に参加してきた。

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会場となったのは、主催者のランドレさんの親族が経営する美濃太田駅前にある太田飯店である。お店ではランドレ産の奥さんが作成した小物も売っている。美濃太田駅は長良川鉄道の始発駅なので、奥美濃にあるワンゲル部の山小屋に公共交通機関で行く場合に利用可能であるので、ワンゲル部員にぜひ勧めたいお店である。

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美味しい料理とお酒で、楽しい一時を過ごすことができた。岐阜方面に行く場合には、ぜひ立ち寄ってほしいお勧めのお店である。

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山スキーメーリングリスト時代のメンバーもいて、懐かしい話が出たりした。年齢的に私より年上の方も多くいながら、みんな元気で、それなりのレベルのスキー山行を行っている。

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おまけに皆さん、よく飲んで、よく食べて、よく話す。最後の締めでベトコンラーメンを頼むのには驚いた。ベトコンラーメンとは、ベストコンディションラーメンの略である。にんにく、にら、もやしがどっさりで、ピリ辛味のスタミナラーメン系である。私も年齢による衰えやらアキレス腱の故障など言っていられないと、元気をいただいた。上の写真の麻婆豆腐はお店のお勧めメニューである。

今シーズンは事故に遭いながらも奇跡的に生き残った山スキー仲間が数人いたが、来シーズンも生き残っての再会を約束した。

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May 22, 2024

乗鞍岳で今シーズンの板納め?

季節は初夏の様相となり、そろそろ今シーズンの板納めの時期である。今シーズンも昨年に引き続き、最後の滑り?を乗鞍岳で締めた。

【日程】2024年5月18日(土)
【山域】北アルプス南部
【場所】乗鞍岳
【メンバー】マメゾウムシ
【装備】テレマーク
【天候】晴れ
【コースタイム】位ヶ原山荘9:40〜大雪渓下10:47〜朝日岳12:16-42〜位ヶ原山荘13:09

季節は初夏の様相となり、そろそろ今シーズンの板納めの時期である。5月第3週の土曜日は、快晴の天気が期待できるということで、昨年に引き続き、乗鞍岳へ板納めに行ってきた。

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早朝の乗鞍観光センターは予報通りに快晴の天気で、乗鞍岳がくっきり見えていた。駐車場には昨年の板納めでも一緒になった大阪労山のKさんの顔もあった。

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位ヶ原山荘往復の春山バス切符4000円を販売機で購入して、8時30分発の春山バス始発便に乗る。この時期は滑れるところが限られることもあり、同じことを考えている人が多かったのか、登山者よりもスキーヤー・ボーダーの方が多かった。

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観光センターから4台、三本滝から1台の計5台のバスが位ヶ原山荘に着いたので、山荘前は少々混雑気味で、トイレに並ぶ人も多かった。

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位ヶ原山荘からの屋根坂への取り付きは、雪融けで藪が濃いめのため、登れる所が限られる。屋根坂は比較的斜度があることもあり、シール登行に苦労する人たちが多数いて、それによる渋滞が発生した。なかには滑落する人もいた。

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途中、富士見岳方面へ向かうKさんと別れ、

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剣ヶ峰方面を目指す。

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肩の小屋口を過ぎて、除雪済みの車道をシールをつけたまま渡り、大雪渓に取り付く。寝不足といきなりの高度で、調子は悪い。

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ようやく朝日岳と蚕玉岳のコルに着いたが、13時24分発の帰りのバスに間に合わせるために、剣ヶ峰ではなく、朝日岳にドロップ地点を変更した。

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雪渓上に落ちた虫をイワヒバリが食べていた。

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朝日岳から槍ヶ岳・穂高岳などの北アルプスの展望。

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北アルプスの右には、浅間山や八ヶ岳の眺め。

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シールを外していよいよ滑走ではあるが、スキーのソールにはシールの糊がついていたので、コンパスで糊を剥いでから斜面へドロップした。上部は最近降ったと思われる新雪もあったが、ストップ雪というほどではなく、快適に滑ることができた。

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あっという間に、肩の小屋口まで滑り下りる。下部には縦溝はほとんどなかった。最後は藪を掻い潜りながら、位ヶ原山荘近くの車道に滑り込む。高度障害もあったりで、単純にゆっくりと往復するだけで、それほど時間に余裕は残っていなかった。

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下山後は湯けむり館で汗を流し、奥美濃にあるワンゲル部山小屋に移動した。夜は1人宴で過ごした。

今回の乗鞍岳スキーは板納めのつもりであったが、縦溝がほとんどなくフラットな斜面で快適な滑走ができたことを考えると、もう1回行っても良いかなと思うのであった。

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May 07, 2024

ワンゲル部2024GW立山スキー合宿2:3日目は室堂山と浄土山からの滑走、4日目に下山

ワンゲル部2024GW立山スキー合宿の後半(3日目と4日目)の記録です。概要と前半の記録については、こちらをご覧ください。

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3日目:室堂山と浄土山からの滑走

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3日目も快晴であった。前夜の冷え込みは酷く、テント内に置いた水筒の水でさえ凍りかけていた。

