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June 24, 2021

増水の上山谷でシャワークライミング

梅雨時の雨の翌日ではあったが、滝畑の上山谷を遡行してきた。さすがに水量多く、2年前も梅雨時に遡行したが、その時とほぼ同様な状況だった。上山谷には核心となるゴルジュが3つあり、2年前はすべて巻いたが、今回は、最後のゴルジュだけはなんとか中を進むことができた。遡行に3時間もかからない沢ではあるが、短い中に面白さが凝縮された味のある沢でもある。

【日程】2021年6月20日(日)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 石川 上山谷
【メンバー】Hくん、マメゾウムシ
【天候】曇り時々晴れ
【コー スタイム】滝畑登山口10:16〜上山谷入渓地点(3m滝下)10:21〜2番目のゴルジュ下11:26〜最後のゴルジュ上12:52〜木材集積所13:13-36〜滝畑登山口14:30-42〜梨ノ木峠15:23〜横谷山15:46〜滝尻バス停16:19

緊急事態宣言最後の日は、梅雨時の雨の翌日ではあったが、府県境を超えない近場の上山谷へ行くことにした。上山谷には核心となるゴルジュが3つある。2年前も梅雨時に遡行したが、水量の多さと初心者の同行により、ゴルジュはすべて巻いてしまった。今回も水量が多いことが予想されるが、ゴルジュの突破が課題である。

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入渓地の滝畑ダムまでは公共交通機関利用にて。幸いなことに、河内長野駅始発のバスは混雑はしなかった。曇りの天気のため、滝畑の気温は22℃だった。滝畑湖畔観光横のトイレ前にて、沢支度をする。

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トイレの前から、石川にかかる車道の橋を渡ると、左に階段がある。この階段を登った通路から上山谷にアクセスする。前回はこのアクセスを知らずに、石川本流を徒渉して入渓した。

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上山谷まで、この通路を進む。

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ちょうど上山谷出合の上にある3m滝の下に出る。今回も前回と同様に梅雨時だけあり、さすがに水量が多い。上山谷は最初から険悪そうな薄暗いゴルジュの渓相で、いきなりこの3m滝から始まる連瀑となる。3m滝の上部には、右にお助けロープがあるが、我々は、滝の中央にある岩に乗って、2条になった流れの間の草の生えている所を登った。

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小滝を2つほど超えると、

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最初のゴルジュの難所が現れる。

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ゴルジュの中に入ってみるが、正面の4m滝は水量が多くて、直登は無理と判断する。早速、ゴルジュの突破が挫折した。

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2年前の時と同様に、少し戻った所から左岸を巻いた。

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巻き終えた所から、ゴルジュを見下ろす。

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すぐに10m滝が現れる。

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10m滝は、2年前は左岸を大きく高巻いたが、今回は水流から離れた右側の岩壁を登った。念のため、ロープを出した。

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次は2段10m滝が現れた。ここまで息つく暇もない。

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この滝は、滝の裏側に入れる。

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2段10m滝は、手前の左にある岸壁を登り、上部のバンドをトラバースして抜ける。

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二俣のように沢が2つに分かれて,両方に2段で10mぐらいの滝がある。この滝の上で分かれた沢は合流する。

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左側の滝の方が登りやすそうなので、左の流れに進む。1段目の斜滝は右寄りを登る。

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上段も斜滝であるが、ヌメっているので、少々緊張する。

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分かれた沢が合流して、その上に3m斜滝。

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2m滝。

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果敢にシャワーを浴びながら登るワンゲル部OBのHくん。

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険悪そうな2つめのゴルジュの難所が現れる。

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手前の5m滝を右から登る。

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その上の10m滝は、私の技量ではこの水量での直登は無理と判断する。2つめのゴルジュの突破も挫折!

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2年前と同様に右のルンゼから巻く。

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高さがあるので、少々緊張する高巻きだった。

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落ち口に出る。支点用のボルトが設置されていた。

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ここまで連瀑で、息つく暇もなかったが、渓相が明るくなり、ちょっと落ち着く。

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と思ったら、3m滝が現れる。

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再び渓相が落ち着くが、倒木が多い。

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小滝をいくつか超えると、最後のゴルジュの難所が現れる。手前の釜は深そうだ。2年前は大きく左岸を高巻いたが、ゴルジュの中江進むことにした。釜を胸まで水に浸かって、手前のトイ状2mほどの滝に取り付いた。

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その上の10m滝は水量多く、直登は難しそうだ。手前右側にあるクラック沿いに登ることにする。高度感があるので、ロープを出す。

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ゴルジュの上に抜ける。クラックを利用して、カムで中間支点を2つ取ったが、少々緊張したトップだった。なんとか最後のゴルジュだけはゴルジュの中を抜けることができた。

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難所は終わったが、その後も小滝はつづく。

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2条の小滝。

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果敢にシャワーを浴びながら3m滝を登る若いHくん。

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ミニゴルジュとなる。

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ミニゴルジュを『抜けると、渓相が明るくなり、再び落ち着く。

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集材所跡にて遡行終了。

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ちょっと荒れ気味の作業道にて下山へ。

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キクラゲ

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1時間ほどで滝畑に下山したが、河内長野駅行きのバスが16時19分までないので、横谷山を越えて滝尻バス停まで歩くことにする。

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死にかけのコオニヤンマ。

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横谷山の山頂に到着。

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横谷の岩場を眺める。この後、学校峠から横谷林道に下りて、滝尻バス停へ下山した。

2年ぶりの上山谷は、前回同様に梅雨時ということもあり、水量が多く、直登できない滝がいくつかあった。前回はゴルジュはすべて巻いたが、今回は最後のゴルジュだけはなんとか中を抜けることができた。上山谷は、遡行に3時間もかからない沢ではあるが、短い中に面白さが凝縮された味のある沢である。

YouTubえにアップした記録動画です。

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