伯耆大山:まったり木谷支渓(槍ヶ峰南面)を滑走
烏ヶ山カーラ谷を滑走し、大山地ビール飲み放題を楽しんだ翌日は、槍ヶ峰南面に位置する木谷支渓にて、まったりと樹林帯滑走を楽しんだ。
【日程】2023年3月12日(日)
【山域】中国
【場所】伯耆大山 木谷支渓(槍ヶ峰南面)
【メンバー】Fukikoさん、Chiyukiちゃん、かねやん、ミケちゃん、マメゾウムシ
【天候】晴れ時々曇り
【装備】テレマーク5
【コースタイム】奥大山スキー場8:36~キリン峠手前1260m10:54-11:09〜木谷支渓(槍ヶ峰南面)1410m12:25〜滑走〜1260m休憩地12:39-13:34~奥大山スキー場14:23
前夜は大山地ビール飲み放題にてビールをたらふく飲んで、さらに2次会までも行った。当然ながら、翌日は早くは起きられない。そのため、この日の予定は、奥大山スキー場からキリン峠を経て、振子沢を行ける所までと考えていた。
この日のメンバーは、前日参加のpianさんと入れ替わって、岡山のテレマーカーが2名が参戦し、計5名にて、奥大山スキー場を8時半にスタートした。奥大山スキー場は今シーズンは休業中のため、トイレも閉まっていた。
車道脇の雪上をシール登行で進むが、木谷を渡る橋でいったんスキーを外す必要があった。
最初はメローなブナ林を進む。この日も3月上旬とは思えない暑さであった。
木谷支渓の出合を越えて、キリン峠方面への尾根に取り付く。
尾根を登っていくが、積雪が少ないためか藪が濃い。おまけに尾根上は雪が繋がっていなかった。仕方なく、キリン峠方面へ進むことは諦めて、槍ヶ峰の南面になる木谷支渓へ転進することにした。
尾根上でシールを外して、木谷支渓方面へドロップする。前日のカーラ谷と同様にこちらも湿雪重雪であった。
再びシールをつけて、槍ヶ峰の南面を登る。槍ヶ峰南面に来るのは2021年3月27日以来で、2年ぶりのことである。その時も3月下旬としては残雪は少なかったが、今回は3月上旬でありながら、だいぶ藪が出ていて、4月上旬ぐらいの風景であった。ここからはベースを決めて、各自が好きなだけ滑走を楽しむことにする。
私は標高1410mぐらいまで登って滑走した。上部は落石が多いので、それらを踏まないように滑る必要があった。
湿雪重雪のため滑走はテクニカルであったが、そこは悪雪ばかり滑っている関西のテレマーカーであるので、しっかり滑ってみせる。
それぞれが自由に登り返して滑走を楽しんだ。
前日に滑った烏ヶ山を見ながら滑る。
13時半を過ぎたところで、そろそろ切り上げて戻ることにする。
樹林の中はそれほど悪い雪ではなかった。
下部はメローな斜面の滑りとなる。ややブレーキはかかる雪であったが、止まってしまう雪でないだけマシである。
木谷寄りに滑ってしまったので、最後に谷を1つ越えることになったが、スキーを履いたままクリアできた。
車道に出ても、車道脇の雪をつなげて滑る。
駐車場所に戻って、槍ヶ峰方面を振り返る。
今シーズンも伯耆大山でスキーができたが、西日本や奥美濃では、例年にない雪融けの早さを感じる。地球温暖化が原因であることは明らかだろう。個人でできることは限られるが、なるべく車は乗り合わせて行くことで少しでも二酸化炭素の排出量を減らすなど、スキーを愛する人たちは地球温暖化についてもう少し真剣に考えた方がよいかもしれない。
編集した動画です。
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