雪の金剛山でワンゲル部主将が歩荷トレ
2週間前は積雪がなかった金剛山だが、先週に引き続いての全国的な寒波到来で金剛山の積雪もだいぶ増えたようだ。そんな金剛山の雪詣でを兼ねて、ワンゲル部主将の歩荷トレに付き合ってきた。
【日程】2022年12月25日(日)
【山域】生駒・金剛・和泉
【山名】金剛山
【メンバー】Yuka、マメゾウムシ
【天候】曇り
【コー スタイム】青崩9:10〜セト11:12-27〜山頂広場12:24-57〜金剛山(葛木神社)13:04〜ちはや星と自然のミュージアム13:39-55〜伏見峠14:05〜久留野峠14:30〜金剛山ロープウェイ前バス停15:08
2週間前は積雪がなかった金剛山だが、先週に引き続いての全国的な寒波到来で金剛山の積雪もだいぶ増えたようだ。ちょうどワンゲル部主将が歩荷トレをしたいということで、そのトレーニングに付き合いがてら、金剛山の雪詣でをすることにした。歩荷トレなので、登るルートは長い方がよいだろうということで、久しぶりに青崩道を登ることにした。山頂到着後は紀見峠までダイトレを縦走する予定とした。
青崩へのアクセスは、富田林駅から金剛バスの水越峠行きに乗車し、葛城山登山口で下車する。雪の金剛山に行きたい人が多いのか、雪道でのマイカーの運転を避けたのか、バスは混雑した満車状態であった。この日は国道309号旧道が積雪路となっているため、バスは水越峠手前の葛城山登山口止まりとなっていた。ただし、水越峠方面へ行く乗客については、309号旧道の入口である青崩までは乗車させてもらえたので、少しばかり歩く距離は節約できた。
主将は25kgの歩荷でスタートだが、私は年齢の功もあり、普段の日帰りハイク装備とした。
ゆっくり登る我々を、後ろからパンダが追い抜いていった。金剛山でパンダを目撃するのは初めてのことだった。
標高を上げるにつれて、積雪も多くなっていく。風がないせいか、思ったよりは寒くはない。
雪化粧した木々は美しい。
山頂広場に到着。気温は−1℃で、それほど低くはない。青崩から3時間もかかったのは、歩荷トレとはいえ、ちょっと時間がかかりすぎのような。こちらは息が上がることなく、楽に登れたのはよかった。雪の金剛山は人気があるのか,多くのハイカーで賑わっていた。この日はクリスマスでもあったので、トナカイやサンタのコスプレをしたハイカーもいた。山頂広場には積雪時期恒例の雪山が作られていた。我々はしばらくランチ休憩とする。主将は、歩荷してきた水を捨てて、ここからは身軽となった。
山頂の葛木神社にもお参りする。トレイルランナーはこの状況でも短パンが多い。積雪は山頂部で20〜25cm程度で、雪山経験者で雪に慣れていれば、アイゼンなしで登れる。
山頂のブナ林方面に進むと、ヤマガラ、コガラなどのカラ類がたくさん集まっていた。どうやら餌付けされているようだ。
ヤマガラ
コガラ
ゴジュウカラ
なんと手を差し出すと、ヤマガラが手のひらに乗ってきた。ナッツを手に乗っけた人の手のひらには、次々とヤマガラやコガラがとまって、ナッツをついばんでいた。その餌付けを学習してしまっているようで、手のひらを差し出すだけでも乗ってくる個体がいる。小鳥たちと戯れていたら、だいぶ時間を費やしてしまった。
主将が行ったことがないというので、ちはや星と自然のミュージアムにも久しぶりに寄り道した。
こちらにも手乗りコガラがいた。時刻はすでに14時。紀見峠までの縦走は時間的に日没に間に合わないかもしれない。
ほぼ空荷となった主将はスピードアップしたが、私は新型コロナウイルスの4回目ワクチン接種から3日目ということもあり、どうも息が上がりやすく、旨に違和感もあった。久留野峠からの急登を見ると、つい大事を取る方を選んでしまった。予定よりもだいぶ時間が遅れていて、紀見峠まで行くとヘッデン下山となりそうだったということもある。久留野峠からは金剛山ロープウェイバス停に下山することにした。
主将は下山しながら雪だるまを作っていた。帰りのバスも満席であった。
帰りがけに、河内長野駅のお菓子のデパートよしやにてカールを久しぶりに見かけたので、思わず購入してしまった。子どもの時に食べた懐かしいお菓子である。
下山後は、久しぶりに大紀水産にて一杯!
先週の府庁山に引き続き、今シーズンの雪山は低山雪山ハイクからスタートとなってしまった。年末はいよいよ初滑りとスキーを使った登山ができる。
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