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January 31, 2022

氷ノ山:ホワイトアウトでわさび谷へエスケープ

オミクロン株の感染拡大で、しばらく出かけずにおとなしくしていたが、3週間も滑らないでいると、ストレスが溜まるだけでなく、腰痛が出るなど体調の方も悪化した。やはり健康な生活の維持には、運動は不可欠である。現地集合・現地解散で、サーッと行ってサーッと帰れば、感染することもさせることも可能性は低いはずということで、関西のテレ仲間と比較的近場である氷ノ山へ滑りに行ってきた。

【日程】2022年1月29日(土)
【山域】中国
【場所】氷ノ山
【メンバー】どうちゃん、Wさん、タイスケくん、マメゾウムシ
【天候】曇り
【装備】テレマーク4
【コースタイム】わかさ氷ノ山スキー場トップ8:37〜三ノ丸9:45〜稜線ドロップ地点9:58-10:17〜わかさ氷ノ山スキー場ゲレンデ11:12〜わかさ氷ノ山スキー場ボトム11:16

関西のバックカントリーでは定番の氷ノ山だけあって、今シーズンは積雪が十分にある。まん延防止等重点措置が取られて、遠出がしにくいこんな時には、氷ノ山はとっておきの選択肢となる。一方で、山陰ではしばらく降雪がなかったようで、雪質はあまり期待できないという危惧もあった。それは奥美濃や北陸方面も同じである。今回は雪質には期待せず、滑ることさえできればよいだろうというぐらいの気持ちで、関西からは近場であり、今シーズン初の氷ノ山へ行くことにした。

アプローチは鳥取県のわかさ氷ノ山スキー場からで、大阪の堺からはほぼ200kmの距離で、車で3時間ほどかかる。予定しているルートは、三ノ丸あたりの稜線から東面を滑り、登り返して氷ノ山のピークに至り、北面の八木川源流を滑り、登り返した後に仙谷を滑って下山するというもの。スキー場のリフトが動き出すのは8時だが、それに合わせるように関西のテレ仲間4人がスキー場の無料駐車場に集合した。

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スキー場のパトロール事務所に登山届を提出し、リフト券1回券(300円)を2枚購入したら、リフト2本を乗り継いでゲレンデのトップへ上がる。

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ゲレンデトップにはうっすらと新雪もあり、雪は悪くはなかった。ここでスキーにシールを貼って、シール登行を始める。

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いきなり杉林の狭い尾根の急登から始まる。バックカントリーは3週間ぶりということもあり、すぐに息が上がる。

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上部はガスが濃くなっていく。風もあって、体感温度が一気に下がる。

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稜線に出ると、木がないので、ガスでホワイトアウト状態となる。おまけに風も強くなる。ちょうど4年前に来た時とほぼ同じ気象条件であった(2018年1月27日の記録)。三ノ丸の避難小屋へ逃げ込もうとしたが、ドアがしっかり閉められていなかったためか、内部に雪が吹き込んで凍結したのかドアが開かない。これでは避難小屋として使えない。使った人はドアはしっかり閉めるべきだ。このような不始末が遭難を引き起こすこともあるかもしれない。そんな悪天のため、雪質が期待できる東面へはドロップできなかった。

何とか耐えられる風の強さではあったので、三ノ丸を頑張って超えて、わさび谷へエスケープすることにする。4年前の悪天時も同様なルートを取った。その時は2日目も稜線に出たが、急にひどい悪天となり、GPSを頼りに三の丸避難小屋から往路を戻ったのを思い出す(2018年1月28日の記録)。

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幸いなことに、わさび谷の源頭付近に風の弱い場所があったので、落ち着いてシールを剥がすことができた。

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さわび谷へドロップする。最初はややクラスト気味であった。

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Wさんの滑り。

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タイスケくんの滑り。

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どうちゃんの滑り。

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私ことマメゾウムシの滑り。

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わさび谷の雪は決して悪くはなかったが、必ずしも易しくはない雪だった。新雪の下にデブリも埋まっている。滑りはあまり攻められなかったが、それでも3週間ぶりの滑りを満喫した。

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わさび谷の下部は沢割れしていた。ここまで下りてくると、ガスも晴れて視界も明瞭となる

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右岸に杉林が出てきると、沢より高い所で、右岸のトラバースに入る。

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ゲレンデに出る手前のオープンな斜面には全層雪崩の跡があった。ここは雪崩に要注意な場所である。

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スキー場に無事下山。正午よりもだいぶ早い時刻に終了してしまった。ゲレンデは風もなく温暖な雰囲気だが、稜線はまだ荒れている感じだった。

悪天のため、3時間にも満たない行動時間であったが、3週間のブランクがあったので、負荷的にはちょうどよかったのかもしれない。現地集合・現地解散で、サーッと行ってサーッと帰れば、感染することもさせることも可能性は低いだろう。3週間ぶりのスキーに十分満足であった。

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スキー場からの帰り道にて、道の中央に立つ大きなオスジカが車の通行を邪魔していた。こんなのに衝突してしまうと、車もただでは済まない。

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道の駅で購入した山陽盃酒造の播州一献の純米酒。やや発泡系のようなキレがあって芳醇なうまいお酒であった。

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