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July 28, 2025

金剛山 高天谷左俣:奇跡的な出会いにて入渓!

入渓地近くの駐車場にて沢靴を車に積み忘れたことに気づく。このまま入渓せずに帰宅のはずが、奇跡的な出来事が起こる。

【日程】2025年7月27日(日)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 高天谷 左俣
【メンバー】ktn92さん、ktnさん友人、マメゾウムシ
【天候】晴れのち曇り
【コー スタイム】高天彦神社駐車場12:42〜高天滝下12:49〜10m大滝下13:04~二俣14:06~郵便道(920m地点)14:34-48~高天彦神社駐車場15:35

8月の週末は3週連続で山の計画が入ったこともあり、7月最後の週末は遠出せずに控えめに過ごすことにした。そうなると行き先は自ずとホームである金剛山の高天谷となる。高天谷は今シーズン最初の沢登りとして行って以来となるので(2025年6月8日の記録)、ほぼ2ヶ月ぶりである。この暑い時期に奈良側から金剛山を登る登山者は、暑い時間帯を避けるために早朝に登る人が多い。ちょうど正午前には下山してくるので、むしろ駐車場は正午以降の方が空きが出る。高天谷は半日コースでもあるため、午後からでも行ける。いつも通りではあるが、そんな理由で遅め出発で行くことにした。

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高天彦神社の駐車場に着くと、声をかけてくる人がいる。なんと名古屋在住のktn92さんだった。ktn92さんたちは本来は十津川方面で沢登りのはずが、車のパンクにてレッカー・修理にて五條まで来ていた。そこで、午後からでも行ける所でということで、高天谷をチョイスしたそうだ。そんな偶然から、急遽、ktn92さんの友人も含めて、3人で高天谷を遡行することになった。

ところが、いざ出発準備をしようとすると、沢靴が見当たらない。どうやら車に積み忘れたそうだ。このまま入渓せずに帰宅となるところだったが、ktn92さんが予備の沢靴があるというので、お借りすることにした、偶然が2つ重なり、奇跡と言える入渓となった。幸いなことにヘルメット、登攀具、沢用ソックスは車に積み込んでいた。中京地区からからわざわざ沢登りのために来たいという人はほとんどいない金剛山エリアで、遅めの午後に会い、沢靴の予備まであるとは、なかなか奇跡的な出会いだった。お礼としてホームの高天谷をしっかりご案内することにした。

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高天滝7mから入渓となる。駐車場から高天滝までは7分ぐらいであるが、暑さと急登で結構しんどい。しかしながら、水に浸かれるのは高天滝の上からになる。

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高天滝は左岸に設置されたハシゴで巻く。

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高天滝の上はゴルジュ状となる。高天谷は渇水気味かと思ったが、入渓してみると意外と平水だった。最近の夕立の頻度の高さが原因だろうか。

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ゴルジュの奥には3m滝とその背後に堰堤がある。

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ktn92さんは、3m滝を右から直登する。他2名は無難に右岸から堰堤とまとめて巻く。

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堰堤の上は沢が開けるが、夏でもあり、流れの周囲には草や低木が生い茂っていた。しばらく進むとかっての10m大滝が現れる。川床が土砂で埋まって以前より高さが低くなっている。

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崩壊地を抜けると、樹林の中の連瀑帯に入る。

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小滝を超えていくと、倒木のかかる5m滝が現れる。

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流れの右から直登する。

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ゴルジュ状となる。

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小滝ではあるが、少々難しい。ここは登り方を知っていれば越えられる。

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3つめのゴルジュの奥にはトイ状5m滝がかかる。

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シャワーを浴びながら直登する。流れの中にあるクラックに手足を突っ込むジャミングでクリアできる。

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倒木で埋まった二俣に到着する。登攀要素のある左俣へ進む。

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ラスボスの3段30m滝を直登する。流れの左には誰かが設置したお助けロープが前回遡行した時からあるが、右からも直登できる。見た目はヌメっていそうだが意外とフリクションが効く。

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中段にもお助けロープが設置されていた。

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所々でヤマユリが咲いていた。

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次の4m滝にもお助けロープが設置されていた。

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最後の4m滝が現れる。ここにもお助けロープが設置されていたが、長さが短く用を成さない。ロープが余ったので、置いていっただけだろうか? お助けロープを設置することにどんな意味があるのだろうか?

