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April 22, 2024

大阪の裏山にて山菜採り

この週末は、近場の大阪の裏山にて今シーズン初の山菜採りを行った。昨年の同じ時期と比べると、少し遅れている感じはしたが、ちょうど良い芽吹きのものもあり、5種類の山菜を収穫することができた。

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リョウブ

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コシアブラ

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タラ

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ウルイ(ギボウシ)

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タカノツメも採れて、タラは良質な太い芽が採れて、まずまずの収穫だった。

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その晩は、早速、天ぷらにして、酒の肴になった。

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シャルマン火打スキー場から放山

白馬2連戦の後は、シャルマン火打スキー場から放山を往復し、日本離れした景色を堪能してきた。

【日程】2024年4月15日(月)
【山域】頸城・海谷
【場所】放山
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク
【コースタイム】ゲレンデトップ8:54〜放山9:57-10:15〜ゲレンデトップ10:46〜駐車場11:05

白馬2連戦を終え(2024年4月13日14日の記録、糸魚川の能生にて、地魚の刺身と信州の地酒で1人宴を行ったが、翌日は平日の月曜日であった。もちろん休暇は取得済みである。そのまま帰路につくのはもったいないので、シャルマン火打スキー場から放山をスキーで往復することにした。春の放山は9年ぶりであるが(2015年3月21日の記録)、7年前の厳冬期にシャルマン火打スキー場から空沢山への往復を行った際にも放山を通っている(2017年1月3日の記録)。それ以来の実に久しぶりのシャルマン火打スキー場と放山であった。

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8時にシャルマン火打スキー場に到着する。周囲の雪融けは進んでいる。

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8時半からリフトが動き出す。平日ということもあり、スキー・ボード客は多くはない。入山届をレンタルコーナーに提出し、1回券600円を購入してゲレンデトップに上がる。パトロールの詰所の横から入山する。

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すぐに雪が途切れる。

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池からシール登行を開始する。

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とりあえず、登りやすそうな所を選んで、高い方へ登っていく。

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スタートしてから1時間ほどで放山に到着する。放山往復ならば、かなりお手軽なBCである。

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北方向の眺め。

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北東方向の眺め。

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東方向の眺め。

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南方向には、火打山や焼山の眺め。日本離れした風景である。

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南西方向には、焼山から昼闇山などの眺めである。

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西方向の眺め。

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滑走へ。

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快適ザラメ雪であった。

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あっという間に池まで戻る。これから長距離の車移動が待っているので、寄り道せずに下山することにする。シールを貼ってゲレンデへ登り返す。

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途中、雪が途切れているので板を外す。あとは面倒なので、そのまま板を担いでゲレンデに出た。

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パトロールに下山連絡を行ってから、最後はシャバ雪のゲレンデを滑走し、センターハウスに滑り込んだ。

信越スキー遠征3連戦が終わった。今回はソロということもあり、マッタリ系のバックカントリースキーにした。自分の年齢を考えると、連戦の場合はこの程度で良いのかもしれない。次はゴールデンウィークの立山が待っている。

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April 21, 2024

栂池自然園スキー散歩:軽快にテレマーク革靴・ステップソール板にて

白馬乗鞍岳を往復した翌日は、スタイルを変えて、テレマーク革靴とステップソール板という軽快な道具にて、栂池自然園の奥にある2301m標高点まで散歩してみた。

【日程】2024年4月14日(日)
【山域】北ア後立山
【場所】栂池自然園
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク
【コースタイム】栂池自然園駅9:16〜展望台10:21〜2301m台地付近11:26-48〜栂池自然園駅12:22〜栂の森ゲレンデ12:36〜ゴンドラ中間駅13:01

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白馬1日目は、NTNブーツと太めの板というハードな道具にて白馬乗鞍岳を往復してきたが、2日目はスタイルを変えて、テレマーク革靴とステップソール板の組み合わせにて、シールを使わずに、軽快に、栂池自然園の奥にある2301m標高点付近まで散歩してみることにした。軽快なスタイルでのスキー山行は、1週間前の扇ノ山でも行ったスタイルだが、今回はしっかり滑れそうだ。

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前日に引き続き、ロープウェイ利用にて栂池自然園駅まで上がる。入山者の大多数は天狗原方面へ向かうようだ。栂池自然園方面へ向かう人は少なく、静かなスキー山行が楽しめそうだ。出発時に落倉でペンションを経営するYさんに久しぶりにお会いした。テレマーカーのお客さん2名を連れて天狗原方面へのツアーらしい。

