« May 2021 | Main | July 2021 »

June 24, 2021

増水の上山谷でシャワークライミング

梅雨時の雨の翌日ではあったが、滝畑の上山谷を遡行してきた。さすがに水量多く、2年前も梅雨時に遡行したが、その時とほぼ同様な状況だった。上山谷には核心となるゴルジュが3つあり、2年前はすべて巻いたが、今回は、最後のゴルジュだけはなんとか中を進むことができた。遡行に3時間もかからない沢ではあるが、短い中に面白さが凝縮された味のある沢でもある。

【日程】2021年6月20日(日)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 石川 上山谷
【メンバー】Hくん、マメゾウムシ
【天候】曇り時々晴れ
【コー スタイム】滝畑登山口10:16〜上山谷入渓地点(3m滝下)10:21〜2番目のゴルジュ下11:26〜最後のゴルジュ上12:52〜木材集積所13:13-36〜滝畑登山口14:30-42〜梨ノ木峠15:23〜横谷山15:46〜滝尻バス停16:19

緊急事態宣言最後の日は、梅雨時の雨の翌日ではあったが、府県境を超えない近場の上山谷へ行くことにした。上山谷には核心となるゴルジュが3つある。2年前も梅雨時に遡行したが、水量の多さと初心者の同行により、ゴルジュはすべて巻いてしまった。今回も水量が多いことが予想されるが、ゴルジュの突破が課題である。

P6200001

入渓地の滝畑ダムまでは公共交通機関利用にて。幸いなことに、河内長野駅始発のバスは混雑はしなかった。曇りの天気のため、滝畑の気温は22℃だった。滝畑湖畔観光横のトイレ前にて、沢支度をする。

P6200002

トイレの前から、石川にかかる車道の橋を渡ると、左に階段がある。この階段を登った通路から上山谷にアクセスする。前回はこのアクセスを知らずに、石川本流を徒渉して入渓した。

P6200003

上山谷まで、この通路を進む。

P6200005

ちょうど上山谷出合の上にある3m滝の下に出る。今回も前回と同様に梅雨時だけあり、さすがに水量が多い。上山谷は最初から険悪そうな薄暗いゴルジュの渓相で、いきなりこの3m滝から始まる連瀑となる。3m滝の上部には、右にお助けロープがあるが、我々は、滝の中央にある岩に乗って、2条になった流れの間の草の生えている所を登った。

E1169ea88372470e8fdcc55b398ba680

小滝を2つほど超えると、

P6200010

最初のゴルジュの難所が現れる。

P6200011

ゴルジュの中に入ってみるが、正面の4m滝は水量が多くて、直登は無理と判断する。早速、ゴルジュの突破が挫折した。

P6200012

2年前の時と同様に、少し戻った所から左岸を巻いた。

P6200013

巻き終えた所から、ゴルジュを見下ろす。

P6200014

すぐに10m滝が現れる。

P6200015

10m滝は、2年前は左岸を大きく高巻いたが、今回は水流から離れた右側の岩壁を登った。念のため、ロープを出した。

P6200016

次は2段10m滝が現れた。ここまで息つく暇もない。

P6200017

この滝は、滝の裏側に入れる。

P6200018

2段10m滝は、手前の左にある岸壁を登り、上部のバンドをトラバースして抜ける。

P6200022

二俣のように沢が2つに分かれて,両方に2段で10mぐらいの滝がある。この滝の上で分かれた沢は合流する。

P6200023

左側の滝の方が登りやすそうなので、左の流れに進む。1段目の斜滝は右寄りを登る。

P6200024

上段も斜滝であるが、ヌメっているので、少々緊張する。

P6200025

分かれた沢が合流して、その上に3m斜滝。

P6200027

2m滝。

P6200028

果敢にシャワーを浴びながら登るワンゲル部OBのHくん。

P6200029

険悪そうな2つめのゴルジュの難所が現れる。

P6200030

手前の5m滝を右から登る。

P6200032

その上の10m滝は、私の技量ではこの水量での直登は無理と判断する。2つめのゴルジュの突破も挫折!