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植林の中の緩い流れを詰めていくと、倒木で進路を遮られる。そこを倒木を避けて右岸を登り、踏み跡を辿って登っていくと登山道(郵便道)に出る。沢装備を解除して、郵便道を下山する。

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50分ほどで高天彦神社の駐車場に下山した。トノサマガエルを捕食中のシマヘビがいた。後脚がひつかかってなかなか飲み込めないようだ。

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帰宅すると、自宅には沢靴一式がしっかり置き忘れていた。

今回は沢靴を忘れるという大失態を犯してしまった。このまま入渓せずに帰宅のはずが、奇跡的な出会いで入渓することができたが、こんなことは基本的にあり得ないだろう。遠方の沢行で同様なことをしてしまうと、無駄な時間はあまりに大きすぎる。出発する前に、もう一度、車に乗せた荷物の確認をしっかり行うことを心がけたい。

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July 24, 2025

増水の前鬼川遡行

増水の葛川本流から転進した前鬼川。癒やし系のはずの前鬼川も増水で、いつもより難易度の高い遡行となった。

【日程】2025年7月19日(土)
【山域】大峰
【渓谷名】北山川水系 前鬼川本流
【メンバー】前主将、マメゾウムシ(OMUNWV部)
【天候】晴れ時々曇り
【コー スタイム】前鬼林道駐車地点8:21〜本流出合8:30〜2段10M滝下9:07〜箱状廊下10:38〜垢離取場11:41-12:16〜閼伽坂峠12:47〜小仲坊13:11〜駐車地点13:43

7月3連休は、暑い日にふさわしい泳ぎの沢に久しぶりに行きたくなった。同行者はワンゲル部前主将で、19-20日の2日間しか行けないということで、日帰りの沢を2箇所ほどハシゴすることにした。1日目は過去に2回遡行している大峰南部の葛川本流で泳ぎまくり、2日目は癒やし系の前鬼川でクーリングの計画だった。ところが、行く途中で通った熊野川が濁流と化していて、道路は濡れている。どうやら前日に結構の雨が降ったようだ。葛川本流の入渓地近くの橋の上から流れを見ると、濁流ではなかったが、増水しているようで結構流れが速い。泳ぎの沢で増水は死にに行くようなものである。急遽、1日目と2日目の予定をひっくり返し、前鬼川に行き先を変更した。前鬼川は過去に4回遡行しているが(2015年7月12日2018年9月23日2022年9月25日2023年7月22日の記録)、その時の経験から多少の増水であればなんとか行ける。

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前鬼川林道のゲート前の広場に8時過ぎぐらいに到着する。軽トラが駐まっていたが、雰囲気的には釣りのようである。その後、車が2台やってきて、我々の他に2パーティが前鬼川に入渓し、うち1パーティは泊まりで稜線に抜けるとのことだった。

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我々が先に入渓し、黒谷を下降する。黒谷はさほど増水しているようには見えなかった。

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前鬼川本流に出ると、過去一と言える水量の多さであった。

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平水ならば自由に好きなように進めるところが、流れが速いので通れるところが限られてしまう。

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1m滝も増水で、普通の流れのように見えてしまう。ここは左の岩の庇の下を通る。

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流れも速い。ここは右を通過する。

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2段10m滝である。釜がエメラルドブルーに輝く。平水であれば正面から滝を眺められるが、水量の多さと速い流れで正面に回れない。

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2段10m滝はフイックスロープのある滝の右側を直登する。

