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January 30, 2025

大崩山:久手牧場より第3尾根にて2290mまで

大崩山・猫岳の第3尾根には、北面の樹林帯で標高も高いことから、見事にパウダーが維持されていた。

【日程】2025年1月17日(金)
【山域】北ア南部
【場所】大崩山・猫岳
【メンバー】Y(ワンゲル部前々主将)、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク2
【コースタイム】久手牧場入口7:23〜夫婦松10:18-50〜標高1290m付近13:04-28〜夫婦松14:06-23〜久手牧場入口15:24

前日の野谷荘司山が生コン雪だったので、この日は標高を上げてみることにした。北面の樹林帯であればパウダーも維持されているかもしれない。そこで目的地の候補として上がったのが、7年ぶり(2018年1月3日の記録)となる平湯方面の大崩山・猫岳の第3尾根であった。

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5時前に高山のすき家にて朝食を取る。

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平湯方面に移動し、7時23分に久手牧場入口からスタートする。他に車は駐まっていなかったので、我々だけのようだ。週末につけられたと思われる明瞭なトレースを追う。トレース上の雪は硬いが、それ以外は新雪が残っている。これは期待ができる。

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牧場のトップまで上がる。この日も前日同様にリハビリのつもりでゆっくりペースで登る。後でわかったことだが、どうやらすでにインフルエンザに感染していたようで、それでパフォーマンスが悪かったようだ。無風快晴で他には誰もいない。

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夫婦松に出ると、正面に大崩山・猫岳・四ツ岳が現れた。

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厳冬期としては珍しい雲一つない快晴で、暖かいぐらいであった。

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雲海に浮かぶ幻想的な白山の眺め。

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槍・穂高の眺めも見事であった。

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ここまででも良かったのだが、欲が出てきて、行ける所まで行くことにする。

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乗鞍スカイライン沿いに登るため、時々スカイライン上に出る。

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結局は乗鞍スカイラインの最後のヘアピンが終わり、猫岳へのトラバースに入るところで13時を過ぎたため、ここで登りを終了とした。

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滑りは予想通りの熟成されたパウダーであった。まさにうっかりパウダーである。標高が高いこともあり、快晴でも雪は融解はしない。

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前日の悪雪に比べると天国である。

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夫婦末に戻る。

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牧場の雪は少し水分が多いが、悪くはなかった。

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最後はさすがに生コン雪となったが、ほぼ快適に滑ることができた。

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無事下山となった。標高の高さ、北面、樹林帯が、パウダーが維持されるポイントだったようだ。良い雪と絶景を2人だけで楽しむことができた。

翌日は2人揃って見事に発熱してしまった。コロナ病み上がりのはずが、今度はインフルエンザ感染という感染症の継続となってしまった。病み上がりは免疫力が落ちているので要注意である。

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January 29, 2025

9年ぶりの野谷荘司山:東谷で生コン滑走

病み明けリハビリにて9年ぶりに白川郷の野谷荘司山へ。いつもならば新雪滑りが楽しめる山に新雪はなく、生コン雪が待っていた。

【日程】2025年1月16日(木)
【山域】白山
【場所】野谷荘司山
【メンバー】Y(ワンゲル部前々主将)、マメゾウムシ
【天候】曇り
【装備】テレマーク2
【コースタイム】トヨタ白川郷自然学校8:41〜鶴平新道登山口9:01〜標高1220m付近11:47-12:06〜東谷滑走〜鶴平新道登山口13:01〜トヨタ白川郷自然学校13:16

コロナ病み明けのリハビリをゲレンデスキーで済ませ、次はいよいよ登りのあるBCに挑戦する。場所は白川郷の野谷荘司山とした。野谷荘司山を訪れるのは実に9年ぶりのことである(2016年2月7日の記録)。体調は万全ではないので、行ける所までとする。しばらくの好天続きと気温の上昇で新雪はおそらくないと考えられる。朝のうちはカリカリのクラスト雪かモナカ雪であろうから、滑るには雪が緩むまで待つ必要があるだろう。そのため出発は遅めとした。

