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February 26, 2025

野谷荘司山AGAIN!:パウダーリベンジで今季ラストパウダー?

2月後半の3連休は、2月2回目となる強い寒波が到来した。1ヶ月前は気温上昇と新雪なしで悪雪だった野谷荘司山に、パウダーリベンジに行ってきた。やや重めのパウダーだったが、悪くない滑りを楽しむことができた。連休明けには気温が上昇する。ひょっとしたら、これが今季ラストパウダーとなるかもしれない。

【日程】2025年2月23日(日)
【山域】白山
【場所】野谷荘司山
【メンバー】どうちゃん、ばるちゃん、マメゾウムシ
【天候】曇り時々晴れ
【装備】テレマーク3
【コースタイム】トヨタ白川郷自然学校7:48〜標高1210m付近9:59-10:17〜滑走〜林道720m付近10:41-59〜標高1080m付近12:44-49〜滑走〜白谷850m付近13:04〜トヨタ白川郷自然学校13:25

2月後半の3連休に2回目の強い寒波の到来。寒波後は気温が上昇するため、パウダーはこれが今季最後になるかもしれない。そこで、急遽、白川郷の野谷荘司山へ出動することにした。野谷荘司山は1ヶ月前に滑っているが、新雪がなく気温上昇で生コン雪だった(2025年1月16日の記録)。その時のパウダーリベンジでもある。同行者は、いつものテレ仲間夫妻のどうちゃん・ばるちゃんである。3連休中日で人は多いだろうが、はたして新雪にシュプールを描けるだろうか。

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朝は冷え込んだ飛騨地方。荘川で−10℃であった。強い寒波ということで、悪天を覚悟したが、入山口のトヨタ白川郷自然学校に着くと、風もなく比較的穏やかな天気であった。駐車については、除雪されたスペースはあるが、台数が限られる。そのため、トヨタ白川郷自然学校の駐車場に駐めさせてもらうことになる。一番奥の駐車場がBCスキーヤーに提供されている。これはあくまでトヨタ白川郷自然学校側の好意によるもので、駐車する場合はフロントに一声かけるべきである。

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除雪終了地点からシール登行を開始する。今シーズンは積雪が例年になく多いため、電線と電柱の位置が異様に低い。

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前回は東谷への林道からアクセスしたが、今回は白山白川郷ホワイトロード沿いに進み、野谷荘司山への尾根に取り付いた。出発が遅かったため、すでにしっかりしたトレースがついていた。入山者も多いようだ。

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樹林が終わる標高1210m付近まで登る。

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樹林の隙間から前回滑った東谷を眺めると、東谷の上部に雪崩の破断面らしきものが見える。雪崩リスクとデブリ考慮して、今回は東谷や白谷などのオープンバーンは避けて、樹林帯を回すことにする。後日、リズムワークスの旭さんから情報をいただき、1週間前のストーム中に起こった雪崩の破断面とのことだった。

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標高1210m付近でシールを外し、1回目の滑走に入る。しばらくは登ってきた尾根上を滑る。

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標高1100m付近から谷状地形へ滑り込む

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少々抵抗はあったが、悪くないパウダーだった。

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林道に出る。

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休憩したら、2周目の尾根への登り返しに入る。

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標高1080m付近まで登り、2回目の滑走に入る。

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しばらく尾根上を滑って、標高1000m付近から北面へ滑り込む。

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結構な急斜面を滑る。やや重めのパウダーである。

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白谷に出る。気温が上がったため、1周目より雪は重くなっていたが、十分に滑りは楽しめた。

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白谷にはシュプールが何本もついていた。

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少しばかり白谷を滑る。自然学校まで先行者のトレース上を滑ることになるので、ほぼボブスレー状態であった。

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トヨタ自然学校前まで戻り、無事下山である。

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1ヶ月前のパウダーリベンジはできた。連休明けからは気温が上がる予報なので、これが今季最後のパウダーとなるかもしれない。

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自然学校からは、東谷の上部には破断面らしきものが見えたが、後日、リズムワークスの旭さんからの情報では、グライドクラックとのことだった。結果論として、この日は山頂から白谷へ滑れたかもしれないが、雪崩リスクを考慮して行動することは重要なことである。3連休の中日ということで、入山者は多かったが、雪崩リスクを回避したおかげで、2回とも誰も滑っていないパウダー斜面にシュプールを描くことができた。むしろラッキーだったかもしれない。

