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December 23, 2025

近場の里山散策:南河内の府庁山・旗尾岳、紀北の三石山

 年度末の有給休暇の消化のために平日に休暇を取得した。本来ならばスキーシーズンインのはずだが、最近の異常な高温で山の積雪は減ってしまい、遠出をしてもよい条件ではないことが想定された。こんな時は焦らずに、いつ雪が降ってもよいように近場で体力維持を図ることにする。

選んだのは地元ホームの里山で、南河内の府庁山や旗尾岳辺りを散策することにした。南海高野線の千早口駅を起点に、クヌギ峠から田山・府庁山・旗尾岳とU字に縦走し、旗尾岳からは塞ノ神方面に伸びる尾根を下山して千早口駅に出る周回ルートとした。

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縦走中は、途中、マウンテンバイカー1名と鉄塔周辺の草刈り作業の人たちと出会っただけで、静かな山歩きが楽しめた。

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旗尾岳から塞ノ神方向に向かう尾根は地形図に道は示されていないが、不明瞭な踏み跡はあった。この尾根の出だしの急斜面には、誰が付けたのか比較的新しいロープが設置されていた。

このハイクの詳細については、ヤマレコにアップした記録『南河内里山散策:府庁山・旗尾岳から塞の神へ』を見てほしい。

翌日の天気も晴れたので、前日に引き続き、里山散策に行くことにした。

行き先は和歌山県橋本市にあるマイナーピークの三石山とした。紀見峠駅から根古川沿いの林道を進み、まだ歩いたことのない大谷からアクセスすることにした。

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大谷とクロ谷の二俣は、両方から滝が落ちる。左俣が大谷で、大谷から落ちる大きな滝が唐滝12mであった。林道もこの二俣の上で分岐しており、大谷側の林道へ進む。

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踏み跡を詰めると高山林道に出る。そこが横尾辻であった。高山林道は、結構、車やバイクが通るようで、エンジン音がよく聞こえた。

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最後は急登を登り、11年ぶり(2014年12月13日の記録)に三石山の山頂を踏んだ。展望のない樹林の中のピークであった。山頂からは11年前と同じく杉村公園へ下山したが、思いの外長く感じた。

三石山はマイナーピークでもあり、アプローチもマイナールートだけあり、根古川沿いで岩湧山からの下山者数人に会った以外は人に会わず、終始静かな山歩きであった。

このハイクの詳細についても、ヤマレコに記録『紀北の里山散策:大谷林道から三石山』をアップしている。

 

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December 16, 2025

第7回雪崩リスクを考える学生の会

「第7回雪崩リスクを考える学生の会」が、2025年12月13日(土)に関西学院大学上ヶ原キャンパスにて開催され、顧問をしているワンダーフォーゲル部の部員たちと一緒に参加してきた。

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「雪崩リスクを考える学生の会」は、特定非営利活動法人 日本雪崩ネットワーク日本雪崩捜索救助協議会が主催し、関西と関東の大学で隔年ごとに行われている。関西で行われた今回は、会場となった関西学院大学の体育会山岳部体育会 ンダーフォーゲル部も主催に加わっている。対象は冬季山岳での登山や山スキー等を行う大学生あるいは高校生で、学生自らが主体的に「山岳に潜む危険」について考えることで、雪崩リスクの低減について学ぶ機会である。

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雪崩リスクに関心のあるおよそ110名ほどの学生が関西学院大学上ヶ原キャンパスに集まった。

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学生は参加校別に指定された席に着席する。座席表から判断すると、参加した大学数は16校19団体で、関西の大学だけでなく、北陸、四国、九州からも参加があったようだ。

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高校生も2校4名の参加があった。どこの大学に進学するのか、争奪戦が起こるかもしれない。

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講師担当は日本雪崩ネットワークの出川あずささんと杉原一樹さん。杉原さんは東海大学体育会山岳部の監督でもある。

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午前は、アバランチナイト大阪と同様な内容で、バックカントリーでの安全対策「7 STEPS」にもとづいて、雪崩対策について解説された。「7 STEPS」とは、雪崩対策を事前準備から現場での判断、そして事故への対応までを7つの段階で整理したものである。その7つとは「雪山とスキー場」「装備を持つ」「訓練をする」「計画を立てる」「状況に気づく」「リスクを減らす」「捜索救助を行う」であり、JANのホームページでも紹介されている(7STEPS TO AVALANCHE SAFETY )。