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トヨタ白川郷自然学校前の除雪スペースに来るが、平日ということもあり、他に車は駐まっていなかった。前日にテレ仲間が山頂付近より白谷の左俣を滑走し、パウダーが残っていたらしい。我々は山頂までは行けないだろうから当初の予定通りとする。

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野谷荘司山への取り付きはどこからでもよいのだが、鶴平新道登山口方面からにした。しばらく林道を歩いてから、2mの雪壁を登って、シール登行を開始する。杉林の中はカリカリのクラスト雪だった。

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林道から離れて、斜面に取り付く。

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クラスト雪のため、シール登行に慎重さが求められる。リハビリというかそもそも体力が回復していないので、かなり遅いペースでしか登れない。

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正面に三方岩岳が現れる。

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悪天時に登りを終える1220m付近まで登ったところで正午となった。ここより上は樹木は少なく、風も強くなり、雪崩リスクも高くなる。ただし、ここ最近は降雪もなく、雪は融解凍結を繰り返したこともあり、積雪は安定していると思われる。前日に白谷を滑ったパーティもいる。ここから東谷へドロップすることにする。

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東谷へドロップすると、雪は緩んでいたが、生コンのように水分を多量に含んだ重い雪だった。

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悪雪に慣れていない同行者は何回も転倒を繰り返す。

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それでも若いだけあって頑張って下りてくる。

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林道までもう少し。

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林道に滑り込んで、そのまま下山とした。パウダーがあれば、さらにもう一本ぐらいは登り返すところだが、この悪雪では行く気にもならなかった。

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駐車スペースに戻ると、軽自動車が1台やって来た。乗っていたのは単独のアメリカ人であった。これから野谷荘司山に登って、2時間で行ける所まで行ってみるとのこと。これまで妙高、白馬、谷川、神楽と本州のメジャーな山域をまわって滑ってきたらしい。この日も新穂高ロープウェイを使って滑ろうとしたが、ロープウェイへのスキーの持ち込み禁止とのことで、仕方なくこちらに転戦してきたそうだ。アプローチの仕方を教えてあげたが、この悪雪を楽しめただだろうか。

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夕食は早めに高山のひのきにて高山ラーメンとした。お好み焼きと中華の両方がある隠れ家的なお店であった。その夜はやたらと咳が出て、コロナがぶり返したのかと思った。後でわかったことだが、今度はインフルエンザに感染したようだ。

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January 28, 2025

九頭竜スキー場:福井の穴場スキー場でリハビリ開始

1月11日の氷ノ山BCの下山後3日目に急な38度以上の発熱があった。氷ノ山BCの同行者は私より1日早く発熱で、病院にてコロナ感染が判明。これは自分もコロナ感染間違いなし。幸いなことに熱は1日で下がり、2日間ほど寝て過ごしたらほぼ治ってしまった。しかしながら体力はだいぶ落ちた感じがする。来月初めには北海道遠征も控えている。発症から1週間が経ったところで、そろそろ体力を回復させるためのリハビリを始めたい。ちょうどワンゲル部の2代前の主将Yの都合も合ったので、まずはゲレンデスキーから始めることにした。

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福井に里帰りしているYとの関係で、まだ行ったことのない九頭竜スキー場に行ってみることにした。1日券は大人(平日2700円、土日祝4000円)、シニア(50歳以上)(平日2200円、土日祝2800円)と実に経済的である。ホームページにはさらに10%割引となる割引券がある。平日ということもあり、人は少なくリフト待ちもなかった。

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ゲレンデトップからは荒島岳や奥美濃の山々も見える。コースはほぼ横移動で、バリエーションはないが、一応、初級から上級までのコースはある。テレマークスキーのコソ練にはよさそうではある。

この日は平日のためかリフトは2本しか動いていなかった。しばらく降雪がなく、北向きのゲレンデということで雪は硬く締まっていた。滑走し終えると、なんとなく頭がくらっとしたが、まだ体調は完全ではないようだ。

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食堂は平日はレストラン樹林のみの営業で、メニューは麺類とカレーしかなかった。ラーメンは700円で、最近のスキー場価格としては安い。味はゲレ食のラーメンという感じだった。土日祝日であれば、もう少しメニューも増えるのだろう。なお、土日祝日はセンターハウス2階のレストランも営業するそうだ。