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シールで2301m標高点を目指す場合は、最短距離で行く中央から登っていくが、ステップソールの場合は西寄りに回り込む感じで進み、樹林の緩い斜面を登っていく。この日も前日と同様に天気がよく、暑すぎるぐらいであった。

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自然園奥の展望台付近を経由する。

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目的地である2301m付近の台地が前方に、稜線上には船越の頭が見える。

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登っていくと、滑るのに良さそうな大斜面が広がる。

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スタートしてから2時間少しで2301m台地に到着した。ここからも白馬三山が眺められる。

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昼食を取ったら、滑走に入る。快適ザラメで革靴・ステップソール板でも問題なく楽しい滑走となった。やはり前日にスキーが走らなかったのは、ソールに残ったシールの糊のせいであった。滑っていく途中で、ステップソール板のテレマーカー集団が登ったり滑ったりを繰り返して遊んでいるところに出くわした。この集団は、やはりまほろば倶楽部のツアーであった。久しぶりに主宰のIさんにもお会いした。

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栂池ヒュッテまで戻る。もう10年以上も前のことであるが、この時期には栂池ヒュッテは営業しており、宿泊したことがある。その時はまほろば倶楽部のツアーに参加し、今回と同様に自然園周辺をステップソール板で軽快に登ったり滑ったりして遊んだ。途中でまほろば倶楽部のツアーに遭遇したこともあり、その時のことを思い出した。もう少し登り返して遊ぶという選択肢もあったが、別な思惑があり、そのまま下山することにした。

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自然園駅からは前日同様の下山である。林道を滑ってゲレンデに戻り、

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最後はゲレンデを滑走し、ゴンドラ中央駅からゴンドラに乗車して下山した。

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下山後は糸魚川に出て、能生に向かった。途中の糸魚川からの、雨飾山から火打山までの眺め。

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思惑というのは、道の駅マリンドーム能生にて、新鮮な地魚などを購入して、夕食の宴時の酒の肴にすることである。17時までの営業であるので、売り切れてしまう前に間に合いたかった。幸いなことに、ヒダリガレイと高級魚のアラの刺身を購入できた。2つで400円割引の1000円だった。スーパーで購入すると量が少ないが、量的にボリュームもあった。他にかに飯も購入し、信州の地酒で豪華な宴となった。

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夕陽が海に沈む。宴はその後も続いた。

シャルマン火打スキー場から放山につづく

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白馬乗鞍岳スキー:1人だけストップ雪?

新年度が始まり、本業の仕事量が増えて、ブログの更新が滞っています。遅くなりましたが、これから1週間前のスキー山行の記録をアップしていきます。まずは白馬乗鞍岳スキーの報告です。

【日程】2024年4月13日(土)
【山域】北ア後立山
【場所】白馬乗鞍岳
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク
【コースタイム】栂池自然園駅10:04〜成城大学小屋10:08〜天狗原11:16〜白馬乗鞍岳12:14-52〜天狗原13:05〜成城大学小屋13:18〜栂の森ゲレンデ13:26〜栂池ゴンドラ中間駅13:48

4月に入ってから気温が高い日が続いている、標高の低い山では雪融けが急速に進んでいることから、山スキーには厳しそうである。そろそろ標高の高い山か、北の方の山しか選択肢はなさそうだ。4月第2週の週末も天気がよいという予報なので、年明け後初の白馬へ行くことにした。

1日目は、夜間の移動による寝不足と、ソロということもあり、栂池ロープウェイ利用で定番コースの白馬乗鞍岳を往復することにした。過去の記録を調べてみると、白馬乗鞍岳の山頂を目指すのは、コロナ禍などもあり、実に4年ぶりのことであった(2020年3月8日の記録)。

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9時ぐらいに栂池高原スキー場に到着したが、なんとかゴンドラ乗場前の中央駐車場に駐車できた。この時期は滑れる場所が限られてきていることもあり、駐車場はほぼ満車状態であった。

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ゴンドラとロープウェイ利用で、栂池自然園駅まで上がる。片道2000円であった。帰りはゴンドラ中央駅まで滑れるが、その下は雪がないので、ゴンドラ下山となる。中央駅からのゴンドラ下りは無料で乗車できる。

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スキーにシールを貼って天狗原へ登る。バックカントリ−関係者も多かったが、登山者もそこそこ多く、実に多くの人たちが天狗原を目指していた。

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天狗原を通過する。風はほとんどなく、登りは暑いぐらいであった。