P6200033

2年前と同様に右のルンゼから巻く。

P6200035

高さがあるので、少々緊張する高巻きだった。

P6200036

落ち口に出る。支点用のボルトが設置されていた。

P6200037

ここまで連瀑で、息つく暇もなかったが、渓相が明るくなり、ちょっと落ち着く。

P6200038

と思ったら、3m滝が現れる。

P6200040

再び渓相が落ち着くが、倒木が多い。

P6200044

小滝をいくつか超えると、最後のゴルジュの難所が現れる。手前の釜は深そうだ。2年前は大きく左岸を高巻いたが、ゴルジュの中江進むことにした。釜を胸まで水に浸かって、手前のトイ状2mほどの滝に取り付いた。

P6200045

その上の10m滝は水量多く、直登は難しそうだ。手前右側にあるクラック沿いに登ることにする。高度感があるので、ロープを出す。

P6200047

ゴルジュの上に抜ける。クラックを利用して、カムで中間支点を2つ取ったが、少々緊張したトップだった。なんとか最後のゴルジュだけはゴルジュの中を抜けることができた。

P6200048

難所は終わったが、その後も小滝はつづく。

P6200049

2条の小滝。

Vlcsnap2021062117h59m34s107

果敢にシャワーを浴びながら3m滝を登る若いHくん。

P6200052

ミニゴルジュとなる。

P6200053

ミニゴルジュを『抜けると、渓相が明るくなり、再び落ち着く。

P6200054

集材所跡にて遡行終了。

P6200055

ちょっと荒れ気味の作業道にて下山へ。

P6200056

キクラゲ

P6200057

1時間ほどで滝畑に下山したが、河内長野駅行きのバスが16時19分までないので、横谷山を越えて滝尻バス停まで歩くことにする。

P6200059

死にかけのコオニヤンマ。

P6200061

横谷山の山頂に到着。

P6200062

横谷の岩場を眺める。この後、学校峠から横谷林道に下りて、滝尻バス停へ下山した。

2年ぶりの上山谷は、前回同様に梅雨時ということもあり、水量が多く、直登できない滝がいくつかあった。前回はゴルジュはすべて巻いたが、今回は最後のゴルジュだけはなんとか中を抜けることができた。上山谷は、遡行に3時間もかからない沢ではあるが、短い中に面白さが凝縮された味のある沢である。

YouTubえにアップした記録動画です。

| | Comments (0)

June 16, 2021

金剛山 イワゴノ谷

先々週に遡行したクソマル谷に続いて、14年ぶりに金剛山のイワゴノ谷を再訪した。最初の大滝をどう登るかに苦労した記憶しかなかったが、高天谷と同じぐらいかそれ以上に面白い谷であった。

【日程】2021年6月12日(土)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】大和川水系 イワゴノ谷
【メンバー】Hくん、マメゾウムシ
【天候】曇り
【コー スタイム】高天彦神社9:32~最初の堰堤9:59-10:18~15m滝落ち口11:08~830m二俣12:36~45~ダイトレ合流13:27-44~郵便道分岐13:58~高天彦神社14:57

金剛山のイワゴノ谷は、先々週に遡行したクソマル谷と同様に、14年前に1回遡行しただけで、その後になぜか再訪することはなかった。当時は記録も少なく、高天彦神社から伏見への道も整備されていなかったように思う。記憶に残っているのは、最初の大滝をどう登るかに苦労したことと、高巻きすぎて懸垂下降で沢に戻ったことだ。当時は記録を残すという意識は希薄で、写真もほとんど残っていない。最近はイワゴノ谷の記録も増えており、噂によると金剛山の最難関ルートであるらしい。個人的には金剛山でそこそこの沢登りができるのは高天谷と思っているので、ちょっと腑に落ちない。高天谷ほどの面白さがあったならば、14年もご無沙汰してしまうことはあり得るだろうか。ここは再訪して確かめるしかない。梅雨時でありながら、週末の土曜日は、大阪周辺だけ天気がもちそうだった。裏山の沢登りは単独で行くことが多いのだが、今回はワンゲル部OBのHくんを誘って計画を決行した。

