金剛山 高天谷左俣:今シーズン4度目は台風10号後の偵察
山は2週間のブランクが空いてしまったので、平日に休暇を取得し、今シーズン4度目の遡行となる金剛山の高天谷を遡行してきた。
【日程】2024年9月5日(木)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 高天谷 左俣
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】高天彦神社駐車場10:39〜高天滝下10:48〜10m大滝下11:02~二俣12:02~郵便道(920m地点)12:33-12:43~高天彦神社駐車場13:31
東北遠征を間近に控えていながら、台風10号の接近など週末の天気がパッとしなかったこともあり、山は2週間のブランクが空いてしまった。これでは体力的にマズイと思い、平日に休暇を取得し、トレーニングと台風10号の被害がなかったかという偵察を兼ねて、ホームの金剛山の高天谷を遡行してきた。高天谷は今シーズン4度目の遡行となる(2024年5月25日、7月28日、8月3日の記録)。
平日でありながら、高天彦神社の駐車場にはそこそこ車が駐まっていたが、満車になることはなかった。暑さのピークを過ぎたのか、遡行準備だけで汗だくになることもなかった。堺の街中ではセミの鳴き声は聞かなくなったが、山ではまだミンミンゼミとツクツクボウシが鳴いていた。
入渓地点である高天滝6m。平水よりやや水量が多いという感じだ。高天滝は右にあるハシゴを使って巻く。
3m滝と背後の堰堤は、右岸からまとめて巻く。
沢が開けて、10m大滝が現れる。倒木が1本増えている。大滝は左岸から高巻く。
高天谷はもともと倒木が多かったが、新たな倒木も多少は見られた。台風10号の接近時は、大阪の街中ではほとんど被害はなかったが、山間部はそこそこ雨が降ったり風が吹いたのかもしれない。それでも新たに増えた倒木はそれほど多くはなく、ほぼ台風10号の影響はなかった感じである。過去には台風通過後に渓相が変わってしまったこともあった。
連瀑帯に入り、倒木のかかる5m滝は右側を直登で超える。
ゴルジュ状になる連瀑帯。
トイ状5m滝はシャワーを浴びながら越える。暑さのピークを過ぎたこともあり、水に冷たさを少々感じた。
壊れた堰堤と倒木。
相変わらずの倒木で埋まった二俣であった。
左俣へ進むと、すぐに3段30mの大滝が現れる。登りやすそうな右側から取り付く。
次の3m滝も直登する。
最後の3m滝を越えると、植林の中の緩い流れとなり、そのまま詰めていくと、左上方に登山道(郵便道)が見えてくる。最後まで特に問題はなく、登山道に出て遡行終了。遡行終了地点はだいぶ涼しかった。
今シーズンの5月に今シーズン初めて高天谷を遡行した時は、1時間早く出発していながら、今回よりも遅く下山していたので、その時に比べればまだ体力的にはマシだった。東北遠征を直前に控えて一安心というところである。
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