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April 06, 2024

野伏ヶ岳:山頂までシール登行にて北東尾根滑走

今シーズンの春スキー第2弾は、毎年恒例の野伏参り。昨年の同じ時期より残雪は多かったが、前日の大日ヶ岳と同様に湿ったザラメ雪の滑走となった。

【日程】2024年3月31日(日)
【山域】奥美濃
【場所】野伏ヶ岳
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】曇り
【装備】テレマーク
【コースタイム】白山中居神社7:50〜標高860m(シール登行開始)8:46-50〜ダイレクト尾根基部(標高1110m)10:22〜北東尾根とのジャンクション12:46〜野伏ヶ岳13:02-17〜北東尾根滑走〜湿原13:53-14:06〜和田山牧場跡石碑14:25-32〜林道滑走終了地点(標高860m)14:54〜白山中居神社15:30

今シーズンの春スキー第2弾は、毎年恒例の野伏参りを行うことにした。野伏ヶ岳は昨シーズンも同じ時期に滑っているが、昨シーズンは後半に降雪が少なく、雪融けが早かった。スタート地点である白山中居神社から林道を50分もスキーを担いだだけでなく、登りに使ったダイレクト尾根は藪が濃くてシートラを強いられた(2023年3月27日〜29日の記録)。今シーズンは2月までは積雪が少なかったが、3月に入ってからかなりの降雪があった。はたして今年はどれぐらいの残雪があるかが気になるところだ。

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宿泊したワンゲル部山小屋を7時過ぎに出発し、30分もかからずに白山中居神社の駐車場に着いたが、すでに満車に近いぐらいの車が停まっていた。

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石徹白川にかかる大進橋を渡って、和田山牧場跡への林道に入る。林道を進むと、すぐに小白山谷にかかる橋を渡る。写真は渡ってから撮ったもの。

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すぐに雪道になり、スキーのトレースもあった。もしやもう雪がつながったのだろうか。早速、シール登行を始めるが...

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やはり林道上の雪は途切れていた。

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標高860m付近(「これより先は私有地」の看板手前)から雪がつながった。雪融けが早かった昨年は標高880m付近まで林道上の雪がつながらなかったが、今年は少しばかり早めに雪がつながった。ここからは一度も板を脱ぐことなく、山頂までシール登行で行けた。明らかに昨年の同じ時期より今年は残雪が多い。林道のヘアピンカーブはショートカットして進んだ。

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いつもは和田山牧場跡を経由してダイレクト尾根に取り付くが、今回は和田山牧場跡を経由せずに、ダイレクト尾根の基部を目指すことにする。標高1300m付近にある林道分岐を左に進む。

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林道はすぐに不明瞭となり、尾根を回り込む感じで進むと、小白山谷の枝沢の源頭に出る。

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ダイレクト尾根の基部に乗り上げる。ここで早くも下山してきた登山者2名とすれ違う。踏み跡はそこそこついていたので、このルートを利用する人はそこそこいるようだ。時間的には和田山牧場経由とそれほど違いはない気がする。

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こにあたりはクマの密度は高いようで、クマ棚が結構ある。この時期はクマが冬眠から覚めて活動を始める頃でもあるので、気をつけないといけない。

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シール登行にて最初の急登を登り切ると、野伏ヶ岳の山頂が現れる。去年は、この急登で藪が濃くて、シートラを強いられた。

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すぐに次の急登が始まる。そのままシール登行で進む。雪は緩んでいるので、滑落の危険は少ないが、3週間のブランクがあったためか、スピードは上がらない。ここまでで登山者2組に追い抜かれる。かってトレランの大会や山岳スキーレースに参加していたとは思えないスピードの落ちようである。年齢による衰えもあるが、アキレス腱を痛めてから、走れなくなったので、トレーニング不足であるところは大きい。

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急登を登り切ると、北東尾根とのジャンクションに出る。昨年はこの手前で雪が途切れていただけでなく、笹藪漕ぎも強いられた。

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野伏ヶ岳の山頂に着く。山頂には風よけのブロックが積まれていて、登山者が休んでいた。SNS情報によると、このブロックは前日に登ったパーティーによって積まれたものらしい。

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手前は隣の薙刀山である。この奥に白山が見えるはずだが、残念ながら雲の中だった。

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山頂からは中央ルンゼか北東尾根を滑走する予定だったが、雪が水分を含んでいて重そうだったので、急斜面の中央ルンゼではなく、無難に北東尾根を選択した。予想通りの湿雪で少々疲れたが、ターンのできない雪ではなく、そこそこ楽しむことはできた。

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標高1200mぐらいから右寄りにトラバース気味に滑っていくと、湿原に出て滑走終了である。尾根に忠実に降りすぎてしまうと、小さな谷を何回か横断することになる。沢割れしていれば、登り返しを強いられるし、場合によっては徒渉になってしまう。昨年はこの湿原でワンゲル部員たちとテン泊をした。

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和田山牧場跡からの野伏ヶ岳。湿原から和田山牧場跡まではやや登りなので、シールをつけて進んだ。

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野伏ヶ岳から右回りにて薙刀山と願教寺山である。

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その右に雲の中に別山があり、さらに右に初河山と芦倉山がある。

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さらに右を向くと、大日ヶ岳である。

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最後の滑走は林道である。

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雪が途切れたところで滑走終了。そこからはスキーを担いで林道を下っていく。30分ほどで石徹白川に出て、白山中居神社へ下山となった。

今年の野伏ヶ岳は例年の4月中旬ぐらいの残雪量ではあるが、それでも昨年よりは残雪が多かった。今シーズンは前半の降雪が少なく、このままではシーズンが早く終わってしまうと思われたが、3月に入ってからの降雪で持ち直してくれた。いつまでも春スキーができる環境が維持されることを祈りたい。

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