ワンゲル部2月合宿1:山小屋の雪下ろしとスキー練習
2023年2月8日〜12日の日程で、私が顧問をしているワンダーフォーゲル部(略称:ワンゲル部)の2月山小屋合宿が行われた。ワンゲル部は奥美濃に山小屋を所有していて、毎年2月にはその屋根の雪下ろしを行っている。私が顧問になってからは、雪下ろしだけでなく、合宿の中で山スキーのためのゲレンデ練習や雪上訓練も行っている。移動日の2月8日を除くと4日間の合宿だが、前半2日間で山小屋の雪下ろしを行い、後半2日間で雪上訓練を行う予定だ。私も現役部員たちにスキーと雪上訓練の指導を行うために同行した。
1日目の雪下ろしが始まった。
年末合宿の際にも雪下ろしは行ったが、その時からさほど屋根の上の積雪量は増えておらず、例年よりも明らかに積雪量が少ない。これは人手は充分に足りるだろうということで、私は山小屋に隣接するウイングヒルズ白鳥スキー場へ滑りに行くことにした。
快晴の天気の中、ゴンドラに乗って、ゲレンデのトップに上がる。
ゲレンデトップから西方向の展望。
こちらは南西方向の展望。
クルージングコースの傍らにはクマ棚があった。
ランチのために山小屋に戻ると、ほぼ雪下ろしは終わっていた。積雪が少なかったこともあり、過去にない早さでの終了であった。
午後からはワンゲル部員たちも一緒に滑る。私は、今シーズン初の細革テレマークでゲレンデ練習を行った。1本滑ったら、勘はすぐに戻った。
夕食では、利きワイン。
翌日は、前日の快晴と打って変わっての大雪。雪下ろしが1日で終了したので、この日はゲレンデにて、ワンゲル部員たちにテレマークスキーの指導を行なうことにした。対象は19歳から21歳までの男子3名と女子2名の計5名。3年生女子が主将で、彼女はテレマーク2シーズン目になる。3年生男子と1年生の男女2名は昨年末にテレマークデビューしたばかり。残りの1年生男子は、本日にめでたいテレマークデビューだった。南岸低気圧の通過による湿雪重雪でなかなか難しい状況だったが、真剣に練習に取り組むワンゲル部員たち。昨年末に指導したときよりもだいぶうまくなっていた。悪天のために写真を撮ったのはこの集合写真だけだった。
夕食時の風景。明日からは雪上訓練だである。
ワンゲル部2月合宿2につづく
Comments