14時前にはスキーを切り上げて、九頭竜温泉平成の湯で汗を流す。1日券を持参すると入浴料が100円割引となる。

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その後は白川郷に移動し、おそらく9年ぶりとなる飛騨牛食べ処てんからにてディナー。

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焼肉にビールは不可欠。

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上からネギ塩タン、飛騨牛カルビ、けーちゃん、牛ホルモン。飛騨牛が比較的安価で食べられる。

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飛騨の地酒と共に味わった。平日ということもあり、お客はインバウンドの人たちばかりだった。

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January 14, 2025

山岳気象リスクを考える学生の会:盛会にて終了!

ヤマテンの代表である猪熊隆之さんを招いて、「山岳気象リスクを考える学生の会」が、関西学院大学西宮上ヶ原キャンパスにて1月12日(日)に開催された。

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このセミナーの主催は、株式会社ヤマテン・関西学院大学体育会ワンダーフォーゲル部・関西学院大学体育会山岳部である。関西の大学だけでなく、遠くは西は九州や四国、東は関東から、ワンダーフォーゲル部、山岳部、探検部などに所属する多くの学生たちが参加した。なかには高校生の参加者もいた。私も指導者として若い学生たちに混じって参加した。

前半は、冬山における気象の話しが中心であった。だいたいは理解している内容ではあるのだが、冬型の強さを評価する基準についての話しはすぐに実践できる知識として実に大切なことであった。たとえば、等圧線の幅が東京と名古屋の距離よりも狭ければ、風速10〜15m/sの強風となり、大阪と名古屋の距離よりも狭ければ、さらに強い冬型となり、風速25m/s以上の強風となる。降雪量も500hPa(高度5500m付近)の気温を見ることで推定できる。-30℃以下であれば大雪となり、-36℃以下であればドカ雪となる。700hPa面(高度3000m付近)の気温ならば、-21℃以下で大雪、-24℃以下でドカ雪となる。また低気圧が24hで10hPa以上発達すれば、天気は悪化し、20hPa以上発達すれば行動不能になるぐらいの悪天になる。上空の気温などの専門天気図は、ヤマテンの会員になれば利用できる。

後半は、冬季の乗鞍岳での合宿において山頂アタック時に低体温症になった事例を取り上げて、気象と行動の面から吟味することが行われた。1件の重大事故の背景には多数のヒヤリハットがあり、ヒヤリハットのレベルで対策を講じることができれば重大事故を防ぐことができる。その意味で山行後に反省の場を持つことは重要である。

今更ながらではあるが、同様な事例を同じ乗鞍岳で起こしたことを思い出した。もう8年前の2016年の年末であるが、山仲間たちと乗鞍岳への山スキーに日帰りで行ったときのことである(2016年12月30日の記録)。リンクのブログではそのことにはほとんど触れなかったが、詳細は以下である。

その日は晴天ではあったが、気温は低く風が強い日であった。乗鞍高原スキー場からツアーコースを進んで位ヶ原に出ると、強風でスケートリンク状態であった。この時点で予定していた滑り台(富士見岳と摩利支天岳の間の小ピーク)方面へ進むことはやめて、屋根坂(位ヶ原〜位ヶ原山荘)を滑ることにした。強風の中をドロップ地点まで移動する間に同行者が震えが止まらない状態になった。震えは低体温症の初期症状で、症状が進むと行動不能に陥ってしまう。震えが出た時点で適当な対策を講じれば症状が進むのを止めることができる。とりあえず富士見坂まで滑り、近くにある位ヶ原山荘が営業をしていたので、彼には暖を取ってもらうことにした。その間、元気な者は富士見坂方面に登り返して1本滑ったが、この時に上部にいたボーダーが斜面を切って雪崩が発生した。幸いなことにまだ下部にいた我々は雪崩に巻き込まれることはなかったが、ヒヤリハットが2つもあった日であった。