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本日も雪が緩むのを考慮しての遅めの出発とした。

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繁殖期ということもあり、天気は良いのに、ライチョウをよく目撃した。まだ羽は白い。

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前日にビールを飲みきってしまったので、室堂経由にて買い出しを行った。ゴールデンウィーク後半開始ということもあり、室堂ターミナルは多くの観光客で混雑していた。

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まずは室堂山を目指す。

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室堂から1時間ほどで室堂山に到着する。かって滑走したことのある立山カルデラの眺めである。

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室堂山からの北方向には剱岳の眺め。

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南東方向の眺めは、日本オートルートの眺め。

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南方向は日本オートルートの全容が眺められる。

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南西方向には遠くに白山が眺められる。

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北西方向には大日岳と富山湾が眺められる。

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雪の大谷方向へ滑走する。

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ややメローな斜面だが、気持ちよく滑ることができた。下部は縦溝ができていたが、問題はなかった。

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雪の大谷を歩く大勢の観光客を見下ろしながらランチとする。

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午後は浄土山を目指す。

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最後の急斜面はクラスト気味でスリルのあるシール登行となった。

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私が足場を作ってから現役部員には登ってもらったが、なかなか登ってこない。主将のシールが途中で剥がれるというトラブルがあったもよう。それでも無事登ってきた。もう私がいなくてもどこにでも行けそうだ。

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浄土山のボウルを滑る。

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ボウルはギタギタで酷い状態だった。往路を滑るのがベターだったようだ。

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下部は快適な斜面だった。

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一ノ越手前まで滑る。正面に雄山である。

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テン場までは、浄土沢から山崎カール側にトラバースしながら滑る。

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基本的に快適な滑りだったが、下部は縦溝が発達してきており、油断したら板を取られて転倒してしまった。

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下山後は、前日に引き続き屋外にて、ランドレさんと一緒に、室堂で仕入れた立山地ビールにて最後の晩餐となった。連休後半のスタートということもあり、テント数は滞在中最多となっていた。

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夕食後に、雷鳥荘方面から通称ゲレンデを、大きなザックを担いで、転けながら滑ってくる集団が目に入る。昨年の我が部と同じ光景であったので、直感的に大学関係かなと思った。主将が声をかけると、やはり大学関係で、関学ワンゲル部であった。一緒に記念撮影を行った。できればもう少し交流の場を持ちたかったが、残念ながら我々は明日下山する。是非とも滞在中は楽しんでほしい。

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4日目:下山

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最終日の朝を迎えた。前夜の冷え込みは、前の晩に比べるとそれほどはなかった。この日も天気が良く、どこか滑りたい気持ちはあったが、帰りの渋滞を考えて、下山だけとした。すでにブログで報告済みだが(生ゴミを雪に埋めて帰るパーティー)、テントの撤収の際に、我々が設営する前から雪に埋められていた生ゴミを回収した。

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3晩過ごしたテン場を去る。

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下山だが、室堂までは登りメインである。

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下山後は、亀谷温泉白樺の湯で汗を流してから、帰路についた。

今年のGW立山スキー合宿も天気に恵まれて、無事に終了した。昨年に比べると、ワンゲル部員たちのバックカントリーおよびテレマークスキーの技術はだいぶ向上していた。参加者の人数が少ないのは残念だったが、今回参加した2名がしっかり後進の指導をしてくれるだろう。来年は現役部員だけでのスキー合宿も期待できるにちがいない。

2日目の剱御前山からの滑走と、3日目の室堂山の滑走シーンを動画に編集しました。

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ワンゲル部2024GW立山スキー合宿1:1日目は大走り、2日目は剱御前山からの剱沢滑走と雷鳥沢滑走

昨年に引き続き、今年もワンゲル部のGW立山スキー合宿に同行した。昨年は登りも滑りも心許なかったワンゲル部員たちだったが、今年はどこへでも滑りに行けるレベルに成長していた。

概要
【日程】2024年5月1日(水)〜4日(土)
【山域】北ア立山
【場所】立山
【メンバー】ワンゲル部員2名、マメゾウムシ(顧問)
【天候】5/1 曇り、5/2-4 晴れ
【装備】テレマーク3
【コースタイム】
5/1 立山室堂9:30〜雷鳥沢キャンプ場10:30-12:30(テント設営)〜大走り尾根2670m14:31-45〜滑走〜雷鳥沢キャンプ場15:15
5/2 雷鳥沢キャンプ場8:44〜剱御前小舎11:28-58〜剱御前山12:09-54〜滑走〜剱沢2660m12:59-13:40〜剱御前小舎14:01-15:08(現役部員は再び剱御前山から滑走)〜雷鳥沢キャンプ場15:46
5/3 雷鳥沢キャンプ場8:55〜みくりが池温泉9:36〜室堂9:55-10:17〜室堂山11:17-57〜滑走〜雪の大谷2410m12:12-48〜室堂12:57〜浄土山14:54-28〜雷鳥沢キャンプ場15:59
5/4 雷鳥沢キャンプ場9:30〜みくりが池温泉10:20〜室堂10:36