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午前の部が終了し、昼食をはさむ。上ヶ原キャンパスには三田屋本店の店舗が入っており、鉄板ステーキが比較的安く味わえる。

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午後は、雪崩事故事例を取り上げて、対策について考えてもらうという内容であった。状況認識の視点として、積雪・地形・曝露・結末・人間について考える。

最初の事例として、関西学院大学ワンダーフォーゲル部での高妻山での面発生雪崩誘発について、現場で遭遇した学生たちから紹介された。ラッセル訓練のための登山中に、稜線上で雪庇を避けての斜面トラバース中に雪崩を誘発した。誰も雪崩に巻き込まれはしなかったヒヤリハットではあるが、状況次第では重大事故になりかねない結構危ういものであった。

2つめの事例として、今回の講師でもある杉原さん自身が平標山で雪崩埋没した事故について、本人から紹介された。滑り出しは広々としたウインドパックされた硬い斜面であったが、谷が狭まり斜面が急に落ち込むところで雪崩を誘発し埋没する事故であった。九死に一生を得たが、滑走すべきだったかは、なかなか判断の難しいケースであると思われる。

その他にアバランチナイト大阪でも取り上げられた先シーズン3月の谷川岳熊穴沢、5月の北穂高岳、そして2023年11月の立山雄山での雪崩事故についても紹介された。午前の部は質問があまり出ず、おとなしかった学生たちであったが、午後の部は活発に質問も出た。

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講習会の終了後には、学生交流会が行われた。未成年もいるのでアルコールはなしである。大学間の情報交換も盛んに成されたようだ。

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出川さんをはじめとした指導者たちは、場所を変えて、こちらはアルコールありでの交流会となった。各大学の状況や指導法などについて、いろいろと情報交換をすることができた。

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学生交流会を終えた現役部員も何名か合流し、学生との情報交換もすることができて大変有意義な場であった。最後に記念撮影をして終了となった。

これまで関西で行われた「雪崩リスクを考える学生の会」には、ワンダーフォーゲル部の指導者として、2017年の第3回から、2019年の第5回、2023年の第6回と参加してきた。初めて参加した第3回は、もう8年前のことであるが、ワンダーフォーゲル部の顧問になった最初の年であった。

当時のワンダーフォーゲル部は、かっての先輩たちからの技術や伝統の継承が途絶えて、ハイキングクラブに近い状態になっていた。当然ながら、当時の部員たちに雪山の経験はなかった。最初はあまり口出しせずに見守るつもりだったが、リスク管理の面でいろいろと問題が発覚した。そんな部を如何にして立て直し、レベルを上げていくかが課題であった。まずは部員たちの意識を変える必要があった。その一貫として、部員たちに「第3回雪崩リスクを考える学生の会」への参加を呼びかけたが、参加した現役部員は2名だけだった。ところが、その当時1年生で参加した1名がその後に部を引っ張っていく中心人物となり、部のレベルを押し上げて行った。現在では、夏には長期縦走や沢登り、冬はテレマークスキーを使った山スキーをするレベルに至ったことは、当時の状況としては信じられないことであった。

「雪崩リスクを考える学生の会」の参加者の中には、1年生をはじめ、まだ雪山の経験がない学生は多かったに違いない。そういう学生の感想を聞いてみたいところである。雪山の恐ろしさと話題のレベルの高さに恐れ入ってしまったのか、あるいはこれから挑戦する雪山登山や山スキーに対する意欲が高まったのかなど、いろいろ受けとらえ方はあるに違いない。それでもこのような場は、異なる大学の学生たちが集うことにより、有益な情報交換の場となり、お互いに刺激を受けることで、お互いの向上心を高める機会となるに違いない。リスク管理は雪山だけに限った問題ではない。普段の活動全体におけるリスクを考える機会にもなり、安全対策の向上に役立つことになるだろう。それが関西周辺の高校・大学のレベルの底上げにつながれば幸いである。

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December 11, 2025

今シーズンのアバランチナイトが始まる!

