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March 14, 2024

ワンゲル部3月合宿その1:3月のワンゲル部山小屋裏山にて、まさかの2週連続のパウダー滑走!

ワンゲル部山小屋の裏山にてパウダー滑走を楽しんだのが、ちょうど1週間前だった。裏山では今シーズン最初で最後のパウダーと思っていたが、今回も冬型の配置になり、まさかの2週連続のパウダーを当てることができた。

今回は現役部員の3月合宿(2024年3月9日〜12日)での技術指導のために同行した。1月と2月は冬とは思えない暖かい日が多かったが、3月に入ってから冬らしい寒い日が続いていた。この週も冬型の気圧配置になるということで、全国的に雪崩事故が多発した前の週と同じ気象条件が想定された。当初の予定では、奥美濃石徹白の和田山牧場跡をベースキャンプとし、野伏ヶ岳や小白山など周辺の山を滑る予定だった。しかし、これらの山々の上部は無木立の斜面が多く、雪崩リスクが多少なりあった。特に野伏ヶ岳南面は数年に1回は大きな雪崩が起きており、木々が折れた跡が残されていることが多い。山仲間とのスキー山行の計画ならば、とりあえず現地へ行ってみて、現場で雪の状態をみて意思決定することを選んだかもしれない。しかしながら、スキー技術がまだ未熟で雪山の経験の少ないワンゲル部員との山行計画については、指導者として安全のマージンを多く取らざるを得ない。積雪が維持されているならば、山小屋の裏山でも充分に滑れるに違いない。今回は安全を優先して、山小屋をベースにスキー山行をすることにした。結果論にはなるが、野伏ヶ岳には多くの登山者やスキーヤーが入山し、危惧していた雪崩事故は起こらなかったようだ。

3月8日の夕月に堺を発ち、奥美濃へ向かったが、現地へ近づくと、天気が雨から雪に変わった。夜遅くなるほど雪の降りは酷くなり、前の週とは比較にならない大雪となった。車がスタックするリスクがあったため、夜のうちに山小屋入りすることは諦め、麓の道の駅での車中泊を選択した。翌朝は、道路の除雪が終わった頃に出発し、無事山小屋に上がることができた。

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この1週間は天気が良くなく、前の週に降った雪はそれほど溶けずに、今回の降雪で、明らかに山小屋周辺の積雪は増えていた。新雪が30cm程度は積もっていた。

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前の週はかなり出ていたササも、大部分が再び雪の下に埋まっていた。一休みしたところで、裏山へ偵察へ行くことにした。

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前の週は途切れかけていた裏山へのアプローチの林道もまた雪がつながっていたが、今シーズンの雪不足で目立つ段差が解消されるほどではなかった。ラッセルはやや重めの雪であったが、現役部員3名にラッセルを回してもらうので、私は楽に後ろをついていくのみ。

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下部の植林内も積雪が増えたことで、だいぶ滑りやすくなっていた。

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念のため、コンプレッションテストをやってみた。新雪と旧雪の結合が悪そうだが、それほど明瞭な反応ではなかった。樹林帯の中であれば問題はなさそうだ。

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さらに登るが、稜線に近づくと、風が強くなる。

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風も強く上部の視界がよくないので、いつものピークまでは上がらず、途中の台地状の小ピークまでとした。

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期待した通りにふわふわの軽いパウダー滑走となった。

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そうであれば、登り返してもう1本滑りたくなる。すでにトレースをつけていくので、登り返しは高速道路を進むようで楽だ。登り返していくと、さらに風が強くなり、風で動いた雪で、すでにトレースが消えかかっていた。

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再び台地状の小ピークに着くと、視界が悪く、本日はこれぐらいにしておいた方がよさそうだ。

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再びよい雪を滑る。

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下部の植林も良い雪だった。ここまで下ってくると、実に気象条件は穏やかになる。

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山小屋に滑り込み、本日の行動が終了した。

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結局、雪は1日中降り続いた。山小屋に帰ってからも、これまでの融雪が回復するぐらいの見事な降りが続いた。この気象条件であるならば、よい雪は翌日も維持されるにちがいない。翌日も雪崩リスクがほぼない裏山ツアーで充分であるだろう。天気の回復が見込まれるので、もっと上まで行けるにちがいない。今シーズンは雪不足で諦めていた新たな裏山スキールートの開拓もできるかもしれない。

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冷えた体を薪ストーブで外から温めて、お酒で内部から温める。雪は翌朝まで降り続いた。

ワンゲル部3月合宿その2につづく

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