低体温症になりかけた1名は、その間に位ヶ原山荘で温かい飲み物を飲み、ストーブで暖を取ったおかげで、震えは止まり、無事下山することができた。その彼は体質的に汗かきで、位ヶ原までの登りで大量の汗をかき、アンダーウェアが濡れてしまったことが低体温症になりかけた原因であった。速乾性のアンダーウェアであったとしても、大量の汗をかけば、低体温症になる可能性は十分にある。低体温症は原因として天候ばかりが注目されるが、個人の体質なども影響してくる。パーティリーダーは、山行中のパーティメンバーの状況をよく確認しておく必要があることを今回のセミナーで改めて確認した次第である。

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4時間にもわたるセミナーの終了後には、学生交流会が行われた。全国のワンダーフォーゲル部や山岳部などの山岳系クラブに所属する学生たちの交流はレベルの底上げにもつながり、大変有意義な時間だったに違いない。

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学生交流会の後は、大人だけの懇親会が行われた。関西学院大学山岳部出身だった中島健郎さんの話しや学生への指導方法などの話題もありで、たいへんディープな時間であった。

ワンダーフォーゲル部や山岳部など大学の山岳系クラブでは、コロナ禍での弱体化、指導者がいない、パートナーがいない、部員不足などの問題を抱えている。今回のような機会は、大学のクラブの枠を越えての技術指導や交流につながり、大学間の連携を深める。それによって学生たちの安全の向上やレベルの底上げにつながれば幸いである。

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January 13, 2025

氷ノ山:視界不良だったが、オーバーヘッドパウダーのわさび谷!

2年ぶりの氷ノ山は、稜線は視界不良のホワイトアウのため、ダイレクトにわさび谷へドロップ。なんとオーバーヘッドのパウダーだった。

【日程】2025年1月11日(土)
【山域】中国東部
【場所】氷ノ山
【メンバー】たっさん、マメゾウムシ
【装備】テレマーク1,ATスキー1
【天候】曇り
【コースタイム】第3リフト乗場8:50〜わかさ氷ノ山スキー場リフトトップ9:45-55〜三ノ丸避難小屋11:04-38〜三ノ丸11:39〜わさび谷ドロップ地点11:50-12:05〜ゲレンデ合流12:53〜わかさ氷ノ山スキー場センターハウス前12:57〜第3駐車場13:06

1月の3連休は中日に所用があるため、連休初日に2年ぶりの氷ノ山に行くことにした。今シーズンの氷ノ山の滑走記録はほぼ皆無に近い状態だったので、積雪量が気になったが、数日前からの寒波到来で日本海側では降雪が続いていた。山行前日の時点で高速道路の通行止めが行われるぐらいの大雪であった。十分に滑れるぐらいの積雪量には到達しているに違いないということで、前夜に鳥取県若桜に向けて出発した。

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中国道の山崎ICを下りると、既に雪がパラついていた。戸倉峠に近づくほど降雪が激しくなっていく、鳥取側に入っても降りは治まらず、道の駅若桜にはそこそこの積雪があった。

道の駅で仮眠して朝を迎えると、雪は止んでいた。朝食とトイレを済ませてから、わかさ氷ノ山スキー場に向かう。

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大雪予報でみんな自粛したのか、わかさ氷ノ山スキー場は三連休初日にもかかわらず、リフト待ちもなく空いていた。パトロールに登山届を出しに行くと、第3リフトは雪崩リスクがあるため休止中とのことだった。リフト1本分を自力で登らないといけない。リフト1回券(300円)を1枚購入して、第3リフト乗場まではリフトに乗って上がる。

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第3リフト乗場からシール登行となるが、すでに先行者が斜面に取り付いていた。我々も後を追って出発するが、先行者のトレースは追わずに、早めに雪崩リスクの少ない右の杉林の植林の中に入って、ラッセルを開始した。杉林の中の雪は軽く、パウダー滑走が期待できそうだ。

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1時間ほどで、ゲレンデトップに到着する。本来はここからスタートになる。後続も何人か上がってきた。そのうちの1名に話を聞くと、年末に仙谷を滑って、下部の沢割れに苦労したとのこと。その時よりは積雪が増えていることもあり、今回のわさび谷はきっと大丈夫に違いない。

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ここからは杉林の狭い尾根となる。シール登行で登れるだけの積雪量は十分にある。往路を戻りたくないのは、ここの滑りがあるからで、少々木の密度が濃い。

