ワンゲル部の沢である矢谷川を2年ぶりにワンゲル部員と遡行した。沢自体は短いが、ナメとナメ滝に癒やされた沢行だった。
【日程】2025年9月28日(日)
【山域】奥美濃
【渓谷名】長良川水系 前谷川支流 矢谷川
【メンバー】ワンゲル部員5名、マメゾウムシ(OMUNWV部)
【天候】曇り
【コー スタイム】桧峠8:03〜白山禅定道説明板9:30〜矢谷川出合9:54-10:15〜林道12:15-32〜毘沙門岳登山口13:12〜桧峠13:38
ワンゲル部山小屋ベースでの秋分の日(9月23日)に沢行を行ったばかりだが(倉谷川カンバタ谷の記録)、急遽、なか3日の9月最後の週末に再び山小屋へ行くことになった。先冬の大雪で山小屋に損傷があり、業者による修理作業が急遽、週末に入った。その立ち会いが必要なのだが、急なため、車を出せるワンゲル部OBOGがおらず、私が車を出すことにしたからである。立ち会いは1人でよいため、OBに任せて、私は沢に行くことにした。ついでにワンゲル部員にも声をかければ、彼らの沢登り訓練にもなる。1日目は釣行とし、2日日に2年ぶりとなる長良川水系前谷川支流の矢谷川をワンゲル部員と遡行した。
矢谷川は、7年前に私が中心となって、我がワンダーフォーゲル部と私の山仲間とで開拓した沢である(2018年6月9日の記録)。前谷川出合からの下流部は人工的に整備されており、とても沢登りができそうな雰囲気はないが、入渓地点となる林道が交差する地点からの上流部はナメとナメ滝ばかりで、コンパクトにまとまった癒やし系の谷を形成している。遡行には技術的な困難さはなく、行程も短いため、初心者の沢入門のための沢と言ってよいだろう。ワンゲル部員の沢訓練にも使っている。そのためワンゲル部の沢と言ってもよいかもしれない。今回は、2023年8月7日にワンゲル部員と遡行して以来の再訪である。なお、ナメばかりで隠れる所がないためか、イワナは生息していない。

矢谷川へはワンゲル部山小屋から歩いて行くことができるが、美濃禅定道を下って行くので、少々アプローチが長い。車をどこに置くかによるが、桧峠からスタートとした。

美濃禅定道を前谷まで下って、右の林道に入る。この辺りに1〜2台の駐車スペースはある。林道に入らずに、そのまま下ると岐阜県道314号に出る。

林道は途中に分岐があり、そこを過ぎるとススキが生い茂った状態になる。そのまま進むと、林道と矢谷川の交差地点に到着する。ここで沢装備を装着し入渓となる。

樹林の中の流れを進む。最初は大岩が多い。

しばらく進むと、最初のナメ滝が現れる。

その後はナメとナメ滝のオンパレードとなる。

トイ状の滝を登るワンゲル部員。

ナメ滝が次々と現れる。どの滝も容易に登れる。

倒木にキノコが発生していたが、ナラタケだろうか?

ナメ滝が続く。

滑り台のようなナメ滝5mが現れる。果敢に正面からフリクションで突破しようとするワンゲル部員。流石に正面突破は厳しく、右寄りから登った。

連瀑が終わると、樹林の中の穏やかな流れとなる。

倒木からウスヒラタケが発生していた。キノコの季節が始まっているようだ。

進むにつれて、水量が減り、周囲の藪が濃くなっていく。流れは水溜まりのようになり、時々サンショウウオが見られる。

やがて水流がなくなり、そのまま谷沿いに進んで行くと、林道の石堤が現れる。

この林道に上がって遡行終了である。

林道を毘沙門岳登山口方向へ進む。この林道はほとんど人が通らないこともあり、ススキが生い茂り、自然に帰りつつあり、獣臭もよくする。クマの足跡や糞はなかったが、シカの足跡や糞はよく見た。

桧峠に戻って終了。以前はこの程度の沢行では特に疲れは感じなかったものだが、結構疲れを感じたのは年齢のせいだろうか。これで今シーズンの沢登り納めとなるだろうか。近場でまだ沢に行く機会はあるかもしれないが。
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