ワンゲル部山小屋にて山菜講習
今年のゴールデンウィークが終わったが、平日をわずか2日挟むともう週末である。この週末は、顧問をしているワンダーフォーゲル部が奥美濃に所有する山小屋に2ヶ月ぶりに行ってきた。目的は山菜採りだが、この機会に山小屋の恵まれた環境をワンゲル部員にも教えてやりたいということで、現役部員に山菜講習を行うことにした。山から食糧を得ることは、緊急時にも役に立つことである。
今春の山小屋周辺は雪融けが早かったこともあり、植物のフエノロジーは1週間以上早く進んでいる。山菜も例年ならば、コシアブラやタラは旬の時期だが、すでに育ちすぎたものばかり。ちなみに雪融けの遅かった昨年は例年より1週間は遅く、コシアブラやタラは芽吹き始めたばかりだった。
育ちすぎたタラ。
コシアブラも育ちすぎのものが目立った。それでも採り頃のものをなんとかゲットすることはできた。
コゴミ(クサソテツ)も同様に大多数が葉が広がってしまっていた。かろうじてわずかにまだ葉が巻いた状態のものがあった。
ウドはまだ出てきたばかりが多数で、ちょうどよいサイズのものであった。
リョウブ。
ハンゴウソウ。
気になるのはやはり侵入者。すでに芽が取られたものが目立つ。小屋の正面にあるハリギリの芽まで取られていた。山小屋の防犯のためにも、関係者以外立入禁止の立札の設置を考えるべきか。
山小屋の周辺には小沢がいくつか流れているが、そこにはイワナが生息している。藪沢なので、テンカラ竿を振れる場所は限られるが、同じ場所で2匹釣り上げることができた。今シーズンの初釣果である。
採った山菜はさっそく夕食にて天ぷらにした。天ぷら料理の経験のないワンゲル部員に揚げさせたので、あまりカラッとしていない天ぷらとなったり、揚げすぎて焦げたりして、決して美味しいとは言えなかったが、今季2回目の旬の味を味わった。
リョウブの若葉はリョウブ飯とした。もう少し塩を加えた方がよかったかもしれないが、春の味わいであった。
翌日の朝食は山菜天ぷら蕎麦であった。若者は朝から天ぷらでも問題はないそうで、年寄り的にはウッとなりそうであったが、それなりに美味しかった。
2日目は、前日に地図読みが怪しいことが発覚した現役部員に山小屋周辺のトレイルを使って地図読み練習をさせた。電子機器は故障することがあるので、そのような緊急時に備えて、普段からスマホの電子地図やGPS端末に頼らずに、紙地図とコンパスだけでしっかりナビゲーションができないといけない。
天気に恵まれ、まったりと過ごせた2日間であった。


















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