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2段10m滝の落口は迫力があった。

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2段10m滝の上で対岸に渡る箇所があるが、ここの徒渉は水量が多い時はリスクが高い。過去に何回も死亡事故が起こっている。ここでの徒渉に失敗すると、2段10m滝まで流されてしまう。

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我々は無難に左岸を高巻くことにする。高巻きの下降箇所にはフィックスロープがある。

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高巻きを終えると、川幅いっぱいの120mのナメとな。平水ならばどこでも歩けるのだが、今回は流れが速いため、通る所を選ばざるを得なかった。下手したら2段10m滝まで流されてしまう。

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小滝でさえも増水で迫力がある。

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ここは泳いで突破できる箇所だが、右岸をヘツって通過する。

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5m滝が現れる。

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流れが速くて左岸に渡れないので、右岸を巻く。上へのフィックスロープはあるが、途中から右へトラバースした方が楽そうなので、念のためロープで確保した。

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前鬼川のハイライトである箱状廊下が現れた。

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晴れていると、流れがエメラルドブルーに輝く美しい廊下である。しかしながら、ここに来て雲が出て、陽が陰り始めたので、それほど鮮やかではなかった。

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箱状廊下には四方から水が集まる。

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箱状廊下の最上流部の落口。

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箱状廊下を抜けると大岩帯となる。平水でも通れる所を探しながらになる箇所だが、増水によって通れる所がさらに限られてしまう。行き詰まって戻ったりと、ルーファイに苦労する。

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5m斜滝が現れる。水量が多いので、かなりの迫力であった。

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前主将はヌメった右の壁を越えたが、私は下方で流れを泳いで対岸に渡り、流れの左から越えた。

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遡行終了予定の垢離取場に着いた。増水の前鬼川だったが、ここまでなんとか来ることができた。他の2パーティともここで一緒になった。泊まりのパーティはさらに上流へ進んで行った。

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沢装備を解除して、垢離取場からは登山道にて下山する。白装束の修験者たちとすれ違ったが、女性が多かったのが興味深かった。顔がむずむずしていたので、触ってみると小さなヒルだった。雨上がりということもあり、この後はヒル祭りとなった。

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閼伽坂峠まで登れば、あとは下りとなるが、小仲坊までは斜面のトラバースが大部分を占める。

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小仲坊に出る。キャンプ客もいるようで、テントが数張りほど張られていた。

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アキアカネ

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スタートから5時間強ほどの行動時間で駐車場に戻った。まずはヒルチェックである。私は靴下の上から吸血されていた。被害はこの1匹のみだったが、前主将は2箇所ほど吸血されていた。登攀具や沢装備からもヒルが見つかった。車に持ち込むと、車の中で吸血される。車に乗る前にしっかりチェックすることが重要である。

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下山後はきなりの湯で汗を流して、早めの夕食を取った。わらじチキンカツ定食はなかなかボリューミーであった。翌日の天気予報を確認すると、大峰周辺は天気がパッとしないらしい。水量の危惧もあり、泳ぎの沢である葛川本流の遡行は厳しいという判断で、そのまま帰路につくことにした。

今回は現地の降水量について完全に情報収集不足だった。紀伊半島南部は多雨地帯ということもあり、紀伊半島北部で降っていなくても、南部ではかなりの降水がある可能性もある。現地の天気状況を事前にしっかり把握しておくことが、大きな反省点であった。

今回の記録動画です。前鬼川を遡行したことがあれば、水量が多いのがわかると思います。

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July 15, 2025

アマゴと戯れる

福井の某谷にて、テンカラ渓流釣り。

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滝の釜で一投目で出た良型アマゴ。うっすらと朱点がある。

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淵にてのんびり泳いでいるアマゴがいたので、なんと手掴みにて捕獲できた。1回釣られた魚なのか弱っていた感じだった。

ここは日本海側の河川なので、本来はヤマメの渓である。そこにアマゴがいるのは、移入起源に違いない。アマゴの魚影は滝上どころか、結構上流部まで見られた。イワナは確認できなかった。