P6120001

9時過ぎぐらいに高天彦神社に到着したが、天気がパッとしないためか、駐車場にはそこそこ空きがあった。今シーズンは2回ほど高天谷を遡行するために高天彦神社に来ているのだが、2回とも一般観光客が多く、駐車場は満車状態で、仕方なく路駐していたこともあり、ちょっと拍子抜けした。今回は一般観光客はほとんどいないので、高天彦神社の本来の静寂な雰囲気を感じる。高天谷に入渓すると思われる男女が、ちょうど出発の準備をしているところだった。

P6120002

まずは入渓地となる伏見集落に向かうのだが、迂回登山道の方に進み、イノシシ柵の扉を開けて中に入る。このような扉の開け閉めをこの後も3回ほど繰り返す。

P6120004

高天谷とイワゴノ谷の間の尾根に出て、尾根上の道を下っていく。14年前は、この道はまだ整備されていなかったように思う。下りきると、イワゴノ谷に出るが、どこかで取水されているのか、谷には水流がほとんどなかった。

P6120006

イワゴノ谷を対岸に渡って、進むと、伏見集落に出る。T字路を、左に菩提寺の山門を見て、右方向に進む。そのまま道なりに進むと、右に菩提寺の駐車場がある。

P6120007

正面に伏見道の入口を見て、右に進むと、またもやイノシシ柵の扉がある。この扉を開けて進むと、イワゴノ谷右岸の林道となる。

P6120009

林道を進む。途中から道の舗装がなくなる。林道の左端の用水路には水がゴーゴーと流れているが、右に見えるイワゴノ谷本流にはほとんど水流がない。

P6120010

やがて堰堤が見えてくるが、そこで林道は終点となる。ちょうど林道の終点あたりに取水口があり、イワゴノ谷の下流部に水流が乏しい理由がわかった。この堰堤下で沢装備を装着して、遡行開始となる。堰堤は右から超える。

P6120011

小さな堰堤が現れる。この堰堤も右から越える。

P6120012

14年前の記憶の通りに、最初の滝が12mの大滝だった。この滝をどう越えようか苦労した14年前の記憶が残っているが、直登でずり落ちたりした後に、左から木を掴みながら登った気がする。

P6120014

今回は、左岸にある明瞭な巻き道を利用することにする。

P6120016

大滝の上あたりに出たが、巻き道はまだ続く。このまま巻き道を進むと、いくつかの滝をショートカットしそうである。大滝の落ち口付近に出たいので、懸垂下降で下りることにした。ちょうど30mロープ1本分の15mの下降だった。

P6120015

大滝の上には、3m滝があった。

P6120018

その上には、3m斜滝。

P6120019

さらに2段で2mと3mの斜滝がある。巻き道を進んでいたら、このあたりの滝はショートカットとなるだろう。

P6120020

シャワーを浴びながらの直登!

P6120021

倒木はあるが、遡行にはそれほど支障はない。奥に大滝が見える。

P6120022

最初の大滝より少し大きな滝が現れた。高さはおよそ15mで、一説によると、みそぎの滝というらしい。

P6120023

右から巻いている記録が多いが、滝のすぐ左の泥壁が登れそうだったので、登ってみる。

P6120024

ちょうど大滝の落ち口に出た。小さく巻けたので、こちらが正解かもしれない。

P6120025

続いて、チョックストン3m滝。

P6120026

ステミングで直登する。

P6120027

2m斜滝。

P6120028

古い堰堤が現れるが、左から超える。

P6120029

しばらく平凡な流れとなり、少々落ち着く。

P6120031

左岸に岩壁。倒木は多いが、支障はない。

P6120032

2段で4mと5mが現れて、ここからまた連瀑となる。

P6120033

もちろん直登!