今シーズンのアバランチナイトが始まった。アバランチナイトは、毎年12月の時期に、日本雪崩ネットワーク(JAN)の主催にて全国で開催される雪崩安全セミナーである。オンライン開催もあり、会場開催のない地域の人たちも参加できる。

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まずは、12月4日に開催されたオンラインのアバランチナイトの概要を紹介したい。

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ちょうど夕食時の開催だったので、夕食を取りながら視聴した。

オンラインでは以下の3つのトピックが取り上げられた。

1.富士山で発生するスラッシュ雪崩について
2.雪崩の危険とそのマネジメント
3.設立25周年事業「雪崩セイフティ・サポーターズ・クラブ」

1.で取り上げられたスラッシュ雪崩とは、春の雪融けの時期に水で飽和した積雪で発生する雪崩のことである。富士山では古くから雪代(ゆきしろ)と呼ばれ大きな脅威となっているらしい。その実態や砂防事務所による安全対策の取り組みについて、専門家による解説であった。富士山では大沢崩れのような谷状地形で発生する。全層雪崩の一種かもしれないが、水分だけでなく、土砂も巻き込むので、破壊力は大きい。富士山では、その予防として何重にもなる砂防ダムが造られている。バックカントリースキーヤーが遭遇する確率はかなり低そうだが、そんな雪崩もあるんだなと興味深い話であった。

2.は、アバランチナイトでは恒例の雪崩リスクとマネジメントの話である。現場を知り尽くした登山ガイドによる解説であった。雪崩講習会などに参加したことがあれば、知っている内容だろうが、惰性に流されずに、しっかり気を付けたいところである。

3.は、日本雪崩ネットワーク設立25周年事業として行われる新しい取り組みの紹介であった。これまで「雪の掲示板」や「雪崩情報」で雪崩についての情報を発信してきたJANであるが、一般の雪山ユーザーをも巻き込んで、新たな安全対策を行おうというもの。今シーズン中にはフォームが作られ、一般の雪山ユーザーからの情報を共有できるようにするらしい。どんなものになるかが楽しみである。

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次に、12月10日に大阪会場にて開催されたアバランチナイトにも参加してきたので、そちらの内容についても紹介したい。

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大阪市立港区民センターのホールが会場だった。コロナ前までは、JAN会員として会場受付や資料の配付などの手伝いをしてきたが、今回は特にその要請はなかった。

以前は受付時にアンケート用紙の記入依頼があったが、今回はそれがなく、資料の配布も1枚だけだった。そのためか特に受付は設けられず、参加者は自分で置いてある資料を取って入場するだけと、労力をかけない開催の仕方に変えたようだ。

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大阪会場開催はオンライン開催とは異なり、以前の会場開催と同様に講演者の出川さんのワンマンショーであった。構成も以前と同様に、前半に「雪崩の危険とリスクマネジメント」について解説し、後半で最近の雪崩事故の事例紹介がなされた。

前半は、まずはカナダで作成された15分ほどの雪崩についての啓蒙動画の視聴であった。それから、バックカントリーでの安全対策「7 STEPS」にもとづいて、雪崩対策について解説された。「7 STEPS」とは、雪崩対策を事前準備から現場での判断、そして事故への対応までを7つの段階で整理したものである。その7つとは「雪山とスキー場」「装備を持つ」「訓練をする」「計画を立てる」「状況に気づく」「リスクを減らす」「捜索救助を行う」であり、JANのホームページでも紹介されている(7STEPS TO AVALANCHE SAFETY )。

後半の雪崩事故の事例紹介では、私の記憶に残っているところでは、ゴールデンウィーク中に起こった北穂高岳でのスキーヤー誘発による雪崩死亡事故、3月に谷川岳熊穴沢で起こったスノーボーダーによる雪崩死亡事故、11月の立山雄山で起こったスノーボーダーによる雪崩事故について紹介された。地形の罠では雪崩の規模が小さくても、重大事故になってしまう可能性が高くなるため注意が必要だ。最近の事故の傾向としては、日本人による事故は減ってきているが、インバウンドによる事故が増えているとのこと。スキー城内の閉鎖区域に侵入しての雪崩事故などがあるので、インバウンドへの啓蒙も必要かもしれない。

出川さんは翌日も滋賀にてアバランチナイトということで、すぐに草津に移動するとのこと。残念ながら、今回は、アバランチナイト終了後恒例の出川さんとの打ち上げはなかった。今週の土曜日に関西学院大学上ヶ原キャンパスにて、「第7回雪崩リスクを考える学生の会」が開催されるが、出川さんとはその時にまた会うことになる。