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ワンゲル部2024GW立山スキー合宿の前半(1日目と2日目)の記録です。

昨年
に引き続き、今年もワンゲル部のGW立山合宿に同行した。当初の予定は4月30日〜5月3日の日程だったが、4月30日が悪天予報だったため、1日後ろに日程をスライドさせた。合宿といっても、ドタキャンが出たりして、現役部員の参加者は主将と主務の2名だけであった。人数は減っても、部員の中では技術レベルはトップの2名である。遠慮なく、私の行きたいルートで行くことにした。

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1日目:入山と大走り尾根滑走

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入山日の立山駅は、朝まで雨が降り続き、GW中の平日ということもあり、混雑はなかった。

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8時発のケーブルカーに乗車し、9時過ぎに室堂に到着する。雨は降っておらず、視界はあるが、湿度は高めだった。

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重荷だったこともあり、遠回りではあるが、ブル道にてシールをつけたまま雷鳥沢キャンプ場へ向かった。

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雷鳥沢キャンプ場のテント数はまだ少なめで、他のパーティーが利用して帰った跡地にテントを設営することができた。設営中に突然声をかけられたが、以前にお会いし、ヤマレコやSNSで交流のあるランドレさんであった。

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天気はそれほどよくはないが、視界はあるので、午後から大走り尾根へ滑りに行くことにした。

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テン場から2時間ほど登った標高2670m付近から滑ることにする。2670m付近は台地状なので、スキーの脱着がしやすい。

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滑り始めはクラックが多いので、慎重に滑る。

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雪は緩んでいて、良い感じのザラメ雪であったが、少々ストップ気味な感じもする。原因はソールに張り付いたシールの糊のせいだった。これ以降、滑走前にソールに付いた糊を剥いでからの滑走となった。

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テレマークターンを決めるワンゲル部員。

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テントに戻ったら早速入山祝いでビールを開けた。

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2日目:剱御前山からの剱沢滑走と雷鳥沢滑走

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2日目は朝から快晴の天気で、昨年に引き続き剱岳参りへ行くことにする。

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雪の緩むのを考えて、遅めの9時近くに出発した。雷鳥沢を登り出したが、出だしはまだ雪が締まっていたので、私はクトーを利用した。

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最初の急登を登り終えて、ホッとする。

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剱御前小舎への最後のトラバースに入る。現役部員はここまでシールだけで登り切った。

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剱御前小舎へのトラバースは途中で雪が途切れたので、そこからはスキーを担いだが、剱御前小舎はすぐであった。

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剱御前小舎からは遠くに白山が眺められた。

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一服したら、剱御前山へもう一登りする。

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剱御前小舎から剱御前山までは、ほんの10分ほどだった。

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剱御前山から北東方向の眺め。剱岳の眺めが圧巻である。

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剱御前山から東方向の眺め。

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剱御前山から剱沢へ滑走する。ワンゲル部員2名は昨年は山頂からは技術的に滑れず、斜度の緩い剱御前小舎から剱沢へ滑走した。シールを外すと、やはり私のスキーにはソールにシールの糊がついていたので、スクレイバーで剥がした。

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主将のテレマーク。

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主務のテレマーク。現役部員2名は成長を感じられる滑りであった。

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顧問こと私のテレマーク。糊を剥いだスキーは問題なく走ってくれた。

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シュプールを振り返る。剱岳を観ながらの滑走は快適であった。ランドレさんも滑り下りてきて、一緒になった。滑走中の写真はランドレさんに撮っていただいた。

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剱御前小舎に登り返す。私は休憩としたが、その間に現役部員は再び剱御前山からの滑走を行った。さすがに38歳下の若者には体力では勝てない。

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剱御前小舎から剱沢を振り返る。

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富山平野方面は雲海であった。

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現役部員が戻ってきたところで、最後の雷鳥沢の滑走に入る。

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広い雷鳥沢源頭部を滑走する。昨年は技術的に源頭部の急斜面を滑れず、板を担いで高度を落とした現役部員だが、今年はしっかり滑って下りて来られる。

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下部は少々縦溝があったが、快適なザラメ雪だったので、滑りにさほど影響はなかった。

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下山後は、天気が良かったので、そのまま外で夕食と宴とした。テン場で一緒になったランドレさんも交えて、楽しい夕べとなった。

ワンゲル部2024GW立山スキー合宿2:3日目は室堂山と浄土山からの滑走、4日目に下山につづく

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April 22, 2024

シャルマン火打スキー場から放山

白馬2連戦の後は、シャルマン火打スキー場から放山を往復し、日本離れした景色を堪能してきた。

【日程】2024年4月15日(月)
【山域】頸城・海谷
【場所】放山
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク
【コースタイム】ゲレンデトップ8:54〜放山9:57-10:15〜ゲレンデトップ10:46〜駐車場11:05