P6120034

さらに上に4mと4mがあり、合わせて4段だった。

P6120037

シャワーを浴びながらの直登。

P6120039

2m斜滝。

P6120040

チョックストン滝で始まる3段滝が現れる。チョックストン滝は3m。

P6120041

チョックストン滝の上は、およそ5mと5m。

P6120042

直登は難しそうなので、まとめて左から巻くことにする。巻き中に下の5m滝の落ち口を見る。

P6120043

上の5m滝。

P6120044

巻き道は明瞭でわかりやすい。

P6120045

さらに上にある3m滝もまとめて巻く。ここまでで4段だった。

P6120046

巻きを終えて沢に戻ると、さらに上に4m滝がある。最終的に5段の連瀑だった。この4m滝は直登する。

P6120047

2条12m滝が現れる。この滝は横見の滝と呼ばれているらしい。

P6120048

滝の横が見える右から回り込んで、直登する。

P6120049

3m斜滝を超える。

P6120050

ナメの小滝が現れる。

039b2eb8c41b462e9e6a580bcbded3de

標高720mの二俣を過ぎる。水量の多い右俣へ。

P6120052

小滝が続く。

P6120053

4m斜滝を直登で越える。

P6120054

標高750mで、左岸から流れが入る。

P6120055

斜瀑のような急な流れになる。

P6120057

倒木が多く、超えるのに少々面倒になってくる。

P6120058

2段で2mと4mが現れる。右よりはヌメリがひどいので、左側を直登する。

P6120061

標高830mの二俣に着く。左俣がさらに分かれているようなので、3俣のようにも見える。真ん中の流れには滝が見える。水量の多い右俣へ進む。

Tora

トゲヒゲトラカミキリ

P6120064

水量が減って源頭の雰囲気となるが、倒木が酷くなる。

P6120065

杉の木の下の3mガレ滝を越える。

P6120067

最後の4m滝。

P6120068

最後の滝下の左側に踏み跡と目印があるが、直登にて谷に忠実に進む。

P6120069

最後の詰めに入る。

P6120071

倒木と藪に悩まされながら、急登を登る。

P6120072

ダイヤモンドトレイルに出て、遡行終了! ハイカーを驚かさずに出ることができた。

P6120075

山頂はハイカーが多そうなので、山頂には寄らずに郵便道から下山することにする。

P6120076

ヤマアジサイ

P6120077

高天滝に出た所で、沢装備を洗う。

P6120078

高天彦神社に無事下山。

14年ぶりのイワゴノ谷は、高天谷と同じぐらいかそれ以上の面白い谷であった。なぜ、その後、イワゴノ谷を再訪する気にならなかったのかがよくわからない。直登が難しい12mと15mの大滝、4段で計16mの連瀑を除けば、だいたい直登できる。倒木はクソマル谷ほどはひどくはなかった。最後の詰めがちょっときついが、830m二俣で左俣、もしくは最後の滝下にある左の踏み跡を進めば、もう少し楽に稜線に抜けられるかもしれない。今後、調査してみるつもりだ。

Photo_20210616174501

遡行図を作成してみた。滝の高さに誤差はあるかもしれないが、遡行の参考になれば幸いである。

| | Comments (0)

June 13, 2021

2020-2021シーズンファイナルスキー in 立山

2020-2021シーズンのファイナルスキーは立山へ。2ヶ月ぶりのスキーだったが、立山に始まり、立山に終わったBCとなり、悔いなくシーズンを終えることができた。

【日程】2021年6月6日(日)〜29日(月)
【山域】北ア立山
【場所】立山
【メンバー】マメゾウムシ
【装備】テレマーク
【天候】6/6 曇りのち晴れ、6/7 晴れ時々曇り
【コースタイム】
6/6 室堂9:56〜室堂山展望台10:51-11:21〜室堂山荘11:30-37〜一ノ越直下12:35-47〜浄土沢2390m13:00-38〜室堂山荘14:01-25〜みくりが池温泉14:40
6/7 室堂8:14〜室堂山9:08-26〜国見岳北面2400m(立山道路)9:39-45〜国見岳10:50-57〜国見岳北東面2410m(立山道路)11:00-12〜室堂山11:57-12:09〜室堂12:21

月曜日は年次休暇を取得したので、土曜日は移動するだけ。歳を取ると、前夜の移動がなかなかきつい。前日をまるまる1日使って移動することで、体も気持ちもかなり楽になる。