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稜線に出ると、ブナについた樹氷がきれいであった。

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稜線は視界不良のホワイトアウトだった。木があればなんとかはなる。

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稜線のササは埋まりきってはおらず、予定していたわさび谷は積雪量不足と沢割れが危惧される。はたして滑れるか少々不安になる。

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視界回復を待つために三の丸避難小屋にて待機することにする。

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避難小屋に入ると、なんとカオナシさんがいてびっくり。カオナシのコスプレで滑る兵庫の有名テレマーカーでした。

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視界は結局回復せず、予定していた東面滑走と氷ノ山のピークハントは諦めて、ダイレクトにわさび谷へドロップすることにする。

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決意してドロップすると、なんとオーバーヘッドのパウダー。多少水分は含んでいるので、戸隠の極軽の雪には負けるが、関西としては極上のパウダーと言える。いつもは重雪ばかりなので、嬉しい誤算。

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凹凸や沢割れはあるものの、さほど支障なく滑ることはできた。

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最後は右岸の杉林のトラバースになる。

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ゲレンデに出るところは雪壁となっていたので、スキーを脱いで突破した。比較的快適にスキー場まで滑ることができた。その後はわかさ氷ノ山スキー場のセンターハウスまでゲレンデを滑って終了となった。

氷ノ山は積雪量的に不安はあったが、この数日の大雪で快適に滑れるだけの積雪量には達していた。今回は山頂までは行けなかったが、今シーズンは氷ノ山も結構楽しめそうだ。

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January 09, 2025

「つながろうテレマーク!」全員集合!2025」の開催案内

昨年盛会だった関西・中京・北陸地区のテレマーカーによる合同イベント

「つながろうテレマーク!」全員集合!

今年も福井和泉スキー場で2月15日(土)に開催します。
奮ってご参加ください。

新幹線はつながってなくても、テレマークスキーでつながる関西・中京・北陸
関西・中京・北陸のテレマーカーは、2月15日は福井和泉スキー場に全員集合だ!
ブルーモリスとスポーツのマンゾクによるテレマークスキー板の試乗会もあるよ!
テレマーカーでゲレンデジャックだ!

他地域からの参加も歓迎です!

【開催要項】
趣旨:関西・中京・北陸地区のテレマーカーの交流と親睦を図るとともに、テレマークスキーの普及と発展を推進する。
主催:参加者が主催者です!
日程:2025年2月15日(土)
会場:福井和泉スキー場 https://fukuiizumi.com
集合:センターハウス前 9時
内容:一緒に滑ったり、みんなで撮影したり、教えあったり
   ブルーモリスとスポーツのマンゾクによるテレマークスキー板の試乗会
参加費:無料
問い合わせ先:kansai.telemark@gmail.com

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January 07, 2025

飯縄山:KGWV部との交流山スキー

KGWV部との戸隠山小屋交流の2日目は、戸隠スキー場からのアプローチで飯縄山へ登り、山頂から戸隠神社中社へ滑走した。

【日程】2025年1月4日(土)
【山域】妙高・戸隠
【場所】飯縄山
【メンバー】主将、前主将、1回生、マメゾウムシ(OMUNWV部)(別パーティでKGWV部4名)
【天候】曇り時々雪
【装備】テレマーク3、スプリットボード1(KGWV部は全員ATスキー)
【コースタイム】瑪瑙山10:03-07〜コル10:09-35〜飯縄山12:31-13:00〜飯綱神社(飯縄山南峰)13:18-29〜南・西登山道分岐13:39〜萱ノ宮15:07〜西登山道入口15:29〜戸隠神告げ温泉湯行館16:03

私が顧問をしているOMUNWV部では、他大学のワンダーフォーゲル部との交流を進めている。その一環として、KGWV部と山小屋交流を行うことになった。双方のワンゲル部が持つ山小屋をお互いに行き来し、技術交流などを行うのである。まずはKGWV部が戸隠にもつ山小屋を我々が1月3日〜5日の日程で訪問した。

ワンダーフォーゲル部や山岳部など大学の山岳系クラブでは、コロナ禍での弱体化、指導者がいない、パートナーがいない、部員不足などの問題を抱えているところが多い。大学間の連携などクラブを越えての技術指導や交流は、学生たちの安全の向上やレベルの底上げにつながると思われる。

