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April 15, 2022

扇ノ山:まったりステップソール板ツアー

関西のテレマーカーならば、やはり西へ滑りに行ってなんぼの世界。その第2弾は兵庫・鳥取県境の山へ。初日は氷ノ山でしたが、2日目は、軽快に革靴・ステップソール板の組み合わせにて、まったりと上山高原から扇ノ山を往復してきました。

【日程】2022年4月10日(日)
【山域】中国東部
【場所】扇ノ山
【メンバー】Nさん、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク2
【コースタイム】シワガラの滝駐車場7:44〜上山高原避難小屋8:50-57~小ズッコ登山口9:59~小ズッコ10:29~大ズッコ11:02~扇ノ山11:33-12:20~大ズッコ12:42~小ズッコ12:56~河合谷牧場1160m小ピーク13:05-27~小ズッコ登山口13:42~上山高原避難小屋14:10〜シワガラの滝駐車場15:08

春の扇ノ山は、上山高原からならばステップソール板にてシール無しで軽快に往復できる。前日はオーバースペック気味なプラブーツ・フラットソールという組み合わせで氷ノ山に行ってしまったが、この日は革靴・ステップソール板の組み合わせの一択しか考えなかった。扇ノ山には2020年からは毎春滑りに行っていて(2020年3月29日2021年4月2日の記録)、おのメローな山の様相はよくわかっている。前日は同行者が12人もいたが、この日の同行者はステップソールデビューをするNさんだけであった。その分、安全面でしっかり目は行き届くだろう。

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例年はこの時期ならば上山高原まで車で入れたのだが、今シーズンは残雪が豊富だったためか、車はシワガラの滝駐車場までしか入れなかった。駐車場先の林道にはバリケードが置かれていたが、除雪はされているようだった。バリケードをどかせば車での進入は可能であったが、その先の林道がどんな状況かわからなかったので、上山高原まで潔く歩くことにした。

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スキーを担いで林道を歩く。軽快な道具なので、それほど重くはない。どうやら林道の除雪は終わっている感じだ。

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1時間ほどで上山高原避難小屋に到着する。ここまで距離3.9km、標高差330mであった。車で入ることができれば、この分は省略されたはずだ。

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上山高原からはスキーを装着する。ステップソール板は緩斜面ならば登れるので、シールは必要ない。ブーツは革靴で、ビンディングは3ピンで、実に軽快である。

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昨年より残雪は多い。

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スキーを履いて林道を進むが、雪が途切れてしまうところが1カ所あり、スキーを脱いで進む。

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その場所を超えると、再びスキーを装着して進めるようになる。

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途中、木の上にクマ棚を見つける。このクマ棚は前年より前に作られたと思われるが、すでにクマは冬眠から覚めているはずである。

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タムシバの花が咲いていた。

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こちらはヤナギの花。

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小ズッコ登山口で、ようやく長い林道歩きが終わりとなる。

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小ズッコ登山口からは、谷から尾根に取り付くが、登りやすい所を登る。

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尾根に乗ると右手に雪原が現れる。河合谷牧場である。

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せっかくなので、小ズッコ付近から樹林の中を歩く。ブナ林であるが、スギもある。

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メローな歩きが続く。

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大ズッコへの登り。

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大ズッコに登ると、扇ノ山の山頂が見える。大ズッコからは、扇ノ山山頂手前のコルまで最初の滑走となる。ステップソール板なので、登り切ったらそのまま滑るだけである。ステップソール板はテレマークスキーの機動力が最も発揮される道具である。

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山頂への最後の登り。ステップソール板で問題なく登れる。

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扇ノ山山頂は避難小屋がシンボルである。

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山頂に到着する。テレマーカーが何人かいると思ったら、知っている岡山のテレマーカーたちであった。最近はコロナでイベントもできないので、久しぶりの再会であった。避難小屋内でランチタイムとした。

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それでは滑走へ。山頂の東面を滑って、トラバース気味に尾根に戻る。尾根上をコルまで滑ったら、大ズッコへ登り返す。滑走シーンは動画をご覧ください。

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せっかくなので、河合谷牧場の台地で遊ぶことにする。

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Nさんの滑り。Nさんは3回も登り返して滑った。Nさん、ステップソールにはまるかもしれない。

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私こと、マメゾウムシの滑り。前日の氷ノ山と同じく水分の多い重めのザラメ雪であったが、革靴でも特に滑りに支障はなかった。

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往路を戻り、林道まで滑り込む。

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林道から見た菖蒲池。まだ池上には雪が乗っている。林道上の滑りは、湿雪のためあまりスピードは出なかった。

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上山高原にて滑走終了。ここからシワガラの滝までは板を担ぐ。

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途中から林道ではなく、遊歩道に入ってみた。行きはスキーが木の枝に引っかかることを危惧して通らなかったが、思ったより広い道で、行きに使っても問題はなかった。

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上山高原から1時間弱で下山。総距離19km、標高差900m強、行動時間7時間30分と結構ロングルートだった。上山高原まで車で入れると、8km2時間の歩きは省略されるので結構大きい。前日の氷ノ山もそこそこ歩いたので、故障しているアキレス腱の痛みが悪化することになった。幸いなことに正常歩行ができないほどではかなかったが、休養はしっかり取らないといけない。

そろそろ低山でのバックカントリーはここ最近の急激な雪融けで厳しくなってきた。翌週は奥美濃でのバックカントリーを予定しているが、おそらく賞味期限ギリギリだろう。遠方となり、交通費はかかるが、そろそろ標高の高い山を対象にしなければならないだろう。

YouTubeにアップした記録動画です。滑走シーンは動画をご覧ください。

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