Img_2717

移動中に景色も楽しめる。北陸道の徳光PAからの夕陽。

Img_2719

徳光PAからの白山方面の眺め。

Img_2721

呉羽PAからの北アルプス方面の眺め。

Img_2723d

日曜日の朝の立山駅はやや混雑気味。8時発のケーブルカーを事前にwebから予約しており、チケットの受け取りも発券機でできるので、チケット売り場に並ぶ必要がないのは楽だった。ここで石川のテレマーカーのIさんとお会いする。

P6060001

室堂に到着。高曇りで気温は高めだった。外に出たところで、石川のテレマ−カーのYさんにお会いする。その後に、富山のテレマーカーのYさんにもお会いする。この時期は滑れる所が限られてくるので、知り合いに会う頻度は高い。まずは余分な荷物をデポするために、宿泊地であるみくりが池温泉へ向かう。

P6060002

地獄谷の噴煙の勢いが増している感じがするが...

Img_2725

目の前にライチョウのオスが飛んできた。たちまち観光客が集まってきたので退散する。

P6060003

余分な荷物をデポしたら、まずは室堂山を目指す。

P6060006

室堂山展望台からの日本オートルートの眺め。かって単独でスキー縦走をしたのを思い出す。

P6060007

立山カルデラの眺め。ここも滑り込んだことがある。

P6060008

剱岳も見える。

Vlcsnap2021060916h41m23s787

室堂山荘方向への最初の滑り。2ヶ月ぶりのすきーだったので、少々ドキドキしたが、滑りに問題はなかった。縦溝もほとんど発達しておらず、快適なザラメ雪の滑走だった。

P6060009

次は一ノ越方面へ向かう。

P6060010

一ノ越までは雪はつながっていない。

P6060011

一ノ越直下まで登って、ここから浄土沢へ滑ることにする。

P6060013

ブル道まで滑り、滑った斜面を振り返る。

Img_2727

少々高度障害が出ていて、調子が悪いので、ガツガツとは滑らず、マッタリと過ごす。Apple Watchで血中酸素濃度を計測すると85だった。この数値ならば、確かに調子が悪いはずだ。

P6060014

ブル道を使って、ゆっくりと室堂に登り返す。室堂山荘の前のベンチで再びマッタリしてから、今宵の宿であるみくりが池温泉に向かう。

P6060015

今宵の宿。

Img_2728

温泉で汗を流したら、早速!

Img_2729d

豪華な夕食は、

Img_2730d

利き酒セットと一緒に。寝る前には血中酸素濃度は94まで回復していた。

P6070019

翌朝はまずまずの天気。

P6070021

今日は、行きの高原バスから見て良さそうだった国見岳の斜面を目指す。前日に引き続き、まずは室堂山を登る。血中酸素濃度の回復もあり、前日よりはだいぶ調子がよく、ペースよく登れる。

