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April 22, 2022

ワンゲル部員が野伏ヶ岳でのバックカントリーに挑戦

大日ヶ岳でバックカントリーデビューしたワンゲル部員は、翌日は野伏ヶ岳でのバックカントリーに挑戦したのだった。

【日程】2021年4月7日(水)
【山域】奥美濃
【場所】野伏ヶ岳
【メンバー】登頂組:Sさん、Mくん(ワンゲル部員)、マメゾウムシ(ワンゲル部顧問)、練習組:ワンゲル部員3名
【天候】晴れ
【装備】テレマーク4、ATスキー1、ボード1
【コースタイム】白山中居神社8:00〜870m付近(シール登行開始)8:47-9:03〜和田山牧場跡10:03〜ダイレクト尾根基部10:50〜登行終了1460m地点12:25-51〜和田山牧場跡13:34〜860m付近(滑走終了)14:04-08〜白山中居神社14:40

ワンゲル部員が大日ヶ岳でバックカントリーデビューした翌日は、バックカントリー仲間のSさんも加わり、一緒に野伏ヶ岳へ行くことにした。野伏ヶ岳も大日ヶ岳と同様に毎シーズン1回以上は滑る山である。昨シーズンは4月7日に中央ルンゼを滑っている(2021年4月7日の記録)。無雪期には沢からアプローチして、激しい藪漕ぎに苦労した経験もある。この日は、技術が未熟なメンバーは登りは和田山牧場跡までとして、スキーを履いての周辺散策と、お手軽な斜面を見つけて滑走練習をしてもらう。すでにボーダー上級者であるMくんのみ、ダイレクト尾根をボードを担いで山頂まで登ってもらい、一緒に滑走する計画とした。しかしながら、前日の初めてのバックカントリーで疲労困憊気味となった部員もいたので、朝の出発時刻を30分ほど遅らせることにした。出発前に疲労状態が酷い1名が不参加となった。体力作りも課題と思われる。

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白山中居神社を8時に出発する。

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しばらくは雪がつながらないので、板を担ぐ。

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45分ほど歩いた標高870m付近から雪がつながりだしたので、シール登行を開始する。ボーダーのMくんのみボードを担いで、つぼ足です進む。しばらく進んだ所で、前日の疲労のため1名が引き返すことになった。

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途中で林道を離れ、和田山牧場跡まで伸びる尾根に取り付く。

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しかしながら、雪が途切れてしまい、少しばかりスキーを脱ぐ。昨年は10日ほど早い時期に登っているが、その時も同じ所で雪が途切れた。

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和田山牧場跡に出ると、展望が広がる。正面に見えるのが野伏ヶ岳である。

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薙刀山から銚子ヶ峰までの山並み。この奥に白山がある。ここで練習組と分かれる。

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ダイレクト尾根の取り付き付近に広がる湿原。

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ダイレクト尾根に取り付く。

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藪が濃いため、結局、シール登行ではダイレクト尾根の基部から回り込んだ。つぼ足のMくんは、そのまま登れた。

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クマ棚が多数あることから、クマの生息地であることがわかる。

Tamushiba

タムシバ。

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ダイレクト尾根は次第に傾斜を増していくが、藪も濃くなり、シール登行が不可能となる。昨年も途中でシール登行ができなくなったことを思い出す。雪融けの状況は、昨年の10日前とほぼ同じ感じだ。板を担いで、息を切らせながら登る。板が時々木の枝に引っかかり、ストレスとなる。

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南面には全層雪崩の跡が見える。今シーズンは、4月になってからの急激な気温上昇によって雪融けが急激に進み、全国的に全層雪崩が多く起こっている。

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ちょうど樹林帯が終わる標高1460m地点で12時半となったので、登行はここまでとした。ワンゲル部員には下山後に山小屋の維持作業があるのが、ここまでとした一番の理由だが、出発時刻が遅れたこと、全体的に行動が遅かったことが響いた。今回は自分の滑りが目的ではなく、あくまでワンゲル部員の経験のためであるので割り切ることにする。この場所からでも中央ルンゼにエントリーはできる。

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ドロップポイントから。

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少々水分の多い重めのザラメ雪だったが、滑走に問題はなし。滑った斜面を振り返る。テレマーク、ATスキー、ボードと三者三様。Sさんはアルペンでキレのある滑り。初めての山の急斜面の滑走に興奮したMくん。よい経験になったと思う。滑走シーンは動画をご覧ください。

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湿原に向かって、さらに滑る。

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湿原に滑り込んで、滑走終了。

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無線機で連絡し、練習組と合流して、下山へ。

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和田山牧場跡からの野伏ヶ岳。ダイレクト尾根と北東尾根の間が滑った中央ルンゼ。

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和田山牧場の石碑。

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林道をボブスレーのように滑走と行きたいところだが、杉の葉が邪魔をして滑りが悪い。

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標高860mで雪切れとなり、スキーを担ぐ。

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白山中居神社に無事下山。急激に雪融けが進み、アプローチでのシール登行が厳しくなってきた奥美濃地方であるが、天気に恵まれた中で、彼らにとっては今シーズン最後と思われるスキーを楽しんだのだった。来シーズンの彼らの成長に期待したい。

YouTubeにアップした記録動画です。

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