YouTubeにアップした動画です。

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February 19, 2025

加賀禅定道しかり場からハライ谷尾根滑走

福井和泉スキー場でのテレマークスキーイベント『つながろうテレマーク!全員集合!2025』の翌日は、石川県に移動し、白山一里野温泉スキー場のトップからしかり場分岐まで登り、ハライ谷尾根を滑ってきた。

【日程】2025年2月16日(日)
【山域】白山
【場所】しかり場
【メンバー】どうちゃん、ばるちゃん、ワンゲル部員Aoi、マメゾウムシ
【天候】晴れ時々曇り
【装備】テレマーク4
【コースタイム】白山一里野温泉スキー場トップ8:43〜檜倉9:39〜しかりば分岐11:35-56〜ハライ谷尾根滑走(標高800mまで)〜ハライ谷標高710m付近13:12〜滑走終了(白山スーパー林道入口)13:29-37〜白山一里野温泉スキー場駐車場13:57

福井和泉スキー場でのテレマークスキーイベント『つながろうテレマーク!全員集合!2025』の翌日は、イベントに一緒に参加したテレ仲間夫婦のどうちゃん・ばるちゃんと、娘よりも年下のワンゲル部員Aoiの計4人にて、石川県に移動し、 白山一里野温泉スキー場のトップからしかり場分岐まで登り、ハライ谷尾根を滑ってきた。

しかり場分岐までは昨年の4月に白山一里野温泉スキー場トップから往復したが(2024年4月2日の記録)、ハライ谷尾根を滑るのは実に14年ぶりのことであった(2011年2月6日の記録)。14年前は、その後にテンカラ釣りを師事することになる”なべさん”に案内していただいた。その”なべさん”は2年前にこのルート上で急逝した。詳しくは、このブログの過去の記事 「なべさんの思いでを語り合う会」に書いている。14年前のことを思い出しながらの懐かしいスキーツアーとなった。

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白山一里野温泉スキー場に着くと、ゲレンデは多くのスキーヤーで賑わっていた。テレマーカーも何人か目撃した。ゴンドラ片道券900円を購入して、ゴンドラに乗車し、ゲレンデのトップに上がる。昨年の4月に来たときは既にスキー場はクローズしていたため、のだいらまで車で上がり、そこから1時間ほどハイクしてゲレンデトップに上がった2024年4月2日の記録 。スキー場が営業していると、この1時間が短縮されるのはありがたい。

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ゲレンデトップから加賀禅定道に入る。スノーシューのトレースが多いが、冬に滝壺に氷の壺ができるので有名な百四条滝にでも向かったのだろうか。”なべさん”が2年前に亡くなったのは、ゲレンデトップから少し進んで下がった所である。目印のテープがあるはずなのだが、大量の積雪でどうやら埋まってしまったようだ。おおよその場所は把握しているので、その場所で合掌した。

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まだ朝の気温が低い時間帯ということもあり、日陰の雪はクラストしていた。

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この辺りはクマ棚が多い。クマの密度も高そうだ。

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しばらくすると林道に出る。昨年の4月に来た時は、残雪期ということで林道を進んだが、厳冬期の今回は尾根上からの雪崩を警戒して、夏道がついている尾根ルートを進むことにする。

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檜倉を過ぎると、コルへの下降となる。

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シールをつけたまま、コルへ滑走する。

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コルからはしかり場分岐への最後の登りとなる。

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しかり場の手前まで来た。もう一登りである。

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しかり場分岐に到着する。先に着いた3人は、風を避けて窪地にて休んでいた。テレ仲間夫婦は、百四条滝に行った際に、この場所で雪洞を掘って泊まったことがあるとのこと。

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一瞬、白山が見えたのだが、またガスに覆われてしまった。

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14年ぶりにハライ谷尾根へ滑走する。

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降雪がしばらくなく、気温も高くなり、悪雪を覚悟したが、思ったより雪は悪くはなかった。

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標高800mぐらいまでは尾根上を滑り、そこからは少々急な斜面をハライ谷方面へ滑る。下部は生コン雪だったが、テレマーク3シーズン目のワンゲル部員は果敢にテレマークを決める。

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我々にびっくりしたカモシカがいたが、雪が重いので早くは逃げられないようだった。

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ハライ谷まで下りたら、右岸から左岸に渡る。

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ハライ谷を滑ってきた先行者のシュプールに導かれて林道に入る。