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沢の上部は木々の枝葉が覆っていて、テンカラ釣りには不利な渓相だった。それでも釣ってみせるのが腕の見せどころだ。

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July 14, 2025

若狹 黒河川 口無谷:左俣遡行から岩籠山を経て右俣下降

初めての若狹エリアでの沢登り。口無谷は前半にF1~F4の大きな滝をもち、左俣に入っても小滝が続いた。

【日程】2025年7月12日(日)
【山域】北陸
【渓谷名】笙の川水系 黒河川 口無谷
【メンバー】どうちゃん、ばるちゃん、マメゾウムシ
【天候】曇りのち晴れ
【コー スタイム】口無谷出合駐車地点7:20〜F4下9:23-40〜390m二俣11:10-25〜670mコル13:09-15〜岩籠山13:32-48〜390m二俣15:33-44〜林道15:58-16:18〜口無谷出合駐車地点17:05

今回の黒河川口無谷は、初めての若狹エリアでの沢登りとなる。口無谷は、笙の川水系の黒河川の支流で、敦賀三山の1つである岩籠山(いわごもりやま)765.2mに流れを発する。今回の同行者はテレ仲間であるどうちゃん・ばるちゃん夫婦で、今シーズン初の3人での遡行である。

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黒河川林道の口無谷出合にある数台ほどの駐車スペースに車を駐める。幸いにも先行者はいないようだ。

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口無谷に入渓すると、すぐに小さな堰堤が現れる。今回は岩が結構ヌメっているという情報から、フエルトソールの沢靴をチョイスした。

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小さな堰堤を越えると、すぐに大きな滝が現れる。F1 15mである。右岸にフィックスロープがあったために右岸から巻いたが、いきなりの足下が崩れやすい泥壁の高巻きで汗が噴き出した。左岸からも巻けそうであったが、行ってみないとどちらが易しいかはわからない。記録によると、釜を泳いで取り付いて、右にあるクラックを直登することも可能らしいが、かなり難しい登攀となりそうだ。

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F1を超えて、しばらく進むと、F2の13m斜滝が現れる。

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釜を泳いで滝に取り付く。

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念のためロープを出して、流れの右を直登で越えた。特に難しくはなかったが、岩がヌメっていて滑りやすいので注意は必要だった。フエルトソールをチョイスしたのは正解だった。

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次のF3は口無谷最大の滝で23mの高さがある。

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直登した記録もあるようだが、我々は無難に左岸から巻いた。

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キノコが出ていた。

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F4 8mが現れる。口無谷は前半部分に4つの大きな滝が続くが、最後の大きな滝である。

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F4は流れの左を直登できそうだったが、年寄りは無理をせずにフィックスロープがある右岸から容易に巻いた。

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枝沢から滝が落ちる場所を2箇所ほど通過する。

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チムニー状4m滝が現れる。流れの右から越えられそうだったが、無難に容易な左岸巻きを選んだ。

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ナメもあった。

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しばらくだらだとした沢歩きが続いた後に、標高390mの二俣に到着した。

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左俣へ進むと、小滝が続く。だらだらとした沢歩きに飽きてきたところなので、ちょうど良い刺激だった。

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水量が減ってくる。

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まだ小滝が現れる。

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標高580mの二俣を左俣へ進んで、稜線上の670mコルを目指す。

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水流がなくなり、コルへの最後の詰めとなる。

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藪漕ぎもなく、コルに出ることができた。

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コルから岩籠山までは標高差100mほどの登りで、20分ほどで到着した。雲が多く、展望はイマイチであった。

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山頂に飛んできたキアゲハ。

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山頂の東側にはインディアン平原とよばれるクマザサに覆われた平原がある。平原には花崗岩の巨石が点在し、独特な風景となっている。口無谷の右俣へはこのインディアン平原の手前の谷地形を下降する。

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背丈の低いササ藪を下りていく。

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途中から登山道のような踏み跡となる。水流が出てくるまでは、このような状態が続いた。

