金剛山 高天谷 左俣:ワンゲル部員と今シーズン初の沢登り
今シーズン初の沢登りで、ホームの金剛山の高天谷を、ワンゲル部女子部員2名と一緒に遡行してきた。まだ体が沢に慣れていないせいか、体が少々重く、まだベストな状態ではなかったが、今シーズンの沢登りのスタートを切ることができた。
【日程】2023年5月20日(土)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 高天谷左俣
【メンバー】ワンゲル部員2名、マメゾウムシ
【天候】曇り
【コー スタイム】高天彦神社駐車場9:30~高天滝下9:40~10m大滝下10:00~二俣11:45~郵便道(920m地点)13:11-21~高天彦神社駐車場14:15
スタートとなる高天彦神社の駐車場は、前日の雨で大きな水たまりができていて、そこだけ車が停まっていなかったが、後から来た車は、満車のため、やむを得なく水たまりの中に駐めていた。高天彦神社のトイレが改装されていたのは良かった。以前は男女の区別がされていなかったが、男女別の区切りができて、きれいになっていた。
高天滝6mから入渓する。この日は前日の雨から天気が回復して気温も上がる予報だったが、入渓時でまだ雲が厚く、涼しいぐらいであった。
高天滝は、左岸に設置されているハシゴを使って巻く。
高天滝の上はゴルジュとなる。高天谷は平水時の水量が少ないので、多少増水する程度がちょうど良いのだが、前日の雨にもかかわらず、水量はほぼ平水だった。
3m滝とその背後に堰堤が現れる。
ワイヤーがフィックスされている右岸からまとめて巻く。
上部が開けた先にかっての10m大滝が現れる。滝壺が埋まってしまい、現在は8mぐらいの高さである。
いつも通りに左岸から高巻く。
崩壊地の通過となる。
再び流れは植林の中へ入っていく。ここからが核心となる。
次々と出てくる滝を直登していく。
上部に倒木のかかる5m滝が現れる。これも直登するが、2回生のために上からロープを垂らした。
ゴルジュチックとなる。
いつもちょっと手こずる小滝が現れる。シャワーを浴びる覚悟があれば、それほど難しくはないのだが、まだ水温が低いので、私は左から巻き気味に越えた。
部員たちは右から越えた。
再びゴルジュ状となると、
5mトイ状滝が現れた。
ここはシャワーは避けられないので、覚悟を決めて、シャワーを浴びながら越える。
滝が一段落したところで、壊れた古い堰堤を通過する。
倒木で埋まった二俣に到着する。倒木を掻い潜って、左俣へ入る。
大滝2段20mがすぐに現れる。ここは念のためロープを出して確保した。陽が出てくれないので、確保中は体が冷える。
大滝の落口に出る。
4m滝を越える。
最後の4m滝を越えると、
植林の中の緩い流れに変わる。
そのまま詰めていくと、左上に郵便道とよばれる登山道が現れるので、登山道まで登ったら遡行終了である。ここで沢装備を解除する。
そのまま郵便道を下山すると、高天滝の前に戻る。
まだ体が沢に慣れていないせいか、体も少々重く、まだベストな状態ではなかったが、今シーズンの沢登りのスタートを切ることができた。実際に体重は増えていたのだが、これまでと変わらずにいつもの滝たちを直登できたのには多少安心した。まだまだ老け込むわけにはいかない。沢泊に備えて、調子を上げていきたい。
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