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この林道がくせ者だった。途中に下が切れ落ちた急斜面をトラバースにて通過する箇所があった。上から雪塊が落ちてくるかもしれず、実にスリリングなトラバースとなった。あとで14年前のGPSログを確認すると、林道に入らずに、ハライ谷左岸の尾根に登り返して、上部の林道から車道に下りていた。その時に案内してくれた地元スキーヤーの”なべさん”はこの林道上のトラバースのリスクをわかっていて、それを回避するルートを取っていたんだなと感心した。まだまだ未熟な自分であり、安全第一で行きたいと反省するところである。

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車道に出て滑走終了。

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白山一里野温泉スキー場のゲレンデボトムまで15分ほどスキーを担いで歩く。

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最後は雪壁をゲレンデへ這い上がり、少しばかり滑って駐車場に戻った。下山後は久しぶりに白峰温泉総湯に浸かってから帰路についた。

14年ぶりの”なべさん”との思いでのルートは 、降雪がしばらくなく気温も高い日だったので、悪雪を覚悟したが、思ったより雪は悪くはなく、そこそこ楽しむことができた。最後の危うい斜面をトラバースする林道通過だけが反省点ではあった。

YouTubeにアップした記録動画です。

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『つながろうテレマーク!全員集合!2025』今年も盛会のうちに終了!

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昨年に初めて開催され盛会だった『つながろうテレマーク!全員集合!2025』(開催要項)が、今年も2月15日に福井和泉スキー場で開催され、盛会のうちに終了した。

このイベントの目的は、関西・中京・北陸地区のテレマーカーの交流と親睦を図るとともに、テレマークスキーの普及と発展を推進することである。もちろん他地域からの参加も歓迎である。

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当日は天気にも恵まれ、関西・中京・北陸地区だけでなく、遠くは長崎から、40〜50人ほどのテレマーカーが集まった。

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9時に簡単な開会式を行い、集合写真を撮影した。

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イベントでは、スポーツのマンゾクさんとブルーモリスさんによるテレマークスキー板の試乗会も行われた。

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テレマーク用の革靴や細板のレンタルもあり、ゲレンデには多数の細革スタイルのテレマーカーが滑っていた。私も雪が緩みだしてからは今シーズン初の革靴スタイルで滑った。同行したワンゲル部員も初の革靴スタイルを体験し、よい経験になったようだ。

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午後1時に再集合して、このイベントの開催にあたっていろいろとお世話になった福井和泉スキー場のオーナーにご挨拶いただいた後に、再び集合写真を撮った。

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イベントとして特にこれを行うというスケジュールはなく、「つながろう!」というテーマのもと、普段は一緒に滑らない他地域のテレマーカーたちと一緒に滑って交流・親睦を深めた。

当日の様子を動画に編集してYouTubeにアップした。

同年代にテレ仲間がいない若者や、たまたまスキー場に来たらイベントをやっていたというテレマーカーなど、多数のテレマーカーたちとつながることができたことは、イベントの意義として大きい。まだまだテレマークスキーも捨てたものではない。さらに多くのテレマーカーたちとつながり、テレマークスキーの普及と発展を推進するためにも、来年もこのイベントは続けたい。

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February 13, 2025

ワンゲル部山小屋2月合宿にて雪上訓練

顧問をしているワンダーフォーゲル部の山小屋2月合宿が2月6日〜12日の日程で行われた。この合宿の目的は、山小屋の雪下ろしと雪崩対策とスキー訓練を中心とした雪上訓練を行うことである。私は現役部員への技術指導のため2月8日からの入舎予定だったが、今シーズン最強の寒波到来により日本海側で記録的な大雪となり、公共交通機関の運行停止や高速道路の通行止めによって、1日遅れの2月9日に山小屋入りし、11日まで滞在した。

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山小屋周辺の積雪量は私が顧問になってからは最高の多さで、歴史的にも過去一番に匹敵するぐらいの積雪量とのこと。上の写真のように山小屋はほぼ雪で埋まっていて、山小屋の存在が一見わからないぐらいだった。これは緊急事態で、まずは屋根の雪下ろしが最優先とされた。私の入舎時には、現役部員は総出で雪下ろし作業を行っていた。

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横にまわると、山小屋の存在がわかる。

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冬季は2階から出入りするのだが、積雪はその入口よりも高い位置にあった。

