« 2週連続でのワンゲル部山小屋をベースにテンカラ釣り | Main | アマゴと戯れる »

July 14, 2025

若狹 黒河川 口無谷:左俣遡行から岩籠山を経て右俣下降

初めての若狹エリアでの沢登り。口無谷は前半にF1~F4の大きな滝をもち、左俣に入っても小滝が続いた。

【日程】2025年7月12日(日)
【山域】北陸
【渓谷名】笙の川水系 黒河川 口無谷
【メンバー】どうちゃん、ばるちゃん、マメゾウムシ
【天候】曇りのち晴れ
【コー スタイム】口無谷出合駐車地点7:20〜F4下9:23-40〜390m二俣11:10-25〜670mコル13:09-15〜岩籠山13:32-48〜390m二俣15:33-44〜林道15:58-16:18〜口無谷出合駐車地点17:05

今回の黒河川口無谷は、初めての若狹エリアでの沢登りとなる。口無谷は、笙の川水系の黒河川の支流で、敦賀三山の1つである岩籠山(いわごもりやま)765.2mに流れを発する。今回の同行者はテレ仲間であるどうちゃん・ばるちゃん夫婦で、今シーズン初の3人での遡行である。

P7120001

黒河川林道の口無谷出合にある数台ほどの駐車スペースに車を駐める。幸いにも先行者はいないようだ。

P7120003

口無谷に入渓すると、すぐに小さな堰堤が現れる。今回は岩が結構ヌメっているという情報から、フエルトソールの沢靴をチョイスした。

P7120005

小さな堰堤を越えると、すぐに大きな滝が現れる。F1 15mである。右岸にフィックスロープがあったために右岸から巻いたが、いきなりの足下が崩れやすい泥壁の高巻きで汗が噴き出した。左岸からも巻けそうであったが、行ってみないとどちらが易しいかはわからない。記録によると、釜を泳いで取り付いて、右にあるクラックを直登することも可能らしいが、かなり難しい登攀となりそうだ。

P7120006

F1を超えて、しばらく進むと、F2の13m斜滝が現れる。

P7120007

釜を泳いで滝に取り付く。

P7120009

念のためロープを出して、流れの右を直登で越えた。特に難しくはなかったが、岩がヌメっていて滑りやすいので注意は必要だった。フエルトソールをチョイスしたのは正解だった。

P7120011

次のF3は口無谷最大の滝で23mの高さがある。

P7120012

直登した記録もあるようだが、我々は無難に左岸から巻いた。

P7120013

キノコが出ていた。

P7120015

F4 8mが現れる。口無谷は前半部分に4つの大きな滝が続くが、最後の大きな滝である。

P7120016

F4は流れの左を直登できそうだったが、年寄りは無理をせずにフィックスロープがある右岸から容易に巻いた。

P7120019 P7120020

枝沢から滝が落ちる場所を2箇所ほど通過する。

P7120021

チムニー状4m滝が現れる。流れの右から越えられそうだったが、無難に容易な左岸巻きを選んだ。

P7120023

ナメもあった。

P7120027

しばらくだらだとした沢歩きが続いた後に、標高390mの二俣に到着した。

P7120028 P7120030 P7120032 P7120035

左俣へ進むと、小滝が続く。だらだらとした沢歩きに飽きてきたところなので、ちょうど良い刺激だった。

P7120037

水量が減ってくる。

P7120039

まだ小滝が現れる。

P7120041

標高580mの二俣を左俣へ進んで、稜線上の670mコルを目指す。

P7120042

水流がなくなり、コルへの最後の詰めとなる。

P7120043

藪漕ぎもなく、コルに出ることができた。

P7120044

コルから岩籠山までは標高差100mほどの登りで、20分ほどで到着した。雲が多く、展望はイマイチであった。

P7120045

山頂に飛んできたキアゲハ。

P7120046

山頂の東側にはインディアン平原とよばれるクマザサに覆われた平原がある。平原には花崗岩の巨石が点在し、独特な風景となっている。口無谷の右俣へはこのインディアン平原の手前の谷地形を下降する。

P7120047

背丈の低いササ藪を下りていく。

P7120048

途中から登山道のような踏み跡となる。水流が出てくるまでは、このような状態が続いた。

P7120049

タマゴタケが1つだけポツンと出ていた。

P7120051

下るにつれて水量が増えていく。左俣は滝がないので、比較的楽に下れるが、それでも疲れた体にはキツい。泥の斜面では時々フエルトが滑るのにも難儀した。

P7120052

途中、ランの仲間であるツチアケビが花を咲かしていた。この植物は光合成をせずに菌類から栄養を取る腐生植物である。葉緑体がないので、こんな色をしている。

P7120053

山頂から1時間45分ほどで、見覚えのある390m二俣に戻る。

P7120054

二俣から15分ほど下ると、左岸に林道が現れる。ここで沢装備を解除した。体にヒルはついておらず、一安心であった。

P7120056

あとは林道を下るだけである。黒河川林道に出て、駐車地点へ戻った。黒河川林道は工事箇所があり、ゲートが閉じられていてマキノには抜けられないようだ。

口無谷はそれほど難易度は高くはなかったが、そこそこの長時間行動となった。その前の沢行の疲れも残っていたため、翌朝は体がバキバキだったが、気持ちの良い疲労感ではあった。

|

« 2週連続でのワンゲル部山小屋をベースにテンカラ釣り | Main | アマゴと戯れる »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 2週連続でのワンゲル部山小屋をベースにテンカラ釣り | Main | アマゴと戯れる »