P6070024

室堂山からの浄土山。

P6070025

正面に国見岳を見ながら滑る。国見岳の正面の斜面は、登るには斜度があるので、北側から回り込むことにする。

P6070026

立山道路の間近まで滑る。正面には大日岳と天狗山荘。

P6070027

立山道路の近くまで滑り込む。雪の大谷の見学者を上から見下ろせる。正面の国見岳の斜面には雪がついていないので、北側から回り込むように登ることにする。

P6070029

どうやら雪は山頂までつながっていそう。国見岳の北側にも滑るのに良さそうな大斜面がある。

P6070031

いい感じの斜面が広がる。シール登行でも登れる斜度である。

P6070032

右側から詰めたら、雪が途切れてしまった。

P6070037

1度戻って、左側から回り込む。どうやら、こちらは山頂まで雪がつながっていそうだ。

P6070038

国見岳の山頂に到着。

P6070039

国見岳からの剱岳方面の眺め。

P6070034 

立山道路まで大斜面を滑る。

P6070040

滑った斜面を振り返る。

Vlcsnap2021061300h45m30s862

再び立山道路の間近まで滑り込む。眼下の立山道路上には、雪の大谷の見学者たちが歩いているのが見える。

P6070041

室堂山に登り返す。

P6070042

室堂への最後の滑走へ。

P6070043

滑った室堂山方面を振り返る。月曜日だけあり、人とほとんど会わず、静かなスキーが楽しめた。

P6070045

帰路が長いので、これで下山とする。

Img_2732

富山県内にて遅いランチ。

コロナ禍もあり、2ヶ月ぶりのスキーとなったが、これで悔いなくシーズンを終えることができた。夏は沢登りと渓流釣りに専念したい。来シーズンこそは普通にスキーができることを願いたい。

YouTubeにアップした記録動画です。滑走シーンはこちらをご覧ください。

| | Comments (0)

June 03, 2021

横谷の岩場

大阪府河内長野市の滝畑にある横谷の岩場には、初級から上級までの多様なクライミングルートがある。1週間前に岩湧山から権現尾根を下った際に、権現山から奥立岩の全貌を眺めたが、今回は、さらに岩場の取り付きまで行ってみた。

【日程】2021年5月30日(日)
【山域】生駒・金剛・和泉
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】滝尻バス停9:43〜権現滝9:56-59〜ゲート・ロック入口10:25〜フナサコルート分岐11:21-26〜フナサコ林道合流12:08〜ゴジラの背びれ岩分岐12:16〜奥立山13:16〜一徳坊山分岐13:41〜日野(登山口)14:33〜三日市町駅15:26

滝畑へは、河内長野駅から日野・滝畑コミュニティバスにてアクセスできる。緊急事態宣言下でキャンプ場も閉鎖中なので、そんなに乗客はいないだろうと思っていたが、9:04発の始発便は、中高年のハイキンググループや若い外国人グループで、まさかの密状態の満車であった。次の便が11:02発ということもあるが、みんなもう我慢の限界なのかもしれない。とりあえず感染していないことを祈る。そんな混雑したバスから滝尻バス停で下車したのは私1人であった。

P5300001

横谷林道に入る。前回は気がつかなかったが、林道に入ってすぐのところに、白骨化したアマゴの像がある。かっては横谷にアマゴを放流していたようだが、前回も今回もアブラハヤとカワムツしか見ていない。