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白馬乗鞍岳への斜面には大勢の人たちが取り付いていた。後を追うことにする。

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もう少し。

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白馬乗鞍岳の山頂部に到着する。実に4年ぶりの山頂であった。天気がよいため、展望も素晴らしい。この景色を見るだけでも来る価値はある。風もほとんどないので、寒さは感じず、昼寝ができそうだ。南西方向には白馬三山が眺められた。

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南方向には後立山連峰の眺め。

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南東方向には浅間山や四阿山の眺め。

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東方向には戸隠から妙高の眺め。

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北東方向には火打山や焼山の眺め。

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滑りとする。

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登りで快適ザラメと想定していたのに、なぜかスキーが走らない。ストップ系の雪だろうか? 滑った白馬乗鞍岳の大斜面を振り返る。

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天狗原からの滑りに入る。やはりスキーは走らない。滑れないことはないが疲れる。

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滑った斜面を振り返る。

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林道を滑る。ヘアピンはショートカットした。

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最後はゲレンデを滑る。ゲレンデでもスキーが走らない。

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ゴンドラ中間駅まで滑走して、ゴンドラ下山となった。ゲレンデ下部の雪融けが進んでいることから、翌週にはゴンドラ山頂駅からの乗車下山となるだろう。

下山してからスキーのソールを見たら、シールの糊が結構ついていた。シールの糊の劣化でベタベタ気味だったこともあり、糊がソールにくっついてしまった。どうやらこれがスキーが走らなかった理由のようで、ストップ雪ではなかったらしい。リムーバーでソールの糊を落として、簡易ワックスを塗っておいた。

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下山後は、車中にて1人宴を行った。この時期になると、寒さを感じずにビールが楽しめるのがよい。

栂池自然園スキー散歩につづく

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April 13, 2024

福井観光:恐竜博物館・一乗谷朝倉遺跡・福井駅

最近は年齢のせいか、山スキーや登山などの連戦では疲れが溜まっていく一方で、若い時のようにガツガツと遊ぶことはできなくなってきている。連戦の場合は、2日に1日ぐらいは休養日があると、だいぶ体も精神も楽である。そんな理由で、3月末に奥美濃の大日ヶ岳野伏ヶ岳を滑った後に、1日休養日を取って、福井観光を行った。これまで福井市は通過することはあっても、泊まったことはなかった。ちょうどこの3月に北陸新幹線が敦賀まで開通し、福井駅周辺も賑わっているとのことで、ちょうど観光にはよい機会だった。観光した翌日は、白山麓に移動して、加賀禅定道のしかり場をスキーで往復したのだった。

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福井観光を行ったのは、2024年4月1日である。まず行ったのは、勝山市にある福井県立恐竜博物館である。白山方面やスキージャム勝山スキー場に行く際には、よくこの博物館の前を通るのだが、これまで立ち寄ったことはなかった。見学した人たちの話では、決して子ども向きというわけではなく、内容も充実しており、結構楽しめるらしい。これはぜひとも行ってみなければということで訪れることにしたのである。

博物館の入館には日時指定の観覧券が必要で、ホームページから事前に購入することができる。予約に余りがある時間帯は当日券もあるが、週末や祝日に行くならば、事前に購入した方がよいだろう。常設展の観覧料は一般が1000円であるが、学生や団体、70歳以上の高齢者には割引がある。常設展以外の観覧や利用には別途料金が発生する。

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博物館の前からの山並みである。

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博物館の入口は建物の3階部分であり、入館するとエスカレーターでB1に下りて、B1から上の階へ進みながら見学していくことになる。平日ではあったが、学校は春休みということもあり、開館時から多くの家族連れで賑わっていた。

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常設展示は、恐竜の世界、地球の科学、生命の歴史の3つのゾーンに分けられている。恐竜の世界ゾーンには、恐竜の全身骨格や全身モデルが展示されている。ジオラマや対面スクリーンのダイノシアターもあり、恐竜時代を体感することができる。恐竜の系統関係が示されているのも素晴らしい。福井県の発掘調査で発見された恐竜や他の動植物化石も展示されている。

地球の科学ゾーンでは、地球科学の歴史、陸と海の堆積物、堆積物に埋積された化石、地球の活動、活動でできた岩石や鉱物などを系統的に展示している。

生命の歴史ゾーンは、自然史博物館を感じさせる専門的な内容で、46億年におよぶ長い地球の歴史の中で、生命が誕生し、地球の環境変化の中で進化と絶滅を繰り返し、人類誕生までを時間の流れにそって展示している。私もほぼ同じ内容を自分の授業で解説しているので、生物学を学ぶ学生の学習にも役立つものである。