以上、オンライン開催と会場開催とでは、アバランチナイトの内容が異なる。よってオンライン開催と会場開催の両方に参加する意義はある。

最近、自分の周囲でも、雪崩に遭遇し奇跡的に生還した事例がある。私も若い頃は結構攻める滑りをしていたが、これまで無事に来られたのは運が良かっただけかもしれない。雪山ではむしろ臆病ぐらいの方がよい。そういう意識啓蒙の意味でも、毎年、本格的なシーズンが始まる前に、アバランチナイトなど雪崩安全セミナーに参加する意義はあるだろう。雪崩は、雪山であれば起こり得ることである。バックカントリースキーヤーやスノーボーダーだけでなく、一般の雪山登山者においても、アバランチナイトへの参加をお勧めしたい。

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アバランチナイト大阪終了後は、いつものスキー仲間と弁天町駅近くの居酒屋にて一杯となった。

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締めで立ち寄ったラーメン屋「博多っ娘」は、本格的な博多ラーメンのお店だった。替え玉までも頼んでしまい、お腹一杯となった。

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December 10, 2025

地元の山にてキノコ狩り

大阪府堺市に在住ということもあり、普段の体力維持のトレーニングは大阪府近郊の山にて行っている。今回も地元ホームの山でトレーニングのはずが、クリタケとヒラタケが見つかり、今季3回目の菌活になってしまった。ちなみに1回目は奥美濃の山にて、2回目は石川の山にてキノコ狩りを行った。

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まず見つかったのは枯木の根元にクリタケの株。でも古そう。

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少し古そうだったので、傘の裏と柄の状態を見る。柄はスカスカでやはり老菌の状態だった。残念ながらこの株は収穫しないことにする。

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次に見つかったのはヒラタケ。地元の山で見つけたのは8年ぶりである。先日の寒波で降った雪が被さっていた。大きいものは古そうだったので、採り頃のものだけを選んで採取した。

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その後は広葉樹の林を狙ってみるが、カワラタケの仲間ぐらいしか見つからない。

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諦めかけていたところで、採り頃のクリタケを発見する。

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ヤマノイモのムカゴもまだ採れた。

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本日の収穫である。

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早速、夕食はキノコ鍋にして、初冬の山の恵みを味わった。

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極楽橋駅から旧不動坂道にて高野山

久しぶりに高野山へ。極楽橋駅でケーブルカーに乗るかみさんと別れ、私は徒歩にて不動坂から高野山へ登る。

【日程】2025年12月7日(日)
【山域】紀伊
【場所】高野山
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】極楽橋駅14:06〜女人堂15:02-10〜高野山デジタルミュージアム15:31

久しぶりの高野山へ、かみさんと行くことになった。目的は和菓子である。遅め出発にて南海高野線を利用する。

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極楽橋駅でケーブルカーに乗るかみさんと別れ、私はトレーニングを兼ねて、徒歩にて不動坂から高野山へ登ることにする。

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極楽橋を渡ると不動坂である。不動坂を歩くのは、2年前に弁天谷を沢登りした時に、下山に使って以来である。この道は高野七口街道の1つである京大坂道の最後の区間でもある。京大坂道は南海高野線の学文路駅から不動坂口女人道に至る道で、6年前に全行程を歩いたことがある(2019年12月7日の記録)。

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クマ出没注意とのこと。ケーブルカーをトンネルで横切り、旧不動坂道であるいろは坂に入る。いろは坂は名前の通りに九十九折りの急登となる。京大坂道は、高野七口の中でも最も歩きやすいルートとして、過去には多くの人々を迎え入れたが、このいろは坂が最後の難所として立ち塞がる。なお、いろは坂から女人堂までの道は、世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されている。

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いろは坂を登り切って、新道に合流すると、清不動堂に出る。

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清不動堂からは再び旧道に入り、清不動堂の横を抜けると、裏の斜面に穴が空いている。調べてみると、かっての高野山森林鉄道の路線の1つである清不動線の隧道で、不動坂トンネルというらしい。