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タマゴタケが1つだけポツンと出ていた。

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下るにつれて水量が増えていく。左俣は滝がないので、比較的楽に下れるが、それでも疲れた体にはキツい。泥の斜面では時々フエルトが滑るのにも難儀した。

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途中、ランの仲間であるツチアケビが花を咲かしていた。この植物は光合成をせずに菌類から栄養を取る腐生植物である。葉緑体がないので、こんな色をしている。

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山頂から1時間45分ほどで、見覚えのある390m二俣に戻る。

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二俣から15分ほど下ると、左岸に林道が現れる。ここで沢装備を解除した。体にヒルはついておらず、一安心であった。

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あとは林道を下るだけである。黒河川林道に出て、駐車地点へ戻った。黒河川林道は工事箇所があり、ゲートが閉じられていてマキノには抜けられないようだ。

口無谷はそれほど難易度は高くはなかったが、そこそこの長時間行動となった。その前の沢行の疲れも残っていたため、翌朝は体がバキバキだったが、気持ちの良い疲労感ではあった。

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July 11, 2025

2週連続でのワンゲル部山小屋をベースにテンカラ釣り

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飛騨川橋谷の下山後は、月火と早めの夏休みを取得していたので、奥美濃にあるワンゲル部山小屋へ移動し、山小屋をベースに2週連続でのテンカラ釣行となった。

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山小屋の周辺では、ササユリやヤマオダマキなどの花が咲いていた。

先週は石徹白川の本支流を回ったが、今回は週末明けということもあり、週末に入った釣り人の影響が残っていそうだ。そうなると週末明けの月曜日は秘密のプライベート釣り場しかない。今シーズン初の巡視へ行ってみることにする。

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プライベート釣り場はアプローチが容易でないことから、一般の釣り人と競合することはまずもってない。藪沢ではあるが、テンカラ竿を振れる場所はそこそこある。

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今シーズン初ということで、イワナがまだスレていないのか、まずますの釣果だった。ただし、上流部は渇水気味で急激に毛鉤への反応が悪くなった。全体的に平水よりやや水量は少ない。増水するほどの雨が降っていないのか、岩が結構ヌメっていて、ラバーソールの沢靴だと結構滑る。先シーズンの大雪で倒木も結構多く、障害物を乗り越える場面が多かった。のんびり1日かけての釣りとなった。

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日中の気温が高かったこともあり、夕方にはにわか雨が降った。太陽が出ていての夕立だったので、狐の嫁入りの様相であった。

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夕立で涼しくなったので、早速、飲み始めることに。焼肉で独り夏休み宴会の予定だったが、年齢のせいか、前夜の寝不足のせいか、すぐに満腹となり眠気が襲ってきた。早々の就寝となったが、深夜に目が覚めてしまった。夜にまた降り出した雨は結構な降水量で、朝方まで続いた。

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翌日は、午後からは雨予報だったので、午前中だけの釣りとし、早めに帰路につくことにした。平日ということもあり、C & R 区間に入ろうと最下流部に向かうが、すでに車が1台駐まっていた。少々遅めの出発だったので先を越されたようだ。先行者は本流に向かっているかもしれないが、まだ入ったことのないC & R 区間の中流部で釣ってみることにする。前夜の大雨による増水が心配されたが、ほぼ平水であった。岩のヌメリも酷く、これまで増水するほどの雨は降っていないのかもしれない。

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この日はおニューのテンカラ竿も試してみた。柔らかめの竿だが、まあまあいい感じで振れる。

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あいかわらず厳しいC & R 区間だった。良型のヤマメを1匹釣りあげたところで終了とした。

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飛騨川 飛水挟 橋谷:夏にふさわしい水に浸かる沢

初めての飛騨川飛水挟の橋谷は、入渓から終了地点まで大きな釜をもった滝が連続し、ほとんどの滝が直登できた。夏の暑い日に、ヘツリに泳ぎに滝の直登と水と戯れた1日だった。