いずれのゾーンも決して子ども向きではなく、かなり専門的なので、大人や専門家でも充分に楽しめる内容であり、まだ見学したことのない人たちに来館を勧めたい。

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恐竜博物館の見学は午前中で終えて、勝山の食堂「徳兵衛」にて、福井名物のソースカツ丼とおろし蕎麦のセットを食べた。まずまずボリュームもあり美味しかった。

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午後は福井市にある一乗谷朝倉氏遺跡博物館を見学した。観覧料は一般700円であるが、恐竜博物館の観覧券をもっていると割引がある。また復元町並とのお得な共通観覧券もある。特別展の見学には別に観覧料が発生する。

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朝倉氏は織田信長に滅ぼされた戦国大名である。館内には、朝倉氏の歴史と城下町一乗谷について、豊富な出士品をもとに展示紹介している。様々な生活用品や職人の道具、武器武具などのほか、古文書や絵図も展示している。上の写真は、博物館建設の事前発掘調査で見つかった石敷遺構であり、間近で見学できる。朝倉当主の館の一部を原寸で再現していて、その中を歩いて見学できる。

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博物館の前を流れる一乗谷川沿いには多数の遺跡がある。その中には復元された当時の町並もある。復元町並の見学には博物館とは別途に入場料(一般330円)が発生する。博物館とのお得な共通観覧券もある。

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計画的に造られた道路をはさんで、武家屋敷や庶民の町屋がリアルに再現されている。

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再現された家屋の中には展示もある。

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復元町並の見学後は、朝倉館跡にも行ってみた。こちらは観覧料はかからない。

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最後の当主であった朝倉義景の墓所がある。

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朝倉館跡の中には庭園跡がある。

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朝倉氏遺跡を見学した跡は、ホテルにチェックインするために福井市街へ。せっかくなので、新幹線が開業した福井駅も見学した。

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福井駅前も恐竜がお出迎えしてくれた。動くし、声も出す。ここまで福井県が恐竜に力を入れているのも凄い。

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福井市街での宴の場として選んだのは、味処庄屋という店である。価格は比較的良心的で、新鮮な魚介類の刺身や美味しい料理が味わえる。写真は刺身盛合せである

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かにみそ

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ワカサギの天ぷら

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福井の地酒も揃っている。またリピートしたい店である。

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シメは、福井駅近くの麺匠麦之助というラーメン屋のの鶏泡白湯ラーメン。なかなかクリーミーで美味しかった。福井の昼と夜を堪能した1日だった。

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April 09, 2024

扇ノ山:落枝だらけの中を軽快にスキーで往復

テレマーク革靴とステップソール板の軽快な組み合わせで、2年ぶりに春の扇ノ山を上山高原から往復してきた。想定よりは残雪は多かったが、落枝だらけで、まともに滑れた所は少なかった。

【日程】2024年4月7日(日)
【山域】中国東部
【場所】扇ノ山
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク
【コースタイム】上山高原避難小屋7:30~小ズッコ登山口8:26~小ズッコ8:55~大ズッコ9:34~扇ノ山10:04-28~大ズッコ10:52~河合谷牧場1160m小ピーク11:16~~小ズッコ11:32〜小ズッコ登山口11:47~上山高原避難小屋12:22

今シーズンは雪不足ということもあり、関西以西では滑る機会がなく、4月を迎えてしまった。そろそろ賞味期限ではあるが、ダメ元で扇ノ山に行ってみることにした。春の扇ノ山には毎年のように通ってはいたが(2022年4月10日の記録)、昨シーズンは行く機会がなかったので、2年ぶりのことになる。上山高原からならば、テレマーク革靴とステップソール板の組み合わせにて、シール無しで軽快に往復できる山である。

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7時に上山高原に到着する。すでに車が2台駐まっていた。

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スキーを担いで歩き出すと、空の高いところを比較的大型の猛禽類が飛んでいるのに気がついた。上山高原はイヌワシの生息地でもあるので、その可能性はあるが、トビの可能性もある。

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思ったよりは林道上に雪が残っている。

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早速、スキーを履く。ステップソール板なので、緩斜面であればシール無しで登れる。

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やはり雪は途切れたが、3ピンビンディングなので、スキーの脱着は簡単である。おまけに今回は山岳スキー競技用のザックを持ってきたので、スキーのザックへの装着もスピーディーにできる。

