新年初滑りは毎年恒例の白馬スキー
年末のワンゲル部山小屋合宿を終えた後は、毎年恒例の白馬へ転進した。
車中泊で年越しした我々は、元旦は白馬への移動のみとした。平湯・安房トンネル経由で下道を200km移動したが、途中の平湯手前の久手牧場の入口には、猫岳に向かうトレースと、前日に付けられたと思われるシュプールが残っていた。ちょっと行ってみるかと、同行のワンゲル部主将に聞いてみたが、どうも乗り気でない。残念ながら、ここは素通りすることにした。
新年最初のランチはステーキ宮豊科店にて、元旦からステーキをいただいた。
空にはハヤブサかチョウゲンボウか、猛禽類が1羽飛んでいた。
夕方にペンションハスキー入りし、毎年恒例の正月メンバーと合流した。メンバーはテレマーカーでもあるが、無雪期はトレラン界で活躍する人たちである。夜はもちろん宴となった。久しぶりに暖かい部屋でのベッドでの就寝となった。
正月は冬型が強まり、山は荒れるという天気予報のため、翌2日は白馬乗鞍スキー場にて、主将と2人でゲレンデ練習とした。他のメンバーは裏コルチナを滑るという予定であった。私と主将も同行を考えたが、ゲレンデのオフピステ斜面で転けまくる主将を見て、まだ時期早々と判断した。もし裏コルチナに行ったならば、主将にはかなりの修行になってしまうだろう。
夜は「コードネーム」というゲームを楽しみ、お酒に酔いながらも真剣に頭を使った。
白馬滞在最終日は、バックカントリーもしたいという主将の希望があり、コルチナスキー場から雨中ゲレンデへ滑りに行くことにした。
雨中ゲレンデは廃止されたゲレンデで、オフピステ好きの遊び場になっている。もちろんシールやビーコンなどのバックカントリー装備は必携である。
主将が滑り出す。テレマークしている!
転けながらも下りてくる。
雪まみれになりながらも、ボトムに滑り込んだ主将。
シールで登り返して滑るを繰り返す。天気も想定よりだいぶ良く、晴れ間も見えた。
最後に登り返して、コルチナスキー場に戻る。これで正月白馬スキーは終了である。
北陸周りの下道にて帰路につく。途中、あげ藤にて夕食を取る。ご飯、味噌汁、キャベツはお替わりし放題である。各1回ずつお替わりしたことは言うまでもない。
帰路途中、越前大野で車中泊。
越前大野に立ち寄った目当ては、伊藤順和堂のいもきんつばと、荒木商店の無添加の3年物の味噌であった。
今シーズンも何とかスキーシーズンのスタートを切れた。
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