ワンゲル部山小屋でハチ退治と新規沢開拓
先週末は、1ヶ月ぶりに奥美濃にあるワンゲル部山小屋に入った。いきなりの最初の作業は、山小屋の外壁内に巣を作ったキイロススメバチの駆除だった。
つい1ヶ月前に入舎した時は全く気づかなかったが、知らないうちに外壁内にキイロスズメバチが巣を作っていて、トイレの外側の土台と外壁の間からハチが出入りしていた。巣が大きくなったことにより、ハチの出入りも盛んになり、かなり危ない状況だった。
駆除方法は、まずは出入りしているスズメバチをスズメバチ用の殺虫剤で駆除して、それからハチが出入りしている穴へ殺虫剤を噴射した。外壁内なので全容が見えず、全て駆除できたかがなんとも言えないが、棒で突っついても中からハチは出てこなくはなった。それでも外出中のハチは帰ってくるので、翌日も駆除を継続した。危惧するのは、外壁内にまでうなく殺虫剤が噴霧されたかである。女王バチが生きていれば個体数は回復するかもしれない。しばらく様子を見て、ハチの出入りが確認されるならば、ハチ駆除の専門業者に駆除を委託することになるだろう。
そんなことはあったが、本来の山小屋に入舎した目的は、渓流釣りと沢登りのための新規の沢の開拓である。初日はスズメバチの巣の駆除もあったので、渓流釣りのための沢を調査することにした。山小屋の近くの沢については、ほぼ調査済みなので、少し離れた沢に行ってみることにした。
藪沢だったが、なんとかテンカラ竿を振れる。よく行くA谷やB谷に渓相は似ている。
まず釣れたのは小さなアマゴだった。その後に良型のアマゴが釣れた。
しばらく連れない状態が続いて、ようやく釣れたのがイワナだった。
今回は下流部の調査だけとしたが、全体的にそれほど魚影は濃くなく、魚もスレている感じだった。沢に沿って林道があるので、釣人も入るのだろう。上流部まで行けば状況は変わるかもしれないが、上流部の調査は次の機会とした。
沢沿いの林道では、ハンミョウが我々を案内するかのように、先行して飛び歩いていた。
オニヤンマ
早々と山小屋に帰り、ジンギスカンなど肉料理で宴を始めた。翌日は、沢登り目的で新規の沢を調査する。
Comments