白馬2連戦を終え(2024年4月13日14日の記録、糸魚川の能生にて、地魚の刺身と信州の地酒で1人宴を行ったが、翌日は平日の月曜日であった。もちろん休暇は取得済みである。そのまま帰路につくのはもったいないので、シャルマン火打スキー場から放山をスキーで往復することにした。春の放山は9年ぶりであるが(2015年3月21日の記録)、7年前の厳冬期にシャルマン火打スキー場から空沢山への往復を行った際にも放山を通っている(2017年1月3日の記録)。それ以来の実に久しぶりのシャルマン火打スキー場と放山であった。

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8時にシャルマン火打スキー場に到着する。周囲の雪融けは進んでいる。

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8時半からリフトが動き出す。平日ということもあり、スキー・ボード客は多くはない。入山届をレンタルコーナーに提出し、1回券600円を購入してゲレンデトップに上がる。パトロールの詰所の横から入山する。

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すぐに雪が途切れる。

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池からシール登行を開始する。

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とりあえず、登りやすそうな所を選んで、高い方へ登っていく。

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スタートしてから1時間ほどで放山に到着する。放山往復ならば、かなりお手軽なBCである。

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北方向の眺め。

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北東方向の眺め。

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東方向の眺め。

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南方向には、火打山や焼山の眺め。日本離れした風景である。

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南西方向には、焼山から昼闇山などの眺めである。

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西方向の眺め。

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滑走へ。

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快適ザラメ雪であった。

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あっという間に池まで戻る。これから長距離の車移動が待っているので、寄り道せずに下山することにする。シールを貼ってゲレンデへ登り返す。

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途中、雪が途切れているので板を外す。あとは面倒なので、そのまま板を担いでゲレンデに出た。

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パトロールに下山連絡を行ってから、最後はシャバ雪のゲレンデを滑走し、センターハウスに滑り込んだ。

信越スキー遠征3連戦が終わった。今回はソロということもあり、マッタリ系のバックカントリースキーにした。自分の年齢を考えると、連戦の場合はこの程度で良いのかもしれない。次はゴールデンウィークの立山が待っている。

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April 21, 2024

栂池自然園スキー散歩:軽快にテレマーク革靴・ステップソール板にて

白馬乗鞍岳を往復した翌日は、スタイルを変えて、テレマーク革靴とステップソール板という軽快な道具にて、栂池自然園の奥にある2301m標高点まで散歩してみた。

【日程】2024年4月14日(日)
【山域】北ア後立山
【場所】栂池自然園
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク
【コースタイム】栂池自然園駅9:16〜展望台10:21〜2301m台地付近11:26-48〜栂池自然園駅12:22〜栂の森ゲレンデ12:36〜ゴンドラ中間駅13:01

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白馬1日目は、NTNブーツと太めの板というハードな道具にて白馬乗鞍岳を往復してきたが、2日目はスタイルを変えて、テレマーク革靴とステップソール板の組み合わせにて、シールを使わずに、軽快に、栂池自然園の奥にある2301m標高点付近まで散歩してみることにした。軽快なスタイルでのスキー山行は、1週間前の扇ノ山でも行ったスタイルだが、今回はしっかり滑れそうだ。

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前日に引き続き、ロープウェイ利用にて栂池自然園駅まで上がる。入山者の大多数は天狗原方面へ向かうようだ。栂池自然園方面へ向かう人は少なく、静かなスキー山行が楽しめそうだ。出発時に落倉でペンションを経営するYさんに久しぶりにお会いした。テレマーカーのお客さん2名を連れて天狗原方面へのツアーらしい。

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シールで2301m標高点を目指す場合は、最短距離で行く中央から登っていくが、ステップソールの場合は西寄りに回り込む感じで進み、樹林の緩い斜面を登っていく。この日も前日と同様に天気がよく、暑すぎるぐらいであった。

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自然園奥の展望台付近を経由する。

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目的地である2301m付近の台地が前方に、稜線上には船越の頭が見える。

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登っていくと、滑るのに良さそうな大斜面が広がる。

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スタートしてから2時間少しで2301m台地に到着した。ここからも白馬三山が眺められる。

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昼食を取ったら、滑走に入る。快適ザラメで革靴・ステップソール板でも問題なく楽しい滑走となった。やはり前日にスキーが走らなかったのは、ソールに残ったシールの糊のせいであった。滑っていく途中で、ステップソール板のテレマーカー集団が登ったり滑ったりを繰り返して遊んでいるところに出くわした。この集団は、やはりまほろば倶楽部のツアーであった。久しぶりに主宰のIさんにもお会いした。

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栂池ヒュッテまで戻る。もう10年以上も前のことであるが、この時期には栂池ヒュッテは営業しており、宿泊したことがある。その時はまほろば倶楽部のツアーに参加し、今回と同様に自然園周辺をステップソール板で軽快に登ったり滑ったりして遊んだ。途中でまほろば倶楽部のツアーに遭遇したこともあり、その時のことを思い出した。もう少し登り返して遊ぶという選択肢もあったが、別な思惑があり、そのまま下山することにした。

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自然園駅からは前日同様の下山である。林道を滑ってゲレンデに戻り、

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最後はゲレンデを滑走し、ゴンドラ中央駅からゴンドラに乗車して下山した。

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下山後は糸魚川に出て、能生に向かった。途中の糸魚川からの、雨飾山から火打山までの眺め。

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思惑というのは、道の駅マリンドーム能生にて、新鮮な地魚などを購入して、夕食の宴時の酒の肴にすることである。17時までの営業であるので、売り切れてしまう前に間に合いたかった。幸いなことに、ヒダリガレイと高級魚のアラの刺身を購入できた。2つで400円割引の1000円だった。スーパーで購入すると量が少ないが、量的にボリュームもあった。他にかに飯も購入し、信州の地酒で豪華な宴となった。

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夕陽が海に沈む。宴はその後も続いた。

シャルマン火打スキー場から放山につづく

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白馬乗鞍岳スキー:1人だけストップ雪?

