比良 明王谷 白滝谷:まったりと水と戯れる!
口ノ深谷を遡行した翌日は、当初の予定では奥ノ深谷に行くはずだった。しかしながら、2人とも前日の疲れがだいぶ残っていたこともあり、急遽、当日の朝に癒やし系の白滝谷に行き先を変更した。疲労抜きを兼ねて、水と戯れながらマッタリと沢登りを楽しんだ。
【日程】2022年8月7日(日)
【山域】比良
【渓谷名】安曇川水系 明王谷 白滝谷
【メンバー】Oさん、マメゾウムシ(OMUNWV部)
【天候】曇りのち晴れ
【コー スタイム】坊村(葛川市民センター)駐車場8:37〜白滝谷入渓地9:32-58〜白石谷出合11:56〜白滝下12:50-13:06〜夫婦滝下13:35-40〜夫婦滝上13:50-14:17〜オトワ池14:49〜白滝山15:05〜わさび天滝15:52〜伊藤新道出合16:22〜坊村17:00
前日の口ノ深谷の遡行の疲れと飲み過ぎのため、すっかり朝は寝坊してしまった。前日は久しぶりの登攀系の沢だったこともあり、2人とも体はバキバキであった。テンションも低いので、行き先を、当初の奥ノ深谷から癒やし系の白滝谷に変更することにした。白滝谷は過去に2回遡行したことがあるので、概要はわかっている(2015年6月27日と2020年7月24日の記録)。この日は、疲労抜きを兼ねながら、白滝谷で水と戯れながらマッタリと沢登りを楽しむことにした。前日と異なり、この日は沢登りと思われる人たちが駐車場には結構いた。
前日と同じく明王谷沿いの林道を進み、口ノ深谷出合より少し奥にある白滝谷出合より入渓する。この日はヒルは靴にくっついていなかった。
岩の上にウスバカミキリがいた。大型のカミキリムシである。
朝のうちは曇りだったが、だんだんと日差しも出てきて、水と戯れるにはちょうど良いぐらいの暑さになってきた。
早速、チョックストン3m滝の釜に入るOさん。
いったん右から滝を越えた後に、再び釜に飛び込み、今度は左から越えるOさん。前日の疲れはどうなった?
積極的に水線を攻める。年寄りも若者に付き合わされる。
白石谷出合に到着する。奥には布ヶ滝25mが見える。
岩肌に滑る3m滝。
3m滝は穴を潜って越える。
2条5m滝は左を登る。
7m斜滝も左を登る。
2段4m斜滝も左を登る。
次々と滝が現れるので飽きない。どの滝も登れる。
大岩帯を通過する。
潜って越えたり。
白滝8mに到着する。
白滝の釜で泳ぎの練習をするOさん。
白滝を左岸から巻くと、ナメ滝3段12mが現れる。
Oさんはナメ滝でウォータースライダーを楽しむ。ナメ滝は左からフリクションを効かして登る。
斜滝15mが現れるが、左を簡単に登れる。
廊下状の流れを越えると、2段2条18mが現れる。高さはあるが、中央を直登する。
遡行終了点である夫婦滝2条25mに到着する。
夫婦滝の釜でも水と戯れるOさん。
遊びに飽きたところで、夫婦滝を左岸から巻く。探勝道があるので、容易に滝上に上がれる。
滝上には壊れかけた御堂があり、沢装備を解除する。下山は沢沿いの登山道も取れるが、白滝山を経由することにした。
沢沿いのやや不明瞭な登山道を登り、オトワ池に出る。
白滝山への道も不明瞭だが、だいたいの方向を進めばなんとかなる。
あまり整備されていない伊藤新道を下山した。途中にあったわさび大滝。やはり白滝谷沿いの道を沢装備のまま下山した方が速くて楽だったかもしれない。
ワンゲル部員のOさんに付き合わされて、積極的に水線通しに進むのは楽しかった。水と戯れる若者は、なんとも可愛らしいものだった。
YouTubeにアップした記録動画です。
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