【日程】2025年7月6日(日)
【山域】東海
【渓谷名】木曽川水系 飛騨川 飛水挟 橋谷
【メンバー】ktn92さん、ランドレさん、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】駐車地点7:00〜入渓7:09〜黒い10m滝下10:19〜遡行終了11:35-54〜左岸林道12:02〜駐車地点13:25

今回遡行する橋谷は、岐阜の山スキー仲間のヤマさんに勧められた沢である。前夜は岐阜の美濃太田にて山スキーヤー忘シーズン会だったため、道の駅みのかもで車中泊となったが、標高が低い場所だったこともあり、暑くてほとんど眠れなかった。今回の沢の同行者は、忘シーズン会にも参加していたランドレさんとktn92さんであり、彼らも同じく道の駅で車中泊で、暑くてよく眠れなかったようだ。ランドレさんは今回が初めての本格的な沢登りだそうだ。初めてと言っても、登山や渓流釣りの経験は豊富なので問題はなさそうだ。私も今シーズンはまだ金剛山の高天谷でウォーミングアップ程度の沢登りしかしておらず、ほぼ同レベルかもしれない。ktn92さんは、昨年の貝月谷以来の同行であり、すでに今シーズンは4つの沢を遡行済みで、今回の沢行を頼もしくリードしてくれそうだ。

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道の駅みのかもから入渓地点までは車で30分ほどだった。飛騨川の沢は初めてであり、どんな沢か楽しみである。飛騨川を渡るアーチ橋の手前の駐車スペースに車を駐め、ちょうど7時に出発した。今回の沢はヌメリ多めということで、久しぶりにフエルトソールの沢靴をチョイスした。久しぶりに履いた沢靴はきつめで、いつものラバーソールの沢靴とは勝手が違っていた。

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入渓地点までの移動は、驚いたことに高山本線の線路脇を通る。これは不法侵入ではなく、人が歩けるように通路があり、遮断機のない踏切もある。まるで映画のスタンドバイミーでのシーンのようだ。我々が通った時はたまたま列車のダイヤを外していたが、列車が通ったらさぞかし迫力があったに違いない。

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線路から踏み跡をたどって橋谷に入渓すると、いきなり3m滝とその上に堰堤が現れる。右岸にある巡視道からまとめて巻いた。

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沢に戻ると、いきなりのゴルジュとなる。途中、フエルトソールが落ちていたが、誰か遡行した人の沢靴のソールが剥がれたのだろうか? 後でランドレさんの沢靴のソールだったことが判明することになる。

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階段付きの堰堤を越える。

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深い釜をもった2段5m滝が現れる。早速泳ぐktn92さん。泳がなくても左から越えられたが...

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2m大岩滝。

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3段6m。

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小滝が続くが、どの滝も釜が深い。やけに岩が滑ると言っていたランドレさんの沢靴のフエルトが剥がれていることが判明。入渓して比較的早めに落ちていたフエルトソールはなんとランドレさんのものだった。ランドレさんはその後は下山用の地下足袋で行動する。

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ヘツリで越えたり。

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トイ状3mはステミングで越える。左から巻くこともできる。

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CS2条3m滝は右をヘツっていって越える。

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CS3m。

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3m。小ぶりな滝が多く、どの滝も水に浸かりながら直登できる。

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2段4m。

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赤ナメ2段4m。

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3m。

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2段小滝を深い釜を泳いで取り付く。水温は低くないので、体はさほど冷えない。暑い日なので、水に浸かるのはちょうど良いぐらいだった。

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2条5m。

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長いナメもあった。

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高さが10mはある大きな黒い滝が現れた。ラスボスか? ktn92さんが右からフリーで越える。後続は念のためロープで確保してもらったが、見かけほど難しくはなかった。ここで3名の他パーティが追いついたが、遡行終了地点まで追い抜かれることはなかった。

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渓相が落ち着いて、もう終わりかと思ってしまったが...