新年度が始まり、本業の仕事量が増えて、ブログの更新が滞っています。遅くなりましたが、これから1週間前のスキー山行の記録をアップしていきます。まずは白馬乗鞍岳スキーの報告です。

【日程】2024年4月13日(土)
【山域】北ア後立山
【場所】白馬乗鞍岳
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク
【コースタイム】栂池自然園駅10:04〜成城大学小屋10:08〜天狗原11:16〜白馬乗鞍岳12:14-52〜天狗原13:05〜成城大学小屋13:18〜栂の森ゲレンデ13:26〜栂池ゴンドラ中間駅13:48

4月に入ってから気温が高い日が続いている、標高の低い山では雪融けが急速に進んでいることから、山スキーには厳しそうである。そろそろ標高の高い山か、北の方の山しか選択肢はなさそうだ。4月第2週の週末も天気がよいという予報なので、年明け後初の白馬へ行くことにした。

1日目は、夜間の移動による寝不足と、ソロということもあり、栂池ロープウェイ利用で定番コースの白馬乗鞍岳を往復することにした。過去の記録を調べてみると、白馬乗鞍岳の山頂を目指すのは、コロナ禍などもあり、実に4年ぶりのことであった(2020年3月8日の記録)。

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9時ぐらいに栂池高原スキー場に到着したが、なんとかゴンドラ乗場前の中央駐車場に駐車できた。この時期は滑れる場所が限られてきていることもあり、駐車場はほぼ満車状態であった。

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ゴンドラとロープウェイ利用で、栂池自然園駅まで上がる。片道2000円であった。帰りはゴンドラ中央駅まで滑れるが、その下は雪がないので、ゴンドラ下山となる。中央駅からのゴンドラ下りは無料で乗車できる。

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スキーにシールを貼って天狗原へ登る。バックカントリ−関係者も多かったが、登山者もそこそこ多く、実に多くの人たちが天狗原を目指していた。

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天狗原を通過する。風はほとんどなく、登りは暑いぐらいであった。

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白馬乗鞍岳への斜面には大勢の人たちが取り付いていた。後を追うことにする。

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もう少し。

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白馬乗鞍岳の山頂部に到着する。実に4年ぶりの山頂であった。天気がよいため、展望も素晴らしい。この景色を見るだけでも来る価値はある。風もほとんどないので、寒さは感じず、昼寝ができそうだ。南西方向には白馬三山が眺められた。

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南方向には後立山連峰の眺め。

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南東方向には浅間山や四阿山の眺め。

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東方向には戸隠から妙高の眺め。

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北東方向には火打山や焼山の眺め。

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滑りとする。

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登りで快適ザラメと想定していたのに、なぜかスキーが走らない。ストップ系の雪だろうか? 滑った白馬乗鞍岳の大斜面を振り返る。

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天狗原からの滑りに入る。やはりスキーは走らない。滑れないことはないが疲れる。

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滑った斜面を振り返る。

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林道を滑る。ヘアピンはショートカットした。

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最後はゲレンデを滑る。ゲレンデでもスキーが走らない。

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ゴンドラ中間駅まで滑走して、ゴンドラ下山となった。ゲレンデ下部の雪融けが進んでいることから、翌週にはゴンドラ山頂駅からの乗車下山となるだろう。

下山してからスキーのソールを見たら、シールの糊が結構ついていた。シールの糊の劣化でベタベタ気味だったこともあり、糊がソールにくっついてしまった。どうやらこれがスキーが走らなかった理由のようで、ストップ雪ではなかったらしい。リムーバーでソールの糊を落として、簡易ワックスを塗っておいた。

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下山後は、車中にて1人宴を行った。この時期になると、寒さを感じずにビールが楽しめるのがよい。

栂池自然園スキー散歩につづく

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April 09, 2024

扇ノ山:落枝だらけの中を軽快にスキーで往復

テレマーク革靴とステップソール板の軽快な組み合わせで、2年ぶりに春の扇ノ山を上山高原から往復してきた。想定よりは残雪は多かったが、落枝だらけで、まともに滑れた所は少なかった。

【日程】2024年4月7日(日)
【山域】中国東部
【場所】扇ノ山
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク
【コースタイム】上山高原避難小屋7:30~小ズッコ登山口8:26~小ズッコ8:55~大ズッコ9:34~扇ノ山10:04-28~大ズッコ10:52~河合谷牧場1160m小ピーク11:16~~小ズッコ11:32〜小ズッコ登山口11:47~上山高原避難小屋12:22

