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January 18, 2023

箱館山スキー場で悪雪練習

先週は気温が高く、日本海側でも雨予報とのこと。そんな週末は、山に入ってもパウダーは期待できず、悪雪が待っていることは予想できる。あえて遠出することもないだろうということで、ワンゲル部OBのHくんと、近場のスキー場にてテレマークスキーの練習でもするかということになった。行き先は、単にWINTER PLUSで電子チケットを比較的安く購入できた箱館山スキー場とした。チケット代は3400円で、当日の購入はできないので、前日までに購入しておく必要がある。

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4時起き、5時に堺の自宅を出発し、6時過ぎに宇治在住のHくんをピックアップした。宇治からは下道にて、箱館山スキー場の駐車場には8時前に到着できた。駐車場に入る際に、駐車場代として1000円支払った。

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駐車場にはまったく雪がなかったが、ゴンドラに乗ってゲレンデに上がると、滑走できるだけの雪はあった。基本的に緩斜面中心でゲレンデで、家族向きのスキー場である。いつもは週末は混雑するスキー場だが、この日は空いていて、リフト待ちはほとんどなかった。

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前日の雨の影響で雪の状態は悪い。朝のうちは凍結により、雪は硬かった。気温は高かったので、10時ぐらいから雪は緩んできた。朝のうちはリフトが2本しか動いておらず、ゲレンデは横移動しかできないので面白くはない。

そのうちに第4リフトが動き出したので、それからは第4リフトを中心に滑っていた。第4リフト側には上級者コースもあるのだが、残念ながら積雪不足でクローズしていた。第4リフトのコースにはピステンのかかっていないところがあるので、悪雪滑りの練習のつもりで滑ってみた。やはり雨で濡れた雪は重かったが、いい練習にはなった。

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ゲレンデ上部からは琵琶湖が眺められる。天気がよければ、白山も眺められるかもしれない。

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第2ヒュッテで早めの昼食を取った。とんちゃん丼というメニューを食べてみた。とんちゃんというので、豚かとおもったが、鶏肉料理だった。このとんちゃんは高島市のソウルフードのようで、味噌で甘辛く味付けした鶏肉料理である。奥美濃でよく見る鶏ちゃんと同じように思うのだが。奥美濃にはとんちゃんという味噌味の豚のホルモンもあるのだが。

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ゲレンデにバリエーションがないので、飽きてきたところで終了とした。まだ13時ぐらいであった。雪質を除けば、人も少なめで、なんとか雨にも降られず、時折、青空も見えたので、そこそこ楽しめたと思う。

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January 13, 2023

新年初登りは岩湧山:往路は砥石谷、復路はアシ谷

新年の初登りは雪山ではなく、近場の岩湧山だった。

【日程】2023年1月9日(月)
【山域】生駒・金剛・和泉
【山名】岩湧山
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】天見駅10:57〜砥石谷林道入口分岐11:15〜ダイトレ砥石谷道分岐11:49〜岩湧山三合目12:12〜根古峰12:26〜五ツ辻14:10〜岩湧山13:24-46〜五ツ辻14:10〜根古峰14:38〜アシ谷林道入口分岐15:32〜流谷八幡神社15:40-49〜天見駅16:05

1月の3連休ではあるが、年末年始の山籠もりから帰ってきたばかりである。交通費も馬鹿にならないし、疲れも抜けてはいないので、この3連休は遠出はしないことにした。しかし、何もしないのも体力の低下を招いてしまう。年末年始の山籠もりでの暴飲暴食で体重は増加気味でもある。連休の最終日ぐらいは運動をということで、ホームの岩湧山へハイキングに行くことにした。

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南海高野線の天見駅を起点に、往路は砥石谷林道から岩湧山の山頂を踏み、復路はアシ谷林道とした。

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流谷への道を進み、砥石谷林道に入る。

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ダイトレに合流する。

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岩湧山三合目までは階段状の急登が続き、久しぶりに息が上がった。

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四合目からはうっすらと積雪があったが、登山道上には一部を除いて雪は残っていなかった。

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アップダウンを繰り返して、岩湧山への最後の登り。

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岩湧山の山頂に到着。山頂からの大阪平野の展望は霞んでいた。黄砂が飛んでいるのだろうか?

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金剛山より北の山々の展望。

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復路は根古峰の看板まで往路を戻って、看板左の林道状の道に入る。

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この道は根古峰ピーク巻いているので、そのまま進んでいくと、根古峰ピークからアシ谷への登山道に合流する。

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急斜面を下りて、アシ谷林道に出ると、倒木が多い。年末の降雪のせいか? 倒木を掻い潜りながら進む。

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土砂崩れも1ヶ所あった。

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通行はなんとかできた。

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途中で、いつも素通りする流谷八幡神社に寄ってみることにする。

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歴史ある神社である。

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この神社では、毎年1月6日に「縄掛け神事」が行われる。この神事は、重さ約100kg、長さ約70mの注連縄を社殿前方にある大杉と、川を挟んだ柿の木の間にかける。注連縄はまだかけられていた。

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拝殿へは坂の横の道から入る。鳥居の下は石積みの壁になっている。本殿は拝殿を入って階段を登ったところにあるが、立入禁止となっていた。拝殿で新年の初詣となった。

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拝殿に行く前の坂の道を上がっていくと、薬師寺という小さなお寺があった。

神社から天見駅は10分ほど。たまには社会見学もよいものである。

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January 07, 2023

新年初滑りは毎年恒例の白馬スキー

年末のワンゲル部山小屋合宿を終えた後は、毎年恒例の白馬へ転進した。

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車中泊で年越しした我々は、元旦は白馬への移動のみとした。平湯・安房トンネル経由で下道を200km移動したが、途中の平湯手前の久手牧場の入口には、猫岳に向かうトレースと、前日に付けられたと思われるシュプールが残っていた。ちょっと行ってみるかと、同行のワンゲル部主将に聞いてみたが、どうも乗り気でない。残念ながら、ここは素通りすることにした。

