ワンゲル部の和田山牧場跡ベース春山訓練3:野伏ヶ岳南面滑走
ワンゲル部の和田山牧場跡ベース春山訓練の最終日である3日目(3月29日)の記録です。概要についてはこちらをご覧ください。
前日に野伏ヶ岳のピークハントで実戦訓練を行ったワンゲル部だが、最終日は実戦訓練第2弾として、薙刀山の往復を予定していた。しかしながら、急激な雪融けで推高谷の徒渉地点を渡れない可能性があった。また前日に登った野伏ヶ岳の山頂から眺めた限りでも、薙刀山の斜面の雪の付きが悪く、徒渉できたとしても斜面に取り付けない可能性も高かった。そのような理由から、当初の予定を変更して、小白山に行き先を変更することにした。小白山の山頂までは雪が繋がっていないが、行ける所まで行って、良さそうな斜面を滑ることができればよいだろう。この日は下山を含めて、山小屋に立ち寄って後片付けを必要もある。その時間も考慮すると、正午ぐらいにはテントを撤収したいところである。滑走技術の低い者は、野伏ヶ岳南面の緩斜面を滑ってもらうこともできる。
最終日の朝も見事な快晴であった。放射冷却で朝方にだいぶ冷え込んだため、雪はカチカチに凍っていたが、すぐに緩みそうだ。
雪が緩み始めた8時にテン場を出発する。
ダイレクト尾根の基部を目指す。
このあたりはクマ棚が多い。
ダイレクト尾根の基部に着く。こぶが複数あるブナが気になった。
野伏平を小白山に向かって進む。
沢割れ箇所が多く、ルート取りに苦労する。
小白山は時間的に厳しくなってきたので、野伏ヶ岳南面に行き先を変更する。
標高1220mあたりまで登って、滑走することにした。野伏ヶ岳南面は数年に1回ほど大きな雪崩が起こっているようで、木がまばらで、折れている木も多い。そこをダイレクト尾根の基部を目指してややトラバース気味に滑った。
テレマーク2シーズン目の主将の滑り。
ダイレクト尾根を越えて、湿原に出る。
幕営地に戻り、テントを撤収する。撤収時間がちょっと長いような気がしたが、もう少し速くできるようになるべきだろう。
3日間を過ごした和田山牧場跡を後にする。
最後の滑りは林道である。ボブスレーのように滑っていく。
雪がなくなった所で、シートラにて下山する。
山小屋に戻って後片付けをしてから、帰路についた。山小屋の前では早くもザゼンソウが咲いていた。
ワンゲル部員においては、しっかり今回の合宿の反省会を行ってほしいところだ。登山における安全は、体力と技術があって確保されるものであるからだ。




















Comments