1日目は戸隠スキー場にてスキー練習を行い、2日目に飯縄山での山スキーを行った。メンバーはKGWV部精鋭4名と、我がOMUNWV部の3名に顧問のマメゾウムシが加わっての計8名である。こちらは1回生が1名入るので、KGWV部と同じ行動はできないだろう。仮に山行中は一緒に行動するとしても、計画では別パーティとした。

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飯縄山へのアプローチは、戸隠スキー場からリフトを利用して瑪瑙山へ上がる。瑪瑙山まではリフトを2本乗り継ぐので、1回券600円が2回分必要となる。また中社からスタート地点である越水ゲレンデに戻るのにリフトに1回乗る必要があるので、計3回分の1回券が必要である。3回分1800円分のリフト券は1枚のICカードに入れてもらえる。

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ゲレンデトップから板を担いで少し登れば瑪瑙山である。もう12年以上も前の話であるが、信越五岳トレイルランニングレースに参加した時に通った最後のピークが瑪瑙山だった(信越五岳トレイルランニングレース完走!の記録)。

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瑪瑙山からは飯縄山とのコルへの滑走となる。残念ながら最初のシュプールは先行の他パーティ2名に取られてしまったが、その次にトップで滑らせてもらった。激パウと言える軽い雪だったが、少々まだ藪が濃い。それでも結果的にここが最も気持ち良く滑走できた斜面であった。

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すぐにKGWV部の精鋭4名も滑り下りてきた。うちのメンバーも下りてきたが、やはり新雪滑りに慣れていない1回生は転倒したりして時間がかかった。

先行他パーティ2名に聞いたのだが、コルの北側の斜面にオープンバーンがあるようだ。確かに飯縄山に登って行く途中でオープンバーンが見えた。ただし、地形的に先は狭い谷になるので、登り返すことになるのだろうか。その後に高デッキ山方面へのルートも取れそうだが、実に興味深い。なお、戸隠周辺は例年並みの積雪量のようだ。後日にヤマレコでそのパーティの記録を拝見したが、やはり高デッキ山方面にルートを取っていた。

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コルからは飯縄山への登りとなる。こちらは1回生が遅れたので、KGWV部パーティに先に行ってもらい、その後の連絡は無線での定時連絡とした。KGWV部精鋭たちはどんどんと登っていくのは流石であった。 

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我々も登り始める。

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想定していた以上に藪が濃く、シール登行は急なライン取りを強いられる。シール登行に不慣れな1回生は、後ろにズレ落ちたりでシール登行に難儀する。

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途中、岩が出ているところがあり、スキーを脱ぐこともあった。

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シール登行に難儀する1回生のシールが徐々に剥がれてくる。剥がれたシールに新雪が付着すると、接着力を失う。こうなるとダクトテープでシールをスキーに固定するしかない。

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シールをダクトテープで固定して登る1回生。

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シールトラブルもあり、山頂まではかなりの時間を要してしまった。そんな状況でもKGWV部のメンバーは山頂で待っていてくれた。飯縄山の山頂は2010年8月に登って以来なので、実に14年以上ぶりのことである(2010年8月11日の記録)。冬型が弱まったのか、風もなく、山頂でのんびりとできる。

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おかげでみんなで山頂にて記念撮影をすることができた。山頂には他に登山者のパーティもいた。

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飯綱神社(飯縄山南峰)まではシールで進み、ここから中社への長い滑走が始まる。私が新雪滑りに不慣れな1回生と一緒に滑り、他のメンバーは先に滑ってもらう。3グループに分かれるので、無線での定時連絡とした。

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雪は軽く快適なパウダー滑走を期待するが、少々藪が濃い。

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中社方面の眺め。

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積雪が少ないのか、想定以上に藪が濃い。それでも自分にとっては問題なく滑れるのだが、やはり初心者にはキツい。1回生は転倒を繰り返す。途中、積雪が少ないために岩が出ているところもあり、板が悲鳴をあげる。雪質はよいのだが、もう少し藪が埋まってくれないと快適には滑れない。1回生は転んでも転んでも起き上がってくる。まさに若さと体力のなせる技であり、自分が山スキーデビューした当時の同様な状況を思い出してしまう。斜度が緩むと登山口は近かった。

