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August 17, 2024

奥美濃の自然とテンカラ釣り

ワンダーフォーゲル部が奥美濃に所有する山小屋周辺の周辺には渓流釣りできる渓が多くある。今回の山小屋夏合宿においても、周辺の渓にてテンカラ釣りを行ってきた。

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今シーズンは先行者がいたりして、納得のいく釣果を上げていなかった。まず行ったのは、過去によい釣果のあったA川であった。最初に20cmほどの良型のイワナを釣り上げる。

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続いて25cmと、その後も良型が続いた。平日ということもあり、他の釣り人との競合がなかったのもよかった。

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最後に今シーズン初の尺イワナをあげた。これで名誉挽回である。A谷のイワナは赤みが強い個体が多い。

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ヒメシャジンの花が咲いていた。

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次は、B川のC&R区間へ。大きな淵のある流れ込みに毛鉤を落とすとアタリがあった。もう一度流すとガツンと大きなアタリが来た。重い! なんとかタモに収めると、人生初の32cmの尺越えヤマメだった。イワナと違ってヤマメは体高があるためか、実にいいファイトだった。今シーズン一番の忘れられない釣果になるかもしれない。なお、最近、石徹白周辺で釣れているヤマメは九頭竜川産の個体を放流したものらしい。

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続いて釣れたのは、20cmほどの良型アマゴだった。釣れるのは嬉しいが、1つの河川でヤマメとアマゴの両方が釣れるのは疑問を感じる。過去においては、石徹白ダムができるまではサクラマスが石徹白まで遡上していたらしい。それがダムができてからは、河川残留型のヤマメだけでは再生産率が低いためか、絶滅したらしい。その後、長良川産の銀化しにくいアマゴを放流して、峠川では定着した。そのような経緯があるのに、ヤマメを復活させたいという意図で九頭竜川産のヤマメを放流したらしいが、ヤマメとアマゴは容易に交雑してしまう。純粋なアマゴもヤマメもいなくなってしまうことを危惧するが、漁協はそういう生物学的な理由はわかっているのだろうか。

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C谷へも行った。なかなか釣れなかったが、最後に堰堤下の溜まりでアメマスのような白斑だけの良型イワナが釣れた。

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最後はD谷へ。この日は3連休中ということもあり、本流などメジャーな渓は競争が激しい。D谷は藪沢ということもあり、まずもって他の釣り人との競合はない。あまり数は釣れないが、ボウズで終わることはない。

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最近ボウズ続きだった同行者のフライマンもしっかりイワナを釣り上げた。

山小屋周辺は夏盛りということで、夏のキノコや昆虫なども観察できた。

Shiro

未同定の白いキノコ

Tamago

タマゴタケ

Chichitake

チチタケ

Akiakane

アキアカネ

Kimadara

ヤマキマダラヒカゲ

Tateha

山小屋の壁にタテハチョウの仲間の蛹がついていた。

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Comments

いい感じで釣れて、楽しそう。
でも、釣れた魚の種類に違和感、など単に釣れればいいというわけでもないのですね。

Posted by: CIMA | August 17, 2024 03:38 PM

CIMAさん、どうもです。
もともといた魚は復活させるのは悪いことではないのですが、すでに定着してしまった他河川産の魚との交雑の可能性は考えるべきというところです。

>CIMAさん
>
>いい感じで釣れて、楽しそう。
>でも、釣れた魚の種類に違和感、など単に釣れればいいというわけでもないのですね。

Posted by: マメゾウムシ | August 17, 2024 05:55 PM

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