金剛山 高天谷左俣:奇跡的な出会いにて入渓!
入渓地近くの駐車場にて沢靴を車に積み忘れたことに気づく。このまま入渓せずに帰宅のはずが、奇跡的な出来事が起こる。
【日程】2025年7月27日(日)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 高天谷 左俣
【メンバー】ktn92さん、ktnさん友人、マメゾウムシ
【天候】晴れのち曇り
【コー スタイム】高天彦神社駐車場12:42〜高天滝下12:49〜10m大滝下13:04~二俣14:06~郵便道(920m地点)14:34-48~高天彦神社駐車場15:35
8月の週末は3週連続で山の計画が入ったこともあり、7月最後の週末は遠出せずに控えめに過ごすことにした。そうなると行き先は自ずとホームである金剛山の高天谷となる。高天谷は今シーズン最初の沢登りとして行って以来となるので(2025年6月8日の記録)、ほぼ2ヶ月ぶりである。この暑い時期に奈良側から金剛山を登る登山者は、暑い時間帯を避けるために早朝に登る人が多い。ちょうど正午前には下山してくるので、むしろ駐車場は正午以降の方が空きが出る。高天谷は半日コースでもあるため、午後からでも行ける。いつも通りではあるが、そんな理由で遅め出発で行くことにした。
高天彦神社の駐車場に着くと、声をかけてくる人がいる。なんと名古屋在住のktn92さんだった。ktn92さんたちは本来は十津川方面で沢登りのはずが、車のパンクにてレッカー・修理にて五條まで来ていた。そこで、午後からでも行ける所でということで、高天谷をチョイスしたそうだ。そんな偶然から、急遽、ktn92さんの友人も含めて、3人で高天谷を遡行することになった。
ところが、いざ出発準備をしようとすると、沢靴が見当たらない。どうやら車に積み忘れたそうだ。このまま入渓せずに帰宅となるところだったが、ktn92さんが予備の沢靴があるというので、お借りすることにした、偶然が2つ重なり、奇跡と言える入渓となった。幸いなことにヘルメット、登攀具、沢用ソックスは車に積み込んでいた。中京地区からからわざわざ沢登りのために来たいという人はほとんどいない金剛山エリアで、遅めの午後に会い、沢靴の予備まであるとは、なかなか奇跡的な出会いだった。お礼としてホームの高天谷をしっかりご案内することにした。
高天滝7mから入渓となる。駐車場から高天滝までは7分ぐらいであるが、暑さと急登で結構しんどい。しかしながら、水に浸かれるのは高天滝の上からになる。
高天滝は左岸に設置されたハシゴで巻く。
高天滝の上はゴルジュ状となる。高天谷は渇水気味かと思ったが、入渓してみると意外と平水だった。最近の夕立の頻度の高さが原因だろうか。
ゴルジュの奥には3m滝とその背後に堰堤がある。
ktn92さんは、3m滝を右から直登する。他2名は無難に右岸から堰堤とまとめて巻く。
堰堤の上は沢が開けるが、夏でもあり、流れの周囲には草や低木が生い茂っていた。しばらく進むとかっての10m大滝が現れる。川床が土砂で埋まって以前より高さが低くなっている。
崩壊地を抜けると、樹林の中の連瀑帯に入る。
小滝を超えていくと、倒木のかかる5m滝が現れる。
流れの右から直登する。
ゴルジュ状となる。
小滝ではあるが、少々難しい。ここは登り方を知っていれば越えられる。
3つめのゴルジュの奥にはトイ状5m滝がかかる。
シャワーを浴びながら直登する。流れの中にあるクラックに手足を突っ込むジャミングでクリアできる。
倒木で埋まった二俣に到着する。登攀要素のある左俣へ進む。
ラスボスの3段30m滝を直登する。流れの左には誰かが設置したお助けロープが前回遡行した時からあるが、右からも直登できる。見た目はヌメっていそうだが意外とフリクションが効く。
中段にもお助けロープが設置されていた。
所々でヤマユリが咲いていた。
次の4m滝にもお助けロープが設置されていた。
最後の4m滝が現れる。ここにもお助けロープが設置されていたが、長さが短く用を成さない。ロープが余ったので、置いていっただけだろうか? お助けロープを設置することにどんな意味があるのだろうか?
植林の中の緩い流れを詰めていくと、倒木で進路を遮られる。そこを倒木を避けて右岸を登り、踏み跡を辿って登っていくと登山道(郵便道)に出る。沢装備を解除して、郵便道を下山する。
50分ほどで高天彦神社の駐車場に下山した。トノサマガエルを捕食中のシマヘビがいた。後脚がひつかかってなかなか飲み込めないようだ。
帰宅すると、自宅には沢靴一式がしっかり置き忘れていた。
今回は沢靴を忘れるという大失態を犯してしまった。このまま入渓せずに帰宅のはずが、奇跡的な出会いで入渓することができたが、こんなことは基本的にあり得ないだろう。遠方の沢行で同様なことをしてしまうと、無駄な時間はあまりに大きすぎる。出発する前に、もう一度、車に乗せた荷物の確認をしっかり行うことを心がけたい。
































































































































































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