« iPhone 13 Proの購入とデータ移行、そして落下防止対策など | Main | 久しぶりのテント泊山行にて、観音峯山・山上ヶ岳・大普賢岳 »

October 17, 2021

2021シーズン最後の沢登り:金剛山 高天谷左俣

2021シーズン最後の沢登りは、ホームの金剛山高天谷でした。アキレス腱痛による運動不足で、心拍数が上がりやすかったが、滝の登攀ではやけにムーブがうまく決まって、快適に登れた沢登りでシーズン最後を締めることができた。

【日程】2021年10月16日(土)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 高天谷左俣
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】高天彦神社駐車場9:48~高天滝下10:00~10m大滝下10:12~二俣11:31~郵便道(920m地点)12:33-56~高天彦神社駐車場13:49

翌日から冬型になり寒くなるということで、沢登りに行くならばこの日が最後と思えた。行き先は、7月以来ではあるが(2021年7月4日の記録)、単独でも問題なさそうなホームの金剛山高天谷にした。今シーズン4回目の高天谷の遡行となった。

Pa160001_20211017144001

正午からの遅いスタートであったが、高天彦神社の駐車場には空きがあった。5月に来た時は2回(2021年5月4日5月23日の記録)とも駐車場が満車状態だったが、前回の7月ぐらいから一時の観光客への人気は落ち着いたようだ。

高天滝への林道沿いには、植物が花を咲かせていて、チョウが舞っていた。

Pa160003_20211017144601

テングチョウ

Pa160004

フサフジウツギ

Pa160005_20211017144601

ヤクシソウ

Pa160006_20211017144601

アキチョウジ

Pa160007_20211017144701

林道の終わりに高天滝7mがある。水量はやや少なめか。

Pa160008

高天滝から入渓となるが、滝の左岸に取り付けられたハシゴを使って巻く。

Pa160009_20211017145201

何回も来ている高天谷だが、今回初めて、ハシゴの右にお地蔵様が祀られているのに気がついた。

Pa160011_20211017145401

3m滝と背後の堰堤は、いつも通りにワイヤーが設置されている右岸からまとめて巻いた。

Pa160012

沢沿いにシラネセンキュウが花を咲かせていた。

Pa160013_20211017145601

沢が開け、奥にかっての10m滝がかかる。

Pa160014

10m滝は左岸から高巻くが、ここで新しい道具を試してみることにする。

Pa160015_20211017145801

モンベルのチェーンスパイクである。一般には雪上で使うものではあるが、沢ヤは沢での高巻きなどにも使う。

Pa160016_20211017145801

チェーンスパイクを装着した沢靴。フエルトソールでは草付きや泥壁で滑ってしまうが、チェーンスパイクだと滑らずに楽に登れる。少々重めではあるが、脱着は簡単なので結構使えそうだ。

Img_2941

高巻き後は崩壊地に出る。

Pa160017_20211017145801

給水中のキイロスズメバチ。時期的によく見かけるが、巣に近づかない限りは刺されることはない。

Pa160019_20211017145901

連瀑帯へ入る。

Pa160020_20211017150801

連瀑帯の滝はすべてが直登できる。倒木がかかる5m滝は右から直登する。

Pa160022

ゴルジュもあり。

Pa160023

ここ最近は直登に苦労する滝は、水量が少ないためか、今回はあっさりと登れてしまう。

Pa160024

倒木が結構横たわっている

Pa160025_20211017151001

次のゴルジュ。

Pa160026

トイ状5m滝はシャワーを浴びながら、水流の中のクラックに足をジャミングして登る。この日までは気温が高かったこともあり、水温はさほど低くなく、シャワーを浴びても寒さは感じなかった。

Pa160027_20211017151101

落口から滝を見下ろす。

Pa160028

2m滝も直登する。アキレス腱痛による運動不足で、心拍数が上がりやすかったが、体のキレは悪くなかった。今シーズン4回目の高天谷だが、それぞれの滝の登り方を覚えてしまっているのか、滝の登攀ではやけにムーブがうまく決まって楽に登れた。

Pa160029

壊れた古い堰堤を通過する。

Pa160032_20211017152001

ヨシノアザミ

Pa160034

左岸から新しく崩れたか?

Pa160035_20211017152001

二俣下は土砂が流れて、沢床のナメが露出している。

Pa160036

二俣は相変わらず倒木で埋まったまま。

Pa160037

倒木をかいくぐって左俣へ入ると、すぐに大滝が現れる。左側から直登する。

Pa160038

大滝の上段。下段が15mで、その上が5m、5mの2段で、さらにその上に斜滝状の流れがあり、トータル的に30m以上の程度の高さを登る。高さがあるので、初心者同行の時はロープを出した方がよい。

Pa160039

次の4m滝を直登する。その上も4mほど斜滝状になっている。

Pa160040

最後の4m滝を登る。

Pa160041

植林となり、穏やかな流れとなる。

Pa160045

流れの中にサワガニがいた。

Pa160046

郵便道に出て、遡行終了。

Pa160049

下山では新しいトレランシューズを試す。イノヴェイトのX-TALON ULTRA 260。足首サポーターを装着して履くので、幅広タイプのこのシューズにした。ちょっと横方向が緩めだったが、下山には問題なかった。

Pa160050

アキレス腱痛の対策に購入した足首サポーターのphiten(ファイテン) サポーター メタックス 足首用も試す。何もしないよりかは、多少のホールド感があり安心できる。サイズはLにしたが、もう少しきつめでもよさそうなので、Mでもよかったかもしれない。

Pa160051

郵便道を下山する。途中で見えた奈良盆地。

Pa160052

登山道上に崩れたところがあったためか、所々が新しく整備されていた。

Pa160053

ケシロヨメナらしいが、イナカギクの可能性もある。

Pa160054

高天滝下に戻ってきた。

Img_2942

駐車場前の休耕田?にはコスモスが一面に咲いていた。

今シーズンはコロナ禍もあり、泊まりの沢登りはできなかったが、近場と奥美濃にあるワンゲル部山小屋の周辺でそこそこ楽しむことができた。これからはスキーシーズンに向けて体力を上げていかなければならないが、その前にアキレス腱痛をなんとかしたいところだ。

|

« iPhone 13 Proの購入とデータ移行、そして落下防止対策など | Main | 久しぶりのテント泊山行にて、観音峯山・山上ヶ岳・大普賢岳 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« iPhone 13 Proの購入とデータ移行、そして落下防止対策など | Main | 久しぶりのテント泊山行にて、観音峯山・山上ヶ岳・大普賢岳 »