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April 22, 2022

ワンゲル部員が大日ヶ岳でバックカントリーデビュー

OMUNWV部(旧OPUWV部)の5名が、奥美濃の大日ヶ岳にて、ついにバックカントリーデビューしました。その時の報告です。

【日程】2022年4月16日(土)
【山域】奥美濃
【場所】大日ヶ岳
【メンバー】ワンゲル部員5名、Aさん(ワンゲル部OB)、マメゾウムシ(ワンゲル部顧問)
【天候】晴れ
【装備】テレマーク5、ATスキー1、ボード1
【コースタイム】高鷲スノーパークゲレンデトップ10:10〜大日ヶ岳11:43-59〜大日谷1620m(滑走練習を繰り返す)〜大日ヶ岳13:45-59〜高鷲スノーパークゲレンデトップ15:28

私が顧問をしているワンダーフォーゲル部だが、大学統合によって、大阪府立大学ワンダーフォーゲル部から大阪公立大学中百舌鳥ワンダーフォーゲル部に名称が変わった。旧大阪市大にもワンダーフォーゲル部があり、そちらは杉本ワンダーフォーゲル部となった。将来的には2つのワンダーフォーゲル部は合併の方向ではあるが、しばらくは別々に活動していく。

その中百舌鳥ワンダーフォーゲル部だが、まん延防止等重点措置が解除されて、ようやく対面での活動ができるようになったこともあり、先週末に5人の部員たちがバックカントリーデビューとなった。ちなみに4人がテレマーク、1人がボードだった。慣れた滑走具があるならば、無理して変える必要はなく、うちはボードでも問題はない。

この2年間は、スキー、クライミング、沢登りなどいろいろと始めても、これからというところで、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置で活動禁止となることが繰り返された。合宿もできないため、なかなか技術の向上が滞っていたが、ついに山を滑るところまで来ることができた。山を滑ると言っても、スキー技術的にはまだまだ未熟な彼らなので、場所は高鷲スノーパークからゴンドラ利用で容易にアプローチできる大日ヶ岳とした。時期も春ならば、気候も雪も安定していて、バックカントリー入門にはふさわしい。大日ヶ岳は毎年何回かは厳冬期に滑りに入っていたり、無雪期に沢からアプローチしたこともあり、まさにホームと言えるよくわかっている山である。

高鷲スノーパークのインフォメーションにて、人数分の登山券(1200円+預り金500円)を購入する。その際に登山届の提出が必要となるだけでなく、下山時には下山連絡も必要である。ゴンドラに乗って、ゲレンデのトップに上がる。

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ゴンドラから下りて、右方向に進んだところが入山場所である。そこでスキーにシール装着をしてもらう。初めてなので要領は悪く、時間がかかるのは大目に見ることにする。

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初めてのシール登行の開始である。ボーダーのMくんは、ボードを担いで、つぼ足にて登ってもらう。Mくんは、将来的にはスプリットボードの購入を予定している。私は革靴・ステップソール板の組み合わせで、シールはつけないで登る。

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前大日への登りでは、厳冬期ならば雪の下にある藪が、雪融けのために結構出ていて、ライン取りが意外と玄人向きとなった。ここで手こずる部員たち。後ろに滑る者多数。キックターンもままならない。この場所の通過に結構時間がかかった。つぼ足のMくんの一人勝ちであった。

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なんとか難所を越えて前大日に立つ部員。この先は大日ヶ岳の間のコルまで雪が途切れていたため、スキーを外して歩いた。

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コルからは再びシール登行開始。

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大日ヶ岳の山頂に到着。慣れたメンバーとならば、山頂まで1時間もかからないのだが、今回は1時間半ほどを要した。

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3月末ぐらいから急激に雪融けが進んでいて、山頂のモニュメントはすでに雪の上に出ていた。

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山頂から北西方向の眺め。

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山頂の南西方向の眺め。

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北方向の白山の眺め。

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それでは滑走へ。

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初めての山での滑走。

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北面の大日谷で、シール登行と滑走の練習を繰り返す。

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春のザラメ雪とはいえ、ゲレンデとは勝手が違い、何度も転倒を繰り返す彼らだった。それでも初めてのシール登行と山での自由な滑走に興奮していたのは確かだ。ボード上級者であるMくんは、すでに山ボーダーだった。

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14時前に山頂に登り返して、下山へ。狭い尾根の滑走は、彼らにとってはかなりぼ難所だったかもしれない。

Uso

ウソが木に止まって鳴いていた。

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板を担いで、前大日へ登り返す。

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前大日からゲレンデトップへの滑り。雪がクラストし始めて、決して易しい雪ではなかったが。

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無事、ゲレンデに帰着。ところが、核心はここからの混雑したゲレンデの長い滑走だった。彼らは、次々に現れて動きが読めないボーダーたちにびびりながらも、なんとか滑り降りたのだった。

こうしてめでたくバックカントリーデビューとなったワンゲル部員。重要なのは、なぜうまく滑れなかったのか、うまく滑れるようになるには何が課題なのかを明確にすることである。大学から今だ合宿が禁止されているワンゲル部にとって、今回が今シーズン最初で最後のバックカントリースキーになる可能性は高い。各自が自分の課題を明確にし、来シーズンの成長を期待したい。

YouTubeにアップした記録動画です。

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