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林道には計2箇所の雪が途切れている所があった。

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歩き出して1時間ほどで、小ヅッコ登山口に着く。

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例年であれば夏道を行かずに、谷の左岸側のオープンな斜面を登るのであるが、雪不足で藪が濃い。夏道も同様な感じだったので、藪漕ぎ覚悟でいつもの谷の左岸側の斜面に取り付いた。

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スキーを脱ぐことなく、藪を掻い潜りながら、なんとか小ヅッコ付近に出ることができたが、残雪は少ない。

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道標が出ている。

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大ヅッコを通過する。この辺りは雪の上に落枝が多い。3月のドカ雪で折れたのだろうか。それとも雪融けで雪の中から現れたのだろうか。大ヅッコからは山頂手前のコルへまで下りとなるが、これらの落枝が障害となり、まともに滑れなかった。復路の滑りでも苦労しそうだ。

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山頂までの最後の登りに入る。だんだんと尾根が狭くなっていき、進路を藪に阻まれる。

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藪を掻い潜って進むと、避難小屋が現れる。ここが扇ノ山の山頂である。上山高原から2時間半での到着であった。誰もおらず、本日の山頂一番乗りのようだ。時間的には10時と早いが、ランチタイムとする。朝食を取ったのが5時なので、間隔としては悪くはない。

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山頂南側には氷ノ山が眺められる。

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氷ノ山の右側には東山などの眺め。それでは滑走へ。

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山頂からそのまま往路を戻るのは藪が鬱陶しそうなので、山頂の東側の斜面を滑ることにする。3ターンぐらいであったが、今回唯一まともに滑れた斜面だった。

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その後はトラバース気味にコルへ向けて滑るが、落枝が多すぎて、まともな滑走ラインが取れない。

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大ヅッコに登り返しても、状況は変わらない。

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キックターンを入れたりしながら、それでもなんとか滑っていく。途中で4〜5人ほどの登山者やスキーヤーとすれ違った。

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いつも帰りに滑って遊ぶ河合谷牧場も雪が少なく、遊べなかった。

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小ヅッコからは藪を掻い潜りながら滑っていく。滑るというよりかは歩いているという感じだが。

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なんとか林道に出る。

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あとは林道を滑っていくだけ。正面からBCクロカンを履いた人が来ると思ったら、テレ仲間のタイスケくんだった。今回テレマークデビューする新人を1名連れていた。山頂までは行かないそうで、まずはスキーで歩く練習とのこと。

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林道からのしょうぶ池の眺め。

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林道上では2回スキーを脱いだが、それでもスキーで滑ると断然速い。上山高原へ滑り込んで終了となった。13時前の下山でだった。落枝でまともに滑れなくても、テレマーク革靴とステップソール板という軽快な道具で、山頂往復をスピーディーに行うことができ、そこそこ楽しむことはできた。こういう楽しみができるのも、テレマークスキーの良いところである。このような軽快な道具で、この春はもう少し遊んでみたい。

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帰りに、麺屋てんかむてき村岡店に寄って、但馬黒そばを食べてみた。麺は太麺と細麺から選べるが、お勧めは太麺とのことで、太麺をチョイスした。濃い醤油味のスープで、麺と独特のぶつ切りのネギは但馬産とのこと、山スキーで汗を流した後にはしょっぱいのも悪くはない。ただし、流石にスープは飲み干せなかった。高血圧でもあるので。サービスでいただいた唐揚げも美味しかった。

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April 08, 2024

13年ぶりの加賀禅定道しかり場:一里野スキー場からスキーで往復

奥美濃から福井を経由して石川に移動し、13年ぶりに白山の北に位置する加賀禅定道のしかり場までスキーで行ってきた。

【日程】2024年4月2日(火)
【山域】白山
【場所】しかり場
【メンバー】Kazuさん、Cimaさん、マメゾウムシ
【天候】晴れ時々曇り
【装備】テレマーク1,XCDスキー1、ATスキー1
【コースタイム】のだいら9:10〜一里野ゴンドラ山頂10:05-14〜林道登山口10:47〜しかり場12:40-58〜林道登山口14:05〜一里野ゴンドラ山頂14:22〜のだいら14:30

奥美濃の大日ヶ岳野伏ヶ岳でのスキーツアーを終えた後は、1日休養日をはさんで、石川の山仲間のお誘いで、白山の北に位置する加賀禅定道のしかり場分岐を、白山一里野温泉スキー場から往復するスキーツアーを行った。

