ワンゲル部山小屋夏合宿:山小屋の維持作業
すでに前の記事(アラクラ滝登攀)にて報告済みだが、ワンダーフォーゲル部が奥美濃に所有する山小屋の維持作業のため、9月16日から19日の日程で、ワンゲル部員たちと山小屋にて合宿を行った。当初は20日までの合宿予定であったが、台風接近により、1日前倒しで終了とした。過去2年間はコロナ禍でクラブの対面活動が全面的にできなかったたため、実に3年ぶりの山小屋夏合宿であった。その間はOBOGが中心に維持作業を行った。
維持作業にはどのような作業があるかというと、まずは薪作りである。
OBから作業について説明を受ける現役部員。コロナ禍で現役部員間での作業内容の伝承ができていなかったため、OBからの直接の指導が必要である。
以前に伐採されたカラマツの丸太を運ぶ部員たち。
チェンソーで、丸太をストーブ入るサイズに細かく切っていく。
太い丸太はくさびを打ち込んで割る。
斧でさらに細かく割る。
女子部員も頑張る。
私は秘密兵器を使って、より平易に薪を割る。
これだけの薪ができた。これで安心して冬を迎えられる。
和室の畳を干す。布団や毛布は屋根の上に干した。
山小屋の側壁のペンキ塗りも行った。
周囲の草刈りも行う。これを行わないとササが生い茂ってしまい、クマなどの動物を小屋に近づけることになる。
夜にはロープワークの練習も行った。
滞在中の食事は重要である。炭火での焼肉。やはり力仕事には、美味しくボリュームのあるメニューが元気の源になって良い。
ハンバーグを手作りする日もあり。
おろしハンバーグとなった。ワンダーフォーゲル部始まって以来の画期的なメニューであろう。今までは山と同じようなメニューを食わされることが多かった。贅沢を言えば、野菜とスープがほしいが、赤ワインで我慢する。
カレーもボリューミー。他にスパゲッティや鍋のメニューもあった。
台風接近で前倒しで1日早く終了となったが、およそ予定の作業を終えることができた。これで安心して冬を迎えられるが、はたして今シーズンは雪が降ってくれるだろうか。
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