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August 11, 2021

笠形山 根宇川 滝ノ谷

先週の倉谷川に引き続き、2週続けての兵庫の沢へ。笠形山に詰め上がる根宇川の滝ノ谷を遡行した。滝ノ谷の前半は大岩と大滝中心の荒々しい渓相だったが、後半はナメ中心の癒やし系の沢であった。

【日程】2021年8月8日(日)
【山域】兵庫
【渓谷名】市川水系 根宇川 滝ノ谷
【メンバー】どうちゃん、ばるちゃん、マメゾウムシ
【天候】晴れのち曇り
【コー スタイム】グリーンエコー笠形9:43〜オウネン滝10:33-47〜扇妙の滝11:04-13〜五合目12:01-13〜遡行終了750m地点12:34〜笠形山北西尾根810m12:43-13:01〜笠形山13:19-30〜五合目13:52〜三合目14:12〜笠形山登山口14:32〜グリーンエコー笠形14:45

笠形山は、兵庫県神崎郡神河町と多可郡多可町との境に位置する山である。標高は939.4mで、山頂からは播磨平野を望むことができる。滝ノ谷は笠形山の西に詰め上がる沢である。

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集合は、グリーンエコー笠形の駐車場に9時。大阪堺からは2時間程度はかかる。ここで、先週に引き続き、どうちゃん・ばるちゃん夫婦と合流した。グリーンエコー笠形はアウトドア施設で、キャンプや水遊びができるため、朝から家族連れで賑わっていた。総合案内所で登山者も入村料200円を支払う。駐車場代と思えば、良心的な値段だ。

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沢沿いの林道を進んで、適当な所から入溪した。

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大岩がゴロゴロと横たわる沢をしばらく進むと、二俣になる。本流は右俣であるが、左俣である滝ノ谷を進む。

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すぐに林道が沢を横切る。

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ナメ滝3mを超える。

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大岩の間にチョックストン滝2m。

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子育て観音への遊歩道が横切る。

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サワガニ。

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いきなり大きな滝が現れる。オウネン滝25mだ。

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オウネン滝は左から木登りで滝を巻けそうだったが、無難に登山道を利用して右から巻いた。

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オウネン滝の上は渇水なのか、ほぼ伏流と化していた。大岩がゴロゴロと横たわる中を進む。3段7mの滝があったようなのだが、わからなかった。

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突然に目の前に大きな滝が現れた。滝ノ谷で一番の大きな滝である扇妙の滝2段65mだ。下段の25mほどしか見えない。水量が豊富であれば、さぞかし豪快な滝なのだろう。渇水の現状では、下段は登れそうな感じもするが、上段の様子がわからない。

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無難に右のンゼから巻くことにする。

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踏み跡をたどっていったら、うまい具合に落ち口に出た。

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ヘルメットにとまるミヤマカワトンボ。

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ナメ滝4m。

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扇妙の滝の上はナメ中心の渓相に変わる。

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渇水なので、もう少し水流があった方がよい。

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ナメがつづく。

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10m滝が現れる。左から超える。

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ナメ滝5m。

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トイ状の流れになる。

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登山道と合流して、五合目だった。登山者2名がちょうど下りてきた。

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その上もナメがつづく。

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690m二俣を右俣へ進む。

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次の710m二俣は左俣へ進む。

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沢筋に倒木などが多くなり、歩きにくくなってくる。

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適当な所で沢筋を離れて、笠形山の北西に延びる尾根を目指す。藪漕ぎはないのがよい。

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標高810m付近で尾根に乗ると、明瞭な道がついている。

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そのまま進むと、笠形山の山頂に到着した。

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山頂には東屋もある。登山者が2名登ってきた。

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下山は、山頂から西へ赤テープをたどって下る。六合目で正規の登山道に合流した。

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そのまま登山道をたどって、登山口に下山。あとは車道を下り、グリーンエコー笠形の駐車場に戻った。

滝ノ沢は扇妙の滝までの前半は巨岩歩きで、後半は一転してナメ中心の癒やし系だった。沢自体は遡行は容易だったが、変化のある面白い沢だった。

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