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新年最初のランチはステーキ宮豊科店にて、元旦からステーキをいただいた。

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空にはハヤブサかチョウゲンボウか、猛禽類が1羽飛んでいた。

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夕方にペンションハスキー入りし、毎年恒例の正月メンバーと合流した。メンバーはテレマーカーでもあるが、無雪期はトレラン界で活躍する人たちである。夜はもちろん宴となった。久しぶりに暖かい部屋でのベッドでの就寝となった。

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正月は冬型が強まり、山は荒れるという天気予報のため、翌2日は白馬乗鞍スキー場にて、主将と2人でゲレンデ練習とした。他のメンバーは裏コルチナを滑るという予定であった。私と主将も同行を考えたが、ゲレンデのオフピステ斜面で転けまくる主将を見て、まだ時期早々と判断した。もし裏コルチナに行ったならば、主将にはかなりの修行になってしまうだろう。

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夜は「コードネーム」というゲームを楽しみ、お酒に酔いながらも真剣に頭を使った。

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白馬滞在最終日は、バックカントリーもしたいという主将の希望があり、コルチナスキー場から雨中ゲレンデへ滑りに行くことにした。

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雨中ゲレンデは廃止されたゲレンデで、オフピステ好きの遊び場になっている。もちろんシールやビーコンなどのバックカントリー装備は必携である。

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主将が滑り出す。テレマークしている!

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転けながらも下りてくる。

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雪まみれになりながらも、ボトムに滑り込んだ主将。

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シールで登り返して滑るを繰り返す。天気も想定よりだいぶ良く、晴れ間も見えた。

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最後に登り返して、コルチナスキー場に戻る。これで正月白馬スキーは終了である。

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北陸周りの下道にて帰路につく。途中、あげ藤にて夕食を取る。ご飯、味噌汁、キャベツはお替わりし放題である。各1回ずつお替わりしたことは言うまでもない。

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帰路途中、越前大野で車中泊。

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越前大野に立ち寄った目当ては、伊藤順和堂のいもきんつばと、荒木商店の無添加の3年物の味噌であった。

今シーズンも何とかスキーシーズンのスタートを切れた。

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January 06, 2023

謹賀新年2023 & 年末のワンゲル部山小屋合宿報告

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遅ればせながら、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

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昨年末は、ワンダーフォーゲル部が奥美濃に所有する山小屋をベースにした毎年恒例の年末山小屋合宿に、ワンゲル部員へのスキーと雪山の技術指導のために同行した。雪下ろしも合宿の目的の1つだったが、早く入舎した先着隊が済ませてくれていた。

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1日目は、山小屋に隣接するスキー場にてスキー練習である。まったくのスキー初心者が3名に、スキー経験者が4名いたが、初心者はスキー準指導員資格をもつSくんに指導をお願いした。ちなみにSくんは私の大学における教え子である。

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経験者4名には、私がテレマークスキーの指導を行った。主将については昨年からテレマークスキーを教えているが、他の3人は初めてテレマークスキーを経験する。我がワンダーフォーゲル部は、特にアルペンスキーやボードで上級者でない限りはテレマークスキーを使ったバックカントリーを目指してもらう。やはり最初のうちは、みんな、なかなか膝に前後差をつけられない”なんちゃってテレマーク姿勢”になってしまう。それでも1日の終わりにはテレマーク姿勢らしくはなっていた。新たに誕生した若手テレマーカー3人であるが、シーズン中はゲレンデにてしっかりテレマークスキーの基本を練習して、春には残雪の山を滑れるぐらいにはなってほしいものである。

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私にとっては、ようやく今シーズンの初滑りだった。

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夕食の準備をするワンゲル部員たち。

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ワンゲル部員7名以外にも、OBが2名、私の教え子のSくん、そして私の山仲間が5名入舎していたので、計16名と賑やかだった。おかげでお酒も進んだ。

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2日目は、山小屋の裏山へバックカントリースキーツアーへ。

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構成は、テレマーク7名、ATスキー2名、スプリットボード1名の総勢10名。裏山にこんな大人数でスキーツアーに行くのは初めてのこと。ワンゲル部現役部員3名は、先シーズン4月の大日ヶ岳でのバックカントリーデビューに続いての新雪デビューとなった。

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やや重めの湿雪だったが、そんなに悪くはない雪で、何回も登り返して滑りを楽しんだ。

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スキー初心者と経験の浅いメンバーは、ゲレンデにて前日に引き続いてスキー練習を行った。

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その夜はワンゲル部員たちに雪上テント泊も経験してもらった。

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夜は主将によるギターの弾き語りもあった。

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最終日である3日目は大晦日であり、早い時間に帰路につくメンバーもいたが、私をはじめとする4人で再び裏山へスキーツアーへ。滑る斜面はいくらでもあるので、前日とは異なる斜面を滑ることにした。

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前日と比べると、日射の影響を受けた斜面はだいぶクラストしていたが、樹林の中にはまだパウダーが維持されていた。ただし、新雪経験の浅いワンゲル部員には少々難しかったもよう。何度も転んでも、楽しいと言ってくれるから嬉しい。これでワンゲル部の年末合宿は終了である。事故や怪我もなく終えたことに感謝する。

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新年は白馬へ転進である。車中での年越しとなったが、年越し蕎麦だけはしっかりいただいた。

裏山スキーツアーに参加したメンバーが撮った動画を編集しました。滑走の様子はこちらをご覧ください。

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