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雪上訓練は2月10日〜11日の2日間で行われた。場所は通い慣れた山小屋の裏山である。シール登行にて裏山へ向かう現役部員たち。ドカ雪の後ではあるが、雪は軽く、年末合宿の時のような膝までのキツいラッセルではなかった。

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途中の斜面にピット掘って、積雪構造の観察やコンプレッションテストによって積雪の安定性の評価を行った。

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ピットチェックの結果、ドカ雪の後ではあるが、積雪は安定していそうだ。裏山のピークへ向かう。

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裏山のピークから滑走練習を行う。新人にとっては初めての本格的な山滑走になる。極上のパウダーなので、どんな滑り方でも全員がなんとか滑ることがでた。

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裏山ピークに登り返す。

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最後に雪洞を構築する。ピットテストのついでに2箇所から掘り出す。

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内部で雪洞を貫通させ、しっかり5人が寝られる広さの雪洞ができた。

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表札もあり。現役部員にはこの雪洞で1泊してもらう。

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年寄りは山小屋へ下山する。この日の雪は北海道の雪よりもよいぐらいの上等のパウダーだった。その晩はK大学ワンゲル部の監督が立ち寄ってくれ、有意義な情報交換ができた。

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翌朝(2/11)、山小屋から再び裏山へ上がるが、出発前に雪面にキックターンの技術を要してハートマークを描く。

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この日も軽い雪であったが、晴れて陽が出てしまった。

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雪洞で1泊した現役部員たちは、雪崩埋没者を雪崩ビーコンによって捜索する訓練を早朝から行っていた。本番を想定して沢地形で行い、スキーを履いた状態でビーコン捜索を始め、埋没者との距離が近づいたらスキーを脱いで埋没場所を特定する。それからスポットプロービングによって正確な埋没箇所を特定しビーコンを掘り出す。ビーコンをプローブで直接突くと壊れてしまうので、ビーコンの上にトレイを置いて雪に埋めている。

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雪洞は不気味なぐらいに天井が下がっていた。かろうじて座れるが、圧迫感が半端ない。朝起きた現役部員たちはさぞかし驚いたことだろう。

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雪洞の入口もかなり狭くなっていた。

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天気が良くなり、すっかり晴れてしまった。

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晴れて気温が上がると雪が重くなってしまう。滑走練習は早めにした方がよいだろうということで、シールを貼って裏山のさらに上のピークを目指すことにする。

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怪獣の顔のよう見える樹上の雪の塊。

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ピークに到着し、シールを外す。

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朝は軽かった雪も、晴れて気温が上がってしまったことで、重い湿雪に変わってしまった。現役部員たちは悪戦苦闘である。

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悪雪練習となってしまったが、前日は良雪、翌日は悪雪と異なる雪質を経験できたのは、訓練としてはよかったのかもしれない。

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全員が無事に山小屋へ帰還した。

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下山後は山小屋の雪下ろしの続きを行う。私は、翌日の公務のために、その日のうちに学生1名と帰阪した。他の部員たちは翌日まで滞在して帰阪した。

今回の合宿では、今シーズン最強の寒波の直撃を受け、ドカ雪によって公共交通機関の運行停止や高速道路の通行止めとなり、山小屋へ入舎すること事態が困難な状況になった。このドカ雪によって雪下ろしの負担も大きくなり、かなりの時間を雪下ろしに費やすことになった。それによって十分にスキー練習ができなかったことが悔やまれる。雪上訓練だけでもなんとか行えたことは幸いであった。雪上訓練を経験しないと、雪山の次のステップには進めず、今後の活動に支障になるところであった。山行も同じだが、やはり悪天に遭遇する可能性も想定し、予備日も含めた日程を考えるべきだったように思う。

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February 07, 2025

2025北海道スキー遠征4:命懸けの脱出とさっぽろ雪まつり

2025北海道スキー遠征の4日目の記録です。

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最終日は富良野ジャイアント尾根を予定していたが、どうやら山に入る天候ではないようだ。白銀荘周辺では激しい風雪となっていた。

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とりあえず朝食を取る。

ニュースによると、道東方面は大雪暴風で、道東道が通行止めとのこと。山は諦めて、白銀荘から上富良野へ下りることにする。これが命がけの脱出劇となり、車がスタックしたり、ホワイトアウト状態で視界がなくなったりと、下界へ下りるまで緊張の連続であった。上富良野から白銀荘への道は、我々の通過後におそらく通行止めになった模様。上富良野の町まで下りると、平穏そのもの。下界がこれだけ穏やかだと、白銀荘まで行けるに違いない思ってしまう人たちは多かったようで、すれ違ったのはほとんどが外国人が運転する車だった。あれだけ荒れると、山に入った人もいなかったに違いない。