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清不動堂からは比較的緩い登りとなり、新道と合流して進むと不動坂口女人道に出る。高野山は1872(明治5)年まで女人禁制を敷いていたため、高野山への各街道の終点には女人堂があり、女性はここまでしか入れなかった。現在、女人堂の建物があるのは、この不動坂口だけである。

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高野山に入る。かみさんに電話すると、高野デジタルミュージアムにいるとのことで、その方向に向かう。

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金輪公園にある金輪塔。

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徳川家霊台。

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南院。

高野山デジタルミュージアムは金剛峯寺の近くであった。ここでかみさんと合流し、カフェで一服する。残念ながら目的の和菓子は既に売り切れとのこと。目的の和菓子というのは、生麩まんじゅうであった。その後、少し町内を歩き、高野山のもう一つの名物和菓子である「やきもち」などを買う。

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帰りはバスにて高野山駅へ。ケーブルカーの乗車時刻まで時間があったので、高野山駅の2階にある展望室にて時間潰し。展望室からは、金剛山から岩湧山にかけてのダイヤモンドトレイルが眺められた。

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ケーブルカーにて下山し、帰路につく。

自宅は南海高野線沿線にあり、高野山に比較的近いのはよい。

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December 09, 2025

岩湧山:大谷から根古峰、五ツ辻からとち谷

林道流谷線から派生するルートで、まだ歩いたことのなかった大谷。大谷は地形図には道が示されているが、林道は標高500mで終点となり、あとは踏み跡の少ない谷を進むこととなった。

【日程】2025年12月6日(土)
【山域】生駒・金剛・和泉
【山名】岩湧山
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】岩湧寺P6 10:40〜大谷分岐10:59〜大谷林道末端11:33〜アシ谷登山道合流12:17〜根古峰12:41〜五ツ辻13:25〜岩湧山13:53-14:02〜五ツ辻14:27〜栃谷林道合流15:09〜栃谷分岐15:35〜岩湧寺P6 15:52

沢登りシーズンの終わりからスキーシーズンが始まるまでの時期は、クライミング練習、キノコ狩り、ハイクなどで体力維持を図っている。よくハイクするのは地元ホームの金剛山と岩湧山だが、周辺の表道や裏道は沢登りルートを含めてほとんど歩いてしまった。まだ歩いたことのない裏道やマイナールートは少しは残っているが、この時期はそのようなルートを見つけては歩いている。

河内長野方面から府道221号線を岩湧寺方面に向かうと、岩湧寺の手前で東方向に分岐する林道流谷線がある。この林道を進むと、天見駅に抜けることができる。この林道流谷線からは、岩湧山から紀見峠への稜線に登るルートが多数ある。岩湧寺から滝畑に抜ける林道(加賀田滝畑線・本谷横谷線・滝畑横谷線)からも同様に岩湧山方面へ登るルートが複数ある。これらのルートのうちまだ歩いていなかったのが、林道流谷線からの本谷ルートである。地形図には本谷沿いに道がついているが、ほとんど歩かれていないルートである。現在どうなっているかが興味があったため、この週末に歩いてみることにした。

岩湧寺の駐車場で一番下にある第6駐車場に車を駐める。5年前に中ノ谷を沢登りした時(中ノ又右俣左俣の記録)にも駐めた場所である。

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駐車場からは府道221号線を少し戻って林道流谷線に入る。

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とち谷の林道分岐を過ぎて、次の林道分岐が大谷林道である。

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舗装された急な勾配の大谷林道に入る。大谷の下流部には4mほどの滝があった。

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しばらく登ると、周囲から落ちてきた土砂や岩が林道上に目立つようになり、実に歩きにくい。

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やがて林道が自然に帰りつつある状態になった標高500mぐらいの所で、正面に堰堤が見え、林道の終点となる。

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その先は獣道程度の踏み跡となり、その踏み跡を辿って堰堤を左から越える。

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堰堤を越えて谷の中に下りると、今度は大きめの堰堤が正面に現れる。右岸側の斜面に赤テープで示された踏み跡があったので、それを辿ることにする。

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崩れやすい斜面のトラバースとなり、獣道のような踏み跡に従って堰堤を左から越える。

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その先は谷の中を進むが、倒木が煩くなる。

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倒木帯を越えて、しばらく谷の中を進む。

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傾斜が増してきて、二俣状になると、最後の詰めとなる。右岸側の尾根を目指して、ルンゼ状の急斜面を木を掴みながら登る。

