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November 28, 2024

アバランチナイトオンラインとマムート 雪崩ビーコン Barryvox S2 の購入

山スキーヤーにとっては、毎年のこの時期の恒例となっている日本雪崩ネットワーク主催による安全セミナー「アバランチナイト」が今年も行われた。ただし、今年は西日本での会場開催はなかったため、オンライン開催のみであった。そのため自宅より視聴した。

内容的に目新しいことはそれほど多くはなかったが、自分的に重要なことは2点あった。1点は、雪崩情報の良し悪しにかかわらず、サイズ2程度の雪崩は起こっているとのこと。どんな状況でもリスクマネジメントは疎かにしてはいけないことを再認識した。

もう1点は、最新のビーコンの性能などについての紹介がメーカー3者からあり、スマホなどの電子デバイスが近くにあると、電波が干渉して受信範囲が狭まってしまうという現象である。詳しくは以下のロストアロー提供の動画で紹介されている。

電子デバイスは、捜索モードの時はビーコンより50cm以上、送信モードの時は20cm以上離しておかないといけないらしい。ザックの雨蓋に入れておくのがよいようだ。また金属も電波に影響を与えるので、金属類もビーコンより離しておいた方がよいとのこと。

他には、ビーコンを携帯せずに雪崩に埋没した場合に、どれだけ絶望的な状況になるかという話題提供もあった。山スキーヤーには常識となったビーコンの携帯だが、一般登山者にはまだまだ浸透が足りないようだ。

毎年シーズン始めにアバランチナイトなどの安全セミナーに参加することは、意識的に初心に戻してくれる機会となる。それは安全に雪山に入るうえでの安全意識を高めることになり、意識啓蒙という点で重要なことである。来月には、私が講師として、これから冬山に入る関西の大学のワンダーフォーゲル部員たちを対象に安全セミナーを行う予定だが、今回のアバランチナイトの内容はそのための参考になるだろう。

これまで私が使っていた雪崩ビーコンは旧モデルのマムートBarryvox Sであるが、ここ数年はエラーが出たりで調子が悪かったので、先シーズンが始まる前にファームウェアのアップデートをマムート大阪でしてもらった。その際のチェックで、やはり異常が検出された。修理は不可能とのことで、買い換える必要性が出てきた。お店からは来シーズンにマムートの新機種が出るという情報を聞いたので、それまで待つことにした。幸いなことに、ビーコンの起動時にエラーは出るが、送信と捜索は問題なくできたので、1シーズンそのまま使い続けることができた。

Img_7362

今日、その新しいビーコンであるマムート Barryvox S2が届いた。マムートにとっては、雪崩ビーコンの7年ぶりのフルモデルチェンジであった。デバイスは前モデルよりも22%薄く、14%軽くなり、電源は単4電池3本から2本になった。そして専用のスマホアプリを使えば、ビーコン・トレーニングの方法、ソフトウェアのアップデート、デバイスの設定ができる。前モデルよりだいぶ進歩している。

マムート Barryvox S2

なお、ビーコンは雪崩埋没という最悪の事態になったときに使うデバイスであるが、重要なことは雪崩に遭わないことである。できれば雪崩ビーコンは使わずに済ませたい。そのためには雪山での雪崩リスクを理解し、地形を使ったりなど安全を意識した行動を心がけないといけない。今シーズンも安全に山スキーを楽しみたい。

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