今シーズンは雪不足ということもあり、関西以西では滑る機会がなく、4月を迎えてしまった。そろそろ賞味期限ではあるが、ダメ元で扇ノ山に行ってみることにした。春の扇ノ山には毎年のように通ってはいたが(2022年4月10日の記録)、昨シーズンは行く機会がなかったので、2年ぶりのことになる。上山高原からならば、テレマーク革靴とステップソール板の組み合わせにて、シール無しで軽快に往復できる山である。

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7時に上山高原に到着する。すでに車が2台駐まっていた。

Nosuri

スキーを担いで歩き出すと、空の高いところを比較的大型の猛禽類が飛んでいるのに気がついた。上山高原はイヌワシの生息地でもあるので、その可能性はあるが、トビの可能性もある。

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思ったよりは林道上に雪が残っている。

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早速、スキーを履く。ステップソール板なので、緩斜面であればシール無しで登れる。

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やはり雪は途切れたが、3ピンビンディングなので、スキーの脱着は簡単である。おまけに今回は山岳スキー競技用のザックを持ってきたので、スキーのザックへの装着もスピーディーにできる。

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林道には計2箇所の雪が途切れている所があった。

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歩き出して1時間ほどで、小ヅッコ登山口に着く。

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例年であれば夏道を行かずに、谷の左岸側のオープンな斜面を登るのであるが、雪不足で藪が濃い。夏道も同様な感じだったので、藪漕ぎ覚悟でいつもの谷の左岸側の斜面に取り付いた。

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スキーを脱ぐことなく、藪を掻い潜りながら、なんとか小ヅッコ付近に出ることができたが、残雪は少ない。

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道標が出ている。

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大ヅッコを通過する。この辺りは雪の上に落枝が多い。3月のドカ雪で折れたのだろうか。それとも雪融けで雪の中から現れたのだろうか。大ヅッコからは山頂手前のコルへまで下りとなるが、これらの落枝が障害となり、まともに滑れなかった。復路の滑りでも苦労しそうだ。

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山頂までの最後の登りに入る。だんだんと尾根が狭くなっていき、進路を藪に阻まれる。

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藪を掻い潜って進むと、避難小屋が現れる。ここが扇ノ山の山頂である。上山高原から2時間半での到着であった。誰もおらず、本日の山頂一番乗りのようだ。時間的には10時と早いが、ランチタイムとする。朝食を取ったのが5時なので、間隔としては悪くはない。

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山頂南側には氷ノ山が眺められる。

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氷ノ山の右側には東山などの眺め。それでは滑走へ。

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山頂からそのまま往路を戻るのは藪が鬱陶しそうなので、山頂の東側の斜面を滑ることにする。3ターンぐらいであったが、今回唯一まともに滑れた斜面だった。

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その後はトラバース気味にコルへ向けて滑るが、落枝が多すぎて、まともな滑走ラインが取れない。

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大ヅッコに登り返しても、状況は変わらない。

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キックターンを入れたりしながら、それでもなんとか滑っていく。途中で4〜5人ほどの登山者やスキーヤーとすれ違った。

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いつも帰りに滑って遊ぶ河合谷牧場も雪が少なく、遊べなかった。

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小ヅッコからは藪を掻い潜りながら滑っていく。滑るというよりかは歩いているという感じだが。

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なんとか林道に出る。

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あとは林道を滑っていくだけ。正面からBCクロカンを履いた人が来ると思ったら、テレ仲間のタイスケくんだった。今回テレマークデビューする新人を1名連れていた。山頂までは行かないそうで、まずはスキーで歩く練習とのこと。

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林道からのしょうぶ池の眺め。

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林道上では2回スキーを脱いだが、それでもスキーで滑ると断然速い。上山高原へ滑り込んで終了となった。13時前の下山でだった。落枝でまともに滑れなくても、テレマーク革靴とステップソール板という軽快な道具で、山頂往復をスピーディーに行うことができ、そこそこ楽しむことはできた。こういう楽しみができるのも、テレマークスキーの良いところである。このような軽快な道具で、この春はもう少し遊んでみたい。

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帰りに、麺屋てんかむてき村岡店に寄って、但馬黒そばを食べてみた。麺は太麺と細麺から選べるが、お勧めは太麺とのことで、太麺をチョイスした。濃い醤油味のスープで、麺と独特のぶつ切りのネギは但馬産とのこと、山スキーで汗を流した後にはしょっぱいのも悪くはない。ただし、流石にスープは飲み干せなかった。高血圧でもあるので。サービスでいただいた唐揚げも美味しかった。

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April 08, 2024

13年ぶりの加賀禅定道しかり場:一里野スキー場からスキーで往復

奥美濃から福井を経由して石川に移動し、13年ぶりに白山の北に位置する加賀禅定道のしかり場までスキーで行ってきた。

【日程】2024年4月2日(火)
【山域】白山
【場所】しかり場
【メンバー】Kazuさん、Cimaさん、マメゾウムシ
【天候】晴れ時々曇り
【装備】テレマーク1,XCDスキー1、ATスキー1
【コースタイム】のだいら9:10〜一里野ゴンドラ山頂10:05-14〜林道登山口10:47〜しかり場12:40-58〜林道登山口14:05〜一里野ゴンドラ山頂14:22〜のだいら14:30