しかり場に行くのは実に13年ぶりのことであった。それは2011年の2月のことで、白山一里野温泉スキー場からしかり場までは今回と同じルートを取ったが、その時はまだ新雪の時期だったこともあり、ハライ谷尾根を滑走した。その時に案内していただいたのが、その後に私のテンカラ釣りの師匠となるなべさんであった。なべさんには北陸方面での山スキーや渓流釣りのルートをいろいろとご案内いただいたが、残念ながら、昨年の2月5日にスキーツアー中の突然の心臓発作の発症によって、この世を去ってしまった(2023年3月9日のブログ記事)。なべさんの亡くなった場所も、この同じルート上であり、一里野温泉スキー場のトップを出発して、すぐの所であった。13年前に一緒に同行したはまさんも既に故人であり、私にとってはなんとも感慨深いツアーとなるのだった。

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一里野温泉スキー場のロッジ前の駐車場に8時半に集合し、そのまま車で林道をのだいらまで上がった。今回のメンバーは、久しぶりにご一緒するCimaさんと、初めてご一緒するKazuさんである。2人とも石川県在住で、最近はよく一緒にスキーツアーに行っているらしい。

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今回は時期が遅いため、ハライ谷には降りられないので、ここからしかり場を往復するだけである。半分はゲレンデで、残りの半分が危険度の低い稜線であるので、比較的軽装にて出発した。

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正面のゲレンデを登るのではなく、林道経由にてゴンドラ山頂駅に向かう。気温が高く、早速、汗が噴き出す。奥美濃の疲れと前日の飲み過ぎもあり、私の調子はそれほど良くなかった。一方、2人は調子がよさそうだ。年齢による衰えを感じさせない。

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1時間ほどのシール登行でゴンドラ山頂駅に着く。

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スキー場トップの小ピークを越える。

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すぐに昨年になべさんが亡くなった場所に着く。合掌してから通過した。

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2箇所ほど雪が途切れていたので、その度にスキーを脱いだ。

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その後は雪切れはなかった。

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ゴンドラ山頂駅から30分ほどで林道に出る。ここは林道登山口となっているらしい。

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13年前は稜線を進んだが、取り付きの雪の付き方が悪かったので、しばらくは林道を進むことにする。

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右手にある檜倉のピークを過ぎたあたりで、稜線のコルに向けて谷状の地形に取り付いた。

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稜線上を進むと、すぐに標高差40mほど下りになるので、シールをつけたまま滑る。その後はしかり場までひたすら登りとなる。

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正面に見えるしかり場を目指して稜線を進む。

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あともう少しである。

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13年ぶりのしかり場に到着する。

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しかり場からは白山を拝むことができる。

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しかり場からは往路を戻るのだが、行きに目をつけていた良さそうな斜面を選んで滑った。新雪の時期ならば、ハライ谷方向へ滑って一里野温泉スキー場に戻ることができるが、この時期は下部にもう雪はない。

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今シーズン初の快適ザラメであった。

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登り返し地点に着く。ステップソール板のCimaさんはそのまま登り、Kazuさんと私はシールを貼って登る。

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再び滑走。下部はややストップ気味の雪ではあったが、それほど滑りに支障はなかった。

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林道に滑り込む。あとは往路を戻るだけ。

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雪切れ箇所はうまく迂回して、板を外すのは1回だけで済んだ。

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ゲレンデに戻る。

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最後はゲレンデを快適に滑走。

13年ぶりのしかり場へのスキーツアーは、なべさんやはまさんのことを思い出す感慨深いツアーであった。今シーズン初の快適ザラメ雪だったこともあり、稜線の往復だけでも充分に楽しむことができた。

今回の記録動画です。滑走シーンについては、こちらをご覧ください。

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April 06, 2024

野伏ヶ岳:山頂までシール登行にて北東尾根滑走

今シーズンの春スキー第2弾は、毎年恒例の野伏参り。昨年の同じ時期より残雪は多かったが、前日の大日ヶ岳と同様に湿ったザラメ雪の滑走となった。

【日程】2024年3月31日(日)
【山域】奥美濃
【場所】野伏ヶ岳
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】曇り
【装備】テレマーク
【コースタイム】白山中居神社7:50〜標高860m(シール登行開始)8:46-50〜ダイレクト尾根基部(標高1110m)10:22〜北東尾根とのジャンクション12:46〜野伏ヶ岳13:02-17〜北東尾根滑走〜湿原13:53-14:06〜和田山牧場跡石碑14:25-32〜林道滑走終了地点(標高860m)14:54〜白山中居神社15:30