P5300008_20210602192201

比較的すぐのところに、権現滝への下降点がある。うっかりしていると見過ごしやすい。

P5300004

下りてみると、権現滝が現れる。落差は10mで、なかなか立派な滝である。対岸に権現山への道がある。

P5300010_20210602192501

林道から権現滝の上へ回り込むと、ゴルジュになっていた。

P5300012

林道に戻って、上流方面に歩いて行くと、左側に南まんだら岩方面(権現滝尾根)の入口がある。今回は見過ごしたが、横谷林道の入口と権現滝の間には滝尻尾根の入口がある。

P5300015_20210603131901

さらに上流に歩いて行くと、左にゲート・ロックと松の木テラス方面への入口がある。

P5300013_20210603132101

ヨコタニ27番鉄柱がこの入口の目印である。

P5300016_20210603132201

登っていくと、すぐにゲート・ロックが現れる。

P5300017

ゲート・ロックは初心者向きの岩場であり、しっかり整備されている。ワンゲル部の岩場練習にはよさそうである。

P5300018_20210603132601

踏み跡をたどって、ゲート・ロックのトップに立ってみる。

P5300019_20210603132701

さらに目印を頼りに登っていく。

P5300020_20210603132701

奥立岩下部の取り付きに出ると、クライミングルートの案内が木につけられている。

P5300021_20210603132801

写真でもルートが示されていて、たいへん親切である。

P5300022_20210603132901

これがS字ルンゼ。クライマーがいたので、挨拶をする。

P5300023_20210603133101

ルートにはボルトが打ち込まれていて、しっかり整備されている。

P5300025_20210603133201

奥立岩を下から回り込むように登っていく。このまま進むと松の木テラスに出るようだ。

P5300026_20210603133301

右寄りのロープがフィックスされたルンゼを詰める。このルンゼも初心者のマルチピッチ練習に使えそうだ。

P5300027

奥立岩上部壁に出る。クライマーが登っていた。上部壁の下側をトラバースする道もある。

P5300028

稜線に出る。

P5300029_20210603133601

上部壁の上から覗き込む。なかなか高度感がある。

P5300031

フナサコ林道への道に入り、いったん下ることにする。

P5300033_20210603133801

途中にあったネズミ岩。

P5300034

岩場にはお助けロープが取り付けられている。

P5300035_20210603133901

ここにもロープがある。

P5300036_20210603133901

下りきると、沢に出る。

P5300037

目の前の沢を徒渉して、ふなさこ林道に出る。

P5300038_20210603134401

ふなさこ林道を滝尻方向に進むと、横谷林道と合流するが、滝尻方向に進んだところに、7台程度の駐車スペースがある。

P5300039

そのまま滝尻方向に進むと、1週間前に権現山から下山してきた地点を左側に見る。

P5300040_20210603134901

その地点のちょうど右の沢側に、ゴジラの背びれ岩への入口がある。次はここを登る。

P5300041_20210603135201

ゴジラの背びれ岩へは、この沢を徒渉する。

P5300042_20210603135201

目印に従って登っていく。

P5300043_20210603135301

急な箇所にはロープがフィックスされている。

P5300044

ゴジラの背びれ岩に出る。

P5300045_20210603135401

対岸には、1週間前に登った権現山と、権現岩が見える。権現岩にもクライミングルートがあるが、最近は登る人はほとんどいないようだ。

P5300046_20210603135501

ゴジラの背の右寄りにはフィックスロープが張られており、ハイキング感覚で登れる。ゴジラの背びれ岩を直登すれば、クライミングルートとなる。

P5300047_20210603135701

ゴジラテラスと思われるところに出る。なかなか高度感がある。そのまま登り続けると、稜線に出て、最初に登った地点に合流する。

P5300048_20210603135801

さらに登ったところにあるピークが奥立山である。富山の立山へは行けなかったが、大阪の立山には登れた。

P5300049

そのまま稜線を進む。

P5300051_20210603140101

小ピークを越えると、急に藪が濃くなる。ヤマウルシが多いので、かぶれないか心配になる。

P5300052_20210603140201

一徳坊山への登山道に合流すると、普通の登山道になる。一徳坊山とは反対方向に進み、日野に下山することにする。

P5300053

日野に下山したが、これで終了ではない。さらに住宅地を三日市町駅まで1時間近く歩かねばならなかった。

近くに住んでいながら、横谷の岩場の存在を最近まで知らずにいた。せっかく近くにこのような岩場があるのだから、今後はワンゲル部のトレーニングの場としてうまく活用できればと思う。

| | Comments (0)

June 02, 2021

金剛山 クソマル谷

14年ぶりに金剛山のクソマル谷を遡行した。14年前の記憶はほとんど残っておらず、初めて行った沢のようだった。金剛・和泉の谷は最近は倒木だらけのところが多く、この谷も例外ではなかった。

【日程】2021年5月29日(土)
【山域】生駒・金剛・和泉
【渓谷名】紀ノ川水系 クソマル谷
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ時々曇り
【コー スタイム】五条駅10:40〜久留野林道入口11:48〜入渓地点(堰堤上)12:02-25〜クソマル斜瀑下14:05〜二俣14:24〜ダイトレ合流15:27〜久留野峠15:44〜千早ロープウェイバス停16:09

緊急事態宣言下で遠出がしにくい状況であるが、裏山ハイクはそろそろ飽きてきた。そうなると沢になるが、金剛山の高天谷は5月だけで2回も遡行したので、そろそろ別な沢も行ってみたい。そこで目をつけたのが、14年前に遡行したクソマル谷だ。クソマル谷は、金剛山の伏見峠と久留野峠の間の稜線から奈良県五條市側へ流れる谷で、実に汚らしい谷名だが、その名前の由来はわからない。当時の記録はつけていなかったので、どんな沢だったのか、ほとんど記憶が残っていない。遡行に苦労していれば記憶も残ったのだろうが、おそらく石ブテ谷程度の簡単な沢だろうという憶測のもと、再訪することにした。