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登山口に出たら、シールを貼って平坦な林道を中社方向へ進む。

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冬は閉鎖している忍者村の裏を通り、戸隠神告げ温泉湯行館の駐車場に出て終了となった。残念ながらリフトの最終にぎりぎり間に合わず、同行のOBに車で迎えに来てもらい、山小屋へ戻った。

先に下りていたメンバーは湯行館でそばを食べたようだ。山小屋に着いたのは先行メンバーとほぼ同じ時刻だった。1回生には今回のスキー山行は修行となってしまったが、多くのベテラン山スキーヤーも通過したことであり、この経験は今後の糧になるだろう。

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最終日は黒姫山での山スキーを考えていたが、同行のOBの体調が思わしくないため、早めに帰路につくことにした。

今回は、合宿後も我々のために山小屋に残ってくれたKGWV部の4名のおかげで、戸隠の山小屋で快適な3日間を過ごすことができた。彼らには心からお礼を申し上げたい。戸隠に山小屋のある環境は実に素晴らしい。快適な山小屋で過ごし、春夏秋冬を通じて周辺の山で登山やスキーを楽しめる。KGWV部から精鋭の山ヤが輩出される理由がよくわかった。我々も彼らを手本にレベルアップを目指したい。次は2月に我々の山小屋に彼らを招待する。山小屋の設備は劣るが、奥美濃も戸隠に劣らない素晴らしい環境である。

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戸隠スキー場:ワンゲル部の交流スキー練習

私が顧問をしているOMUNWV部では、他大学のワンダーフォーゲル部との交流を進めている。その一環として、KGWV部と山小屋交流を行うことになった。双方のワンゲル部が持つ山小屋をお互いに行き来し、技術交流などを行うのである。まずはKGWV部が戸隠にもつ山小屋を我々が1月3日〜5日の日程で訪問した。

ワンダーフォーゲル部や山岳部など大学の山岳系クラブでは、コロナ禍での弱体化、指導者がいない、パートナーがいない、部員不足などの問題を抱えているところが多い。大学間の連携などクラブを越えての技術指導や交流は、学生たちの安全の向上やレベルの底上げにつながると思われる。

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1日目は、戸隠スキー場にてスキー練習を行った。このスキー場で滑るのは実は初めてである。

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1日券は窓口で購入すると6500円であるが、アソビューから6200円で購入できる。2回目以降は1回目に購入したリフト券に1日券分5900円をチャージして利用できる。

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KGWV部の精鋭4名と一緒に記念撮影。我がOMUNWVからは1回生1名を含む3名の現役部員が参加した。

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年末の山小屋合宿にてテレマークスキーデビューした1回生に技術指導も行った。

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KGWV部の山小屋は戸隠スキー場の近くにある。

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山小屋は元々はワンゲル部が所有していたが、現在は大学に移管されており、設備も充実している。山小屋というよりはロッジと言った方がよいかもしれない。

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電気、水道、ガスはもちろんのこと、お風呂もあって、風呂上がりの一杯が楽しめる。実に快適に過ごせる。

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夕食は鍋をつつきながら、お互いの交流を深めた。

飯縄山:KGWV部との交流山スキーにつづく

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January 01, 2025

謹賀新年 祝2025年!

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします

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既にご報告した通り、昨年末は、例年通りに、奥美濃にあるワンゲル部の山小屋にて、ワンゲル部員たちや山仲間たちとスキー三昧、酒三昧の生活をしてきました。
今シーズンは早い時期から豊富な雪に恵まれ、久しぶりに長いシーズンが期待されます。
ただし、この大雪は日本海の水温が未だに高いことに起因しており、昨年の夏の猛暑が原因とされています。
地球温暖化の影響は、時には大雪をもたらすこともありますが、平均気温は今後も高くなっていくことから、降雪量は年変動を繰り返しながら、次第に少なくなっていくと思われます。
個人レベルでできることは限られますが、ウインタースポーツを愛する者としては、今後もなるべく二酸化炭素を排出しない生活を心がけていこうと思います。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。

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