奥美濃の大日ヶ岳野伏ヶ岳でのスキーツアーを終えた後は、1日休養日をはさんで、石川の山仲間のお誘いで、白山の北に位置する加賀禅定道のしかり場分岐を、白山一里野温泉スキー場から往復するスキーツアーを行った。

しかり場に行くのは実に13年ぶりのことであった。それは2011年の2月のことで、白山一里野温泉スキー場からしかり場までは今回と同じルートを取ったが、その時はまだ新雪の時期だったこともあり、ハライ谷尾根を滑走した。その時に案内していただいたのが、その後に私のテンカラ釣りの師匠となるなべさんであった。なべさんには北陸方面での山スキーや渓流釣りのルートをいろいろとご案内いただいたが、残念ながら、昨年の2月5日にスキーツアー中の突然の心臓発作の発症によって、この世を去ってしまった(2023年3月9日のブログ記事)。なべさんの亡くなった場所も、この同じルート上であり、一里野温泉スキー場のトップを出発して、すぐの所であった。13年前に一緒に同行したはまさんも既に故人であり、私にとってはなんとも感慨深いツアーとなるのだった。

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一里野温泉スキー場のロッジ前の駐車場に8時半に集合し、そのまま車で林道をのだいらまで上がった。今回のメンバーは、久しぶりにご一緒するCimaさんと、初めてご一緒するKazuさんである。2人とも石川県在住で、最近はよく一緒にスキーツアーに行っているらしい。

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今回は時期が遅いため、ハライ谷には降りられないので、ここからしかり場を往復するだけである。半分はゲレンデで、残りの半分が危険度の低い稜線であるので、比較的軽装にて出発した。

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正面のゲレンデを登るのではなく、林道経由にてゴンドラ山頂駅に向かう。気温が高く、早速、汗が噴き出す。奥美濃の疲れと前日の飲み過ぎもあり、私の調子はそれほど良くなかった。一方、2人は調子がよさそうだ。年齢による衰えを感じさせない。

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1時間ほどのシール登行でゴンドラ山頂駅に着く。

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スキー場トップの小ピークを越える。

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すぐに昨年になべさんが亡くなった場所に着く。合掌してから通過した。

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2箇所ほど雪が途切れていたので、その度にスキーを脱いだ。

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その後は雪切れはなかった。

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ゴンドラ山頂駅から30分ほどで林道に出る。ここは林道登山口となっているらしい。

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13年前は稜線を進んだが、取り付きの雪の付き方が悪かったので、しばらくは林道を進むことにする。

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右手にある檜倉のピークを過ぎたあたりで、稜線のコルに向けて谷状の地形に取り付いた。

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稜線上を進むと、すぐに標高差40mほど下りになるので、シールをつけたまま滑る。その後はしかり場までひたすら登りとなる。

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正面に見えるしかり場を目指して稜線を進む。

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あともう少しである。

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13年ぶりのしかり場に到着する。

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しかり場からは白山を拝むことができる。

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しかり場からは往路を戻るのだが、行きに目をつけていた良さそうな斜面を選んで滑った。新雪の時期ならば、ハライ谷方向へ滑って一里野温泉スキー場に戻ることができるが、この時期は下部にもう雪はない。

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今シーズン初の快適ザラメであった。

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登り返し地点に着く。ステップソール板のCimaさんはそのまま登り、Kazuさんと私はシールを貼って登る。

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再び滑走。下部はややストップ気味の雪ではあったが、それほど滑りに支障はなかった。

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林道に滑り込む。あとは往路を戻るだけ。

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雪切れ箇所はうまく迂回して、板を外すのは1回だけで済んだ。

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ゲレンデに戻る。

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最後はゲレンデを快適に滑走。

13年ぶりのしかり場へのスキーツアーは、なべさんやはまさんのことを思い出す感慨深いツアーであった。今シーズン初の快適ザラメ雪だったこともあり、稜線の往復だけでも充分に楽しむことができた。

今回の記録動画です。滑走シーンについては、こちらをご覧ください。

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April 06, 2024

野伏ヶ岳:山頂までシール登行にて北東尾根滑走

今シーズンの春スキー第2弾は、毎年恒例の野伏参り。昨年の同じ時期より残雪は多かったが、前日の大日ヶ岳と同様に湿ったザラメ雪の滑走となった。

【日程】2024年3月31日(日)
【山域】奥美濃
【場所】野伏ヶ岳
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】曇り
【装備】テレマーク
【コースタイム】白山中居神社7:50〜標高860m(シール登行開始)8:46-50〜ダイレクト尾根基部(標高1110m)10:22〜北東尾根とのジャンクション12:46〜野伏ヶ岳13:02-17〜北東尾根滑走〜湿原13:53-14:06〜和田山牧場跡石碑14:25-32〜林道滑走終了地点(標高860m)14:54〜白山中居神社15:30

