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May 07, 2024

ワンゲル部2024GW立山スキー合宿2:3日目は室堂山と浄土山からの滑走、4日目に下山

ワンゲル部2024GW立山スキー合宿の後半(3日目と4日目)の記録です。概要と前半の記録については、こちらをご覧ください。

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3日目:室堂山と浄土山からの滑走

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3日目も快晴であった。前夜の冷え込みは酷く、テント内に置いた水筒の水でさえ凍りかけていた。

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本日も雪が緩むのを考慮しての遅めの出発とした。

Raicho

繁殖期ということもあり、天気は良いのに、ライチョウをよく目撃した。まだ羽は白い。

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前日にビールを飲みきってしまったので、室堂経由にて買い出しを行った。ゴールデンウィーク後半開始ということもあり、室堂ターミナルは多くの観光客で混雑していた。

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まずは室堂山を目指す。

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室堂から1時間ほどで室堂山に到着する。かって滑走したことのある立山カルデラの眺めである。

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室堂山からの北方向には剱岳の眺め。

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南東方向の眺めは、日本オートルートの眺め。

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南方向は日本オートルートの全容が眺められる。

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南西方向には遠くに白山が眺められる。

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北西方向には大日岳と富山湾が眺められる。

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雪の大谷方向へ滑走する。

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ややメローな斜面だが、気持ちよく滑ることができた。下部は縦溝ができていたが、問題はなかった。

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雪の大谷を歩く大勢の観光客を見下ろしながらランチとする。

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午後は浄土山を目指す。

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最後の急斜面はクラスト気味でスリルのあるシール登行となった。

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私が足場を作ってから現役部員には登ってもらったが、なかなか登ってこない。主将のシールが途中で剥がれるというトラブルがあったもよう。それでも無事登ってきた。もう私がいなくてもどこにでも行けそうだ。

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浄土山のボウルを滑る。

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ボウルはギタギタで酷い状態だった。往路を滑るのがベターだったようだ。

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下部は快適な斜面だった。

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一ノ越手前まで滑る。正面に雄山である。

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テン場までは、浄土沢から山崎カール側にトラバースしながら滑る。

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基本的に快適な滑りだったが、下部は縦溝が発達してきており、油断したら板を取られて転倒してしまった。

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下山後は、前日に引き続き屋外にて、ランドレさんと一緒に、室堂で仕入れた立山地ビールにて最後の晩餐となった。連休後半のスタートということもあり、テント数は滞在中最多となっていた。

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夕食後に、雷鳥荘方面から通称ゲレンデを、大きなザックを担いで、転けながら滑ってくる集団が目に入る。昨年の我が部と同じ光景であったので、直感的に大学関係かなと思った。主将が声をかけると、やはり大学関係で、関学ワンゲル部であった。一緒に記念撮影を行った。できればもう少し交流の場を持ちたかったが、残念ながら我々は明日下山する。是非とも滞在中は楽しんでほしい。

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4日目:下山

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最終日の朝を迎えた。前夜の冷え込みは、前の晩に比べるとそれほどはなかった。この日も天気が良く、どこか滑りたい気持ちはあったが、帰りの渋滞を考えて、下山だけとした。すでにブログで報告済みだが(生ゴミを雪に埋めて帰るパーティー)、テントの撤収の際に、我々が設営する前から雪に埋められていた生ゴミを回収した。

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3晩過ごしたテン場を去る。

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下山だが、室堂までは登りメインである。

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下山後は、亀谷温泉白樺の湯で汗を流してから、帰路についた。

今年のGW立山スキー合宿も天気に恵まれて、無事に終了した。昨年に比べると、ワンゲル部員たちのバックカントリーおよびテレマークスキーの技術はだいぶ向上していた。参加者の人数が少ないのは残念だったが、今回参加した2名がしっかり後進の指導をしてくれるだろう。来年は現役部員だけでのスキー合宿も期待できるにちがいない。

2日目の剱御前山からの滑走と、3日目の室堂山の滑走シーンを動画に編集しました。

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Comments

天候に恵まれた合宿になってよかったですね。
動画を観るとなんだか雪面の凸凹がいつもより目立つように見えましたが、学生達はものともせず滑る姿を見て関心しました。
卒業してもテレマークスキー続けて行って欲しいです。

Posted by: Cima | May 07, 2024 04:18 PM

コメントありがとうございます。
雪が緩んでいれば、さほど支障ではありませんでしたが、下部は縦溝がそこそこ発達していました。
生涯スポーツとして、テレマークスキーと登山を卒業後も続けて、業界を引っ張ってほしいですね。

>Cimaさん
>
>天候に恵まれた合宿になってよかったですね。
>動画を観るとなんだか雪面の凸凹がいつもより目立つように見えましたが、学生達はものともせず滑る姿を見て関心しました。
>卒業してもテレマークスキー続けて行って欲しいです。

Posted by: マメゾウムシ | May 08, 2024 07:00 AM

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