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道東道が通行止めのため、富良野から芦別・滝川経由で新千歳空港へ向かうことにした。途中の道の駅スタープラザ芦別のレストランにて、芦別の名物ガタタンラーメンを14年ぶりに食べた。ガタタンラーメンとは、具だくさんでとろみのあるスープで作ったラーメンである。芦別だけで受け継がれてきた名物料理で、詳細についてはこちらを。私がチョイスしたのは、ガタ担々麺で、ピリ辛で美味であった。

このまま新千歳空港へ向かってしまうと、航空機の出発時刻までかなり時間が余ってしまう。札幌ではさっぽろ雪まつりの最中ということもあり、札幌に立ち寄ることにした。札幌はかなり穏やかな気候であった。

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久しぶりに秀岳荘北大店へ寄ってみた。最近来た記憶はないので、おそらく20年以上ぶりの再訪と思われる。お店は改装され、内部はだいぶきれいになっていた。

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車を地下鉄南北線の北12条駅近くのコインパーキングに駐めて、地下鉄に乗って大通公園へ移動した。

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大通公園ではさっぽろ雪まつりが開催されている。さっぽろ雪まつりに見学に来たのは、結婚する前の札幌に在住時のことなので、実に30年近くぶりと思われる。その時は日本人ばかりだったが、現在は外国人観光客が目立っていた。

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大谷選手の像もあった。

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ドラえもんとのび太。

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以前は大きな雪像ばかりだった気がするが、温暖化による雪不足で規模が小さくなったのだろうか。

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一通り見学したら、また地下鉄で北12条駅に戻り、新千歳空港へ向かった。

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レンタカーを返却し、新千歳空港にて北海道最後の食事を取る。予定していた航空機は25分遅れでの出発となった。一時はどうなるかと思ったが、無事帰阪できて一安心であった。

今回の北海道スキー遠征はなんとか雪に恵まれたが、人の多さにうんざりした。メジャーな地域は平日でもインバウンドの人たちが多い。できればシュプールのない斜面に自分のシュプールを刻みたかった。やはりインバウンドの人たちがまだ目をつけていないマイナーな地域へ行くべきだろうか。

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February 06, 2025

2025北海道スキー遠征3:快晴の三段山

2025北海道スキー遠征の3日目の記録です。厳冬期としては珍しい好天の中を三段山まで往復してきました。

【日程】2025年2月3日(月)
【山域】十勝
【場所】三段山
【メンバー】どうちゃん、ばるちゃん、マメゾウムシ
【装備】テレマーク3
【天候】晴れ
【コースタイム】白銀荘8:12〜一段目8:36〜二段目9:09〜三段目9:48〜稜線1700m11:01-16〜白銀荘11:48

前日は前十勝岳でのパウダー滑走を楽しんだが、好天が期待できるこの日は三段山の山頂を目指すことにした。2年前は悪天だったこともあり、山頂には行っていない。もし山頂に立つならば、ほぼ7年ぶりとなる(2018年3月18日の記録)。

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白銀荘前よりシール登行を開始する。放射冷却もあり、かなり寒い朝であった。

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朝日に向かって歩く。

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一段目を登る。

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二段目を登る。

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二段目を登り終えると、山頂が見える。

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三段目の登り。病み上がりなのでマイペースで登るが、外国人パーティーに抜かれる。

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山頂直下の稜線1700mに到着する。山頂まではすぐだが、風が強そうなのでここまでとする。同行者2名は山頂まで登るとのことで、ここからは別行動とする。

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それでは滑走スタート!