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トイ状10m滝が現れた。斜度が緩いので直登で超える。

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さらに8m。この滝も直登で超える。

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最後に10m凹状滝であった。ktn92さんは直登で超えたが、少々イヤらしそう。私とランドレさんは左岸から巻いた。最後に大きな滝が3つも現れて驚きだったが、どの滝も直登可能なのはよい。

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滝上は源頭の雰囲気となって、ようやく終了となった。不思議なことに入渓地点から源頭までハヤが生息していたが、イワナやアマゴの魚影は見なかった。

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遡行終了地点からの下山法王は2通りある。左岸にある林道を使うか、右岸にある林道に出て、途中から巡視道を下りるかである。我々は楽そうな前者をチョイスした。左岸にある踏み跡を林道まで上がる。

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林道に出た。

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あとは林道を下るだけである。林道ならばヒルに襲われることもないが、下るにつれて暑くなっていった。途中、廃集落があった。

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遡行終了地点から1時間半ほどで駐車地点へ下山できた。

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橋の上から飛水挟を眺めると、濁ったエメラルドブルーの水をたたえていた。

初めての飛騨川飛水挟の橋谷は、入渓から終了地点まで大きな釜をもった滝が連続し、遡行に飽きることはなく、ほとんどの滝が直登できた。どの滝も深い釜をもち、ヘツリや泳ぎで突破する。夏の暑い日に、ヘツリに泳ぎに滝の直登と水と戯れた1日だった。注意点としては、岩はヌメり気味であることだ。そのため沢靴はラバーソールよりフエルトの方がベターと思われる。レベル的には初心者向きなので、ワンゲル部員の沢訓練に使うのも良さそうだ。下山後は道の駅みのかもにある里山の湯で汗を流してから、奥美濃にあるワンゲル部山小屋に向かった。

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July 09, 2025

山スキーヤー忘シーズン会2025 in 岐阜(太田飯店)

先週末は、昨年に引き続き中京地区の山スキーヤーの忘シーズン会に参加してきた。会場は、昨年同様に主催者のランドレさんの親族が経営する美濃太田駅前にある太田飯店である。

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美味しい料理でお酒が進む。

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今年は昨年より参加者が少なかったのは残念だったが、昨シーズンの話で盛り上がった。

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1年に1回の安否確認の場でもある。また来年も無事で会えますように。

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July 02, 2025

石徹白釣行記:ワンゲル部山小屋をベースにテンカラ釣り

今年はホームの高天谷にて沢シーズンをスタートしたが(2025年6月8日の記録)、雨天や仕事が入ったりで、その後は行けていない。6月の最後の週は天気も良さそうなので、休日出勤の代休を利用して金曜日からの3日間で、本格的には今シーズン初となる渓流釣りに行くことにした。行き先はワンゲル部山小屋がある奥美濃で、山小屋をベースに周辺の渓でテンカラ毛鉤を振る。なお、今シーズン最初のイワナは、ゴールデンウィーク明けに山小屋の衣替えに同行した際に、近所で山菜採りのついでに残雪の残る渓で釣り上げている。

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奥美濃にあるワンゲル部山小屋はちょうど分水嶺に建っており、日本海に流れる九頭竜川水系と太平洋に流れる長良川水系の両方の渓に気軽に行ける立地である。なお、山小屋の水源は長良川水系である。今回は九頭竜川水系である石徹白川の本支流を回ることにした。石徹白川の本支流で釣りをするならば、石徹白漁協で遊漁証を購入する必要がある。

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初日は平日の金曜日ということで、アプローチが容易な石徹白川支流のキャッチ&リリース区間に入ることにした。週末には競争の激しい渓ではあるが、平日であれば一番で入れる可能性は高い。周辺には田んぼがあり、田植え後の稲が若々しい緑色で美しい。

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午前中は下流部を探る。水に入ると、まだ結構冷たい。梅雨時ということもあり、やや水量も多い感じはする。