14年前は山麓まで車で入った記憶があるが、駐車スペースの心配をしなくてよい公共交通機関で行くことにした。最寄り駅はJR和歌山線の北宇智駅であるが、架線に倒木が接触したらしく、1つ手前の五条駅で、電車がしばらく運転見合わせとなってしまった。いつ出発するかわからなかったので、五条駅からスタートすることにした。さて、歩き出そうかという時に、ホームから電車が出発するのが見えた。もう少し待てばよかったと後悔したが、仕方がない。当初の予定より30分長く歩くだけのことだから、それほど支障はないだろう。

P5290001

気を取り直して、のんびりとした田園風景の中を金剛山に向かって歩き始める。

P5290002

途中から、近畿自然歩道に入る。

Keri

ケリがけたたましく鳴いていた。

P5290005

五条駅から1時間ちょっとかかって、久留野林道の入口に到着する。

P5290006

林道を進むと、久留野峠への登山道の案内があるが、×の方向に林道をそのまま進む。

P5290008

林道は右岸から左岸に沢を渡り、堰堤を左に見る。この堰堤の上から入渓することにする。

P5290010

林道が再び沢を渡り、その橋の下を抜ける。

P5290011

橋を抜けたところに最初の滝が現れる。2段で下から3mと2m。直登もできそうだったが、意外と水量があったので、左側を通る林道を使って滝を巻いた。この滝の上で林道は崩壊していた。

P5290012

すぐにチョックストン3m滝が現れる。この滝も左から巻く。

P5290013

1m以下の美しい小滝が続く。

P5290015

癒やされる!

P5290017

ゴルジュとなり、3m滝が現れる。この滝も左から巻く。

P5290018

続いて2m滝で、直登は容易。

P5290019

一転して、倒木が多くなる。倒木をまたいだり、くぐったりの障害物競走となる。

P5290021

階段状2m滝を越える。

P5290022

またもや倒木で、いい加減イヤになってくる。倒木帯の通過で、無駄に体力を消耗する。

P5290025

標高700mの二俣は右へ進む。

P5290027

小滝が倒木に埋もれている。

P5290028

倒木で埋もれた小滝のすぐ上に、クソマル斜瀑が現れる。クソマル谷の3つの大滝のうちの最初の滝である。4段の滝で、下から4m、3m、4m、2mで、右側にお助けロープがフィックスされている。そのロープによる精神的な安心さもあり、右側を難なく直登する。

P5290029

斜瀑の落ち口から下を眺める。

P5290031

すぐに次の大滝が現れる。2段のクソマル滝で、下から7mと5mである。滝の右よりを直登したが、ここにもお助けロープがあった。ただしこのロープは少々古く、完全に頼るのは危ない。

P5290032

すぐにラスボスのもみじ滝7mで、大滝3連チャンだった。もみじ滝は、右側を比較的楽に直登できた。この滝の右側にもお助けロープがあるが、特に頼ることはなかった。

P5290033

もみじ滝の上は標高800m二俣で、本流の右俣は倒木で埋まっている。左俣も倒木がありそうだ。このまま沢沿いに進むのは苦労することが目に見えているので、ここで遡行を打ち切ることにする。

P5290034

右俣と左俣の間の尾根を登ることにしたが、これが実に急だった。故障しているアキレス腱が痛む。

P5290036

途中で沢装備を解除して、トレランシューズで急登を登り切って、ダイトレに出た。ここからは久留野峠経由で、金剛山ロープウェイ方面に下山した。

Photo_20210602175601

クソマル谷の遡行図を書いてみた。14年ぶりのクソマル谷は、倒木だらけの谷になっていた。それでも前半はきれいな小滝が続き、後半に大きな滝が3つあるので、沢登りとしてはそこそこ楽しめた。次は、クソマル谷と同様に14年前に遡行して、その時の記憶があまり残っていないイワゴノ谷も再訪しようと思う。

| | Comments (0)

« May 2021 | Main | July 2021 »