今シーズンの春スキー第2弾は、毎年恒例の野伏参りを行うことにした。野伏ヶ岳は昨シーズンも同じ時期に滑っているが、昨シーズンは後半に降雪が少なく、雪融けが早かった。スタート地点である白山中居神社から林道を50分もスキーを担いだだけでなく、登りに使ったダイレクト尾根は藪が濃くてシートラを強いられた(2023年3月27日〜29日の記録)。今シーズンは2月までは積雪が少なかったが、3月に入ってからかなりの降雪があった。はたして今年はどれぐらいの残雪があるかが気になるところだ。

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宿泊したワンゲル部山小屋を7時過ぎに出発し、30分もかからずに白山中居神社の駐車場に着いたが、すでに満車に近いぐらいの車が停まっていた。

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石徹白川にかかる大進橋を渡って、和田山牧場跡への林道に入る。林道を進むと、すぐに小白山谷にかかる橋を渡る。写真は渡ってから撮ったもの。

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すぐに雪道になり、スキーのトレースもあった。もしやもう雪がつながったのだろうか。早速、シール登行を始めるが...

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やはり林道上の雪は途切れていた。

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標高860m付近(「これより先は私有地」の看板手前)から雪がつながった。雪融けが早かった昨年は標高880m付近まで林道上の雪がつながらなかったが、今年は少しばかり早めに雪がつながった。ここからは一度も板を脱ぐことなく、山頂までシール登行で行けた。明らかに昨年の同じ時期より今年は残雪が多い。林道のヘアピンカーブはショートカットして進んだ。

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いつもは和田山牧場跡を経由してダイレクト尾根に取り付くが、今回は和田山牧場跡を経由せずに、ダイレクト尾根の基部を目指すことにする。標高1300m付近にある林道分岐を左に進む。

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林道はすぐに不明瞭となり、尾根を回り込む感じで進むと、小白山谷の枝沢の源頭に出る。

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ダイレクト尾根の基部に乗り上げる。ここで早くも下山してきた登山者2名とすれ違う。踏み跡はそこそこついていたので、このルートを利用する人はそこそこいるようだ。時間的には和田山牧場経由とそれほど違いはない気がする。

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こにあたりはクマの密度は高いようで、クマ棚が結構ある。この時期はクマが冬眠から覚めて活動を始める頃でもあるので、気をつけないといけない。

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シール登行にて最初の急登を登り切ると、野伏ヶ岳の山頂が現れる。去年は、この急登で藪が濃くて、シートラを強いられた。

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すぐに次の急登が始まる。そのままシール登行で進む。雪は緩んでいるので、滑落の危険は少ないが、3週間のブランクがあったためか、スピードは上がらない。ここまでで登山者2組に追い抜かれる。かってトレランの大会や山岳スキーレースに参加していたとは思えないスピードの落ちようである。年齢による衰えもあるが、アキレス腱を痛めてから、走れなくなったので、トレーニング不足であるところは大きい。

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急登を登り切ると、北東尾根とのジャンクションに出る。昨年はこの手前で雪が途切れていただけでなく、笹藪漕ぎも強いられた。

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野伏ヶ岳の山頂に着く。山頂には風よけのブロックが積まれていて、登山者が休んでいた。SNS情報によると、このブロックは前日に登ったパーティーによって積まれたものらしい。

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手前は隣の薙刀山である。この奥に白山が見えるはずだが、残念ながら雲の中だった。

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山頂からは中央ルンゼか北東尾根を滑走する予定だったが、雪が水分を含んでいて重そうだったので、急斜面の中央ルンゼではなく、無難に北東尾根を選択した。予想通りの湿雪で少々疲れたが、ターンのできない雪ではなく、そこそこ楽しむことはできた。

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標高1200mぐらいから右寄りにトラバース気味に滑っていくと、湿原に出て滑走終了である。尾根に忠実に降りすぎてしまうと、小さな谷を何回か横断することになる。沢割れしていれば、登り返しを強いられるし、場合によっては徒渉になってしまう。昨年はこの湿原でワンゲル部員たちとテン泊をした。

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和田山牧場跡からの野伏ヶ岳。湿原から和田山牧場跡まではやや登りなので、シールをつけて進んだ。

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野伏ヶ岳から右回りにて薙刀山と願教寺山である。

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その右に雲の中に別山があり、さらに右に初河山と芦倉山がある。

