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March 12, 2021

岩手八幡平遠征2:三ツ石山でパウダー!

岩手八幡平遠征の2日目の朝は雨が降っていた。この日の日中の天気予報がよかったこともあり、標高が高いところであればという望みにかけて、三ツ石山を目的地に網張温泉スキー場まで上がってみることにした。

【日程】2021年2月21日(日)
【山域】八幡平・岩手山
【場所】三ツ石山
【メンバー】どうちゃん、ばるちゃん、マメゾウムシ
【天候】晴れ時々曇り
【装備】テレマーク3
【コースタイム】第2リフト降り場10:09~大松倉山11:13~三ツ石山避難小屋12:14~三ツ石山12:47-13:07~赤川左俣源頭1250m付近13:22-45~大松倉山14:20-35~大松倉山北東面1230m付近14:51-15:06~1318と1343の間のコル15:30-43~網張温泉16:00

三ツ石山は2009年3月に松川温泉から目指したことがある。その時は単独ラッセルのため山頂到達は厳しいと判断し、三ツ石避難小屋で引き返した。今回は網張温泉スキー場からだが、実に12年ぶりの再訪である。

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宿泊地の安比から網張温泉への移動中は雨が降っていたが、岩手山はくっきり見えていて、天気の回復が見込まれた。この雨が標高の高いところで雪であれば、パウダーが期待できるだろう。

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今回は久し振りにカーボンメガワットを引っ張り出してきたが、この1台しかもってきていないので、雪がパウダーでないとちょっと厄介だ。

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網張温泉スキー場に到着すると、雨は降っておらず、天気も良くなっていた。

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1回券300円を2枚購入し、リフトを2台乗り継いでツアーコース入り口まで上がる。ここでシールをスキーに貼る。

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すでに先行者のトレースがあったので、それを追う。木にはツアーコースの標識がつけられている。

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だらだらとした登りが続き、正面に大松倉山が見えてきた。

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後ろを振り返ると、岩手山が雄大な姿を晒していた。途中、登山とスキー混成の大人数パーティーを追い越す。

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大松倉山の山頂を踏む。正面は三ツ石山まで稜線が続く。ここから三ツ石避難小屋まで最初の滑走となる。

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時々凍っているところもあったが、雪は悪くない! 樹林帯まで滑走したが、滑り優先なので、多少登り返しが多くなっても問題はない。

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正面に三ツ石山がなだらかな姿を見せる。ここからシールを再びつけて三ツ石山への登りとなる。

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大人数パーティーは南側の尾根を登っていたが、我々は東側の緩い斜面を登る。基本的に斜度はどこも緩いので、どこでも登れそうだ。

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岩手山をバックに登る。

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三ツ石山の山頂に到着。

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最高地点はこちらのようだ。山頂はさすがに風が強いので、長居はできない。

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さっさとシールを外して滑走することにする。先に大人数パーティーがスタートしていたが、シールをつけたまま滑っているような感じに見えた。

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極上のパウダーで、歓声が上がる!

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スプレーも上がる!

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樹林帯まで滑走し、休憩してから、大松倉山へ登り返す。

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大松倉山に登り返すと、三ツ石山は雲に中になっていた。ここで再びシールを外すが、せっかくなので北面を滑走してみることにする。

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稜線をしばらく滑ってから北面にドロップする予定だったが、風の影響を強く受けているのか、密度の高い雪が堆積していた。そこでばるちゃんが転ける。起き上がろうともがいていたすぐ横の斜面が破断して、雪崩れ落ちた。場所は、大松倉山の東側稜線の北面の斜面。時刻は14時40分。規模はサイズ1の面発生表層雪崩だった。破断面の深さ10cm程度、幅10m弱、長さ50m弱ぐらい。

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デブリである。その直後に、どうちゃんが一番緩いところにドロップしたら、すぐ隣の雪庇下からも同規模の雪崩が発生した。昨日からの強風で、稜線上には密度の高い雪が堆積してウインドスラブを作っていたようだ。下部の斜度は緩いので、大きな雪崩は起きなそうではあるが。

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密度が高い雪が堆積していたのは稜線周辺だけで、ちょっと下りればいい雪に変わる。

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いい雪であった!

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地形図にある稜線上の1318と1343の間のコルに登り返して、ゲレンデへの最後の滑走に入る。

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最後の滑走は、まるで春のような重めの悪雪と化していた。ゲレンデに出ると、リフト終了時間が近かったので、人が少なかった。

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最後は荒れたゲレンデを滑って、センターハウスに無事帰還。遠く岩手まで来た甲斐のある滑りができた1日であった。

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宿の食事もおいしくいただくことができ、充実感と満足感に満ちた1日が終わった。さて、明日はどうだろうか? 天気予報では気温がかなり上昇するとのことだが...

岩手八幡平遠征3:春山のような茶臼岳を滑る!につづく

YouTubeにアップした記録動画です。滑走シーンはこちらをご覧ください。

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