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尾根へ登り切ると、アシ谷からの道に合流する。ここからは知った道であり、1ヶ月前にも根古峰からの下山で使っている(2025年11月16日の記録)。

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九十九折りを登り、根古峰に出る。先日の寒波による雪が残っていた。

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根古峰からはダイヤモンドトレイルに出て、岩湧山のピークを踏む。山頂部のススキはまだ見頃であった。11月に来た時(2025年11月16日の記録)と比べると、初冬というこもあり、紅葉のピークを過ぎたためか、ハイカーが少なく感じた。

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大阪平野の眺め。正面には六甲山が見える。

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ハ経ヶ岳など大峰山脈の眺めも見事であった。

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岩湧山からは五ツ辻まで戻り、久しぶりにとち谷への道で下山することにする。

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五ツ辻からとち谷への道は、この辺りでは貴重な明るい広葉樹中心の自然林の尾根道となる。

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道が尾根を外れると植林となり、そのまま下って行くと、とち谷林道に出る。破線ルートではあるが、比較的緩やかで足に優しい道であった。

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とち谷は滝が多く、遡行しても面白そうだが、遡行距離は短い。連瀑が終わると、平凡な谷歩きとなる(とち谷の記録)。

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林道流谷線に出る。

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岩湧寺第6駐車場に戻って無事帰還。

さほどキツくないハイクだった。登りに使った大谷は地形図には道が示されているが、林道は標高500mで終点となり、あとは踏み跡の少ない谷を進む。以前には道があったのかもしれないが、現在は自然に帰ってしまったようだ。

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December 02, 2025

金剛山:千早峠を経て周回

トレーニングを兼ねて、11月2回目となる金剛山とその周囲を散策してきた。紅葉のピークは山頂部から標高の低いところへ移っていた。

【日程】2025年11月30日(日)
【山域】生駒・金剛・和泉
【山名】金剛山
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】金剛山バス停11:42〜寺谷分岐11:55〜金剛山(葛木神社)12:52〜ちはや園地ピクニック広場13:14-20〜久留野峠13:49〜中葛城山14:00〜高谷山14:20〜千早峠14:40-45〜千早マス釣り場バス停15:42

立山初滑りを終えて、雪山に向けての体力の向上が課題となった。そのために手っ取り早いのは山歩きである。やはり登りの負荷をかけることが有効である。遅め出発であるが、11月2回目となるホームの金剛山を登ることにした。前回はカトラ谷を登って久留野峠から下山したが(2025年11月8日の記録)、今回は寺谷ルートから登って、千早峠までダイトレを縦走して下山する周回コースとした。

公共交通機関利用にて、金剛山バス停(旧金剛山ロープウェイ前バス停)からハイクを開始する。

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伏見林道を伏見峠方向へ10分ほど歩くと、左手から滝がかかる支流が入る。これが寺谷である。寺谷ルートへは、少し戻った所に水場があり、その横にある階段状の道から入る。

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真っ直ぐに登らずに、右手の道に入ると、すぐにガマの親子と犬がいる水場がある。

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キタテハが日向ぼっこをしていた。

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沢沿いに登って行くと、最後は杉林の中の急登となり、登り切ると岩屋文珠に出る。急登のため心臓がバクバクになったが、まだまだ体力が戻っていない証拠である。しっかりした道なので、すれ違う登山者は多かった。岩屋文珠から山頂(葛木神社)までは10分ほどであった。山頂部の紅葉は終わり、紅葉のピークは標高の低いところへ移っていた。

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山頂からはダイトレを縦走する。千早峠を通過して久留野峠へ。

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久留野峠からの急登でまた息を切らし、ピークのはっきりしない中葛城山を通過する。

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木々のすき間から紀伊半島の山々が見える。

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アップダウンを越えて千早峠に着く。ここからダイトレを離れて下山する。

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林道を下っていく。歩いているコースは針葉樹ばかりで、今回は鮮やかな紅葉は拝めなかった。

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車道に出て、しばらく下って行くと鱒釣場バス停があり、本日のハイクは終了。

行動時間4時間、総距離10km、登り累積標高差652mのハイクだった。雪山に向けて、やはり体力が課題である。若い時のようなスピードには戻れないが、同行者に迷惑をかけないぐらいの体力には戻したいところである。

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