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斜面はシュプールだらけだったが、うまく空いているところに自分のシュプールを刻む。雪は悪くない。

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景色も良い。

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登りに3時間かけても、滑りは30分ほどで終わってしまった。元気ならば登り返してもよかったが、まだ体が戻っておらず、ここまでとする。この時間から登り出す人たちが結構多かったが、ほとんどは外国人パーティーであった。

まだ空いている早い時間に入浴を済ませ、あとは昼寝をして過ごした。15時前に同行者2名も帰ってきた。

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今宵は北海道最後の夜である。

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旭川の地酒。アルコール類はしっかり飲み干した。今晩から天気が荒れるとのことで、外はすでに強い風雪となっていた。はたして最終日はどうなるだろうか。

2025北海道スキー遠征4:命懸けの脱出とさっぽろ雪まつりにつづく

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2025北海道スキー遠征2:前十勝岳でパウダー滑走

2025年北海道スキー遠征の2日目の記録です。旭川より白銀荘に移動し、前十勝岳で北海道最初のパウダー滑走を楽しんだ。

【日程】2025年2月2日(日)
【山域】十勝
【場所】前十勝岳
【メンバー】どうちゃん、ばるちゃん、マメゾウムシ
【装備】テレマーク3
【天候】曇り
【コースタイム】白銀荘9:06〜富良野川徒渉点9:31〜カバワラ尾根1390m付近10:45-58〜標高1150m付近11:10-27〜千春沢右岸1410m付近12:34-42〜標高1100m付近12:58-13:09〜富良野川徒渉点13:11〜白銀荘13:28

毎年恒例の北海道スキー遠征であるが、昨年はニセコで良い雪に恵まれなかったので、今年は2年ぶりに上富良野の白銀荘をベースにすることにした。白銀荘ならば標高も高く、多少の気温上昇でもパウダーは維持されるに違いない、少なくとも昨年のニセコ羊蹄山のような生コン雪やカリカリのクラストにはならないだろう。前夜を過ごした旭川のホテルを6時にチェックアウトし、上富良野へ向かった。

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9時前に白銀荘に着いたが、日曜日ということもあり、すでに駐車場は満車状態だった。駐車案内の人の指示に従い、縦列での路駐となった。

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駐車場よりしっかり踏み固められた明瞭なトレースを追う。かなりの大人数がすでに入っていることがよくわかる。

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樹林を抜けると、前十勝岳の大斜面が広がる。前十勝岳からは噴煙が上がる。

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富良野川の徒渉点を渡る。沢割れの状態から、2年前より積雪が少ない感じがする。

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カバワラ尾根を登る。上方には多くの先行者が見える。病み上がりなので無理せずにマイペースで登る。

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同行者2名に追いつき、カバワラ尾根の標高1390m付近から本日最初の滑走とする。

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広大な斜面へドロップ。

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少々パック気味だったが、悪くはなかった。

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2本目は千春沢の右岸を登り返す。2本目も同行者には先に登ってもらい、自分はマイペースで登る。

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標高1410m付近から滑ることにする。

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2本目は極上のパウダーだった。


滑走シーンの動画です。

ガスが出てきたので、ここで下山することにする。シールをつけずに白銀荘まで戻ることができた。

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白銀荘にチェックインし、まずは温泉で体を温める。夕食は熱々の鍋をつつき、お酒を味わった。

2025北海道スキー遠征3:快晴の三段山につづく

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February 04, 2025

2025北海道スキー遠征1:桂沢国設スキー場と旭川の夜

今年も毎年恒例の北海道へスキー遠征に行ってきた。

今年は1月にコロナ・インフルエンザとほぼ2週続けての感染症を患ってしまい、直前まではたして北海道へ行けるか不安なところだった。出発する5日前にはなんとか平熱となり咳も落ち着いてきたところで、ギリギリ間に合ったが、問題は体力がまだ回復していないことだった。あとは行ってみてからの判断で、体力的にキツければ一人で別行動すればよいだろうということで、神戸空港を2月1日に飛び立ったのであった。

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1年ぶりの北海道上陸。

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1日目は移動が中心なので、三笠市にある桂沢国設スキー場に立ち寄ってみた。リフトは1本しかないが、1日券は2410円と格安である。3時間券1570円を購入して滑る。地元のスキーヤーが中心のスキー場のようで、若者がポール練習に勤しんでいた。午後からということもあり、非圧雪箇所はほぼ荒らされていたが、大量降雪後であれば、結構楽しめそうであった。

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その日は旭川に宿泊で、夜は居酒屋天金にて、インフルエンザ発症から9日目にしてアルコール解禁となった。

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たちポン酢

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お造り盛り合わせと鯨の竜田揚げ

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ニシンの塩焼き

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かすべの煮こごりとあんきもポン酢

病み上がりということで食欲はイマイチであったが、美味しく食べて飲むことができた。旭川の街もインバウンドの人たちが多かった。

2025北海道スキー遠征2:前十勝岳でパウダー滑走につづく

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