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さらに右を向くと、大日ヶ岳である。

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最後の滑走は林道である。

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雪が途切れたところで滑走終了。そこからはスキーを担いで林道を下っていく。30分ほどで石徹白川に出て、白山中居神社へ下山となった。

今年の野伏ヶ岳は例年の4月中旬ぐらいの残雪量ではあるが、それでも昨年よりは残雪が多かった。今シーズンは前半の降雪が少なく、このままではシーズンが早く終わってしまうと思われたが、3月に入ってからの降雪で持ち直してくれた。いつまでも春スキーができる環境が維持されることを祈りたい。

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April 05, 2024

大日ヶ岳:今シーズン4度目は湿雪重雪スキー

3月末となり、いよいよ春スキーの開幕。まずは今シーズン4度目となる大日ヶ岳へ。過去3回はパウダーだったが、今回は直前に降った雨の影響で湿雪重雪だった。

【日程】2024年3月30日(土)
【山域】奥美濃
【場所】大日ヶ岳
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】曇りのち晴れ
【装備】テレマーク
【コースタイム】高鷲スノーパークゲレンデトップ10:02〜前大日10:33〜大日ヶ岳10:54-11:03〜大日谷1550m地点11:08-29〜大日ヶ岳12:05-14〜叺谷1510m地点12:21-31〜前大日東面1610m地点12:57-13:04〜高鷲スノーパークゲレンデ復帰1330m地点13:17〜高鷲スノーパークセンターハウス前13:30

3月末となり、いよいよ春スキーの開幕である。学会参加や悪天などで実に3週間ぶりのスキーとなる。夜間の長距離移動もあるので、まずはお手軽にということで、今シーズン4度目となる高鷲スノーパークからの大日ヶ岳へ行くことにした。今シーズンの過去3回の大日ヶ岳はいずれもパウダーでよい思いをした(1月5日1月27日3月11日の記録)。さすがに今回はパウダーはなさそうだが、春のザラメ雪は期待できるかもしれない。

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前日の夕方に自宅発だったが、高速代をケチるためにオール下道にて移動した。途中の道の駅にて3時間ほどの仮眠を取って、高鷲スノーパークに着いたのは9時を過ぎていた。週末ではあったが、3月末ということもあり、高鷲スノーパークはピーク時よりだいぶ空いている感じがした。

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インフォーメーションにて登山券2500円(預り金500円含む)を購入し、ゴンドラにてゲレンデトップに上がる。ゲレンデトップを10時出発ということもあったが、山頂へ向かう登山者やスキーヤーもいつもより少ない感じがした。入山場所にはビーコンチェッカーがあるので、それでビーコンの作動をチェックしてから、シール登行にて歩き始める。直前の雨の影響もあり、水を含んだ重いザラメ雪で、どうやら快適ザラメではなさそうだ。

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前大日からの大日ヶ岳。スキーヤーはいないかと思ったが、途中で6人ぐらいのパーティーと会った。

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大日ヶ岳の山頂に到着する。

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前回は快晴で見事な展望だったが、今回は雲が多く、白山は雲の中だった。

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いつも通りに、まずは北面の大日谷を滑走する。やはり湿雪重雪で、滑れないことはないが疲れる。

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いつも通りに谷が狭くなる標高1550m付近滑ったら、山頂に登り返す。

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2度目の山頂である。あまり快適ではない雪だったので、今回は早めに切り上げることにする。

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次は叺谷を滑走する。こちらもいつも通りに標高1510m付近まで滑る。叺谷は東斜面のため日射の影響を受けるので、さらに雪が重かった。単独のスキーヤーが返す準備をしていた。話したところ、大日ヶ岳は初めてのことで、どうやら長野からはるばる来られたらしい。

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これまたいつも通りに前大日の方向に登り返す。

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セッケイカワゲラが雪の上を歩いていた。

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前大日の直下まで登り返す。

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最後は叺谷方向への滑走で締める。

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谷底まで下りずに、途中から尾根をトラバースして尾根を回り込めばゲレンデに出ることができる。あとはゲレンデをセンターハウスへ滑り込むだけだ。

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下山後は、白鳥のスーパーで買い出しを行ってから、高鷲スノーパークから車で30分ほどの位置にあるワンゲル部山小屋に移動した。

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この晩は山小屋への宿泊は私のみ、薪ストーブの灯の前にて、1人宴を味わった。

野伏ヶ岳につづく

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