ワンゲル部員のテンカラ釣りデビュー
カンバタ谷に行った翌日は、ワンゲル部員1名と山小屋近くの某谷へテンカラ釣りへ行ってきた。同行の部員は20歳女子で、今シーズンにテレマークスキーデビューを果たし、最近は沢登りのデビューを果たしたばかり。そして今度はテンカラ釣りのデビューと、何でも積極的に挑戦する。私がワンゲル部の顧問になって今年が6年目だが、ここまで積極的なタイプの部員はこれまでほとんどいなかった。正直なところ、そのような部員を待ち望んでいたこともあり、私も指導に熱が入る。ワンゲル部だけでなく、これからの日本の山岳界を引っ張ってくれる人材になってくれることを期待したい。
最初にキャスティングを教えてから、ポイントを説明しながら、指示する所に毛鉤を投じてもらう。なかなか目的のところに毛鉤が入らないが、それでもアタリは何回かある。課題はアワセ。アワセが弱いので針のかかりが浅く、何度かバラしてしまう。
そしてついに人生初のイワナを釣り上げる。彼女の釣果はこの1匹だけだったが、すぐに上手くなるだろう。今後の成長を期待したい。
教えながらも、私も釣る。釣果としてはポンポンとはまではいかなかったが、今シーズン初のツ抜けを達成した。
最後に35cmの尺上イワナを釣り上げた。なかなかの引きに興奮した瞬間だった。
イワナだけの写真では魚の大きさが伝わらないが、人と一緒の写真ならばイワナが大きいのは何となくわかる。
私の腕にとまって、汗を吸うヤマキマダラヒカゲ。
この日の行動時間は9時間半で、ちょっと丁寧にやりすぎたようだ。
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