大和葛城山から岩橋山へ:ワンゲル部新歓ハイク
悪天予報だった週末は、アキレス腱痛もあったので、特に予定を入れずに休養のつもりでいた。ところが、直前に日中は天気がもつ予報に変わった。ちょうどワンゲル部の新歓ハイクが行われるとのことだったので、新人の様子見と自分のアキレス腱痛のリハビリを兼ねて同行することにした。
【日程】2021年7月3日(土)
【山域】生駒・金剛・和泉
【メンバー】ワンゲル部員4名、マメゾウムシ
【天候】曇り
【コー スタイム】葛城登山口バス停10:23〜天狗谷道ベンチ11:03-10〜大和葛城山11:44-47〜持尾辻バイオトイレ12:45〜岩橋山13:27-37〜平石峠14:00〜磐城駅15:04
日中は天気がもちそうとの予報で、山行を思い立ったのは当日の朝だった。高天谷でも遡行しようという考えもあったが、ワンゲル部の新歓ハイクが今日行われることを思い出した。彼らは富田林駅9:50発の水越峠行きのバスに乗ると聞いていた。今から準備しても、間に合いそうである。新人の様子見と自分のアキレス腱痛のリハビリを兼ねて、同行することにした。歩調が合わなければ別行動でもよいだろう。
富田林駅9:50発の水越峠行きのバスに乗ると、ワンゲル部員たちがすでに着席していた。天気がパッとしないので、乗客は多くはなかった。葛城山は天狗谷道から登るので、葛城山登山口バス停で下車した。
湿度が高い中を歩く。沢沿いの道から尾根への取り付きになるのだが、いつもながらの急登で、心拍数が上がり、汗が噴き出す。新人たちもキツそうだ。
予想はしていたが、上部はガスが濃い。
葛城山には、全員が特に問題なく登頂できた。
展望がないので、どう進むべきか悩むところだが、当初の予定通りに、ダイトレを縦走して岩橋山まで行くことになった。
岩橋山への急登で、遅れ気味になる部員が1名いたが、全員が無事、岩橋山に到着できた。リハビリにしてはちょっと距離が長かったような。
平石峠から奈良側に下山することにした。
磐城駅までの道中、竹内街道を通る。ここ綿弓塚には、松尾芭蕉が門人・苗村千里(なえむらちり)の旧里である竹内に宿泊した時に詠んだ句を記念し、1809年に建てられた句碑がある。句碑の建つ庭と近くの民家を整備して休憩所とし、芭蕉の資料や司馬遼太郎氏の色紙などが置かれている。
竹内街道(たけのうちかいどう)は、大阪府堺市から東へ向かい、二上山の南麓・竹内峠を越えて、奈良県葛城市の長尾神社付近に至る約26 km の日本最古の街道である。
近鉄の磐城駅に下山し、所要4時間、総距離14kmほどのハイクとなった。緊急事態宣言が解除されて、ワンゲル部の活動は再開となったが、未だ大学から合宿は禁止されている。山岳系のクラブとしては山で泊まってこそ、技術や文化の継承がなされるものである。任意ではあるが、大学生へワクチン接種が現在進められている。1日も早く合宿の許可を得られることを願いたい。
Comments
関西の学生さん達、クラブ活動全面禁止かと思っていましたが、規制が緩和されたのでしょうか?
若者にとっては、今日の練習、ストレス発散で良かったでしょうね。
先生もかな? (笑)
Posted by: cima | July 07, 2021 07:22 PM
緊急事態宣言の解除とともに、課外活動は再開となりました。
ただし合宿は禁止のままで、山岳系のクラブとしては山で泊まってなんぼなので、技術や文化の継承に危惧するところです。
Posted by: マメゾウムシ | July 07, 2021 09:33 PM