しばらく毛鉤を振り続けていくが、水温が低いのかなかなか反応がない。そのうちにアマゴらしいアタリは出るようになる。アマゴはすぐに毛鉤を放すようで、なかなかフッキングできない状況が続く。そんなときにアタリにアワセるとズシリと重い引きがあり、まったくラインが動かない。かなりの大物のようであり、持久戦を覚悟したが、突然毛鉤が外れてバレてしまった。たいへん残念だったが、逃した獲物は大きかったようだ。この辺りでは昨年の夏に尺ヤマメを釣ったことがあり、その時の光景が頭の中に蘇った。

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気を取り直して、毛鉤を降り続けると、アタリがあり、アワセると先ほどではないが、再び強い引きで結構魚が走る。取り寄せると、なんと尺サイズのニジマスだった。石徹白でニジマスを釣ったのは初めてだったので、昨年の尺ヤマメ以来となる驚きだった。あとで地元のテンカラ釣り師に話を聞く機会があり、大物のニジマスもいるようで、先ほどバラした大物もニジマスだったのかもしれない。

しかし、釣り人が喜ぶとはいえ、本来はこの河川にいない魚を放すのはどうかと思う。過去にダムができたことでヤマメが絶滅し、その後に長良川産のアマゴを放流し、それが定着した。最近は、元々生息していた九頭竜川産のヤマメを放流しているようだが、生物多様性の保全という点では問題がある。なぜならばアマゴとヤマメは容易に交雑してしまい、遺伝的におかしな系統が誕生してしまう。なぜヤマメが絶滅したのかという原因を考えてほしい。いろいろな魚種を放すのは種間競争という問題もある。この場所ではイワナが減った気がするのだが、どうだろうか。釣れる魚種や個体数だけでなく、生物多様性の保全という観点も漁協には考えてほしいと思う。

午後は上流部でも竿を出したが、アタリはあるものの、フッキングはできず、小さなアマゴが1匹釣れただけであった。

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早めに山小屋に戻ると、ワンゲル部OBのTさんたちが屋外ですでに飲んでいた、屋外の薪置き場にはアオダイショウが日向ぼっこをしていた。アオダイショウは山小屋内のネズミを食べてくれるので、山小屋の主としてOBOGたちから大切に扱われている。

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山小屋周辺に生えているウドはすっかり成長していたが、新芽を採ることはできた。

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夕食はTさんたちに飛騨牛のすき焼きをご馳走になった。ウドの新芽をすき焼きに入れてみたが、まるで春菊のような味になり、意外とすき焼きに合って美味しかった。

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2日目は、現役部員のスキー指導をしてくれているスキーヤーであり、私の教え子でもあり、フライマンでもあるSくんが合流し、石徹白川支流の山岳渓流に入ることにした。溪までのアプローチは長いが、その分、他の釣り人との競争は回避できる。

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山岳渓流ということもあり、テンカラの方がフライよりも分があり、イワナ祭りとなった。堰堤の巻きもあったりで、沢登り並みの運動量となった。

帰る時に本流でも竿を出したが、すぐに水量の多さで行き詰まり、それで終了とした。

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夕食は焼肉であったが、お互いに肉を買いすぎており、食べきれない量であった。

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最終日は、午前中だけということで、石徹白川本流に入った。本流の下流部は里川的で、川幅もあり、流れも緩いところが多く、遠投のできるフライの方が圧倒的にテンカラよりも有利であった。私もフライフィッシングの経験はあるのだが、こういう状況ではフライをチョイスしてもよいのかもしれない。

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私の釣果は、最初にテンカラ向きのポイントで出た良型のイワナだけだった。

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Sくんは4〜5匹ほどの釣果だった。源流部ではテンカラが有利だが、本流や広く緩い流れの支流ではフライが有利性を発揮できる。フライの方がテンカラよりも技術的には難しいが、河川の状況に応じて二刀流もありかもしれない。

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山小屋の網戸にとまっていたミドリヒョウモンのオス。

3日間ともボウズなしで、まずまずの渓流釣りのスタートが切れたように思う。今シーズンは沢登りと渓流釣りを同時並行で楽しんでいきたい。

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