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April 25, 2021

野伏ヶ岳:残雪の中央ルンゼ滑走

またもブログの更新が滞ってしまいました。2週間以上も前の記録ですが、春休みの記録をアップしていきます。

毎シーズン1回は滑る野伏ヶ岳だが、昨シーズンは雪不足のため、2月でもまともな滑走ができなかった(2020年2月8日の記録)。シーズンの始めは降雪が豊富でよかったのだが、その後は暖かくなってしまい、雪融けが急激に進んだ。若干不安に思いながらも、残雪を目当てに野伏ヶ岳に行ってみた。

【日程】2021年4月7日(水)
【山域】奥美濃
【場所】野伏ヶ岳
【メンバー】マメゾウムシ
【天候】晴れ
【装備】テレマーク
【コースタイム】白山中居神社7:39〜和田山牧場跡9:27〜ダイレクト尾根取付(湿地)9:52〜野伏ヶ岳12:12-58〜中央ルンゼ滑走〜和田山牧場跡13:35〜白山中居神社14:39

年度末の業務を一通り終えたこともあり、しばらくはまったりと過ごしたくなった。そこで休暇を取得し、春休みとして4日間ほど旅に出ることにした。まず最初に訪れたのは、ワンダーフォーゲル部の山小屋がある奥美濃である。BCの目的地は、毎シーズン少なくとも1回は滑る野伏ヶ岳である。昨シーズンは雪不足のため、2月でも藪が濃くて、まともな滑走ができなかった(2020年2月8日の記録)。今シーズンは最初は降雪が豊富でよかったのだが、その後は暖かくなってしまい、3月ぐらいから急激に雪融けが進んだ。はたして滑れるだけの残雪が残っているか不安に思いながらも、登山口である白山中居神社へ向かった。

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野伏ヶ岳は日本300名山の1座であり、和田山牧場跡までの林道はあるが、そこから山頂までの登山道はなない。道のない所を無雪期に登ろうとすると、猛烈な藪漕ぎとなる。そのため野伏ヶ岳は残雪期に登られることが多い。この時期の週末には多くの登山者が訪れるのだが、さすがに平日の水曜日だけあり、駐車している車は1台だけだった。

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林道の下部は雪がつながっていないため、スキーを担いで白山中居神社を出発する。

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出発してから40分が経過した標高860m付近から雪がつながりだした。例年のこの時期ならば、もう少し林道の雪はつながっている。

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シートラからシール登行に切り替える。

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標高1000m付近から林道を離れ、和田山牧場跡への尾根上を進む。

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和田山牧場跡に出る手前で雪が途切れたが、スキーを履いたまま進むことができた。

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和田山牧場跡に出たが、融雪が進んでいるため、少々藪は濃いめだった。

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野伏ヶ岳の姿がそびえる。中央ルンゼと北東尾根は充分に滑れそうだ。

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登りに、藪が濃そうなダイレクト尾根か、藪は薄いが急な北東尾根を登るか迷ったが、結局、いつものダイレクト尾根を登ることにする。ダイレクト尾根の基部に取り付くため、湿地を進む。

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ダイレクト尾根に乗る。例年より藪は濃いが、なんとかシール登行で進めそうだ。

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斜度が増してくると、ルート取りに苦労するようになるが、なんとかシール登行で登る。

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ついに雪切れと藪で進行不能となり、スキーを脱いで突破する。

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再びスキーを履いて進み、樹林帯を越える。

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ダイレクト尾根と北東尾根のジャンクション手前で、2回目の通行困難となる。急な中央ルンゼの源頭部を進むことも考えたが、滑落の危険があるので、スキーを再び外して突破する。

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北東尾根に乗ると、野伏ヶ岳の山頂は近い。

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360°の展望の野伏ヶ岳山頂に到着。登りでは人に会わなかったが、後から登山者が1名登ってきた。

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北方向の眺め。

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西方向の眺め。

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南方向の眺め

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東方向の眺め。

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北東方向の眺め。

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滑走へ。快適なザラメ雪。

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北東尾根とダイレクト尾根のジャンクションからは、中央ルンゼにドロップする。

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融雪で水が流れている箇所があり。

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少々湿雪で重かったが、滑走に問題はなかった。

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湿地まで滑り込む。このあたりは凹凸が激しかった。

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スキーを履いたまま和田山牧場跡まで登り返し、野伏ヶ岳を振り返る。正面中央が滑った中央ルンゼである。

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最後は林道の滑走。途中で登山者を追い抜いたが、山頂で会った登山者がこんなに速く下りてきたとは思えないので、薙刀山方面から下山してきたかと思われる。

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雪が途切れて、滑走終了。

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白山中居神社に無事下山。

融雪が急激に進み、下部の残雪では凹凸も発達していて、賞味期限は近いと思われるが、概ね快適に滑れた。咋シーズンのことを考えれば、山頂からの滑走ができただけでも充分に満足なBCであった。来シーズンも同じように滑れることを願いたいものである。

YouTubeにアップした記録動画です。滑走の様子についてはこちらをご覧ください。

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