金剛山 高天谷:ワンゲル部員と2024年シーズンの沢始め
2024年シーズンの沢始めは、昨年の沢始めと同様に、ホームの金剛山の高天谷を、ワンゲル部員2名と遡行してきた。からりとした良い天気だったが、水温はまだ低く、水に手を長くつけていると、痺れるぐらいであった。
【日程】2024年5月25日(土)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 高天谷左俣
【メンバー】ワンゲル部主将、主務、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】高天彦神社駐車場9:27〜高天滝下9:38〜10m大滝下9:52~二俣11:20~郵便道(920m地点)12:55-13:12~高天彦神社駐車場13:57
先週の乗鞍岳で今シーズンのスキーを終えたところで、いよいよ沢始めである。ワンゲル部の主将と主務からも沢始めの希望があったので、昨年の沢始めと同様に一緒に行くことにした。ワンゲル部主務は昨年の沢始めのメンバーでもあった。行き先に選んだのは、昨年の沢始めと同じく、通い慣れたホームの金剛山の高天谷とした。体の方もまだ沢に慣れていないこともあり、これからの沢行のためのウォーミングアップとして、まったりと進むつもりである。
9時過ぎに高天彦神社の駐車場に着いたが、ほぼ満車状態で、かろうじて空いていた1台分のスペースに駐めることができた。
高天彦神社を参拝する観光客はいなかったので、駐車場に駐められていた車のほとんどは登山者のもののようだ。
高天滝6mから入渓する。滝を落ちる水量がいつもより多い感じがした。
高天滝は右にあるハシゴを使って高巻く。
下り用のハシゴも設置されている。
高天滝の上はゴルジュ状となり、小滝を超えていくと、すぐに3m滝と背後の堰堤が立ちはだかる。
3m滝と背後の堰堤を、フィックスがある左から巻く。
沢が開けた先に10mの大滝が現れる。
10m滝は右から高巻く。
しばらく進むと、沢は樹林の中に入って行く。ここから連瀑帯になる。
倒木のある5m滝。
直登する。まだ体が沢に慣れていないこともあり、体は重く、キレがない。
ゴルジュ状になる。
奥にはトイ状5m滝がかかる。
水しぶきを浴びながら登る。からりとした良い天気だったが、水温はまだ低く、水に手を長くつけていると、痺れるぐらいであった。
2m滝。
あいかわらず、倒木で埋まった二俣に着く。
左俣の3段30mほどの大滝に取り付く。念のためロープを出した。トップで登ったのはワンゲル部主将であった。
2ピッチ目は主務がリードして、セカンドを確保した。
4m滝を直登。
最後の4m滝も直登する。この滝の上はスギ林の中の緩やかな流れとなる。
スギの倒木はえたコケの胞子体。
登山に詰め上がって遡行終了。沢装備を解除する。
郵便道を下山して、高天滝の前に戻る。
まだ体が沢に慣れていないため、体は重く、キレはなかったが、無事沢シーズンを始めることができた。加齢による体力低下が気になるが、今シーズンも安全に沢登りを楽しみたい。
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