今シーズンの春スキー第2弾は、毎年恒例の野伏参りを行うことにした。野伏ヶ岳は昨シーズンも同じ時期に滑っているが、昨シーズンは後半に降雪が少なく、雪融けが早かった。スタート地点である白山中居神社から林道を50分もスキーを担いだだけでなく、登りに使ったダイレクト尾根は藪が濃くてシートラを強いられた(2023年3月27日〜29日の記録)。今シーズンは2月までは積雪が少なかったが、3月に入ってからかなりの降雪があった。はたして今年はどれぐらいの残雪があるかが気になるところだ。

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宿泊したワンゲル部山小屋を7時過ぎに出発し、30分もかからずに白山中居神社の駐車場に着いたが、すでに満車に近いぐらいの車が停まっていた。

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石徹白川にかかる大進橋を渡って、和田山牧場跡への林道に入る。林道を進むと、すぐに小白山谷にかかる橋を渡る。写真は渡ってから撮ったもの。

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すぐに雪道になり、スキーのトレースもあった。もしやもう雪がつながったのだろうか。早速、シール登行を始めるが...

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やはり林道上の雪は途切れていた。

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標高860m付近(「これより先は私有地」の看板手前)から雪がつながった。雪融けが早かった昨年は標高880m付近まで林道上の雪がつながらなかったが、今年は少しばかり早めに雪がつながった。ここからは一度も板を脱ぐことなく、山頂までシール登行で行けた。明らかに昨年の同じ時期より今年は残雪が多い。林道のヘアピンカーブはショートカットして進んだ。

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いつもは和田山牧場跡を経由してダイレクト尾根に取り付くが、今回は和田山牧場跡を経由せずに、ダイレクト尾根の基部を目指すことにする。標高1300m付近にある林道分岐を左に進む。

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林道はすぐに不明瞭となり、尾根を回り込む感じで進むと、小白山谷の枝沢の源頭に出る。

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ダイレクト尾根の基部に乗り上げる。ここで早くも下山してきた登山者2名とすれ違う。踏み跡はそこそこついていたので、このルートを利用する人はそこそこいるようだ。時間的には和田山牧場経由とそれほど違いはない気がする。

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こにあたりはクマの密度は高いようで、クマ棚が結構ある。この時期はクマが冬眠から覚めて活動を始める頃でもあるので、気をつけないといけない。

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シール登行にて最初の急登を登り切ると、野伏ヶ岳の山頂が現れる。去年は、この急登で藪が濃くて、シートラを強いられた。

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すぐに次の急登が始まる。そのままシール登行で進む。雪は緩んでいるので、滑落の危険は少ないが、3週間のブランクがあったためか、スピードは上がらない。ここまでで登山者2組に追い抜かれる。かってトレランの大会や山岳スキーレースに参加していたとは思えないスピードの落ちようである。年齢による衰えもあるが、アキレス腱を痛めてから、走れなくなったので、トレーニング不足であるところは大きい。

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急登を登り切ると、北東尾根とのジャンクションに出る。昨年はこの手前で雪が途切れていただけでなく、笹藪漕ぎも強いられた。

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野伏ヶ岳の山頂に着く。山頂には風よけのブロックが積まれていて、登山者が休んでいた。SNS情報によると、このブロックは前日に登ったパーティーによって積まれたものらしい。

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手前は隣の薙刀山である。この奥に白山が見えるはずだが、残念ながら雲の中だった。

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山頂からは中央ルンゼか北東尾根を滑走する予定だったが、雪が水分を含んでいて重そうだったので、急斜面の中央ルンゼではなく、無難に北東尾根を選択した。予想通りの湿雪で少々疲れたが、ターンのできない雪ではなく、そこそこ楽しむことはできた。

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標高1200mぐらいから右寄りにトラバース気味に滑っていくと、湿原に出て滑走終了である。尾根に忠実に降りすぎてしまうと、小さな谷を何回か横断することになる。沢割れしていれば、登り返しを強いられるし、場合によっては徒渉になってしまう。昨年はこの湿原でワンゲル部員たちとテン泊をした。

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和田山牧場跡からの野伏ヶ岳。湿原から和田山牧場跡まではやや登りなので、シールをつけて進んだ。

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野伏ヶ岳から右回りにて薙刀山と願教寺山である。

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その右に雲の中に別山があり、さらに右に初河山と芦倉山がある。

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さらに右を向くと、大日ヶ岳である。

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最後の滑走は林道である。

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雪が途切れたところで滑走終了。そこからはスキーを担いで林道を下っていく。30分ほどで石徹白川に出て、白山中居神社へ下山となった。

今年の野伏ヶ岳は例年の4月中旬ぐらいの残雪量ではあるが、それでも昨年よりは残雪が多かった。今シーズンは前半の降雪が少なく、このままではシーズンが早く終わってしまうと思われたが、3月に入ってからの降雪で持ち直してくれた。いつまでも春スキーができる環境が維持されることを祈りたい。

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