金剛山 クソマル谷
14年ぶりに金剛山のクソマル谷を遡行した。14年前の記憶はほとんど残っておらず、初めて行った沢のようだった。金剛・和泉の谷は最近は倒木だらけのところが多く、この谷も例外ではなかった。
【日程】2021年5月29日(土)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】紀ノ川水系 クソマル谷
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ時々曇り
【コー スタイム】五条駅10:40〜久留野林道入口11:48〜入渓地点(堰堤上)12:02-25〜クソマル斜瀑下14:05〜二俣14:24〜ダイトレ合流15:27〜久留野峠15:44〜千早ロープウェイバス停16:09
緊急事態宣言下で遠出がしにくい状況であるが、裏山ハイクはそろそろ飽きてきた。そうなると沢になるが、金剛山の高天谷は5月だけで2回も遡行したので、そろそろ別な沢も行ってみたい。そこで目をつけたのが、14年前に遡行したクソマル谷だ。クソマル谷は、金剛山の伏見峠と久留野峠の間の稜線から奈良県五條市側へ流れる谷で、実に汚らしい谷名だが、その名前の由来はわからない。当時の記録はつけていなかったので、どんな沢だったのか、ほとんど記憶が残っていない。遡行に苦労していれば記憶も残ったのだろうが、おそらく石ブテ谷程度の簡単な沢だろうという憶測のもと、再訪することにした。
14年前は山麓まで車で入った記憶があるが、駐車スペースの心配をしなくてよい公共交通機関で行くことにした。最寄り駅はJR和歌山線の北宇智駅であるが、架線に倒木が接触したらしく、1つ手前の五条駅で、電車がしばらく運転見合わせとなってしまった。いつ出発するかわからなかったので、五条駅からスタートすることにした。さて、歩き出そうかという時に、ホームから電車が出発するのが見えた。もう少し待てばよかったと後悔したが、仕方がない。当初の予定より30分長く歩くだけのことだから、それほど支障はないだろう。
気を取り直して、のんびりとした田園風景の中を金剛山に向かって歩き始める。
途中から、近畿自然歩道に入る。
ケリがけたたましく鳴いていた。
五条駅から1時間ちょっとかかって、久留野林道の入口に到着する。
林道を進むと、久留野峠への登山道の案内があるが、×の方向に林道をそのまま進む。
林道は右岸から左岸に沢を渡り、堰堤を左に見る。この堰堤の上から入渓することにする。
林道が再び沢を渡り、その橋の下を抜ける。
橋を抜けたところに最初の滝が現れる。2段で下から3mと2m。直登もできそうだったが、意外と水量があったので、左側を通る林道を使って滝を巻いた。この滝の上で林道は崩壊していた。
すぐにチョックストン3m滝が現れる。この滝も左から巻く。
1m以下の美しい小滝が続く。
癒やされる!
ゴルジュとなり、3m滝が現れる。この滝も左から巻く。
続いて2m滝で、直登は容易。
一転して、倒木が多くなる。倒木をまたいだり、くぐったりの障害物競走となる。
階段状2m滝を越える。
またもや倒木で、いい加減イヤになってくる。倒木帯の通過で、無駄に体力を消耗する。
標高700mの二俣は右へ進む。
小滝が倒木に埋もれている。
倒木で埋もれた小滝のすぐ上に、クソマル斜瀑が現れる。クソマル谷の3つの大滝のうちの最初の滝である。4段の滝で、下から4m、3m、4m、2mで、右側にお助けロープがフィックスされている。そのロープによる精神的な安心さもあり、右側を難なく直登する。
斜瀑の落ち口から下を眺める。
すぐに次の大滝が現れる。2段のクソマル滝で、下から7mと5mである。滝の右よりを直登したが、ここにもお助けロープがあった。ただしこのロープは少々古く、完全に頼るのは危ない。
すぐにラスボスのもみじ滝7mで、大滝3連チャンだった。もみじ滝は、右側を比較的楽に直登できた。この滝の右側にもお助けロープがあるが、特に頼ることはなかった。
もみじ滝の上は標高800m二俣で、本流の右俣は倒木で埋まっている。左俣も倒木がありそうだ。このまま沢沿いに進むのは苦労することが目に見えているので、ここで遡行を打ち切ることにする。
右俣と左俣の間の尾根を登ることにしたが、これが実に急だった。故障しているアキレス腱が痛む。
途中で沢装備を解除して、トレランシューズで急登を登り切って、ダイトレに出た。ここからは久留野峠経由で、金剛山ロープウェイ方面に下山した。
クソマル谷の遡行図を書いてみた。14年ぶりのクソマル谷は、倒木だらけの谷になっていた。それでも前半はきれいな小滝が続き、後半に大きな滝が3つあるので、沢登りとしてはそこそこ楽しめた。次は、クソマル谷と同様に14年前に遡行して、その時の記憶があまり残っていないイワゴノ谷も再訪しようと思う。






























Comments